【サルデーニャ州】オリエナの結婚式には欠かせないお菓子
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イベントレポート/イタリア好き、郷土料理を楽しもう!トスカーナ州キアンティ
最新号のVol.32から、もう一度イタリア20州を巡る旅が始まったのに伴って、イタリア郷土料理を巡る食事会も再びスタートすることに。
その記念すべき第一回目は、シエナ地方で修行時代を過ごしていたこともある西沢健三シェフ率いる人気店、横浜・馬車道『ラ・テンダロッサ』にて行われました。
健三シェフは、我々の取材と時期を同じくしてイタリアへ視察旅行に行っていて、なんと、本誌特集の「ダリオ・チェッキーニ」にも行っていたという偶然も重なり、イベントの内容は、まさにあの食卓の感動を伝えようということになりました。
この日のテーマは「やっぱり愛だな」
Vol.32の表紙のように、長いテーブルをみんなで囲み、それは賑やかな宴となりましたよ。
当日は席に着いたから方からアペリティーヴォスタート!
フェンネルにプンタレッラとイタリア野菜も盛りだくさんのピンツィモーニオに、フィノッキーオーナ、アフェッタート・ミスト 。イタリア好きだったら、一人できてもワインを飲んでしまえばすぐに会話も弾み、盛り上がります!
もちろん、この日は全部塩無しパン。
みなさんが集まったところで、健三シェフからご挨拶。
そして、やはりこの日のメインとなるお肉の説明から。
さあ、乾杯!
アンティパストには、カーボロネーロに、レバーペースト、トマトのブルスケッタ3種にパッパ・アル・ポモドーロ。
そして数種類の赤身の牛肉を炭火焼きで!
お腹いっぱい食べてほしいから、プリモのイノシシラグーのピーチより先に。
「Bistecca alla Fiorentina〜!」と健三シェフの雄叫びと共に!最高のビステッカが登場。
火入れも最高!もちろんトスカーナのオリーヴオイルと塩でいただきます。
〆はお待ちかねイノシシラグーのピーチ。
ドルチェには焼きたてホカホカ、オリーヴオイルをたっぷりしみ込ませた香り豊かなタルト。
この日のワインは、もちろんキアンティワインです。
モンテ物産からご提供いただいた、メリーニのラ・セルヴァネッタ、日欧商事からご提供していただいた、フレスコバルディのカスティリオーニ・キアンテイをご機嫌になるほどに飲む。
もちろんヴィンサントも。モンテ物産からのご提供いただいた、ファットリア・デル・チェッロのサンガッロヴィンサント。
そして最後、フードライナーからご提供いただいた、バローネ・リカーゾリのブローリオ キャンティ クラッシコ2012のマグナムボトルをジャンケン大会の景品として、大いに盛り上がりました!
食事の終わりには、編集長マッシモよりご挨拶。
「『イタリア好き』はこれからもロックでフリーもをモットーに、食を通して、イタリア人、イタリア人の生き方にフォーカスして引き続きやっていきたいと思っています。」
イタリア2周目の旅は始まったばかりです。皆さまも、どうぞご一緒に。
参加いただいた皆さま、健三シェフをはじめお店のスタッフの方、そしてワインをご提供いただきました、モンテ物産、日欧商事、フードライナーの関係者の皆さまに感謝します。ありがとうございました。
その記念すべき第一回目は、シエナ地方で修行時代を過ごしていたこともある西沢健三シェフ率いる人気店、横浜・馬車道『ラ・テンダロッサ』にて行われました。
健三シェフは、我々の取材と時期を同じくしてイタリアへ視察旅行に行っていて、なんと、本誌特集の「ダリオ・チェッキーニ」にも行っていたという偶然も重なり、イベントの内容は、まさにあの食卓の感動を伝えようということになりました。
この日のテーマは「やっぱり愛だな」
Vol.32の表紙のように、長いテーブルをみんなで囲み、それは賑やかな宴となりましたよ。
当日は席に着いたから方からアペリティーヴォスタート!
フェンネルにプンタレッラとイタリア野菜も盛りだくさんのピンツィモーニオに、フィノッキーオーナ、アフェッタート・ミスト 。イタリア好きだったら、一人できてもワインを飲んでしまえばすぐに会話も弾み、盛り上がります!
もちろん、この日は全部塩無しパン。
みなさんが集まったところで、健三シェフからご挨拶。
そして、やはりこの日のメインとなるお肉の説明から。
さあ、乾杯!
アンティパストには、カーボロネーロに、レバーペースト、トマトのブルスケッタ3種にパッパ・アル・ポモドーロ。
そして数種類の赤身の牛肉を炭火焼きで!
お腹いっぱい食べてほしいから、プリモのイノシシラグーのピーチより先に。
「Bistecca alla Fiorentina〜!」と健三シェフの雄叫びと共に!最高のビステッカが登場。
火入れも最高!もちろんトスカーナのオリーヴオイルと塩でいただきます。
〆はお待ちかねイノシシラグーのピーチ。
ドルチェには焼きたてホカホカ、オリーヴオイルをたっぷりしみ込ませた香り豊かなタルト。
この日のワインは、もちろんキアンティワインです。
モンテ物産からご提供いただいた、メリーニのラ・セルヴァネッタ、日欧商事からご提供していただいた、フレスコバルディのカスティリオーニ・キアンテイをご機嫌になるほどに飲む。
もちろんヴィンサントも。モンテ物産からのご提供いただいた、ファットリア・デル・チェッロのサンガッロヴィンサント。
そして最後、フードライナーからご提供いただいた、バローネ・リカーゾリのブローリオ キャンティ クラッシコ2012のマグナムボトルをジャンケン大会の景品として、大いに盛り上がりました!
食事の終わりには、編集長マッシモよりご挨拶。
「『イタリア好き』はこれからもロックでフリーもをモットーに、食を通して、イタリア人、イタリア人の生き方にフォーカスして引き続きやっていきたいと思っています。」
イタリア2周目の旅は始まったばかりです。皆さまも、どうぞご一緒に。
参加いただいた皆さま、健三シェフをはじめお店のスタッフの方、そしてワインをご提供いただきました、モンテ物産、日欧商事、フードライナーの関係者の皆さまに感謝します。ありがとうございました。
【vol.84|マンマのレシピ】スピアナータ
【サルデーニャ州】外出時に手軽に持って行ける携帯食
マッシモツアー第8弾 中部イタリアの郷土料理とパンの旅
『イタリア好き』編集長マッシモ松本と行く!マッシモツアー第8弾の詳細が決まりましたので発表します!
今回のテーマは、中部イタリアの郷土料理とパンの旅として、
最新号のトスカーナ州キアンティ特集と、Vol.29のパン特集で取材したところを中心に巡ります。
期間は6月16日(土)~6月24日(日)9日間(7泊9日)。
イタリアのいちばんいい季節に、楽しくて、おいしくて、熱い旅に一緒に行きましょう!
●絶対うまい! イタリア郷土の味を堪能します。
●熱きパッシオーネの生産者を訪ねます。
●本場イタリアマンマの料理教室を体験できます。
●アグリトゥリズモに宿泊してイタリアの田舎を満喫できます。
《 こだわりのポイント1 》
ラツィオ州・ジェンツァーノ
Forno a Legna da Sergio


