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第7回 イタリア好きイベント 日高シェフと行く釣りとリグーリア料理報告①

イタリア好き7回目のイベントは、アクアパッツア日高シェフと行く釣りとリグーリア料理の会。

横須賀沖に釣りに行った後に、釣れればそれを料理するという、

なかなか面白い初めての連動企画。

朝7時に京浜急行馬堀海岸駅に集合。

眠い目をこすり、参加者が集まる。総勢18名

タクシーで広川丸へ。アジをメインとする釣り船だ。

横須賀沖のアジは、回遊しているものは、大きくたっぷり脂の乗った上物だそうで、

ヒカリモノが好きな僕は、がぜん張り切りモード。

マッシモ丸出航!



しかし、なかなかそうはうまくいかないのが、釣りなのか・・・

日高シェフも苦戦中。



最初のポイントでは、音沙汰なく、ポイントを変える。

すると、次から次へと「釣れた―」との声。







大きいのから、かわいいのまで、アジ以外のちっさなカサゴや、サバも。

なんと、僕の隣ではタコを引っかけた。見事な大きさ。



「これは茹でてオリーヴオイルとレモンで食べたいなー」とすぐに食べることばかり。

僕も、30cmほどの大きなアジを釣りました。



全員でどれだけ釣れたか数えなかったですが、

クーラーボックスに2個くらいはいっぱいになったのだろうか。

ランチが楽しみで、帰りの足取りも軽い。

続く・・・

La fest del’ amo ITALIA 6  第6回イタリア好きイベント報告 2

第2部が始まりました。 テーマはエミリア・ロマーニャなので、 当然、前菜からメインまで肉責めです。 Antipasti———————————————————————— Grissini con guanciale Crescente Torta fritta Prosciutto di parma stagionato 24mesi
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Parmigiano reggiano Fossa Culatello di zibello Coppa di zibello Salame ferino Mortadella Lard di cinta senese ジベッロ村のクラテッロを運ぶ高橋シェフ。 会場は盛り上がります。 Primi piatti——————————————————————— Pasatelli in brodo Tortelli d’er betta Lasagne al forno Farfalle ragu di parma パルマ修行時代には、毎日何食も作った、パルマ庶民の味。 そして、今はPELLEGRINOの定番パスタ。 ハムやサルシッチャなどの切れ端を入れて、野菜と煮込む。 シンプルながらも味わい深いです。 Secondo————————————————————————– Cotechino con zabaione Coppa al forno salsa cipollamarmellata Dolce—————————————————————————— Zuppa all’emiliana やはりこれですよね。 でも上がピンクなのは、エミリアヴァージョンらしい。 Pannacotta con balsamico 15anni 15年もののバルサミコをかけたパンナコッタ。 これは本当においしいんです。 Formaggio Fossa 臭いはきついですが、パシートワインと食べると最高のごちそうになります。 もう当分豚はいいっていうくらい食べました。 本当に現地で食べた物、食べられているもの、その味をしっかり味わえました。 高橋シェフありがとうございました。 今回も最後に東日本大震災へのチャリティオークションを行いました。 集まった金額は39,730円です。 (2回総額152,480円) 皆様、ご協力ありがとうございます。 義援金の送り先は、前回同様、 日本助産師会神奈川支部を通して、 http://www.midwife.or.jp/ 被災地の宮城支部、岩手支部、福島支部などに直接送ります。 妊産婦や、産まれたての小さな子供たちのために有効に使っていただきます。

La fest del’ amo ITALIA 6  第6回イタリア好きイベント報告 1

イベントが終了してから報告が遅れてすみません。

さる9月24日(日)に、『イタリア好き』のイベントが開催されました。



イタリアズッキーニクラブ発足から初めてのイベントです。

会員特典のひとつとして、イベントには優先的に予約ができるシステムになってます。

(システムといっても、少し前に予約できるだけなんですけど…)

