【アブルッツォ州】旬の物をおいしく保存する夏の風物詩
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イタリア好き、郷土料理を楽しもう! カラブリア州
\イタリア郷土料理を巡る食事会 第3回/
ただいま、8月1日発行vol.34カラブリア特集を制作しています。
そのカラブリアをテーマにした食事会を開催します。
パートナーズ店からカラブリア料理をテーマにコラボレーションできる店を募集したところ、お店の表向きのテーマはシチリアですが、シェフの柳さんがイタリアから帰国後に一時身を置いていた店が、大井町にあったあのカラブリア料理の名店「ファビアーノ」。
当時オーナーシェフだった吉田政国さんに心酔し、今も交流は続き薫陶を受けているとのこと。そんなことから、今回は渋谷の桜ヶ丘にある「ピノサリーチェ」で開催することになりました。
持ち帰りの食材も使って、これぞカラブリア! を楽しんでいただきます。
(写真:左からドルチェ・サービス担当赤松さん、シェフの柳さん)
■日時: 8月24日(金) 19:30~(19:15受付開始)
■会場: PinoSalice(ピノサリーチェ)
東京都 渋谷区鶯谷町15-10 ロイヤルパレス渋谷102
https://www.facebook.com/pinosalice.italian/
■会費: <会員> 11,000円(税別)/<非会員> 13,000円(税別)
*ドリンクなどすべて込み!
(イタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員+1名まで有効)
■形式: 着席式
■定員: 18名
《お申込み方法》
ありがとうございます。定員となりましたのでお申込みを終了とさせていただきます。
キャンセル待ちを希望される方は、メールにてご連絡お願いします。
*参加条件はイタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員様とそのお連れ様1名のみとさせていただきます。
*銀行振込をご希望の方は8/17までにお願いいたします。
※ズッキーニクラブ、ズッキーニパートナーズ会員の方は、ログインすると会員価格でご購入いただけます(未ログインでは、非会員価格でカートに価格が表示されます)。
ただいま、8月1日発行vol.34カラブリア特集を制作しています。
そのカラブリアをテーマにした食事会を開催します。
パートナーズ店からカラブリア料理をテーマにコラボレーションできる店を募集したところ、お店の表向きのテーマはシチリアですが、シェフの柳さんがイタリアから帰国後に一時身を置いていた店が、大井町にあったあのカラブリア料理の名店「ファビアーノ」。当時オーナーシェフだった吉田政国さんに心酔し、今も交流は続き薫陶を受けているとのこと。そんなことから、今回は渋谷の桜ヶ丘にある「ピノサリーチェ」で開催することになりました。
持ち帰りの食材も使って、これぞカラブリア! を楽しんでいただきます。
(写真:左からドルチェ・サービス担当赤松さん、シェフの柳さん)
◆+◆+開催概要+◆+◆
東京都 渋谷区鶯谷町15-10 ロイヤルパレス渋谷102
https://www.facebook.com/pinosalice.italian/
*ドリンクなどすべて込み!
(イタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員+1名まで有効)
キャンセル待ちを希望される方は、メールにてご連絡お願いします。
*参加条件はイタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員様とそのお連れ様1名のみとさせていただきます。
*銀行振込をご希望の方は8/17までにお願いいたします。
※ズッキーニクラブ、ズッキーニパートナーズ会員の方は、ログインすると会員価格でご購入いただけます(未ログインでは、非会員価格でカートに価格が表示されます)。
【vol.92|マンマのレシピ】ナヴェッリ風サニェッティとヒヨコ豆のサフラン風味
【アブルッツォ州】サフランとヒヨコ豆の風味がたまらない一品
『アヴィニョネージ社の高貴なるワイン』 Presented by モンテ物産
イタリアは映画の世界でも傑作が多い。名優ロベルト・ベニーニが脚本・監督・主演し、カンヌ映画祭で審査員グランプリを獲得した『ライフ・イズ・ビューティフル』(伊題:La vita e’ bella/1997年)もイタリア映画の中で忘れてはいけない一本ではないだろうか。きっと観たことがあるという方もさぞ多い作品だろう。
この映画の舞台になったトスカーナ州の町アレッツォからほぼ南に30kmほど行ったエリアでトスカーナ州を代表するワインの一つが造られている。