ラツィオ州・ラリアーノ
Antico Forno a Legna Biagi


ウンブリア州・スポレート
Forno Vantaggi


ウンブリア州・フォリーニョ
Forno Santa Rita


強く、逞しいマンマ譲りの塩なしパン。
《 こだわりのポイント2 》
アブルッオ州・スルモナ
Ristorante GINO(Vol.11, 31掲載)

自分たちのペースを守り、家族で営むスルモナの味。
マルケ州・セッラペトローナ
Ristorante Bar Da Lore(Vol.8, 31掲載)

一度食べたら忘れられない、悪魔のカルボナーラを!
トスカーナ州・カステリーナ・イン・キアンティ
Antico Ristorante Pestello(Vol. 32掲載)


皿からこぼれる愛いっぱいのマリア・ピーアの味は絶品。
トスカーナ州・パンツァーノ・イン・キアンティ
Macelleria Cecchini(Vol. 32掲載)


ダリオ・チェッキーニの肉を、最高のパフォーマンスと共に満喫!
《 こだわりのポイント3 》
ウンブリア州・トルジアーノ
Molino Silvestri(Vol. 29掲載)

ビオ小麦にこだわる、歴史と伝統ある製粉所。
トスカーナ州・ガイオーレ・イン・キアンティ
Macelleria Chini(Vol. 32掲載)

チンタセネーゼ復活の狼煙をあげて、その発展に尽力する肉屋。
トスカーナ州・サン・ジョヴァンニ・ヴァルダンノ
Macelleria Fabbrini Carlo(Vol. 26掲載)

スローフード認定のタレーゼ・デル・ヴァルダルノのうま味。
トスカーナ州・シエナ
Az. Agr. Goddi e Farina(Vol. 32掲載)

サルドの血を引くゴッディさんの作るペコリーノは絶品。
《 こだわりのポイント4 》

2017秋ツアーでのマンマの料理教室の様子。
《 こだわりのポイント5 》

アグリトゥリズモ・サン・クリストフォロの風景。
~旅行要項~
◆旅行期間:
2018年6月16日(土)~6月24日(日)9日間(7泊9日)
◆旅行代金:
イタリアズッキーニクラブ会員 308,000円(航空券別)
※非会員318,000円(航空券別)
*日程内の宿泊費(2人1部屋)、食事(毎朝食・昼食4回・夕食3回)、訪問料・講習費・通訳費・交通機関・現地手配費用が含まれます。
*上記費用には、航空代金、燃油特別付加税、空港税、航空保険料などが含まれておりません。別途、お手配、費用が掛かります。
◆1人部屋追加代金:48,000円(ツインより部屋が小さくなる場合もございます)
※相部屋の方がいらっしゃらない場合は一人部屋追加代金が掛かります。
◆ホテル:4つ星クラス、アグリツーリズモ・サン・クリストフォロ ※シャワーのみになる場合がございます。
◆15名様限定!
◆最少催行人数:10名
◆申込期間:5月16日(水)まで。
*定員になり次第締め切らせていただきます。
★お問合せ・お申込み先
お問い合わせいただきましたら、パンフレット等お送りさせていただきます。
TEL : 03-5772-8338
FAX : 03-6438-9990
アマテラス・イタリア
(株式会社フォルトゥーナ)
〒106-0045
東京都港区麻布十番1-5-29-205
E-mail:italia@fortuna.ne.jp
★航空券お問合せ先:
株式会社エイチ・アイ・エス 新宿本社営業所
TEL:03-5360-4881 担当:佐野 健人
「イタリア好きツアーの件」とお伝えください。
E-mail:003info1@his-world.com

