イタリア好き委員会 のすべての投稿
【vol.169|マンマのレシピ】スモークサーモンのチーズケーキ
【ウンブリア州】見た目が華やかなアンティパスト
さあ、パスタ食べよう!
Dai, Mangiamo la pasta!
▼デジタル版はこちらamazon.co.jp /fujisan.co.jp
かれこれ46冊目になる本誌。取材も数を重ねてきたので、各地でいろいろなパスタを食べてきた。そんな各地の「らしさ」を感じるパスタの特集だ。
代々引き継がれてきた麺打ち台を使って、見事な手さばきで作られるマンマのパスタや、その土地ならではの伝統的なパスタ、旬の食材を使ったパスタなどさまざまなパスタがイタリア各地にはあり、もしかして僕たち日本人は、現地のイタリア人よりも詳しく、おいしく、それらを日本で口にしているのではないだろうか。
イタリア好きはパスタ好き、さあ、パスタ食べよう!
「らしさ」を感じる郷土パスタ
人々の暮らしの中から知恵を絞って生まれたさまざまな形状のパスタと、その土地ならではの食材を掛け合わせ、イタリアのパスタ料理はバリエーション豊かに育ち、「らしさ」の光る郷土の味として受け継がれてきた。そんな数々の郷土食あふれるパスタたち。パスタ文化が花咲く街の伝統と挑戦
そして、アモーレ
小麦の一大産地でもあり、数多の卵入りパスタが伝統として残るエミリア地方モデナ。その伝統を守りながらも、新しい挑戦をする親子。
そこにはマンマたちが残してきた技と家族への愛が脈々と引き継がれてきた。
Dai,facciamo la pasta
●マンマのレシピ シチリア州パレルモ 旬を追いかけて! 仲よし夫婦の畑から
●イタリア好き通信 地方のパスタ編(カンパーニア、ラツィオ、ヴェネト)
【連載】
イタリアのほんの小さな出来事 長本和子 ――ピアチェンツァのパスタ池田匡克のイタリア美食日記 ――イタリアのレストランは次々にリスタート
イタリアワインソムリエ矢野航の 今日は何をオススメしましょうか? ――ワインと土と都市伝説
イタリア散歩 篠利幸 ――今日もパスタ、明日もパスタ!
など
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『イタリア好き』バックナンバーは単品でご購入いただけます。
*バックナンバー 1冊550円(税込)
【vol.168|マンマのレシピ】パンテッレリーア風ペスト
【シチリア州】パンテッレリーアでは欠かせない調味料
【vol.167|マンマのレシピ】ムール貝のペパータ/トマトソース和え
【ヴェネト州】前菜にもセコンドにもなる一品
【vol.166|マンマのレシピ】マルガのニョッキ
【ヴェネト州】フィオレッタやバターたっぷりの酪農家ニョッキ
サルデーニャの海の宝物 ボッタルガ Presented by モンテ物産
サルデーニャ島は、地中海にある2番目に大きな島(最大はシチリア島)。このサルデーニャ島の伝統的な食材「ボッタルガ・ディ・ムッジネ」をご存じだろうか?
ボッタルガとは、マグロやボラの卵巣を塩漬けし、乾燥させたカラスミのことを指す。その中でボラ(ムッジネ)の卵巣からつくられるものは「ボッタルガ・ディ・ムッジネ」と呼ばれ、そのままスライスして生野菜と合わせたり、オイルベースでスパゲッティと合わせたりすることが多い。特にサルデーニャ産のボッタルガ・ディ・ムッジネは、イタリアでも高級食材として珍重されている。
さて、6月初旬、イタリアではワクチン接種が急速に進み、イタリア全体に夏のバカンス前の解放感が漂い始めた頃、サルデーニャ島南部にある州都カリアリ近郊のボッタルガメーカーを訪問することができた。
