【連載ページの再録】故・内藤和雄さんの連載「イタリアワインズキ」を読み解く vol.14・22・24・37

vol.47「最強! イタリアワイン」本誌企画の一つとして、イタリアワインのレジェンド、故・内藤和雄さん連載を読み解く企画。
本誌をお持ちでない方のためにも、連載ページを再録しました。

vol.14 バジリカータ特集に掲載
「アリアーニコの無いイタリアなんて…!!」
vol.22 パレルモを食べる特集に掲載
「魚介と赤ワイン」
vol.24「野菜食べようかプーリアで」特集に掲載
「プーリアワイン概論」
vol.37 ヴェネト特集に掲載
「ヴェローナ東のワイン産地」


■【本誌特集続編〈本誌見掲載分〉】故・内藤和雄さんの連載「イタリアワインズキ」を読み解<

『イタリア好き』Vol.47のp32~35のインタヴュー記事の続きとなる、本誌に収められなかったインタヴューの続編はこちら↓
>>https://italiazuki.com/?p=46727

《『イタリア好き』36セット限定 内藤和雄さんの「イタリアワインズキ」6本セット のご紹介》


内藤さんがコラム内で実名を出している生産者、もしくは銘柄、地域に限っており、生前に店で使用したもの、個人で所有していたもの、気に入っていたもの、から厳選して限定セットとして「ロッソ・ルビーノ」で販売することになりました。それぞれ内藤さんがこだわり、熱く書き残してくれたワインをぜひお楽しみください。
ワイン解説:坂田真一郎(「リストランテ・ラ・バリック・トウキョウ」オーナー・ソムリエ)

「魚介と赤ワイン」から Nerojbleo/Gulfi(ネロイブレオ グルフィ)(赤)

シチリア南部で栽培されるネッロ・ダーヴォラ。海の側の畑からの葡萄もブレンドされている。滑らかな口当たりと心地よい塩味と鉄分、上品でふくよかな果実味のバランスが素晴らしい。加熱した魚介料理とシチーリアのネッロ・ダーヴォラとの組み合わせの入門編に最適。

「ヴェローナ東のワイン産地」から Soave Classico/TESSARI(ソアーヴェ・クラッシコ テッサーリ)(白)

ソアーヴェ・クラッシコの模範と呼べる1本。鉱物的なミネラルとキレのある酸が味わいを引き締める。内藤さんのワイン授業でも登場していたワイン。

「ヴェローナ東のワイン産地」から Spumante Gran Cuv’ee/Fongaro(スプマンテ・グラン・キュヴェ  フォンガロ)(発泡)

この品種、気候風土ならではの心地よい硬さと上質な泡を楽しめる辛口スパークリングワイン。20年程前に日本に輸入された際に内藤さんが喜んでいた1本。

「アリアーニコの無いイタリアなんて…!!」から Camerlengo/Camerlengo(カメルレンゴ カメルレンゴ)(赤)

内藤さんが亡くなる直前まで普及に尽力していたアリアーニコ種。特にこのワインは内藤さんのすすめで日本に輸入が始まった思い入れのある1本。肉料理とはもちろん好相性ですが、内藤さんのおすすめ通り、加熱した野菜料理とも合わせてほしい。

「プーリアワイン概論」から Gioia del colle/Fatalone(ジョイア・デル・コッレ
ファタローネ(パスクアーレ・ペトレーラ))(赤)

本文中ですすめていた生産社の一つ。プリミティーヴォはジャムのように濃厚というイメージを持っている方に試していただきたいワイン。瑞々しい果実味と伸びやかな酸、上品な甘みを楽しめる。様々なプーリア料理と合わせやすい。

「プーリアワイン概論」から Salice salentino/Cosimo Taurino (サリーチェ・サレンティーノ コジモ・タウリーノ)(赤)

内藤さんが最も敬愛していたプーリアの生産者の一人。本文にも出てくるフラッグシップ「パトリリオーネ」は格別。今回はウニと合わせたというサリーチェ・サレンティーノを。
プリミティーヴォ同様、サリーチェ・サレンティーノも明確な個性があるため、敬遠する人もいますが、これを機にぜひ積極的に大地の恵みを受けたプーリアの赤ワインを。

《限定 内藤和雄さんの「イタリアワインズキ」6本セット》●Spumante Gran Cuv’ee/Fongaro(泡)2016
●Soave Classico/TESSARI(白)2018
●Camerlengo/Camerlengo(赤)2016
●Gioia del colle/Fatalone(赤)2019
●Salice salentino Riserva/Cosimo Taurino(赤)2011
●Nerojbleo/Gulfi(赤)2018
▼内藤和雄さんの「イタリアワインズキ」6本セットはこちらから 
https://rossorubino.jp/italia_winesuki