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【夏柄入荷】モンテファルコのキッチンクロスとトートバック

『イタリア好き』本誌vol.49(p25~27)で取材したイタリア人の日々の暮らしに欠かせないクロスの数々。今回は、夏にぴったりの柄が入荷しました!伝統柄やオリーヴ柄など刺繍タイプのキッチンクロスも必見です♪


■家族で歩む、モンテファルコの伝統と革新
中世の城壁に囲まれた小さな街、ウンブリア州モンテファルコ。裁縫が好きで10代の頃から勉強の合間に仕立て屋で見習いをして技術を身につけたエマヌエラさんが、郷土モンテファルコの上質なリネンに惹かれ、淡い色調のジャガード織りのタオルやテーブルクロスなどの小物作りを始めました。
工房を引っ張るエマヌエラさん(左)とその家族
■工房で生み出される作品の数々
戦前までは、サルデーニャ島を含む中・南部のイタリアの田舎では自前の機織り機で生地を織っていそうです。そしてシーツやベットカバー、テーブルクロスには伝統的な紋様の刺繍を施し、価値のある唯一無二のものに仕上げられていました。今は工房で機械を扱い、繊細で丁寧な刺繍が施されています。
モンテファルコを紡ぐ
ミツバチをモチーフにした伝統柄
■モンテファルコが好きだから
伝統柄だけではなく、モンテファルコの自然や歴史からインスピレーションを得たデザインをプリントしたクロスも多い。
ヴァリエーション豊富なプリント柄
モンテファルコの自然は最高!

■商品一覧

プリント柄キッチンクロス(麻100%:サイズ 横50.5cm×縦81cm)

ショートパスタも好き!
パスタ作りましょ♪
レモンとブルーのタイル柄
バックとお揃いでいかが?
まるで泳いでいるみたい◎
カラフルフィッシュ!
カルチョーフィ柄
お皿とセットで!
お料理が楽しくなりそう♪
セロリのグリーンが映える!
フックに掛ける紐付き
麻100%

刺繍柄キッチンクロス(麻50% 綿50%:サイズ 横56cm×縦72cm)



ピクニックにも♪
爽やかなオリーブブルー
たっぷり詰まったフルーツ柄
ハッピーカラーでほっこり♪
ミツバチをモチーフにした伝統柄
自然な風合い
フックに掛ける紐付き
麻50% 綿50 %

トートバック

マチのあるトートバックは、普段の使いに、お出かけに、お買い物にも、たっぷり入って大活躍間違いなし!カルチョーフィ柄のバックはコットン100%。お魚と糸杉柄はリネン100%で軽くて丈夫。お好み素材を選んでくださいね。
キッチンクロスとお揃い柄
コットン100%
幅41cm×高さ42cm×マチ6.5cm
麻素材で軽くて丈夫!
リネン100%
幅40cm×高さ37cm×マチ4cm
大容量でお買い物にも♪
マチあり

■お届け方法・送料について
ゆうパケット:360円(全国一律)
※お届けはポストへの投函となります。
※折りたたんでの梱包となりますので、折り目が残る可能性がございます。ご了承ください。

■販売商品一覧
※商品画像をクリックいただくと拡大画像が表示されます。
※定期購読(ズッキーニクラブ)会員様割引商品は、ログイン後に会員価格へ変更となります。また、カートに入らない場合は在庫切れとなります。ご了承ください。
魚の大群
3,140円(税込)
レモンとブルータイル
3,140円(税込)
カラフルフィッシュ
3,140円(税込)
カルチョーフィ
定価:3,850円(税込)
定期購読会員10%OFF:3,465円(税込)
カルチョーフィ
定価:4,950円(税込)
定期購読会員10%OFF:4,455円(税込)
ブルーフィッシュ
定価:4,950円(税込)
定期購読会員10%OFF:4,455円(税込)
糸杉
定価:4,950円(税込)
定期購読会員10%OFF:4,455円(税込)
オリーヴ:ブルー
3,413円(税込)
伝統柄:グリーン
3,413円(税込)
フルーツ:レッド
3,413円(税込)
フルーツ:ベージュ
3,413円(税込)
畑の恵み
3,140円(税込)

LUIGI TEGA エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイル “Olio del Cardinale”

\豊かな香りと苦み、辛味をバランス良く上品に仕上げたTEGAのオイル/
暮らしのなかにいつもオリーヴオイル特集(vol.56)の取材でも訪れたLUIGI TEGA。毎年、10月下旬から11月初旬に収穫したばかりのオリーヴから作られる絞りたてのノヴェッロ(初搾り)をノンフィルター(無濾過)で読者の皆さまへお届けしていますが、今回は、オリーヴ収穫後24時間以内に圧搾フィルターへかけ、フレッシュさは変わらず不純物や余剰水分をきれいに除去したエキストラバージン・オリーヴオイル “Olio del Cardinale(オリオ・デル・カルディナーレ)” をお届けします。
※今回のお届けオイルは2023年収穫のオリーヴオイル(賞味期限2025年12月末)となります。


■オイルの特徴
中部イタリアの地品種「モライオーロ」をメインにブレンドした、豊かな香りと苦み、辛味をバランス良く上品に仕上げた最高級のエキストラバージン・オリーヴオイルです。自社の搾油所内に専用の遠心分離設備を持ち、オリーヴ収穫後24時間以内に圧搾しています。フィルターで不純物や余剰水分をきれいに除去していますので、瓶内発酵を引き起こす心配もなく、12~14℃に温度管理された脱酸素のステンレスタンクで保管され、ルイジ氏自身が必ずティスティングをして出荷されているこだわりのエキストラバージン・オリーヴオイルです。

