【カラブリア州】春の食卓に昔ながらの知恵がつまった郷土の味
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チロマリーナから世界へ。カラブリア州リブランディ社の受け継がれる意志 Presented by モンテ物産
今回のVENTOは、2017年6月号でも特集したカラブリア州を代表するワイナリー、リブランディ社に再度スポットをあててみたい。
以前にも執筆したが、リブランディ社の評価はとても高く、有名なイタリアワイン評価本ガンベロロッソ誌では、最高評価のトレビッキエーリ(3グラス)を15回獲得したカラブリア唯一の1つ星ワイナリー*だ。
*10回以上、トレ・ビッキェーリを受賞したワイナリーに与えられる称号。
いち早くから国際品種の栽培にも取り組み、1988年がファーストヴィンテージの赤ワイン“グラヴェッロ”は、地場品種ガリオッポとカベルネ・ソーヴィニョンの素晴らしいブレンドを楽しめる逸品で、カラブリア初のトレ・ビッキエーリを獲得した同社を代表する1本だ。
“グラヴェッロ”の素晴らしさについては、ぜひ以前の記事、『カラブリアを代表するワイナリー リブランディ』を読んでいただきたい。
ワイン会社としては1950年代創業のリブランディ社。ニコデモ・リブランディとアントニオ・リブランディの二人の兄弟が立ち上げた。今も続く家族経営のワイナリーだ。
今回の訪問で出迎えてくれたのは、ニコデモさんの息子パオロさん。熱心にワイナリーの歴史を語ってくれた。
「もともとワイン造りは、私の曾祖父の代からやっていた。地元チロマリーナで自分たちの作ったチロワインを販売していたんだ。
ちなみに祖父ラッファエーレは、接ぎ木のスペシャリストで、優秀なブドウ樹を残していく重要な作業を得意としていたんだ。
子どもの頃に畑で作業していた祖父の姿をよく覚えているけど、あちこちで接ぎ木の仕事を頼まれていたらしいよ。
接ぎ木の技術は現在のリブランディ社のブドウ畑にも受け継がれていて、そのおかげでリブランディ社は質の高いブドウ樹を確保できているんだ。」
ラッファエーレさんの時代にはわずか6ヘクタールだったブドウ畑が、現在は232ヘクタールのブドウ畑を所有するに至ったリブランディ社。
最初に畑を増やしたのは、80年代前半のニコデモ&アントニオ時代。
その際に国際品種の栽培に挑戦して成功し、前述のグラヴェッロのヒットにつながった。
その後海外への輸出も始まったリブランディ社は、90年代から2000年代にかけて畑を増やし続け、古代品種マリオッコの栽培なども行った。
先人の開拓とニコデモ&アントニオ・リブランディの高品質ワインへの追求があったからこそ、今がある。
パオロさんは、リブランディ社の最も大きなブドウ栽培エリアの「ローサネーティ」に案内してくれた。
「ローサネーティ」はイオニア海から内陸に入った平野と丘が組み合わさった場所で、日当たりがよく、常に風が吹いている。遠方の山に風力発電の風車が見えることからもこの地に風がよく吹くことが分かる。
スキー場もあるシーラ山地からの冷たい風とイオニア海からの暖かい風。昼夜の寒暖差が大きく、繊細なアロマのブドウができるわけだ。この風はブドウの房から湿気を取り除き、病害を防いでくれる役割も持っているのだ。
「この地は昔カリフラワーなんかが植えられていたんだ。父の代に土地を購入し、今は8種類のブドウを植えている。このエリアの中でもそれぞれの品種に適合した栽培場所というものがあってね、例えば地場品種のマリオッコは、暖かい丘の斜面の畑を好む。
最初はそれを知らずに別の場所に植えていたんだけど、20年の年月をかけて少しずつ実験を積み重ねていくことによって、それぞれの品種の個性を活かすことができる栽培が実現したんだ。」
見渡す限りの広大な敷地。ピエモンテやトスカーナのように緑に溢れているわけではなく、どちらかというと荒れた大地。
それにも関わらず、エレガントで果実味豊かなワインができるのは、この土地が石灰分を含む粘土質土壌で、特有のミクロクリマがあるから。そして、それぞれのブドウ品種の個性に合ったエリアでの栽培を行い、低温管理でフレッシュさを残しながらワインを醸造するリブランディ社のワイン造りへのこだわりがあるからだろう。
▲ローサネーティの畑
夜は地元のトラットリアに案内してくれたパオロさん。
