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イベントレポート/2月5日(日)集まれ!イタリア好き~イタリア冬料理とパニーニを楽しもう!~@アンティキ・サポーリ

2月5日に開催された『集まれ!イタリア好き』ご参いただいた皆さま、どうもありがとうございました!

当日、会場となった広尾のアンティキ・サポーリには100名以上のイタリア好きの方々にお集まりいただきました!!

パニーニの楽しさ、イタリアパンの奥深さをもっと知ってもらいたい!
そんな思いで企てた今回のイベント。

アンティキ・サポーリ山崎シェフをはじめスタッフの方々が手掛けてくれた100種を超えるお料理の数々。ずらりと並ぶさまは圧巻!誰もが思わず『うわー!』と声を上げ、目をキラキラさせていらっしゃったのが印象的でした。
帰り際、「お腹いっぱい」「また食事しに来たい!」とおっしゃっていただけるなど、充実した1日となりました。
そしてズッキーニパートナーズの中から集まっていただいた
料理人の皆さんによる『俺のパニーニ自慢』
おしゃべりしながら、その場で挟んで手渡し、かぶりつく。
このシンプルなやりとりで、みんな自然と笑顔!
料理人の皆さんのイタリアでの思い出をシェアしてもらった気がしました。
ぜひ、会員カードを持参してお食事に行ってみてくださいね。

Macelleria La Luna Rossa 木村秀行シェフ



NIDO 戸羽剛志シェフ



Taverna Tharros 馬場さん&長野 雄シェフ



Trattoria Dal Birbante Giocondo 古川裕士店長



山崎シェフのデモンストレーションではスフォリアテッレとタラッリを作りました。
「へぇ、こんな風につくるんだ~」なんて和気あいあいと話ながら
成形段階ではお客様もトライ!
厨房の中におじゃましたり、焼き上がりをいただいたり、
普段なかなか出来ない体験をさせていただきました。
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イタリアワインソムリエの内藤和雄さんも遊びにきてくださいました。
内藤さんがイタリアに通い始めた頃の貴重な体験談。
固いパンとハム1枚の駅弁を買って電車旅の話しは最高でした。
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おなかがいっぱい!そんな時はLAVAZZAのカフェで一服。
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オリーヴオイルの試飲や、
イタリア~ンなデザインが目を引くカバン工房 クーチョのバッグの展示もしました。
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お土産はおなじみバリラのパスタ!今回はタリアテッレでした。
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お食事やお飲み物が豊富だったことはもちろん、
お店が広くテーブル席のご用意が出来たり、
ちびっこ連れの方も多かったり、
いつも以上に昼から夜までゆったり和やかムードでした。

そのせいか?
イタリア好き委員会のもろもろのインフォメーションをすっかりし損ねてしまったのは
お許しいただきたいところです・・・・(;´∀`)

イタリア好きの皆さんが集まると、
顔見知しりの方同士はもちろん、
はじめましての方同士も、
いつも間にか楽しくおしゃべりしている。
この雰囲気が面白いんだなぁと改めて思いました。
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たくさんの方に、
「おなかいっぱいだよ~美味しかった!」
「また来たいなぁ」
「イタリアにいるみたいだった」
と言っていただけたことが次への励みです!

またやりましょう!

ご参加いただいた皆さん、
パニーニ自慢に参加してくださった料理人の皆さん、
そしてアンティキ・サポーリの山崎シェフはじめスタッフのみなさん。
楽しい時間をありがとうございました!
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◎アンティキ・サポーリ
東京都港区南麻布5-2-40 日興パレス1F
tel:03-6277-2073
https://r.gnavi.co.jp/3z51b77x0000/
ズッキーニクラブ会員カード持参で:エスプレッソ1杯サービス(4名様まで)
◎Macelleria La Luna Rossa
東京都港区西新橋2-11-4 鳴鶴ビル1F
tel:03-6206-6569
ズッキーニクラブ会員カード持参で:グラスワイン1杯サービス
◎NIDO
東京都品川区大井1-55-12 ベルフルーレ1F
tel:03-6303-7499
http://hitosara.com/0006068686/?cid=part_tb_t_0006068686
◎Trattoria Dal Birbante Giocondo
東京都港区白金台3-18-1 八百吉ビル1F
tel:03-6721-9500
http://www.dal-birbante.jp/
◎Taverna Tharros
東京都渋谷区道玄坂1-5-2
tel:03-3464-8511
https://www.facebook.com/tharros.shibuya/
ズッキーニクラブ会員カード持参で:食後酒1杯サービス
Grazie!!