今回のテーマは、中部イタリアの郷土料理とパンの旅として、
最新号のトスカーナ州キアンティ特集と、Vol.29のパン特集で取材したところを中心に巡ります。
■マッシモツアーのこだわり!
●ラツィオ、アブルッツォ、ウンブリア、マルケ、トスカーナの5州を巡ります。●絶対うまい! イタリア郷土の味を堪能します。
●熱きパッシオーネの生産者を訪ねます。
●本場イタリアマンマの料理教室を体験できます。
●アグリトゥリズモに宿泊してイタリアの田舎を満喫できます。
《 こだわりのポイント1 》
本誌Vol.29の取材で訪れた各地のパン屋を訪ね、その土地ごとのパンの秘密に迫ります。
ラツィオ州・ジェンツァーノForno a Legna da Sergio


ラツィオ州・ラリアーノ
Antico Forno a Legna Biagi


ウンブリア州・スポレート
Forno Vantaggi


ウンブリア州・フォリーニョ
Forno Santa Rita


強く、逞しいマンマ譲りの塩なしパン。
《 こだわりのポイント2 》
取材で訪れたマッシモお気に入りのレストランへご案内。郷土の味を楽しめます。
アブルッオ州・スルモナRistorante GINO(Vol.11, 31掲載)

自分たちのペースを守り、家族で営むスルモナの味。
マルケ州・セッラペトローナ
Ristorante Bar Da Lore(Vol.8, 31掲載)

一度食べたら忘れられない、悪魔のカルボナーラを!
トスカーナ州・カステリーナ・イン・キアンティ
Antico Ristorante Pestello(Vol. 32掲載)


皿からこぼれる愛いっぱいのマリア・ピーアの味は絶品。
トスカーナ州・パンツァーノ・イン・キアンティ
Macelleria Cecchini(Vol. 32掲載)


ダリオ・チェッキーニの肉を、最高のパフォーマンスと共に満喫!
《 こだわりのポイント3 》
熱きパッシオーネの生産者を訪ねます。
ウンブリア州・トルジアーノMolino Silvestri(Vol. 29掲載)

ビオ小麦にこだわる、歴史と伝統ある製粉所。
トスカーナ州・ガイオーレ・イン・キアンティ
Macelleria Chini(Vol. 32掲載)

チンタセネーゼ復活の狼煙をあげて、その発展に尽力する肉屋。
トスカーナ州・サン・ジョヴァンニ・ヴァルダンノ
Macelleria Fabbrini Carlo(Vol. 26掲載)

スローフード認定のタレーゼ・デル・ヴァルダルノのうま味。
トスカーナ州・シエナ
Az. Agr. Goddi e Farina(Vol. 32掲載)

サルドの血を引くゴッディさんの作るペコリーノは絶品。
《 こだわりのポイント4 》
本場イタリアマンマの料理教室。

2017秋ツアーでのマンマの料理教室の様子。
《 こだわりのポイント5 》
アグリトゥリズモに宿泊してイタリアの田舎を満喫。
アグリトゥリズモ・サン・クリストフォロの風景。
2018年6月16日(土)~6月24日(日)9日間(7泊9日)
◆旅行代金:
イタリアズッキーニクラブ会員 308,000円(航空券別)
※非会員318,000円(航空券別)
*日程内の宿泊費(2人1部屋)、食事(毎朝食・昼食4回・夕食3回)、訪問料・講習費・通訳費・交通機関・現地手配費用が含まれます。
*上記費用には、航空代金、燃油特別付加税、空港税、航空保険料などが含まれておりません。別途、お手配、費用が掛かります。
◆1人部屋追加代金:48,000円(ツインより部屋が小さくなる場合もございます)
※相部屋の方がいらっしゃらない場合は一人部屋追加代金が掛かります。
◆ホテル:4つ星クラス、アグリツーリズモ・サン・クリストフォロ ※シャワーのみになる場合がございます。
◆15名様限定!
◆最少催行人数:10名
◆申込期間:5月16日(水)まで。
*定員になり次第締め切らせていただきます。
TEL : 03-5772-8338
FAX : 03-6438-9990
アマテラス・イタリア
(株式会社フォルトゥーナ)
〒106-0045
東京都港区麻布十番1-5-29-205
E-mail:italia@fortuna.ne.jp
TEL:03-5360-4881 担当:佐野 健人
「イタリア好きツアーの件」とお伝えください。
E-mail:003info1@his-world.com

