トスカーナ州(小林 真子)

トスカーナの素晴らしさを発見する週末旅行、モンテ・アミアータへようこそ


美食で有名なトスカーナ州は、沢山の美味しいものであふれている州です。そんなトスカーナ州南部にモンテ・アミアータ(アミアータ山)がありますが、この付近には決して有名な観光地では味わえないゆったりした穏やかな時間の流れを楽しめる村がいくつもあります。トスカーナの田舎の魅力がたくさん詰まったモンテ・アミアータの村々で過ごす週末旅行をご紹介します。

トスカーナの素晴らしさを発見する週末旅行、モンテ・アミアータへようこそ

モンテ・アミアータはフィレンツェから約170キロ、ローマから約180キロほどの位置にある地域です。今回ご紹介する23日のツアーは、この地域の良さをもっと広く知ってもらいたいという思いからトスカーナ州が企画しました。誰よりも州の良さを知り尽くしているトスカーナ州プレゼンツのこのプレスツアーには、フランスやイタリア各地から招かれたジャーナリストたちが参加しました。

アルチドッソのこぢんまりしたアットホームな雰囲気のトラットリアで最初のディナー

今回の旅ではカステル・デル・ピアノの小さな町にあるホテル「インペロ 」に2連泊し、ここを拠点に各地を巡りました。 最初に訪れたのは、ホテルから近いアルチドッソという可愛らしい村にあるトラットリア「バスタルダ・ロッサ」。


こぢんまりとしたアットホームなトラットリアに入ると、トラットリアの人たちは満面の笑みで私達を温かく迎え入れてくれました。心の底から私達を受けて入れてくれるような、そんな暖かい地元の人たちのホスピタリティに触れ、終始とても和やかな雰囲気の中で食事を楽しめました。
バスタルダ・ロッサ
住所 Via Talassese 98, Arcidosso
URL https://www.facebook.com/BastardaRossa

世界で一番受賞歴の多いペコリーノ工房「イル・フィオリーノ」でチーズ造りを見学

翌日、私たちはロッカルベーニャに向けて再び出発しました。目的地は世界で最も多くの受賞数を誇るペコリーノ(羊のチーズ)工房「イル・フィオリーノ」。「イル・フィオリーノ」の起源は1812年に牧羊を始めたことに遡り、その後1957年に乳製品工場の設立がスタートしました。現在は、工場を設立したアッティリオ・フィオリーノの娘のアンジェラさんと夫のシモーネ・サルジェントーニさんが25人の従業員とともに厳格な生産ルールに沿ってチーズをつくっています。


工場でのチーズづくりの見学後は、工場に併設されたショップにてチーズの試食会が開かれました。チーズにあわせて提供されたのはサンジョヴェーゼのワイン。試食では熟成期間の異なるペコリーノを食べ比べましたが、濃厚でミルキーな味わいは絶品でした。


壁一面に所狭しと飾られた世界中の受賞の数々が誇らしく輝いており、このチーズがいかに世界中から認められているかが実感できました。


工場を後にすると、昔ながらの方法でチーズを熟成させている洞窟熟成をしました。ひんやりした洞窟は天然の冷蔵庫、ここで熟成されたペコリーノも購入することが出来ます。

カゼイフィーチョ・イル・フィオリーノ
住所 Loc. Paiolaio 58100 Roccalbegna (GR)
URL https://www.caseificioilfiorino.it/en/(英語サイトあり)

岩に囲まれ、山の空気に包まれたロッカルベーニャのレストラン「ラ・ピエトラ」でランチ

そびえ立つ岩に囲まれ、自然豊かで山の清々しい空気に包まれたロッカルベーニャ。



ランチは、ここにある宿泊施設つきレストラン「ラ・ピエトラ」。


このレストランでは地元の環境に優しい製品を使用することを明記したマニフェストに署名する必要があるというユニークな掟があります。レティツィア・シレンツィさんは、この村の生活や地域協同組合の活動などを語ってくれました。


レストランではトスカーナの山の伝統と結びつきながらも、若いシェフの新たな息が吹き込まれたモダンな料理が提供されます。 ひよこ豆のクリームにバカラ(タラの塩漬け)のムースが添えられたミルフィーユから、ミートソースのポテトのトルテッリ。