編集長マッシモ松本と行く! 地中海食を楽しむカンパーニア・チレントの旅 9日間

心と体が喜ぶ、自然豊かなカンパーニア州チレント。

カンパーニア州サレルノ県の中南部一帯のチレント地方は、世界無形文化遺産に登録された「地中海式ダイエット」を語る上で欠かせないところです。硬質小麦のパスタや、パン、良質のオリーヴオイル、トマトやナスを始めとする豊富な野菜や豆、青魚などを主に日常の食としています。それは、現代人の健康にとってもよき規範とされ、古くから続く食習慣です。そんなチレントの特産品の生産者を訪ねその秘密に迫り、それらの食材を使ったチレントに伝わる郷土料理の数々を、カルメラ・バリヴィさんに教えていただきます。食はもちろん、海と山どちらの魅力ももつ自然豊かなチレントを存分に満喫していただけます。

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マンマ・カルメラの料理教室。

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古代ローマ時代から食べられてきた、チチェルキア豆のスープとチコリア。

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パン粉とカチョリコッタ、イタリアンパセリを混ぜた具材のナスの挟み揚げ。

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トマトソースのフジッリ。

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ヤギのチーズは、チレントの伝統的食材のひとつ。

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豆料理はチレントでは欠かせない。

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種が小さくて口当たりのいいイチジク。

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チレントはオリーヴオイルの名産地。

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やっぱりモッツァレッラッラ。

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パリヌーロの青い海。

 

プローチダ島で感じる、ゆったりとした時間。

ナポリから、フェリーだと約1時間、アリスカーフォ(水中翼船)だと30分ほどで着くプローチダ島。イタリア好き、映画好きなら、映画『イル・ポスティーノ』の舞台となった島であることは知るところでしょう。カプリ島の賑やかさとは違い、比較的ひっそりと静かな島です。フェリーの着いた港から細い坂道を登ると、パステルカラーの家々が並ぶ、小さな漁船が停泊する港に出る。ゆっくりと流れる時間の中で、プカプカと揺れる舟を眺めているだけで気分が穏やかになります。

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マリーナ・デッラ・コリチェッラ。

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漁港のレストランテでのんびり昼食。

 
日程表
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旅行要項
◆旅行期間:2017年9月2日(土)~9月10日(木)  9日間

◆旅行代金:イタリアズッキーニクラブ会員288,000円 (参加人数10名〜12名様の場合は308,000円)(税別)

※非会員298,000円(参加人数10名〜12名様の場合は318,000円)(税別)

※上記費用には、航空代金、燃油特別付加税、空港税、航空保険料などが含まれておりません。別途、お手配、費用が掛かります。

◆一人部屋追加代金:58,000(税別)(ツインより部屋が小さくなる場合もございます)

※相部屋の方がいらっしゃらない場合は一人部屋追加代金が掛かります。

※日程内の宿泊費(2人1部屋)、食事(毎朝食・昼食5回・夕食1回)、 訪問料・講習費・通訳費・交通機関・現地手配費用が含まれます。

◆定員15名様(最低催行人数:10名様)

◆申込期間: 2月1日(水)~ 7月31日(月)まで。

※定員になり次第締め切らせていただきます。

◆ホテル: :4つ星クラス   ※シャワーのみになる場合がございます

 
お申込みからご出発まで
◆申し込みについて

まずは以下にお問い合わせください。

◆お申し込み金・お振り込みについて

申し込みと同時にお申し込み金80,000円を下記までお振り込み下さい。

(お申し込み金は旅行代金の一部とさせていただきます。)

