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特別試写会へご招待/『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』

第75回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門に正式出品された巨匠マルコ・ベロッキオ監督による340分に及ぶ一大巨編『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』が、8月9日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次にて公開。

今回は、7月31日(水)に行われる特別試写会へ、20名様をご招待いたします。

先が必ず観たくなる!冒頭1時間(エピソード1)特別試写会へご招待♪

第75回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門正式出品巨匠マルコ・ベロッキオが、ヨーロッパ現代史上、類を見ない大事件「アルド・モーロ誘拐事件」を題材に、壮大な人間模様を、史実にフィクションを織り交ぜながら力強くも絢爛たる筆致で描き切った340分に及ぶ一大巨編。
【公式サイト】
https://www.zaziefilms.com/yorusoto/
【上映】
8月9日(金)より、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開。
■プレゼント応募概要■
試写会ご招待:
『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』
先が必ず観たくなる!冒頭1時間(エピソード1)特別試写会
●当選人数:20名様
●日時:7月31日(水) 開場 18:45 開映 19:15
※映画上映後にゲストによるトークショーあり
●会場:日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(東京都千代田区日比谷公園1-4 地下1階)

※本試写会では全編6編のうち、エピソード1(59分)のみの上映となります。
※2名様でのご参加を希望の方は、お申込み時に「数量2」でお申込みください。
※応募多数の場合は抽選の上、当選者の方に7/24(水)にイタリア好き委員会よりメールにてご連絡いたします。


応募期間:~7月22日(月)まで
応募受付終了しました。

■作品紹介


国家を揺るがす元首相の誘拐事件

1978年3月のある朝、戦後30年間にわたってイタリアの政権を握ってきたキリスト教民主党の党首であり、5度の首相経験のあるアルド・モーロが、極左武装グループ「赤い旅団」に襲撃、誘拐されてしまう。世界が注目し、イタリア中が恐怖に包まれたその日から55日間の事件の真相を、アルド・モーロ自身、救出の陣頭指揮を執った内務大臣フランチェスコ・コッシーガ、モーロと旧知の仲である教皇パウロ6世、赤い旅団のメンバーであるアドリアーナ・ファランダ、そして妻であるエレオノーラ・モーロの視点から描く。

冷戦下で混迷を極め、“鉛の時代”と呼ばれていたイタリアで起きた国家を揺るがす大事件の裏側で、その時一体何が起こっていたのか?
©2022 The Apartment – Kavac Film – Arte France. All Rights Reserved.

『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』

監督・原案・脚本:マルコ・ベロッキオ
出演:ファブリツィオ・ジフーニ、マルゲリータ・ブイ、トニ・セルヴィッロ、ファウスト・ルッソ・アレジ、ダニエーラ・マッラ

2022年/イタリア/イタリア語・英語/340分/カラー/1.85:1/5.1ch
原題:Esterno notte/後援:イタリア大使館/特別協力:イタリア文化会館/配給:ザジフィルムズ

公式サイト:https://www.zaziefilms.com/yorusoto/
公式X:@yorusoto2024

7月19日(金)Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開。
※劇場では前編(Ⅰ~Ⅲ)と後編(Ⅳ~Ⅵ)、各170分に分けて上映されます。料金、タイムテーブルは劇場公式サイトにてご確認ください。

▼特別試写会への応募はこちらから
応募期間:~7月22日(月)まで
※本試写会では全編6編のうち、エピソード1(59分)のみの上映となります。
※2名様でのご参加を希望の方は、お申込み時に「数量2」でお申込みください。
※応募多数の場合は抽選の上、当選者の方に7/24(水)にイタリア好き委員会よりメールにてご連絡いたします。

応募受付終了しました。
ご応募お待ちしています!

