イタリア郷土料理を巡る食事会 修道院特集をテーマに開催しました

発行後恒例の今回は、vol.44「修道院特集」をテーマに、10月7日に昼と夜のダブルヘッターで渋谷の「ピノサリーチェ」で開催しました。


イタリア修業時代に購入したという修道院のレシピ本「やっと日の目を浴びました」と柳シェフ。この本の中から季節の野菜を中心とした料理で、心もお腹も満たしてくれました。


スパイスやハーブの利いた野菜料理は工夫が凝らされ滋味深く、食への感謝と喜びを感じる味わいです。さらに本誌掲載のアッシジのサン・フランチェスコ修道院の修道士のお気に入りのカルチョーフィとサルシッチャのラザーニャとピエモンテのボーゼ修道院で提供されていた白身魚のパン粉焼きも登場して、修道院の会なのに、ちょっと贅沢な……。 

〈前菜〉 
 人参、干しぶどう、アーモンド蒸し煮/カリフラワーのチーズ焼き/きのこクリームのブルスケッタ/レンズ豆のズッパ レモン風味/ナスとペペローニ/パンのガット
 


〈プリモ〉 
 ブロッコリーとトマトのリングイネ/ ”イタリア好き”より~サルシッチャ、カルチョフィのラザニア
 

〈セコンド〉
 ”イタリア好き”より~白身魚パン粉焼きと赤キャベツ、りんご、玉ねぎのオーブン焼き

そしてドルチェ担当赤松さん。修道院発祥のシチリアドルチェを5種類も……。ちゃんと羊のリコッタを使ったカンノーロは絶品! ビアンコマンジャーレにビスコッティリッチ、ファッチューネ、オリヴェッティ。「皆さん食べられるかな?」と心配されていたが、ほとんどの人がドルチェまで完食されていました。





そしてワインも本誌掲載のアルト・アディジェ地方のノヴァチェッラ修道院で造られているワイン、https://www.vintners.co.jp/products/abbazia_di_novacella/のソーヴィニオンとピノ・グリージョ(提供:ヴィントナーズ)と、



さらにソムリエ矢野さんの連載で紹介されたhttps://www.jetlc.co.jp/wine/brand/badia_a_coltibuono/のキアンティ・クラシコとトラッポリーネ(提供:日欧商事)を楽しみました。


恒例のジャンケン大会でワインをゲット!


今回は初参加の方も多く、その人たちは「修道院特集」を読んで会員になられて食事会に参加してくれました。修道院の魅力は深い。参加してくれた皆さん、ピノサリーチェの赤松さん、柳さん、スタッフの皆さん、楽しく、すてきな時間をありがとうございました。Grazie mille!



*アバッツィア・ディ・ノヴァチェッラ
https://www.vintners.co.jp/products/abbazia_di_novacella/

*バディア・ア・コルティブオーノ
https://www.jetlc.co.jp/wine/brand/badia_a_coltibuono/

*赤松さんのシチリアドルチェは通常の営業でも食べることができます。