ベジタリアンには栗、ネギ、ベーコンのニョッキ。そしてデザートにはリンゴジャムとリコッタチーズが添えた栗粉のクレープ「ネッチ」や、ロッカルベーニャの典型的なビスケットなど。

料理には、オレンジ色が美しいワイン、アルマンチョーネ 2019(ウーゴ・コンティーニ・ ボナコッシ・ワイナリー)があわせられました。
アンティカ ロカンダ レストラン「ラ・ピエトラ」
住所Via XXIV Maggio 69A-B 58053 Roccalbegna
URL: www.locandalapietra.it

黄金に輝くオリーブオイル、セッジャーノのオリーブオイル生産所を見学&試食

昼食後に向かったのは「オリーブオイルの村」セッジャーノ。ここではオリーブオイルの収穫とオリーブオイル生産過程を見学しました。



ここで作られているオリーブの品種は標高の高いアミアータ火山の斜面に生育する「オリヴァストラ・セジャネーゼ」です。セッジャーノのオリーブオイルは厳しい審査基準をクリアしないと認定されないD.O.P.(保護原産地呼称)に認定されている、高品質のエキストラヴァージンオリーブオイルで、風味はほのかな甘みがあり、中程度から低いレベルの辛さと苦味があります。


セッジャーノオイルのコンソーシアムのルチアーノ・ジリオッティ会長は、満面の笑顔で私達を迎え入れてくれ、村自慢のオリーブの収穫の様子を見せてくれました。


その後は、近くのオリーブオイル精油所にてどのようにオリーブオイルが生成されるか説明しながら、その過程を案内してくれました。
続いてセッジャーノの村の中心地へと移動し、チェッキリーニ・オリーブオイル地下搾油所跡へと案内されました。1800年代終わり頃から1900年台半ば頃まで、この村のオリーブオイル生産に使われていた搾油所で、当時としては最先端の技術が活用された機材が並んでいます。


セッジャーノではとても神秘的な場所も訪れました。地上で見ると広場に普通に生えている一本のオリーブの木なのですが・・・


実は広場の下は大きな貯水槽になっていて、根の部分が空中に浮かんでいる用に見えるのです。これは有名な植物学者のステファノ・マンキューソ教授によって考案された「浮遊根」の実験プロジェクトで、貯水槽の栄養を含んだ蒸気によってオリーブの木が育つという仕組みになっています。入場は予約制ですが、唯一無二のユニークな空間なので、セッジャーノを訪れた際には是非立ち寄ってみてください。


セッジャーノ訪問の最後は、記念碑ともなっているこのオリーブの木が中心に位置し、アミアータ山の最高峰が望めるテラスで、地元セッジャーノオイル保護協会によるオリーブオイルと地元ワインの試食試飲会の温かいおもてなしを受けました。この日は満月の夜で、夕暮れでピンクに染まるパノラマから、まん丸の月が登って暗闇が広がるまでの間、地元の音楽団の人たちが昔の名曲などの歌を披露してくれ、どこか懐かしいような音楽に包まれながらセッジャーノの夜を楽しみました。
アミアータの人たちの心からの温かいおもてなしに触れ、観光客で溢れかえる人気観光都市では決して味わえない穏やかな心地よさを体験し、イタリアの田舎の良さを再認識することとなりました。

長い歴史を持つ郷土料理「ラ・スコッティリア」とは?ペッシーナでお肉づくりディナー

二日目の晩餐は、ペッシーナにあるレストラン「ラ・スコッティリア・レストラン」にて。 地元の伝統的と新しい感覚が融合された料理された洗練された食事が楽しめるレストランです。
レストランの名前は、動物のメインではない部分を使用して作られたメインディッシュのスープ「スコッティリア」に由来しています。 仔牛肉、豚肉、ウサギ、子羊肉、鶏肉、鴨、ホロホロ鳥など多種のお肉を煮込んだスープで、タマネギと一緒にお肉をソテーし、ワインやトマトソースと、ハーブを加え、弱火で約8時間煮て仕上げ、最後に固くなったパンに乗せて完成。 唐辛子と地元のセジャーノオイルをかけて仕上げました。

