イタリア好き委員会 のすべての投稿

ヴェネトのワイナリー、スパニョール・コル・デル・サスの魅力に迫る

柔らかな泡とさわやかな甘み、フレッシュさが美しく調和するプロセッコの逸品「Col del Sas Brut」



当主のマルコさん。


収穫最盛期の様子

9月中旬、3週間に及ぶ収穫を終えたばかりのワイナリー内には、一仕事を終えた後の静けさと安堵感が漂っていた。「2025年の収穫はおおむね良好だが、夏の終盤にかけての降雨で、収穫期を測るのが難しかった」と当主マルコ氏は語る。約40ヘクタールある自社畑は3地区に分かれ、それぞれが異なる地質や微気候を有するため、同じグレーラ種でもクローンや熟度、出来上がるブドウの個性が異なる。それらを的確に把握し、年ごとの変化も見極めながら醸造へのステップを臨機応変に進めていく。



丁寧な二次発酵を長めに取り、じっくりと熟成させた「Col del Sas Brut」(コル・デル・サス・ブリュ)は、クリーミーな泡、繊細な果実味、ほのかな残糖と酸のバランスが美しく調和した秀悦の一本だ。「コネリヤーノ・ヴァルドッビアーデネDOCGプロセッコ・スーペリオーレとしての伝統と確かな品質への理解を、奥深い食文化をもつ日本の愛好家の方々にぜひ深めてほしい」とマルコ氏は語る。
曽祖父の代に遡る同社の歴史は世代を超え、現在はワイナリー内を兄のステファノ氏とともに、畑の管理は主に弟のアルベルト氏が担当、家族の大きな結束と信頼の中で伝統を堅実に継承し続けている。


低温調理の卵とキノコ、ブルーベリーとテリヤキ、ローズマリーのクランベリー添え。さわやかな秋の味わいにピッタリだ。



vol.63掲載。
Text : Aki Shirahama
Photo : Marta Buso


▼Spagnol / コネリアーノ ヴァルドビアーデネ プロセッコ DOCG “Col Del Sas BRUT”
イタリア北部、ヴェネト州にあるSpagnol(スパニョール)ワイナリーが造るコネリアーノ ヴァルドビアーデネ プロセッコは、その中でも特に質の高い地域で、近年世界遺産にも登録された美しい丘 ”Col Del Sas” で栽培されたグレラ種の葡萄を使い醸造され、毎年多くのプロセッコの愛好家が訪れています。(Text:TAPS)
ワインのご購入はこちら


『イタリア好き』にて連載されたおすすめワイン

■vol.1 品質だけを追求したこだわりの1本

世界の王たちも愛したバローロ「Passione di Re」
繊細でほどよいタンニンと、長く置けば置くほどコクが出る逸品。ちなみにこの名は、イタリア王室サヴォイア家が、晩餐会で外国の王たちに振舞っていたのがバローロだったことに由来。世界の王も愛したワインに思いを馳せながら、ガブリエレ氏がこだわりを尽くしたバローロを味わいたい。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.55掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=58815

▼ワインのご購入はこちらから▼

>>バローロ「Passione di Re」




■vol.2 ブドウを2種に絞った珍しいランゲロッソ

オーナーのこだわりが最も現れたストーリー性のあるワイン
「Tutto Dipende da Dove Vuoi Andare」
パワフルさとエレガンス、味わい深さと香り高さのバランスの丁度良いところを抑えたワインと言えます。絶対に料理と一緒に味わって欲しい一本なので家族や友人を招いたディナーパーティでメインワインとして味わってみてはいかがでしょうか。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.56掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=61181

▼ワインのご購入はこちらから▼

>>ワインのご購入はこちら




■vol.3 滑らかな泡でどんな料理も引き立てる「M.C. 36」

丁寧に造られた高貴な発泡性ワイン
「アルタ ランガ DOCG 2020 “M.C. 36″」
アルタ ランガはメトド クラシコを採用しながらシャンパーニュよりも長い30ヶ月以上の瓶内熟成が規定されているイタリアが誇るスパークリングワインで古くはイギリスの王室向けに当時は珍しかったドライな味わいのスパークリングワインを製造し納めていた程。お祝いや特別な時間を演出するワインとしてとてもいかがですか?
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.57掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=62000

▼ワインのご購入はこちらから▼

>>ワインのご購入はこちら




■vol.4 余韻のあるコクが自慢の個性的ワイン「エリス」

コクのあるワインには、ピエモンテ名物「ヴィテッロ・トンナート」がお薦め。
試行錯誤の末、ガブリエレ・スカリオーネが好きなブルゴーニュワインのような果実味と酸味、そして長い余韻を楽しめる、コクのあるワインが出来上がった。そんなボトル1本1本には今は亡き愛犬への思いと、ガブリエレ氏のワイン愛が詰まっている。Gabriele Scaglioneのランゲ ビアンコは他にはない複雑さを感じる事ができ、様々な料理に合わせるのに向いていて食前から食後まで楽しめます。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.58掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=63893

▼ワインのご購入はこちらから▼

>>ワインのご購入はこちら

▼ガブリエレ・スカリオーネの商品一覧はこちら




■エミリア=ロマーニャのワイナリー、テヌータ・ガッチの魅力に迫る

ルビコーネ1種のみ生産する自信のワイン
オーガニック農法で作られたサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローの絶妙なバランスでブレンドされ、滑らかで深みのある味わいと、しなやかなタンニンが上品な印象をもたらします。世界各国の一流ホテルや星付きレストラン、F1の公式サプライヤーとして採用されるなど高い評価も得ており、このたび日本に初上陸を果たしました。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.59掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=64637