その名も“ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ”(以下:ヴィーノ・ノービレ)。
邦訳すれば『モンテプルチアーノの高貴なるワイン』。
同エリア最大の生産者であるアヴィニョネージ社は、ヴィーノ・ノービレ生産区域の東側に醸造所を構えている。訪問すると、同社アグロノモ(農学士)を務めるアレッシオさんが我々を出迎えてくれた。
「ワイナリーとしての創業は1974年ですが、私達の醸造所はヨーロッパでも最古のもののひとつです。ワイン作りの歴史はとても長いですね。」
「ヴィーノ・ノービレは海外での知名度はまだ十分ではないかもしれません。しかし、イタリアではブルネッロ・ディ・モンタルチーノやキアンティ・クラッシコに並び称され、トスカーナを代表する銘醸ワインなんですよ。」
そういいながら彼はワイナリーの隣にある畑まで案内してくれた。
「ここが私達の畑の一つです。私達はヴィーノ・ノービレの生産区域の色々な場所に広く畑を持っています。実は、ヴィーノ・ノービレが作られるこのエリアは少し移動すると土壌の構成が大きく変わるんです。そういう点ではバローロエリアに似ています。私達の強みの一つは、今私達がいるヴィーノ・ノービレのエリア東側だけではなく、エリア内の様々な場所に畑を持っていることです。つまり、それぞれのエリアの特徴を反映したワインを作ることも出来るし、エリア全体の特徴を包括したワインを造ることも出来るのです。ヴィーノ・ノービレのエリアにこれだけ広く畑をもっているのは、私達アヴィニョネージ社だけですよ。」
ヴィーノ・ノービレの土地を包括的に表現しているという点で、ヴィーノ・ノービレを初めて飲む方には、まずアヴィニョネージ社のヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノを試して頂きたいところだが、アヴィニョネージ社のワインの特徴はそれだけではない。
アレッシオさんはこう説明してくれる。
「2009年からビオディナミ(バイオダイナミック)農法で畑を管理しています。フランスの名だたる有名シャトーも近年取り組んでいる農法ですね。」
ビオディナミ農法は畑の手入れの根本的な考え方が従来と違う。普通はブドウ畑が病害に掛かりそう、もしくは病害に掛かっている際に、この病害にどうやって薬を与え、どうやって取り除くかを考える。しかしビオディナミでは、その病害が発生してしまうような畑の環境を理解し、畑そのものを健康な状態、エネルギーが満ちた状態に戻すことが重要と考える。そうなれば、病害にも掛かりづらい生命力に満ちた畑環境になる、という理論だ。畑をエネルギーに満ちた状態にするために、独自の肥料(ビオディナミ農法では調合剤と呼ばれる)を作り、畑に与えていく。
「私達は、様々な畑の手入れ方法をいくつも試し、このビオディナミ農法が最も土地を元気にし、ブドウ本来の味わいを良く表現できる方法だと確信して、今では私達の所有する全ての畑をビオディナミ農法で管理しています。ほら、土を触ってみて下さい。とても柔らかいでしょう。畑の緑色も鮮やかで強い生命力が見て取れます。この畑、この土地が、本当のヴィーノ・ノービレですよ。」
アレッシオさんは自慢げに、土を触り、緑の葉を触って説明してくれる。確かに彼らの畑は足を踏み入れる感触が違う。ブドウの木だけではなく、雑草の緑までもが力強く鮮やかだ。
▲鮮やかな緑色から、畑の健康状態が感じられる。
イタリア中部トスカーナ州は世界中のワイン愛好家をとりこにしてやまないワイン産地の一つだ。ブルネッロ、キアンティ・クラッシコ、ボルゲリ・・・誰もが耳にした事のある銘醸地がひしめき合う。
その中でも忘れてはいけない銘醸ワイン、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ。まずはアヴィニョネージ社のヴィーノ・ノービレを飲んでみて頂きたい。華やかなブドウ本来の香りと一緒に、生命力に富んだ土地や土壌に秘められた熱量が感じられるような、ふくよかで厚みのある香りが広がる。ブドウの力強さが味わいの中にも生き生きと感じられ、心地良い余韻が続く。アヴィニョネージ社のワインは、その土壌、畑を表現しているワインとはいったいどんなものなのかを、きっと雄弁に、飲み手に教えてくれることだろう。
モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼アヴィニョネージ社のページはこちら↓↓▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/avignonesi.html
この映画の舞台になったトスカーナ州の町アレッツォからほぼ南に30kmほど行ったエリアでトスカーナ州を代表するワインの一つが造られている。
その名も“ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ”(以下:ヴィーノ・ノービレ)。