三井住友銀行 六本木支店(普)7145695

口座名:(株)フォルトゥーナ

◆最終出発案内について

ご出発の2週間前に旅のしおり、現地情報等をお届けします。

◆残金のご請求ついて

旅のしおりご送付と同時に残金の請求をいたします。

 
お問合せ・お申込み先
アマテラス・イタリア(株式会社フォルツゥーナ)

TEL:03-5772-8338

FAX:03-6438-9990

〒106-0045 東京都港区麻布十番1−5−29−205

e-mail : italia@fortuna.ne.jp

担当:桃井由美子、松家(まつけ)

 
航空券お問合せ・お申込み先
エイチ・アイ・エス新宿本社

TEL:03-5360-4881

担当:佐野 健人

「イタリア好きツアーの件」とお伝えください。

e-mail:003info1@his-world.com

 

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北イタリアのパン

vol.282017/2/1
在庫なし

Il pane da la Felicità
パーネは幸せを運ぶ。

ガルダ湖畔のホテルに滞在していた。シーズンオフの観光地は静かで、時には寂しく感じるのだ。
パン屋の取材ということもあり、毎日の早朝アポイントと、時差ボケも重なり、体内時計は狂いっぱなしだった。取材が終わるのも早く、夕方早々にホテルに着いて、委ねるがままに夜8時から9時頃には眠りについてしまう状態だった。
しばらくして目が覚めると、湖から波の音が意外と大きく聞こえ、しばらくボーっと耳を傾けている。時計は深夜の1時過ぎ。日本時間(+8時間)はまさにオンタイムになる頃だ。そこからは中々寝付けずに、隣に寝ているカメラマンの萬田さんに気を使いながら、取材メモを読み返したり、本を読んだり音楽を聴いたりしながら、再び眠くなるまでの時間をベッドの中で過ごすことになる。

ある夜、イヤフォンでRCサクセション不遇時代の名盤(迷盤)『シングルマン』を聴いていた。10代初頭に初めて聞いたアルバムだったが、これを聴くと人生感や生き様、はたまた愛について考える時があるのだ。それは20代の若かりし頃の清志郎の葛藤や苦しみが、楽曲の中に聞き取れ、正直さやロック魂、切なさや優しさがひしひしと伝わってくるからだ。そして、かれこれ40年近く何度も繰り返し聴いているのに、今回はまた別の角度から心に響いてきた。夜中のイタリアで聴く清志郎の声は鮮烈だった。

取材中、パン職人はおおむねイキイキして、実に楽しそうだった。僕らもその空気感に包まれていた。
職人たちは、生きるため、育ってきた環境、自分の希望などそれぞれの事情で今パンを焼いている。体力的には決して楽な仕事ではないだろう。生活は、一般的な人とはほぼ真逆な日常になる。その彼らが楽しそうに見えるのはなぜだろう?
粉と向き合い、発酵を待ち、毎日何百個ものパンを焼く。その焼き上がりを毎日買いに来る客がいる。同じことの繰り返しの中でも気温、湿度、水分などで少しずつでも変化しているのがパンだ。そしてその結果が直ぐに手に取るように分かる。その毎日の繰り返しの中の少しの変化に喜びを感じているのかもしれない。

しかしパン職人たちのほとんどが10代からパンに関わりもう何十年もその繰り返しだ。止むなく始めた人もいる。多くはそうやってそれぞれの道に入り生きていくのだ。だから葛藤を音楽にして、言葉にして表現できた清志郎は、むしろ幸せだったはずだ、ただひとつその頃の彼には食卓を囲む家族がなかったのかもしれず、幸せを素直に受け入れられず、ロック魂を貫く礎になったのかもしれないと、(あくまでも想像)今までと違った思いを抱いたのだった。

忙しい朝の時間。
工房に舞う小麦の香り。
焼き上がりのパンの匂い。
ツヤツヤの床。
額の汗。
Tシャツ。
短パン。
帽子。
家族。
パンは幸せを運ぶ。

(本誌特集前文より)

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グラッパの革命児 ノニーノ(後編) Presented by モンテ物産

皆さま、Buon Anno!(新年おめでとう!)
新年がよりよい年になりますように!

