イタリア好き委員会 のすべての投稿

カンパーニア パリヌーロ Campania Palinuro

  カンパーニア州、サレルノ県。 美しく長い海岸線と、小高い山々が連なる景色が、心を和ませるチレント地方。 パリヌーロ岬はちょうどその中心あたりに位置している。 岬の灯台に向かう道。 灯台を背にして、左手側は、マリーナ・ディ・ピショッタ、アッチャローリ方面を望むと、 長く美しい、砂浜の海岸線が続きます。 右手側は、眼下すぐに、青い洞窟群が美しい岩場と、対照的な景色。
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神秘的な青さに、吸い込まれそうだ。 ちょっと岩場の先端におそるおそる立ってみた。 気持ちいい。   イタリア好き委員会 松本浩明 写真:萬田康文 『イタリア好きの好きなイタリア』 イースト・プレス刊 3月8日発売  

カンパーニア チレント Campania Cilento

カンパーニア州のサレルノ県のいちばん南側のあたりをチレント地方という。

下にはバジリカータ、カラブリア、山を越えればプーリアがすぐ近い。

この辺りのオリーヴオイルは品質がいいと評判だ。

それでも、過疎化が進み、それらを守ることに危機感があるという。

チレントオリーヴ組合は、約340軒の農家が登録していて、組合員でこの土地の産物を守り、

引き継ぐことに力を注いでいる。

その組合の会長を務める、エリオ・ダスコートさん。

数時間会って、インタヴューしただけだったが、

彼の人柄の良さは、組合員からの信頼をうみ、チレントのオリーヴが品質を保ったまま、

引き継がれていくことを感じさせてくれた。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリーナ・ディ・ピショッタという小さな港町で、漁師をしているヴィットリオ・ランバルドさん。
昔ながらの網を使った漁法で、イワシ漁をしている。

穴の小さな大きな網で、いっぺんに獲れば簡単だし、時間も短縮できる。

でも、これから育つ小さな魚まで獲ってしまっては、

どんどん魚が減ってしまうし、自分たち漁師も困る。

だから、今もこの辺りの漁師たちは、手間と時間を惜しまずに、

一定の大きなの網目の網を使った漁を続けている。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チレントにはこんなふたりのかっこいい男がいた。

 

イタリア好き委員会 松本浩明

写真:萬田康文

『イタリア好きの好きなイタリア』 イースト・プレスより 

3月8日発売

アブルッツォ スルモナ  Abrzzo Sulmona

アブルッツオ州は、東側をアドリア海に面し、 内陸に入れば、アペニン山脈の最高峰、グランサッソと、マイエッラを擁する。 この山々が織りなす美しい自然と環境の良さが、アブルッツォの最大の魅力だろう。 スルモナは、マイエッラの西側にある町で、目前に迫る山は、 まるで町を見守っているような存在だ。 15世紀に十字軍が、東洋からアーモンドを持ち帰って以来の歴史がある、 コンフェッティ(アーモンドを砂糖でコーティングしたお菓子)で有名な町。 その町にひっそりと昼食時のみ営業する名店がある。 「Ristorante Gino」 数年前に一度訪れた時の感動が忘れられず、今回、再び訪ねた。 マンマと婿嫁の3人で料理をつくり、息子ふたりがサービスを担当する。 家族のぬくもりと、郷土を愛を感じる確かな料理は、心を癒し、料理とはこういうものか、と、 感じさせられる。 カラッティという小麦粉と水だけでつくるパスタ。 スルモナ周辺の郷土の味。 アブルッツォでは最もポピュラーなパスタ、キタッラの細麺タイプ、キタッリーナ。 スカモルツァのグリル。たまりません。 お昼時のみの営業とあって、開店と同時にお客さんが絶えない。 オフホワイトで清潔に保たれた店内は、おだやかな空気の流れる最高の空間になっている。 アブルッツォに行く機会があれば、いや、ぜひ機会をつくって、 「Ristorante Gino」を訪れてほしい。 『イタリア好き』vol.11 アブルッツォ州特集にも詳しく紹介しています。   ★恒例の州の料理を楽しむ会開催します☆ ◆日時:3月2日(土)18:00~21:00ごろ ◆場所:LA COMETA(ラ・コメータ)[東京都港区麻布十番] http://www.cometa.jp/ ◆定員:23名 ◆会費:9,000円(税込み)*ワンドリンク付き
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◆食事形式:着席 ◆申込方法:受付開始  2月9日(土)/締め切り 2月18日(月) ※先着順にて受付させていただきます。 定員になりしだい終了とさせていただきます。 ◆申込み方法:info@italiazuki.com よりお申込ください。 ◆参加者へのご連絡:2月19日(火)までにご連絡をさせていただきます。 ◆申込内容:お名前(会員番号)、参加人数をお知らせください。 ◆参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズ会員とその家族、友人の方1名まで。   イタリア好き委員会 松本浩明 撮影:萬田康文        

