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トレラン部 実地トレーニング第3回 8月27日(日)開催

編集長マッシモと一緒に楽しくトレイルを走る、イタリア好きトレラン部
最終の目標は3年半後の夏に行われるTor des Geants(トルデジアン:ヴェッレ・ダオスタのアルプスで行われる世界有数の山岳レース。リミット150時間のあいだに総距離330kmを走りぬく)に参加して完走しようという長期的な企画。
実地トレーニング第3回のご案内。
初心者のかたでも参加していただけます!

本誌連載としてvol.51から始まった「イタリアでトレイルを走る」では、トレイルランニングとTor des Geantsを取り上げ、その魅力を紹介しています。
そのリアルイベントとして、連載執筆者でTor des Geants完走者でもあり、日本スポーツ協会山岳コーチの資格を持つ原誠一郎さんをコーチに迎え、一緒に走り、その楽しさを感じていただきます。

トルデジアンはYouTubeにたくさん紹介されているので、ぜひ覗いてみてください。



第3回(Aコース) トレイルラン実地トレーニング概要

日時:8月27日(日)8:00~
*トレーニング後イタリアンレストランでの懇親会を予定しています。(参加自由)
集合:JR東日本 横須賀線田浦駅 8:00 
ここは横浜から約1時間のところですが、とってものどかな駅。
*メルマガの案内から変更になっています。
*着替え荷物は持参の上走りますので軽装備で。
走力:20km程度走れる方(時間は問いません) *トレラン初心者でも可。
コース:田浦駅から乳頭山、仙元山、二子山を回って、葉山一色海岸を目指す約15キロのコースになります。
アップダウンが多く、トレイルランを楽しめるコース。一山ごとに見える景色に癒されながら走り続ける。
葉山に降りてから3キロほどロードを走ります。最後の夏の葉山の海風を感じながら。
そして「Mermaid Terrace」という海の家でシャワーを浴びてから昼食会場「LUKE.」へ向かいます。
*コースは初心者向け(Aコース)に変更しました。
*想定時間は(ゆっくりペースで)3時〜3時間半を予定。
*イタリアンレストランでの食事は希望者のみ。申し込み時に参加の可否をお知らせください。
コーチ:原誠一郎さん(資格:日本スポーツ協会山岳コーチ)
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方と同伴者1名。健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
装備:トレイルランニングシューズ、ザック15ℓ程度、ファストエイド、虫除けスプレー、行動食、水分(スポーツドリンクなど)、タオル、レインジャケット(天候不順の場合)、ヘッドランプ(天候不順の場合)など。今回は集合駅へは戻りません。荷物は持参しながら走りますので軽装備でお願いします。
*その他、自分で必要と思う物は各自用意してください。(今回はビーチサンダル系があるといいかもしれません)
*かなり暑いことが予想されます。
*装備について分からない方はお問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
費用:2,200円(コーチ料、保険代)
申込締切:8月23日(水)
こんな方大歓迎♪:
・いつも走っているから、ぜひトレーニングに参加してみたい!
・イタリアに行って走ってみたい!
・トレイルランニングを少し知りたい、体験したい!
・トレーニング後の食事が楽しみ!

■トレラン部概要
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方で、健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
参加費:イベントごとにコーチ料、保険代などがかかります。(別途お知らせします)

■2023年トレラン部年間計画
2023年度はA,Bコースを2回ずつ実施してランニング初心者も含め、(山)走ることの楽しさを感じてもらい、2024年以降はさらにロングコースも取り入れて、より実践的に取り組んでいきます。
なお、トーレーニング終了後は温泉(銭湯)等でリフレッシュして、イタリアンを食べながらの懇親会を予定していますので、楽しみながら走るをモットーに活動していきましょう!

