【ラツィオ州】細長いズッキーニをくり抜いた夏の一品
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【vol.142|マンマのレシピ】カネストレッリ
【リグーリア州】リグーリア発祥の花形クッキー
オンラインで感じるイタリア! プーリアから、マンマの料理レッスン&ライブツアー
参加人数に達しましたので参加申し込み受付を終了させていただきます。
まだ次回も予定していますのでご期待ください。
今回はプーリアに暮らすマンマ、アンジェラ マルティーノさんとオンラインでつなる料理レッスンです。舞台はいとこのジョヴァンニさんのトゥルッリのお宅で。乾燥イチジク造りや畑の様子などもご覧いただけますよ。そして食事会にはプーリア特集Vol.2の紙面の表紙を飾るオラッツィオさん、誌面内に登場するジョヴァン二さんも一緒に。楽しい会になること間違いなし!
環境:ZOOM(テレビ会議システム)で実施 ※できる限りカメラはオンでご参加ください。
作るお料理:米ナスの詰め物オーブン焼き/手打ちパスタオレキエッテとトマトソース
レッスンのポイント♪:
・マンマと一緒に楽しくお料理ができる(作らずに見てるだけでもOK!)
・イタリア語が聞ける、話せる(通訳が入るので安心)
・料理の合間に、トゥルッリのお宅拝見や乾燥イチジク造りなどリモートライブツアーを楽しめる
・参加したみんなでレッスン後の食事会を満喫!マンマへの質問大歓迎♪
・お料理にぴったりなワインも予めご案内(乾杯を楽しみにご参加も◎)
<2020.08.07 アンジェラさんよりメッセージが届きました♪>
皆さん ブォンジョルノ。アンジェラです。我が家のナスのリピエーネとオレキエッテを皆さんにご紹介できることをとても嬉しく思っています。
8月30日のイタリア好きのお料理教室でお会いしましょう!
もう1品は、これまたプーリアの伝統パスタ「オレキエッテ」。作り方はシンプルなので、初心者にもおすすめの手打ちパスタです。この機会にマスターしてみませんか?
プーリア料理のおいしさの秘密は素材の質とシンプルな調理方法としっかり時間をかけて作る事につきるので、一緒に手作りを楽しみましょう♪
使用は簡単! PC、スマートフォン、タブレットのどれからでもアクセス可。セッティング方法、詳細はお申し込みいただいた方へ順次ご案内させていただきます。
ZOOMについて→https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
◎6月に開催したオンライン料理レッスンの様子はこちらから!
「レポート:オンラインで楽しもう! カラブリアから、マンマアンナの料理レッスン&食事会」
https://italiazuki.com/?p=39765
◎7月に開催したオンライン料理レッスンの様子はこちらから!
「レポート:オンラインで楽しもう! トスカーナから、マンマサンドラの料理レッスン&食事会」
https://italiazuki.com/?p=40158
【2】入金確認後、事務局より受付完了と今後の流れをご案内
【3】開催1週間前をめどに、当日実施するレシピや材料、下準備詳細、乾杯ワイン、ZOOMへのアクセス情報などをご案内
【4】レッスンでお料理を作られる方は予め材料の購入、下準備を各自でお願いします。(見るだけ参加の方も乾杯ドリンクはお手元にご用意くださいね)
【5】8月30日にオンラインより参加
参加にあたってご質問のある方は、遠慮なく事務局までお気軽にお問合せ(https://shop.italiazuki.com/inquiry_input.php)ください♪
プーリアから~マンマアンジェラのオンライン料理レッスン
■開催日:8月30日(日)16:00〜18:00予定(入室は15時45分ぐらいから)
■参加費:3,000円(税込:3,300円)[マンマのレシピ購読者2,500円(税込:2,750円)]
※『Webマガジンマンマのレシピ』購読者はお申し込み後に料金を変更させていただきます。備考欄へ「マンマのレシピ購読者」と記入をお願いします。
■参加者数:20名(通常時はマイクをミュートとさせていただきます。カメラはできる限りオンでお願いします。)
■申し込み期限:8月28日(金)正午まで
まだ次回も予定していますのでご期待ください。
今回はプーリアに暮らすマンマ、アンジェラ マルティーノさんとオンラインでつなる料理レッスンです。舞台はいとこのジョヴァンニさんのトゥルッリのお宅で。乾燥イチジク造りや畑の様子などもご覧いただけますよ。そして食事会にはプーリア特集Vol.2の紙面の表紙を飾るオラッツィオさん、誌面内に登場するジョヴァン二さんも一緒に。楽しい会になること間違いなし!
マンマアンジェラの料理レッスン&食事会概要
日時:2020年8月30日(日)16:00~18:00予定(入室は15時45分ぐらいから)環境:ZOOM(テレビ会議システム)で実施 ※できる限りカメラはオンでご参加ください。
作るお料理:米ナスの詰め物オーブン焼き/手打ちパスタオレキエッテとトマトソース
レッスンのポイント♪:
・マンマと一緒に楽しくお料理ができる(作らずに見てるだけでもOK!)
・イタリア語が聞ける、話せる(通訳が入るので安心)