▼ワインのご購入はこちらから▼

>>ワインのご購入はこちら




■ロンバルディアのワイナリー、ジョルジ・ワインズの魅力に迫る

ワインの一大産地、オルトレポ・パヴェーゼに根ざす老舗ワイナリー
ピノ ネロ、バルベーラ、シラーを絶妙なバランスでブレンドした”OLTRAJA”はタンニンがソフトで飲み味か重すぎないロンバルディア産の赤ワイン。ロンバルディアのオルトレポ パヴェーゼではイタリア国内のピノ ネロの75%以上が生産されており、イタリアの銘醸地の一つとして知られています。パスタはもちろん、サラミやチーズ、肉料理にも相性抜群でデイリーに楽しむことができます。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.60掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=65535

▼ワインのご購入はこちらから▼

>>ワインのご購入はこちら

【日本未入荷ワインが豊富なTAPS WINE SHOP】

TAPS WINE SHOPでは主に日本未入荷のワインをイタリア現地生産者から直接輸入しています。
価格帯は毎日食事で楽しんでいただける1,000円代のものから、特別な日に飲みたい高級感あふれるものまで多数あり! 現地イタリア人ソムリエと共に厳選した生産者のワインのみを一定温度での輸送ができる特殊なコンテナにて輸送し、温度管理された倉庫で保管しています。

TAPS WINE SHOPはこんな人におすすめ

・イタリアやヨーロッパの食文化に興味がある
・海外旅行が好き
・料理とワインのペアリングに興味がある

▼TAPSの商品一覧はこちら
https://tapswineshop.stores.jp/
■商品に関する問い合わせ
有限会社TAPS inc
https://tapswineshop.com/

【新柄入荷】モンテファルコのキッチンクロスとトートバック

『イタリア好き』本誌vol.49(p25~27)で取材したイタリア人の日々の暮らしに欠かせないクロスの数々。晩秋のキッチンで料理気分もアップする新柄入荷!刺繍タイプのキッチンクロスも必見です♪


■家族で歩む、モンテファルコの伝統と革新
中世の城壁に囲まれた小さな街、ウンブリア州モンテファルコ。裁縫が好きで10代の頃から勉強の合間に仕立て屋で見習いをして技術を身につけたエマヌエラさんが、郷土モンテファルコの上質なリネンに惹かれ、淡い色調のジャガード織りのタオルやテーブルクロスなどの小物作りを始めました。
工房を引っ張るエマヌエラさん(左)とその家族
■モンテファルコが好きだから
伝統柄だけではなく、モンテファルコの自然や歴史からインスピレーションを得たデザインをプリントしたクロスも多い。
ヴァリエーション豊富なプリント柄
モンテファルコの自然は最高!

■商品一覧

プリント柄キッチンクロス(麻100%:サイズ 横50.5cm×縦81cm)

NEW!オリーブ棚
NEW!カフェ好き♡
瑞々しいサボテン
熱気球でイタリアを満喫💛
オリーヴ溢れるキッチン
モライオーロとレッチーノ
釣りに行きたくなりますね~
定番モライオーロ種のオリーヴ
ショートパスタも好き!
レモンとブルーのタイル柄
バックとお揃いでいかが?
vol.61カルチョーフィ特集と一緒に♪
フックに掛ける紐付き
麻100%

刺繍柄キッチンクロス(麻50% 綿50%:サイズ 横56cm×縦72cm)

ピクニックにも♪
爽やかなオリーブブルー
たっぷり詰まったフルーツ柄
ハッピーカラーでほっこり♪
ミツバチをモチーフにした伝統柄
自然な風合い
フックに掛ける紐付き
麻50% 綿50 %

トートバック

マチのあるトートバックは、普段の使いに、お出かけに、お買い物にも、たっぷり入って大活躍間違いなし!
カルチョーフィ柄のバックはコットン100%。お魚と糸杉柄はリネン100%で軽くて丈夫。お好み素材を選んでくださいね。
キッチンクロスとお揃い柄
コットン100%
幅41cm×高さ42cm×マチ6.5cm
麻素材で軽くて丈夫!
リネン100%
幅40cm×高さ37cm×マチ4cm
大容量でお買い物にも♪
マチあり

■お届け方法・送料について
ゆうパケット:360円(全国一律)
※お届けはポストへの投函となります。
※折りたたんでの梱包となりますので、折り目が残る可能性がございます。ご了承ください。

■販売商品一覧
※商品画像をクリックいただくと拡大画像が表示されます。
※定期購読(ズッキーニクラブ)会員様割引商品は、ログイン後に会員価格へ変更となります。また、カートに入らない場合は在庫切れとなります。ご了承ください。
田園風景
3,140円(税込)
秋の実り
3,140円(税込)
オリーヴ棚
3,140円(税込)
カフェのある暮らし
3,140円(税込)
サボテン
3,140円(税込)
カラフル熱気球
3,140円(税込)
レッチーノ
3,140円(税込)
モライオーロ
3,140円(税込)
カラーフィッシュ
3,140円(税込)
パスタ好き
3,140円(税込)
カルチョーフィ
定価:3,850円(税込)
定期購読会員10%OFF:3,465円(税込)
魚の大群
3,140円(税込)
ブルーフィッシュ柄リネンバック
定価:4,950円(税込)
定期購読会員10%OFF:4,455円(税込)
カルチョーフィ柄コットンバック
定価:4,950円(税込)
定期購読会員10%OFF:4,455円(税込)
フルーツ:レッド
3,413円(税込)
フルーツ:ベージュ
3,413円(税込)