これからの全体行程イメージ

【1】2月27日(月)にWebミーティング開催!(終了)
【2】2023年は自分のレベルにあったコース(A・B)で参加できる時にご参加ください。
【3】2024年以降はA・Bコースに加え、よりハイレベルなC、Dコースにも挑戦していきます。
【4】2026年夏に行われる「Tor des Geants」へ参加!(目標)


■実地トレーニング内容
【Aコース】トレイルラン実地トレーニング
対象  初心者〜
コース 横浜洋光台→鎌倉稲村ヶ崎→稲村ヶ崎温泉(他、初心者でも参加しやすいコースを予定しています)
日時  第1回 3月26日(終了)、第3回 8月27日、 (第4回 11月26日)
走力  10~20km程度走れる方(時間は問いません)
装備  トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、タオル、飲料、行動食
定員  15名(先着順)
参加費 2,200円(コーチ料、保険代)
*走る自信はないけど参加したいと思っている方はご相談ください。

【Bコース】トレイルラン実地トレーニング
対象  中級者〜(Aコース参加者は参加可能)
コース 丹沢または奥多摩(他、中級者からのコースを予定しています)
日時  第2回 5月28日(終了)、 (第4回 11月26日)
走力  20km以上走れる方、トレイルランニング経験者(時間は問いません)
装備  トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、ファストエイド、ヘッドランプ、タオル、飲料、行動食
定員  15名(先着順)
参加費 2,750円(コーチ料、保険代)

■2024年以降のコース案
年間でA、Bコースもおり混ぜながら、C、Dコースにも挑戦していきます。
【Cコース案】
対象  中上級者向け
コース 箱根外輪山周回→温泉
日程  夜スタート→夕方終わり
走力  フルマラソンを完走できる方(時間は問いません)
装備 トレイルランニングシューズ、ザック、15L程度、着替え、ファストエイド、ヘッドランプ、ポール(ストック)、手袋、防寒着、飲料、行動食など。
費用  後日お知らせ

【Dコース案】
対象  上級者向け
コース 南アルプス北部(鳳凰三山または甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳、白根三山縦走)または北アルプス縦走
日程  1~2泊
走力 コースタイムの70%ぐらいで15時間ぐらい走ったり歩いたりできる方
装備 トレイルランニングシューズ、ザック、20~30L程度、着替え、軽量テント、ファストエイド、ヘッドランプ、ポール(ストック)、手袋、防寒着、飲料、食料、行動食、コッフェル、ストーブ、ガス、ヘルメットなど。
費用  後日お知らせ
*各コースや内容については、経過次第で変更になることもありますのでご了承ください。
【内容に関する質問、問い合わせ】はこちら

【8/19~10/9開催】イタリアボローニャ国際絵本原画展

ボローニャで1964年から続く、世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」。
この見本市では毎年、絵本原画のコンクールが行われており、世界各地のイラストレーターが作品を応募します。
このコンクールで入選した作品を紹介する『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』の招待券を5組10名様にプレゼントいたします!

【招待券をプレゼント】

『イタリアボローニャ国際絵本原画展』
開催:2023年8月19日(土)~10月9日(月・祝)
会場:西宮市大谷記念美術館 
阪神電車「香櫨園」駅南西徒歩6分/JR「さくら夙川」駅南西徒歩15分/阪急電車「夙川」駅南西徒歩18分
開場時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館:水曜日

【西宮市大谷記念美術館 公式サイト】
http://www.otanimuseum.jp/exhibition_230819/
■プレゼント応募概要■
招待券:『イタリアボローニャ国際絵本原画展』(平日用) 5組10名様
応募期間:~8月6日(日)まで
応募方法:以下「応募する」をクリック後フォームより
※平日用の招待券です。
※当選者の方へは、8月7日以降にイタリア文化会館—大阪より招待券を郵送にてお送りいたします。
応募受付は終了いたしました。

展示会紹介

ボローニャ・チルドレンズブックフェアとは?

ボローニャで1964年に始まった子どもの本専門の国際見本市で、今年60回目を迎えました。
毎年春に開催され、世界中から集まった出版社がブースごとに分かれて、出版物を紹介したりイラストレーターとの商談を行います。今年は90ヵ国・地域から出店があり、様々なイベントが開催されました。

絵本原画コンクールとは?

