★5月1日(火)正午★Webサイトリニューアルのお知らせ
Ciao! マッシモです。
いつも『イタリア好き』ご愛読いただいている皆様へ!
5月1日(火)正午より、
italiazuki.com Webサイトがリニューアルします。
<リニューアル後にできること>
★バックバンバー購入スタート
Vol.1のリグーリア特集から全てのバックナンバーをお申込みいただけます。
★グッズ販売スタート
マッシモ手ぬぐいやステッカーの販売を開始します。
これからも続々オリジナル商品など限定商品を展開予定ですのでご期待下さい。
★ズッキーニクラブ&パートナーズ継続受付けスタート
Vol.6から「ズッキーニクラブ&パートナーズ」にご入会いただきご愛読頂いている方へは、最新号郵送時にご案内を入れておりますのでご確認下さい。
★ズッキーニパートナーズ会員申込受付再開
お待たせいたしました!一時中断させていただいていたズッキーニパートナーズの
会員受付を再開いたします。
部数に限りがございますので、お早目にお申込み下さい。
イタリアCINEMA好き― Fabrizio Bosso suona Nino Rota
イタリアのジャズシーンを代表するトランぺッター、ファブリッツィオ・ボッソ (Fabrizio Bosso) が
1年半ぶりに来日しました。
最近イタリアのジャズは非常にイキがよく、日本でも徐々に人気に火がついていますが、
その牽引役となっているのが、まさにこの人、ファブリッツィオ・ボッソ。
ハードバップからラテンまで、来日の度にいろんな面を見せてくれるボッソですが、
今回のステージは、彼の最新アルバム「ニーノ・ロータに捧ぐ~ゴッドファーザー」から
「サウンドトラック=映画音楽」をメインに、魅力あふれるライブをみせてくれました。
彼が映画音楽をとりあげたのは、もちろんこれが初めてというわけではなく、
ソロCD「You’ve Changed (日本発売タイトル:ニューシネマパラダイス)」などでも
たびたび演奏しています。
ご存じの方も多いと思いますが、ニーノ・ロータといえばイタリアが生んだ偉大な作曲家の一人。
クラシックも書いていますが、やはり日本では「道」「甘い生活」などのフェデリコ・フェリーニ作品や
「太陽がいっぱい」「ロミオとジュリエット」など、映画音楽の名曲の数々がとてもよく知られています。
このファブリッツィオ・ボッソのアルバムは日本では今年発売になりましたが、
そもそもは昨年2011年12月3日がニーノ・ロータの生誕百年にあたることからそれを記念して
ロンドン交響楽団と共に製作されたもので、ヨーロッパでは昨年末に発売されています。
5月18日(金)にブルーノート東京で行われたライブでは、
ファブリッツィオ・ボッソ(トランペット)、クラウディオ・フィリッピーニ(ピアノ)、
トンマーゾ・スカンナピエコ(ベース)、ロレンツォ・トゥッチ(ドラムス)のカルテットで、
フランシス・フォード・コッポラ監督の「ゴッドファーザー 愛のテーマ」や
ルキノ・ヴィスコンティ監督の「山猫」などの曲を、フルオーケストラのCDとは一味ちがう、
より“ジャズ”なテイストで聞かせてくれました。
ライブの終盤にはちょっとコミカルにおなじみのアニメ「フリントストーン」のテーマも交えたり、
ジャズファンのみならず、映画・映像のファンにも十分に楽しめる内容でした。
ファブリッツィオ・ボッソ@ブルーノート東京
2012年5月18日(金)~5月20日(日)
渡辺いさ子/ Isako Watanabe
ヴァッレ・ダオスタ ズッパ・アッラ・ヴァルペリネンツェ
ヴァレ・ダオスタでいちばん気に入った料理。
それは、Zuppa alla valpellinentze(ズッパ・アッラ・ヴァルペリネンツェ) だ。
本誌p32でも少し紹介している。
チリメンキャベツをくたくたに煮てから、硬くなったパン、フォンティーナを重ねて、
ブロードを入れ、オーブンで約25分。
分かりやすく言えば、オニオングラタンスープのキャベツ版。
そして、食べる直前にアツアツの溶かしバターをかける。
ジュワと音がして、食欲をそそる香りがひろがる。
そのアツアツをフーフーしながら食べると、キャベツの甘みと、
濃厚なフォンティーナの味が見事に絡み合い、思わずにっこりする。


