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集まれ! イタリア好き in 鹿児島 イル・チプレッソ編

鹿児島食事会の2日目
昨日の「イサオ・クチーナ」での食事会のあと、
鹿児島市内に移動してから夜の天文館で、焼酎と鹿児島料理で楽しみました。

そして朝、昨日バスを間違えて乗れなかった「はやとの風」に乗りました。
鹿児島中央駅から吉松駅まで行きますが、時間の関係上そこまでは行かれないので、
隼人駅まで鹿児島湾沿いを桜島を眺めながら乗車。
天気もよく、帰路の時には少し噴煙も見えて、この日も幸先いい感じ。
いい気分で「イル・チプレッソ」に。



昨夜盛り上がった天文館のど真ん中に、イタリアがありました!
ここだけ切り取れば、イタリアいること錯覚するような雰囲気を醸してる。


そして、ドアを開けたらすでにロングテーブルにセッティングされていました。
オーナーの古畑さん夫妻は、お二人とも長くイタリアでの生活を経験されているので心得ている。
イタリアっぽいね。


冬のなごりと、春のはしり。鹿児島産で季節を意識した料理が提供されました。

当日のお楽しみだったアペリティーヴォは、おからのミニバーガーに、フェンネルとオレンジのサラダ


自家製のパンにおから。でもちゃんとイタリアンのテイストです。

指宿の早どれ空豆のスフォルマートとチーズのフォンドゥータ


生食もできるソラマメは、いい香り。

長島のヒオウギ貝と早堀タケノコのリゾット


ホタテのようなヒオウギ貝はプリっとしてリゾットになじみ、そこにタケノコの触感が刺激します。

葉タマネギとフレッシュトマトとサルシッチャの自家製キタッラ


野菜の甘味とサルシッチャの塩味がバランスよくキタッラにからみ、口にいれた瞬間に笑顔になります。

鹿児島産鹿のロースト、シェフの実家の庭のブルーベリーのソース


鹿肉好きにはたまりません!

阿久根のこもれび農園のイチゴのティラミス


小さいながらも昔ながらの栽培方法でこだわって作っているイチゴを使ったティラミス。
イチゴの味がしっかりしました。
ワインの写真を撮ってませんでしたが、北から南まで料理に合わせたワインを提供していただき、
12本のボトルがあいたそうです。
ワインも飲みましたね~

今日も皆さん満足顔です!


昨日と連日参加された方、九州の各地から来られた方、やっぱり“イタリア好き”が集まれば、
楽しくないわけがないのです。


好恵さんとは、創刊当時に直接電話をいただき、長電話で盛り上がって以来の知り合いでしたが、実は会ったのは初めてでした。もう昔からの友人のようでした。
いや~今日も楽しかった~

今回は決定から実施まであまり時間がなかったにも関わらず、「イサオ・クチーナ」の高子さん、「イル・チプレッソ」の好恵さんには大変お世話になりました。
もちろん料理を色々と工夫して考えてくれたシェフのお二人も感謝です。
そして、遠方から参加してくれた方、初めて参加してくれた方、ありがとうございました。

鹿児島サイコー!

地方イベントは今後もっと開催したいと思います。

集まれ! イタリア好き in 鹿児島 イサオ・クチーナ編

鹿児島で初めての開催となった
集まれ! イタリア好き
2月8日は霧島に近い山中でアグリトゥーリズモをされている「イサオ・クチーナ」は、
鹿児島空港からバスと電車で約2時間くらいのところにあります。
当日の朝、鹿児島空港に着きバスに乗ったのですが、なんと同時刻発の行き先の違うバスに乗り込んでしまいました。
とんだハプニングから始まったのですが、
そこは田舎町と鹿児島県人の人のよさ、バスの運転手の方々に親切にしてもらい、無事に目的の吉松駅に到着。
とてもイタリアの田舎町的な出来事にうれしくなったのでした。


吉松駅の駅舎はこんなところ。駅の横には長年この地を走っていた蒸気機関車が展示されています。
トラブルのわりには早く着いたので、バスの運転手に勧められた駅前の温泉銭湯に入ることに。



酒屋がやっている銭湯は源泉流しっぱなしの温泉。
まだ11時というのに、すでに先客がひとりいました。
45年間蒸気機関車の機関士をやっていたという94歳の元気なおじいさん。
(駅に展示してある機関車がそれでした)
お湯の入り方の指導から、自分の人生どう生きてきたかを鹿児島弁で語ってくれました。
のぼせる寸前(^^) すでに旅気分満喫!