サルデーニャでは3000年以上にわたりボッタルガがつくられてきたが、その伝統にこだわりながら、常に改良を試みる職人が集うメーカー「ス・ティアーヌ・サルドゥ」をご紹介します。
出迎えてくれたのは、創業社長のサルバトーレさんと輸出担当のアンブロージョさん。
工場内は、原料となるボラの卵巣の塩漬けから乾燥工程までを手作業で行う作業部屋と、ラベリング・真空パックを行う部屋に分かれており、とてもコンパクトだ。
立派な卵巣を、作業員が丁寧に塩漬けしている様子が見えた。
「平均的な卵巣のサイズは、大体170~230g。塩漬けと乾燥により3割程かさが減るから、最終的には130~160gになるよ。サルデーニャの高級リゾート地コスタ・ズメラルダの5つ星ホテルなんかは、特大サイズを欲しがるから、最終製品で250g以上のものも製造するんだ。」
サルデーニャの天然海塩を使った塩漬けの時間は、60分から80分と意外と短い。
「1990年代に入るまでは真空パックの技術がなく、塩をたくさん振ってボッタルガの表面に塩の壁を作り、酸化を防いでいた。色も黒っぽかったね。今は技術が進み、我が社は塩の量を少なくして、パッキングにもこだわっているから、色は輝く黄金色さ。」
この塩漬け加減を見極めるのは職人技だ。サルデーニャのカリアリ塩田から作られる天然海塩の使用もあいまって、ス・ティアーヌ・サルドゥのボッタルガは、味に丸みがあり、魚卵の風味がよく出ている。
塩漬けが終わると、なんとサルデーニャの海水で塩を洗い流すという。
「実は1か月前からサルデーニャの海水を導入して、生の卵巣の洗浄や塩漬け後の塩を洗い流すのに使用していてね。海水と言ってもミクロフィルタリングして殺菌している安全な海水製品なんだ。」
試しに瓶に入った、その海水製品を飲ませてもらったが、かなりしょっぱいと感じた。それもそのはず、この海水は飲料用ではなく料理に使うものだという。味に影響はないのか尋ねてみた。
「塩漬け後の卵巣は、すでに十分に塩が入っているので、塩分濃度がより高い海水で洗い流しても(味には)特に影響がないんだ。真水で洗い流すよりも、乾燥工程中の酸化防止効果が高いんだよ。」
海水で塩を洗った後は、成型工程に入る。作業員が一腹ずつ、二つに分かれた卵巣を平行に並べ、高さを均一にする。全体が大体2~3㎝の高さになるように形を整え、上にガラス板を載せ、その上にまた卵巣を重ねる。この作業を繰り返し、ガラス板と卵巣の重さで適度にプレスし、余分な水分を排出させる。
その後は乾燥室で7~10日間かけじっくり乾燥させ、包装したら、「ボッタルガ・ディ・ムッジネ」が完成する。
工場見学が終わった後、地元のトラットリアに連れて行ってくれた。
用意してくれたのは、自慢のボッタルガ料理。
ボッタルガにセロリとトマトとを合わせ、オリーブオイルをかけたシンプルなサラダ。
分厚くカットしたボッタルガの濃厚な旨味と、新鮮なトマトとセロリが調和して、冷えたフレッシュな白ワインをぐっと飲みたくなる味だ。
冬はセロリの替わりに、くし形に切った生のカルチョ―フィとあわせるらしい。
また、面白かったのは牡蠣にパン粉とパウダー状のボッタルガをたっぷり振りかけたオーブン焼き。
オーブンで焼くことで、牡蠣の風味が凝縮し、そこにボッタルガが加わり、美味しさがさらに倍増。こちらは少し厚みのある白ワインを合わせたい。
最後は、何といってもボッタルガのスパゲッティ。ボンゴレも入った特盛りだ。
大皿に盛られたボッタルガのスパゲッティを満足気に手に持つ2人。
2人ともびっくりするほどよく食べるし、笑顔が絶えない。その姿はとても微笑ましく、美味しいボッタルガ料理をもりもり食べることで、自身の仕事に誇りを感じられるのだろうと想像した。
日本人も大好きなボッタルガ。
サルデーニャの宝物と呼ぶにふさわしい、その味わいをご賞味あれ!
モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
★ボッタルガはこちら↓↓▼
https://www.montebussan.co.jp/foods/detail.html?ch_shohin_cd=005382
▼関連商品はこちら↓↓▼
https://www.montebussan.co.jp/foods/detail.html?ch_shohin_cd=017382
ボッタルガとは、マグロやボラの卵巣を塩漬けし、乾燥させたカラスミのことを指す。その中でボラ(ムッジネ)の卵巣からつくられるものは「ボッタルガ・ディ・ムッジネ」と呼ばれ、そのままスライスして生野菜と合わせたり、オイルベースでスパゲッティと合わせたりすることが多い。特にサルデーニャ産のボッタルガ・ディ・ムッジネは、イタリアでも高級食材として珍重されている。
さて、6月初旬、イタリアではワクチン接種が急速に進み、イタリア全体に夏のバカンス前の解放感が漂い始めた頃、サルデーニャ島南部にある州都カリアリ近郊のボッタルガメーカーを訪問することができた。
サルデーニャでは3000年以上にわたりボッタルガがつくられてきたが、その伝統にこだわりながら、常に改良を試みる職人が集うメーカー「ス・ティアーヌ・サルドゥ」をご紹介します。
出迎えてくれたのは、創業社長のサルバトーレさんと輸出担当のアンブロージョさん。
工場内は、原料となるボラの卵巣の塩漬けから乾燥工程までを手作業で行う作業部屋と、ラベリング・真空パックを行う部屋に分かれており、とてもコンパクトだ。
立派な卵巣を、作業員が丁寧に塩漬けしている様子が見えた。
「平均的な卵巣のサイズは、大体170~230g。塩漬けと乾燥により3割程かさが減るから、最終的には130~160gになるよ。サルデーニャの高級リゾート地コスタ・ズメラルダの5つ星ホテルなんかは、特大サイズを欲しがるから、最終製品で250g以上のものも製造するんだ。」
「1990年代に入るまでは真空パックの技術がなく、塩をたくさん振ってボッタルガの表面に塩の壁を作り、酸化を防いでいた。色も黒っぽかったね。今は技術が進み、我が社は塩の量を少なくして、パッキングにもこだわっているから、色は輝く黄金色さ。」
この塩漬け加減を見極めるのは職人技だ。サルデーニャのカリアリ塩田から作られる天然海塩の使用もあいまって、ス・ティアーヌ・サルドゥのボッタルガは、味に丸みがあり、魚卵の風味がよく出ている。
塩漬けが終わると、なんとサルデーニャの海水で塩を洗い流すという。
「実は1か月前からサルデーニャの海水を導入して、生の卵巣の洗浄や塩漬け後の塩を洗い流すのに使用していてね。海水と言ってもミクロフィルタリングして殺菌している安全な海水製品なんだ。」
試しに瓶に入った、その海水製品を飲ませてもらったが、かなりしょっぱいと感じた。それもそのはず、この海水は飲料用ではなく料理に使うものだという。味に影響はないのか尋ねてみた。
「塩漬け後の卵巣は、すでに十分に塩が入っているので、塩分濃度がより高い海水で洗い流しても(味には)特に影響がないんだ。真水で洗い流すよりも、乾燥工程中の酸化防止効果が高いんだよ。」
その後は乾燥室で7~10日間かけじっくり乾燥させ、包装したら、「ボッタルガ・ディ・ムッジネ」が完成する。
用意してくれたのは、自慢のボッタルガ料理。
分厚くカットしたボッタルガの濃厚な旨味と、新鮮なトマトとセロリが調和して、冷えたフレッシュな白ワインをぐっと飲みたくなる味だ。
冬はセロリの替わりに、くし形に切った生のカルチョ―フィとあわせるらしい。
また、面白かったのは牡蠣にパン粉とパウダー状のボッタルガをたっぷり振りかけたオーブン焼き。
オーブンで焼くことで、牡蠣の風味が凝縮し、そこにボッタルガが加わり、美味しさがさらに倍増。こちらは少し厚みのある白ワインを合わせたい。
最後は、何といってもボッタルガのスパゲッティ。ボンゴレも入った特盛りだ。
大皿に盛られたボッタルガのスパゲッティを満足気に手に持つ2人。
2人ともびっくりするほどよく食べるし、笑顔が絶えない。その姿はとても微笑ましく、美味しいボッタルガ料理をもりもり食べることで、自身の仕事に誇りを感じられるのだろうと想像した。
日本人も大好きなボッタルガ。
サルデーニャの宝物と呼ぶにふさわしい、その味わいをご賞味あれ!