【招待券プレゼント】特別展「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」

絵画・彫刻・考古遺物でたどる
古代ローマと日本の“お風呂文化”

本展は、日本における古代ローマ研究の第一人者である青柳正規氏、芳賀京子氏の監修と、マンガ『テルマエ・ロマエ』で知られるヤマザキマリ氏のご協力で、古代ローマの人々の生活を“お風呂文化” を中心に紹介するものです。 『テルマエ・ロマエ』の主人公・ルシウスが浴場を通して日本とローマを往復したように、それぞれの浴場文化を体感しませんか?
今回は、神戸にて開催中のこの展覧会に5組10名様をご紹介します♪

【招待券をプレゼント】

『テルマエ展』
~お風呂でつながる古代ローマと日本~
開催:2024年6月22日(土)~8月25日(日)
会場:神戸市立博物館 
開館時間:9:30~17:30(土曜は20時まで開館)
休館:月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、および、7月16日[火]、8月13日[火]
【公式サイト】
https://thermae-ten.exhibit.jp/
■プレゼント応募概要■
招待券:『テルマエ展』 5組10名様
応募期間:~7月15日(月・祝)まで
応募方法:以下「応募する」をクリック後フォームより
※当選者の方へは、7月16日以降にイタリア文化会館—大阪より招待券を郵送にてお送りいたします。
応募は終了いたしました。

みどころとなる展示会紹介

人類史上に輝く繁栄を誇った古代ローマ、なかでも日本人が深い関心をよせるもののひとつテルマエを切り口として、序章のテルマエ/古代都市ローマと公共浴場、古代ローマ都市のくらし、古代ローマの浴場、テルマエと美術、日本の入浴文化をたどります。さらに、神戸会場では、有馬温泉にまつわる歴史と文化をご紹介しますよ。
ルシウス
©ヤマザキマリ
カラカラ帝胸像 212~217年
ナポリ国立考古学博物館
Photo © Luciano and Marco Pedicini
悲劇の仮面を表した軒瓦
(アンテフィクス)1世紀
ナポリ国立考古学博物館
Photo © Luciano and Marco Pedicini
剣闘士小像
ナポリ国立考古学博物館
Photo © Luciano and Marco Pedicini
ヘタイラ(遊女)のいる饗宴 1世紀
ナポリ国立考古学博物館
Photo © Luciano and Marco Pedicini
牧神頭部 1世紀
石橋財団アーティゾン美術館
銅製把手付ガラス壺 3~4世紀
MIHO MUSEUM
ゴールドバンド装飾瓶 1世紀
平山郁夫シルクロード美術館
落合芳幾 時世粧年中行事之内競細腰雪柳風呂
明治元年(1868)
神戸市立博物館

関連イベント

■珠玉のバロック ヴァイオリン&チェンバロコンサート
マウロ・イウラート(ヴァイオリン)とパブロ・エスカンデ(チェンバロ)による演奏会

日時:6月23日(日曜)14時00分~16時00分
会場:神戸市立博物館 地階講堂
定員:140名(事前申込、応募者多数の場合は抽選)
参加費:無料(当日ご使用いただける本展観覧券が必要)
申込期間:4月23日(火曜)~5月24日(金曜)
※事前申込終了
<特別協力:イタリア文化会館-大阪

■芸員による展示解説会
日時:毎週土曜日 17時00分~17時30分(開場は16時30分)
場所:神戸市立博物館 地階講堂
定員:140名(当日受付、先着順)
参加費:無料(当日ご使用いただける本展観覧券が必要)

■未就学児と保護者のための鑑賞会
日時:7月8日(月曜) 9時30分~11時30分(入場は11時まで)
対象:未就学児とその保護者
参加費:未就学児1名につき、保護者2名まで無料(申込不要)

▼その他開催イベントはこちら
https://www.kobecitymuseum.jp/exhibition/detail?exhibition=381

「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」

会場:神戸市立博物館 
開催:2024年6月22日(土)~8月25日(日) 9:30~17:30(土曜は20時まで開館)
招待券:『テルマエ展』 5組10名様
応募期間:~7月15日(月・祝)まで
応募方法:以下「応募する」をクリック後フォームより
応募は終了いたしました。

最新号の北イタリアのチーズ特集に合わせて、イタリアチーズを楽しむ会開催しました

Vol.57(2024年5月1日発行)Formaggio del Nord Italia -北イタリアのチーズ特集に合わせて、ヴェネト州に本社のあるカ・フォルム・ジャパンの運営するチーズ専門店「Fior di Maso YOKOHAMA」にてチーズをメインとしたアペリティーヴォの会を開催しました。