ディナーはスコッティリアの他、牛肉のタタキ、ゆっくりと時間をかけて低温調理した高級チンタ・セネーゼ 豚などが出され、素晴らしいモンテクッコのワインが料理の味をさらに引き立てていました。
ラ・スコッティリア・レストラン
住所 Località Pescina, 29, 58038 Seggiano GR
URL https://www.lascottiglia.it/

最終日はモンテアミアータの栗の収穫と栗の乾燥所を見学

ツアーの最終日は、モンテアミアータでIGPに認定されている栗について学びました。栗の収穫真っ盛りの栗林で、機械で収穫する様子を見せてもらった他、栗生産者のミルコ・ファッツィさんから自身の山での生活や栗生産の苦労などが語られました。



モンテ・アミアータ地域の栗生産は古い起源を持ち、14世紀には既に栗が収穫されていたことを示す文献があるほどです。ジャガイモが到来するまで何世紀にも渡って、栗はここの山岳地帯の人々にとって重要な食材であったそうです。
栗の収穫を見た後は、セッジャーノに戻って栗の乾燥室を見学しました。この乾燥室では栗を完全に乾燥させるために24時間火が焚かれています。

その後、近くの栗のお祭りで栗がふんだんに使われたランチを楽しんでアミターアの盛り沢山の週末ツアーは終了しました。


トスカーナ州が企画するプレスツアーへの参加は今回で3回目となりましたが、今回もまた沢山の出会いとまだまだ知らない美味しいトスカーナの食べ物を発見することができました。インスタ映えする華やかなイタリアの観光地に良くも悪くも観光客が集中している現状ですが、地元の人たちのホスピタリティに癒やされる田舎のイタリアの旅も本当にいいものだということを再認識する旅となりました。日本での慌ただしく忙しい生活から抜け出し、こんなゆったりした時間の流れる旅をしてみてはいかがでしょうか。

 

素敵なツアーを企画し招待してくれたトスカーナ州の取り組み

トスカーナ州では毎年秋頃に、州の特産物の生産者と世界中のバイヤーを直接結びつけるプロジェクト”BUY FOOD TOSCANA(バイ・フード・トスカーナ)”を開催しています。このプロジェクトにはもちろん日本人バイヤーも直接参加することができます。このプロジェクトにちなんで、トスカーナ州では毎年ジャーナリストたちを招いてトスカーナの良さを知ってもらうプレスツアーを企画しています。今年もまたBUY FOOD TOSCANAは開催予定ですので、イタリアの美味しいものを買い付けたいバイヤーの仕事をされている方がいましたら、直接トスカーナの生産者たちから買い付けができるこのプロジェクトに申し込んでみてはいかがでしょうか。

”BUY FOOD TOSCANA”(英語サイトあり)
https://www.buyfoodtoscana.it/en/

また、今回のプレスツアーで訪れた食事場所はすべて、トスカーナ州が地元の食材を使用したレストランや食料品店を厳選してネットワークを広げている観光&食品プロモーションプロジェクト、”ヴェトリーナ トスカーナ”によって選ばれました。レストランからアグリツーリズムまでトスカーナ州おすすめの情報が満載のサイトになっているので、旅行の参考にどうぞ。

 

”VETRINA TOSCANA”(英語サイトあり)
https://www.vetrina.toscana.it/en/

 

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4月21日(日)J-WAVEラジオ「ACROSS THE SKY」出演

FMラジオJ-WAVEの番組「ACROSS THE SKY」に出演します。

番組ナビゲーターの女優の小川紗良さんとフィレンツェで対談し、伝統を守るイタリアの価値観やフィレンツェで深刻化しているオーバーツーリズムに対して日本人ができる対策などについて色々話しました。

放送日: 421日(日)午前9:209:40
https://www.j-wave.co.jp/original/acrossthesky/


※タイムフリーで聴く場合は以下のリンクからどうぞ。
https://www.j-wave.co.jp/original/acrossthesky/connectors/

(収録裏話を少しだけ・・・)実際にお目にかかった小川さん、透明感があってそれはそれは可愛かったです!フィレンツェの私のお勧めのレストランで一緒にランチをさせて頂きましたが、とても気に入ってくださって「美味しい!」とニコニコ沢山食べている姿が本当に可愛らしかったです。細〜い方なので、あんまり食べないのかなあなんて思っていたのですが、意外に沢山食べるところも素敵でした!