http://www.montebussan.co.jp/
★ボッタルガはこちら↓↓▼
https://www.montebussan.co.jp/foods/detail.html?ch_shohin_cd=005382
▼関連商品はこちら↓↓▼
https://www.montebussan.co.jp/foods/detail.html?ch_shohin_cd=017382
“イタリアワイン好き” アブルッツオ ・スペチャーレ マシャレッリ
モンテプルチアーノでアブルッツィワインの歴史を変えたマシャレッリが造り出す、世界レベルの豪華ワインセットをご紹介します。
南イタリア好き55年、私事Nino、実はナポリ好き。
ナポリが世界一おしゃれな街、ナポリ料理がイタリア一おいしい、そして何よりもナポリ王国の歴史と人に魅了されています。
ナポリ王国の一番はずれにあるのがアブルッツォ、旧ナポリ王国の中でもいちばんナポリ的で時間にも約束にもルーズ。その典型だったのが今は亡きジャンニ・マシャレッリ。パナマ帽が似合う人でした。日本の「samurai」になりたいとよく話していました。
ペンを取った今日のような7月の暑い日、ジャンニ・マシャレッリが亡くなったというメールを受け取りました。
一緒に仕事をしていた高橋光太郎の顔が僕に訴えているようでした。それを察して、「今ローマに発つよ」と言って成田に向かいました。
『イタリア好き』でもお馴染みのアブルッツォのレストラン「ヴィラ・マイエッラ」のペッピーノがローマ空港まで迎えに来てくれていました。葬儀が終わり、夕暮れになってお清めの食事も「ヴィラ・マイエッラ」でした。
滞りなく葬儀が終わった時、ジャンニと日本でのイベント(大阪リーガロイヤルホテル、京都イル・ギオットーネ)の約束が入っていることが気になりました。どうしたらいいだろうと心配していたら、亡きジャンニの愛妻マリナが僕の顔を覗き込んで「心配しないで私が日本に行くから」と慰めてくれました。
ご参考までにその時の案内をご覧ください。
『地球の歩き方』が紹介し忘れた唯ひとつの州アブルッツォで、マリナがきりもりするワイナリー「マシャレッリ」のワインを是非お試しください。
nino mori (odex代表)
Villa Gemma Montepulciano d’Abruzzo DOC(ヴィッラ・ジェンマ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォDOC)
ブドウ品種:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ100%
長い歳月の中で驚く進化を遂げた、力強くエレガントで、素晴らしい表現力と並外れた熟成力を持つ、豊かな芳香が溢れるマシャレッリのフラッグシップワインです。
ソフトプレスした後に温度管理されたステンレスタンクで発酵し、18〜24ヶ月間バリック熟成。12ヶ月間瓶内熟成。年間生産量18,820本。ファーストヴィンテージは1984年。アルコール 13%
ブドウ品種:カベルネソーヴィニヨン
ブラックカラントとブルーベリーの香りの、フルボディの柔らかく芳醇なワインで、滑らかなタンニンと風味高い口当たりが特徴です。標高約250mと400m、砂利の混じった砂質土壌、東向きの畑。30℃以下に温度管理されたステンレスタンクで15〜20日間発酵、マセラシオン20〜30日間後、マロラクティック発酵。36ヶ月間熟成(うち18〜24ヶ月は新樽フレンチバリックで熟成)。
年間生産量6,700本。ファーストヴィンテージは1990年。アルコール 14.5%
ブドウ品種:メルロー100%
マシャレッリの製品ラインアップの中でも、高品質で宝石のようなワインです。力強いボディの上品でエレガントな深い味わい、野性の赤い果実、トマトの葉、香辛料、甘草、皮革という、典型的なワインの芳香を放ちます。
海抜約250m、白亜質土壌、東向きの畑、平均樹齢約20年。9月末に収穫。36℃に温度管理されたステンレスタンクで15〜20日間発酵、マセラシオン20〜30日間後、マロラクティック発酵。12ヶ月間新樽フレンチバリックで熟成、24ヶ月瓶内熟成。
年間生産量8,000本。ファーストヴィンテージは2006年。アルコール 14%
ブドウ品種:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ100%
マリナ ツヴェティッチ リゼルヴァは、55ヶ国で販売されているベストセラーワイン。上品で滑らかなタンニンと香り豊かなテクスチャーが特徴で、複雑味があり、フレッシュでバランスの取れたワインです。奥深く、調和の取れた、類稀な清らかさのあるワインで、年を重ねるにつれて感性が豊かになります。
標高200〜400m。10月終わりに収穫。28〜30℃に温度管理されたステンレスタンクで15〜20日間発酵、20〜30日間マセラシオン。12〜18ヶ月間新樽バリックで熟成。
年間生産量400,000本。ファーストヴィンテージは1997年。アルコール 14.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%