チロマリーナの郷土料理、子鱈の唐辛子煮込みに冷えたリブランディのロゼワイン「チロ・ロザート」がぴったりと合う。
「いろいろな食事に合わせられるうちのロゼはおすすめだ。どうだい、料理がすすむだろう?」
唐辛子煮込みとはいえ、ほどよい辛さでふっくらした食感の鱈。そこに黒ブドウ・ガリオッポの深みと豊かな果実味、そして爽やかな酸が一体となったリブランディのロゼが、料理の味わいをじゃますることなく、すんなりと入り込む。
カラブリア州の名産である唐辛子の辛味に負けない果実味が、料理のそのものの美味しさを引き立たせているのだ。
ロゼならではのフレッシュさも併せ持っているので、これからの季節に大活躍間違いなしの1本だ。
もともとわずか6ヘクタールほどの畑から始まったリブランディ家のワインは、今やイタリア国内だけではなく35カ国に輸出され世界中で愛されるようになった。
「カラブリアの美味しいワインを日本の皆さんにもっともっと知ってもらいたい!」と熱く語るパオロさん。
カラブリアの高品質ワインを世界へ発信し続けるリブランディ家の躍進が今後もますます楽しみだ。
モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼リブランディ社についてはこちらから↓↓▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/librandi.html
以前にも執筆したが、リブランディ社の評価はとても高く、有名なイタリアワイン評価本ガンベロロッソ誌では、最高評価のトレビッキエーリ(3グラス)を15回獲得したカラブリア唯一の1つ星ワイナリー*だ。
*10回以上、トレ・ビッキェーリを受賞したワイナリーに与えられる称号。
いち早くから国際品種の栽培にも取り組み、1988年がファーストヴィンテージの赤ワイン“グラヴェッロ”は、地場品種ガリオッポとカベルネ・ソーヴィニョンの素晴らしいブレンドを楽しめる逸品で、カラブリア初のトレ・ビッキエーリを獲得した同社を代表する1本だ。
“グラヴェッロ”の素晴らしさについては、ぜひ以前の記事、『カラブリアを代表するワイナリー リブランディ』を読んでいただきたい。
ワイン会社としては1950年代創業のリブランディ社。ニコデモ・リブランディとアントニオ・リブランディの二人の兄弟が立ち上げた。今も続く家族経営のワイナリーだ。
今回の訪問で出迎えてくれたのは、ニコデモさんの息子パオロさん。熱心にワイナリーの歴史を語ってくれた。
「もともとワイン造りは、私の曾祖父の代からやっていた。地元チロマリーナで自分たちの作ったチロワインを販売していたんだ。
ちなみに祖父ラッファエーレは、接ぎ木のスペシャリストで、優秀なブドウ樹を残していく重要な作業を得意としていたんだ。
子どもの頃に畑で作業していた祖父の姿をよく覚えているけど、あちこちで接ぎ木の仕事を頼まれていたらしいよ。
接ぎ木の技術は現在のリブランディ社のブドウ畑にも受け継がれていて、そのおかげでリブランディ社は質の高いブドウ樹を確保できているんだ。」
ラッファエーレさんの時代にはわずか6ヘクタールだったブドウ畑が、現在は232ヘクタールのブドウ畑を所有するに至ったリブランディ社。
最初に畑を増やしたのは、80年代前半のニコデモ&アントニオ時代。
その際に国際品種の栽培に挑戦して成功し、前述のグラヴェッロのヒットにつながった。
その後海外への輸出も始まったリブランディ社は、90年代から2000年代にかけて畑を増やし続け、古代品種マリオッコの栽培なども行った。
先人の開拓とニコデモ&アントニオ・リブランディの高品質ワインへの追求があったからこそ、今がある。
パオロさんは、リブランディ社の最も大きなブドウ栽培エリアの「ローサネーティ」に案内してくれた。
「ローサネーティ」はイオニア海から内陸に入った平野と丘が組み合わさった場所で、日当たりがよく、常に風が吹いている。遠方の山に風力発電の風車が見えることからもこの地に風がよく吹くことが分かる。
スキー場もあるシーラ山地からの冷たい風とイオニア海からの暖かい風。昼夜の寒暖差が大きく、繊細なアロマのブドウができるわけだ。この風はブドウの房から湿気を取り除き、病害を防いでくれる役割も持っているのだ。
「この地は昔カリフラワーなんかが植えられていたんだ。父の代に土地を購入し、今は8種類のブドウを植えている。このエリアの中でもそれぞれの品種に適合した栽培場所というものがあってね、例えば地場品種のマリオッコは、暖かい丘の斜面の畑を好む。