準備の段階から、こんなにチーズ出すのー? というくらいたくさんカットしています。生ハムやサラミも大盛り!
予定では7種類でしたが、当日大サービスでブッラータなど予定外のチーズ出てきてお客さんも大喜び。


そしてなんと言ってもメインはゴルゴンゾーラ・ドルチェのディップ。ホールの皮をはがしてディップにします。
これはなかなか見ることができない貴重な機会でした。
動画はこちらから
https://www.instagram.com/reel/C7_OOqoSEpV/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

この日は参加人数が12名とこじんまりした会でしたが、イタリア好きが集まれば楽しい時間です。
また機会を見て気軽に開催したいと思います。


「Fior di Maso YOKOHAMA」
神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 新相鉄ビル ジョイナス B1
FOOD & TIME ISETAN YOKOHAMA
TEL: 045-620-0738

映画鑑賞券プレゼント/『墓泥棒と失われた女神』7/19より全国順次公開

7月19日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開のイタリア映画『墓泥棒と失われた女神』。今回は、全国の主要映画館でご使用いただける鑑賞券(ムビチケ=デジタル映画鑑賞券)をプレゼントいたします!

『墓泥棒と失われた女神』映画鑑賞券プレゼント

第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品
80年代、トスカーナの田舎町を舞台に、ギリシャ神話の悲劇のラブストーリーをモチーフにした《幻想(キメラ)》を追い求める墓泥棒たちの数奇な物語。
【公式サイト】
https://www.bitters.co.jp/hakadorobou/
上映:7月19日(金)より
Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。
■プレゼント応募概要■
鑑賞券:『墓泥棒と失われた女神』ムビチケ前売券 4名様
※応募は1名様に限ります。お連れ様と行かれる場合は、別途ご購入をお願いいたします。
※ムビチケ前売券(オンライン)は、ペーパーレスなデジタル映画鑑賞券です。
▼ご利用いただける劇場など、詳しくはこちらから
https://theaters.jp/18911
応募期間:~7月10日(水)まで

▼応募はこちらから
※当選者の方へは、7月12日(金)までにイタリア好き委員会よりムビチケ前売券をメールにてお送りいたします。
※「事前にインターネットで座席指定」または 「ご鑑賞当日に映画館で座席指定」の2通りの方法でご入場いただけます。映画館によりご利用方法が異なりますのでご注意ください。
応募は終了いたしました。

■作品紹介

墓泥棒が探すのは、お宝か愛か―。

80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う、考古学愛好家のアーサー。彼は紀元前に繁栄した古代エトルリア人の墓をなぜか発見できる特殊能力を持っている。墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋葬品を売りさばいては日銭を稼ぐ日々。ある日、稀少な価値を持つ美しい女神像を発見したことで、闇のアート市場をも巻き込んだ騒動に発展していく…。

© 2023 tempesta srl, Ad Vitam Production, Amka Films Productions, Arte France Cinéma

夢、富、忘れられない愛する人――墓泥棒たちが追い求めるものは何なのか。古代文明の中心地であり、かつて墓泥棒が多発したイタリアならではの着想から生まれたこの物語は、人の果てなき探求を描く。
また、最愛の人の影を追うアーサーの姿は、亡くなった妻を生き返らせるために冥界に赴いたギリシャ神話「オルフェウスとエウリュディケ」の悲劇のラブストーリーを想起させる。今作はロルヴァケル監督作品のなかでも最も切なくロマンチックな物語だ。
© 2023 tempesta srl, Ad Vitam Production, Amka Films Productions, Arte France Cinéma

世界中の映画人が惚れ込んだアリーチェ・ロルヴァケル監督(『幸福なラザロ』)最新作

監督は、フェリーニ、ヴィスコンティなどの豊かなイタリア映画史の遺伝子を確かに受け継ぎながら、革新的な作品を発表し続けているアリーチェ・ロルヴァケル。カンヌ国際映画祭において『夏をゆく人々』(15)でグランプリ、『幸福なラザロ』(19)では脚本賞を受賞。マーティン・スコセッシ、ポン・ジュノ、ソフィア・コッポラ、グレタ・ガーウィグ、ギレルモ・デル・トロ、アルフォンソ・キュアロン、ケリー・ライカートらがファンを公言したり、製作のバックアップに名乗りをあげるなど、世界中の映画人がその唯一無二の才能に惚れこんでいる。
待望の新作『墓泥棒と失われた女神』は『パラサイト 半地下の家族』、『落下の解剖学』などのアカデミー賞® や世界三大映画祭受賞作を次々と世に送り出してきた気鋭のスタジオ・NEONが北米配給権を獲得したことでも話題に。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品、第95回ナショナル・ボード・オブ・レビューでは外国語映画トップ5に選出され、各国の批評家からも絶賛の声が相次いでいる。