・料理の合間に、トゥルッリのお宅拝見や乾燥イチジク造りなどリモートライブツアーを楽しめる
・参加したみんなでレッスン後の食事会を満喫!マンマへの質問大歓迎♪
・お料理にぴったりなワインも予めご案内(乾杯を楽しみにご参加も◎)
皆さん ブォンジョルノ。アンジェラです。我が家のナスのリピエーネとオレキエッテを皆さんにご紹介できることをとても嬉しく思っています。
8月30日のイタリア好きのお料理教室でお会いしましょう!
■マンマの紹介
アンジェラさんは、イタリア好きVol.2の表紙を飾ったオラッツィオさんの娘さん。大家族なので1回に作るお料理も量がたっぷり。アンジェラさんのお母さんもとってもお料理上手で、自家製チーズが決め手となる塩分控えめな優しい味。アンジェラさんのお家では、彼女の両親を含めて一家6人が1年間食べる分を冬の間数回に分けて合計7~8個、牛乳の量にして120リットル分、家族総出でつくる。近所の牧場から買って来る絞り立ての牛乳と仔羊の胃の中にある酵素、それにアドリア海の海水が材料。牛乳を適温に温めて酵素で固め、水を切って熟成させるという一番シンプルな製法で作られる自家製チーズが今回も登場しますよ。■どんなお料理?
まず紹介してくれる「米ナスの詰め物オーブン焼き」はアンジェラさんのお母さん直伝の一品。イタリア随一の野菜の生産地であるプーリアでは、何処の家でも自分たちが食べる分の畑を耕しているので季節ごとの野菜がふんだんに収穫される。そこで同じ野菜を飽きないように食べる工夫から郷土食に野菜料理のバラエティが豊富になった。今回のお料理はポピュラーな家庭料理で言わばおふくろの味であるが、ちょっとしたおもてなし料理でもある。材料は身近なものだが、多めのエキストラヴァージンオリーヴオイルでじっくりと時間をかけて皮と実を別々に揚げたり、煮たりするところがまさにプーリア的。ぜひ良質のオリーヴオイルをつかってくださいね。もう1品は、これまたプーリアの伝統パスタ「オレキエッテ」。作り方はシンプルなので、初心者にもおすすめの手打ちパスタです。この機会にマスターしてみませんか?
プーリア料理のおいしさの秘密は素材の質とシンプルな調理方法としっかり時間をかけて作る事につきるので、一緒に手作りを楽しみましょう♪
■どんなところ?
今回は、いとこのジョヴァンニさんのトゥルッリのお宅でレッスンを披露してくれます。リモートライブツアーでは、トゥルッリのお宅をはじめ、乾燥イチジクを作っている様子、そしてジョヴァンニさんが育てる旬の野菜畑をご覧いただきますよ。盛沢山なリモートライブツアーとなりますので、お楽しみに。■参加に必要な環境とお申し込みの流れ
ZOOMというテレビ会議システムを使用したオンラインレッスンとなります。使用は簡単! PC、スマートフォン、タブレットのどれからでもアクセス可。セッティング方法、詳細はお申し込みいただいた方へ順次ご案内させていただきます。
ZOOMについて→https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
◎6月に開催したオンライン料理レッスンの様子はこちらから!
「レポート:オンラインで楽しもう! カラブリアから、マンマアンナの料理レッスン&食事会」
https://italiazuki.com/?p=39765
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◎7月に開催したオンライン料理レッスンの様子はこちらから!
「レポート:オンラインで楽しもう! トスカーナから、マンマサンドラの料理レッスン&食事会」
https://italiazuki.com/?p=40158
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お申し込み~参加までの流れ
【1】「カートに入れる」をクリックして参加お申し込み(※『Webマガジンマンマのレシピ』購読者は後から料金を変更いたします)【2】入金確認後、事務局より受付完了と今後の流れをご案内
【3】開催1週間前をめどに、当日実施するレシピや材料、下準備詳細、乾杯ワイン、ZOOMへのアクセス情報などをご案内
【4】レッスンでお料理を作られる方は予め材料の購入、下準備を各自でお願いします。(見るだけ参加の方も乾杯ドリンクはお手元にご用意くださいね)
【5】8月30日にオンラインより参加
■参加費:3,000円(税込:3,300円)[マンマのレシピ購読者2,500円(税込:2,750円)]
※『Webマガジンマンマのレシピ』購読者はお申し込み後に料金を変更させていただきます。備考欄へ「マンマのレシピ購読者」と記入をお願いします。
■参加者数:20名(通常時はマイクをミュートとさせていただきます。カメラはできる限りオンでお願いします。)
■申し込み期限:8月28日(金)正午まで
在庫なし
500年の歴史を持つパスタの名産地「グラニャーノ」と共に歩む、ディ・マルティーノ社(後編) Presented by モンテ物産
16世紀からパスタ作りが行われ、その質の高さで有名な南イタリアの街、グラニャーノ。そのグラニャーノ産のパスタが2013年のI.G.P.*認定を受けると、I.G.P.認証ロゴが付いたパスタが市場で目立つようになるまでにそう時間はかからなかった。
ディ・マルティーノ社の3代目社長、ジュゼッペ・ディ・マルティーノさんの説明は続く。
