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催行決定! 第11弾 編集長マッシモと行く バルバレスコマラソンとエミリア・ロマーニャ伝統の美食の旅10日間

このツアーの催行が決定しました!
秋のピレモンテ、バルバレスコと、エミリア・ロマーニャのモデナ、ブリジゲッラ、いい季節にイタリアを巡ります。

まだ若干名の余裕がございます。ご興味のあるかたはお問い合わせください。


『イタリア好き』編集長マッシモと行く!マッシモツアー第11弾の詳細決定!
10月25日(金)〜 11月3日(日)10日間

今年も行きます!バルバレスコマラソン。
昨年は前日までの雨で畑の中は泥々でしたが、またそれがおいしいワインを造る土、土地であると実感できるいいチャンスでした。
そしてそんな悪コンディションの中を走ることで、
参加者の方々の絆をしっかり結び、その後も仲良く楽しい旅になりました。
ラン後のレセプションでは、バルバレスコワイン飲み放題でフルコースを楽しめる、
イタリアらしい魅力的な大会です。
走らなくても10kmウォークでの参加も大歓迎。
翌日からは、伝統、美食のエミリア・ロマーニャを巡ります。
本誌で取材した生産者とレストラン、そしてマッシモがとってもお気に入りのブリジゲッラにお連れします。
クラテッロ・ディ・ジベッロ、パルミジャーノ・レッジャーノ、アチェート・バルサミコ、ランブルスコなど知りたい、見たい魅力溢れる食に出会える旅です。
マラソンと美食、ぜひご一緒に!
ポイント1 バルバレスコの丘を走り、おいしいワインと郷土の味を一緒に堪能

ポイント2 Vol.6とVol.36で取材した魅力的な生産者やお店を訪ねる
ジベッロの「Trattoria La Buca」の名物クラテッロ


チーズ工房「Caseificio Reggianibio」のマリアさんの深い愛情を受けて熟成するパルミジャーノ・レッジャーノ


旧貴族の館にあるマッシミリアーノさんとあかねさんのアチェタイアを見学


モストコットの入った樽がずらりと並ぶアチェタイア


バルサミコ/ランブルスコ生産者「Azienda Agricola Pedroni」では本物を味わう。ジュゼッペ25年(左)、イタロ12年(右)と親子の名前がつけられている


Tortelloni di ricottaにバルサミコ酢を少しかけて味のアクセントに。あまりかけ過ぎてはいけない。ほどよくかけることで味に深みが出る


父親のイタロさん(左)息子のジュゼッペさん(右)が、今のペドローニ家の看板を背負っている


バルサミコ酢造りには欠かせない樽。その若き樽職人「M.G.di Thomas Raimondi」のトーマスさんの仕事ぶりを見学




ブリジゲッラ、塔の上からの眺め。緑に囲まれた旧市街。魅力的な美しく、小さな村


 



ブリジゲッラにある農産物協同組合の店内。地元の人はワインもオイルもこんな風に買っていく。これがいちばんうまい! 地元の特権だ


縦穴の洞窟でチーズを熟成するフォッサ・チーズ。魅惑の香りと、旨味が調和する。「Fossa Pellegrini」




ロマーニャ地方アドリア海チェルビアの海の幸


DOPのノストラーノ・ディ・ブリジゲッラ種のオイル。「Tenuta Pennita」


サンジョベーゼ100%のワインを造り続ける名門ワイナリー「Fattoria Nicolucci」

ポイント3 地元をよく知る料理人の講習会と体験
こだわりのイケメン出張料理人ミルコさん


土地の素材と旬を活かした料理。アチェートバルサミコ酢との相性もよし


出張料理人ミルコさんの郷土料理講習会。体験も



旅行概要◆旅行代金:イタリアズッキーニクラブ会員、ズッキーニパートナーズ会員 348,500円
※非会員360,500円
*日程内の宿泊費(2人1部屋)、食事(毎朝食・昼食5回・夕食1回)、マラソン参加費、訪問料・講習費・通訳費・交通機関・現地手配費用が含まれます。
*上記費用には、航空代金、燃油特別付加税、空港税、航空保険料などが含まれておりません。別途、お手配、費用が掛かります。

◆1人部屋追加代金:59,000円(8泊分)
*ツインより部屋が小さくなる場合もございます。
※相部屋の方がいらっしゃらない場合は一人部屋追加代金が掛かります。

◆ホテル:4つ星クラス

◆10名様限定!