ブックフェアを盛り上げるため1976年に始まった、世界最大級の絵本原画のコンクールです。
応募条件は5点1組のイラストを用意することのみ。未発表の作品でも、既に絵本として発表された作品(2年以内)でも応募可能です。作品技法にも制限はありません。

このコンクールでの入選は、世界中の出版社に自作をアピールできるチャンスでもあり、これを機に絵本を出版するなど、絵本作家としての第一歩を踏み出した入選者も数多くいます。
2021年からオンラインでの応募となり、今年は過去最多の91カ国・地域から4,345組の応募がありました。その中から、日本人5人を含む27カ国・地域の79作家が入選を果たしました。本展では全入選作品を展示しています。

作品紹介
ゴールデン・コスモス(ドイツ)
《ルートヴィッヒとサイ》
エンマ・アーケルマン(スウェーデン)
《イッゴとキュウリくん》
スズキトモコ(日本)
《さあ、おうちにかえろう。》
キム・スンヨン(韓国)
《帽子の森》
マルク・マジュスキ(フランス)
《チョウチョウくん》
アリス・コルブ(スイス)
《どうぶつパレード》

関連イベントも開催!

ワークショップ「さぶ さちえさんと一緒に切り絵でモビールを作ろう」
入選作家のさぶ さちえさんと一緒に、さぶさんが考案したワークショップキット「切り絵でモビールを作ろう」を使ってモビールを作ります。出来上がった作品は10月9日まで館内に展示します。
開催日時:9月10日(日)14:00~16:00
※招待券は平日用ですので、参加する場合は入館料が発生します。ご注意下さい。

ワークショップキット販売「切り絵でモビールを作ろう」
ワークショップキットを購入し、お家で制作を楽しんでいただくワークショップです。切り絵の技法を用いて「森」をテーマにしたモビールを作ります。制作していただいた作品は10月9日まで館内に展示します。

お申込み方法・購入方法など、詳細はホームページをご確認ください。
http://www.otanimuseum.jp/exhibition_230819/

東京・石川でも開催!

【開催中】東京都板橋区立美術館
開催:6月24日(土)~8月13日(日)
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/index.html

【秋に開催】石川県七尾美術館
開催:11月10日(金)~12月17日(日)
https://nanao-art-museum.jp/2023-2024


皆さまのご応募お待ちしています!

『イタリアボローニャ国際絵本原画展』招待券(平日用)

会場:兵庫県西宮市大谷記念美術館
開催:2023年8月19日~10月9日(月・祝)
応募受付は終了いたしました。

【完売】『ピッツァ職人』井川直子〈Vol.41ナポリ特集付き♪〉

心の微かな振れを見過ごさずに自分に正直に生きる

ピッツァ職人中村拓巳シェフが微かに振れた自分の心に従ったように、著者の井川直子さんもまた、中村から発せられた一言に、自分の心の微かな振れを感じ、それを運命と信じたのだろう。12年越しの思いを綴った一冊。

「十六でナポリピッツァに感動して、十七でピッツェリアで働いて、十八でナポリへ行った」

人生に悩む16歳の青年、中村拓巳氏はナポリピッツァに出会い、高校へ行かずナポリピッツァで生きていくことを決めたという。何がやりたいのかわからない、と生きてきた井川直子さんは、彼の人生にショックを受けたような、だけど清々しいような感覚を受け、12年にわたり取材を続けてきた。
 
本冊に登場するのは、18歳でナポリへ渡り、現在は吉祥寺のピッツェリアGGでピッツァを焼く中村拓巳シェフを始め、中村シェフとナポリで出会い、のちにピッツェリアGGを開くことになる河野シェフなど、ナポリピッツァに魅せられた総勢26名のピッツァ職人たち。
ナポリピッツァ元年といわれる1995年からの、日本のピッツァの歴史を振り返りながら、職人たちの挑戦や奮闘が語られている。

ナポリで学んだ、ナポリ人にとってのピッツァとは。
彼らにとってナポリピッツァの大会に出場しタイトルを獲ることの意味とは。
それぞれがナポリピッツァへ抱く想いとは。