■おすすめの楽しみ方
ノンフィルターでお届けしているノヴェッロの時の味わいと比べると、よりクリアな味わいが特徴です。まずはオイルの味をストレートに味わっていただきたく、塩なしパンにたっぷりと。また、モッツアレラチーズなどへかけて、チーズとオイルのマリアージュをご堪能ください。白身魚を使った魚料理や焼き野菜などにもおすすめです。
まずは塩なしパンにたっぷりと♪
おいしいチーズと共に!
Photo by LuigiTega Instagram

■生産者:あなたにとってオリーヴオイルとは?
(左)4代目NIKITA TEGA (右)経営者LUIGI TEGA
1946年創業。ペルージャから南東約30kmのフォリーニ村に、広大なオリーヴ畑と自社搾油所を持ち、丁寧なオリーヴ栽培から高品質のオリーヴオイル製造まで一貫して行っており、数々の受賞歴、好評価を得ている作り手です。
本誌で取材に訪れた際、「常に最高の質を保ってオイルを提供することを大切にしている。100以上の樹から採れるオイルは、作り方次第でいいオイルにも悪いオイルにもなる。だから初心を忘れてはならない」とルイジさんが語ってくれました。
今年も秋には”ノヴェッロ”のご予約を開始しますが、LUIGI TEGAのオイルファンの方や気になっていた方、まずはこの機会に味わってみてはいかがですか?

◆”Olio del Cardinale” Extra Virgin Olive Oil の詳細◆
オリーヴ品種 モライオーロ30%、フラントイオ40%、レッチーノ30%
タイプ ミディアムフルーティー
香り 中程度に強く、刈りたての草の爽やかさを思わせる植物的な香り
味わい 徐々にスパイシーな風味が加わり、バランスの取れた心地よい味わいと、心地よい苦味のある余韻が特徴
オリーヴ畑 ウンブリア州ペルージャ県(フォリーニョ村)海抜400m
収穫時期 2023年10月下旬
容量<2タイプ> ○250ml
○500ml
賞味期限 2025年12月31日
保管方法 暗く涼しい場所で保管し、年内をめどにお早めにお楽しみください。
生産者/生産国 ルイジ・テーガ社/イタリア

■お届け方法・送料について
宅急便800円(近畿 900円/中国・四国 1000円/北海道・九州 1,200円/沖縄本島・離島は1,285円)
※基本料以外の地域からお申込みいただいた方は送料が変更となります。ご購入後、自動返信メールとは別に変更額を改めてご連絡させていただきます。
※銀行振込希望の方は、別途お送りする「お振込みのご案内メール」をご確認いただいた後、お振込みお手続きをお願いいたします。

◆販売商品一覧◆
★『イタリア好き』特別価格にてご提供!

【1】250ml
定価:2,808円(税込)
特別価格:2,553円(税込)
【2】250ml(2本セット)
定価:5,616円(税込)
セットで10%OFF:5,054円(税込)
【3】500ml
定価:4,104円(税込)
特別価格:3,731円(税込)

ロンバルディアのワイナリー、ジョルジ・ワインズの魅力に迫る2

オルトレポ・パヴェーゼの代表格 ピノ・ネロ100%のスパークリング白ワイン


カジュアルなアペリティーヴォから、前菜、主菜にも重宝するPinot Nero Frizzante (Oltrepò Pavese DOC)。「ライン・ボトル」と呼ばれる背の高いボトルがエレガントで一層目を引く。

すっきりフレッシュな果実味が鶏肉料理ともよく合う。
撮影協力:Agriturismo al Bosco

 今回ご紹介する「ピノ・ネロ・フリッツァンテ」には、特別な名称がない。「ピノ・ネロは僕たちのアイコン的な存在だからね。あえて別の名前を付ける必要なんてないのさ」と「ジョルジ・ワインズ」代表のファビアーノさんは微笑む。このピノ・ネロ100% のスパークリングワインは、1980年代から今日に至るまでずっと、このワイナリーを牽引してきた。
 
 ここオルトレポ・パヴェーゼはイタリア最大、世界でも第3位という有数のピノ・ネロ産地。石灰質、粘土質の土壌がピノ・ネロ栽培に適し、さらに収穫期の日中と夜間の気温差が大きいことから、良質なピノ・ネロが獲れるのだそう。
 
 黒ブドウ品種のピノ・ネロからは赤ワインが造られることが多いが、実はオルトレポ・パヴェーゼでは白ワインも有名。ブドウを手摘みで収穫後、圧搾はせず、マルシェボックス(穴あき木箱)にたくさんのブドウを一緒に入れて自然に流れ落ちる繊細なブドウ果汁を集めていく。この段階ではピンクがかっているものの、発酵が進むにつれて色が落ち、麦わら色に輝く白ワインとなっていく。


「先代はこのワインのためにボトルネックの一際長い、背の高いボトルを特注したんだ」とファビアーノさんが発売当初の逸話を語ってくれた。このユニークさが大成功をおさめ、地域のレストランがこのボトルサイズに合う冷蔵庫を買うほどだったと言う。フレッシュだが上品な味わいで、魚介類はもちろん、さっぱり系の鶏肉料理と合わせるのもオススメだ。

vol.61掲載。
Text : Yuko Shintaku
Photo : Alesandro Gloder


▼Giorgi / オルトレポ パヴェーゼ DOC ピノ ネロ フリッザンテ 2023 “Pinot Nero”
ピノ ネロ、バルベーラ、シラーを絶妙なバランスでブレンドした”OLTRAJA”はタンニンがソフトで飲み味か重すぎないロンバルディア産の赤ワイン。ロンバルディアのオルトレポ パヴェーゼではイタリア国内のピノ ネロの75%以上が生産されており、イタリアの銘醸地の一つとして知られています。パスタはもちろん、サラミやチーズ、肉料理にも相性抜群でデイリーに楽しむことができます。(Text:TAPS)
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『イタリア好き』にて連載されたおすすめワイン