湯からあがって、やっぱりビールを一杯ひっかけてから、「イサオ・クチーナ」へ。
着いてびっくり! まるで本場イタリアのアグリにきたような気分になるところ。




オーナーシェフの赤坂さん実家の古民家を自分で改築して店舗にしました。
東京で店をやりながら、休日にこちらに来て作業を進めていたそうで、
そのあたりがとってもイタリア~ンな感じ。

自家製グリッシーニと自家製ヤギ乳のリコッタ


髭をたずさえ、コック帽をかぶっているのが赤坂功シェフ、通称マリオさん。
今回の料理は、赤坂さんのイタリア修行時代と地元食材へのオマッジオ。

前菜:霧島山麓最強お肉色々とフォアグラと一緒にモザイク風テリーヌ


猪のラグー ネッリ シチリアーニのオーブン焼き

地元のイノシシを煮込んだラグーをシチリアのパスタで。


この日は東京、関西、九州の方々が集まり、お互いに初めて会う方がほとんどでしたが、
そこは“イタリア好き” であればNon c’e problema 問題なし!
会は楽しく進んむのです

帆立貝と黒トリュフのサルシッチャ


この意外な組み合わせにびっくりです。
これシェフがイタリア時代に仕込まれた料理に鹿児島風アレンジで、
中身を薩摩揚げ風の練り物にしてあり納得。

鶏とエスカルゴのびっくりクロケッタ


ちょっとフランス風の料理。前の皿に次ぐビックリの味のハーモニー。
この田舎のレストランで食べる斬新さに脱帽。

 

温かいりんごのストゥルデール、旬の金柑ジェラート添え


リンゴも金柑も旬の地元産。



今日の料理とこの場所の魅力について熱く語ってくれたマリオシェフ。
「6月頃がいちばんいい季節なので、農作業を手伝いに来てください」とのこと。
仕事をたくさんした人にはたくさん食事も用意してくれるそうです(笑)

参加者の皆さんの満足な笑顔






食後は施設を案内してくれました。
ヤギの飼育場、料理教室と宿泊施設、畑、まだまだやりたいことがあるそうで、
作業途中の施設もあり、時間をかけてできるところから作り上げていく、
まさにイタリア的アグリの情熱を感じたのでした。



マリオシェフと記念撮影




湯上りの空に満月。いい1日だった~ 。


案内の後は、鹿児島市内行きのバスの時間まで温泉に。
また、ここのお湯が素晴らしかった。赤褐色で濃厚な感じの肌触り。
思わず外湯で地元の人と話し込んでしまって、危うくバスを乗り過ごすとこでした。(またか!)

高子さん(右)東京から参加の児玉さん(左)

マリオシェフ、そして企画の準備から当日案内など、
色々とお世話になった奥様の高子さん、本当にありがとうございました。
暖かくなったらまた必ずきます。

“イタリア好き” 郷土料理とワインを楽しもう! ロンバルディア・ミラノ

※参加申し込み受付を終了いたしました。

\イタリア郷土料理を巡る食事会 ロンバルディア・ミラノ/

Vol.40(2月1日発行)ミラノ特集に合わせて、恒例の食事会を開催します。
今回の取材で少しだけミラノの懐に入り込めたような気がしました。
そしてもっと深追いしてみたいというミラノへの思いの丈を、「タンタローバ」の林祐司シェフの料理に委ねるのです。