話題のイタリア料理人を訪ねて 1 SEADAS FLoWER CAFFÈ 花澤豊良さん presents by 亀屋食品株式会社

「新時代のシェフを訪ねて」からリニューアル!
イタリア料理業界で活躍する話題の料理人の半生と、思い入れの深い一皿にまつわるストーリーをご紹介します。今回は東京は自由が丘にあるSEADAS FLoWER CAFFÈ(セアダスフラワーカッフェ)の花澤豊良さん(65)にお話を伺いました。

記憶に残るセアダスを

おしゃれな店が立ち並ぶ自由が丘の一角に、緑で覆われた軒先にサルデーニャ州旗のはためく店がある。扉を開けると、郷土菓子や食材、民芸品、写真がずらりと並び、まるでギャラリーのよう。「セアダスフラワーカッフェ」はサルデーニャの魅力を濃密に感じられる店だ。
セアダスとは、サルデーニャ島に5000年以上前から伝わるお菓子で、新鮮なペコリーノ・サルドをセモリナ粉の生地で包み揚げし、はちみつをかけたもの。
オーナーシェフの花澤さんがこの店を開いたのは2013年、53歳のとき。もともと壁画作家として活動していたが、仕事の縁でサルデーニャ料理店「タロス」のシェフ馬場さんと出会い、サルデーニャ料理、とりわけセアダスのおいしさに衝撃を受け、頭から離れなくなったという。そして心のままに、馬場さんとサルデーニャへ。現地で本物の味を知り、「このおいしさを伝えたい」と、未知の飲食の世界に飛び込んだ。

▲オーナーシェフの花澤豊良さん(65)。常連客と年に一度サルデーニャを旅するのが、今は何よりの楽しみだという。「サルデーニャに行くと、なぜか懐かしい気持ちになるんです。毎年そこへ行くために頑張っています」


現地の店で修業するには年齢的に厳しい。ならば家庭で手習いしようと、伝手を頼りにマンマたちの家に泊めてもらいながらセアダスや料理を教わった。現地の味を日本で可能な限り再現するために材料の配合や揚げ方などを幾度も試し、アレンジメニューも奇をてらわず、本場の人が食べても違和感のないものを追求してきた。
「知られていないお菓子だからこそ、人気が出るまで10年はブレずにやろう」そんな覚悟で続けてきて13年が経った。今ではスイーツ好きの日本人だけでなく、在日イタリア人や観光客も毎日のようにやってくる。日本サルデーニャ協会のオフィスも兼ねており、知る人ぞ知るスポットとなった。さらに1年ほど前からは、常連客のリクエストでセアダス以外のメニューも出している。
「人生の中で、これだけは負けないというものを持っていたい。そうじゃないと、誰かの記憶には残らないからね」穏やかな語りの中に花澤さんの哲学がある。サルデーニャ、そしてセアダスへの深い思いと、研ぎ澄まされた味が、今日も誰かの心を動かしているに違いない。

〈レシピ〉

コルべッツォロ蜂蜜のセアダス
サルデーニャ特産の西洋山桃のはちみつ「コルベッツォロ」をかけたセアダス。仕上げにはさらにペコリーノ・サルドをすりおろす。揚げたての香ばしさとチーズのクリーミーさ、コルベッツォロのほろ苦さと甘さが絶妙なハーモニーを奏でる。

材料
(6個分)
・セモリナ粉(カプート) 70g+α
・薄力粉 180g
・ラード 20g
・ぬるま湯(人肌程度の温度) 100〜110ml
・ペコリーノ・サルド 250g
・モッツァレッラ 150g
・米油 適量
・コルベッツォロ蜂蜜 適量

下ごしらえ
●生地(前日〜1時間ほど前までに)
1)ボウルにセモリナ粉、薄力粉、ラードを入れ、、ぬるま湯を少しずつ注ぎながら混ぜ合わせていく。
2)滑らかになるまで手で捏ねる。
3)ラップに包んで冷蔵庫で寝かせておく。

●具材
1)ペコリーノ・サルド、モッツァレッラを一緒にフードプロセッサーにかけて細かくする。
2)余計な水分が出ないよう、1にセモリナ粉(分量外)を加えて軽く合わせておく。

作り方
1)生地を半分に切り分ける。
2)綿棒を使って細長い楕円形に伸ばす。
3)パスタマシンを使い、生地を伸ばして折りたたむ工程を数回繰り返す。3mm程の厚さで滑らかな状態になればOK。
4)伸ばした生地の片側に3個分の具材(チーズ)を置き、その周りに刷毛で水を塗る。
5)もう片側を上からかぶせ、手でやさしく生地を抑える。
6)具材の周りをパスタカッターで丸く切り抜く。
7)切り抜いた部分が開いてしまわないように、生地をくっつけながら形を整える。
8)1で切り分けたもう半分を、2〜7の工程で同様に成形する。
9)200度程に熱した米油で、黄金色に色付くまで揚げる。
10)湯煎したコルベッツォロ蜂蜜を、揚げたてのセアダスの上にかける。
11)仕上げにペコリーノ・サルドをすりおろして完成!