邦訳すれば『モンテプルチアーノの高貴なるワイン』。
同エリア最大の生産者であるアヴィニョネージ社は、ヴィーノ・ノービレ生産区域の東側に醸造所を構えている。訪問すると、同社アグロノモ(農学士)を務めるアレッシオさんが我々を出迎えてくれた。
「ワイナリーとしての創業は1974年ですが、私達の醸造所はヨーロッパでも最古のもののひとつです。ワイン作りの歴史はとても長いですね。」
「ヴィーノ・ノービレは海外での知名度はまだ十分ではないかもしれません。しかし、イタリアではブルネッロ・ディ・モンタルチーノやキアンティ・クラッシコに並び称され、トスカーナを代表する銘醸ワインなんですよ。」
そういいながら彼はワイナリーの隣にある畑まで案内してくれた。
「ここが私達の畑の一つです。私達はヴィーノ・ノービレの生産区域の色々な場所に広く畑を持っています。実は、ヴィーノ・ノービレが作られるこのエリアは少し移動すると土壌の構成が大きく変わるんです。そういう点ではバローロエリアに似ています。私達の強みの一つは、今私達がいるヴィーノ・ノービレのエリア東側だけではなく、エリア内の様々な場所に畑を持っていることです。つまり、それぞれのエリアの特徴を反映したワインを作ることも出来るし、エリア全体の特徴を包括したワインを造ることも出来るのです。ヴィーノ・ノービレのエリアにこれだけ広く畑をもっているのは、私達アヴィニョネージ社だけですよ。」
ヴィーノ・ノービレの土地を包括的に表現しているという点で、ヴィーノ・ノービレを初めて飲む方には、まずアヴィニョネージ社のヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノを試して頂きたいところだが、アヴィニョネージ社のワインの特徴はそれだけではない。
アレッシオさんはこう説明してくれる。
「2009年からビオディナミ(バイオダイナミック)農法で畑を管理しています。フランスの名だたる有名シャトーも近年取り組んでいる農法ですね。」
ビオディナミ農法は畑の手入れの根本的な考え方が従来と違う。普通はブドウ畑が病害に掛かりそう、もしくは病害に掛かっている際に、この病害にどうやって薬を与え、どうやって取り除くかを考える。しかしビオディナミでは、その病害が発生してしまうような畑の環境を理解し、畑そのものを健康な状態、エネルギーが満ちた状態に戻すことが重要と考える。そうなれば、病害にも掛かりづらい生命力に満ちた畑環境になる、という理論だ。畑をエネルギーに満ちた状態にするために、独自の肥料(ビオディナミ農法では調合剤と呼ばれる)を作り、畑に与えていく。
「私達は、様々な畑の手入れ方法をいくつも試し、このビオディナミ農法が最も土地を元気にし、ブドウ本来の味わいを良く表現できる方法だと確信して、今では私達の所有する全ての畑をビオディナミ農法で管理しています。ほら、土を触ってみて下さい。とても柔らかいでしょう。畑の緑色も鮮やかで強い生命力が見て取れます。この畑、この土地が、本当のヴィーノ・ノービレですよ。」
アレッシオさんは自慢げに、土を触り、緑の葉を触って説明してくれる。確かに彼らの畑は足を踏み入れる感触が違う。ブドウの木だけではなく、雑草の緑までもが力強く鮮やかだ。
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イタリア中部トスカーナ州は世界中のワイン愛好家をとりこにしてやまないワイン産地の一つだ。ブルネッロ、キアンティ・クラッシコ、ボルゲリ・・・誰もが耳にした事のある銘醸地がひしめき合う。
その中でも忘れてはいけない銘醸ワイン、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ。まずはアヴィニョネージ社のヴィーノ・ノービレを飲んでみて頂きたい。華やかなブドウ本来の香りと一緒に、生命力に富んだ土地や土壌に秘められた熱量が感じられるような、ふくよかで厚みのある香りが広がる。ブドウの力強さが味わいの中にも生き生きと感じられ、心地良い余韻が続く。アヴィニョネージ社のワインは、その土壌、畑を表現しているワインとはいったいどんなものなのかを、きっと雄弁に、飲み手に教えてくれることだろう。
http://www.montebussan.co.jp/
▼アヴィニョネージ社のページはこちら↓↓▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/avignonesi.html
【vol.91|マンマのレシピ】ボッコノット
【アブルッツォ州】カステル・フレンターノで誕生した伝統菓子
【vol.90|マンマのレシピ】羊飼い風指輪のパスタ
【アブルッツォ州】羊飼いたちが食べていた指輪型のパスタ
マッシモツアー第9弾 バルバレスコマラソンと北イタリア美食の旅
『イタリア好き』編集長マッシモ松本と行く!マッシモツアー第9弾の詳細決定!
