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チェラミカ作家マリアリータさん(本誌p16)の特別作品

とても繊細できれいな色使いが印象的なマリアリータさんの作品。デルータ伝統の柄、ドラゴンやリコッタデルタにもどこか気品が漂う。
 

 
 
マヨリカ焼きで知られるデルータで、作家として活動するマリアリータ・ニコリーニさん。1966年に父親がデルータに開いた工房で、作陶する姿を見て育った。自分もやりたい」その思いで、学校から帰るとまるで遊びのように夢中になって作品作りを真似ていたという。20歳で正式に工房に入り本格的に活動を開始。1993年にペルージャに自分の店を開いて30年が経った。
 
 

 
今回は特別に、オイル差しにはオリーヴ柄に伝統のリコッタデルタを、小さな丸い小鉢には内側にドラゴンを、外側にオリーヴの柄を描いてもらった。イメージを伝えると筆は流れるように陶器を伝っていく。
  

 
 
  

 

焼き上がりはこんな感じに。オリーヴの絵にデルータ焼きの伝統的柄、ドラゴンとリッコ・デルータが描かれている。
  
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暮らしのなかにいつもオリーヴオイル

名産地ウンブリアの生産者を訪ねて

オリーヴオイルの名産地ウンブリア州で、生産者やレストラン関係者、消費者を通してオリーヴオイルへの思いを語ってもらった。品種や味わいとは違う視点で、人々のなかで育まれてきたオリーヴオイルを掘り下げた特集。

雑誌『 イタリア好き 』 とは

観光情報誌とは違う、
イタリア人の日常、素顔を感じられる雑誌。
毎号、各州や一つのテーマにフォーカスし、そこに暮らす人々と食を通して、知られざる魅力を紹介。おいしさの中から見えてくるのは、自分らしく人生を楽しく、生きる姿かもしれません。

【最新号の見どころ】

たかがオリーヴオイル、されどオリーヴオイル
あなたの大切にしているものは?毎日使う調味料だからいつも深く考えているわけではないけれど、ふとしたときに自分にとっての大切な存在だと改めて気付く。質や味とはもっと違うところでオリーヴオイルは人々の心にそっと刻まれている。

あなたにとってオリーヴオイルとは?
オリーヴオイルの名産地ウンブリア。それぞれの思い出やストーリー、情熱は、想像したよりも遥かに高い。いつも身近にあったオリーヴオイルに彼らが馳せる思いは?

ウンブリアの宝、オリーヴオイルが出来るまで。
ペルージャのグアルドカッターネオにあるフラントイオ(搾油所)「BACCI NOEMIO」(バッチ・ノエミオ)におじゃまして、オリーヴの収穫からオリーヴオイルが出来るまでを見学させてもらった。

モライオーロの魅力をシンプルに味わう
土地の持つ力を最大限に引き出したオリーヴオイルは、土地をよく知るマンマの料理に最高のアッビナメントを奏でる。

自分の畑のオリーヴオイルが幼い頃からの夢
シチリアのシラクーサに夢だった畑を手に入れ、レストラン経営の傍ら、オリーヴの栽培に励む。手を掛けてできたオリーヴオイルは、自分への活力になる。

その他にも特集や連載が盛りだくさん。

-マンマのレシピ 料理上手な家系のマンマが作るハレの日の料理

-フォト通信 イタリアで出合ったオリーヴにまつわる料理やアイテム
-イタリア好き通信 現地コーディネイターが最旬レポート マルケ州
-Information 姉妹都市の活動 前橋市×オリヴィエート市
-Back Number/編集後記
-イタリアズッキーニパートナーズ(配布店)リスト

-連載 クオーコ・ジャポネーゼ6 渡り鳥、留まる鳥 井川直子
-連載 紐解きのマヨリカ焼き 06 時空を超えて旅するドラゴン 池田由美子
-連載 イタリアでトレイルを走る 第六回 トルデジアンのコースと体験談2 原誠一郎
-連載 矢野航の今日は何をおススメしましょう
     vol.15 凶暴なタンニンは美容と健康にいい
-連載 ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅物語vol.6
    みんなで焼いた思い出のパンペパート 岩本彬
など。

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新時代のシェフを訪ねて2 presents by 亀屋食品株式会社

Vol.55よりスタートした新コーナー「新時代のシェフを訪ねて」(提供:亀屋食品株式会社)
これからの日本のイタリア料理業界を担ってゆく若手シェフの半生と、思い入れの深い一皿にまつわるストーリーをご紹介していきます。