ご興味ある方は聞いてみてください♪

花の都フィレンツェからイタリアの魅力をお届けします。

小林 真子(Mako Kobayashi) フィレンツェ在住、元静岡朝日テレビ報道記者。2012年からフィレンツェ在局FMラジオでレギュラーパーソナリティーとして出演中。「地球の歩き方」のフィレンツェ&トスカーナ現地調査担当。「婦人画報」「フィアットジャパン」「イタリアニティ」等でイタリア関連記事を執筆。J-WAVE「ACROSS THE SKY」、 JFN系列FMラジオ「ON THE PLANET」出演。イタリア革バッグブランドTuscany Leatherの日本代理店&オンラインショップ「アミーカマコ」経営。イギリス留学、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校留学。海外40ヶ国&イタリア19州周遊。 ショップ:AmicaMakoオンラインショップInstagram(@amicamako_onlineshop)/ブログ:AmicaMakoイタリアンスタイルFACEBOOKInstagram(@makokobayashi_firenze )

イタリアからの旬の情報をお届け

  • 届けます、掘っても尽きないイタリアの季節の宝、朗らか人生を!
    岩崎 幹子(Motoko Iwasaki) ピエモンテの静かな山村で狼を友に夫と暮らす。郷土に根差し胸を張って生きる人たちとの縁に恵まれ、農業・経済・文化コーディネートの他、執筆活動を続ける。
  • イタ リア有数の米と南瓜の産地から旬な情報や日々の暮らしぶりをご紹介!
    高橋 正美(Masami Takahashi) イタリアワインを学ぶため2000年に渡伊。ブレーシャ近郊の2つ星レストランでのソムリエ勤務を経て、2004年からミラノで日本人向けのワイン講座を開講。現在はソムリエとしての仕事と平行し、主に食関連の日伊企業のコーディネーター業務にも携わる日々。イタリア人夫と娘(11歳)の3人、ロンバルディア州マントヴァ郊外の田舎暮らし。ブログ『イタリアで暮らして』で日々の暮らしを綴る。
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    小林 真子(Mako Kobayashi) フィレンツェ在住、元静岡朝日テレビ報道記者。2012年からフィレンツェ在局FMラジオでレギュラーパーソナリティーとして出演中。「地球の歩き方」のフィレンツェ&トスカーナ現地調査担当。「婦人画報」「フィアットジャパン」「イタリアニティ」等でイタリア関連記事を執筆。J-WAVE「ACROSS THE SKY」、 JFN系列FMラジオ「ON THE PLANET」出演。イタリア革バッグブランドTuscany Leatherの日本代理店&オンラインショップ「アミーカマコ」経営。イギリス留学、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校留学。海外40ヶ国&イタリア19州周遊。 ショップ:AmicaMakoオンラインショップInstagram(@amicamako_onlineshop)/ブログ:AmicaMakoイタリアンスタイルFACEBOOKInstagram(@makokobayashi_firenze )
  • マルケ州から、こよなく愛するレアな食、工芸、土着文化をご紹介します!
    林 由紀子(Yukiko Hayashi) マルケ州、ウルビーノ近郊のカーイ(Cagli)在住。1999年渡伊、ファエンツァの国立美術陶芸学校の陶彫刻科を卒業後、現代美術アーティストBertozzi&Casoniのもとでアシスタントとして12年に渡ってコラボする。2003年にマルケ在住のイタリア人と結婚したのをきっかけに、マルケ州の郷土料理や工芸、美術文化に強く惹かれ、自らも陶芸家として活動する中、ウルビーノを中心とするマルケ北部や県境近郊の食文化、美術工芸文化を発信する(ラファエロの丘から)を立ち上げ、現地アテンドや料理教室、工芸体験などのオーガナイスや、ウルビーノを紹介する記事などを執筆。
  • 路地に小さな工房がひしめくナポリ……そんな職人さんの手作りをお届けします。