歴史と革新のワイナリー“メリーニ” Presented by モンテ物産
今回、1705年創業のトスカーナ・キアンティ地方の老舗ワイナリー、メリーニ(Melini)を訪問してきた。
300年以上の歴史を持ちながら、常に革新的な取り組みを行うメリーニの魅力をご紹介したい。
フィレンツェとシエナを結ぶ高速道路RA3をポッジボンシの街で降りて、車で東に10分走った場所にメリーニの大きなワイナリーがある。この場所は、ガッジャーノといって、ブドウ畑とオリーブの木に囲まれた風光明媚な丘陵地である。ワイナリーから南側には、遠目にシエナの街や、中世の塔で有名なサンジミニャーノが見える。
日本でも有名なキアンティは、キアンティとキアンティ・クラッシコでエリアが分かれるが、メリーニはちょうどその境界線のキアンティ側に位置する。所有するブドウ畑は、キアンティとキアンティ・クラッシコエリア双方で、約160ha。トスカーナで最初のクリュ(単一畑)ワイン、“ラ・セルヴァネッラ”の畑も、キアンティ・クラッシコエリアの中心部分、ラッダ・イン・キアンティの町の北側に所有している。
ワイナリーに入り、出迎えてくれたのは、メリーニ勤続29年のルチアさん。トスカーナの方言交じりで熱心にワイナリーの説明をしてくれる、とても親切なシニョーラ(女性)だ。
「もともとキアンティのエリアが制定されたのは、1716年コジモ・メディチ3世によるもの。今のキアンティ・クラッシコのエリアにあたります。メリーニは、それ以前からワイン造りを行っていた歴史あるワイナリーです。メリーニという言葉は、ファミリーの名前で、創業から血筋の途絶える第一次世界大戦後までファミリーによる経営が続いていました。今は、グルッポ・イタリアーノ・ヴィーニというイタリア各地の名ワイナリーを所有する会社が、この歴史あるワイナリーを引き継いでいます。」

▲メリーニ家の紋章を彫り込んだ木樽
ワイナリーの会議室に入り、ずいぶん昔の賞状を見せてくれたルチアさん。
「これはフィレンツェの商工会議所から1878年に贈られた金メダルの賞状です。当時のオーナーであるラボレル・メリーニ氏は、トスカーナのガラス職人と一緒にアネッロ(指輪)というボトルの口の部分を補強するボトルフォルムを考え出し、これにより世界にキアンティのワインを輸出することができたのです。
キアンティワインのボトルは昔、フィアスコボトルという麦わらを巻いた下部にふくらみのある、首の細長いものでした。これでは、当時のコルクを打ち込む機械ではボトルが破損していたのです。」
そのような革新的な試みは、現代のメリーニにも受け継がれている。
昨年メリーニは、フラッグシップワインである“ラ・セルヴァネッラ”キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァなどを寝かせる大樽の熟成庫に大幅な投資を行った。1970年代から使用していた大樽を処分し、新しく2000L、4000L、12200Lの中~大樽を揃えたのである。
購入した樽の数は、なんと全体の約3割に当たる121樽。古くなった樽の品質を確認しながら、定期的に樽を入れかえている。
ワイナリーの統括責任者でエノロゴでもあるアレッサンドロ氏が説明してくれた。
「熟成庫の床は、トスカーナ・インプルネータの町の伝統的なレンガを使用しました。このレンガは、かの有名なブルネレスキによるフィレンツェのドゥオーモのクーポラの屋根に使われ、また歴史的にトスカーナのワイナリーの熟成庫にも使用されてきたもの。土地の伝統にこだわるメリーニの方針です。ちなみに今回の新しい樽には NIRシステムという最新のテクノロジーを使用しました。これはもともとウディネ大学のワイン醸造・食品テクノロジー分野の研究者によって開発されたものですが、樽の性質を、甘み、スパイス、骨格、バランスの4つのパラメーターとして数値化し、その組み合わせを変えることで、自分たちが理想とする熟成をさせることができます。
樽の木材は、その生育する環境により、他の植物と同様、性質が異なります。その異なる性質を最新の技術で分別し、ワイン造りに活かすのがこのNIRシステムなのです。また、大樽だけではなく、2000L、4000Lの中樽も交えてより複雑な個性を出すワイン造りをしています。」
トスカーナの伝統を大事にしながらも、グルッポ・イタリアーノ・ヴィーニというグループの強みを生かし、このような最新の技術を駆使した手法への挑戦や研究にも余念がない。
伝統と革新の融合、この相乗効果によって生まれたメリーニ社の自慢のワインたちをぜひ味わってみていただきたい。
次回は、メリーニ社を象徴する単一畑のフラッグシップワイン、“ラ・セルヴァネッラ・キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ”について特集する。
モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼メリーニ社について詳しくはこちらから↓↓▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/melini.html
300年以上の歴史を持ちながら、常に革新的な取り組みを行うメリーニの魅力をご紹介したい。
フィレンツェとシエナを結ぶ高速道路RA3をポッジボンシの街で降りて、車で東に10分走った場所にメリーニの大きなワイナリーがある。この場所は、ガッジャーノといって、ブドウ畑とオリーブの木に囲まれた風光明媚な丘陵地である。ワイナリーから南側には、遠目にシエナの街や、中世の塔で有名なサンジミニャーノが見える。
日本でも有名なキアンティは、キアンティとキアンティ・クラッシコでエリアが分かれるが、メリーニはちょうどその境界線のキアンティ側に位置する。所有するブドウ畑は、キアンティとキアンティ・クラッシコエリア双方で、約160ha。トスカーナで最初のクリュ(単一畑)ワイン、“ラ・セルヴァネッラ”の畑も、キアンティ・クラッシコエリアの中心部分、ラッダ・イン・キアンティの町の北側に所有している。
ワイナリーに入り、出迎えてくれたのは、メリーニ勤続29年のルチアさん。トスカーナの方言交じりで熱心にワイナリーの説明をしてくれる、とても親切なシニョーラ(女性)だ。
「もともとキアンティのエリアが制定されたのは、1716年コジモ・メディチ3世によるもの。今のキアンティ・クラッシコのエリアにあたります。メリーニは、それ以前からワイン造りを行っていた歴史あるワイナリーです。メリーニという言葉は、ファミリーの名前で、創業から血筋の途絶える第一次世界大戦後までファミリーによる経営が続いていました。今は、グルッポ・イタリアーノ・ヴィーニというイタリア各地の名ワイナリーを所有する会社が、この歴史あるワイナリーを引き継いでいます。」