最初はそれを知らずに別の場所に植えていたんだけど、20年の年月をかけて少しずつ実験を積み重ねていくことによって、それぞれの品種の個性を活かすことができる栽培が実現したんだ。」
見渡す限りの広大な敷地。ピエモンテやトスカーナのように緑に溢れているわけではなく、どちらかというと荒れた大地。
それにも関わらず、エレガントで果実味豊かなワインができるのは、この土地が石灰分を含む粘土質土壌で、特有のミクロクリマがあるから。そして、それぞれのブドウ品種の個性に合ったエリアでの栽培を行い、低温管理でフレッシュさを残しながらワインを醸造するリブランディ社のワイン造りへのこだわりがあるからだろう。
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夜は地元のトラットリアに案内してくれたパオロさん。
チロマリーナの郷土料理、子鱈の唐辛子煮込みに冷えたリブランディのロゼワイン「チロ・ロザート」がぴったりと合う。
「いろいろな食事に合わせられるうちのロゼはおすすめだ。どうだい、料理がすすむだろう?」
唐辛子煮込みとはいえ、ほどよい辛さでふっくらした食感の鱈。そこに黒ブドウ・ガリオッポの深みと豊かな果実味、そして爽やかな酸が一体となったリブランディのロゼが、料理の味わいをじゃますることなく、すんなりと入り込む。
カラブリア州の名産である唐辛子の辛味に負けない果実味が、料理のそのものの美味しさを引き立たせているのだ。
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ゴールデンウィーク期間中 休業日のお知らせ
いつも『イタリア好き』を応援いただきありがとうございます。
誠に勝手ながらゴールデンウィークは下記のとおり休業させていただきます。
その期間のお申込みは休み明けより順次対応させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
[ゴールデンウィーク休業日]
4/27(土)~5/6(月)
[WEBでのお問い合わせ・お申込みについて]
休業中もWEBからのズッキーニクラブ&パートナーズ会員のご継続・新規申込、またご注文の受付は、随時承っております。
お休みの期間中はお問い合わせ・ご注文対応・発送についての
各種対応につきましては、5月7日(火)より、順次進めてまいります。
2019年は5月1日発行のVol.37 ヴェネト特集は4月26日に発送させていただきました。
到着は、4月27日以降、順次お届けとなります。
ズッキーニクラブ会員様へのお届けは、お届け先により5/7頃となる方もいらっしゃいます。
到着まで今しばらくおまちいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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どうぞよろしくお願いいたします。
ヴェネト特集
次の時代
▼デジタル版はこちらamazon.co.jp /fujisan.co.jp 「品質を保つこと、それは手抜きをしないことだ。それがいちばん大切なんだ」
「ここが田舎でも都会でも関係ない。その土地の歴史を知り、そこにある価値に気付き、見出すこと。そしてその価値に自信を持って発信することだ」
「この島が好き、この仕事が好き、それ以外のことは何も知らないよ、生まれ育ったこの場所が僕の生きるところ。僕はその運命に従うだけさ」
「地域起こしは役所の中ではできない。僕ら生産者自身が自ら動き、取り組むことが、その伝統を守り、継なげていくことのできる唯一の方法さ」
「農業とそこに暮らす人を大切にすることだ」
「土地を否定することは、そこでの暮らしを否定することだ」
農民はアーティストだった。畑をキャンバスにして、思い描く作物 (作品)を作り、販売(発信)する。その作物は時に国境を超え、海を渡る。
時代の変化を捉え、その先を見つめつつも、決して浮足立つことはない。これから先の不安定な時代を予感するかのように、肥沃な土にしっかり根を生やしている……。
掘り起こした土、
乾いた北風、
芽吹いた草木、
春の力、若い力、
次の時代へ。
発行編集人 マッシモ松本
定期購読いただくと!