イタリア好きはもちろん、なんとなく人生に悩んでいる方にも、ナポリピッツァに愛とパッシオーネを注ぐ職人たちの人生を堪能してほしい。
イメージ
【目次】
第一章 日本で一位、世界で三位
第二章 学校
第三章 ナポリピッツァの黎明期
第四章 二〇〇三年、東京
第五章 一九九四年、旅人のナポリ
第六章 二〇〇四年、十八歳のナポリ
第七章 ナポリのお父さん
第八章 仲間
第九章 開店と移転
第十章 タイトルホルダーの矜持
第十一章 ナポリへの恩返し
第十二章 ピッツァの迷宮

5/24 オンラインイベント開催!

本の完成を記念して、中村シェフと河野シェフのお話を直接聞けるイベントが開催されます!
聞き手はもちろん、井川さんです。

当日は、ピッツェリアGGのお店から生配信。
中村シェフと河野シェフのピッツァ作りの実演もあるとのことです!ご興味ある方はぜひご参加下さい♪

▼ライブ視聴チケット購入はこちらから
https://mishimasha-books.shop/items/6449f456dc901c002f4ca4fa/

昔ながらのナポリの街角の風景のポストカード付き♪

ナポリの街角のポストカードをお付けします!
※絵柄はおまかせとなります。お楽しみに!
※ポストカードは数に限りがあります。ご了承下さい。


『ピッツァ職人』ミシマ社 井川直子/著 定価:2,200円(税込)※送料250円 ISBN 978-4-909394-87-3

在庫なし

集まれ!イタリア好き 郷土料理を巡る食事会報告 トスカーナ州カッラーラ特集発行記念パーティー

\集まれ! イタリア好き/
イタリア郷土料理を巡る食事会 トスカーナ州カッラーラ特集発行記念パーティー

2023年7月9日(日)に、トスカーナ州カッラーラ特集発行記念パーティーを、横浜・馬車道にある「トラットリア・ダ・ケンゾー」にて開催しました!
総勢70名を超えるイタリア好きの皆さまにご参加いただきました。ありがとうございます!!

今回は立食形式で開催!
当日は気温30度を超えており、開始の18時でも汗ばむ暑さ。
さあ、乾杯のスパークリングワインを持って店内へ♪そして編集長マッシモのSalute!の掛け声と共にパーティーがスタート!!

ワインの説明をしてくれた矢野さん
本誌に登場したワインたちも

皆さんの期待が高まる中、続々と健三シェフ自慢のトスカーナ料理が登場しました!

豪快なサルシッチャ
本誌にも登場したイカとジャガイモの煮物

早速登場したのが、今回の目玉、フォカッチャ・コン・ラルド。
ラルドは、カッラーラの大理石で造られた自然の冷蔵庫「コンカ」でハーブと一緒に熟成された豚の背脂。うまみとコクが凝縮されていてくどさはゼロ。いくらでも食べられてしまうおいしさでした。
今回の為の特別メニュー!
フォカッチャの熱で溶けるラルドがたまらない!
バッカラ・リヴォルネーゼ
自由に取り分けて♪
おいしい料理とワインで会話も弾む
豪快に大皿に盛られたトスカーナ料理を自由に取り分け、おいしいワインと共に会話が弾みます。
お一人で来てくださった方も沢山いらっしゃり、皆さん隣になった方と会話を楽しまれていました♪
そして料理はまだまだ続き・・・

熱々のラザニエッテ
濃厚!なレバーパテと、サバのトマト煮
イノシシのポルペッティ
驚くほどしっとりジューシーなアリスタ

そして、今回は本誌で連載をしてくれている豪華メンバーが集結してくれました。
お一人ずつ、連載することになったきっかけや、連載への思いお話していただきました。
紐解きのマヨリカ焼き・池田由美子さん
クオーコ・ジャポネーゼ・井川直子さん
イタリアお菓子の旅物語・岩本彬さん
イタリアでトレイルを走る・原誠一郎さん
皆さん、熱い思いを持って連載を書いてくださっています。作者の方のお話を聞いて、ますます次号が楽しみになりました。