ワイナリーの会議室に入り、ずいぶん昔の賞状を見せてくれたルチアさん。
「これはフィレンツェの商工会議所から1878年に贈られた金メダルの賞状です。当時のオーナーであるラボレル・メリーニ氏は、トスカーナのガラス職人と一緒にアネッロ(指輪)というボトルの口の部分を補強するボトルフォルムを考え出し、これにより世界にキアンティのワインを輸出することができたのです。キアンティワインのボトルは昔、フィアスコボトルという麦わらを巻いた下部にふくらみのある、首の細長いものでした。これでは、当時のコルクを打ち込む機械ではボトルが破損していたのです。」
そのような革新的な試みは、現代のメリーニにも受け継がれている。
昨年メリーニは、フラッグシップワインである“ラ・セルヴァネッラ”キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァなどを寝かせる大樽の熟成庫に大幅な投資を行った。1970年代から使用していた大樽を処分し、新しく2000L、4000L、12200Lの中~大樽を揃えたのである。
購入した樽の数は、なんと全体の約3割に当たる121樽。古くなった樽の品質を確認しながら、定期的に樽を入れかえている。
ワイナリーの統括責任者でエノロゴでもあるアレッサンドロ氏が説明してくれた。
「熟成庫の床は、トスカーナ・インプルネータの町の伝統的なレンガを使用しました。このレンガは、かの有名なブルネレスキによるフィレンツェのドゥオーモのクーポラの屋根に使われ、また歴史的にトスカーナのワイナリーの熟成庫にも使用されてきたもの。土地の伝統にこだわるメリーニの方針です。ちなみに今回の新しい樽には NIRシステムという最新のテクノロジーを使用しました。これはもともとウディネ大学のワイン醸造・食品テクノロジー分野の研究者によって開発されたものですが、樽の性質を、甘み、スパイス、骨格、バランスの4つのパラメーターとして数値化し、その組み合わせを変えることで、自分たちが理想とする熟成をさせることができます。
樽の木材は、その生育する環境により、他の植物と同様、性質が異なります。その異なる性質を最新の技術で分別し、ワイン造りに活かすのがこのNIRシステムなのです。また、大樽だけではなく、2000L、4000Lの中樽も交えてより複雑な個性を出すワイン造りをしています。」
トスカーナの伝統を大事にしながらも、グルッポ・イタリアーノ・ヴィーニというグループの強みを生かし、このような最新の技術を駆使した手法への挑戦や研究にも余念がない。
伝統と革新の融合、この相乗効果によって生まれたメリーニ社の自慢のワインたちをぜひ味わってみていただきたい。
次回は、メリーニ社を象徴する単一畑のフラッグシップワイン、“ラ・セルヴァネッラ・キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ”について特集する。
http://www.montebussan.co.jp/
▼メリーニ社について詳しくはこちらから↓↓▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/melini.html
【vol.83|マンマのレシピ】サルデーニャ風ポレンタ
【サルデーニャ州】フェンネル入りサルチッシャが主役
イタリア好き、郷土料理を楽しもう!トスカーナ州キアンティ
申込受付終了しました!参会者の皆さま、当日お楽しみに!
\イタリア郷土料理を巡る食事会、再スタート。/
初回を飾るのは『イタリア好き』Vol.32のテーマとなったトスカーナ州キアンティ。
取材した地、店で食べた料理をベースに、
横浜・馬車道の名店「ラ・テンダロッサ」の西沢シェフらしさを随所に散りばめた料理で
満腹、大満足の食事会となること間違いなし!
取材時の味わいと共に、大勢で食卓を囲む楽しみ、
喜びを感じていただける食事会を開催します!
◆+◆+開催概要+◆+◆
■日程:2018年2月25日(日)
■時間:12:00~15:00(11:30受付開始)