ヴァッレ・ダオスタ クールマイユール Valle d’Aosta Courmayeur

取材に行ったのは、2012年3月。

雪もほとんど溶けて、山肌があらわになっていた。

クールマイユールは、豊かで、おしゃれな人々が、

冬のヴァカンスを楽しんでいた。

 



 


 



イタリア好き委員会 松本浩明

撮影:萬田康文

イタリア好きの好きなイタリア

リグーリア州 bianchetti(シラス)とbaccala mantecato(干しタラのペースト)

『イタリア好き』の創刊号はリグーリア州。

取材はまだ寒い2月の終わり。

春先のリグーリアでは、新しい発見がたくさんあった。

その中でも、西リグーリアの海側の町インぺリアで入った「A CUVEA」は、

季節の新鮮な魚介と、リグーリアの郷土料理を提供するトラットリア。

ここで食べたbianchetti(シラス)とbaccala mantecato(干しタラのペースト)は、

そのプレートの盛り付け方から、味まで、どれも僕の好みに一致した忘れられないものになった。



旬のものならでは。

生のシラスにたっぷりのオリーヴオイルと、バルサミコをかけて。



塩漬けにした干しタラをもどしてから、茹でたジャガイモといっしょにペーストに。

飾り気のない素朴な料理だが、とてもおいしい一皿。

セコンドとしても申し分なし。



春らしいプレート。

また行きたいな。

 

 

イタリア好き委員会 松本浩明

撮影:萬田康文
イタリア好きの好きなイタリア

 

『イタリア好き』Vol.12 ラツィオ州 取材を終えて~

ローマ松が夕日のなかでシルエットになるのを後にして、 我々の車がネットゥーノの街に着いたのはもう日も暮れたころだった。 九月初旬、日曜日の海辺の街。 小さな通りには老いも若きも、男も女もそれぞれにうかれている。 ラツィオ 人々は夏の余韻をたっぷりのこしたローマ近郊の海辺の街でバカンスの夜を存分に楽しんでいた。 子どもたちは俊敏なネズミのようにボールを蹴り、追いかけっこをして大きな声で走り回わる。 ころんだ女の子が泣き出す。 大人たちはベンチでビールやワインを片手に、切り売りのピッツァを齧りながのおしゃべりに忙しい。 人々の行き交い。 軽い喧噪。 オレンジ色の街灯。 夕飯を兼ねたレストランの取材(飛び込み)で「ルヴァラーラ」という店の外のテーブルに席をとる。 近くの海で穫れる魚介類を使ったシンプルな料理が美味しく、きりりと冷やされた白ワインが口にうれしい。 晩夏のイタリアでの正しいバカンス的夕食。 「ルヴァ・ラーラ(P22)」はイタリアらしく家族経営のこじんまりとした店だ。 料理はアルベルトさんとパオラさんの夫妻、サーヴィスはあどけなさも残る息子のフラヴィオさんが担当している。 急な取材の申し込みにも嫌な顔もせず、協力をしてくれた。 調理風景を撮影するのに厨房へ入れてもらう。 「黒鯛のカルトッチョ(P23)」を作っているところを撮らせてもらった。 毎度のことなのだが、人の台所や厨房ほど面白いものはないなと思う。 個人宅のキッチンや、ちいさなレストランの厨房は特にだ。 それは料理をする人の「思考」「嗜好」「指向」「試行」が凝縮された「基地」だと思う。 もちろん「ルヴァラーラ」の厨房も、ご夫婦が作り上げた使い勝手のよさげな「小さな基地」だった。 二人はにこやかにテキパキと手を動かしつづけた。 レストランを後にし、腹ごなしと酔い覚ましがてら街の中心を散歩した。 ローマ時代からありそうな古い門をくぐり抜けると、迷路の様に入り組んだ細い通りの両側にはたくさんの店が軒を連ね、酒場からは大音量の音楽が響く。 若い男女が元気にひしめき合い、「夜遊び」という言葉がぴったりあてはまる光景。 イタリアの片田舎しか知らない僕はおおいに戸惑い、なぜだかちょっと笑ってしまった。 こんなにたくさんの若いイタリア人を見るのが初めてだったからかもしれない。彼らの時間はこれからだ。 でも僕はもう眠い。ラガッツィ!お先に!おやすみブォナノッテ。 ラツィオの夜は勝手にふけてゆく。 フォトグラファー 萬田康文