お茶目な林シェフ。

〈予定メニュー〉
ロンバルディア州前菜盛り合わせは、ブレザオラ、サラミマントヴァーノ、カプラチーズ、モンデギーリ、シャットゥ
写真はイメージで実際の料理とは異なります。ご了承ください。

プリモはソバの産地でもあるロンバルディアを代表する一品ソバ粉のパスタ、ピッツォケッリ

セカンドはもちろん、リゾット・アッラ・ミラネーゼとオッソブーコ

ドルチェの盛り合わせは、トルタ パラディーゾ、ズブリゾローナ

これらの料理に合わせたロンバルディアのワインもご用意しています。
*メニューは予告なく変更することもありますのでご了承ください。

◆+◆+開催概要+◆+◆

■日時:3月15日(日)12:00~(11:45受付開始)
■会場:TantaRoba(タンタローバ)
東京都文京区小石川4-18-7
http://www.tantaroba.jp/
■会費:〈会員〉12,000円(税別)(13,200円:税込)
〈非会員〉14,000円(税別)(15,400円:税込)
*ドリンク込み!
イタリアズッキーニクラブズッキーニパートナーズ会員+1名まで有効)
■形式:着席式
■定員:20名

《過去の食事会レポート》
■2019年11月に開催したサルデーニャ食事会のレポートはこちらから
■2019年6月に開催したヴェネト食事会のレポートはこちらから
■2019年2月に開催したエミリア・ロマーニャ食事会のレポートはこちらから
■2018年8月に開催したカラブリア食事会のレポートはこちらから
■2018年11月に開催したリグーリア食事会のレポートはこちらから

《お申込み》

以下に「カートに入れる」ボタンが表示されます。そちらをクリックしてお進みください。

*参加条件はイタリアズッキーニクラブズッキーニパートナーズ会員様とそのお連れ様1名のみとさせていただきます。

※ズッキーニクラブ、ズッキーニパートナーズ会員の方は、ログインすると会員価格でご購入いただけます(未ログインでは、非会員価格でカートに価格が表示されます)。

ナポリピッツァのニューウェーブ “ピッツァ・コンテンポラーネア” Presented by モンテ物産

ナポリでタクシーに乗ると必ずすることがある。運転手に、おススメのピッツァリアを聞くことだ。大抵の場合、どの運転手もまくし立てるように自分のおススメのピッツェリアを3軒、5軒と説明し始める。これを聞くのがなかなか面白いのだ。中にはプロのピッツァイオーロ(ピッツァ職人)顔負けの批評を始める人も多い。「伝統的なあの店がやっぱり今もナポリのトップだ」とか、「最近あそこのピッツェリアは味が落ちた」とか、「どこそこのピッツァは発酵時間が長くて、胃にもたれない生地だから流行っているんだ」などなど。それぞれがナポリピッツァを解釈して、自分の信じる“最高の”ピッツェリアをおススメしてくれる。

実際、ナポリピッツァ発祥のこの街の人ほど、ピッツァを愛し、こだわり、そしてピッツァに厳しい人種はいない。この前出会ったタクシー運転手が「俺の体はナポリピッツァで出来ている」と豪語していたが、事実ナポリピッツァは彼らの誇りであり、彼らのアイデンティティの一部でさえあるかもしれないのだ。

そんなこだわりの強いナポリ人達の愛するナポリピッツァに、最近大きな変化が起きつつある。当然昔から続く伝統的なピッツェリアがひしめき合うナポリ。ダ・ミケーレ、ディ・マッテーオ、スタリータにジーノ・ソルビッロ…他にも伝統的なピッツェリアは沢山あるが、その中に、若いピッツァイオーロ達が彗星のごとく次々に現れ始めたのだ。伝統的なピッツァ・トラディツィオナーレ(トラディショナルのイタリア語)に対し、彼らのピッツァは“ピッツァ・コンテンポラーネア”(現代風ピッツァ)とよばれ、ナポリの街に旋風を巻き起こしている。
▲ヴィンチェンツォ・カプアーノ氏
そうした新星の若手ピッツァイオーロの代表格の一人がヴィンチェンツォ・カプアーノだ。ナポリピッツァ・ニューウェーブの中心人物でもある彼に“ピッツァ・コンテンポラーネア”とは何なのかを聞くと、ヴィンチェンツォはこう教えてくれた。