さて、新しい年の始まりですが、先月号に引き続き、プレミアム・グラッパのノニーノ社の後編をお送りします。

ノニーノ社は原料にもこだわっている。「先ほどの“モノヴィティーニョ(単一ブドウ)”シリーズ、そして“ウエ”シリーズの原料ブドウは、丘の上の日当たりのいいブドウ畑で収穫される。「いいグラッパはいいブドウから」が我々の考え方で、例えばグラヴナーやラディコンのようないいブドウ、そしていいワインを造るワイナリーから搾りかすを購入している。そういった契約しているワイナリーで圧搾が行われて搾りかすができたら、フレッシュなアロマをたっぷり保持しているうちにすぐにこの蒸留所に運び込まれ、すぐに蒸留される。」
ふと「いいワインはいいブドウから」と熱く語っていたラ・スピネッタ社のジョルジョ・リヴェッティさんを思い出した。※2015年1月号参照

2「フレッシュさが重要なんだ。我々に原料を供給するワイナリーとは古い付き合いのところばかりだから起こらないことだが、収穫当日ではなく例えば土曜日に搾って月曜に搾りかすを納品したとしたら、私の鼻は絶対にごまかせない。試しに取ってみた供給元でそういうこともあったが、もちろん全部送り返してやったよ!それと、発酵した果汁を絞りきったものもだめだ。どういうことかというと、果皮を漬け込んで発酵していると果汁にも香りが浸透していく。だから強い圧搾を行わずソフトプレスをして、搾りかすにも発酵した果汁が残っているものを買っている。もっと果皮の水気がなくなるぐらい搾り取って、出てきた果汁を多少雑味があってもいいからテーブルワイン用に使うようなワイナリーからは原料を買わない。そういった搾りかすからは、果実味も複雑さもあるいいアロマが生まれないんだ。」

1-3「グラッパは8月~11月に収穫されたブドウでも翌年の6月まではその原料を使用して蒸留してもいい規則になっているから、真空状態で搾りかすを保存し、必要に応じて蒸留する造り手も少なくない。だがそれではどうしてもアロマが劣化し、減ってしまう。我々は原料が常に最良のアロマを保てるよう、68基もの蒸留釜をフル稼働させて、ブドウの収穫時期しか蒸留しない。これも大きなこだわりだ。それに、木樽で長期間熟成しているかのように見せるために着色料を入れる造り手も多く、規則では2%認められているのだが、我々は一切使用しない。例えばフランス産バリックと元シェリー用の木樽で8年間寝かせたリゼルヴァは、木樽によってもたらされる美しい琥珀色をしている。本当の熟成感をぜひ堪能していただきたいね!」

noninoここまで話を聞いて、やはりベニートさんの内に秘めた情熱と、彼の積み重ねてきた経験や歴史が三姉妹に影響を与えているんだな、というのがよくわかった。
表現の仕方は違っても、ノニーノ社の伝統と情熱は確実に受け継がれているのだろう。
彼らのグラッパやアクアヴィーテはただ度数が高いハードリカーではない。アルコール感の中には、こだわり抜いた原料が生み出すブドウ本来の香りが感じられるだろう。食後酒に慣れていない方も、これを機にぜひイタリアの食後酒文化に触れてみていただきたい。


偶然のサラーメ ~取材日記~

「あ、薪釜のパン屋がある」。嗅覚。車はトレントからフリウリに向かう途中、ヴェネトはプロセッコ地区の街道を走っていた。イタリア取材中、松本編集長(以下マッシモ)は時にするどい嗅覚を発揮することがある。特にパーネに関しては警察犬並みの鼻を持っているのでないかと思うくらいだ。