そしてデザートは、カラリーノに愛されるドルチェ、トルタ・ディ・リーゾ。
お米を使った優しい味わいのトルタで、今回特別にカッラーラのレシピで作っていただきました。


デザートを楽しみつつ、毎回恒例のじゃんけん大会を開催!!
石鹸、パスタ、ワインなど・・・いつにも増して大盛り上がりでしたよ~

パーティーも終盤。なんとリモンチェッロをかけたかき氷が登場!これは嬉しいサプライズでした♪
そしてMCC食品様からマンマのパスタソースのお土産をお配りいただきました。本当にありがとうございます。
そのお土産に1名様だけ、ダ・ケンゾーの食事券を忍ばせて・・・。
サプライズのリモンチェッロかき氷!
おめでとうございます♪

熱気が冷めない中、気付けば終了の時間。最後に皆さんで記念撮影をし、パーティーはお開きとなりました。
多くの方々に支えられてイタリア好きは続いているのだなと、改めて感謝の思いでいっぱいの時間となりました。

連載メンバーと健三シェフとマッシモ


合言葉は「イタリア好き!」
感謝を込めて。Grazie mille!
スタッフ・近藤

新宮晋+レンゾ・ピアノ展『平行人生』7/13~9/14開催

「風の彫刻家」として名高い新宮晋とイタリアを代表する建築家のレンゾ・ピアノ。
2人のコラボレーション作品を中心に展示した作品展『平行人生』が7月13日(木)から大阪中之島美術館で開催されます。
今回は、本作品展の招待券を5組10名様にプレゼントいたします!

【招待券をプレゼント】


新宮晋+レンゾ・ピアノ展『平行人生』
開  催:2023年7月13日(木) – 9月14日(木)
会  場:大阪中之島美術館 5階展示室
開場時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休  館:月曜日(ただし7月17日月祝は開館)

【大阪中之島美術館 公式サイト】
https://nakka-art.jp/exhibition-post/parallel-lives/
■プレゼント応募概要■
招 待 券:新宮晋+レンゾ・ピアノ展『平行人生』 5組10名様
応募期間:~7月9日(日)まで
応募方法:以下「応募する」をクリック後フォームより
※当選者の方へは、7月10日以降にイタリア文化会館—大阪より招待券を郵送にてお送りいたします。
応募受付は終了いたしました。

作家紹介

「風の彫刻家」として名高い新宮晋とイタリアを代表する建築家のレンゾ・ピアノ。
同じ年に生まれた日伊の巨匠は、1989 年、関西国際空港旅客ターミナルビルの国際建築コンペを機に出逢いました。それから今日までの間に二人は関西国際空港旅客ターミナルビルをはじめ、多数のプロジェクトを共に進めていきます。
新宮晋とレンゾ・ピアノ 2022年ジェノヴァ RPBWにて
撮影:石田俊二 (RPBW)ⒸRenzo Piano Foundation

本展では新宮晋とレンゾ・ピアノ、二大巨匠の今日までの歩みを振り返る「平行人生」年表や、二人のコラボレーション作品を貴重な模型と資料、迫力の映像を使って壮大なスケールで表現します。
そして2人の最新のプロジェクトが、まさにいま、日本で進行中!ここでしか見られない、未来のプロジェクトの姿が明らかに……!

二人のコラボレーション作品

新宮晋《コロンブスの風》(1992年)+レンゾ・ピアノ「ジェノヴァ港再開発」(1985-2001年)
Ph:Morgavi,MattiaMorgavi,Mattia

新宮晋《コロンブスの風》(1992年)+レンゾ・ピアノ
「ジェノヴァ港再開発」(1985-2001年)
Ph: Basilico, Gabriele ©RPBW-Renzo Piano Building Workshop Architects

スタヴロス・ニアルコス財団文化センターのための映像作品より
Video frame by Studio Azzurro

レンゾ・ピアノ「スタヴロス・ニアルコス財団文化センター」(2008-2016年)、2016年
Ph: Denancé, Michel ©Denancé, Michel
新宮晋《宇宙》(2016年)+レンゾ・ピアノ
「スタヴロス・ニアルコス財団文化センター」(2008-2016年)、2016年
Ph: Dimitrakopoulos, George ©SNFCC


8月12日には会場内でコンサートも開催!