イタリア好きVol.12:ラツィオ特集

vol.12 ラツィオ州 (2月1日発行)

ロマーニの憩いの場所で
魚介を味わう

 ローマは知っていても、ローマがどの州にあるか知らない人も少なくないかも?(そんな“イタリア好き”はいないか)ラツィオ州はローマを州都だ。古くエトルリア人の遺跡も多く残るところや、今回取材の中心となったアンツィオ付近は、第二次世界大戦の激戦地でもあった。そういう意味でもイタリアにおいてはやはりこの州は重要な地であることは間違いないのだろう。

ラツィオ州の取材の拠点となる候補はいくつかあった。その中で今回選んだのは、ローマより南に約50~60km、カンパーニア州にもほど近い、テレニア海側のアンツィオという町だ。そして今回はローマの取材はあえてしていない。
取材が9月ということもあり、まだまだバカンスシーズンも抜けきっていないローマ近郊のビーチ周辺に興味があったし、おいしい魚介類の新しい発見もしたかったからだ。

首都ローマを抱える州だけあって、中心から離れていても、それは地方の小さな村とは違う、どこかに洗練された印象がある。人は大らかで、開放的で心地よい。そこにちょっと誇りと自慢が同居している、まさに都会的な感じがした。

アンツィオで入った海辺のレストラン「アルチェステ・アル・ブォン・グスト」(P24)で、すすめられたテッリーネという貝。大きさは、大人の親指の爪程度。白くて、薄い縞模様が入っている。アサリを獲るように漁師が獲ってくるらしい。この辺りではまさに夏の定番として、地元の人も好んで食べるこの貝。大きな白い皿にたっぷり盛られて出てきた時には、なんだかわけがわからなかったが、小さな身に凝縮された旨味と磯の香りが口の中に広がり、文句なくうまい。

マンマの料理の取材の時にも、図々しくもリクエストしたら、やはり大きなボールに大盛りに出てきた。僕はすすめられるがまま、抱えるようにそれを食べた。砂地の浅瀬に生息する貝だけに、砂抜きも重要だ。でも時折、「ジョリッ」とするのが、またなんとも家庭的だった。

このあたりはローマから車で1時間ほど、近くて行きやすい場所ではあるが、旅行でイタリアを訪れて、ローマの中心部以外に足を延ばすというのは、なかなか難しいだろう。それでも、ローマっ子にも憩いの場所として人気なだけに、魅力的なところだから、この特集を読んで心が動いたら、今年の夏はちょっと足を延ばしてほしい。

イタリア好き委員会 松本浩明

マンマの料理フェスタ 2012 赤穂 11月22日 前日その1

21日にイタリアから来日したマンマたち。

その日は軽く赤穂見物した後に、「さくらぐみ」で食事を済ませて解散。

そして、翌22日の早朝から、厨房は戦場のごとく、3人のマンマと、アントニオとで仕込みの準備。

誰もが真剣な表情で、材料や、機器の確認。

そしてさっそく調理が始まった。

こちらの予定とは裏腹に、どんどんと進む行程に、「さくらぐみ」西川シェフはじめスタッフの人たち、

通訳などのサポートメンバーも、そのペースにどんどんと流されていくのであった。

でも、それだけ真剣に取り組んでくれるのを、僕はヨコで見ながら、嬉しく感じていた。

これならきっと素晴らしい料理と、素敵な時間をお客様に提供できるどろうと・・・

 

 

さっそくオレキエッテをつくる。60人分。


見事に仕上がっていく。


ピエモンテチームは、アニョロッテイ・デル・プリンの具材から。


生地にはかなり苦労していた。


タヤリンの生地のでき具合を真剣に話し合う。


 

 

タヤリンは手切り。


赤穂・御崎。おだやかな瀬戸内海。


「さくらぐみ」から


 

 

 

お昼の賄いはポルケッタ!