今までも受付から初日で8割方の席が埋まってしまっているので、

会場の大きさによってはいい特典かも。

さて、今回のテーマはvol.6のエミリア・ロマーニャ。

頑張っていただいたシェフは、「PELLEGRINO」の高橋隼人シェフ。



パルマでの修行後に独立して、西麻布に同店をオープンしました。

普段は10~16人程度の小さなお店です。

そういうお店でイベントを開こうと思ったのは、

高橋シェフが、自分のペースを守りなができるだけ現地に近い表現をして、

お客様に喜んでもらおうという気持ちで、毎日料理を作っていること。

情報や流行に左右されないという、強い信念も持っていること、

このあたりが、『イタリア好き』のイベントをやるにはふさわしいと思い、

開催することにしました。

高橋シェフも快く引き受けてくれ、一緒に楽しんでくれました。

参加人数24名と限られてしまいましたが、お店をフルで使って、

楽しい時間を過ごしました。

恒例になりました第一部料理講習会では、生パスタ3種を習いました。

まず最初は、トルタフリッタとピアディーナ。

トルタフリッタは、エミリア地方では、揚げたてを生ハムと一緒によく食べます。

この日はラルドをのせて試食。アツアツなのでラルドが溶けて美味しい。



一方ピアディーナは、ロマーニャ地方で、スクアケローネチーズとハムなどを挟んで食べたり、

やはり前菜の付け合わせとして必ず出てきます。

どちらもラードが入って少し重めですが、これが粉もの好きはクセになります。

イタリアでも最近では、健康に気を使ってラード入りではないものも多いと聞きました。

現地で食べたピアディーナは、確かにどっしりと重く、大きさもしっかりあるので、

確かにあれを頻繁に食べていたら大変だろう。



二品目はパッサテッリ。

パン粉とチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)で作ったパスタを、

お肉のブロードの中に入れて食べます。

ここで登場したのは、パッサテッリを作るための専用の器具。

かなり面白い形。たまにイタリアでも見かけますね。

実際にやってみると、なかなかうまくはいかず、芋虫みたないものが出来上がっていきます。



穴あきのお玉でも代わりになるかどうかは、自宅で試してみてください。

高橋シェフの話では、イタリアではかなりの量のナツメグを入れるそうです。

なぜかエミリアの人はナツメグが好きらしい。

3品目はトルテッリ・デ・エルベッタです。

詰め物パスタですね。取材の時も店先で作るところをよく見かけました。

マンマの手さばきを芸術的ですね。

高橋シェフも負けていません。



通常の営業時間では、いつもパスタは注文が入ってから、

目の前で打っているので、慣れたものです。

3品とも粉もの。

それぞれ元になる粉が違うので、当然味も触感も違います。

パスタ食文化の奥行を感じますね。

続く・・・

ピエモンテ取材日記2日目 タヤリン、ジョバンニ ・ヴィエッティ、チョコラティエ

早朝からランゲ地方に移動。

バローロ村につき、最初に行ったのはワイナリーではなく肉屋。

ここのタヤリンとアニョロッティ・アル・プリンがおいしい。

マンマの手さばきは芸術的。



アニョロッティ・アル・プリン作りに挑戦するも、

なかなか簡単にはいきません。



店舗の裏で作りたてのタヤリンを食べる

これがマジでうまい!マッシモもびっくり!



自然派ワインについてインタヴューは、ジョバンニ ・ヴィエッティ氏に。

有名なピアニストでもあり、自然派ワインのエキスパートでもある。

もの静かに好きなワインについて語ってくれた後、

サインにはこう書かれていた。

”友情と共に、今日のおしゃべりが好ましいことであったことを祈ります” いいね。



そして彼の進めるカンティーナのひとつに行く。

5代目は、体の線は細いが、芯の通った強い男。(独身)

若くして、代々伝わる味を引き継ぎ、自分の個性も発揮しつつある。



彼らふたりは、マッシモを大いに気に入ってくれ、

「イタリアズッキ!」と盛り上がった。



ケラスコに、ちょっと変わり者のチョコラティエがいる。

型にはめられるのが好きじゃないと、次々に新しい味のチョコを開発。

「全く売れないのものあるけどね」とあっけらかんと話す。

素材へのこだわりは人並み以上。

クーネオ産ヘーゼルナッツたっぷりの Baci di Cherasco は何個でもいける。





サルッツォに行き、vol.1でコーディネイトしてくれた三詠さんが働くホテル・レストランへ。



彼女の食のセンスの良さで選び、働いているお店なので間違いない。

シェフは、肉料理を得意とする43歳の実力派。

2日目終了

※詳しくは本誌をお楽しみに

写真:萬田(各集合写真、松本、三詠さん) 松本

ピエモンテ取材日記 1日目 トーマ、オルタサンジュリオ、ヴィーノ

深夜に降りつづけた強い雨と、何度も目が覚めるような大きな雷がピエモンテ州はビエッラの初夜。

夜が明ける頃には、雨は止み、薄く陽が差し込む。

雲が晴れきれいな山並みが見えるビエッラから (写真 松本)


