チェラミカ作家マリアリータさん(本誌p16)の特別作品

とても繊細できれいな色使いが印象的なマリアリータさんの作品。デルータ伝統の柄、ドラゴンやリコッタデルタにもどこか気品が漂う。
 

 
 
マヨリカ焼きで知られるデルータで、作家として活動するマリアリータ・ニコリーニさん。1966年に父親がデルータに開いた工房で、作陶する姿を見て育った。自分もやりたい」その思いで、学校から帰るとまるで遊びのように夢中になって作品作りを真似ていたという。20歳で正式に工房に入り本格的に活動を開始。1993年にペルージャに自分の店を開いて30年が経った。
 
 

 
今回は特別に、オイル差しにはオリーヴ柄に伝統のリコッタデルタを、小さな丸い小鉢には内側にドラゴンを、外側にオリーヴの柄を描いてもらった。イメージを伝えると筆は流れるように陶器を伝っていく。
  

 
 
  

 

焼き上がりはこんな感じに。オリーヴの絵にデルータ焼きの伝統的柄、ドラゴンとリッコ・デルータが描かれている。
  
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