レモンカード、スパイス、ジャスミン、グアバの皮、バニラ、クローブの香りが鼻をくすぐります。バターのような豊かな風味が口の中に広がり、フレッシュなトロピカルフルーツのようなテクスチャーを感じます。上質な酸味が長い余韻を残します。
海抜約390m、泥と石灰質土壌、南東向きの畑、平均樹齢20年。9月10〜15日に収穫。18〜20℃に温度管理された木樽で15〜30日間発酵、マロラクティック発酵。23ヶ月間新樽バリックで熟成。
年間生産量19,000本。ファーストヴィンテージは1991年。アルコール 14.5%
ブドウ品種:トレビアーノ・ダブルッツォ 100%
低温果皮浸漬でポリフェノールを最大限に抽出した後、ステンレス鋼で発酵し、精製して、最低12ヶ月間瓶内で熟成させます。果実、ライム、乾燥リンゴ、パパイヤなど果実の香りフルボディ、軽い酸味、豊富なミネラル、長い余韻を感じられます。
海抜380m。10月前半に収穫。温度管理されたステンレスタンクで発酵、24ヶ月間瓶内熟成。
年間生産量12,000本。ファーストヴィンテージは2004年。アルコール 14.5%
アブルッツォ・スペチャーレMASCIARELLI 6本セット
●Villa Gemma Montepulciano d’Abruzzo DOC
●Marina Cvetic Cabernet Sauvignon IGT
●Marina Cvetic Montepulciano d’Abruzzo DOC
●Marina Cvetic Merlot IGT
●Marina Cvetic Chardonnay IGT
●Castello di Semivicoli Trebbiano d’Abruzzo
アブルッツォ・スペチャーレMASCIARELLI 6本セットはこちらから
https://odexjapan.co.jp/ouchiwineset/abruzzo-speziale-masciarelli/
▼その他のワインセットはこちら▼
◎大好評ninoのイタリアベストワイン6本セット
[泡(白)1本、白2本、赤3本のセット]
◎ドンアントニーノのシシリー南伊ベストワイン6本セット
[白3本、赤3本]
▶https://italiazuki.com/?p=43079
ナポリが世界一おしゃれな街、ナポリ料理がイタリア一おいしい、そして何よりもナポリ王国の歴史と人に魅了されています。
ナポリ王国の一番はずれにあるのがアブルッツォ、旧ナポリ王国の中でもいちばんナポリ的で時間にも約束にもルーズ。その典型だったのが今は亡きジャンニ・マシャレッリ。パナマ帽が似合う人でした。日本の「samurai」になりたいとよく話していました。
ペンを取った今日のような7月の暑い日、ジャンニ・マシャレッリが亡くなったというメールを受け取りました。
一緒に仕事をしていた高橋光太郎の顔が僕に訴えているようでした。それを察して、「今ローマに発つよ」と言って成田に向かいました。
『イタリア好き』でもお馴染みのアブルッツォのレストラン「ヴィラ・マイエッラ」のペッピーノがローマ空港まで迎えに来てくれていました。葬儀が終わり、夕暮れになってお清めの食事も「ヴィラ・マイエッラ」でした。
滞りなく葬儀が終わった時、ジャンニと日本でのイベント(大阪リーガロイヤルホテル、京都イル・ギオットーネ)の約束が入っていることが気になりました。どうしたらいいだろうと心配していたら、亡きジャンニの愛妻マリナが僕の顔を覗き込んで「心配しないで私が日本に行くから」と慰めてくれました。
ご参考までにその時の案内をご覧ください。
『地球の歩き方』が紹介し忘れた唯ひとつの州アブルッツォで、マリナがきりもりするワイナリー「マシャレッリ」のワインを是非お試しください。
nino mori (odex代表)
《アブルッツォ・スペチャーレMASCIARELLI 6本セットのご紹介》
Villa Gemma Montepulciano d’Abruzzo DOC(ヴィッラ・ジェンマ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォDOC)
(赤)
ブドウ品種:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ100%
長い歳月の中で驚く進化を遂げた、力強くエレガントで、素晴らしい表現力と並外れた熟成力を持つ、豊かな芳香が溢れるマシャレッリのフラッグシップワインです。
ソフトプレスした後に温度管理されたステンレスタンクで発酵し、18〜24ヶ月間バリック熟成。12ヶ月間瓶内熟成。年間生産量18,820本。ファーストヴィンテージは1984年。アルコール 13%
Marina Cvetic Cabernet Sauvignon IGT(マリナ・ツヴェティッチ・カベルネソーヴィニヨンIGT)(赤)
ブドウ品種:カベルネソーヴィニヨン