昨年に続き今年も行きます!バルバレスコマラソン。
アップダウンが激しいコースながらも、登りきった先に見える絶景や、給水所で提供されるワイン、
そして地元の人との触れ合いは、なんとも言えない満足感を与えてくれます。
さらにラン後のレセプションでは、バルバレスコワイン飲み放題でフルコースを楽しめる、
これぞイタリアらしい大会の魅力です。走らなくても10kmウォークでの参加も大歓迎。
翌日からは、ロンバルディア、ヴェネト、トレンティーノ・アルトアディジェで取材した、
おすすめのパンの屋、レストラン、ワイナリーなどを巡る、
北イタリアの食の魅力を存分に楽しめる内容で皆さまの参加をお待ちします。
マラソンと美食、ぜひご一緒に!
10月26日(金)〜11月4日(日)
マッシモツアーのこだわり
●ピエモンテ、ロンバルディア、ヴェネト、トレンティーノ・アルトアディジェ4州を巡り、本誌で取材した生産者を訪ね、その情熱を感じる。●絶対うまい! イタリア郷土の味を堪能。
●薪窯で焼く、パン作り教室。
●アルバ、ヴェローナ、ボルツァーノなど古きよき街並みを残す街に宿泊。
こだわりのポイント1
一緒にバルバレスコの丘を走ります。

レース後のレセプションの様子
アルバの白トリュフ市の風景こだわりのポイント2
本誌vol.16 vol.17 vol.18で取材した、魅力的な生産者を訪ねます。

「La Costa」(VOL.17掲載)
ワイン造りの夢を叶え、家族で営むワイナリーで試飲と昼食。
「Il Pendio」(VOL.17掲載)異色の生産者ミケーレの造る、別格のフランチャコルタ。

「Arunda Cantina Talento」(VOL.18掲載)
標高1200mで造る、妻への愛がこもったスプマンテ。
こだわりのポイント3
北部イタリアの熱きパン職人を訪ねます。
「Panificio Astori」(VOL.28掲載)熱いパン職人ダニエレ率いるアストリ一家の焼く、幸せを運ぶパン。
「F.lli Zucci」(VOL.28掲載)製粉に小麦にこだわり、4人兄弟で前進するパン屋。
「Antico Forno Lengna Vanzin」(VOL.28掲載)昔ながらの薪窯で焼くパン。日本に来た、マンマ、カリンさんのいる店。
「Backerei Panificio Grandi」(VOL.28掲載)ボルツァーノの名店。北の地で育まれた、個性豊かな味わいのあるパン。
こだわりのポイント4
取材で訪れたマッシモお気に入りのレストランへご案内。


「Osteria dai Mazzeri」(VOL.16掲載)取材中、二度訪れた店。シェフ、ヴィットさんの丁寧に仕事された料理。

「Mangia Foco」(VOL.17掲載)ブレシアの郷土料理、その伝統を残したい。サヴォーノさんのこだわりの詰まった名店。

「Ristorante Collina」(VOL.17掲載)シェフ、マリオ・コルナーリのセンスと、情熱に酔う最後の晩餐。

~旅行要項~
◆旅行期間:2018年10月26日(金)~11月4日(日)10日間◆旅行代金:イタリアズッキーニクラブ会員 280,000円〜355,500円
※非会員290,000〜365,500円
*日程内の宿泊費(2人1部屋)、食事(毎朝食・昼食3回・夕食3回)、マラソン参加費、訪問料・講習費・通訳費・交通機関・現地手配費用が含まれます。
*上記費用には、航空代金、燃油特別付加税、空港税、航空保険料などが含まれておりません。別途、お手配、費用が掛かります。
◆1人部屋追加代金:68,000円(ツインより部屋が小さくなる場合もございます)
※相部屋の方がいらっしゃらない場合は一人部屋追加代金が掛かります。
◆ホテル:4つ星クラス
◆15名様限定!