© 2023 tempesta srl, Ad Vitam Production, Amka Films Productions, Arte France Cinéma

『墓泥棒と失われた女神』

監督・脚本:アリーチェ・ロルヴァケル(『幸福なラザロ』『夏をゆく人々』)
出演:ジョシュ・オコナー、イザベラ・ロッセリーニ、アルバ・ロルヴァケル、カロル・ドゥアルテ、ヴィンチェンツォ・ネモラート

2023年/イタリア・フランス・スイス/カラー/DCP/5.1ch/アメリカンビスタ/131分/原題:La Chimera
後援:イタリア文化会館 配給:ビターズ・エンド

公式サイト:https://www.bitters.co.jp/hakadorobou/
公式X:https://twitter.com/BittersEnd_inc

7月19日(金)Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。

映画観賞券応募期間:~7月10日(水)まで
▼応募はこちらから
※当選者の方へは、7月12日(金)までにイタリア好き委員会よりムビチケ前売券をメールにてお送りいたします。
※「事前にインターネットで座席指定」または 「ご鑑賞当日に映画館で座席指定」の2通りの方法でご入場いただけます。映画館によりご利用方法が異なりますのでご注意ください。
応募は終了いたしました。

© 2023 tempesta srl, Ad Vitam Production, Amka Films Productions, Arte France Cinéma

北イタリアの田舎 “食”が主役のカーニバル

イタリアのカーニバルといえば、ヴェネツィアやヴィアレッジョの華やかな仮装やパレードのイメージで日本でもよく知られているように、世界中から観光客が集まるとてもにぎやかなイベントです。


ただそれは、北イタリアのトレンティーノ=アルト・アディジェで行われるものとはまるで別のお祭りのようです。トレンティーノでのカーニバルの主役は“食”。多くの集落ではこの日に郷土のパスタやお菓子が無料で提供されるのが特徴です。集落ごとにパスタの形はもちろん、ソースも同じひき肉ベースのボロネーゼなのに味がまったく異なるなど、この違いを楽しむためにカーニバルをハシゴする人もいるほどです。
仮想パレードが終わり、遊ぶ子供たち。
このイベントを開催するのは、それぞれの村の「Proloco」という協会です。ラテン語の「Pro:のため」と「Loco:場所」という言葉から、「この場所のため!」との意気込みで、地域活性化にさまざまな形で貢献する機関です。カーニバルの開催時期は毎年2月上旬から約1カ月間で、食べ物の配布や仮装大会などは週末に行われることが多いです。

トレントのカーニバルでパスタを作るProlocoの人たち。
カーニバル用のスペシャルレシピで作ったボロネーゼは、通常よりも肉、ワイン、スパイスが多め。
カーニバルに食べることが特別。
広場にはベンチやテーブルが準備され、にぎわう。

地元の住民参加がほとんどですが、カーニバル(食べ物)のために全国から観光客が訪れることもあります。ぜひイタリアの田舎のカーニ バルに足を運んでみてはいかがでしょうか。

Vacanze di Carnevale in Trentino
https://www.visittrentino.info/it/articoli/famiglia/vacanze-carnevale-trentino
※2024年はすでに終了

レポート:エッマ・ベアトリーチ
トレンテ ィーノ=アルト・アディジェ出身。
トレント郊外在住大学生。ほぼ毎 年トレントのカーニバルに参加している。




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ピエモンテのワイナリー、ガブリエレ・スカリォネの魅力に迫る vol.3