◆申込期間:8月20日(火)まで。
*定員になり次第締め切らせていただきます。

★お問合せ・お申込み先
TEL : 03-5772-8338
FAX : 03-6438-9990
アマテラス・イタリア
(株式会社フォルトゥーナ)
担当:桃井祐美子、松家いくみ
〒106-0045
東京都港区麻布十番1-5-29-205
E-mail:italia@fortuna.ne.jp

★航空券お問合せ先:
株式会社エイチ・アイ・エス トラベルワンダーランド新宿本社
アメリカ・オセアニア・ヨーロッパ 自由旅行専門営業所
TEL:03-5360-4831  担当:柏原 健太
「イタリア好きツアーの件」とお伝えください。
e-mail:003info1@his-world.com

 

“イタリア好き” 郷土料理とワインを楽しもう! ロンバルディア・ミラノ

\イタリア郷土料理を巡る食事会 ロンバルディア・ミラノ/

Vol.40(2月1日発行)ミラノ特集に合わせて、恒例の食事会を開催します。
今回の取材で少しだけミラノの懐に入り込めたような気がしました。
そしてもっと深追いしてみたいというミラノへの思いの丈を、「タンタローバ」の林祐司シェフの料理に委ねるのです。


お茶目な林シェフ。

〈予定メニュー〉
ロンバルディア州前菜盛り合わせは、ブレザオラ、サラミマントヴァーノ、カプラチーズ、モンデギーリ、シャットゥ
写真はイメージで実際の料理とは異なります。ご了承ください。

プリモはソバの産地でもあるロンバルディアを代表する一品ソバ粉のパスタ、ピッツォケッリ

セカンドはもちろん、リゾット・アッラ・ミラネーゼとオッソブーコ

ドルチェの盛り合わせは、トルタ パラディーゾ、ズブリゾローナ

これらの料理に合わせたロンバルディアのワインもご用意しています。
*メニューは予告なく変更することもありますのでご了承ください。

◆+◆+開催概要+◆+◆

■日時:3月15日(日)12:00~(11:45受付開始)
■会場:TantaRoba(タンタローバ)
東京都文京区小石川4-18-7
http://www.tantaroba.jp/
■会費:〈会員〉12,000円(税別)(13,200円:税込)
〈非会員〉14,000円(税別)(15,400円:税込)
*ドリンク込み!
イタリアズッキーニクラブズッキーニパートナーズ会員+1名まで有効)
■形式:着席式
■定員:20名

《過去の食事会レポート》
■2019年11月に開催したサルデーニャ食事会のレポートはこちらから
■2019年6月に開催したヴェネト食事会のレポートはこちらから
■2019年2月に開催したエミリア・ロマーニャ食事会のレポートはこちらから
■2018年8月に開催したカラブリア食事会のレポートはこちらから
■2018年11月に開催したリグーリア食事会のレポートはこちらから

《お申込み》

以下に「カートに入れる」ボタンが表示されます。そちらをクリックしてお進みください。

*参加条件はイタリアズッキーニクラブズッキーニパートナーズ会員様とそのお連れ様1名のみとさせていただきます。

※ズッキーニクラブ、ズッキーニパートナーズ会員の方は、ログインすると会員価格でご購入いただけます(未ログインでは、非会員価格でカートに価格が表示されます)。

【イベントレポート】マンマの料理フェスタ2019代官山

3月29日、30日、31日に開催された「マンマの料理フェスタ2019代官山」
南イタリアはカラブリアから来日してくれたアンナさんの料理とイタリア関連商品が並んだメルカートで大いに盛り上がった3日間でした。


アンナマンマの来日〜 お供は兄のコズモさん
初海外がなんと日本。このフェスタのためにパスポートも新しく取得してーー

自分が大きなポスターになっていてびっくり!