ポイント
室温を低めにしておくと生地やチーズがゆるくなりにくく成形しやすいです。揚げるときはあまり触らず、おたまで油を上から掛けるようにすること。(生地が破けて破裂する場合があるので要注意!)
成形〜揚げまで、やさしく扱うのがポイントですよ♪

SEADAS FLoWER CAFFÈ
03-6459-5987
東京都目黒区自由が丘2-16-11
https://www.instagram.com/SeadasFlowerCaffe
★お店では数種類あるセアダスとサルデーニャワインのアッビナメントも楽しめるのでぜひお試しを!そのほか、パートナーの岡部さんが作るサルデーニャ菓子も絶品なので、ぜひ味わってみてくださいね♪

文:宮丸明香 写真:日高奈々子

【飲食店様向け】イタリア食材をお探しの方はこちらからご購入いただけます。

▼これまでの連載記事▼

◾️新時代のシェフを訪ねて1 VIA DEI PEPI岡本紘明さん
https://italiazuki.com/?p=59200

◾️新時代のシェフを訪ねて2 ITALIAN GARAGE村田友哉さん
https://italiazuki.com/?p=60371

◾️新時代のシェフを訪ねて3 PIZZERIA Kiraku 川村修也さん
https://italiazuki.com/?p=61568

◾️新時代のシェフを訪ねて4 Antica Pizzeria L’ASINELLO 大削恭介さん
https://italiazuki.com/?p=63295

◾️新時代のシェフを訪ねて5 LE VERDURE 守本直樹さん
https://italiazuki.com/?p=64548

◾️新時代のシェフを訪ねて6 PIZZERIA E TRATTORIA SOLO NOI sul nuje 名取洸二郎さん&西山亮介さん
https://italiazuki.com/?p=65275

◾️新時代のシェフを訪ねて7 ENO si MARE 小林一貴さん
https://italiazuki.com/?p=66261

◾️新時代のシェフを訪ねて8 Pizzeria Trattoria LEON 辻佳久さん
https://italiazuki.com/?p=67161

おいしいイタリア郷土菓子

イタリア菓子の世界に浸れる一冊

時には胸をときめかせ、時には懐かしい気持ちにさせてくれるおいしいイタリアのお菓子。
郷土色豊かな地域に根付く伝統菓子に、街のバールのお菓子、マンマが愛情込めて作る家庭菓子、リストランやトラットリアで食事のフィナーレを飾るドルチェなど、各地の伝統〜最新のイタリア菓子の世界にたっぷりと浸れる一冊。

雑誌『 イタリア好き 』 とは

観光情報誌とは違う、
イタリア人の日常、素顔を感じられる雑誌。
毎号、各州や一つのテーマにフォーカスし、そこに暮らす人々と食を通して、知られざる魅力を紹介。おいしさの中から見えてくるのは、自分らしく人生楽しく、生きる姿かもしれません。

【最新号の見どころ】

今回はマンマのドルチェをはじめ、長く愛された名店のお菓子、トスカーナの伝統菓子にナターレやカーニバルのお菓子まで、イタリア郷土菓子をとことんご紹介。

ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅物語 特別編
イタリア菓子職人のピノッキオが営むパスティッチェリーア・バールで、師匠フランチェスカに習ったお菓子を作っているピノッキオのところへ、取材でイタリアを何度も旅しているマッシモ・ズッキーニが訪れ、お菓子とカフェを傍らに、イタリア菓子についておしゃべりを始めました。その会話にちょっと聞き耳を立ててみましょう。

長く愛される、各地の名店を訪ねて。
行列しても食べたい、長く通う人が必ず食べるドルチェがある、イタリア中からそれだけを買いに来る人たちがいる、いい店にはおいしいだけでは語れない魅力がある。
~兄弟で気吹き上げた信頼と人気~

~ローマっ子が愛する2つのドルチェ~

~伝統を引き継ぎ、人々に愛されるビスコッティ~
★イタリア好き直輸入!ビスコッティをお届け★
【数量限定販売】ビスコッティ・ディ・ノヴァーラ(缶入り)のご購入はこちらからhttps://italiazuki.com/?p=68218

ナターレのお菓子&カルネヴァーレのお菓子
冬のイタリアが華やぐ2大イベントといえば、Natale(ナターレ=クリスマス)と、Carnevale(カルネヴァーレ=謝肉祭)。これらの期間には、各地でお祝いのためのさまざまなお菓子が作られている。その一部を見てみよう!

皆に愛される「ヌテッラ」や「マンマのレシピ」
イタリア発祥のヘーゼルナッツナッツ風味のチョコレートスプレッド「Nutella」や、マンマに教わるサルデーニャを代表するドルチェ「セアダス」の魅力に迫ります!
その他の特集や連載
  • マンマのレシピ サルデーニャ州ガッルーラ地方
    ズッパ・ガッルレーゼ/セアダス
  • フォト通信 イタリアで食べた大好きなドルチェ
  • イタリア好き通信 現地コーディネイターがおすすめのお菓子
    ヴェネト州/リグーリア州/プーリア州/サルデーニャ州
  • Coao!ズッキーニパートナーズ(配布店):愛しのイタリア菓子
  • Back Number/編集後記
  • イタリアズッキーニパートナーズ(配布店)リスト

  • 連載 クオーコ・ジャポネーゼ13
    熟成士のチーズ 井川直子
  • 連載 紐解きのマヨリカ焼き 13
    ナターレの小箱に宝物を詰めて 池田由美子
  • 連載 イタリアでトレイルを走る 第13回
    TORX100挑戦記 原誠一郎
  • 連載 矢野航の今日は何をおススメしましょうvol.22
    デジタル社会の救世主ヴィン・サント
など。

定期購読いただくと!