■vol.1 品質だけを追求したこだわりの1本

世界の王たちも愛したバローロ「Passione di Re」

繊細でほどよいタンニンと、長く置けば置くほどコクが出る逸品。ちなみにこの名は、イタリア王室サヴォイア家が、晩餐会で外国の王たちに振舞っていたのがバローロだったことに由来。世界の王も愛したワインに思いを馳せながら、ガブリエレ氏がこだわりを尽くしたバローロを味わいたい。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.55掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=58815
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>>バローロ「Passione di Re」



■vol.2 ブドウを2種に絞った珍しいランゲロッソ

オーナーのこだわりが最も現れたストーリー性のあるワイン
「Tutto Dipende da Dove Vuoi Andare」

パワフルさとエレガンス、味わい深さと香り高さのバランスの丁度良いところを抑えたワインと言えます。絶対に料理と一緒に味わって欲しい一本なので家族や友人を招いたディナーパーティでメインワインとして味わってみてはいかがでしょうか。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.56掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=61181
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■vol.3 滑らかな泡でどんな料理も引き立てる「M.C. 36」

丁寧に造られた高貴な発泡性ワイン
「アルタ ランガ DOCG 2020 “M.C. 36″」

アルタ ランガはメトド クラシコを採用しながらシャンパーニュよりも長い30ヶ月以上の瓶内熟成が規定されているイタリアが誇るスパークリングワインで古くはイギリスの王室向けに当時は珍しかったドライな味わいのスパークリングワインを製造し納めていた程。お祝いや特別な時間を演出するワインとしてとてもいかがですか?
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.57掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=62000
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■vol.4 余韻のあるコクが自慢の個性的ワイン「エリス」

コクのあるワインには、ピエモンテ名物「ヴィテッロ・トンナート」がお薦め。
試行錯誤の末、ガブリエレ・スカリオーネが好きなブルゴーニュワインのような果実味と酸味、そして長い余韻を楽しめる、コクのあるワインが出来上がった。そんなボトル1本1本には今は亡き愛犬への思いと、ガブリエレ氏のワイン愛が詰まっている。Gabriele Scaglioneのランゲ ビアンコは他にはない複雑さを感じる事ができ、様々な料理に合わせるのに向いていて食前から食後まで楽しめます。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.58掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=63893
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▼ガブリエレ・スカリオーネの商品一覧はこちら



■エミリア=ロマーニャのワイナリー、テヌータ・ガッチの魅力に迫る

ルビコーネ1種のみ生産する自信のワイン
オーガニック農法で作られたサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローの絶妙なバランスでブレンドされ、滑らかで深みのある味わいと、しなやかなタンニンが上品な印象をもたらします。世界各国の一流ホテルや星付きレストラン、F1の公式サプライヤーとして採用されるなど高い評価も得ており、このたび日本に初上陸を果たしました。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.59掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=64637
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■ロンバルディアのワイナリー、ジョルジ・ワインズの魅力に迫る

ワインの一大産地、オルトレポ・パヴェーゼに根ざす老舗ワイナリー
ピノ ネロ、バルベーラ、シラーを絶妙なバランスでブレンドした”OLTRAJA”はタンニンがソフトで飲み味か重すぎないロンバルディア産の赤ワイン。ロンバルディアのオルトレポ パヴェーゼではイタリア国内のピノ ネロの75%以上が生産されており、イタリアの銘醸地の一つとして知られています。パスタはもちろん、サラミやチーズ、肉料理にも相性抜群でデイリーに楽しむことができます。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.60掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=65535
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【日本未入荷ワインが豊富なTAPS WINE SHOP】

TAPS WINE SHOPでは主に日本未入荷のワインをイタリア現地生産者から直接輸入しています。
価格帯は毎日食事で楽しんでいただける1,000円代のものから、特別な日に飲みたい高級感あふれるものまで多数あり! 現地イタリア人ソムリエと共に厳選した生産者のワインのみを一定温度での輸送ができる特殊なコンテナにて輸送し、温度管理された倉庫で保管しています。

TAPS WINE SHOPはこんな人におすすめ

・イタリアやヨーロッパの食文化に興味がある
・海外旅行が好き
・料理とワインのペアリングに興味がある

▼TAPSの商品一覧はこちら
https://tapswineshop.stores.jp/

■商品に関する問い合わせ
有限会社TAPS inc
https://tapswineshop.com/

モリーゼ州カンポバッソのMIST E R Iの行列

カンポバッソで毎年6月の聖体の祝日Corpus Domini (コルプス・ドミニ)に行われる「I MISTERI(イ・ミステリ)」は1768年から続く伝統行事です。「MISTERI」と呼ばれる13基の御輿が街を練り歩く様は地元はもちろん海外からの観光客をも魅了しています。

「聖ミケーレ」は善と悪の戦いを象徴しています。

MISTERIは、木の土台の上に造られた鉄の構造物を支えにして、聖人や天使と悪魔に扮する生身の人(多くは子供たち)が何人も乗り、キリスト教の聖なる人物の生涯などを表現する独特の御輿です。