今回訪ねたのは村田友哉さん(39)。オーラがあっていつもキラキラ輝いているいい店であるためにも、世界チャンピオンを目指して挑戦を続けている。

日本から世界へ ピッツァ職人の挑戦
まっすぐな眼差しに向上心が溢れる村田さんは、2023年のピッツァ・ワールドカップで快挙を成し遂げた方だ。
潮来市から世界のトップを目指す、シェフ村田友哉さん(39)。「田舎でもやればできるということを証明したい。地域を活気づけることにもつながれば」そんな気持ちも大きい。


高校時代のパン屋での手伝いが楽しく調理学校に進学、フレンチの鉄人・坂井宏行氏の下で働き始める。20歳のとき、シェフの後押しで愛知万博のイタリア館でイタリア人と共に働くことになり、これを弾みにトリノオリンピックの日本メディア館に派遣され、帰国後はエリオ・オルサーラ氏の下でイタリア大使館などでのケータリング現場を数多く経験した。どんな現場でも懸命に働くことで、縁とチャンスに恵まれたという。
ナポリピッツァと向き合ったのは25歳のとき。ピッツェリア開業を志すナポリ人を手伝いその奥深さにハマった。これを自分の武器にと、20代後半は技術の習得に励んだ。


子供が生まれ妻の故郷である潮来市に移住し、2017年ついに自身の店をオープン。コロナ禍では自分を磨くことに力を注いだ。「焼かせてくださいという気持ちでテイクアウト用に毎日たくさん焼き続けました。やっと窯と語り合えるようになった気がします」と振り返る。
そして2023年、前哨戦を勝ち抜きついにピッツァ・ワールドカップへ。「必ず、部門一位を取って、審査員の記憶に爪痕を残そう」と心に誓った。技術の面ではもちろんだが、そのほかにも他国の人と交流したり、イタリア語で意気込みをプレゼンしたりと、できることをすべて尽くした。結果はナポレターナ部門2位、ネイションズ・チーム部門1位! だが村田さんは満足していない。「目指すは総合優勝ワールドチャンピオンです」とさらに上を見つめる。
 その並々ならぬ情熱の原動力は、かつて自分を引き上げてくれた先輩たちが見せてくれたキラキラと輝く世界だ。「いい店はオーラがあって活気に満ちている。そんな店を作るためにも、実力と華、両方掴みたいんです」そう語る声が実に力強かった。理想へと近づくために、村田さんの挑戦はこれからも続く。

ピッツァ・マルゲリータ・エクストラS.T.G
生地には3種類の小麦粉を使用し、食感の軽さ、味、香り、耳の立ち上がり方などを追求。やさしい手つきで生地を成形し、素早く具材を載せ、窯と炎の状態を見極めながら焼き上げる。まさに職人技。


開放感のある店内にはイタリア車のグッズや親交の深い鹿島アントラーズのユニフォームなどが飾られている。有機野菜や無添加、旬の食材など、素材にこだわった料理をいただける。

〈レシピ〉

材料
生地(12人前)
・ドッピアエッセ(モリーノマグリ) 300g
・サッコロッソ クオーコ(カプート) 1300g
・セモリナ(5スタジオーニ)※打ち粉用 適量
・水 1L
・塩 50g
・ホシノ天然酵母 40g ※酵母を起こした状態で

具材(1枚分)
・サンマルツァーノトマト(ソラニア)など 70g 
・モッツァレッラ・ブッファラ 100g
・バジル 適量
・エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイル 適量



下ごしらえ
1)生地をこねて約200gに分けて発酵させる。
2)ホールトマトを手でつぶし、皮と芯を外してソースを作る。
3)モッツァレッラを水切りしてちぎっておく。

作り方
1)窯の温度を460~480℃に調整する。
2)セモリナ粉で打ち粉をして生地を成形する。裏表返しながらやさしく伸ばす。
3)トマトソースをしき、モッツァレッラ、バジルを散らして、エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイルをかける。
4)生地を広げながらパーラの上に載せる。
5)窯の中へ。生地の焼け具合によって回転させながら1分10~20秒間程で焼き上げる。
6)窯から取り出す。
7)飾りのバジルを散らして完成! ※後乗せバジルがNGの大会もある。

ポイント
具材を載せた後は、ソースが生地に浸透し過ぎないよう素早く窯へ。モッツァレッラが溶け過ぎない程度で窯から下ろす。耳は2~3cmくらいの高さが今のナポリの主流!