ヴァイオリニストのフェデリコ・アゴスティーニさん(イタリアの伝説的合奏団イ・ムジチの元コンサートマスター)とピアニストの練木玲子さん(チャイコフスキー国際コンクール最優秀伴奏賞受賞)による演奏会も特別に開催されます。

会場:大阪中之島美術館 1F イベントホールにて
日時:2023年8月12日(土) 15時開演(14時30分開場)
※入場無料ですが、本展の観覧券または半券の提示が必要です。
フェデリコ・アゴスティーニさん
練木玲子さん

皆さまのご応募お待ちしています!

新宮晋+レンゾ・ピアノ展『平行人生』招待券

応募受付は終了いたしました。

集まれ!イタリア好き トスカーナ州カッラーラ特集発行記念パーティー

\集まれ! イタリア好き/
イタリア郷土料理を巡る食事会 トスカーナ州カッラーラ

世の中もグンと盛り上がってきたところで、トスカーナ州カッラーラ特集をテーマに、
今、ノリに乗ってる西沢健三シェフ率いる、
横浜・馬車道の「トラットリア・ダ・ケンゾー」でイタリア好きも盛り上がりましょう!

2023.6.23 トラットリア・ダ・ケンゾーの緑豊かなテラスにて
(左から、ケンゾーシェフ、編集長マッシモ、本誌で連載中のソムリエ矢野さん。)
お腹も心も満たされる、笑顔あふれる時間をお楽しみいただけたらうれしいです!
トスカーナ風レバーパテ フェガティーニに港町の名物バッカラ・リヴォルネーゼ。
健三シェフの得意料理のひとつ ピーチ・アル・ポモドーロは食感も含めて味わってほしい一品。
当日は立食となりますが、テラスもあり開放的な空間でお食事いただけます。
さらに今回は、『イタリア好き』本誌で連載してくれている、井川さん、池田さん、矢野さん、岩本さん、原さんも集結します!

「トラットリア・ダ・ケンゾー」でワインをサービスしているのは、本誌で連載中の「今日はなにをオススメしましょうか」のソムリエの矢野航さん。
さて、この日はどんなワインを提供してくれるのか楽しみですね~

ーアンティパストー
カッラーラといえばコレ! フォカッチャ・コン・ラルド
トスカーナの夏の定番サラダ パンツァネッラ
タコのクロスティーニ
トスカーナ風レバーパテ フェガティーニ
みんな大好き肉団子 ポルペッティ
ラルドが口の中でとろける
夏の定番!さっぱりとおいしい

ープリモピアットー
カッラーラの定番 ウズラ豆のタリオリーニ
健三シェフの得意料理のひとつ ピーチ・アル・ポモドーロ
ラザニエッテ
映えないほどうまいスープパスタ
もちっとした味わいの郷土パスタ

ーセコンドピアットー
トスカーナ港町の名物 バッカラ・リヴォルネーゼ
うま味が凝縮した一品 イカとジャガイモの煮物
香草風味漂う豚肉のロースト アリスタ
KENZO名物 タリアータ
バッカラ(干す鱈)を堪能
トスカーナ料理に外せない

ードルチェ&ドリンクー
トルタ・ディ・リーゾなどドルチェも他多数あり
ワインもトスカーナワインを多数取り揃えてお待ちしています。

最新号登場のお米のトルタ

*メニューは今後変更になる可能性もありますので、ご容赦ください。
でも、健三シェフは、来てくれたお客さんをガッカリさせるようなことはありません。
料理は必ず満足してもらえるでしょう!