聖アントニオ・アバーテ
聖クリスピーノ
聖ニコラ
特に有名な「聖アントニオ・アバーテ」のMISTERI。御輿の上では角の生えた黒い悪魔が聖人を誘惑する聖劇が繰り広げられています。
13基それぞれが聖書の「神秘」や「聖人」を表しており、重いものでは640kgにもなるMISTERIを担ぎ手が運ぶ様は圧巻!
誇りを持って重い神輿を担ぎながら街を練り歩く、真の主役である担ぎ手は、献身と犠牲の象徴です。
“演者の子供たちがまるで宙に浮かんでいるかのような錯覚”も見逃せません。
聖イシドロ
聖ロッコ
聖マリア・マグダレーナ
お祭りならではの屋台も並び、「パンパネッラ(ニンニクと唐辛子で味付けされた豚肉)」や「トルチネッリ(羊の内臓を腸で巻いたもの)」などの郷土料理も楽しみの一つです。
MISTERIの行列は地域の文化とアイデンティティを象徴する特別なもので、カンポバッソの人々の誇りです。

Museo dei Misteri di Campobasso
年間2 万人以上の来館者を誇るモリーゼ州で最も人気のMISTERI博物館では、「イ・ミステリ」の様子を鑑賞したり、13基のMISTERIと歴史的な写真や衣装を観覧したりできます。
https://www.misterietradizioni.com/museo/

文:Katia Alfonso(カーティア・アルフォンソ)
写真:Museo dei Misteri di Campobasso
カンポバッソ出身。ナポリ東洋大学で日本語と言語文学を専攻。2004年に東京でイタリア語学校「ピアッツァイタリア」を設立し、現在は代表として勤務。

\ピアッツァイタリア:入会金無料キャンペーン/

イタリアを感じられるアットホームな空間で学べるのが魅力。ベテランイタリア語講師からイタリア語を学びませんか?オンラインレッスンも対応していますよ。

▼応募期間:~2025年5月31日まで
期間内にお申込みいただいた『イタリア好き』読者の方全員、入会金無料となります!
まずはお問い合わせください。
https://piazzaitalia.jp/
tel:03-5306-1956

【特別企画】カルチョーフィ柄『イタリア好き』オリジナル絵皿

『イタリア好き』本誌連載「紐解きのマヨリカ旅」(p.4)でおなじみのチェラミカ作家池田由美子さんが、カルチョーフィ柄を絵付けした『イタリア好き』オリジナル絵皿をお届けします!
イタリア製の陶器に一つひとつ手描きされたカルチョーフィのお皿は、形・色・絵柄それぞれ個性豊かです。食卓を明るく楽しい雰囲気にしてくれますよ。


◆商品詳細について◆
取り扱い 食洗器可、電子レンジ不可、オーブン不可
使用上の注意点 * 絵の具や釉薬は、食器用として検査をクリアした安全なもののみを使用しております。
* 陶器の性質上、なるべく浸け置きはお避け下さい。
* イタリアの素材のため、個体差が少しございますが、温かみのある風合いをお楽しみください。
制作者 LA CERAMiCA 池田由美子
生産国 イタリア:陶土、顔料、日本:絵付、焼成


◆お届け時期と予約商品のパスタ皿について◆
商品のお届けは5月最終週を予定しています。
パスタ皿のみ予約注文となるため、8~9月発送予定です。
※ご予約注文のパスタ皿は同梱不可となりますので、他の商品とは分けてご注文ください。ご予約いただいた分の数量は確保させていただきますのでご安心ください。予約締切時期は本ページおよびメルマガなどで改めてご案内させていただきます。

◆送料について◆
〇宅急便800円(近畿 900円/中国・四国 1000円/北海道・九州 1,200円/沖縄本島・離島は1,285円)
※800円以外の地域からお申込みいただいた方は送料が変更となりますので、購入後、弊社にて変更させていただきます。
※銀行振込希望の方は、別途お送りする「お振込みのご案内メール」をご確認いただいた後、お振込みお手続きをお願いいたします。

■販売商品一覧
※商品画像をクリックいただくと拡大画像が表示されます。
※数量が限られております。カートに入らない場合は在庫切れとなります。ご了承ください。

長方形皿(22.5cm×11cm)

使い方を考えると楽しくなる長方形皿。お店でのお会計用に使いたいといったお声もいただいています。一皿あるときっと重宝する長皿です。ぜひ使い方を想像しながらお好きな柄をお選びください。
グリーンピンク:7,480円(税込)
イエローブルー:7,480円(税込)

【予約受付商品】パスタ皿(直径約23cm)

大胆に描かれたカルチョーフィ柄が魅力!イタリア好きな方々なら、一番出番が多いお皿ではないでしょうか?期間限定での予約販売とさせていただきますので、みなさまのご予約お待ちしています♪
Aタイプ:8,520円(税込)
Bタイプ:8,520円(税込)

■「LA CERAMiCA(ラ・チェラミカ)」について

1998年横浜にオープンしたセラミックス・スタジオ「LA CERAMiCA」は、オリジナル陶磁器の制作を中心にテーブルウエアの企画やコンサルティング、装飾タイルの制作などセラミックを幅広く手掛けています。
一つひとつ違った表情を持つ陶磁器との出会いを大切にして、手作りの陶磁器やタイルを皆様のライフスタイルに取り入れて、もっともっと楽しんでいただけるよう、お手伝い出来たらと考えております。
LA CERAMiCA代表 池田由美子
https://la-ceramica.com/

▼以下はお陰様で完売いたしました。ご注文ありがとうございました。

スクエアボウル(12.3cm×12.3cm×深さ3.3cm)

少し深さのあるスクエアボウルは、イタリアンだけではなく、和食でも重宝する一皿です。また小物入れなどとしても活躍してくれます。
イエロー:4,400円(税込)
売り切れ
ブルー:4,400円(税込)
売り切れ

丸皿(直径約11.5cm)