「ピッツァ・コンテンポラーネアの特徴はなんと言っても、コルニチョーネ(ピッツァの縁)が高く上がっていることだね。今までの伝統的なナポリピッツァと比べても、特にコルニチョーネがフワッと軽く、高く持ち上がるんだ。使う小麦粉も違うし、生地の作り方も伝統的なピッツァとは違うんだよ。」
人懐っこい笑顔でそういいながら、彼は自分自身のインスタグラムの画像をいくつも見せてくれる。ものすごく縁が高く焼きあがったピッツァは見ただけでインパクトがある。
「伝統的なピッツァとはもちろん違うよ。でもナポリの僕のピッツェリアにも、地元のナポリ人が沢山来てくれている。ピッツァ・コンテンポラーネアが受け入れられてきているのが嬉しいね。」

▲「ジーノ・ソルビッロ」のピッツァ・トラディツィオナーレ 
▲「ヴィンチェンツォ・カプアーノ」のピッツァ・コンテンポラーネア

ヴィンチェンツォも他のナポリ人同様、伝統的なピッツァ・トラディツィオナーレを食べて育った。しかしそんな彼が、一体どうしてこのニューウェーブを牽引しているのか。そんな疑問をぶつけると、彼は少し真剣な表情になった。
「僕の家は祖父の代から続くピッツァイオーロの家系なんだ。当然僕も、伝統的なナポリピッツァを食べて大きくなった。だから僕はピッツァ・トラディツィオナーレを愛しているし、先輩のピッツァイオーロ達を心から尊敬しているんだ。僕自身も、ピッツァ・トラディツイオナーレでの大会優勝経験だってあるしね。」

「しかし今や、ナポリピッツァは世界中に広まった。今、僕がピッツァ・コンテンポラーネアを作るのはそれが理由さ。」
「いいかい、ピッツァ・コンテンポラーネアは伝統的なピッツァよりも数学的なんだ。温度や水分量、酵母の量を計算して算出する。慣れれば、伝統的なピッツァよりもピッツァ作りを簡単にするんだよ。世界中で作られるようになったナポリピッツァを更に広めるために、ピッツァ・コンテンポラーネアは必ず重要な役割を担うことになる。僕はそう信じているんだ。」

縁が驚くほど高く持ち上がるピッツァ・コンテンポラーネアは、一見生地が目立ち、重そうに見えるかもしれない。ところが実際に食べてみると外側はパリッとしていて、中はふんだんに空気を含んだ雲のような軽さがある。生地にほのかな甘みがあるのも特徴だ。

▲縁の高いピッツァ・コンテンポラーネアをカットするときは普通のピッツァ用スライサーだけではなくハサミを使う。

▲ピッツァ・コンテンポラーネアの縁の断面

話の最後にヴィンチェンツォはこんなことを付け加えてくれた。
「僕はね、一番大切なことはピッツァ・トラディツィオナーレの味わいから離れないこと、“伝統を伝統たらしめるもの”を守ることだと思ってるんだよ。僕が新しい生地を試す時、一番に味を見てもらうのは実は僕の祖父さ。ナポリピッツァの伝統の味わいから離れないためにね。」

「ピッツァ・コンテンポラーネアは間違いなくナポリの新しい伝統になっていく、僕はそう信じているよ。」

このニューウェーブは日本のナポリピッツァ業界にも届きつつある。
もし“ピッツァ・コンテンポラーネア”という言葉を見かけたら、是非ナポリの“新”伝統の味を試していただき、ナポリピッツァの多様さに驚いてほしい。きっと現地のナポリ人達と同じように、新たなナポリピッツァに魅了されること請け合いだ。


モンテ物産
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