バックナンバーがもれなく3冊ついてくる!!
※どの号が届くかはお楽しみ♪(再継続の方除く)

  • 1年間(4回発行)2,640円(税込)
  • 送料無料

定期購読いただくと!

バックナンバーがもれなく3冊ついてくる!!
※どの号が届くかはお楽しみ♪

  • 1年間(4回発行)2,640円(税込)
  • 送料無料

『イタリア好き』バックナンバー

『イタリア好き』バックナンバーは単品でご購入いただけます。
*バックナンバー 1冊660円(税込)



【数量限定・予約販売】『イタリア好き』オリジナルーピノッキオお菓子セット

『イタリア好き』おなじみの連載“ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅物語”やVol.63イタリア郷土菓子特集でピノッキオが紹介したイタリア菓子をセットにしてお届けします♪


【1】パンペパート
ウンブリア州やトスカーナ州に伝わるナターレのお菓子。ヤドリギの小枝と一緒に大切な人へ贈るのが現地の慣わし。中にはシナモン、クローブ、白コショウなどの香辛料がたっぷり。パンペパート作りの名人ファウストさんの思いを受け継ぎ、師匠フランチェスカとウンブリア州で習ったレシピを元に作っています。ピノッキオにとって思い入れのあるお菓子です。(vol.61/vol.63掲載)
風味豊かなスパイスチョコ爆弾!
甘く豊かな香りとスパイシーさの虜に。

【2】バーチディダーマ
ピエモンテ州のトルトーナで生まれた、サヴォイア家に由来のあるお菓子。女性の唇のような形から「貴婦人のキス」と名付けられました。お店によって大小さまざまなタイプがありますが、師匠フランチェスカが教えてくれたバーチは、ごろんと大ぶりなタイプ。(vol.61掲載)
美しい女性への贈り物として宮廷で作られたのが始まり。
ヘーゼルナッツとバターの芳醇で濃厚な香りと味わい!

【3】カントゥッチ クロッカンティ(ハード)&モルビディ(ソフト)
トスカーナ州で親しまれているプラート発祥の伝統菓子。しっかりと焼き切ったクロッカンティと、ザクほろ食感のモルビディを食べ比べ!カフェはもちろん、トスカーナ特産の「ヴィン・サント」に浸して食べるのもおすすめです。(vol.63掲載)
クロッカンティは香ばしさとザクザク食感がたまらない。
モルビディは卵やバターのやさしい味わい。

■ピノッキオ(イタリア郷土菓子職人 岩本彬)からのメッセージ
今回特別にイタリア好きの読者の皆様に数量限定で、ピノッキオのイタリア菓子セットをお届けできることになりました!
「ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅物語」で語ったイタリア各地の郷土菓子たちは、どれも味わい深いものばかりです。ほんの数種類ではありますが、師であるフランチェスカをはじめ、イタリア各地のお菓子屋さんで習った味を是非お楽しみ下さい。
神戸の”Pasticceria Bar Pinocchio di Calimero”にも、ぜひ遊びに来てくださいね。

■ピノッキオのお品書きと一緒にラッピングしてお届け♪
連載のやさしい世界観をそのままに、ピノッキオが手書きしたお品書き&イラストカードを添えて、ナターレらしいラッピングでお届けします。ギフトにもどうぞ!
ラッピングをしてお届け♪
岩本さん手書きのお品書きと一緒に
◆商品概要◆
商品・内容量 4種のイタリア郷土菓子(焼き菓子)
【1】パンペパート 1個(120~130g程度)
【2】バーチディダーマ 2個
【3-a】カントゥッチクロッカンティ 2本
【3-b】カントゥッチモルビディ 2本
材料 【1】パンペパート:アーモンド(イタリア産)、ヘーゼルナッツ(イタリア産)、クルミ、レーズン、ドライフィグ、オレンジピール、小麦粉(イタリア産)、カカオパウダー、ハチミツ、オリーブオイル、ホワイトペッパー、シナモン、クローブ、コリアンダー、カカオマス、ココアバター/乳化剤、香料、(一部に小麦粉、乳化剤、大豆を含む)
※原材料に含まれるアレルギー物質:小麦、アーモンド、ハチミツ、乳成分、大豆
【2】バーチディダーマ :ヘーゼルナッツ(イタリア産)、小麦粉(イタリア産)、無塩バター、砂糖、カカオマス、ココアバター/乳化剤、香料、(一部に小麦、乳成分、大豆を含む)
※原材料に含まれるアレルギー物質:小麦、乳成分、大豆
【3-a】カントゥッチクロッカンティ:小麦粉(イタリア産)、砂糖、卵(国産)、アーモンド(イタリア産)、オリーブオイル/膨張剤(重曹、ベーキングパウダー)、香料(バニラエッセンス)、(一部に小麦、卵を含む)
※原材料に含まれるアレルギー物質:小麦、アーモンド、卵
【3-b】カントゥッチモルビディ :小麦粉(イタリア産)、砂糖、卵、アーモンド(イタリア産)、無塩バター/膨張剤(ベーキングパウダー)、香料(バニラエッセンス)、(一部に小麦粉、乳成分、卵を含む)
※原材料に含まれるアレルギー物質:小麦、アーモンド、卵、乳成分
賞味期限 製造から約3週間
保存方法 直射日光や高温多湿を避けて冷暗所に保存
製造者 Pasticceria Bar Pinocchio di Calimero
神戸市中央区栄町通5-1-1-102