小皿としてお使いいただくことはもちろん、壁掛けとしてもお使いいただけます。インテリアとして、ギフトとしても重宝すること間違いなし!お部屋が明るくなるカラフル小皿です♪
※お皿の裏に穴が1つ空いています。壁掛けとしてもお使いいただく際は、多少個体差がありますが、お皿の重さは130〜132gですので、太めの針金や麻紐などをお使いください。
パープル:4,400円(税込)
売り切れ
オレンジ:4,400円(税込)
売り切れ
イエロー:4,400円(税込)
売り切れ
ブルー:4,400円(税込)
売り切れ

ランチプレート(直径約20.5cm)

どんなシーンでも一番使いやすい一皿。フルーツに、トーストに、ドルチェになどなど。いつも側で活躍してくれますよ。
オリーヴ:6,600円(税込)
売り切れ
グリーン:6,600円(税込)
売り切れ

オーバル皿(小:14cm×9cm/大:20cm×12.5cm)

イタリアンの定番、オーバル皿。大小2サイズ展開です。※各1枚ずつのみとなります。ご了承ください。
バロック(小):4,400円(税込)
売り切れ
ドット(小):4,400円(税込)
売り切れ
オレンジ(小):4,400円(税込)
売り切れ
オリーヴ(大):7,150円(税込)
売り切れ
カルチョーフィ(大):7,150円(税込)
売り切れ

日本橋三越イタリア展 ご来場に感謝

2025年5月1日〜6日の6日間の日本橋三越イタリア展が終わりました。
すごく疲れましたが、心地よい朝を迎えています。
初日から多くの読者の方、”イタリア好き”の方にお越しいただき、ありがとうございました。



「いつも読んでます」「ずっとクラブ会員(定期購読会員)です」と言ってくれる方もいれば、『イタリア好き』を初めて知って「こんな雑誌があるなんて!」と関心を持ってくれる方も。
そうやって会場に来てくれた読者の方と触れ合っているなかで数人に「マッシモさん、いい仕事してますね」と、うれしい言葉をもらいました。
「好きなことを仕事にして、続けている」という意味と、イタリア展のような催事で「モノ・コトを発信している」という意味合いのことを言われました。でもコロナ後は金銭的にも厳しいし、楽しいばかりではないんですが、と話しつつ……。
『イタリア好き』は、飲食店でも物販店でもなく、あくまでも媒体なので、百貨店催事に出ても、基本的に物を売って売上げるシステムにはなっていません。
僕たちの役割は、パートナー店や協力してくれる仲間と、何かコトを起こすことだと思ってます。
催事のような場所で、僕が取材で見聞きして感じてきたイタリアのことを発信して、来てくれた人に伝わればうれしいです。もちろんそれに伴って読者が増えて売上が立てば、本誌の制作やこうしたイベントに協力してくれる人たちもハッピーになります。
そういう意味では、今回の日本橋三越のピアッツァ・イタリア好きは、かなり思いに近い形に展開出来たなぁと思っています。
連日顔を出してくれる人、一度来て、買い物後に戻って来てくれる人、集まった人たちがワインやカフェを飲んでそこに居合わせた人と会話を楽しんでいる人が多くいたことがうれしく、『イタリア好き』が催事に出ている意味があったと思っています。
一緒に盛り上げてくれた「カフェ・ビアンコ」天野智和さん、「トラットリア・デッラ・ランテルナ・マジカ」阿部之彦さん、「ラ・チェラミカ」池田由美子さん、そしてご来場いただいた“イタリア好き”の皆さま、ありがとうございました。
また、どこかでお会いしましょう!

今日も元気に、前向きに!
チャオ、チャオ
マッシモ

新時代のシェフを訪ねて7 ENO si MARE 小林一貴さん presents by 亀屋食品株式会社


これからの日本のイタリア料理業界を担ってゆく若手シェフの半生と、思い入れの深い一皿にまつわるストーリーをご紹介する連載「新時代のシェフを訪ねて」
7回目は、江ノ島にあるENO si MARE(エノシマーレ)の小林一貴さん(41)にお話を伺いました!

海辺の街、楽しさ広がるイタリアン


片瀬江ノ島駅からわずか1分、川沿いで一際目を引く真っ白な建物の2階にあるのが2024年6月にオープンしたばかりの「エノシマーレ」だ。地中海を思わせる明るい店内はもちろん、テラスに出れば海辺の広い空と潮風に包まれて、リラックスした時間を過ごせる。

▲コンセプトは「毎日食べられるイタリアン」。南イタリア料理を軸にバラエティに富んだ手頃な小皿料理やパスタを、ワインと共に気兼ねなく楽しめる。観光地のにぎわいから離れてゆったりと食事ができるのもうれしい。

オーナーシェフの小林さんは、中目黒で13年続くミラノピッツァの名店「イルボスケット」のオーナーでもある。20代の頃は都内のリストランテやトラットリアで経験を積み、イタリア人や先輩シェフからイタリア各地の料理とピッツァを学び、30代を目前に独立した。
▲「これ絶対おいしい!と思うものを出して、一人でも多くの人に喜んでもらえれば。そしてなにより楽しんでほしいですね」と話すオーナーシェフの小林一貴さん(41)。明るい人柄が声や笑顔からにじむ。

そろそろ世代交代、と考えていた矢先、この物件を紹介された。「元々江ノ島は好きな場所だったんです」小林さんにとって江ノ島は若い頃にサーフィンを楽しんだ思い出の地、迷いはなかった。南イタリア料理の店にしたのは、立地のイメージだけでなく、かつて勤めた店の魚好きな料理長の元で、毎日のように魚を扱っていたことも大きい。


そんな小林さんが紹介してくれたのは「トラパニ風カルパッチョ」。カルパッチョといっても、シチリア現地のそれはマリネに近いもの。そのスタイルを踏まえ、今回は金目鯛を主役に、赤タマネギやアーモンド、レモンオイルなどを使って、皿の上にシチリアらしさを表現した。