手打ちパスタ”フィレイ”は何キロ作っただろう





仕込み、仕込み、ひたすら仕込み〜
予定の到着日より1日遅れたので、準備は大変でした。

意外と箸づかいが上手なアンナ

労働の後は、準備した皆んなで近くでお疲れさま〜
ショーケースにはアンナの料理が並びます。

さあ、いよいよ本番。アコーディオン演奏は大塚さん。演奏が始まると会場も雰囲気満点。

フリッタータ。ンドィヤ(カラブリア、スピリンガ特産トウガラシを練りこんだサラミ)入り卵焼き。家庭の味、マンマの味


手打ちパスタフィレイの赤タマネギとンドィヤソース。タマネギの甘さとンドィヤの辛みとこくが絶妙にうまし


ポルペットーネ。豚と牛のひき肉に、パンチェッタにプロシュットコット、ホウレン草、ゆで卵を巻き込んでローズマリーで香りづけ


マッシュポテトにチーズやハーブを混ぜて揚げたヴィラショーレ。皆んな大好き!



本当にたくさんの方に来ていただきました。
予想以上な展開に、食材が間に合わなくなってしまいご迷惑をおかけした点もあったと思いますが、アンナはできるだけ多くの方に食べていただきたいと、フィレイを打ち続けていました。ありがとう〜

〈オフショット〉
リクエストのトンカツを食べるアンナ


満開の目黒川の桜も満喫


やっぱりお寿司も。廻ってなくてスミマセン……


イベント翌日は東京見物


皇居の乾門までを散策。この時に「令和」の発表があって歴史的瞬間を日本で⁉︎


やっぱり行きたい浅草、合羽橋。たくさん買い物してました


最後の買い物は成田空港で、娘さんへぬいぐるみ


別れ際アンナは「ありがとう、ありがとう」を繰り返してイタリアへ帰って行きました。
素敵な笑顔と心のこもった料理をありがとう。

そして、今回一緒にイベントを盛り上げてくれた出展者の皆様!

▲BANCHINI(バンキーニ)/ARANCIA ROSSA
▲CA’MONTE
▲ITALICO JAPAN
▲パシフィック洋行
▲リモーネリモーネ
▲SAKURAGUMI
▲シチリア食材専門店 Siciliamore(シチリアモーレ)
▲ゴープレミア
▲生パスタ専門店 Pastificio Sugino
▲イタリア食材輸入のイマニシ
▲SANTA CHIARA DAVINO
▲帽子屋BARコッポレッタ
▲フードライナー
▲APEROL(アペロール)

最後に、ご来場いただいた皆さん、ご協力いただいたヒルサイドパントリーのスタッフの皆さん、関係者の方々に心から感謝します。
ありがとうございました。

チロマリーナから世界へ。カラブリア州リブランディ社の受け継がれる意志 Presented by モンテ物産

今回のVENTOは、2017年6月号でも特集したカラブリア州を代表するワイナリー、リブランディ社に再度スポットをあててみたい。

以前にも執筆したが、リブランディ社の評価はとても高く、有名なイタリアワイン評価本ガンベロロッソ誌では、最高評価のトレビッキエーリ(3グラス)を15回獲得したカラブリア唯一の1つ星ワイナリー*だ。
*10回以上、トレ・ビッキェーリを受賞したワイナリーに与えられる称号。

いち早くから国際品種の栽培にも取り組み、1988年がファーストヴィンテージの赤ワイン“グラヴェッロ”は、地場品種ガリオッポとカベルネ・ソーヴィニョンの素晴らしいブレンドを楽しめる逸品で、カラブリア初のトレ・ビッキエーリを獲得した同社を代表する1本だ。
“グラヴェッロ”の素晴らしさについては、ぜひ以前の記事、『カラブリアを代表するワイナリー リブランディ』を読んでいただきたい。

ワイン会社としては1950年代創業のリブランディ社。ニコデモ・リブランディとアントニオ・リブランディの二人の兄弟が立ち上げた。今も続く家族経営のワイナリーだ。
今回の訪問で出迎えてくれたのは、ニコデモさんの息子パオロさん。熱心にワイナリーの歴史を語ってくれた。
▲ニコデモ・リブランディさん(左)と息子のパオロさん
「もともとワイン造りは、私の曾祖父の代からやっていた。地元チロマリーナで自分たちの作ったチロワインを販売していたんだ。
ちなみに祖父ラッファエーレは、接ぎ木のスペシャリストで、優秀なブドウ樹を残していく重要な作業を得意としていたんだ。
子どもの頃に畑で作業していた祖父の姿をよく覚えているけど、あちこちで接ぎ木の仕事を頼まれていたらしいよ。
接ぎ木の技術は現在のリブランディ社のブドウ畑にも受け継がれていて、そのおかげでリブランディ社は質の高いブドウ樹を確保できているんだ。」
▲リブランディ社の始まりの場所、パオロの祖父ラッファエーレが所有していた畑の前で