来た道を少しだけUターンし、店の前に車を停め、飛び込みで取材をさせてもらう。素晴らしいご夫婦がやっている、素敵なパニフィーチョだった(詳しくは本誌次号で)。
店内にはパーネや焼き菓子以外にも、その地域の様々な食品や工芸品が売られていた。取材を終えた我々はそれらを物色し始めた。マッシモは太いサラーメを手にとって見ていた。ヴェネトのサラーメ、ソプレッサだ。パニフィーチョの奥さんがそれより、もっといいものを作っているところが近くにあるから連絡してあげるよと。その上、作っている農家まで案内してくれると言う。親切すぎる。イタリアの地方で取材しているとよくあることだけど。

mn2_5551旦那さんが車で先導してくれる。街道沿いの細い道を左折し、どんどん坂道を登っていく。程なく車は一軒の農家の前の空き地に止まる。ここだ。街道から5分も走ってないのに、別世界に来たような空気感が漂う。古い建物の前に女性が二人立っていた。母娘のようだ。ブォンジョルノ。ブォンジョルノ。
挨拶の握手をする彼女たちの奥にソプレッサが鈴なりにぶら下がっているのが見える。「おおおおー!」マッシモも興奮している。建物の隣のもっと古い建物にマンマの方がこっちに来なさいと僕たちを奥へと促す。かなり年代物に見えるカンティーナでチーズたちが熟成の最中だった。マンマは「すごいね!」と驚く僕たちを見て嬉しそうだ。

mn2_5564そして試食。娘さんが、ぶら下がっているソプレッサを一つ選び、外に即席で準備してくれたテーブルの上でカットしてくれる。もちろんチーズも。先ほど取材したパーネもある。そしてここはプロセッコに属する村、ラベルも付いていない自家製のプロセッコが出てくる。息子が作っていると。天気は最高。立ち食い。僕たちイタリア好き取材班にはこれ以上の食事はないのだ。パーネとソプレッサを噛み締め、いい具合に冷えたプロセッコを流し込む。チーズも素朴でうまい。ミルクの質がいいのだろうと想像できる。ソプレッサには通常、白ワインを混ぜるのだが、ここではプロセッコを使うとのこと。塩加減も絶妙だ。マッシモはいつものようにパニーノを作って頰ばっている。ご満悦。作り手たちを目の前に、これ以上はない贅沢なテーブルなのだ。

mn2_5581最後に質問をしてみた。「マルガのサラーメ」という言葉がしばしば会話に上がっていて、彼女たちのライフスタイル(夏は山で放牧し、冬は村近くで加工品を作る等)を聞いていると、ピエモンテの酪農民族マルガリと酷似している。通訳の高橋さんに聞くと、マルガリのことは知っていて、まあ同じだ、みたいな感じだった。北イタリアには酪農を司る人々の歴史が今も当たり前のように続く。イタリアの食の道はまだまだ深いのだ。本当に、本当に。
グラツェミッレ、アリヴェデルチ。僕たちはさらに東へ向かった。

フォトグラフォ 萬田康文


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イベント詳細/2月5日(日)集まれ!イタリア好き~イタリア冬料理とパニーニを楽しもう!~@アンティキ・サポーリ

『集まれ!イタリア好き@アンティキ・サポーリ』についての情報を随時アップしていきます!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 開催概要・お申込みはこちら
 https://italiazuki.com/?p=19131
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

★2016.12.9 更新 
 ○編集長マッシモよりコメント
 ○お店&シェフの紹介
★2017.1.9 更新 
 ○俺のPanini自慢 参加シェフ(Macelleria La Luna Rossa 木村秀行シェフ)
★2017.1.13 更新 
 ○当日のメニュー
 ○俺のPanini自慢 参加シェフ(NIDO 戸羽剛志シェフ、Trattoria Dal Birbante Giocondo 古川裕士店長)
★2017.1.23 更新 
 ○当日のメニュー
 ○山崎シェフのデモンストレーション


頬張ろうパニー二!