ブラックカラントとブルーベリーの香りの、フルボディの柔らかく芳醇なワインで、滑らかなタンニンと風味高い口当たりが特徴です。標高約250mと400m、砂利の混じった砂質土壌、東向きの畑。30℃以下に温度管理されたステンレスタンクで15〜20日間発酵、マセラシオン20〜30日間後、マロラクティック発酵。36ヶ月間熟成(うち18〜24ヶ月は新樽フレンチバリックで熟成)。
年間生産量6,700本。ファーストヴィンテージは1990年。アルコール 14.5%
Marina Cvetic Merlot IGT(マリナ・ツヴェティッチ・メルローIGT)(赤)
ブドウ品種:メルロー100%
マシャレッリの製品ラインアップの中でも、高品質で宝石のようなワインです。力強いボディの上品でエレガントな深い味わい、野性の赤い果実、トマトの葉、香辛料、甘草、皮革という、典型的なワインの芳香を放ちます。
海抜約250m、白亜質土壌、東向きの畑、平均樹齢約20年。9月末に収穫。36℃に温度管理されたステンレスタンクで15〜20日間発酵、マセラシオン20〜30日間後、マロラクティック発酵。12ヶ月間新樽フレンチバリックで熟成、24ヶ月瓶内熟成。
年間生産量8,000本。ファーストヴィンテージは2006年。アルコール 14%
Marina Cvetic Montepulciano d’Abruzzo DOC(マリナ・ツヴェティッチ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ)(赤)
ブドウ品種:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ100%
マリナ ツヴェティッチ リゼルヴァは、55ヶ国で販売されているベストセラーワイン。上品で滑らかなタンニンと香り豊かなテクスチャーが特徴で、複雑味があり、フレッシュでバランスの取れたワインです。奥深く、調和の取れた、類稀な清らかさのあるワインで、年を重ねるにつれて感性が豊かになります。
標高200〜400m。10月終わりに収穫。28〜30℃に温度管理されたステンレスタンクで15〜20日間発酵、20〜30日間マセラシオン。12〜18ヶ月間新樽バリックで熟成。
年間生産量400,000本。ファーストヴィンテージは1997年。アルコール 14.5%
Marina Cvetic Chardonnay IGT(マリナ・ツヴェティッチ・シャルドネIGT)(白)
ブドウ品種:シャルドネ100%
レモンカード、スパイス、ジャスミン、グアバの皮、バニラ、クローブの香りが鼻をくすぐります。バターのような豊かな風味が口の中に広がり、フレッシュなトロピカルフルーツのようなテクスチャーを感じます。上質な酸味が長い余韻を残します。
海抜約390m、泥と石灰質土壌、南東向きの畑、平均樹齢20年。9月10〜15日に収穫。18〜20℃に温度管理された木樽で15〜30日間発酵、マロラクティック発酵。23ヶ月間新樽バリックで熟成。
年間生産量19,000本。ファーストヴィンテージは1991年。アルコール 14.5%
Castello di Semivicoli Trebbiano d’Abruzzo(カステッロ・ディ・セミヴィコリ・トレビアーノ・ダブルッツォ)(白)
ブドウ品種:トレビアーノ・ダブルッツォ 100%
低温果皮浸漬でポリフェノールを最大限に抽出した後、ステンレス鋼で発酵し、精製して、最低12ヶ月間瓶内で熟成させます。果実、ライム、乾燥リンゴ、パパイヤなど果実の香りフルボディ、軽い酸味、豊富なミネラル、長い余韻を感じられます。
海抜380m。10月前半に収穫。温度管理されたステンレスタンクで発酵、24ヶ月間瓶内熟成。
年間生産量12,000本。ファーストヴィンテージは2004年。アルコール 14.5%
●Villa Gemma Montepulciano d’Abruzzo DOC
●Marina Cvetic Cabernet Sauvignon IGT
●Marina Cvetic Montepulciano d’Abruzzo DOC
●Marina Cvetic Merlot IGT
●Marina Cvetic Chardonnay IGT
●Castello di Semivicoli Trebbiano d’Abruzzo
アブルッツォ・スペチャーレMASCIARELLI 6本セットはこちらから
https://odexjapan.co.jp/ouchiwineset/abruzzo-speziale-masciarelli/
飲もうよイタリアワイン
[泡(白)1本、白2本、赤3本のセット]
◎ドンアントニーノのシシリー南伊ベストワイン6本セット
[白3本、赤3本]
▶https://italiazuki.com/?p=43079
【vol.164|マンマのレシピ】フィレンツェ風リンゴケーキ
【トスカーナ州】レモンの風味がさわやかなやさしい味わい
【vol.163|マンマのレシピ】丸ごとスズキのクロスタ
【トスカーナ州】豪快な魚のパン包み焼き
【vol.162|マンマのレシピ】パルミジャーナ・ディ・メランザーネ
【プーリア州】ポピュラーな料理を家族好みの味付けに