◆最少催行人数:8名
◆申込期間:8月20日(水)まで。
*定員になり次第締め切らせていただきます。
★お問合せ・お申込み先
TEL : 03-5772-8338
FAX : 03-6438-9990
アマテラス・イタリア
(株式会社フォルトゥーナ)
担当:桃井祐美子、松家いくみ
〒106-0045
東京都港区麻布十番1-5-29-205
E-mail:italia@fortuna.ne.jp
航空券お問合せ先:
株式会社エイチ・アイ・エス 新宿本社営業所
TEL:03-5360-4881 担当:佐野 健人
「イタリア好きツアーの件」とお伝えください。
e-mail:003info1@his-world.com
“ヴァチカン”アンチョビ Presented by モンテ物産
アンチョビはイタリアのソウルフードならぬソウル食材といっても過言ではない。カタクチイワシを塩漬け熟成させ、その後オイル漬けにしたもので、イタリア中の様々な土地の郷土料理に使われている。まさにイタリア人の“魂の食材”だ。
生産の中心地はシチリア島。実際にシチリアの海岸には今でも多くの漁港が残り、カタクチイワシ漁から戻る漁師たちの姿が見られる。州都パレルモから車で東に30分走った漁港アスプラもそのひとつだ。
▲カタクチイワシの水揚げをする漁師たち
この日アスプラの漁港で我々を迎えてくれたのは、“ヴァチカン”というブランド名のアンチョビフィレを生産するバリストレーリ社のミケランジェロさん。シチリア訛りで我々を歓迎してくれた。
「アスプラへようこそ!小さいけれど美しい漁港だろ?親父も爺さんもここで漁師をしていたんだ。シチリアの伝統が今でも息づいている場所だよ。」
アンチョビの製造には時間がかかる。ミケランジェロさんが工場で流れを説明してくれた。
「カタクチイワシ漁があるのは4月~9月だ。この時期のカタクチイワシが、身が締まっていて最も品質が良いからな。漁獲されたカタクチイワシはすぐ頭と内臓を取り除き、塩漬けにする。やはり美味しいアンチョビになるには鮮度が命だ。我々アンチョビ生産者の間での言い回しで『塩は奇跡を生まず』って言ってな、鮮度を失ったアンチョビをどれだけ塩漬けしたって良い風味は生まれないってことだ。」
塩漬けにしたら1年ほどそのまま熟成させる。この間に鮮度の良いアンチョビはしっかりとした風味と深みのある味わい、塩味の中に甘みも感じさせるような味に変わっていく。
「1年間の塩漬け工程が終わったら、アンチョビを取り出して洗い、身を開いて骨をとってフィレにしていくんだ。見てみろどうだ、素晴らしく綺麗な色だろ!」
ミケランジェロさんはなかば興奮気味にアンチョビのフィレを見せてくれる。確かに1年熟成したとは思えない、鮮度を保った美しい色をしている。
「鮮度を保つのは本当に重要だ。アンチョビは空気に触れるとすぐに風味を失っていってしまう。だからこうやって骨を綺麗にとってフィレにしたら、すぐにオイル漬けにして、またアンチョビの風味を閉じ込めるんだ。」
ミケランジェロさんは自分のアンチョビに誇りを持っている。日本にも国産の塩漬けアンチョビがあるのを知っているが、彼に言わせると別物らしい。
「いいか、日本で取れるカタクチイワシとシチリアやスペインで取れるカタクチイワシは、種が違うんだ。学名で区別されている。シチリアとスペイン北部だけで取れるカタクチイワシの種は特別で、特に身が大きく、筋肉質。もちろん熟成により長く時間がかかるが、ただしょっぱいだけじゃない風味豊かなアンチョビになるんだ。」
「さらに同じシチリア・スペインで獲られるカタクチイワシも、身の大きさでランクが分かれている。ウチは一番下のランクは絶対に買わないんだ。高品質なアンチョビを作るのが、バリストレーリ社“ヴァチカン”アンチョビのモットーだ。」
彼らの作るアンチョビのブランド名は“ヴァチカン”。カトリックの総本山、ローマ法王のいるヴァチカン市国と同じ名前だ。ミケランジェロは、
「イタリアではサンピエトロ(聖ペテロ)が漁業の守護聖人なんだ。創業者の親父は最初サンピエトロってブランド名にしようと思ったんだけどな、親父は本当に敬虔なカトリック信者だから、サンピエトロの肖像と名前を使うのは恐れ多いって理由で、代わりにヴァチカン市国の中心のサンピエトロ広場の絵をラベルデザインにして、名前もヴァチカンにして売り出したのさ。」
と、ブランド名誕生秘話も教えてくれた。