MN1_0687パニーニ好きなもので…
取材に行くたびに気になってしまうパニーニ。
そうなったら食べずにはいられない!
難しいことは考えず、挟みたいものを頼んで頬張るのだ。
その土地のサラミやハム、チーズがあったら迷わずそれ。
定番のポルケッタやサルシッチャ、ランプレドットにカポコッロ、
ツナ&カッペリ、フリットラ、モッツァレラ&トマト、チャウスコロ………
考え出したらキリが無い!
食べたくなってきた〜
とにかく楽しく挟んで、一緒に満腹になりましょう。

編集長 マッシモ

◆◆お店&シェフの紹介◆◆
会場となるのは東京・広尾にあるプーリア料理の店「アンティキ・サポーリ」
日本ではまだまだ馴染みの薄いプーリア料理ですが、
ここ「アンティキ・サポーリ」はその魅力を存分に味わえる店としてメディアにも度々登場。
今や知る人ぞ知るお店です!
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それもそのはず、イタリア人が最も信頼する格付誌「ガンベロロッソ」で最高評価を持つ、
プーリア州モンテグロッソにある名店「Antichi Sapori」
外観・内観・味すべてにおいて再現し、
食材も多くをプーリアから直輸入していて、本場さながらのお食事が楽しめるのです。
プーリア料理は前菜が次から次への出てくるのが特徴。
今回のイベントでは、イタリア各地の冬の味をたっぷりとお出しします。
ランプレドットやトリッパもお出しする予定!
皆さんにもぜひこの空間で味わっていただきたいと思います!!

<料理長 山崎大輔さん プロフィール>
_MG_9290-2カット色調整1976年生まれ。
2011年イタリア料理コンクール優勝の実力者。
ヴェネチア料理店・銀座【バラババオ】の料理長を経て、
現在プーリア料理店・南麻布【アンティキ・サポーリ】の料理長を努めている。
イタリア料理を本場そのままに日本にお届けすることを信念としている。

★山崎料理長より
「寒い時期ですが、イタリアの冬料理で温まってください!
プーリア料理のほかにも得意のヴェネツィア料理もご用意しちゃいます!!
楽しんでくださいね!」

★当日のメニューはこちら!
イタリア好きメニュー訂正2017.1.26

◆◆山崎シェフ デモンストレーション◆◆
作る工程がわかれば美味しさも楽しさもup!
今回は2つのデモンストレーションを実施!
あなたもシェフと一緒に作れちゃうかも!?
焼き上がりはもちろん食べられますよ♪

➀ナポリの焼き菓子 スフォリアテッレ(13:00頃~、夕方)
朝食やドルチェにぴったりのスフォリアテッレ。幾重にも重なるサクサク生地はどうやって出来るのか??
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➁プーリアの固焼きパン タラッリ(15:00頃~) 
ザクザクとした歯ごたえがクセになる!ワインのお供にも◎
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◆◆俺のPanini自慢 参加シェフ&メニューご紹介◆◆
パニーニ大好き料理人の皆さんが集合!それぞれのこだわりの詰まった自慢のパニーニを販売します。
%e6%9c%a8%e6%9d%91%e7%a7%80%e8%a1%8c%e3%82%b7%e3%82%a7%e3%83%95image1Macelleria La Luna Rossa 木村秀行シェフ:
20歳でイタリア料理人を目指し代官山ダ サルバトーレで料理の基礎を学ぶ。街場のトラットリアでダイナミック、繊細な料理を学び約3年間イタリア生活を送る。
帰国後、広尾ラ ビスボッチャ、麹町サロン ド カッパ、中目黒ラ ルーナ ロッサ、赤坂ペスケリア ラ ルーナ ロッサを経て現在に至る。
イタリアにいた頃に休日に山に遊びに行き狩猟文化と出会い、狩猟免許を取得する。
素材をみて、イタリア人ならどうするかということをベースに考え、シンプルかつダイナミックな料理を得意とする。