「今ではレストランのメニューでも、“パスタ・ディ・グラニャーノI.G.P.のスパゲッティのペスカトーレ”といったようにしっかりI.G.P.を記載するお店が多くなった。もちろんI.G.P.の中でも生産者ごとに考え方が違うので、我々のように100%イタリア産小麦にこだわる生産者もいれば、そうでないものもある。もう一つアピールしておくと、タンパク質の割合はI.G.P.の規定では13%以上と、通常出回っているパスタの中でも高い水準なのだが、ディ・マルティーノでは14%以上を基準としている。日本ではあまり語られないかもしれないがタンパク質の多くの部分を占めるグルテンがパスタのコシに大きな影響を与えるので、タンパク質の割合は実は重要な要素なんだ。」
確かに、ディ・マルティーノのパスタは小麦の香りの良さもさることながら、アルデンテがしっかり持続するし弾力もあって、まさに”コシがある”食感だ。
「そうだ、もう一ついい話がある。実はドルチェ&ガッバーナとのコラボレーションパッケージがあってね、、、」
そう言って取り出したのは、伝統的なパッケージに豊かな色彩と、ほのぼのした食卓の風景が加わった素敵なパッケージだった。
初めてこれを見たときは、下世話な話だがデザイン料など相当なコストがかかったのでは?と思い、つい質問してしまった。
「まさか、大枚をはたいて特別パッケージを作ってもらったわけではないよ!だってあんな超一流ブランドと普通にコラボレーションなんてしたら一袋のパスタを100倍に値上げしないといけなくなる!」
ジュゼッペさんは目を丸くすると、わざと大げさにそう言って否定した。
「実はある日事務所に電話がかかってきて、事務のシニョーラが電話を取るとドルチェ&ガッバーナのデザイナーからだった。シニョーラは予想外の出来事に目をパチパチさせながら、なんだかよくわからないけど社長と話がしたいと言っているわ、、、と電話を渡してきた。どうもディ・マルティーノのレトロなパッケージをそのデザイナーがどこかで見てとても気に入ったようで、「次のコレクションのデザインとこのパッケージを絡めてデザインしてみたいので、良かったらコラボレーションしてみませんか?」と逆にオファーをもらったんだ!あの時の驚きとシニョーラの顔は今でも忘れられなくてね、あっはっは!」
当時を思い出しながらジュゼッペさんが豪快な笑い声を上げる。
このコラボレーションは2017年の発売開始当初は1年間のみの製造予定だったが、好評だったようで毎年延長が続いて、今のところ2020年末までの製造が決まっている。
美味しいだけではなく見ても楽しめるこのパッケージに描かれているのは、全員が幸せそうな笑顔で食事をする風景だ。
ジュゼッペさんが追求し続ける高品質なパスタは、まさにこのパッケージのように人を笑顔にしてくれるだろう。
* I.G.P.(Indicazione Geografica Protetta =地理表示保護)は特定地域で栽培・飼育・収穫された農産物が加工を経て製品となる際に、少なくとも一つの工程がその特定地域で行われたことを示しています。
▼500年の歴史を持つパスタの名産地「グラニャーノ」と共に歩む、ディ・マルティーノ社(前編)はこちら
https://italiazuki.com/?p=39829
モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼ディ・マルティーノ社について詳しくはこちらから↓↓▼
https://www.montebussan.co.jp/foods/dimartino.html
ディ・マルティーノ社の3代目社長、ジュゼッペ・ディ・マルティーノさんの説明は続く。
「今ではレストランのメニューでも、“パスタ・ディ・グラニャーノI.G.P.のスパゲッティのペスカトーレ”といったようにしっかりI.G.P.を記載するお店が多くなった。もちろんI.G.P.の中でも生産者ごとに考え方が違うので、我々のように100%イタリア産小麦にこだわる生産者もいれば、そうでないものもある。もう一つアピールしておくと、タンパク質の割合はI.G.P.の規定では13%以上と、通常出回っているパスタの中でも高い水準なのだが、ディ・マルティーノでは14%以上を基準としている。日本ではあまり語られないかもしれないがタンパク質の多くの部分を占めるグルテンがパスタのコシに大きな影響を与えるので、タンパク質の割合は実は重要な要素なんだ。」
確かに、ディ・マルティーノのパスタは小麦の香りの良さもさることながら、アルデンテがしっかり持続するし弾力もあって、まさに”コシがある”食感だ。
「そうだ、もう一ついい話がある。実はドルチェ&ガッバーナとのコラボレーションパッケージがあってね、、、」
そう言って取り出したのは、伝統的なパッケージに豊かな色彩と、ほのぼのした食卓の風景が加わった素敵なパッケージだった。
初めてこれを見たときは、下世話な話だがデザイン料など相当なコストがかかったのでは?と思い、つい質問してしまった。
「まさか、大枚をはたいて特別パッケージを作ってもらったわけではないよ!だってあんな超一流ブランドと普通にコラボレーションなんてしたら一袋のパスタを100倍に値上げしないといけなくなる!」
ジュゼッペさんは目を丸くすると、わざと大げさにそう言って否定した。