“ヴァチカン”のアンチョビは特別だ。ただしょっぱいだけではなく、イワシの風味と旨味がしっかりと感じられ、口の中で広がる味わいが心地よい余韻となって残る。もしヴァチカン市国のサンピエトロ広場が描かれたラベルを見つけたら是非一度試してみてほしい。きっと味わいの違いに驚いていただけることだろう。
モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼バリストレーリ・ジローラモ社ページはこちら↓↓▼
http://www.montebussan.co.jp/foods/girolamo.html
生産の中心地はシチリア島。実際にシチリアの海岸には今でも多くの漁港が残り、カタクチイワシ漁から戻る漁師たちの姿が見られる。州都パレルモから車で東に30分走った漁港アスプラもそのひとつだ。
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この日アスプラの漁港で我々を迎えてくれたのは、“ヴァチカン”というブランド名のアンチョビフィレを生産するバリストレーリ社のミケランジェロさん。シチリア訛りで我々を歓迎してくれた。
「アスプラへようこそ!小さいけれど美しい漁港だろ?親父も爺さんもここで漁師をしていたんだ。シチリアの伝統が今でも息づいている場所だよ。」
アンチョビの製造には時間がかかる。ミケランジェロさんが工場で流れを説明してくれた。
「カタクチイワシ漁があるのは4月~9月だ。この時期のカタクチイワシが、身が締まっていて最も品質が良いからな。漁獲されたカタクチイワシはすぐ頭と内臓を取り除き、塩漬けにする。やはり美味しいアンチョビになるには鮮度が命だ。我々アンチョビ生産者の間での言い回しで『塩は奇跡を生まず』って言ってな、鮮度を失ったアンチョビをどれだけ塩漬けしたって良い風味は生まれないってことだ。」
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塩漬けにしたら1年ほどそのまま熟成させる。この間に鮮度の良いアンチョビはしっかりとした風味と深みのある味わい、塩味の中に甘みも感じさせるような味に変わっていく。
「1年間の塩漬け工程が終わったら、アンチョビを取り出して洗い、身を開いて骨をとってフィレにしていくんだ。見てみろどうだ、素晴らしく綺麗な色だろ!」
ミケランジェロさんはなかば興奮気味にアンチョビのフィレを見せてくれる。確かに1年熟成したとは思えない、鮮度を保った美しい色をしている。
「鮮度を保つのは本当に重要だ。アンチョビは空気に触れるとすぐに風味を失っていってしまう。だからこうやって骨を綺麗にとってフィレにしたら、すぐにオイル漬けにして、またアンチョビの風味を閉じ込めるんだ。」
ミケランジェロさんは自分のアンチョビに誇りを持っている。日本にも国産の塩漬けアンチョビがあるのを知っているが、彼に言わせると別物らしい。
「いいか、日本で取れるカタクチイワシとシチリアやスペインで取れるカタクチイワシは、種が違うんだ。学名で区別されている。シチリアとスペイン北部だけで取れるカタクチイワシの種は特別で、特に身が大きく、筋肉質。もちろん熟成により長く時間がかかるが、ただしょっぱいだけじゃない風味豊かなアンチョビになるんだ。」
「さらに同じシチリア・スペインで獲られるカタクチイワシも、身の大きさでランクが分かれている。ウチは一番下のランクは絶対に買わないんだ。高品質なアンチョビを作るのが、バリストレーリ社“ヴァチカン”アンチョビのモットーだ。」
彼らの作るアンチョビのブランド名は“ヴァチカン”。カトリックの総本山、ローマ法王のいるヴァチカン市国と同じ名前だ。ミケランジェロは、
「イタリアではサンピエトロ(聖ペテロ)が漁業の守護聖人なんだ。創業者の親父は最初サンピエトロってブランド名にしようと思ったんだけどな、親父は本当に敬虔なカトリック信者だから、サンピエトロの肖像と名前を使うのは恐れ多いって理由で、代わりにヴァチカン市国の中心のサンピエトロ広場の絵をラベルデザインにして、名前もヴァチカンにして売り出したのさ。」
と、ブランド名誕生秘話も教えてくれた。
“ヴァチカン”のアンチョビは特別だ。ただしょっぱいだけではなく、イワシの風味と旨味がしっかりと感じられ、口の中で広がる味わいが心地よい余韻となって残る。もしヴァチカン市国のサンピエトロ広場が描かれたラベルを見つけたら是非一度試してみてほしい。きっと味わいの違いに驚いていただけることだろう。
http://www.montebussan.co.jp/