取材中は同じようなズッパをよく食べた。
寒い冬には体を温めてくれるひと品として、ここに住む人の日常食となっているのだろう。
本当に美味しかった。
ただ、ひとつ付け加えれば、大変高カロリーであることは言わずもがなである。
胃袋と内臓脂肪などが気になる方は、少々控えめにしたほうがいいかもしれない。
ちょっと危険な誘惑の味である。
Hiroaki Matsumoto
ヴァッレ・ダオスタ アグリトゥリズモ・レ・セクレイル取材記
1500mの高地にそのアグリはある。
本誌p30でも紹介している。
ここでは、夫のことに触れてみる。

26年前に、家族で暮らし、ともに働ける場所と選んだのがこの地だった。
慣れ親しんだ生活を新たにするには、
ある意味では、勇気がいることだ。
でも一家の主として、夫(父)の信念は揺るがなかった。
その芯の強さが、男としての魅力に映った。

たくさんの言葉を交わしたわけではない。
その様子や、振る舞いが自分にはない、
マネのできない男らしさを感じたのだ。

取材中、夫はひたすら妻を立てた、
マンマの料理の取材ということもあるだろう、
その姿は、豊かな心のつながりと、信頼し支え合う夫婦に映る。

長男が言った。
「イタリアでは家族の信頼がいちばん」
この地を選び、家族が一緒に暮らせる場所を求めた結果、
それは言葉だけではなく、見事に実現している。
心の豊かで、安らげる場所を作り、
皆がささやかな幸せを感じて暮らしている。
26年間はその結晶だ。
そしてそこには、
お客さまを惹きつける魅力の要素が全て揃っている気がした。

Hiroaki Matsumoto
イタリアCINEMA好き 「テルマエ・ロマエ」

©2012『テルマエ・ロマエ』製作委員会
イタリアCINEMA好き、と言っておきながら、今回ご紹介するのは日本映画。
「テルマエ・ロマエ」、あの人気コミックのまさかの実写映画化です!
ストーリーはご存じの方も多いと思いますが、
古代ローマの設計技師(風呂専門)のルシウスが、
ふとしたことから現代・日本にタイムスリップできるようになり、
銭湯や温泉などから得たアイディアを古代ローマに持ち帰り、
設計技師としての名声を得ていく、というもの。
主人公のルシウスを演じた阿部寛さんは、まさにドンピシャ!
もし、彼がいなかったらそもそも実写で撮ろうとは思わなかったのでは?と
思ってしまうほどのハマリ役。
実際イタリアでの撮影時には、「彼(=阿部さん)は本当に日本人なのか?」と
イタリア人の間でもその日本人離れ(?)したルックスが話題になっていたとか。
阿部さん以外にも、NHKのイタリア語講座に出演中の北村一輝さん、
宍戸開さん、市村正親さんと、日本を代表する「濃い顔」アクターたちが
古代ローマ人に扮しています。
一方、日本人=平たい顔族で、上戸彩さん、笹野高史さん、竹内力さんらが出演。
メリハリの利いたキャスティングで、コミックの世界を生き生きと再現しています。
イタリア好きにはローマの名門チネチッタ・スタジオの巨大オープンセットで撮影された
本格的な古代ローマのシーンも楽しめるのでは。
壮大なスケールのコメディーです。
「テルマエ・ロマエ」
4月28日(土)全国東宝系にて拡大ロードショー
公式サイト http://thermae-romae.jp/
<Informazione>
さらに、同じく4月28日からは年に一度のイタリア映画の祭典、
「イタリア映画祭2012」が始まります。
東京会場 4/28(土)~5/4(金・祝) 有楽町・朝日ホール
大阪会場 5/12(土)~5/13(日) ABCホール
ヴェネチア国際映画祭で話題になった「シャッラ/いいから」「シュン・リーと詩人(仮題)」ほか、
日本未公開の最新イタリア映画が一挙上映されます。
こちらもお楽しみに!
渡辺いさ子/Isako Watanabe