★当日のメニュー : 
サルシッチャとペペローニ、プロヴォラチーズのパニーノ ポルタポルテーゼ風 *価格検討中
ローマで毎週開かれるのみの市ポルタポルテーゼ。この屋台で毎週のようにシェフが食べていたパニーノ。

★シェフより 
「みなさんお待ちしています!」

IMG_1361IMG_2190NIDO 戸羽剛志シェフ:
1977年7月25日生まれ
リストランテ ラ・キリアなど都内数軒で料理人としての基礎を学ぶ。
2007年エミリアロマーニャ州ピアチェンツァのアグリツーリズモにて伝統料理や食文化を学び、ワイン作りや野菜の栽培など様々な経験を積む。
帰国後、新橋Okeiの料理長を経て、2015年大井町にてエミリアロマーニャ料理を中心としたトラットリア「NIDO」をオープン。

★当日のメニュー :
全粒紛のピアディーナ(ピアチェンツァ産コッパ、セミドライトマト、セルバチコ、ストラッキーノチーズ)¥500
エミリアロマーニャのパニーノと言ったらピアディーナ。お世話になったアグリツーリズモの方に生地作りから教わりました。休憩時間に食べたり、フェスタで販売したり、修行時代の思い出のパニーノです。

★シェフより 
「”美味しくて、楽しい” パニーニの魅力が皆様に伝わるようにがんばります!」

イタリア好き用イタリア好き用 (2)Trattoria Dal Birbante Giocondo 古川裕士店長:
1982年福岡県糸島市生まれ。
目黒トラットリア・デッラ・ランテルナマジカ、白金アンティーカ・ヴィネリア・ジュリアーノを経て、2012年にトラットリア ダル・ビルバンテ・ジョコンド店長に。呆れるほど食しん坊。

★当日のメニュー : 
アリッチャ風ポルケッタのパニーノ ¥500
アリッチャで学んだ本物の仔豚のポルケッタを、その場でスライスして、
その場で挟んで仕上げます。(パンは自家製ロゼッタの予定)

★シェフより 
「当店名物アリッチャ風ポルケッタをその場で手切りして自家製パンにはさむ。ただそれだけ!豪快にかぶりついてください!ローマの街角そのままの味わいをどうぞ。」

長野シェフ_サムネイル用タロスパニーニ_サムネイル用 Taverna Tharros 馬場さん&長野 雄シェフ:
長野 雄シェフ・・・1985年1月27日生まれ、岩手県出身。調理師学校を卒業後、都内のいくつかのイタリア料理店で経験を積む。イタリアンでさらなる展開を希求し、未知の世界「サルデーニャ料理」に心惹かれ、2013年タロスの料理人に。店のコンセプトを大切にマンマの味を提供し、サルデーニャの食文化を発信するとともにタロスを通じて人と人をつないでいきたいと日々腕をふるっている。

★当日のメニュー : 
マグロ、ルコラ、ケイパー、赤玉葱のパニーニ(予定)




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◎当日の内容(予定)◎

★山崎シェフが作る冬にぴったりのイタリア郷土料理
 料理&食材は合わせてなんと約100種!!
★山崎シェフ デモンストレーション
 スフォリアテッレ&タラッリを作ろう!
★俺のPanini自慢
 パニーニ大好き料理人の皆さんが集合!それぞれのこだわりの詰まった自慢のパニーニを販売します。
★Mio Paniniを作ろう!(おまけ)
 マッシモ編集長、フォトグラファー萬田氏があなたのパニーノづくりをお手伝い♪

その他、ゲスト、楽しいイベント、参加特典なども検討中です!
詳細が決まり次第ブログ、facebookなどでお知らせします♪

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メニューの他、ゲスト、楽しいイベント、特典なども企画中です!

詳細が決まりこちらでお知らせします♪

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 開催概要・お申込みはこちら
 https://italiazuki.com/?p=19131
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