▲ラ・テンダロッサ 西沢シェフ ■会場:La Tenda Rossa (ラ・テンダロッサ)
神奈川県横浜市中区太田町6-75 関内北原不動産ビル1F
みなとみらい線 馬車道駅3番出口下車、徒歩2分
JR桜木町駅下車、徒歩5分
首都高速(横浜)みなとみらいICより車で2分
https://www.tenda.jp/
■会費:<会員> 11,000円(税別)
*ドリンクなどすべて込み!
(イタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員+1名まで有効)
<非会員> 13,000円(税別)
■形式:着席式
■定員:50名
*参加条件はイタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員様と
そのお連れ様1名のみとさせていただきます。
*銀行振込をご希望の方は1週間以内にお振込み願います。
*キャンセル受付は2/19までとなります。
◆+◆+メニュー案+◆+◆
Aperitivo アペリティーヴォ
Antipasti アンティパスト
Pinzimonio di verdure 野菜のピンツィモーニオ
Affettato mist アフェッタート・ミスト
Bruschetti ブルスケッタ3種
Pecorino ペコリーノチーズ
Pappa al pomodoro パッパ・アル・ポモドーロ
Primo Piatto プリモ・ピアット
Pici al cinghiale イノシシラグーのピーチ
Secondi Piatti
Bistecca Fiorentina 最高の赤身牛肉の色々な部位を炭火焼きで!
Contorni
fagioli all’extravergine e.v.o 白インゲン豆のE.V.オリーヴオイル和え
potate al forno ポテトのオーブン焼きセージ風味
Dolce お楽しみに(^^)
Pane Toscano 塩無しパン
Olio extravergine d’oliva Toscano トスカーナ産E.V.オリーヴオイル
Vino di Toscana
Caffe
※ 当日の入荷食材などにより変更となることもございます。その際はご了承ください。
◆+◆+◆+◆+◆+◆+◆
《お申込み方法》
先着順、お申込み受付中です
*会員価格での参加条件はイタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員様と
そのお連れ様1名のみとさせていただきます。
*銀行振込をご希望の方は1週間以内にお振込み願います。
*キャンセル受付は2/19までとなります。
※ズッキーニクラブ、ズッキーニパートナーズ会員の方は、ログインすると会員価格でご購入いただけます(未ログインでは、非会員価格でカートに価格が表示されます)。
\イタリア郷土料理を巡る食事会、再スタート。/
初回を飾るのは『イタリア好き』Vol.32のテーマとなったトスカーナ州キアンティ。取材した地、店で食べた料理をベースに、
横浜・馬車道の名店「ラ・テンダロッサ」の西沢シェフらしさを随所に散りばめた料理で
満腹、大満足の食事会となること間違いなし!
取材時の味わいと共に、大勢で食卓を囲む楽しみ、
喜びを感じていただける食事会を開催します!
◆+◆+開催概要+◆+◆
■日程:2018年2月25日(日)
■時間:12:00~15:00(11:30受付開始)

神奈川県横浜市中区太田町6-75 関内北原不動産ビル1F
みなとみらい線 馬車道駅3番出口下車、徒歩2分
JR桜木町駅下車、徒歩5分
首都高速(横浜)みなとみらいICより車で2分
https://www.tenda.jp/
■会費:<会員> 11,000円(税別)
*ドリンクなどすべて込み!
(イタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員+1名まで有効)
<非会員> 13,000円(税別)
■形式:着席式
■定員:50名
*参加条件はイタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員様と
そのお連れ様1名のみとさせていただきます。
*銀行振込をご希望の方は1週間以内にお振込み願います。
*キャンセル受付は2/19までとなります。
◆+◆+メニュー案+◆+◆Aperitivo アペリティーヴォ
Antipasti アンティパスト
Pinzimonio di verdure 野菜のピンツィモーニオ
Affettato mist アフェッタート・ミスト
Bruschetti ブルスケッタ3種Pecorino ペコリーノチーズ
Pappa al pomodoro パッパ・アル・ポモドーロ
Primo Piatto プリモ・ピアット
Pici al cinghiale イノシシラグーのピーチ
Secondi PiattiBistecca Fiorentina 最高の赤身牛肉の色々な部位を炭火焼きで!
Contorni
fagioli all’extravergine e.v.o 白インゲン豆のE.V.オリーヴオイル和え
potate al forno ポテトのオーブン焼きセージ風味
Dolce お楽しみに(^^)
Pane Toscano 塩無しパンOlio extravergine d’oliva Toscano トスカーナ産E.V.オリーヴオイル
Vino di Toscana
Caffe
※ 当日の入荷食材などにより変更となることもございます。その際はご了承ください。
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“最高のワイン”のためのこだわりの畑作業 伝統的アマローネの偉大な造り手『ベルターニ』 Presented by モンテ物産
ワイン醸造理論は常に進化し続けている。特に近年のワイン造りは、より畑での作業を重要視するようになっている。近年大きく見直されつつあるブドウ畑での重要な作業の一つが“ブドウの木の剪定”だ。本記事では、陰干しブドウから作られるイタリアの最高級ワインの一つ、アマローネ・クラッシコの代表的生産者ベルターニ社を例に、畑での作業にスポットを当てていきたい。
今年1月にベルターニ社を訪問すると、ちょうど畑ではブドウの木の剪定中。同社の統括エノロゴ(醸造家)のアンドレアさんが説明してくれた。
「毎年12月から1月頃に、ブドウの実をつけた枝を切り落として、新たに次の年のブドウ収穫をする枝を選ぶ作業を行っています。いわゆる剪定作業ですね。」
「昔は、ただ元気の良い枝を選んで残し、それ以外は切ってしまえばいい、という考え方で剪定が行われていました。元気な枝を残せば、確かにその年はいいブドウが収穫できます。いわば近年までの剪定は、その年に実をつけるブドウだけに注目したものでした。」
「この10年で剪定の考え方は大きく変わりました。というのも21世紀のフィロキセラとも呼ばれるEsca(エスカ)病という病害に注目が集まったからです。この病気は、剪定の際に太い枝を大きく切って出来た傷から菌類が木の幹に入り、木を枯らしてしまう病害。結果的にブドウの木は数年で元気を失くし、良いブドウをつけなくなっていきます。」