◆予約お申込み期間◆
11月25日(火)正午まで
※銀行振込の方のお振込期限:2025年11月25日(火)まで。
※予約商品ですが、数量限定となります。在庫が無くなりお申込み期間内でも次第終了となります。

■お届け時期・発送について
12月上旬頃

■お届けについて
送料はお届け先により異なります。(ご予約商品のため同梱不可)
〇宅急便800円(近畿 900円/中国・四国 1,000円/北海道・九州 1,200円/沖縄本島・離島は1,285円)
※「800円以外の地域」からお申込みいただいた方は送料が変更となります。ご購入後、送料を変更して発送させていただきます。(自動返信メールでは送料変更が反映されておりませんのでご了承ください。)
※他の商品と同梱にてご注文いただいた方は、ご注文後に送料を変更させていただきます。

■【数量限定】『イタリア好き』オリジナルーピノッキオお菓子セット
イタリア郷土愛あふれる、特別なセレクション。数量限定での予約販売となりますのでお早めにどうぞ。
価格:3,820円(税込)

【数量限定販売】ビスコッティ・ディ・ノヴァーラ(缶入り)

『イタリア好き』本誌vol.63(p22~23)で取材したピエモンテ州ノヴァーラにあるカンポレッリ社の伝統菓子「BISCOTTINI DI NOVARA(ビスコッティーニ・ディ・ノヴァラ)」をお届けします♪


ミラノから電車で小一時間。カンポレッリ社は、ピエモンテ州ノヴァーラにて1852年の創業以来、伝統を守り続ける⽼舗菓⼦店です。街を見守るように一際高くそびえるのは、シンボルとなっているサン・ガウデンツィオ聖堂の壮麗なクーポラ(円蓋)。その大聖堂をパッケージに描き、看板商品である「ビスコッティーニ・ディ・ノヴァーラ」(Biscotti ni diNovara)だけを、卵・砂糖・⼩⻨粉というシンプルな素材だけを使い、創業当時から変わらぬ製法で⼀つひとつ丁寧に⼿作りしています。

材料は卵・砂糖・⼩⻨粉だけ
創業と変わらぬ製法で
小さな工房で焼きあがっていく様子
一袋は2枚入り

「ここで生まれ育った僕の人生そのものがカンポレッリだ」と言うカンポレッリ社5代目の店主アンブロ―ジオさん。「カンポレッリ」はビジネス的視点とは別に、製法を守り、品質を落とさず、社のビジョンでありミッションとして、このビスコッティを作り続けてきた唯一無二の存在として人々に愛され続けている。小さな工房では、1日に7万枚ものビスコッティ―二を焼いているそう。

5代目店主アンブロ―ジオさん
アットホームな雰囲気の工房

ビスコッティ―二の素朴で優しい味わいを求めて、イタリア国内はもちろん、ヨーロッパ各地からも多くの⼈々が訪れます。カフェのお供としてはもちろんのこと、ティラミスやズッパイングレーゼの材料として、またゴルゴンゾーラと食べたりと、⼦どもからお年寄りまで幅広い世代に愛され続けています。

開店と同時に賑わう店内
自家製ティラミスはいかが?

◆BISCOTTINI DI NOVARA(ビスコッティーニ・ディ・ノヴァラ)1缶の詳細◆
原材料 ⼩⻨粉、砂糖、、卵
内容量 円筒型⽸⼊り224g/缶(2枚⼊りパック個包装17袋⼊り)
1缶のサイズ 直径17cm×⾼さ18cm
賞味期限 2026年7月24日
保管方法 保存料を使⽤していませんので、⾼温多湿を避け、出来るだけ涼しく乾燥した場所で保存してください。
生産者/生産国 カンポレッリ社/イタリア

■お届け方法・送料について
宅急便800円(近畿 900円/中国・四国 1000円/北海道・九州 1,200円/沖縄本島・離島は1,285円)
※基本料以外の地域からお申込みいただいた方、複数ご注文いただいた方は送料が変更となります。ご購入後、送料を変更させていただきます。
※銀行振込希望の方は、別途お送りする「お振込みのご案内メール」をご確認いただいた後、お振込みお手続きをお願いいたします。


◆販売商品◆
★『イタリア好き』会員特別価格にてご提供!

BISCOTTINI DI NOVARA(ビスコッティーニ・ディ・ノヴァラ) 缶入り
サクッと軽やか、伝統のビスコッティ―二
【特別価格】3,888円(税別)

トレラントレーニング&TORX100報告を兼ねて食事会

編集長マッシモと一緒に楽しくトレイルを走る、イタリア好きトレラン部
実地トレーニングのご案内。
初心者のかたでも参加していただけます!