ちなみにこのトラパニ風を含めてカルパッチョは5種類、毎日仕入れる魚も日替わりで5種程度あり、それぞれの組み合わせを自由に選べる。この店ならではのおもしろさだ。「今日のおすすめはスズキで、合わせるワインは……」などと会話も生まれる。


「おいしいものを食べたいときに思い出してもらえるような店でありたい」と、飾らず自然体で語る小林さん。好きな場所に店を構え、これまでの経験を生かして、店を続けられることの楽しさとありがたさを、はしばしで口にしていた。小林さんに会うために足を運ぶ人もじわじわと増えているようだ。江ノ島を訪れたら、ぜひ訪ねてみてほしい。


〈レシピ〉



トラパニ風カルパッチョ
サルデーニャ産の塩で締めて厚切りにした金目鯛はうま味が引き立ち食べ応え満点。ハーブ類やレモンオイルの爽やかな香りに、トマトの酸味と甘み、アーモンドの食感がアクセントに。白ワインがあれば、もう最高!

材料(1人分)

・金目鯛(刺身でも代用可能) 60g
・赤タマネギ 20g程度
・アーモンド 2粒程度
・チェリートマト 2個
・フルーツトマト 1個
・バジル 小2枚程度
・マイクロベビーリーフ お好み
・ディル お好み
・塩(サルデーニャ産) 適量
・白コショウ 適量
・レモンオイル 小さじ2+仕上げ用適量
・エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイル 大さじ1
・ジェノヴェーゼソース 小さじ1
・タマネギドレッシング(タマネギ、フレンチドレッシングをブレンダーで混ぜたもの) 大さじ2

下ごしらえ
1)三枚おろしにした金目鯛を、両面に塩を振り掛けて10〜20分置く。

2)キッチンペーパーで水分を拭き取る。
3)鮮度保持給水紙で包んで真空パックをする(キッチンペーパーとチャック付きポリ袋でも代用可能)。

4)冷蔵庫で半日〜1日置いておく。
5)4で寝かせた金目鯛を冷蔵庫から金目鯛を取り出し、ガスバーナーで皮面を軽く炙る。ご自身で捌いた場合は、炙った後に小骨を取り除く。

6)再び冷蔵庫に入れて冷ましておく。

作り方
1)赤タマネギを薄くスライスし、エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイル(分量外)に20〜30分程度漬けて、辛味抜きをする。

2)アーモンドを包丁の側面で軽く潰して刻む。
3)下ごしらえした金目鯛を冷蔵庫から取り出し、水気をキッチンペーパーで拭い、皮目を下にして1cm程の厚さで斜めにそぎ切りする。

4)ボウルに3を入れ、塩、白コショウ、レモンオイル小さじ2、エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイル大さじ1でマリネしておく。
5)チェリートマト、フルーツトマトを1cm程の幅でカットする。
6)4のボウルに、1の赤タマネギ、2のアーモンド、5のトマト、ちぎったバジル、ジェノヴェーゼソース、タマネギドレッシングを入れて和える。

7)6を皿に盛りつけて、上にマイクロベビーリーフ、刻んだディルを載せる。

8)仕上げにレモンオイルを回し掛けて出来上がり!

ポイント
シチリアのマグロの厚切りにレモンを絞ってオリーヴオイルで和える食べ方がイメージの元となっています。そこから野菜と一緒に魚を楽しめて、日本人にも食べやすく、ワインに合う一皿に仕上げました。
魚を塩で締めて寝かせる方法は、イタリアの保存食や江戸前寿司にも通じるもので、水分を抜くことで、魚のうま味を引き立たせることができますよ!




ENO si MARE(エノシマーレ)
0466-60-3091
神奈川県藤沢市片瀬海岸2-8-17 リバーサイド
https://enosimare.owst.jp/



文:宮丸明香 写真:遠藤素子

【飲食店様向け】イタリア食材をお探しの方はこちらからご購入いただけます。

▼これまでの連載記事▼

◾️新時代のシェフを訪ねて1 VIA DEI PEPI岡本紘明さん
https://italiazuki.com/?p=59200

◾️新時代のシェフを訪ねて2 ITALIAN GARAGE村田友哉さん
https://italiazuki.com/?p=60371

◾️新時代のシェフを訪ねて3 PIZZERIA Kiraku 川村修也さん
https://italiazuki.com/?p=61568

◾️新時代のシェフを訪ねて4 Antica Pizzeria L’ASINELLO 大削恭介さん
https://italiazuki.com/?p=63295

◾️新時代のシェフを訪ねて5 LE VERDURE 守本直樹さん
https://italiazuki.com/?p=64548

◾️新時代のシェフを訪ねて6 PIZZERIA E TRATTORIA SOLO NOI sul nuje 名取洸二郎さん&西山亮介さん
https://italiazuki.com/?p=65275

みんな大好きカルチョーフィ

イタリア野菜の代表カルチョーフィに迫る

春になるとイタリアのメルカート(市場)を彩るカルチョーフィ(アーティチョーク)。丸いものや先の尖った棘のあるものなど、表情もさまざま。現地の人も待ってましたとばかりに、それぞれの好みや地方独自の調理法でられ食べます。そんなカルチョーフィの特集。

雑誌『 イタリア好き 』 とは

観光情報誌とは違う、
イタリア人の日常、素顔を感じられる雑誌。
毎号、各州や一つのテーマにフォーカスし、そこに暮らす人々と食を通して、知られざる魅力を紹介。おいしさの中から見えてくるのは、自分らしく人生を楽しく、生きる姿かもしれません。