▲畑作業員に抱かれたパオロの幼少期
ラッファエーレさんの時代にはわずか6ヘクタールだったブドウ畑が、現在は232ヘクタールのブドウ畑を所有するに至ったリブランディ社。
最初に畑を増やしたのは、80年代前半のニコデモ&アントニオ時代。
その際に国際品種の栽培に挑戦して成功し、前述のグラヴェッロのヒットにつながった。
その後海外への輸出も始まったリブランディ社は、90年代から2000年代にかけて畑を増やし続け、古代品種マリオッコの栽培なども行った。
先人の開拓とニコデモ&アントニオ・リブランディの高品質ワインへの追求があったからこそ、今がある。

パオロさんは、リブランディ社の最も大きなブドウ栽培エリアの「ローサネーティ」に案内してくれた。
「ローサネーティ」はイオニア海から内陸に入った平野と丘が組み合わさった場所で、日当たりがよく、常に風が吹いている。遠方の山に風力発電の風車が見えることからもこの地に風がよく吹くことが分かる。
スキー場もあるシーラ山地からの冷たい風とイオニア海からの暖かい風。昼夜の寒暖差が大きく、繊細なアロマのブドウができるわけだ。この風はブドウの房から湿気を取り除き、病害を防いでくれる役割も持っているのだ。

「この地は昔カリフラワーなんかが植えられていたんだ。父の代に土地を購入し、今は8種類のブドウを植えている。このエリアの中でもそれぞれの品種に適合した栽培場所というものがあってね、例えば地場品種のマリオッコは、暖かい丘の斜面の畑を好む。
最初はそれを知らずに別の場所に植えていたんだけど、20年の年月をかけて少しずつ実験を積み重ねていくことによって、それぞれの品種の個性を活かすことができる栽培が実現したんだ。」

見渡す限りの広大な敷地。ピエモンテやトスカーナのように緑に溢れているわけではなく、どちらかというと荒れた大地。
それにも関わらず、エレガントで果実味豊かなワインができるのは、この土地が石灰分を含む粘土質土壌で、特有のミクロクリマがあるから。そして、それぞれのブドウ品種の個性に合ったエリアでの栽培を行い、低温管理でフレッシュさを残しながらワインを醸造するリブランディ社のワイン造りへのこだわりがあるからだろう。

▲ローサネーティの畑

夜は地元のトラットリアに案内してくれたパオロさん。
チロマリーナの郷土料理、子鱈の唐辛子煮込みに冷えたリブランディのロゼワイン「チロ・ロザート」がぴったりと合う。
「いろいろな食事に合わせられるうちのロゼはおすすめだ。どうだい、料理がすすむだろう?」
唐辛子煮込みとはいえ、ほどよい辛さでふっくらした食感の鱈。そこに黒ブドウ・ガリオッポの深みと豊かな果実味、そして爽やかな酸が一体となったリブランディのロゼが、料理の味わいをじゃますることなく、すんなりと入り込む。
カラブリア州の名産である唐辛子の辛味に負けない果実味が、料理のそのものの美味しさを引き立たせているのだ。
ロゼならではのフレッシュさも併せ持っているので、これからの季節に大活躍間違いなしの1本だ。
▲子鱈の唐辛子煮込み
もともとわずか6ヘクタールほどの畑から始まったリブランディ家のワインは、今やイタリア国内だけではなく35カ国に輸出され世界中で愛されるようになった。
「カラブリアの美味しいワインを日本の皆さんにもっともっと知ってもらいたい!」と熱く語るパオロさん。
カラブリアの高品質ワインを世界へ発信し続けるリブランディ家の躍進が今後もますます楽しみだ。

モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼リブランディ社についてはこちらから↓↓▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/librandi.html