▲アンドレアさんとエスカ病のブドウの木
アンドレアさんはそう言いながらエスカ病*1にかかってしまったブドウの木の断面を見せてくれたが、確かに幹の上部、真ん中のあたりに白く乾き始めた箇所がある。
*1エスカ病が進行すると典型的な症状として葉の変色・脱色などが起こり、木の幹は枯れて空洞化していく。決定的な予防策や対処法が確立されていないことから生産者も頭を悩ませている。
「この10年の間に、畑の作業の中でも剪定作業の重要性は大きく見直されました。このようにエスカ病にかかる木を減らすために、ブドウの木を優しく丁寧に扱ってあげることが大切だとわかってきたからです。人の体にたとえれば、爪は切ってあげなければいけませんが、指を切ってはいけない。近年の剪定は、その年に取れるブドウではなく今後10年先のブドウの木のためを考えたものなのです。」
「当然ブドウの木は一本一本違います。ですからそれぞれの木のことを考え、木の育ち方、枝の伸び方、木の今持っている生命力、そういったことを全て考慮して剪定をしてあげなければいけません。我々ベルターニ社は、最高のブドウを手に入れるために、まずは最高のブドウの木を育てることが最も重要だと考えているんです。」
こんな説明を頂いた後、アマローネ・クラッシコ用に陰干し中のブドウも見せてもらった。

▲天然の竹を使ったスノコ。優れた湿度調整機能を持つためカビがつきにくい。
「ベルターニ社のフラッグシップワインは何といってもアマローネ・クラッシコですからね。美しいブドウたちでしょう。こうやって人工的な風を当てることなく、自然な窓の開閉だけで陰干しを進めていきます。」
「今は人工的に風を当てて陰干しを行う生産者も多いんですよ。そのほうが早くブドウが乾燥し、陰干し中にブドウが腐るリスクも少ないですから。それでも、我々ベルターニ社は自然な陰干しにこだわっています。ゆっくり長い時間をかけて陰干しをすることで、ブドウに含まれる香りも味も複雑になり、深みが増していきます。こうして得られるアロマは短期間で陰干ししたのでは決して手に入りません。」
最後にアンドレアさんはこう締めくくってくれた。
「全ては最高のワインを造るためです。木の一本一本を丁寧に扱い、収穫した最高のブドウを最高の方法で陰干しさせる。1本のワインのうしろにある長いストーリーをお客様にも是非知ってもらいたいと思っています。」
《 ベルターニ社についての過去記事もご覧ください 》
伝統的アマローネの名門「BERTANI」
https://italiazuki.com/?p=6191
https://italiazuki.com/?p=6843
モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼ベルターニ社について詳しくはこちらから↓↓▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/bertani.html
今年1月にベルターニ社を訪問すると、ちょうど畑ではブドウの木の剪定中。同社の統括エノロゴ(醸造家)のアンドレアさんが説明してくれた。
「毎年12月から1月頃に、ブドウの実をつけた枝を切り落として、新たに次の年のブドウ収穫をする枝を選ぶ作業を行っています。いわゆる剪定作業ですね。」
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「昔は、ただ元気の良い枝を選んで残し、それ以外は切ってしまえばいい、という考え方で剪定が行われていました。元気な枝を残せば、確かにその年はいいブドウが収穫できます。いわば近年までの剪定は、その年に実をつけるブドウだけに注目したものでした。」
「この10年で剪定の考え方は大きく変わりました。というのも21世紀のフィロキセラとも呼ばれるEsca(エスカ)病という病害に注目が集まったからです。この病気は、剪定の際に太い枝を大きく切って出来た傷から菌類が木の幹に入り、木を枯らしてしまう病害。結果的にブドウの木は数年で元気を失くし、良いブドウをつけなくなっていきます。」