「実はある日事務所に電話がかかってきて、事務のシニョーラが電話を取るとドルチェ&ガッバーナのデザイナーからだった。シニョーラは予想外の出来事に目をパチパチさせながら、なんだかよくわからないけど社長と話がしたいと言っているわ、、、と電話を渡してきた。どうもディ・マルティーノのレトロなパッケージをそのデザイナーがどこかで見てとても気に入ったようで、「次のコレクションのデザインとこのパッケージを絡めてデザインしてみたいので、良かったらコラボレーションしてみませんか?」と逆にオファーをもらったんだ!あの時の驚きとシニョーラの顔は今でも忘れられなくてね、あっはっは!」
当時を思い出しながらジュゼッペさんが豪快な笑い声を上げる。
このコラボレーションは2017年の発売開始当初は1年間のみの製造予定だったが、好評だったようで毎年延長が続いて、今のところ2020年末までの製造が決まっている。
美味しいだけではなく見ても楽しめるこのパッケージに描かれているのは、全員が幸せそうな笑顔で食事をする風景だ。
ジュゼッペさんが追求し続ける高品質なパスタは、まさにこのパッケージのように人を笑顔にしてくれるだろう。
* I.G.P.(Indicazione Geografica Protetta =地理表示保護)は特定地域で栽培・飼育・収穫された農産物が加工を経て製品となる際に、少なくとも一つの工程がその特定地域で行われたことを示しています。
▼500年の歴史を持つパスタの名産地「グラニャーノ」と共に歩む、ディ・マルティーノ社(前編)はこちら
https://italiazuki.com/?p=39829
http://www.montebussan.co.jp/
▼ディ・マルティーノ社について詳しくはこちらから↓↓▼
https://www.montebussan.co.jp/foods/dimartino.html
東シチリア特集
アーチレアーレのホスピタリティに包まれる
▼デジタル版はこちらamazon.co.jp /fujisan.co.jp
どことなく田舎臭くて、素朴な包みが僕は好きだ。
深夜にB&Bに到着して部屋に入ると、ベッド数が足らない。よくあることだが、ダブルで二人分とカウントされている。メッセージしてあったのに~。仕方がないその夜は一人が椅子を並べて寝ることになった。翌朝、フランチェスカさん(P7)が近くに住む親戚からベッドを借りてきてくれた。これで煩わしい部屋探しをしなくて済んだ。その後、日曜日の家族とのランチを一緒にした。
食事の準備ができるまで、アーチレアーレの海岸を一望できる屋上に案内されて、街のこと、家族のこと、いろいろと話してくれた。「暖かくなったらここで食事するからその時もぜひ」と、笑顔のフランチェスカさん。部屋に戻ると、ワイン片手にニコニコ顔で現れたお父さんに導かれ、ご自慢のアンティーク家具の見学会が始まった。たった数時間で心地よい家族の風に包まれていた。
そういえば、早朝に取材した「ドルチェリーア・ベッラ」のアンジェラさん。白髪にヴィオラ色のニットと艶やかな口紅が美しい。彼女が店に入ってくるとたちまち晴れやかな空気に包まれ、大袈裟じゃなく幸せのシャワーを浴びた感じがした(P12)。「いつも笑顔で自分の舞台を演じるのよ」という母親の教えどおり、彼女の楽しむ姿が周りの人たちも楽しませているのだ。
サルヴァトーレさん(P14)は、常連客に囲まれてゆったりマイペースでサービスをする。そのおおらかさで店内はまったりとした空気に包まれている。笑顔でいるからこそ得られる豊かさがあると、人生を謳歌している。
ところで「包」の字源は、人が子供を身ごもっているさまを象ったもの。大切なものを「つつむ」ことを源とする言葉だ。だからだろう、何かの「包み」には、包んだ人の気持ちも一緒に包まれているように感じることがある。
B&Bの椅子で夜を過ごしたときにはどうなることかと思ったが、取材を終えてみれば、明るくて社交的で、ホスピタリティにあふれているアチェージ(アーチレアーレの人)の、質素でピュアなもてなしに包まれた、いい時間だった。
発行編集人 マッシモ松本
(本誌より抜粋)
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※ナイロン製(再継続除く)
- 1年間(4回発行)3,520円(税込)
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『イタリア好き』バックナンバーは単品でご購入いただけます。
*バックナンバー 1冊660円(税込)~(特集号により価格が異なります。)
レポート:オンラインで楽しもう! トスカーナから、マンマアンナの料理レッスン&食事会
イタリアとオンラインで繋がるトスカーナ編「オンラインで楽しもう! トスカーナから、マンマサンドラの料理レッスン&食事会」が無事に終了しました~。
まるでイタリアにいるような気分で楽しい時間が過ごせました! ありがとうございました。
まずはトスカーナの定番、鶏レバーのクロスティーニから
トスカーナではレバーを日常もよく食べるので、新鮮なものが肉屋で売っています。
特に臭み抜きをすることもなく、バターと共にいためます。
オリーヴオイルを使わないこのレシピは、料理上手だったサンドラのおばさんのレシピだそうです。