そして、赤穂の地元で採れたの魚介。


 

イタリア人たちは赤穂の魚介に舌鼓。


 

続く

写真:萬田康文
 

 

イタリア好きVol.11:アブルッツォ特集

アブルッツォ特集

vol.11 アブルッツォ州

山岳地帯の、 豊かな自然の中で、

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暮らす

取材最終日の朝、僕はマイエッラ国立公園内の山歩きに出た。出発までの限られた時間だったが、最後にどうしてもアブルッツォの自然の中にもう一度身を置きたかった。 東側をアドリア海に面し、アペニン山脈の中でも、最高峰のグランサッソと、マイエッラを擁するこの州は、3分の2は山岳地帯で、自然保護区域も多く存在する。  目の前に大きくそびえる山は、岩肌がゴツゴツ見えるところと、深い緑に覆われているところとが、混在している。手前から奥に見えた景色が、進むにつれ、どんどん変化していく。太陽が徐々に登り始めると、目の前の山は、その姿を現し、山道を曲がるごとに、新しい山が見えてくる。そして、さらにその先の向こうにある山の姿が、どんなものなのか想像を駆り立てた。眼下を見下ろせば、朝もやの向こうに、遠く、薄っすらとアドリア海が見える。 取材の拠点にしたグアルディアグレーレは、アドリア海に面した街、ペスカーラから50kmほど内陸に入った、この豊かな山の麓にある町だ。「ヴィッラ・マイエッラ」はこの町にある。母、ジネッタさんの店を引き継いだ、ペッピーノさんはそこのオーナーだ。 そして、この山を越えた反対側は、中世の面影を強く残す町、スルモナ。
 目の前に大きく迫るマイエッラ山脈が、町のどこかしこから見え、まるで町を見守っているかのようだ。そんな町の中心に、少し遠慮がちに「リストランテ・ジーノ」はある。ジャコモさんは、父親の後を継ぎオーナーとなり、母のルチアさんは、お嫁さんたちと店の味を守る。 ペッピーノさんとジャコモさん。ふたりは、店で働く親の姿を見て育ち、今ではそれぞれレストランのオーナーとして店を切り盛りしている。そして店や、料理を通して、アブルッツォらしさを伝えている。しかし、そのスタイルは好対照であり、店で出される料理も全く違う。 ペッピーノさんは、伝統を守りながらも、常にアグレッシブであり、発信の場を広く世界に求め、そのことで、アブルッツォ、ひいてはグアルディアグレーレその良さを引き継いでいけると考えている。一方で、ジャコモさんは、身の丈にあった中で最高のサービスの提供を心がけ、顧客の満足を得ることで、守れるものがあると。  伝統を踏まえて、さらに革新を求める。あくまでも、伝統的なスタイルを守る。マイエッラ山脈を挟んだ、ふたりのスタイルはそれぞれに異なるように見える。しかしアブルッツォという恵まれた自然の中で育ってきたふたりの根底には、この豊かな伝統を守っていこうということは共通するところのようだ。ただそのためにつくり上げたスタイルが違うだけだ。 大自然の持つ豊かさは、懐深く人を包み込み、豊かさの本質が分かる人を育んでいるのだろう。

日本のナポリ、赤穂へ行こう!