滑らかな泡でどんな料理も引き立てる「M.C. 36」


丁寧に造られた高貴な発泡性ワイン


オーナーのガブリエレ氏がこだわり抜いて造る「ガブリエレ・スカリォネ」のワイン。前2回では赤ワインを紹介したが、今回登場するのはアルタランガD.O.C.G.「M.C.36」。このアルタランガとは、メトドクラシコという、糖と酵母を加えた瓶内二次醗酵による製法で造られた発泡性ワインだ。柔らかい自然な泡が特徴で、製法はシャンパーニュやフランチャコルタと同様だが、ピエモンテのそれは世界で唯一ブドウの収穫年の表示が義務付けられており、熟成期間も最低30カ月という、より貴重で手を掛けたワインなのだ。


商品名の「M.C.36」はメトドクラシコ(Metodo Classico)の頭文字と、熟成期間が36カ月であることから付けられた。柔らかみを与えるシャルドネとパンチの利いたピノ・ネーロのミックスで、前者はロッケッタ・パラフェア、後者はロアッツオーロという標高300メートル以上で寒暖差がある地域で栽培されるためブドウは成熟が遅い。それを酸味のあるうちに早めに収穫し、ゆっくり醸造させるのだとか。酵母にもこだわり、ルミアージュもガブリエレ氏自らが行い、大事に造り上げるため、5万本ほどしかない貴重なワインだ。


「泡がマイルドなので口当たりが軽くて飲みやすい。そしてどんな料理にも合うのが魅力です」とガブリエレ氏も一押しのこのワインは世界中のグルメを魅了する。


ガブリエレ氏のワインを置いている星付きレストラン「グイド1961」(https://www.guidoristorante.it/)では、このワインに「アニョロッティ・ダル・プリン」をすすめている。

vol.57掲載(3/4)。本誌4回の連載記事となります。 
Text:Miki Tanaka  Photo:Stefano Triulzi


▼アルタランガD.O.C.G.「M.C.36」のおすすめポイント
“M.C. 36″はその名の通り36ヶ月の瓶内熟成を経て完成した、高貴なスパークリングワインで、現代の解釈でより洗練された1本に仕上がっています、お祝いや特別な時間を演出するワインとしてとても人気があります。(Text:TAPS)
>>ワインのご購入はこちら

▼ガブリエレ・スカリオーネの商品一覧はこちら

連載されたおすすめワイン

■vol.1 品質だけを追求したこだわりの1本

世界の王たちも愛したバローロ「Passione di Re」

繊細でほどよいタンニンと、長く置けば置くほどコクが出る逸品。ちなみにこの名は、イタリア王室サヴォイア家が、晩餐会で外国の王たちに振舞っていたのがバローロだったことに由来。世界の王も愛したワインに思いを馳せながら、ガブリエレ氏がこだわりを尽くしたバローロを味わいたい。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.55掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=58815
▼ワインのご購入はこちらから▼
>>バローロ「Passione di Re」


■vol.2 ブドウを2種に絞った珍しいランゲロッソ

オーナーのこだわりが最も現れたストーリー性のあるワイン
「Tutto Dipende da Dove Vuoi Andare」

パワフルさとエレガンス、味わい深さと香り高さのバランスの丁度良いところを抑えたワインと言えます。絶対に料理と一緒に味わって欲しい一本なので家族や友人を招いたディナーパーティでメインワインとして味わってみてはいかがでしょうか。
▼本誌記事詳細はこちら(本誌vol.56掲載記事)
https://italiazuki.com/?p=61181
▼ワインのご購入はこちらから▼
>>ワインのご購入はこちら

【日本未入荷ワインが豊富なTAPS WINE SHOP】

TAPS WINE SHOPでは主に日本未入荷のワインをイタリア現地生産者から直接輸入しています。
価格帯は毎日食事で楽しんでいただける1,000円代のものから、特別な日に飲みたい高級感あふれるものまで多数あり! 現地イタリア人ソムリエと共に厳選した生産者のワインのみを一定温度での輸送ができる特殊なコンテナにて輸送し、温度管理された倉庫で保管しています。

TAPS WINE SHOPはこんな人におすすめ

・イタリアやヨーロッパの食文化に興味がある
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・料理とワインのペアリングに興味がある

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■商品に関する問い合わせ
有限会社TAPS inc
https://tapswineshop.com/