バックナンバーがもれなく3冊ついてくる!!
※どの号が届くかはお楽しみ♪
- 1年間(4回発行)2,640円(税込)
- 送料無料
『イタリア好き』バックナンバー
『イタリア好き』バックナンバーは単品でご購入いただけます。
*バックナンバー 1冊660円(税込)
【vol.111|マンマのレシピ】ジェノヴァ風ラザーニャ
【リグーリア州】ジェノヴァ人にとってペストは食生活の中心
【vol.110|マンマのレシピ】ソラマメのマロ・栗粉入りトロフィエ
【リグーリア州】アラブ語でソースを意味するマロ
集まれ! イタリア好き マンマの料理フェスタ2019代官山 開催!
日本中がピンクに染まる春、桜の季節に、ヒルサイドパントリー代官山と代官山ヒルサイドスクエアにて「マンマの料理フェスタ2019」を開催します。
カラブリア州の小さな村ブラッティロに暮らすマンマ、アンナさん(本誌vol.34登場)が、自慢の料理をひっさげて来日! 郷土を愛する気持ち、土地の食を大切にする精神を、彼女の作る料理を通じて、おいしく、楽しく感じてもらえたら幸いです。
多くの〝イタリア好き〟の皆さんの来場をお待ちしています。(入場無料)
両親、兄妹とも皆仲良しの明るい家族。
お母さんのティーナさんと小さなマンマ娘のアウローラちゃんのサポートもかわいい、笑顔の絶えない家族。今回はお父さんとワイン造りをしている兄のコジモさんとやってきます。
ブラテッロ村は、人口600人ほどの小さな村。ンドゥィア(唐辛子入りのペーシト状のサラミ)の産地スピリンガや、赤タマネギの産地トロペアが近く、そんな産物を使った料理も披露してくれる予定です。
*29日(金)より、ヒルサイドパントリーのデリカテッセンがアンナマンマのお料理で埋め尽くされます。そして17時~は“アペリティーヴォ好き”として、つまみとワイン、カクテルも楽しんでいただけます。
*30日、31日は、代官山ヒルサイドスクエアにてイタリアを感じる食材、飲料、雑貨などの屋台が並ぶメルカートも開催します。フェスタ初出店の関西のあのお店も!また29日同様、地下のヒルサイドパントリー代官山店内では、引き続きアンナさんの料理をはじめ、生ハムやサラミの切り売りや、イタリア食材も豊富に揃っています。バールではイタリアワイン、カクテル、カフェも本格的に楽しめます。
■会場:ヒルサイドパントリー代官山 代官山ヒルサイドスクエア
東京都渋谷区猿楽町18-12
■主催:イタリア好き委員会
■共催:ヒルサイドパントリー代官山
■協力:代官山ヒルサイドテラス
本誌バックナンバーVol.34はこちらから購入できます。