続いて、カリカリパンのサラダ(パンツッネッラ)。
固くなったトスカーナパンと野菜のサラダは、マンマサンドラのお好みレシピは……。
「なるほど〜」な、塩無しフィレンツェのパンと、塩入りトスカーナパンの違いなどの話も聞けて。
もちろん、これにはたっぷり自家製オリーヴオイルとアチェートを使って。


そしてもう一品は、鶏肉のミルク煮。
鶏のむね肉を下ごしらえをして、ミルクで煮込みます。
鶏肉の番をご主人に任せて、リモートライヴツアーへ出かけます〜
ここはトスカーナのグレーヴェ・イン・キアンティの小さな村。
家はトスカーナの田舎の昔ながらの暮らしが残っています。
キッチンにある薪ストーブ兼オーブン。

もちろん暖炉もあります。冬はここで肉や焼いたり、サンドラさんが持っているのは栗を煎るフライパンです。

庭ではいろいろな野菜やハーブを育てています。
トマトはもうすぐ〜

ローリエも

卵用にニワトリも飼ってます。


そしてプールがあるんですね〜

カンティーナにはヴィンテージもののブルネロや、それぞれの生まれた年のワインが……

自家製のオリーヴオイルやアチェートはここに保管されてます。

キッチンへ戻ってきて鶏肉のミルク煮の仕上げです。

お料理がすべて完成したので、さっそくお庭で、カンパーイ! salute!


気持ちよさそうです〜 手前は現地のカメラマン&通訳の藤原さんです。
今回は皆さんから色々と質問やサンドラさんの料理の秘訣も聞けたりと、活発にセッションができて、楽しく有意義な時間が過ごせたと思います。

ありがとうございました。
▼7月開催のカラブリアマンマの料理レッスンレポートはこちらから。
レポート:オンラインで楽しもう! カラブリアから、マンマアンナの料理レッスン&食事会
https://italiazuki.com/?p=39765
まるでイタリアにいるような気分で楽しい時間が過ごせました! ありがとうございました。
まずはトスカーナの定番、鶏レバーのクロスティーニから
トスカーナではレバーを日常もよく食べるので、新鮮なものが肉屋で売っています。
特に臭み抜きをすることもなく、バターと共にいためます。
オリーヴオイルを使わないこのレシピは、料理上手だったサンドラのおばさんのレシピだそうです。



続いて、カリカリパンのサラダ(パンツッネッラ)。
固くなったトスカーナパンと野菜のサラダは、マンマサンドラのお好みレシピは……。
「なるほど〜」な、塩無しフィレンツェのパンと、塩入りトスカーナパンの違いなどの話も聞けて。
もちろん、これにはたっぷり自家製オリーヴオイルとアチェートを使って。


そしてもう一品は、鶏肉のミルク煮。
鶏のむね肉を下ごしらえをして、ミルクで煮込みます。
鶏肉の番をご主人に任せて、リモートライヴツアーへ出かけます〜
ここはトスカーナのグレーヴェ・イン・キアンティの小さな村。
家はトスカーナの田舎の昔ながらの暮らしが残っています。
キッチンにある薪ストーブ兼オーブン。

もちろん暖炉もあります。冬はここで肉や焼いたり、サンドラさんが持っているのは栗を煎るフライパンです。

庭ではいろいろな野菜やハーブを育てています。
トマトはもうすぐ〜

ローリエも

卵用にニワトリも飼ってます。


そしてプールがあるんですね〜

カンティーナにはヴィンテージもののブルネロや、それぞれの生まれた年のワインが……

自家製のオリーヴオイルやアチェートはここに保管されてます。

キッチンへ戻ってきて鶏肉のミルク煮の仕上げです。

お料理がすべて完成したので、さっそくお庭で、カンパーイ! salute!


気持ちよさそうです〜 手前は現地のカメラマン&通訳の藤原さんです。
今回は皆さんから色々と質問やサンドラさんの料理の秘訣も聞けたりと、活発にセッションができて、楽しく有意義な時間が過ごせたと思います。

ありがとうございました。
▼7月開催のカラブリアマンマの料理レッスンレポートはこちらから。
レポート:オンラインで楽しもう! カラブリアから、マンマアンナの料理レッスン&食事会
https://italiazuki.com/?p=39765
上を向いて、元気に前向きに! Su con la vita ! トスカーナ エルバ島 Toscana Isola d’Erba
おはようBuongiorno〜
今日の横浜は久しぶりに朝から晴れて、暑くなりそうな予感。
ナポリでもローマでもない、うまいピッツァはエルバ島にあり😉(2015 vol.20)。
その夜、すすめられて行ったレストランがまったくの期待はずれだったので早々に切り上げ、
満たされない腹と気持ちをどうにか収めたく、ビールにピッツァでもと、軽い気持ちで入ったピッツェリア。
ピッツェリアといってもテイクアウトがメインの小さな店。
そこでとりあえずビールとピッツァ1枚を注文。
切り分けられたピッツァを食べると、サクッとした軽い生地と、全体のバランスがとてもいい。
取材チーム3人がみんな「うまいね〜」と顔を見合わせニッコリ。
追加でそれぞれ1枚ずつ注文して、もちろんビールも追加。
オーナーのマリオさんに話を聞くと、ハイシーズンには行列ができて、
朝4時までやっている人気店だとか。
そしてドヤ顔で生地を伸ばしはじめたのでした。(^^)

