第11弾 マッシモツアー報告(その2) バルバレスコマラソンとエミリア・ロマーニャ伝統の美食の旅

4日目 10月28日(月)
アルバを出てモデナまでの道のりで途中少し寄り道します。
最初はクレモナ。
ストラディバリでも有名。バイオリンを始めとした弦楽器の工房や博物館があります。僕は初めて訪れる町です。
今回はあまり時間もなかったので、まずは大聖堂とその横の鐘楼に登ることに。
この鐘楼は111mあり、レンガ造りではヨーリッパいちの高さ。


長い階段を登り、やっと辿りつくと、オレンジの屋根のクレモナの町が一望できます。イタリアらしい景色。


鐘と一緒に記念撮影。


ここに登るだけで往復で約1時間。また次回ゆっくり来ることにしてクレモナを後にしました。
さあ、昼食はクラテッロ・ディ・ジベッロを食べにジベッロに。

「TRATTORIA LA BUCA」2011年に取材した時にはお元気だった先代のご両親も他界されたそうです。
この日は会えませんでしたが、ご主人(写真)の奥さん、当時紹介された5代目のラウラさんが、今は厨房仕切っているのでしょう。
女性が味を引き継ぐのがこのお店の伝統のようです。

ポー川の霧と湿度、寒暖差がこの独特な風味を醸し出します。DOPとして認定されたいます。


ここではバターも添えられていて、一緒に食べるとまろやかになって、奥行きが増します。


壁には以前紹介した記事が貼られていました。


ここはもうやはりランブルスコなんですね。


コットはモスタルダと一緒に。


クラテッロの和えられたタリアッテッレ。


クラテッロ、サラミ、パスタ堪能しました!
小さな田舎町の特産品。それをしっかり守る人がいて、それを味わいに来る人がいる。
決して行きやすい場所ではないのに、休日には多くの人で賑わい、大変な混雑になる。
変わらずに愛されるものがある。それがまたイタリアの魅力のひとつですね。

第12弾 編集長マッシモと行く 輝くカラブリア、地元密着の旅9日間
主に本誌Vol.34で紹介した生産者を訪ね、マンマの料理、農家の朝食、小麦収穫など、このツアーでしか体験できない内容で一緒にカラブリアの旅へ。
参加人数は10名様限定です。
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マッシモツアーレポート