アンドレアさんはそう言いながらエスカ病*1にかかってしまったブドウの木の断面を見せてくれたが、確かに幹の上部、真ん中のあたりに白く乾き始めた箇所がある。
*1エスカ病が進行すると典型的な症状として葉の変色・脱色などが起こり、木の幹は枯れて空洞化していく。決定的な予防策や対処法が確立されていないことから生産者も頭を悩ませている。
「この10年の間に、畑の作業の中でも剪定作業の重要性は大きく見直されました。このようにエスカ病にかかる木を減らすために、ブドウの木を優しく丁寧に扱ってあげることが大切だとわかってきたからです。人の体にたとえれば、爪は切ってあげなければいけませんが、指を切ってはいけない。近年の剪定は、その年に取れるブドウではなく今後10年先のブドウの木のためを考えたものなのです。」
「当然ブドウの木は一本一本違います。ですからそれぞれの木のことを考え、木の育ち方、枝の伸び方、木の今持っている生命力、そういったことを全て考慮して剪定をしてあげなければいけません。我々ベルターニ社は、最高のブドウを手に入れるために、まずは最高のブドウの木を育てることが最も重要だと考えているんです。」
こんな説明を頂いた後、アマローネ・クラッシコ用に陰干し中のブドウも見せてもらった。

「ベルターニ社のフラッグシップワインは何といってもアマローネ・クラッシコですからね。美しいブドウたちでしょう。こうやって人工的な風を当てることなく、自然な窓の開閉だけで陰干しを進めていきます。」
「今は人工的に風を当てて陰干しを行う生産者も多いんですよ。そのほうが早くブドウが乾燥し、陰干し中にブドウが腐るリスクも少ないですから。それでも、我々ベルターニ社は自然な陰干しにこだわっています。ゆっくり長い時間をかけて陰干しをすることで、ブドウに含まれる香りも味も複雑になり、深みが増していきます。こうして得られるアロマは短期間で陰干ししたのでは決して手に入りません。」
最後にアンドレアさんはこう締めくくってくれた。
「全ては最高のワインを造るためです。木の一本一本を丁寧に扱い、収穫した最高のブドウを最高の方法で陰干しさせる。1本のワインのうしろにある長いストーリーをお客様にも是非知ってもらいたいと思っています。」
《 ベルターニ社についての過去記事もご覧ください 》
伝統的アマローネの名門「BERTANI」
https://italiazuki.com/?p=6191
https://italiazuki.com/?p=6843
http://www.montebussan.co.jp/
▼ベルターニ社について詳しくはこちらから↓↓▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/bertani.html
トスカーナ キアンティ
愛し合ってるかい?
近頃、愛が足らないんじゃないかって思っていた。自分の周りだけではなく、世界中でどこでも…… 。なんとかファーストって、〝自分好き〟とは明らかに違うよな、耳障りはいいけれど違和感を感じるな。
ここのところ経済は好調なようで、そういうことがいいように多くの人に波及して、愛の溢れる世界になればいいけれど、どうもそういうわけでもないような気もする。余計に経済ファーストになったりして、見えなくなっている部分もあるんじゃないのかなぁ? 「優先課題は経済成長」よく分かる。それが成立しなければできないこともあるし、貧困からの不幸はたくさんあった。でも、それだけじゃない。
イタリアを20州巡って、多くのイタリア人に会ってきた。今回からまた各州を巡る。その最初に選んだのは、トスカーナのキアンティだ。いつものようにすごく深い理由は無い。なんとなく呼ばれたような気がしたからだ。でも、行ってみるとやはり呼ばれていたのだと思った。前週までの雨はすっかりあがり天候には恵まれたし、いくつかの幸運が取材をよりいいものにさせてくれた(と、思う)。そして、何よりもキアンティジニ(キアンティ人)の温かい心、溢れる愛、そして誇り高い意識に触れられたことだ。これはきっと神様が「マッシモ、おまえ最近愛が足らないんじゃないか?」って、気遣ってキアンティに呼んでくれたのだと信じた。
どこに行っても必ず、「アモーレだ」「パッショーネだ」と言われては微笑んだ(まあ、イタリアはどこに行ってもそういうところはあるが……。だからいいのだけど)。
「愛が足らない!」って怒っていたマンマ、グラッツィエッラの愛は皿からこぼれていたし、マリア・ピーアの料理は、愛と、情熱抜きでは語れない。サルヴァトーレは純粋なキアンティジニではないけれど、その心意気と、優しさが僕らを和ませた。そしてダリオ。彼の言葉は、厳しくも愛に溢れていた。優れたビジネスマンでもあるけれど、だからこそできることもある。そしてブレない幹があるから、人は彼に惹かれるのだろう。そんな愛に満ちたキアンティを、この後の特集で楽しんでほしい。
そう、でもよく考えたら、この『イタリア好き』の周りにはいつも愛が満ちていたんだ。ニッポンでもイタリアでも。
さあ、〝自分好き〟になって、愛を分かち合おう。
発行編集人 マッシモ松本
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【マルケ州】農家の簡単お昼ご飯的な存在のマルタリアーティ









































































