さあ、上を向いて、今日も元気に、前向きに!
su con la vita !
マッシモ
今日の横浜は久しぶりに朝から晴れて、暑くなりそうな予感。
ナポリでもローマでもない、うまいピッツァはエルバ島にあり😉(2015 vol.20)。
その夜、すすめられて行ったレストランがまったくの期待はずれだったので早々に切り上げ、
満たされない腹と気持ちをどうにか収めたく、ビールにピッツァでもと、軽い気持ちで入ったピッツェリア。
ピッツェリアといってもテイクアウトがメインの小さな店。
そこでとりあえずビールとピッツァ1枚を注文。
切り分けられたピッツァを食べると、サクッとした軽い生地と、全体のバランスがとてもいい。
取材チーム3人がみんな「うまいね〜」と顔を見合わせニッコリ。
追加でそれぞれ1枚ずつ注文して、もちろんビールも追加。
オーナーのマリオさんに話を聞くと、ハイシーズンには行列ができて、
朝4時までやっている人気店だとか。
そしてドヤ顔で生地を伸ばしはじめたのでした。(^^)

さあ、上を向いて、今日も元気に、前向きに!
su con la vita !
マッシモ
【vol.141|マンマのレシピ】ヒヨコ豆のファリナータ
【リグーリア州】ジェノヴァの代表的なストリートフード
【受付終了】オンラインで楽しもう! トスカーナの田舎から、マンマサンドラの料理レッスン&食事会
今回はトスカーナの小さな村に暮らすマンマ、サンドラ・バティニャーニさんとオンラインでつなる料理レッスンです。舞台はサンドラさんの祖父の時代から受け継ぐ石造りの家。トスカーナの田舎暮らしが垣間見れる、料理好き必見のライブツアーもお見逃しなく。
「皆さん、こんにちは!私はトスカーナ州グレーヴェ・イン・キャンティに住むサンドラです。7月26日、『イタリア好き』のオンライン・レッスンでトスカーナの郷土料理をご紹介します。オンラインで皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。チャオ!」
マンマサンドラの料理レッスン&食事会概要
日時:2020年7月26日(日)17:00~19:00予定(入室は16時45分ぐらいから)環境:ZOOM(テレビ会議システム)で実施
作るお料理:鶏レバーのクロスティーニ/カリカリのパンツァネッラ(パンサラダ)/しっとり鶏肉のミルクソース
レッスンのポイント♪:
・マンマと一緒に楽しくお料理ができる(作らずに見てるだけでもOK!)
・イタリア語が聞ける、話せる(通訳が入るので安心)
・料理の合間に、祖父の時代から受け継ぐ昔ながらのお台所や石造りのお宅を拝見できるリモートライブツアー
・参加したみんなでレッスン後の食事会を満喫!マンマへの質問大歓迎♪
・お料理にぴったりなワインも予めご案内(乾杯を楽しみにご参加も◎)
■マンマの紹介
トスカーナの田舎の森の中に暮らすパワフル・マンマ、サンドラさんは、毎朝子供をフィレンツェ市内の学校に送り、そのまま仕事へ。仕事はバリスタ。朝から行きつけのBARでコーヒーを飲む習慣があるイタリアで、「ボンジョルノ」といつも通り迎えてくれるバリスタの存在は重要なもの。いつも明るい彼女とのおしゃべりを楽しみにしてくる常連客も多くいます。そんな忙しい仕事が終わったら、息つく暇もなく学校へ迎えに行って一緒に家に帰る。モトクロス好きのご主人と息子の出す大量の洗濯物に家の掃除、さらには高齢の義父の介護までこなしていたというのだから、もうスーパーウーマン級です。そんな彼女に今回はお料理だけではなく、祖父の代から住んでいる石造りのご自宅もリモートライブツアーでご紹介してもらいますよ。■どんなお料理?
まず紹介してくれる鶏レバーのクロスティーニは、料理上手だったマンマのおばさんから受け継がれたレシピの一つ。このお料理はトスカーナ地方の郷土料理ですが、料理好きだったおばさんのレシピは一味違います。バターとお酒を使ってちょっとリッチに香り豊かに仕上げられ、ワインとの相性も抜群。お酒でレバーの臭みは消えますし、アルコールは飛ばしてしまいますので、もちろんお子さまでも食べられるおいしさです。 そして冷凍保存もできる必見のレシピです。さらに、カリカリのパンツァネッラ(パンサラダ)。こちらも一般的な作り方とは一味違って、パンを一度トーストしてカリっとさせてからサラダにする一品。カリカリの食感とサラダがさっぱりとしていて、火を使わない夏にぴったりのお料理。最後のしっとり鶏肉のミルクソースは家族の胃袋をつかむ人気メニュー。さらっとしたソースでいただけますよ。
■どんなところ?
サンドラさんのお住まいは、道路も舗装されていないのんびりしたトスカーナの田舎の小さな集落です。目の前には森が広がり、周囲には栗林や、散策できる山道もたくさんあります。オリーヴ畑もあり、もちろんオリーヴオイルは自家製です。ご自宅は昔ながらの石造りのお家で薪のコンロに暖炉、屋外には炭焼きバーベキュースペースやプールもあります。最近はトスカーナでもなかなか昔のキッチンを拝見することができなくなってきましたが、ライブツアーではキッチンの古い道具や食材棚、薪のコンロなどトスカーナの昔の田舎暮らしの雰囲気がたっぷりお楽しみいただけますよ。
■参加に必要な環境とお申し込みの流れ
ZOOMというテレビ会議システムを使用したオンラインレッスンとなります。使用は簡単! PC、スマートフォン、タブレットのどれからでもアクセス可。セッティング方法、詳細はお申し込みいただいた方へ順次ご案内させていただきます。