【最新号の見どころ】

今回の取材でいろいろな種類のカルチョーフィを、それぞれの調理法で食べてきた。ゴッツイ形のわりには味はシンプルで、どんなものにも合わせやすい。春になるとイタリア中の食卓をにぎわせているその食材の生産者や調理法から、愛されるカルチョーフィ料理まで、とことん迫った一冊。


畑で作物を育てる喜び
今回、ラツィオ州の鮮度や味にこだわり信頼される物作りに全力投球の生産者、ピエモンテ州の伝統を守りぬく生産者、マルケ州の3代続く農家の若き生産者、エミリア=ロマーニャ州の伝統品種の復活に夢と希望を託す生産者たちのカルチョーフィ愛を取材した。

BUONO!カルチョーフィ
カルチョーフィのフリットに、内臓煮込み、カルチョーフィのパスタに、蒸し煮にしたローマ風、さらにはカルボナーラにクレープやタルト、ラビオリにサラダや炒め物まで、どんな料理にも姿を変える料理をお届け。

カルチョーフィってどんな野菜?
イタリア野菜の代表であり、古代から伝わる不思議な野菜。北から南まで多様な品種があり、デトックス効果抜群。食べ方もいろいろで、収穫時期の4~5月には収穫祭がイタリアのあちらこちらで開かれるほど、人々に愛されている野菜。

その他の特集や連載
  • マンマのレシピ マルケ州ウルバーニア
    カルチョーフィのオイル漬け/カルチョーフィのラザニエッタ
  • フォト通信 イタリアで出合った春野菜
  • イタリア好き通信 現地コーディネイターが最旬レポート
    モリーゼ州カンポパッソのMISTERIの行列
  • Coao!ズッキーニパートナーズ(配布店):自慢のカルチョーフィ料理
  • Back Number/編集後記
  • イタリアズッキーニパートナーズ(配布店)リスト

  • 連載 クオーコ・ジャポネーゼ11
    こんな所か 井川直子
  • 連載 紐解きのマヨリカ焼き 11
    カルタジローネの大階段 池田由美子
  • 連載 イタリアでトレイルを走る 第11回
    トルデジアンのレギュレーション 原誠一郎
  • 連載 矢野航の今日は何をおススメしましょうvol.20
    バローロ好きは必飲! 知られざる秘境のワイン
  • 連載 ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅物語vol.11
    フランチェスカの”貴婦人のキス” 岩本彬
など。

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【vol.61マンマのレシピ】クレッシャ・ディ・パスクアのカルチョーフィのパニーニ

クレッシャってどんなパン?

マルケ州北部では復活祭の時期になると卵とチーズがたっぷりのこのパンが出回る。
それにオイル漬けしたカルチョーフィとツナ、ゆで卵をサンドイッチにし、復活祭の朝食として食べる。


Crescia di Pasqua farcita con carciofi e uovo sode
クレッシャ・ディ・パスクアとカルチョーフィと卵のパニーニ

クレッシャ・ディ・パスクア
(材料)
小麦粉 500g
卵 4 個
牛乳 125cc
エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイル 50cc
ラード 50g
パルミジャーノ・レッジャーノ(すりおろしておく) 125g
ペコリーノ・ロマーノ 100g
ビール酵母 20g
塩 10g
コショウ 2g
砂糖 小さじ1

<作り方>
1 ボウルにビール酵母を砕き入れ、砂糖と温めた牛乳を加え、混ぜて材料を溶かす。
2 1に小麦粉、パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・ロマーノを混ぜ合わせる。
3 卵、エキストラ・ヴァージンオリーヴオイル、コショウを加え、捏ねて、一まとまりになったら、塩と細かく切った軟らかいラードを加え、混ぜ合わせて15分ほど捏ねる。
4 耳たぶくらいの硬さになったら、生地を軽く小麦粉をふった台に移し、ボール状にする。
5 4をボウルに入れてラップで覆い、室温で発酵させる。
6 生地が倍くらい膨らんだら、ボードにあけて、手で押しつぶして長方形にし、財布のように三つ折りにする。これを2回繰り返す。
7 6を捏ねて再びボール状にし、縁の高い型(紙製のパネトーネ型、またはバターと小麦粉を塗ったアルミ製の型)に入れて、ラップで覆い、もう一度発酵させる。オーブンを180℃の温めておく。
8 地が型の縁までほぼ達したら、180℃に温めだオーブンで50〜60分間焼く。焦げ過ぎを防ぐために途中で上部を覆う。
9 焼き上がったら網などの上でしっかり冷ましておく。
*直径15cmくらいで深さのあるオーブン用型を用意する。

カルチョーフィと卵のパニーニ
カルチョーフィのオイル漬け
(材料:4人分)
クレッシャ・ディ・パスクア スライス4切れ
ゆで卵 2個
ツナ缶 大1個
カルチョーフィのオイル漬け 適量
塩、ショウ 適量
マヨネーズ 適量(お好みで)


<作り方>
1 ツナ缶を開けてほぐし、塩、コショウまたは好みでマヨネーズを加えて混ぜる。
2 カルチョーフィィのオイル漬けは2、3個、油を切ってスライスし、ゆで卵もスライスしておく。
3 パンにツナを引き、2のカルチョーフィとゆで卵を載せてサンドイッチにして、食べやすい大きさにカットする。

カルチョーフィのオイル漬けのレシピは『イタリア好き』本誌vol.61カルチョーフィ特集の「マンマのレシピコーナー」にて紹介していますので、ぜひ本誌にてご覧ください。
▼5/1発行号vol.61カルチョーフィ特集の詳細はこちら
https://italiazuki.com/?p=66495