◆+◆+開催概要+◆+◆

■日時:7月9日(日)18:00~21:00(17:40受付開始)
■会場:トラットリア・ダ・ケンゾー
神奈川県横浜市中区相生町5-78 清栄ビル 3F

■会費:〈定期購読会員〉11,000円(税込)
〈web会員〉13,640円(税込)
*ワイン2杯付き
(定期購読会員価格は定期購読中のイタリアズッキーニクラブズッキーニパートナーズ会員+1名まで有効)
■形式:立食式
■定員:80名

《過去の食事会レポート》
■2023年4月 ローマ料理とパスクワをお祝いしよう!(ローマ郷土料理)
https://italiazuki.com/?p=55517
■2023年2月 トレンティーノ゠アルト・アディジェ食事会
https://italiazuki.com/?p=54743
■2022年4月 集まれ!イタリア好き パスクアを祝して
https://italiazuki.com/?p=49093

《お申込み》
どなたでもご参加いただけます。
以下に「カートに入れる」ボタンが表示されます。そちらをクリックしてお進みください。

※定期購読中のズッキーニクラブ、ズッキーニパートナーズ会員の方は、ログインすると会員価格でご購入いただけます(未ログインでは、非会員価格でカートに価格が表示されます)。

【トスカーナ州】シエナのパリオの元騎手がトスカーナ料理のシェフへ!老舗レストラン「ダ・バゴガ」


シエナの町の中心にある老舗レストラン「バゴガ」。
地元のシエナ人や観光客にも人気の店で、今年45周年を迎えました。シェフは、なんとシエナの伝統競馬である「パリオ」の騎手経験もある、トスカーナ料理の第一人者です。

1973年創業、シェフのあだ名は「バゴガ」。モンタルチーノから来た男

シェフのピエリーノ・ファニャーニは、シエナ県の南の村・モンタルチーノの出身。幼くして両親を病で亡くした彼は親戚のもとで育ち、高校へは進学せず、16歳の時にはシエナの町で皿洗いの仕事や馬の世話の仕事をするようになりました。寂しさから彼を救ってくれた馬たちに魅力を感じるようになった彼は、トレーナーも務めるようになり、シエナの伝統競馬「パリオ」の予備騎手も担当。22歳の頃には、パリオの本戦にも騎手として出走しました。

パリオの騎手は通常あだ名で呼ばれることもあり、モンタルチーノ出身の彼は地元の名産でもある果物のビワから「バゴガ」と名乗るようになりました。
皿洗いの見習いとして勤めていたレストランで料理の基礎を学び、1973年にリストランテ「ラ・グロッタ・ディ・サンタカテリーナ ダ・バゴガ」をオープン。こうして、シェフが「元パリオ騎手」という、異色のレストランが誕生したのです。


地元の人々から愛される大衆的レストランへ

「ダ・バゴガ」ではトスカーナの郷土料理をお手頃価格で楽しめると、現地のシエナ人ばかりでなく、観光客にも愛されるレストランとして人気となりました。その味わいは折り紙付き。1986年には権威あるイタリア全土の料理コンクール「オスカー・デッラ・クチーナ・イタリアーナ」において最優秀賞を獲得、その後も国内外の数々のメダルや賞を受賞。ピエリーノは、トスカーナ・シエナを代表する料理人となりました。

トスカーナの家庭の知恵から生まれたリボッリータ(野菜と豆にあまったパンを加え、煮込む料理)や、シエナ郷土のパスタ「ピチ」の猪のラグーソースやポルチーニ茸のソースなどは、定番の人気メニュー。前菜にはクルミのソースのトルティーノ、メインには白ワインとレモンソースをあえたスカロッピーナ(薄切り牛肉のソテー料理)、ペポーゾ(牛と黒コショウで煮込んだ冬向きの料理)など、多彩です。

またシエナの幻の豚「チンタセネーゼ」のフィレ肉をコロンナータのラルド(背脂の生ハム)で巻いた「フィレット・ディ・マイアーレ・チント・コン・イル・ラルド」もおすすめ。シンプルでありながら、ラルドのハーブと塩味が軟らかい豚フィレ肉のうま味を引き上げる、一体感のある料理。地元の赤ワインが進む一品です。