    祝 美也子(Miyako Iwai) カンパーニア州在住。イタリアの家庭料理に憧れ渡伊。1997年よりナポリ在住。日本での情報誌編集制作勤務経験を活かし、2005年スローフード協会公式ブック”Slow”日本版の現地取材コーディネーションを始め、様々なコーディネート、執筆を多々手がける。1995年より南イタリア情報サイトPiazzaItalia設立。ナポリにてマンマに習うナポリの家庭料理教室などを主宰。ブログ「ナポリのテラスから」で日々の生活をを綴る。
  • プーリアの農民文化が育んだ愛情溢れる手作りの温もりをお届けします。
    大橋 美奈子(Minako Ohashi) プーリア州在住。1999年プーリアと日本の架け橋になるべく(有)ダプーリア設立。2008年子育てのため夫の故郷Valle d’Itriaへ移住。スローライフを実践しながらプーリア仲間増殖活動中。
  • ちょっと旅したくなるような、マテーラまわりのとっておきをお伝えします。
    白旗 寛子(Hiroko Shirahata) 2003年渡伊、同年よりマテーラ在住。取材コーディネーター、通訳、翻訳、寄稿(伊語/日本語)を軸に、地域のよろずプロモーターでありたい。
  • カラブリア州のおススメ観光情報などを現地からお届けします。
    カラブリア州コゼンツァ市在住のコーディネーター・通訳・翻訳。スキーと食べ物を愛するAB型。一応ソムリエ。カラブリア州の毎日の生活は「カラブリア.com」にて紹介中。
  • まだまだ知られざるサルデーニャの魅力を”食“を通してご紹介します。
    藤田 智子(Fujita Tomoko) Delizie主宰。大阪でイタリア家庭料理店を経営後、’00年にイタリアに渡りピエモンテを拠点に各地のアグリツリズモで料理修業。’03年よりサルデーニャに移住し、家庭料理や食材の探求を続ける傍ら”食”をテーマに現地の旅行、視察、料理教室などをコーディネー ト。日本でも料理教室を年何回か開催。著書に"家庭で作れるサルデーニャ料理"(河出書房新社)。 
  • 美食の島シチリアより、地元民のみぞ知る美味しい情報を生中継!
    佐藤 礼子(Reiko Sato) 2005年よりイタリアの南の島、シチリア島在住。力強い大地の恵みと美しい大自然にすっかり魅せられ、ここシチリアに残ることを心に決める。現在、シチリア食文化を研究しつつ、トラーパニでシチリア料理教室を開催。また、シチリア美食の旅をコーディネートする「ラ ターボラ シチリアーナ」の代表&コーディネーターとしてトラーパニで活動中。 年に2回の東京での料理教室を始め、全国各地で料理イベントを開催、また企業とのコラボでシチリアの食文化を発信するなど、日本でも精力的に活動を行っている。 シチリアの美味しい情報はブログ「La Tavola Siciliana〜美味しい&幸せなシチリアの食卓〜」から。
  • 雄大な自然の中で育まれてきたアブルッツォ独自の文化や四季のくらしをご紹介します。
    保坂 優子(Yuko Hosaka) 地域ブランディングを主とした都市計画コンサルタント。2002年、イタリアの暮らしにどっぷり浸りたいとアブルッツォ州に1年間留学。以降、大阪とアブルッツォを行き来する生活を続けている。2009年のラクイラ地震を機にアブルッツォ州紹介サイト「Abruzzo piu’」 を立ち上げる。関西を中心にコンサルタント業に携わる傍ら、州の魅力発信や現地コーディネートなどにも力を注ぐ。
  • フリーマガジン『イタリア好き』発行事務局
    イタリア好き委員会(italiazuki) 事務局を通してイタリアの旬の情報をお届けます!
  • ウンブリア州の溢れる魅力、日々の暮らしをお届けします。
    鹿野喜志枝(Kishie Kano) ペルージャ在住。 Placidinternational代表、ファッションバイヤー、各種展示会やイベントのコーディネートなども手がける。 親族経営のオリーブ農園の経営にも携わり、それをきっかけにウンブリア食材の輸出部門も立ち上げバイヤーとして日本ほか各国に仲介、近年は地元食材や現地生産者を訪ねる研修などを通じてウンブリア州の魅力を発信する活動も精力的に行っている。 インスタグラム(@kissykano)(@placidintl)で発信中。
  • 食の宝庫より、悠久の昔から続く食と文化をバルサミコ酢にかける情熱と共にお届け!