集まれ!イタリア好き パスクアを皆でお祝いしよう!@CAFFE PASCUCI

集まれ!イタリア好き 15周年60号記念食事会@SAKURAGUMIの食事会の翌日、パスクア当日にズッキーニパートナー(本誌配布店)3店とのコラボイベントを開催。



神戸三宮界隈をブラブラして4時に会場入り。
西宮北口駅は初めて降りる駅。昔、阪急ブレーブスの西宮球場があったところだと聞いて納得。阪急百貨店があり、再開発で整備されたビルの1階に「CAFFE PASCUCI西宮北口店」はある。

そこに、溝口シェフが率いる「ラ・ピニャータ」チームと、ローマ人ロベルトとひろみさんの「ビアンカ」に、マルケ出身のマッテオ率いる「CAFFE PASCUCI」チームのパートナー3店の力を結集して、イベントには80人近い人が集った。

実はこの3チームは、2024年の夏に京都伊勢丹のイタリア展で集まった仲間だった。
そのときがあまりに楽しかったので、今回の企画に発展したのだ。
左からマッテオ、溝口さん、ひろみさん、ロベルトと仲間


4時の開場と共に続々と人が入ってきて、場内は一挙に賑やかになった。
昨日、SAKURAGUMIで見た顔もいる。うれしい。
「Buona Pasqua!」と発して会はスタートした。





「ラ・ピニャータ」と「CAFFE PASCUCI」の料理が次々に運ばれてくる。
さっそく「ビアンカ」のドルチェを食べる人も……。











僕も取材で経験したパスクアの話をしたり、懐かしい顔や初めて会う人とイタリア話で盛り上がったり、賑やかに会は進んでいく。
というか自由にそれぞれが楽しんだ。








8時も回り、各店がそれぞれ用意したプレゼントめがけて、恒例のジャンケン大会。
イタリア好き委員会のコロンバとパスタソースのセットは、小さな女の子が勝ち抜きました!


楽しい時間はあっという間、終電の新幹線で帰るため、8時半頃に後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。
関西の皆さん、ありがとうございました。
ぜひ、またやりましょう!


追伸 阪急で寝過ごして、最終の新幹線に乗れなかったことも楽しい思い出だよ。
終電逃したので、新大阪できざみうどん食べてホテルに向かったのでした(完全に酔っ払いでした)。


トレラン部 5月実地トレーニングのお知らせ 2025年5月24日

トレラン部5月の実地トレーニングのお知らせ

編集長マッシモと一緒に楽しくトレイルを走る、イタリア好きトレラン部
2025年9月に開催されるトレデジアンの100kmに原コーチ、マッシモが参加することになりました。
最終の目標は2026年の9月に行われるTor des Geants(トルデジアン:ヴェッレ・ダオスタのアルプスで行われる世界有数の山岳レース。リミット150時間のあいだに総距離330kmを走りぬく)に参加して完走しようという長期的な企画。
今回は実地トレーニング第10回のご案内。初心者の方でも参加していただけます!


本誌連載としてvol.51から始まった「イタリアでトレイルを走る」では、トレイルランニングとTor des Geantsを取り上げ、その魅力を紹介しています。
そのリアルイベントとして、連載執筆者でTor des Geants完走者でもあり、日本スポーツ協会山岳コーチの資格を持つ原誠一郎さんをコーチに迎え、一緒に走り、その楽しさを感じていただきます。

トルデジアンはYouTubeにたくさん紹介されているので、ぜひ覗いてみてください。


第10回 トレラン実地トレーニング概要 ヤビツ峠を走る


日時:5月24日(土) 8:00~(予定)
*ヤビツ峠
*トレーニング後は、風呂〜イタリアンレストランでの懇親会を予定しています。(参加自由)
集合:小田急線秦野駅 8時00分
走力:時間を問わず20km〜程度走れそうな方。 *初心者でも可。
コース:秦野駅から8時24分ヤビツ峠行きのバス出発→9時12分ヤビツ峠着。ヤビツ峠発〜塔ノ岳表尾根〜塔ノ岳山頂〜大倉バス停 9:00〜16:00下山予定 
*初心者の方でも興味のある方は連絡ください。
*想定時間は6時間30分を予定。


下山後、車で移動。15分ほどのところにある日帰温泉または鶴巻温泉の弘法の湯にはいる。その後、希望者はイタリアンレストランでの打ち上げ。

*イタリアンレストランでの食事は希望者のみ。申し込み時に参加の可否をお知らせください。
コーチ:原誠一郎さん(資格:日本スポーツ協会山岳コーチ)
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方と同伴者1名。健康であれば経験は問いません。
装備:トレイルランニングシューズ、ザック15ℓ程度、ファストエイド、行動食、水分(スポーツドリンクなど)、タオル、レインジャケット(天候不順の場合)、防寒対策、ヘッドランプ(お持ちの方のみ、お持ちで無い方はレンタルします)。
*その他、自分で必要と思う物は各自用意してください。
*装備について分からない方はお問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
費用:2,750円(コーチ料、保険代)
申込締切:2025年5月21日(水)
こんな方大歓迎♪:
・いつも走っているから、ぜひトレーニングに参加してみたい!
・イタリアに行って走ってみたい!
・トレイルランニングを少し知りたい、体験したい!
・トレーニング後の食事が楽しみ!

【トレラン部概要】
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方で、健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
参加費:イベントごとにコーチ料、保険代などがかかります。(別途お知らせします)

【2025年 年間合同練習予定】
2月22日(土) 奥多摩(終了)
5月24日(土) ヤビツ峠
8月23日(土) 日本アルプス方面
10月25日(土)四国

また、上記練習以外に強化練習も別途予定していますので、こちらも追ってお知らせします。

*行き先日程は変わることもありますので、直近の告知をご確認ください。

【内容に関する質問、問い合わせ】はこちら