ZOOMについて→https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
6月に開催したオンライン料理レッスンの様子はこちらから!
「レポート:オンラインで楽しもう! カラブリアから、マンマアンナの料理レッスン&食事会」
https://italiazuki.com/?p=39765
![]() |
![]() |
お申し込み~参加までの流れ
【1】「カートに入れる」をクリックして参加お申し込み(※『Webマガジンマンマのレシピ』購読者は後から料金を変更いたします)【2】入金確認後、事務局より受付完了と今後の流れをご案内
【3】当日実施するレシピや材料、下準備詳細、乾杯ワイン、ZOOMへのアクセス情報などをご案内
【4】レッスンでお料理を作られる方は予め材料の購入、下準備を各自でお願いします。(見るだけ参加の方も乾杯ドリンクはお手元にご用意くださいね)
【5】7月26日にオンラインより参加
■参加費:3,000円(税込:3,300円)[マンマのレシピ購読者2,500円(税込:2,750円)]
※『Webマガジンマンマのレシピ』購読者はお申し込み後に料金を変更させていただきます。備考欄へ「マンマのレシピ購読者」と記入をお願いします。
■参加者数:20名
■申し込み期限:7月22日(水)正午まで
在庫なし
【vol.140|マンマのレシピ】ナポリ風牛肉のジェノヴェーゼ
【カンパーニア州】優しい甘さが魅力のナポリ料理
500年の歴史を持つパスタの名産地「グラニャーノ」と共に歩む、ディ・マルティーノ社(前編) Presented by モンテ物産
パスタは、イタリアを代表する食材の中でも最も親しまれているものの1つだろう。
イタリアのパスタの消費量は世界で一番多く(※)、一人当たり年間23kgも消費している。
※情報ソース:2019年 Unione Italiana Food (旧Aidepi)
そんなパスタ消費大国においてもはや食卓に欠かせない食材であるがゆえに、このメーカーのものが美味しい、あるいは自分はこっちのほうが好きだといった個人の好みやこだわりが出やすい食材でもある。
その中でもとりわけ有名なパスタの名産地は「グラニャーノ」だ。
今月から2回に分けて、このグラニャーノの地で作られているパスタについてご紹介したいと思う。
ナポリから南に車を30分ほど走らせると、今から2000年近く前にヴェスヴィオ山の噴火により溶岩に飲み込まれてしまった町、ポンペイがある。
そこから南にあるモンティ・ラッターリと呼ばれる青々と連なる山に向かってもう10分ほど進むと、パスタ生産者がひしめき合うグラニャーノの町に到着する。
「パスタ・ディ・グラニャーノI.G.P.*」は、このグラニャーノの町で作られる名産品だ。
「グラニャーノでのパスタ作りそのものの歴史は16世紀にまでさかのぼるんだ。」
そう語るのはディ・マルティーノ社の3代目の社長であり、2019年までパスタ・ディ・グラニャーノ協会の会長を務めていた、ジュゼッペ・ディ・マルティーノさんだ。
恰幅が良く、南イタリア人らしいはっきりした顔立ちと人懐っこい笑顔が印象的だが、話をするときは論理的で理知的な一面を見せる。
「グラニャーノの町にはパスタ職人通り(ヴィア・デイ・パスターイ)という道があって、今のように大きなパスタ乾燥機がなかった頃は練って延ばしたばかりの生パスタを通りに沿って干していたんだよ。
海まではわずか4kmほどで、海とモンティ・ラッターリの山々の間を行き交う風は、南イタリアの強い日差しの力を借りてパスタを乾かしてゆく。その素晴らしい味わいと小麦の風味は人々の心と舌を魅了し、1845年にはナポリの王(当時はシチリアと合わせて両シチリア王国)であったフェルディナンド2世が、宮廷にグラニャーノのパスタを調達するよう命じるにまで至ったんだ。」
「その後も快進撃は止まらず、イタリア各地からの注文がひっきりなしに届き、ついには輸出港を有するナポリとグラニャーノを結ぶ鉄道を作ってしまうほどだった。その頃祖父(ディ・マルティーノ社の創業者)は1850年から続くパスタ生産者でパスタ職人として死に物狂いで働いていたそうだが、跡継ぎがいなくなった社長に能力を見込まれた祖父は1912年にその会社を買い取ることになったんだ。すでに定評があったこともあり、わずか3年後にはイタリアのパスタとして初めてパナマ運河を渡ってアメリカに輸出されたんだよ!」
ここまで目を輝かせてひとしきり語ったジュゼッペさんだったが、ふと表情が曇った。
「ただ、二度の世界大戦はグラニャーノのパスタ生産に大きな打撃を与えた。戦後は北イタリアに大きな生産者たちが生まれ、我々のような小麦の香りをしっかり残すために低温でゆっくり乾燥させる手法ではなく、高温での短時間乾燥というより大量生産に向いた製品に市場を奪われていってしまったんだ。こんなに悔しくて残念なことはなかったよ。でもそんな中、グラニャネージ(グラニャーノの人)にとってはこの上なく喜ばしい朗報が届いた。2013年に我々の誇りであるグラニャーノのパスタがついにI.G.P.に認定されたんだ!」
それまでの翳った表情が一転して太陽のような笑顔に変わった。
代々家業を継ぎ、2003年に発足したパスタ・ディ・グラニャーノ協会の会長も長い間歴任したジュゼッペさんにとって歴史や伝統を守り続けてきたことが報われたことを意味するこの認定の知らせは、非常に大きな喜びであっただろう。