ITALIAN GARAGE
茨城県潮来市あやめ1-1-16 
0299-63-1863
http://www.cafefishing.com/


■イタリア食材の亀屋食品のサイトはこちら

飲食店様向け


個人の方向け

文:宮丸明香 写真:日高奈々子

【完売】ブオン リコルドのオリジナル絵皿

『イタリア好き』vol.49にて取材に訪れたミラノのナヴィリオ・グランデ骨董市。そこで出合ったお店「Roberto Borsalino」(ロベルト・ボルサリーノ)から届いたブオン・リコルドのオリジナル絵皿をお届けします♪


■ナヴィリオ・グランデ骨董市とは
毎月最終日曜日に運河沿いに立つイタリアで最大級の骨董市、かつ最も有名なアンティークマーケットの一つ。アンティーク品のファンだけでなく、海外からの観光客、散歩がてらに訪れるミラネーゼなど、さまざまな人たちでにぎわう場所。
※詳しくは『イタリア好き』vol.49をご覧ください。


■「Roberto Borsalino」(ロベルト・ボルサリーノ)で出合った絵皿
テーブルウェアや小物類などさまざまな品を扱っているロベルトさんのお店。特に注目なのがレストランの名前とイラストが手作業で描かれた1970~80年代のブオン・リコルドの絵皿。これらはブオンリコルド協会に所属する(していた)レストランのオリジナルの絵皿で、レストランで指定された郷土料理のコースなどを食べたら記念にもらえる。すでに閉店してしまった店のものや、食べた人しかもらえないものなので、希少なコレクターズアイテムになっている。「骨董品には昔の人の思いがこもっている。だから、自分が心惹かれるものを買うべきだと思うよ」とアドバイスをくれつつ、今回10枚の絵皿を選んでもらった。
店主のロベルトさん(右)
ブオンリコルドのアンティーク皿
〈ロベルトさんからのメッセージ♪〉
みなさん、こんにちは、ロベルトです。ブオンリコルドの絵皿をミラノのナビリオ骨董市で売っています。こちらで皆さんを毎月最終日曜日にお待ちしてます。または『イタリア好き』をご覧くださいね。


■商品詳細
「BUON RICORDO(ブオンリコルド)」のお皿は、ヴィエトリ・スル・マーレという陶器の街で作られ、絵柄はそこの陶器メーカーの職人が描いていますが、レストランがアイデアを出したり、職人のほうからいくつか案を出してそれをレストランの希望で変更しながらデザインをつくって仕上げられています。
材質 陶器
サイズ 約22.5cm~23cm
使用上の注意点 アンティーク商品のため、使用感や色あせなどがございます。その点をご理解いただきご購入をお願いします。
生産国 イタリア

◆お届け方法・送料について◆
〇宅急便800円(近畿 900円/中国・四国 1000円/北海道・九州 1,200円/沖縄本島・離島は1,285円)
※800円以外の地域からお申込みいただいた方は送料が変更となります。ご購入後、自動返信メールとは別に変更額を改めてご連絡させていただきます。
※銀行振込希望の方は、別途お送りする「お振込みのご案内メール」をご確認いただいた後、お振込みお手続きをお願いいたします。

◆販売商品一覧◆
各絵柄1点ずつとなります。
※お一人様一皿のみのご注文にてお願いします。
※一部に欠けや凹凸、塗装の剥がれがあるお皿もございます。写真を見てご購入の検討をお願いします。

[9]RISTOTANTE GIOVANNI
6,591円(税込)
売り切れ
[10]RISTOTANTE FILIPRIMO
6,120円(税込)
売り切れ
[1]RISTOTANTE DA FRANCO
6,120円(税込)
売り切れ
[2]RISTOTANTE CASCINA BOVILE
6,591円(税込)
売り切れ
[3]RISTOTANTE IL RIGOLETTO
6,591円(税込)
売り切れ
[4]RISTOTANTE CHARLESTON AMERiCALY BAR
6,591円(税込)
売り切れ
[5]Ristorante al Clubino
6,120円(税込)
売り切れ
[6]HOTEL RISTORANTE LA DI MORET
6,120円(税込)
売り切れ
[7]AMITICA OSTERIA DEL BAI
6,591円(税込)
売り切れ
[8]RISTOTANTE ENOTECA OMBRONE
6,591円(税込)
売り切れ

vol.49イタリア人の暮らし2特集★『イタリア好き』本誌vol.47 イタリア人の暮らし2特集
ゆっくり、長く、豊かな暮らし
ミラノ、アンティーク散歩では骨董市やアンティークショップを巡る。さらにはお気に入りのアンティークの品々と暮らす人々を取材。また知恵とうま味が詰まった保存食でフルコースやイタリア人の日々の暮らしに欠かせないビアンケリアを作る縫製工場も取材。
▼本誌詳細はこちらから
https://italiazuki.com/?p=49307
▼vol.49『イタリア好き』ご購入はこちら