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http://www.montebussan.co.jp/foods/girolamo.html
マルケ特集
魅惑のマルケ
3月後半~4月前半、まだシッビリーニ山脈の頂にはしっかりと雪が残っていたが、パスクアを迎え、日を追うごとに春が近くなってくるのを感じながら、魅惑のマルケを訪ねた。初めてマルケを訪れたのが確か2000年だった。特にイタリアを行き尽くして辿りついた場所でもなく、旅行博で知った情報に興味を持ち、へそ曲がりで、人と同じことを好まない僕は、メジャーな都市よりも裏イタリアのマルケに行きたい衝動に駆られたのだ。
ウルビーノ、マチェラータ、アンコーナ他、海岸線の小さな村などを回った。ウルビーノももちろんよかったが、特にその時に印象的だったのは、マチェラータだった。旧市街に面してあるスフェリステリオ競技場は、夏はオペラ劇場として盛大なイベントが行われると知った。季節は冬で閉鎖中だったのだけれど、インフォメーションの女性が親切で、特別に開けて中を案内してくれた。ベローナにも行ったことのない僕は、誰もいない大きな古代競技場がオペラ劇場に変身するのを想像してゾクゾクしたのを覚えている。そこから城門をくぐり、城壁で囲まれた小さな旧市街は、すぐに歴史的空間に誘ってくれた。そこにオペラ歌手も訪れる1952年から続く「ダ・セコンド」という名店があり、着任したばかりの女性美人シェフが笑顔で対応してくれ、初めて食べたオリーヴェ・アスコラーナや、ヴィンチスグラッシが印象的だった。女性がらみの思い出は廃れない。
それからしばらく経った2005年、以前勤めていた出版社からマルケとアブルッツォの特集を組んだ旅行情報のムックを企画、出版した。その白地の表紙には、「イタリア好き、次はアドリア海へ」という、なんとも無謀かつ大胆なキャッチコピーを掲げていたから、それだけ魅力を感じていたのだろう。が、しかし残念ながらこのムックはほとんど売れなかった。でも既にこの時〝イタリア好き〟という単語は世に出ていたのだ。
あれからもう幾度となくマルケを訪れている。そこには、海も、山も、そして歴史的建造物や街、職人、食と、観光のフックになる素材は数多く揃っているのに、今ひとつメジャーにならない。だけどマルケは、裏切ることなく、いつもその魅力を存分に見せつけてくれる。特に今回は、ディープマルケにばかり連れ回してくれたコーディネイターの林さんのお陰で、さらに違ったマルケを体験できたし、素晴らしい人々に会うこともできた。そして、いい意味でマイナーイタリアは、メジャーイタリアとは違うステージで戦い、挑戦していることを知ったのだった。そんなマルキジャーニの挑戦と魅惑するマルケを存分に感じてもらい、次は裏イタリア、ディープマルケにアンディアーモ!
編集発行人 マッシモ松本
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イタリア好き、郷土料理を楽しもう! マルケ州
\イタリア郷土料理を巡る食事会 第2回/
前号より再び始まった郷土料理を巡る食事会、2回目はVol.33のテーマになったマルケ州。取材した地、そこで食べた料理をベースに、マルケ州での修行経験もあり、イタリアをこよなく愛する料理人、小池教之シェフのこだわりの詰まった料理でお楽しみいただきます。
小池教之シェフ、広尾の「インカント」から独立し、伝統の食文化をクラシックカーやアンティーク家具のように「護り」、「磨き」、「そして未来へ」をコンセプトに、時代を超えた価値観を表現し、作り上げていくことを目標として、今年3月、四谷に「Osteria dello Scudo」(オステリア・デッロ・スクード)を開業しました。店名には、“scudo”(盾)文字通りイタリアの伝統を“護る”ことを象徴に掲げ、イタリア全土を巡った経験を踏まえ、季節、地域の独自性をテーマに、じっくり、ゆっくりとイタリアを旅する気分にさせてくれる料理で小池ワールドを展開しています。

■日時: 2018年6月2日(土) 19:00~(18:30受付開始)
■会場: Osteria dello Scudo(オステリア・デッロ・スクード)
東京都新宿区若葉1−1−19 Shuwa House 014 1F
http://osteriadelloscudo.net/
■会費: <会員> 12,000円(税別)/<非会員> 14,000円(税別)
*ドリンクなどすべて込み!
(イタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員+1名まで有効)
■形式: 着席式
■定員: 17名
当日のお料理は、本誌掲載の料理(これは本誌発行後のお楽しみに!)のほか、「オリーヴェアスコラーナとフリットミスト(カスタードクリームのフリット含む)」や、「ヴィンチスグラッシ(マルケ風ラザーニャ)」、ウサギ料理などマルケ州らしい料理を提供します。そしてマルケのワインと言えば、ヴェルディキオとロッソ・ピチェーノ、皆様の参加をお待ちしています。
《お申込み方法》
先着順、お申込み受付中です
*参加条件はイタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員様とそのお連れ様1名のみとさせていただきます。
*銀行振込をご希望の方は6/1までにお願いいたします。
*今からのキャンセルはお受けできません。
※ズッキーニクラブ、ズッキーニパートナーズ会員の方は、ログインすると会員価格でご購入いただけます(未ログインでは、非会員価格でカートに価格が表示されます)。
※追加1名様お申し込みがありましたので、参加受付を終了させていただきます。皆様のご応募ありがとうございます。
前号より再び始まった郷土料理を巡る食事会、2回目はVol.33のテーマになったマルケ州。取材した地、そこで食べた料理をベースに、マルケ州での修行経験もあり、イタリアをこよなく愛する料理人、小池教之シェフのこだわりの詰まった料理でお楽しみいただきます。
小池教之シェフ、広尾の「インカント」から独立し、伝統の食文化をクラシックカーやアンティーク家具のように「護り」、「磨き」、「そして未来へ」をコンセプトに、時代を超えた価値観を表現し、作り上げていくことを目標として、今年3月、四谷に「Osteria dello Scudo」(オステリア・デッロ・スクード)を開業しました。店名には、“scudo”(盾)文字通りイタリアの伝統を“護る”ことを象徴に掲げ、イタリア全土を巡った経験を踏まえ、季節、地域の独自性をテーマに、じっくり、ゆっくりとイタリアを旅する気分にさせてくれる料理で小池ワールドを展開しています。◆+◆+開催概要+◆+◆

東京都新宿区若葉1−1−19 Shuwa House 014 1F
http://osteriadelloscudo.net/
*ドリンクなどすべて込み!
(イタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員+1名まで有効)
◆+◆+当日予定しているお料理+◆+◆
当日のお料理は、本誌掲載の料理(これは本誌発行後のお楽しみに!)のほか、「オリーヴェアスコラーナとフリットミスト(カスタードクリームのフリット含む)」や、「ヴィンチスグラッシ(マルケ風ラザーニャ)」、ウサギ料理などマルケ州らしい料理を提供します。そしてマルケのワインと言えば、ヴェルディキオとロッソ・ピチェーノ、皆様の参加をお待ちしています。*参加条件はイタリアズッキーニクラブ・ズッキーニパートナーズ会員様とそのお連れ様1名のみとさせていただきます。
*銀行振込をご希望の方は6/1までにお願いいたします。
*今からのキャンセルはお受けできません。
※ズッキーニクラブ、ズッキーニパートナーズ会員の方は、ログインすると会員価格でご購入いただけます(未ログインでは、非会員価格でカートに価格が表示されます)。
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【vol.89|マンマのレシピ】パスティッチョ・ディ・アスパラジ・ビアンキ・ディ・バッサーノ
【ヴェネト州】春先の季節限定のデリケートでやさしい味わい
































































