    堂内 あかね(Akane Douchi) 日本で企業の管理栄養士として5年間勤務後、2005年渡伊。2007年、モデナ屈指の旧家に嫁ぎ、一族に継承されていたバルサミコ酢の樽の管理を夫と共に引き継ぐ。2009年よりスピランベルト市にある「伝統的なバルサミコ酢 愛好者協会」(Consorteria dell’aceto balsamico tradizionale di Modena)に所属し、バルサミコ酢マエストロ試飲鑑定士資格を目指し、研鑽を重ねている。バルサミコ酢の醸造の傍ら、イタリア人向け日本家庭料理教室の講座を北イタリア各所に持つ。また、自宅にて醸造室の試飲見学会、バルサミコ酢を使った食事会、料理教室を主宰。バルサミコ酢醸造のエピソード、見学会などは Facebook Akane in balsamiclandにて紹介中。
  • 老舗4ツ星ホテル日本人妻がお届けするアマルフィ海岸の魅力
    竹澤 由美(Yumi Takezawa) アマルフィ海岸でのウェディングと観光コーディネート会社Yumi Takezawa & C S.A.S.代表。B&B A casa dei nonni オーナー。 2013年よりアマルフィ市の日本との文化交流コーディネーター。 ロンドンで知り合ったアマルフィ海岸ラヴェッロにのホテルルフォロ四代目との結婚を機に2004年渡伊。 二児の母親業を通じ、濃い南イタリアマンマ文化の興味深さを肌で感じている。 Instagramブログ
  • サルデーニャの様々な魅力をお伝えしていきたいと思っております!
    加藤 佐和子(Sawako Kato) イタリア・サルデーニャ州公認観光ガイド。2004年からサルデーニャ島在住。2016年に「サルデーニャガイド」を設立し、現地ガイド、アテンドのほか、サルデーニャ島に関する各種コーディネート、執筆などを行う。https://sardegnaguida.com/
  • 思わずシャッターを切りたくなるような、イタリアの素敵な景色をお届けします。
    藤原 亮子(Ryoko Fujiwara) イタリア・フィレンツェ在住フォトグラファー&ライター。東京でカメラマンとして活動後、'09年、イタリアの明るい太陽(と、おいしい食べ物)に魅せられて渡伊。現在、取材・撮影・執筆活動をしつつ、イタリアの伸びやかな景色をテーマに写真作品も制作中。
  • イタリアワインやシエナの情報をソムリエ視点でお届けします!
    鈴木暢彦(Nobuhiko Suzuki) 2009年渡伊。シエナの国立ワイン文化機関『エノテカ・イタリアーナ』のワインバー・ワインショップにて5年間ソムリエとして勤務。2015年~2018年までシエナ中心街にてイタリア人と共同でワインショップを経営。現地ワイナリーツアーも企画し、一般からプロの方までのアテンドで100軒以上のワイナリーへ訪問。コロナのパンデミック直前に帰国。現在は、代理人“アジェンテ・エンネ”としてイタリア全国の日本未進出ワイナリーのプロモーションサポートを主に行う。今後もイタリアへ渡航予定。 資格:AISソムリエプロフェッショニスタ。 シエナ観光・ワイン情報サイト『トッカ・ア・シエナ』
  • 南アルプスの麓から山暮らしや食文化、登山の魅力を発信!
    新宅 裕子(Yuko Shintaku) 週末や休暇を利用してアルト・アディジェ地方へ赴き、アルプスの麓町ヴィピテーノを拠点に、山登りやキャンプ、キノコ狩りなどのアウトドアを楽しむかたわら、フリーライターや日本語教師としても活動する。 東京のテレビ局で報道記者を務めていた2011年、オペラにはまって渡伊。カンパーニア州に1年留学の間、イタリア中を旅してその大自然や地域ごとに異なる文化、心豊かな暮らしに魅了される。数年後、イタリア人との結婚を機にヴェローナへと移住。 ガイドブックには載っていないような小さな町を巡り、ローカルな生活に浸るのが好き。インスタグラム(@yukino.it)で「旅と山の記録」を発信中。
  • とんがり屋根のトゥルッリより、プーリアの魅力と旬をお届け!
    2012年より南イタリア・プーリア州在住。伊政府認定ライセンス添乗員。世界遺産アルベロベッロにてとんがり屋根の伝統家屋トゥルッリに暮らす生活を満喫中。会社員をする傍ら、地元産のフレッシュチーズとマンマ直伝の郷土料理を主役にした「南イタリアチーズ&料理教室」を主宰。オリーヴオイルソムリエ&上級チーズテイスターでもあり、最近は伊チーズテイスティング協会にてプーリア州代表の選抜鑑定チームの一員として修業中。他にも、プーリア州の観光や食をライター活動やSNS&ブログにて発信。