《 惣菜(前菜) 》
・Virasciole di Patate(ジャガイモのフリット)
・Frittata di Úduja(タマネギの卵焼きンドィア入り)
・Verdure a Dadini al Forno(ゴロゴロ野菜のオーブン焼きチーズ風味)
・Verdure Ripiene al Forno(詰め物野菜のオーブン焼き)
《 パスタ 》
・Filei alla ‘Nduja(手打ちパスタ・フィレイのンドウィヤソース)
・Spaghetti alla Cipolla Rossa(赤タマネギのスパゲッティ)
・Pasta e Fagioli(インゲン豆のパスタ)
・Pasta al Forno di Anna (パスタのオーブン焼きアンナ風)
《 メイン 》
・Polpettone di Carne Ripieno(農家のポルペットーネ)
・Baccala in Umido(バカラ〈塩鱈〉の煮込み)
・Tortino di Alici(イワシのトルティーノ)
《 ドルチェ 》
・Torta al Vino Rosso(赤ワインのトルタ)
・Chiacchiere(キアッケレ=復活祭のお菓子)

マンマの料理フェスタを盛り上げてくれますよ~♪
■会場:代官山スクエア
カラブリア州の小さな村ブラッティロに暮らすマンマ、アンナさん(本誌vol.34登場)が、自慢の料理をひっさげて来日! 郷土を愛する気持ち、土地の食を大切にする精神を、彼女の作る料理を通じて、おいしく、楽しく感じてもらえたら幸いです。
多くの〝イタリア好き〟の皆さんの来場をお待ちしています。(入場無料)
両親、兄妹とも皆仲良しの明るい家族。
お母さんのティーナさんと小さなマンマ娘のアウローラちゃんのサポートもかわいい、笑顔の絶えない家族。今回はお父さんとワイン造りをしている兄のコジモさんとやってきます。
ブラテッロ村は、人口600人ほどの小さな村。ンドゥィア(唐辛子入りのペーシト状のサラミ)の産地スピリンガや、赤タマネギの産地トロペアが近く、そんな産物を使った料理も披露してくれる予定です。
◆+◆+開催概要+◆+◆
■日時:3月29日(金)~3月31(日) 10:00~19:00*29日(金)より、ヒルサイドパントリーのデリカテッセンがアンナマンマのお料理で埋め尽くされます。そして17時~は“アペリティーヴォ好き”として、つまみとワイン、カクテルも楽しんでいただけます。
*30日、31日は、代官山ヒルサイドスクエアにてイタリアを感じる食材、飲料、雑貨などの屋台が並ぶメルカートも開催します。フェスタ初出店の関西のあのお店も!また29日同様、地下のヒルサイドパントリー代官山店内では、引き続きアンナさんの料理をはじめ、生ハムやサラミの切り売りや、イタリア食材も豊富に揃っています。バールではイタリアワイン、カクテル、カフェも本格的に楽しめます。
■会場:ヒルサイドパントリー代官山 代官山ヒルサイドスクエア
東京都渋谷区猿楽町18-12
■主催:イタリア好き委員会
■共催:ヒルサイドパントリー代官山
■協力:代官山ヒルサイドテラス
本誌バックナンバーVol.34はこちらから購入できます。