━ ■「イタリア好き」presenta■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 マンマの料理フェスタ 2012 赤穂 [11/23(金・祝),11/24(土)] 
 ★イベント概要はこちら ⇒ https://italiazuki.com/?p=4083
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

11月23日、24日で開催される、

このイベントで、料理全般で最高のバックアップをしてくれる

「さくらぐみ」西川明男シェフから、故郷”赤穂”への思いと、

第二の故郷”ナポリ”の思いを綴ってもらいました。

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一番最初にナポリに行ってから早くも20年以上経ちました。

最初にナポリに着いたときに、

やっぱりいちばん印象的なベスビオを海から見たくてメルジェリーナの港にいきました。

その時に、目の前にはもちろん卵城越しのベスビオをみて感動したのですが、

海に浮かぶカプリ島を見ていたらなんと生まれ育った赤穂の海岸風景にそっくりだと感じ、

それから、一気にナポリが好きになりました。

よく考えると、赤穂周辺は、温暖で雨も少ない地中海性の地域です。

ナポリの近郊のグラニャーノで生産される乾燥パスタ、オリーブ、レモンなど産物を考えた時に、

赤穂近郊にも乾燥パスタのソーメンの揖保の糸があり、
目の前の小豆島でも、ソーメン、オリーブ、レモン、みかんなどがあり、

その中心にある赤穂は、環境の面でもナポリと近いのではときづきました。

また、市場に出かけてみてみると、とれる魚介類もほとんど同じような物が上がり、

それらを使った料理も赤穂で直ぐに再現できるとわかりました。

それからは、年に何度も足を運ぶようになり、現在に至っています。

皆様にも赤穂の御崎の海岸に立っていただき、

ピッツァをはじめ、いろいろな料理を通じて逆にナポリをイメージしていただけたら、

ありがたいと思っています。

さくらぐみ 西川明男

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こんな思いの詰まった土地で、

イタリアマンマはどんな素晴らしいパフォーマンスを展開してくれるだろうか。

タッグを組んで楽しくやります!

皆さんお待ちしてます!

イタリア好き委員会 松本浩明

 

『イタリア好き』presenta マンマの料理フェスタ2012赤穂 について

いよいよフェスタが決まりました。

 

『イタリア好き』は創刊以来、イタリアの各州、地方の小さな町や、村を訪ね取材してきました。

そして、その土地の生産者や、暮らす人たちと会い、その土地の生産品や、郷土料理を取材してきました。

なかでも、いつも感心し、感動するのが、マンマたちのつくる料理です。

なにげないパスタがほんとうにおいしかったり、定番の料理がそれぞれの個性によって味が全くちがっていたり、

おいしく、楽しい発見ばかりでした。

そんなマンマをぜひ日本に呼んで、その味を体験してもらいたいと、ずっと考えていました。

今回それが遂に実現します。

 

その開催場所には、参加してくれた人、来日してくれたマンマたちに、僕の思いが伝わる場所を選びたい。

それにふさわしい最高のロケーションはないかと、いろいろと思いを巡らせていました。

『イタリア好き』らしいフェスタにしたいから、地方での開催にもこだわっていたました。

イタリアの地方に負けないくらい、日本の地方もいいところがたくさんあります。

 

最初に地方で開催したフェスタは、長野の飯綱高原でのイベントです。

長野には、マンマは来ませんでしたが、長野の生産者の方に会い、

長野の郷土料理を食べ、長野産の産物でイタリアンバーベキューをやりました。

 

そして今回は、赤穂での開催を決めました。

始めて「さくらぐみ」に行った時、西川さんが言った

「ここは日本のナポリやろ」 その言葉で、

僕はここでイベントがやれたら面白いとすぐに思いました。

まさにそこから見える海の景色は、ナポリを彷彿させ、

海岸線を車で走れば、アマルフィの海岸線を走っているような錯覚を覚えました。

 

そして、なによりも西川さんのイタリアと地元へのこだわりも、今回の開催場所には最適でした。

瀬戸内海の海の幸など、地元食材の素晴らしさ、赤穂浪士のふるさとという、歴史的な面白さと、

そしてもちろん、赤穂・御崎の景観の素晴らしさは、来る人を絶対に満足させられる場所だと確信しました。

 

僕が出会った最高のマンマと、それを日本で迎える、最高の料理人とロケーション。

熱い思いが詰まった企画です。

11月23日、24日は赤穂・御崎のイタリアへぜひお越しください!

 

 

【余談】

現在のイタリア大使館の庭には、大石主税良金ら赤穂浪士10人が切腹した場所があり

そこには、イタリア語と、日本語で書かれた石碑が立っています。

赤穂とイタリア、こんなちょっとした関係もあったのです。

 

イタリア好き委員会 松本