ディ・マルティーノ社のこだわり、ドルチェ&ガッバーナとのコラボレーションパッケージなどについては、後編で詳しく説明したい。
* I.G.P.(Indicazione Geografica Protetta =地理表示保護)は特定地域で栽培・飼育・収穫された農産物が加工を経て製品となる際に、少なくとも一つの工程がその特定地域で行われたことを示しています。
モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼ディ・マルティーノ社について詳しくはこちらから↓↓▼
https://www.montebussan.co.jp/foods/dimartino.html
イタリアのパスタの消費量は世界で一番多く(※)、一人当たり年間23kgも消費している。
※情報ソース:2019年 Unione Italiana Food (旧Aidepi)
そんなパスタ消費大国においてもはや食卓に欠かせない食材であるがゆえに、このメーカーのものが美味しい、あるいは自分はこっちのほうが好きだといった個人の好みやこだわりが出やすい食材でもある。
その中でもとりわけ有名なパスタの名産地は「グラニャーノ」だ。
今月から2回に分けて、このグラニャーノの地で作られているパスタについてご紹介したいと思う。
ナポリから南に車を30分ほど走らせると、今から2000年近く前にヴェスヴィオ山の噴火により溶岩に飲み込まれてしまった町、ポンペイがある。
そこから南にあるモンティ・ラッターリと呼ばれる青々と連なる山に向かってもう10分ほど進むと、パスタ生産者がひしめき合うグラニャーノの町に到着する。
「パスタ・ディ・グラニャーノI.G.P.*」は、このグラニャーノの町で作られる名産品だ。
「グラニャーノでのパスタ作りそのものの歴史は16世紀にまでさかのぼるんだ。」
そう語るのはディ・マルティーノ社の3代目の社長であり、2019年までパスタ・ディ・グラニャーノ協会の会長を務めていた、ジュゼッペ・ディ・マルティーノさんだ。
恰幅が良く、南イタリア人らしいはっきりした顔立ちと人懐っこい笑顔が印象的だが、話をするときは論理的で理知的な一面を見せる。
「グラニャーノの町にはパスタ職人通り(ヴィア・デイ・パスターイ)という道があって、今のように大きなパスタ乾燥機がなかった頃は練って延ばしたばかりの生パスタを通りに沿って干していたんだよ。
海まではわずか4kmほどで、海とモンティ・ラッターリの山々の間を行き交う風は、南イタリアの強い日差しの力を借りてパスタを乾かしてゆく。その素晴らしい味わいと小麦の風味は人々の心と舌を魅了し、1845年にはナポリの王(当時はシチリアと合わせて両シチリア王国)であったフェルディナンド2世が、宮廷にグラニャーノのパスタを調達するよう命じるにまで至ったんだ。」
「その後も快進撃は止まらず、イタリア各地からの注文がひっきりなしに届き、ついには輸出港を有するナポリとグラニャーノを結ぶ鉄道を作ってしまうほどだった。その頃祖父(ディ・マルティーノ社の創業者)は1850年から続くパスタ生産者でパスタ職人として死に物狂いで働いていたそうだが、跡継ぎがいなくなった社長に能力を見込まれた祖父は1912年にその会社を買い取ることになったんだ。すでに定評があったこともあり、わずか3年後にはイタリアのパスタとして初めてパナマ運河を渡ってアメリカに輸出されたんだよ!」
ここまで目を輝かせてひとしきり語ったジュゼッペさんだったが、ふと表情が曇った。
「ただ、二度の世界大戦はグラニャーノのパスタ生産に大きな打撃を与えた。戦後は北イタリアに大きな生産者たちが生まれ、我々のような小麦の香りをしっかり残すために低温でゆっくり乾燥させる手法ではなく、高温での短時間乾燥というより大量生産に向いた製品に市場を奪われていってしまったんだ。こんなに悔しくて残念なことはなかったよ。でもそんな中、グラニャネージ(グラニャーノの人)にとってはこの上なく喜ばしい朗報が届いた。2013年に我々の誇りであるグラニャーノのパスタがついにI.G.P.に認定されたんだ!」
それまでの翳った表情が一転して太陽のような笑顔に変わった。
代々家業を継ぎ、2003年に発足したパスタ・ディ・グラニャーノ協会の会長も長い間歴任したジュゼッペさんにとって歴史や伝統を守り続けてきたことが報われたことを意味するこの認定の知らせは、非常に大きな喜びであっただろう。
ディ・マルティーノ社のこだわり、ドルチェ&ガッバーナとのコラボレーションパッケージなどについては、後編で詳しく説明したい。
* I.G.P.(Indicazione Geografica Protetta =地理表示保護)は特定地域で栽培・飼育・収穫された農産物が加工を経て製品となる際に、少なくとも一つの工程がその特定地域で行われたことを示しています。
http://www.montebussan.co.jp/
▼ディ・マルティーノ社について詳しくはこちらから↓↓▼
https://www.montebussan.co.jp/foods/dimartino.html









































































