【アンナマンマのお料理紹介】
3/29~31の3日間、ヒルサイドパントリーのデリカテッセンがアンナマンマのお料理で埋め尽くされます!《 惣菜(前菜) 》
・Virasciole di Patate(ジャガイモのフリット)
・Frittata di Úduja(タマネギの卵焼きンドィア入り)
・Verdure a Dadini al Forno(ゴロゴロ野菜のオーブン焼きチーズ風味)
・Verdure Ripiene al Forno(詰め物野菜のオーブン焼き)
《 パスタ 》
・Filei alla ‘Nduja(手打ちパスタ・フィレイのンドウィヤソース)
・Spaghetti alla Cipolla Rossa(赤タマネギのスパゲッティ)
・Pasta e Fagioli(インゲン豆のパスタ)
・Pasta al Forno di Anna (パスタのオーブン焼きアンナ風)
《 メイン 》
・Polpettone di Carne Ripieno(農家のポルペットーネ)
・Baccala in Umido(バカラ〈塩鱈〉の煮込み)
・Tortino di Alici(イワシのトルティーノ)
《 ドルチェ 》
・Torta al Vino Rosso(赤ワインのトルタ)
・Chiacchiere(キアッケレ=復活祭のお菓子)

■【出展店舗紹介!】30・31日のメルカート@代官山ヒルサイドスクエアにて
>>オリーヴオイル、生パスタ、帽子、雑貨、チョコ、焼き菓子など、イタリアを感じるものが手に入るメルカート。マンマの料理フェスタを盛り上げてくれますよ~♪
■会場:代官山スクエア
【vol.109|マンマのレシピ】トリッパ・アッラ・ジェノヴェーゼ
【リグーリア州】ジェノヴァの最も古い伝統料理の一つ
【出展店舗紹介】イタリア好き マンマの料理フェスタ2019代官山
【MERCATO】
会場:代官山ヒルサイドスクエア開催日時:3月30日(土)~3月31日(日) 10:00~19:00
*29日は、ヒルサイドパントリー代官山のみでの開催となります。
参加店:ARANCIA ROSSA / ITALICO JAPAN / イマニシ / CA’MONTE / ゴープレミア / SAKURAGUMI / SANTA CHIARADAVINO / Siciliamore / BANCHINI / Pastificio Sugino / パシフィック洋行 / 帽子屋BARコッポレッタ / リモーネリモーネ
(地下1階ヒルサイドパントリー代官山内:フードライナー/APEROL)
■ITALICO JAPAN
本場イタリアのエスプレッソ・カプセルコーヒーを味わっていただけます。https://italicojapan.com/
![]() Italicoのマシン |
![]() ESPRESSOcap社のカプセルコーヒー |
■イタリア食材輸入のイマニシ
ペペロンチーノ製品をはじめとするカラブリアの食材などをご紹介します!![]() |
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■CA’MONTE
最優秀ブドウ栽培者賞を受賞し、ブドウ栽培者の頂点に輝いたカラブリアの雄リブランディ家が作り出すワインをはじめ、イタリアの国民的ドリンクブランド “ヨーガ” から人気の味わいをご紹介します!http://www.montebussan.co.jp/shop/
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■ゴープレミア
オリーヴオイルソムリエが厳選した良質なオリーヴオイルをはじめ、はちみつやオリーヴの木で作られたキッチン雑貨、お菓子などをご紹介します。https://www.go-premiere.co.jp/
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■SAKURAGUMI
復活祭で登場するコロンバや、赤穂名物てーてってーをご紹介!http://www.vera-pizza-sakuragumi.co.jp/
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■SANTA CHIARA DAVINO
ユニークなイタリアン雑貨の数々をご紹介!お気に入りの1点を見つけてください。![]() |
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■シチリア食材専門店 Siciliamore(シチリアモーレ)
今回は、食材の宝庫 南東シチリアの美味しい物だけをセレクトしてご紹介します。ラグーサ県イブレイ山地特産の大人気トンダイブレア種100%のEXVオリーヴオイル「DOP パンタレオ」は、スペシャルセール価格でご提供します!
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■BANCHINI
パルマ最古のチョコレート屋BANCHINI(バンキーニ)の人気ラインナップをご紹介。https://demeterdemetra.jp/banchini
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■生パスタ専門店 Pastificio Sugino
本格的な手打ちパスタなどの生パスタとパスタソースをご紹介。小麦の味と弾力が楽しめる生パスタをお楽しみください!http://www.pastificio.jp
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■パシフィック洋行
イタリアのサインボードやステッカーをはじめワインなどもご紹介します。http://www.pacificyoko.com
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■帽子屋BARコッポレッタ
シチリアのスタイルで知られるハンチング帽「コッポラ」と、厳選した生地を使用した日本の職人による完全手作りのオリジナル商品をご紹介します。https://coppoletta.jp/
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■リモーネリモーネ
リモンチェッロやチョコチェッロ、りんごチェッロをはじめ、レモンオイルやレモンの陶磁器などをご紹介します!https://www.luceit.jp/
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【ヒルサイドパントリー代官山内での出展店舗】
場所:ヒルサイドパントリー代官山開催日時:3月29日(金)~3月31日(日) 10:00~19:00
参加店:フードライナー/APEROL
※APEROLは29日17:00~のアペリティーヴォ(食前酒と軽食)からお楽しみいただけます。
■フードライナー
ワインはすべて、店内でお飲みいただけます。選りすぐりの食品は店内で販売いたします。http://www.foodliner.co.jp/
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■APEROL(アペロール)
29日17:00~のアペリティーヴォに、今イタリアでも大人気のAPEROLスピリッツを食前酒としてお楽しみいただけます。プロセッコにAPEROL、オレンジを合わせた軽食ともぴったりのドリンクです。https://www.aperol.com/ja
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■【開催概要】集まれ! イタリア好き マンマの料理フェスタ2019代官山!
>>アンナマンマの紹介や、マンマの作る愛いっぱいの郷土料理の紹介、イベントの開催概要はこちらから!■開催日時:3月29日(金)~3月31日(土) 10:00~19:00
第10弾 編集長マッシモと行く 輝くカラブリア、特産品を訪ねる地元密着の旅9日間
▼2019年度は不催行となります。2020年度に同じ内容で催行予定です!お楽しみに。
編集長マッシモと行く!マッシモツアー第10弾の詳細決定!
主に本誌Vol.34で紹介した生産者を訪ね、
マンマの料理、農家の朝食、小麦収穫など、
このツアーでしか体験できない内容で、一緒にカラブリアの旅へ行きましょう!
参加人数は10名様限定です。
マッシモツアーのこだわり
●本誌取材で訪れた生産者を巡り、その情熱を直に感じられる。
●絶対うまい! 郷土の味を堪能できる。
●本場マンマの料理を一緒に楽しみながら味わえる。
●このツアーだけしか体験できない内容で、リアルなイタリアを感じる。
〈ポイント1〉
本場マンマの料理を体験して食べる
ーアンナ・ロンボラさんの料理講習と家族と一緒に食事を楽しむ。