家族のつながりとモンタルチーノ

息子であるフランチェスコがマネージャーを務め、ピエリーノは今でも現役で厨房で活躍しています。そしてときにはテーブルセッティングをしたり、お客さんへ直接料理を運んだりするなど、まさに働き者。世界中から観光で立ち寄るゲストにも、愛想よい笑顔を振り舞いてくれます。

また彼らの出身地であるモンタルチーノは、言わずと知れた高級ワイン「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の産地。ピエリーノの叔父である故・スントさんは、地元がワイン農家であり、なんとブルネッロ・ディ・モンタルチーノ生産者組合(1966年)の創立メンバーでもありました。今はワイナリーを引き継ぐ孫のジャンニが、モンタルチーノからバゴガの店までワインを直送しています。

店を訪れた際は、彼らファミリーの伝統料理とモンタルチーノの地ワインに、ぜひ舌鼓をうってみては?


Ristorante La Grotta di Santa Caterina DA BAGOGA
●HP:http://www.ristorantebagoga.it/new/
●住所:via della Galluzza, 26 – 53100 Siena

パリオのルールや、観戦情報など、詳細はホームページまで!
ホームページ 『トッカ・ア・シエナ』https://www.toccaasiena.com

小麦の香りに包まれるパンミュージアム& アルベロベッロが提案する滞在スタイル

再始動!小麦の香りに包まれるアルタムーラのパンミュージアム


2019年、プーリア州の内陸にあるパンの町アルタムーラに誕生したパンミュージアム。コロナ禍で休館していたが、ようやく昨夏より盛り返してHOTな観光スポットとして人気に。

地元産原材料にこだわるこの町のパンは、2003年にイタリアでDOP認定を受けた最初のパンとなり、今では州の誇る名産品だ。一般的に1kgとどっしり重く、外皮は硬いが中身はモッチモチの黄金色で1週間ほどおいしく食べることができる。材料は小麦、水、天然酵母、塩のみとシンプル。
シンプルな材料
大きい!

博物館に一歩踏み入れると香ばしいパンの匂いに包まれる。それもそのはず、ここでは1300年代のパン窯が利用され、さらには毎週、地域で焼き上げられた本物のパンが持ち込まれ、館内のあちこちに展示されているからだ。
見学は担当者の解説つきで誰でも無料。材料や作り方にとどまらず、アルタムーラでパンがどのように人々の生活に関わってきたのかを知ることができる。今では地元の子供たちの食育ともなるなど、後世に伝える貴重な町の遺産となっている。
説明員が解説してくれる
外観も素敵

Museo del Pane Forte
●HP:https://www.museodelpaneforte.it/
※48時間前までに予約が必要


アルベロベッロが提案する 地元の人とつながる滞在スタイル


世界遺産に登録された1996年以降、プーリア州アルベロベッロではここを訪れる人たちへ土地の習慣や文化を知ってもらう滞在スタイルを提案している。

伝統家屋トゥルッリの宿泊施設、郷土料理の提供、体験型プログラムなど、言葉が通じなくても触れあいで生まれる人とのつながりの大切さを伝えることに重きを置くことで、世界遺産の町並みを保護しながら、新たな学びの場を作り出している。
野菜の収穫体験
農民体験と地元民の演奏披露
特に食文化への啓蒙活動が活発で、いちばんの魅力である「人」を介して土地への理解を深めてもらうため、マンマの料理レッスンなど体験型滞在に力を入れている。

さらに町の飲食店では昔からの地産地消文化を伝えるだけではなく、食品廃棄ロスをなくす取り組みも。例えば、マンマ直伝の野菜料理を振る舞うトラットリア「テッラ・マードレ」では、自社の畑で採れ過ぎた野菜は保存食へ加工以外に経済的弱者へ無料配布する。
マンマのパスタ作り実演
素敵な雰囲気!
できる範囲で地球と地域が豊かになるように貢献する持続可能な社会づくりへ向けた一つの姿勢だ。

Museo del Pane Forte
●HP:https://www.trattoriaterramadre.it/