本誌連載としてvol.51から始まった「イタリアでトレイルを走る」では、トレイルランニングとTor des Geantsを取り上げ、その魅力を紹介しています。
そのリアルイベントとして、連載執筆者でTor des Geants完走者でもあり、日本スポーツ協会山岳コーチの資格を持つ原誠一郎さんをコーチに迎え、一緒に走り、その楽しさを感じていただきます。

トルデジアンはYouTubeにたくさん紹介されているので、ぜひ覗いてみてください。


今回は初心者コース。秋の鎌倉を走ります。
ランの後は、9月に行われたTORXの100キロに出場した原コーチと編集長マッシモの大会報告を聞きながら、おいしいランチタイムを過ごします。

2025年11月トレイルラン実地トレーニング

日時:11月29日(土)9:00集合 (ランチ参加は自由)
*基本的に雨天決行。
*ランチはカーサ パラディーゾ スルマーレ!!を予定しています。
走力:10~20km程度走れる方(時間は問いません) *トレラン初心者でも可。
コース:横浜洋光台→鎌倉稲村ヶ崎→稲村ヶ崎温泉
*練習後希望者とイタリアンレストランでランチを予定しています。
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方と同伴者1名。健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
装備:トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、タオル、飲料、行動食
費用:2,750円(コーチ料、保険代)
申込締切:11月27日(木)
こんな方大歓迎♪:
・いつも走っているから、ぜひ練習だけでも参加してみたい!
・イタリアに行って走ってみたい!
・トレイルランニングのことをまずは知りたい。
・練習についていけるかの不安を解消したい。
・練習後のランチが楽しみ!

Cena di Natale(クリスマスの食事会)@Trattoria della Lanterna Magica




Cena di Natale(クリスマスの食事会)を東京・目黒の路地裏にあるTrattoria della Lanterna Magica(トラットリア・デッラ・ランテルナ・マジカ)にて開催します。

■Trattoria della Lanterna Magica
本場のトラットリアを思わせる雰囲気で、イタリアへの愛情とこだわりから生まれるお料理やワインを堪能できるお店です。
オーナーシェフの阿部之彦さんは、今年の春、日本橋三越イタリア展のピアッツァ・イタリア好きでカルチョーフィ料理を何種類も提供してくれて、カルチョーフィ好きの方に大絶賛をいただきました!
今回はどんな料理を提供してくれるか、メニューはイタリアのクリスマス料理を中心に予定しています。お楽しみに!

アッという間に過ぎていった1年を振り返りながら、イタリア話に華を咲かせて、すてきな夜を一緒に過ごしましょう。(編集長 マッシモ)

●日時:12月13日(土) 19:00(受付 18:45)
●会場:Trattoria della Lanterna Magica
   https://www.lanternamagica.jp/
●会費
・ズッキーニクラブ、ズッキーニパートナーズ会員:20,000円(税込)
 *食事+ドルチェ+乾杯+ワイン2杯+カフェ
 *会員同伴の1名様までは同料金で。
・非会員:22,640円(税込)

ドルチェにはイタリア好き委員会直輸入のイタリア職人のパネットーネとランテルナマジカのパネットーネをスペシャル食べ比べ。

*写真はイメージです。
お楽しみに!

\『イタリア好き』過去のイベント・食事会の様子はこちら/
■2025年4月に開催した 15周年60号記念食事会@SAKURAGUMI
■2025年1月に開催したイタリアマンマ特集
■2024年6月に開催した北イタリアのチーズ特集 チーズをメインとしたアペリティーヴォの会
■2024年1月に開催したアルベルゴ・ディフーゾ特集プーリア編
■2023年10月に開催した修道院特集
■2023年7月に開催したトスカーナ州カッラーラ特集発行記念パーティー
■2023年5月に開催したローマ料理とパスクワをお祝いしよう!
■2023年3月に開催したトレンティーノ゠アルト・アディジェ食事会

《お申込み》
以下「カートに入れる」ボタンをクリックしてお進みください。

※申込締切:満席になり次第終了
※キャンセルに関して:12月10日(水)までは無料、~当日は全額ご負担の上ご了承ください。

東京国際映画祭2025で上映 イタリア映画『裏か表か?』

2025年10月27日(月)~11月5日(水)、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催されている「第38回東京国際映画祭」にて、イタリア映画『裏か表か?』(原題:Testa o croce?/監督:アレッシオ・リゴ・デ・リーギ、マッテオ・ゾッピス)が上映されます!今年5月のカンヌ映画祭にて初上映、イタリアでは10月2日に劇場公開されたばかりの作品です。

©Ring Film, Cinema Inutile, Andromeda Film, Cinemaundic

■作品紹介

20世紀初頭の北イタリアの農村地帯。アメリカから来た、バッファロー・ビル率いる「ワイルド・ウエスト・ショー」の一座が多くの観客を集めている。暴力的な地主の夫ルイジの抑圧に耐えていたローザは、ショーの会場で牧童のサンティーノに出会い、魅了される。その後、酒場で起こったいざこざのなかでサンティーノはルイジを撃ち殺す。賞金首となったサンティーノとともに、ローザは山岳地帯に逃亡する…。アメリカ西部の英雄譚がヨーロッパ人を魅了していた時代を背景に、自由を求める女性のラブロマンスがガン・アクションの中で描かれる、西部劇へのオマージュにあふれた作品。実在の興行師バッファロー・ビルをジョン・C・ライリーが演じている。


©Ring Film, Cinema Inutile, Andromeda Film, Cinemaundic

©Alessandro Zoppis
監督:アレッシオ・リゴ・デ・リーギ、マッテオ・ゾッピス
短編ドキュメンタリー“Belva Nera”(13)と、映画賞を受賞したドキュメンタリー“Il Solengo”(15)から共同監督としてタッグを組んでいる。初の長編フィクション“The Tale of King Crab”は2021年のカンヌ映画祭監督週間で初上映された。農村に伝わる民話や伝説、不完全な口承伝承に焦点を当てた作品で知られる。