前日、今日の荒天を予測して、変更した予定を、雨が止んだことでまた戻し、

一転、トーマの生産者のところへ。

それは標高1200m、ムクローネ山の中腹。

石が積まれてできた、極めて現代の生活とはかけ離れた施設で、

その上質なチーズが作られる。

山からの豊かな水は、室内に引き込まれ、天然の冷蔵庫に、

その水を吸い上げて育つ、牧草は牛が食べ、上質な乳となる。

ヨーロッパ1と評価された水。やわらかく、まろやかで、飲んだことを忘れる。(写真 松本)


登山後みたいな記念写真。真ん中が生産者。(写真 萬田)


山を下りて、オルタ湖に。

まだバカンスのお客さんも多い。その多くはドイツ人。

湖なのに?水が透き通ってきれいだ。

「小さな村の物語 イタリア」で紹介された、オルタサンジュリオ島へ。

お土産屋のおばあさん。

船は漕ぐ事よりも、最近は下りる時が大変だとか。

でも、」まだまだ元気に客さんの相手をする。

笑顔が最高にチャーミング。

いつまでも元気で!(写真 萬田)


どこにも冒険者はいる。

そして彼にはそれは必然だった。

荒廃した土地に価値を見出し、土地の品種を復活させ、素晴らしいワインを作る。

他所から来たからこそ、そこの価値がわかる。

そして改めて地元の人が、その価値に気付き、地域が活性化する。

実にいい。

そしてこの笑顔最高。

冒険者であり、挑戦者。すばらしいワイン。(写真 松本)


試飲後ほろ酔いで (写真 萬田)


1日目終了。

詳しくは本誌をお楽しみに!

夕暮れのビエッラ(写真 松本)