集まれ!イタリア好き 郷土料理を巡る食事会 プーリア編報告

集まれ! イタリア好き
郷土料理を巡る食事会プーリア編 @大阪「ラ・ピニャータ」
「ラ・ピニャータ」
溝口シェフ
地方でのイベント開催はよくリクエストをいただくのですが、なかなか実施することが出来なくて、1月20日(日)は何年ぶりかの関西での食事会でした。
久しぶりに会えた人も初めて会う人も、みーんな”イタリア好き"なので、ワインが入ればすぐに盛り上がります。


アンティパストの盛り合わせは、それぞれのテーブルにアンティークのブオン・リコルドの皿に盛られて出てきました。料理の写真ない!


そして、やっぱりブッラータですよね?


アンティパスト盛りに続き、溝口シェフからプーリアならではと、生の魚介たっぷり。


もちろんプーリアといえばプレ・ディ・ファーベ。乾燥ソラ豆のピュレと青菜盛り。


南イタリア、プーリア愛があふれる溝口シェフの料理に、満腹満足で会は進みます。
ワインはヴィントナーズから協賛のプーリアのバーリにあるCANTINA GIARA「カンティーナ・ジアラ」のナチュラルワインMONS RONI CANNITUM2022「モンス・ロニ・カニタム2022」とmelech2022「メルク2022」。野菜のアンティパストや魚介にピッタリ。
パスタはちょっと珍しい手打ちの平麺をカールさせたサーニェ・ンカンヌラーテ。店でも人気の定番だとか。もちもち?

メインはガッツリお肉で!


そしてドルチェと続き、なんと最後にドン! ロイゾンのアンバサダー牧さんから5キロのパネットーネの贈り物。この登場で会場は大いに盛り上がりました!
溝口シェフ、スタッフ方、参加者の皆さんありがとうございました。


楽しく、おいしい時間でした!

🇮🇹南イタリア プーリア州の郷土料理のお店【ラ ピニャータ】
大阪市中央区南久宝寺2-5-3 ときわビル1F
TEL:06-6226-8570
https://www.instagram.com/lapignata.2013/

CANTINA GIARAのワインの注文はこちらから
https://www.vivino.com/wineries/cantina-giara

#イタリア好き
#ラピニャータ
#プーリア
#ヴィントナーズ
#マッシモ

【祝250レシピ記念】web版マンマのレシピ★抽選で30名様にパスタソースプレゼント!

2014年からスタートした「web版イタリアマンマのレシピ」も、2024年1月5日更新分にて250レシピとなりました!
思い返せば、いつもマンマの笑顔と毎日でも食べたくなるレシピやそのエピソードに励まされながら10年目を迎えています★


そこで、いつもご覧いただいているみなさまへ感謝の気持ちを込めて、アンケートプレゼントキャンペーンを開催します!
250のマンマのレシピの中から3レシピを選ぶのは大変だと思いますが、ぜひみなさんのお気に入りを教えてください♪

お好きな3レシピ教えて!

抽選で30名様にマンマのパスタソースプレゼント!※どの味が届くかはお楽しみ♪

  • 開催期間:
    2024年1月31日(水)〆切
  • お申込み方法:
    以下のアンケートフォームよりマンマの250レシピの中から作ってみたい、またはお気に入りの3レシピとその理由を記入いただきご応募ください。
  • 当選発表:
    パスタソースの郵送をもって代えさせていただきます。

*印は必須回答です。

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    作ってみたい、またはお気に入りの3レシピとその理由を教えてください?(必須入力*) ▼web版マンマのレシピよりお選びください。(別Windowが開きます)
    https://italiazuki.com/category/mamma/

    web版マンマのレシピとは

    イタリア現地在住のマンマが、自然と優しい気持ちになり、食べてみると誰もがほっとできる旬の料理をWebマガジンとしてお届けする読み放題のレシピサービス。レシピだけではなく、料理にまつわるエピソードもレシピと共に楽しめるのが特徴です。
    【料金】月額550円(税込)
    <ポイント>
    1.『イタリア好き』でしか見れない旬なマンマのレシピが閲覧できる。
    2.過去のレシピ記事も見放題!
    3.継続課金のため支払の手間が省ける
    4.パソコン・スマートホンからいつでも閲覧可能!
    ▼web版イタリアマンマのレシピページはこちらから
    https://italiazuki.com/category/mamma/