  • 食、文化、イベント……プーリア、地元の人々の日々の暮らしってどんなだろう?
    江草昌樹(Masaki Egusa) 2014年より北から南イタリア各所のレストラン、トラットリア、アグリツーリズモで勤務。ミシュラン星付きレストランのスーシェフを経て、現在は、『より自由に、いつまでも経験、挑戦する生活』をモットーに活動中。YouTubeチャンネル『秋田犬サンゴin ITALY』を通しても、イタリアの生活の様子などを発信しています。
  • 山と海に囲まれたリグーリア州の今一番旬な情報をお届けします!
    大西 奈々(Nana Onishi) 2011年よりジェノヴァ在住。音楽院を卒業後、演奏活動の傍らフリーライター、旅行コーディネート、通訳などを務める。演奏会などでリグーリア州各地を周り、それぞれの街の文化や風景に魅了される。ジェノヴァ近郊の街を散策したり、骨董市巡りが休日の楽しみ。 山と海に囲まれたリグーリア州の四季折々の情報をご紹介いたします。
  • 心はいつも旅人!
    赤沼 恵(Megumi Akanuma) コロンブスを始め沢山の旅人を生み出した街、ジェノヴァ。そのジェノヴァを中心としたリグーリア州で起こるホットなニュースをお届けします。音楽家、翻訳家、日本語教師、2018年3月ジェノヴァ市長より「世界のジェノヴァ大使」任命、アソシエーション「DEAI」代表。
  • ミラノの食と暮らしの旬をお届けいたします!
    小林 もりみ(Morimi Kobayashi) 手間と時間を惜しまず丁寧につくる品々、Craft Foodsを輸入する「カーサ・モリミ」代表、生産者を訪ねながら、イタリアの自然の恵みを日本へ届けている。2008年 イタリア・オリーブオイル・テイスター協会『O.N.A.O.O』(Organizzazione Nazionale Assaggiatori Olio di Oliva)イタリア・インペリアの本校にてオリーブオイル・テイスターの資格取得。2009年スローフード運営の食科学大学( Universita degli Studi di Scienze Gastronomiche)にて『イタリアン・ガストロノミー&ツーリズム』修士課程修了。
    2014年よりピエモンテ州ポレンツォ食科学大学・修士課程非常勤講師(Master in Gastronomy in the World 日本の食文化:日本酒・茶道)。福島の子どもたちのイタリア保養「NPOオルト・デイ・ソーニ」代表。
    Instagram https://www.instagram.com/morimicucinetta/
    Instagram Casa Morimi https://www.instagram.com/casamorimi/
    カーサ・モリミ株式会社  http://www.casamorimi.co.jp/
    NPOオルト・デイ・ソーニ http://www.ortodeisogni.org
  • イタリアのチーズとワインのエキスパート、そしてイタリアの山のことならお任せ。
    池田 美幸(Miyuki Ikeda)1986年よりイタリア在住。ミラノに住んでいるが、週末になるとイタリアで一番大きいステルヴィオ国立公園内にある山小屋へ逃避。日本で農学部を卒業。イタリアで手にしたチーズティスター・マエストロ、公認ワインティスターの資格を活かし、通訳、コーディネーターとして活躍中。
  • ミラノより、箸休めにファッションやデザインのお話を。
    田中美貴(Miki Tanaka) 雑誌編集者として出版社勤務後、1998年よりミラノ在住。ファッションを中心に、カルチャー、旅、食、デザイン&インテリアなどの記事を有名紙誌、WEB媒体に寄稿。
  • ヴェネトの美味しいとっておき情報をお届けします。
    ヴェネトおよびフリウリを中心に、通訳、翻訳、地元マンマの料理レッスン及び生産者訪問コーディネイト、そして野菜を中心とする農産品の輸出業などの活動を行う。各種生産者との繋がりをとても大切に、ヴェネト州の驚くほど豊かな食文化を知ってもらうべく、ブログ『パドヴァのとっておき』では料理や季節のおいしい情報を中心に発信するなど活動中。