イベントレポート/イタリア好き 郷土料理を楽しもう!エミリロ・マーニャ州モデナ


イタリア20州を巡る食事会は、最新号vol.36エミリア・ロマーニャ州モデナ特集をテーマに大井町の「NIDO」にて2月11日に開催されました。

会場時間も迫り準備を進めるオーナーシェフの戸羽剛志さん。




さあ、食事会の始まりです!
テーブルに置かれた白く丸い器「スコデッラ」は、ランブルスコを飲むための器。
現地ではこのような器で飲むこともあるということで、今回は現地気分を盛り上げるために戸羽さんが用意してくれた。これに並々とランブルスコを注げば気分も盛り上がる! この日は基本的にランブルスコをガブガブ飲みしながら会は進むのでした。

バルサミコ酢のソースをつけて食べるピンツィモーニオとランブルスコ。


パルマ産生ハム、モルタデッラ、パンチェッタ、コッパ ピアチェンティーナ、サラミカチャトーレの盛り合せ。


そして当然この州の食事といえば、生ハムにサラミなどの加工肉は外せません! 「僕は毎日こればかり食べていました」と戸羽さん。これがメインとばかりに大盤振る舞い。山盛りのアフェッタートミストはおかわりもあって会はドンドンヒートアップ。

アフェッタートミストは、ニョッコフリットにティジェッラ、ボルレンゴとエミリア地方のパンに合わせて。



取材時に持ち帰った、パルミジャーノ・レッジャーノ60ヶ月とペドローニの25年もののバルサミコ酢。


定番トルテッローニにピサレイファゾ(パン粉と小麦粉のニョッキ)、ニーディ・ディ・ロンディネ(筒状のラザニア)。


プリモピアットは3種盛り合わせ。珍しいニョッキやラザニアも、現地での経験をされた戸羽さんならでは。
そして、かなりお腹はずっしりきたところでセコンドです。

鹿肉のバルサミコ酢煮込みポレンタ添え。


鹿肉のバルサミコ酢煮込みポレンタ添え。
鹿肉は軟らかく、バルサミコ酢の風味が肉の臭みを消して、味を引き立ています。好みでほんの少しだけ先ほどのバルサミコ酢をかけて食べます。決してかけ過ぎてはいけません(笑)。



そしてドルチェはモデナの定番ベンソーネ。

 



ご参加の皆さま、そして戸羽シェフはじめお店のスタッフの方ありがとうございました。
とても充実した楽しい時間でした。