■試写レヴュー

孤高のカウボーイが貫く正義の精神……惹かれ合う男女が未開の荒野を駆け抜けていくラブロマンス……だけじゃない。ハラハラドキドキの劇的な展開の中には、「自由になりたい」「何者かになりたい」そんな気持ちが招いた選択によって、抗えない運命に追われていくという、なんとも言えぬ人間臭さと雑味がありました。
“イタリア好き”的には、途中映し出される農村の昔ながらの暮らしの様子が興味深かったです。国家統一の裏にもあったであろう争いも描かれており、なかなか考えさせられました。
正義とは?孤独や死に対する心の拠りどころとは?真の自由とは?そんな問いも浮かんでくるような、見応えある作品でした!(編集部:宮丸)

■監督インタヴュー

近日UP!

『裏か表か?』

監督・脚本:アレッシオ・リゴ・デ・リーギ、マッテオ・ゾッピス
出演:ナディア・テレスキウィッツ、アレッサンドロ・ボルギ、ジョン・C・ライリー

本作の上映日時
■10/29(水)10:00- @TOHOシネマズ シャンテ スクリーン1
登壇ゲスト(予定):Q&A:アレッシオ・リゴ・デ・リーギ(監督/脚本)、マッテオ・ゾッピス(監督/脚本)
■10/31(金)18:55- @ヒューリックホール東京
登壇ゲスト(予定):Q&A:アレッシオ・リゴ・デ・リーギ(監督/脚本)、マッテオ・ゾッピス(監督/脚本)
■11/03(月)20:20- @ヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1

▶︎作品の詳細、チケットのご購入はこちら
https://2025.tiff-jp.net/ja/lineup/film/38002CMP05

第38回東京国際映画祭
開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

2025マッシモツアー @カラブリア【3】 Festa della vendemmia ブドウの収穫祭

トロペアでワイナリー訪問を予定していた日は、ちょうどヴェンデミア(ブドウの収穫)の日になったとのこと。
それは楽しみ。
しかし前の予定をこなして到着したときには、すでにその作業は終わり、カンティーナの広場には家族た親戚、友人、知人など収穫を手伝った人たちが、賑やかに、遅いランチを食べ始めるところでした。
「わー!めちゃくちゃ楽しそうだ」
ツアー参加者のテンションも上がります。


労働を終えた清々しさがこちらにも伝わってくる。

アンナさん(vol.34登場、2020年春に来日)が出迎えてくれた。久しぶりだが、ベリーショートヘアに笑顔は変わらない。ワイナリーはアンナさんの兄コジモさんが運営しています。
我々にも用意されていたテーブルに。
作業もしないで食べるだけとは気が引けましたが、しょうがない。思いっきり食事を楽しむことにしました。
料理はどんどん運ばれてきます。
キッチンへ行くと、そこれはアンナさんのマンマ、ティーナさんが豆のパスタを作っていました! こりゃ間違いありません。必食です。
コジモさんワインを持って登場です。ご機嫌。
記念撮影も。
「さあーパスタできたわよー」最高です!

食事が一段楽すると、思いおもいの時間を過ごします。

我々は一応ブドウ畑へ向かいました(笑)。
アンナさん、素敵な時間をありがとう!


★2025マッシモツアー @カラブリア 報告★

【1】ベルガモットの畑へ https://italiazuki.com/?p=68281
【2】マンマアニータ https://italiazuki.com/?p=68296

2025マッシモツアー @カラブリア【2】 マンマアニータ

イタリア好きの間ではおなじみのマンマ、アニータさんの食卓へ。
僕マッシモが最初に会ったのが2011年の2月。vol.5の取材のときでした。
それから日本へ招いたり、ツアーや取材の合間に訪ねたりを繰り返してきました。
いつもあたたかく迎えてくれるアニータさん。
今回もたくさんの愛と料理でもてなしてくれました。

3年ぶりの再会です。うれしいね。

挨拶を交わしたら、さっそくそのままメインの鶏肉料理の鍋の元へ。
アニータのお母さんもいつも外の薪火で料理をしていたのだとか。
ゆっくりと火入れをして、出来上がりを待ちます。

部屋に入ると、数々の料理がテーブルいっぱいに並んでます。
まずは乾杯しましょう! と会食がスタート。

どれから摘んでいいか分からない〜説明を聞きながら、写真撮影して、食べてーーと、皆さん大変です。

ほどよくして、シラスのフリットを皆さんで作ります。
アツアツ、ふわふわの秘訣は……。

味が染みたパンがおいしすぎました。
そして料理レッスンして出してくれたのが、マッシモの好物。行くと必ず作ってくれる青菜とジャガイモの炒め。
サイコーです!

庭の鍋からメインの鶏料理登場です! 

ドルチェもたっぷり。季節のイチジクを使って。

アニータからお楽しみ抽選会。アニータエプロン当たり!

楽しい時間はあっという間。お腹も、気持ちも大満足です。
皆さんいい笑顔。

Grazie Anita


★2025マッシモツアー @カラブリア 報告★

【1】ベルガモットの畑へ https://italiazuki.com/?p=68281
【3】Festa della vendemmia ブドウの収穫祭 https://italiazuki.com/?p=68319