リグーリア州 レッコへの旅

31日からの取材の前に2日間だけ前のりした。

ほんとうはもう少し時間が欲しかったけれど、そうもいかず、それでも2日間ひとり旅を楽しむ。

vol.1の取材以来ずっと再訪したいと思っていた、リグーリア州のレッコ。

vol.1をお持ちの方は記憶にあると思うが、あのピッツァみたいなチーズの入ったフォカッチャを、

どうしてももう一度食べたかった。

ミラノに滞在し、レッコまで電車で往復する。

片道約2時間半~3時間。ちょっとした旅だ。



『イタリア好き』が降りた最初の地。GENOVA P P駅。

ここからローカル線に乗り換える。



車窓からーリアの海が見え、気持ちが昂る。



11:10にMILANOを出て、RECCOに着いたのは、14:10頃。

そこからタクシーで5分。

「VITTURIN1860」オーナー(中央)のジャンバッティスティさんは、

ちゃんと覚えていてくれました。



もちろん注文はこれ、FOCACCIA di RECCO。

とろけるチーズ、ストラッキーノチーズがたまらない。

記憶通りの味に感激。

がっつり一枚いただきました^^



もうPORCINI(左)もありました。右はOVOLIというキノコ。

丸くて、木の皮みたいなものに覆われている。



OVOLIをサラダで勧められ、たっぷりのPARMIGIANOと、

タジャスカ種のOLIO D’OLIVAで食べる。

正直キノコはソテーか、グリルのでもよかったかなと感じたが、

タジャスカ種のOLIO D’OLIVAはやっぱり最高。

香りも、味もバランス良く、この後、グリルした魚も食べたが、相性バッチリ。

OLIO D’OLIVAの良さを再認識。



デザートは自前の庭で採れたイチジク。

完熟した小さめの実は、皮もするっと剥けて、実はとても甘く、口中でトロける。

こうやって果物を丸ごと食べて、季節を感じること、やっぱりいい。

そんなイチジクのおいしい食べ方と教えてくれたのは、

グリッシーニと一緒に食べるのだと。

柔らかい食感と、カリカリの食感。甘い味と塩味。

混ざり合って、これがなかなか面白い。



奥さんと息子さん、マッシモを気にいってくれた。



海が目の前の、友人のお店にも行く。

彼のほうがフォカッチャ作りは先輩らしい。

ここでは揚げたフォカッチャを食べる。

かなりお腹はいっぱいだったけど、せっかくの好意だから。

海とビールとフォカッチャと。いい午後だ。

スタンドには地元の若者や、住人が次々に買いにくる。





海岸は、家族連れや地元の人たちでまだまだ賑わう。

トランプを楽しむ大人のテーブルが、何か所もあった。

滞在時間4時間とちょっと。充実した楽しい時間だった。

9月7日と8日にイタリアで一番の花火大会があるから来いと言われたが、

残念ながら今回は無理なので、来年来ることを約束して別れた。

帰路、人身事故による影響で、6:18にRECCOを出て、MILANOに着いたのは23:30。

さすがに疲れたが、楽しい旅だった。

短いリグーリアの旅だったけど、やっぱりリグーリアはいいところ。

1泊すればよかった。

【重要なお知らせ】vol.6 エミリア・ロマーニャ号配本終了のお知らせ

いつもご愛読ありがとうございます。

感謝しております。

在庫が全てなくなりましたので、エミリア・ロマーニャ号の配本を終了させていただきます。

ありがとうございました。

既にズッキーニパートナーズ、ズッキーニクラブにお申込みの店舗の方で、

8月29日(月)までにお振り込みが完了されていない方に関しましては、

次号以降の配本となりますことをご了承ください。

ご理解のほど、よろしくお願い申しあげます。

イタリア好き委員会

エミリア・ロマーニャ号店舗情報の訂正

エミリア・ロマーニャ号のP34のmapページ内のお店の情報に誤りがありました。 ここに訂正して、お詫び申し上げます。 17 Trattoria LA BUCA  トラットリア・ラ・ブーカ Via Ghizzi,6 – 43010 Zibello (PR) TEL:0524-99214 www.trattorialabuka.com 12:00 – 14:30/ 19:00 – 22:30 定休日:火曜日 Busseto駅からバスでZibello下車200m ※本誌では電話番号以下が間違っています。

『イタリア好き』の最新号のお取寄せについて

いつもご愛読ありがとうございます。

8月1日にvol.6エミリア・ロマーニャ号が発行になりました。

既に読者の方から、感想も届いております。

満足していただいているようで、ひと安心です。

さて、最新号の取寄せについてお知らせします。

既にHP上では、最新号の取寄せについては告知していませんが、

イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの活動を開始したことにより、

最新号の取寄せによる発送は、次号の発行後(バックナンバーになった時点)の在庫状況をみて、

発送することに変更しております。

ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

イタリア好き委員会

『イタリア好き』vol.6 新刊発行になります!

6月にエミリア・ロマーニャに行きました。

(一部取材日記をブログにアップしています)

そのエミリア・ロマーニャ特集が8月1日に発行になります。

昨日は、刷り上がりが事務所に届きました。

いつもなら、発送は業者にお願いするのですが、

今回からイタリアズッキーニクラブの会員証のカードも同封するので、

イタリア好き委員会の事務局から発送です。

昨日は3名で作業をしていましたが、朝からバタバタと、一日中追われていました。



表紙はレッジョ・エミリアのアグリツーリズモのオーナーパオロさん。

すごくいい表情をしています。とても紳士的なすばらしい人でした。

パルミジャーノ・レッジャーノやバルサミコなど伝統的なものをまじめに作る一方で、

アグリツーリズモでは、新しい事を積極的に取り入れ、

いつも賑わっていました。詳しくは本誌で。

そして今回から発行されるカードです。



ジャーンと初公開!

これがイタリアズッキーニクラブ会員証です。

高級感があり(^^)、オリジナリティにあふれ、プレミアム感もある、

誰もが欲しくなるカードになりました!(自己満足)

手にすればなお一層その価値に気付いてもらえると思います。

そして、真ん中にドーンといるのが、

イタリアズッキーニクラブのオリジナルキャラクターのマッシモ・ズッキーニさんです。

これからいろいろ登場していきますので、よろしくお願いします。

本誌では、新登場記念としてTシャツとエプロンのプレゼント(いづれも非売品)もあります。



そしてこちらが、イタリアズッキーニパートナーの方々にお配りしているステッカーです。

いやーこちらの質感も素晴らしい出来です。

店頭に貼られていても決して恥ずかしくない、

お店のグレードもこれでワンランクアップです(^^)。

あっ! 「ちょっとこんなステッカー貼るの嫌だナ~」 なんて思った方いらっしゃいます?

そんなこと言わずに、ぜひ積極的に貼ってください。お願いします!

そして、あたたかく、元気にクラブ会員の方を迎えて上げて下さい。

クラブ、パートナーズ、どちらの登録も毎日受付けております。

ドシドシお願いします。

イタリアズッキーニクラブはこちら

イタリアズッキーニパートナーズはこちら

引き続き皆まさの応援よろしくお願いします。

※パートナーズ店舗は8月1日にHPにて公開されます。