〈ポイント2〉
酪農家アントニオさんを訪ねて
ー乳搾り〜チーズ作り見学と、農家の朝食を一緒に食べる。

カラブリアの自然を満喫
ーアルブレーシュの村チヴィタの自然公園をハイキング。
ーシーラ山地の牧場と農場を訪ねる。

カラブリアでピクニック
ー古代小麦収穫体験とその小麦で作ったピッツァやパンと地元ワインでピクニック。
取材で訪ねたマッシモオススメのレストランへ
ー「ラ・タベルナ・ディ・ペペ」でスクイラーチェのローカル料理を食べる。


スピリンガのンドゥイア

トロペアの赤タマネギ

野生のカルチョーフィ
〈旅行要項〉
●旅行期間:2019年6月8日(土)~16日(日)9日間
*全て専用車にて移動。
●イタリアズッキーニクラブ会員
294,000円(航空券別)
*非会員306,000円(航空券別)
*日程内の宿泊費(2名1室)、食事(毎朝食、昼食5回、夕食2回)、訪問料、講習料、通訳費、交通機関・現地手配費用が含まれます。
*上記費用には、航空券代金、燃油特別付加税、空港税、空港保険料は含まれません.別途ご手配、費用がかかります。
●1人部屋追加代金:48,000円
(ツインより部屋が小さくなる場合もございます)*相部屋の方がいらっしゃらない場合は1人部屋追加代金がかかります。
●ホテル:4つ星クラス
●最小催行人数:8名(10名様限定)定員になり次第締め切ります。
●お問い合わせ・お申込み先:アマテラス・イタリア(株式会社フォルトゥーナ)
担当:桃井祐美子、松家いくみ
TEL : 03-5772-8338
FAX : 03-6438-9990
東京都港区麻布十番1-5-29-205
●航空券お問い合わせ先:株式会社エイチ・アイ・エス トラベルワンダーランド新宿本社
アメリカ・オセアニア・ヨーロッパ/自由旅行専門店営業所
担当:柏原 健太
TEL: 03-5360-4881
編集長マッシモと行く!マッシモツアー第10弾の詳細決定!
主に本誌Vol.34で紹介した生産者を訪ね、
マンマの料理、農家の朝食、小麦収穫など、
このツアーでしか体験できない内容で、一緒にカラブリアの旅へ行きましょう!
参加人数は10名様限定です。
マッシモツアーのこだわり
●本誌取材で訪れた生産者を巡り、その情熱を直に感じられる。
●絶対うまい! 郷土の味を堪能できる。
●本場マンマの料理を一緒に楽しみながら味わえる。
●このツアーだけしか体験できない内容で、リアルなイタリアを感じる。
〈ポイント1〉
本場マンマの料理を体験して食べる
ーアンナ・ロンボラさんの料理講習と家族と一緒に食事を楽しむ。

〈ポイント2〉
酪農家アントニオさんを訪ねて
ー乳搾り〜チーズ作り見学と、農家の朝食を一緒に食べる。

〈ポイント3〉
カラブリアの自然を満喫
ーアルブレーシュの村チヴィタの自然公園をハイキング。
ーシーラ山地の牧場と農場を訪ねる。

〈ポイント4〉
カラブリアでピクニック
ー古代小麦収穫体験とその小麦で作ったピッツァやパンと地元ワインでピクニック。
ポイント5
取材で訪ねたマッシモオススメのレストランへ
ー「ラ・タベルナ・ディ・ペペ」でスクイラーチェのローカル料理を食べる。




〈旅行要項〉
●旅行期間:2019年6月8日(土)~16日(日)9日間
*全て専用車にて移動。
●イタリアズッキーニクラブ会員
294,000円(航空券別)
*非会員306,000円(航空券別)
*日程内の宿泊費(2名1室)、食事(毎朝食、昼食5回、夕食2回)、訪問料、講習料、通訳費、交通機関・現地手配費用が含まれます。
*上記費用には、航空券代金、燃油特別付加税、空港税、空港保険料は含まれません.別途ご手配、費用がかかります。
●1人部屋追加代金:48,000円
(ツインより部屋が小さくなる場合もございます)*相部屋の方がいらっしゃらない場合は1人部屋追加代金がかかります。
●ホテル:4つ星クラス
●最小催行人数:8名(10名様限定)定員になり次第締め切ります。
●お問い合わせ・お申込み先:アマテラス・イタリア(株式会社フォルトゥーナ)
担当:桃井祐美子、松家いくみ
TEL : 03-5772-8338
FAX : 03-6438-9990
東京都港区麻布十番1-5-29-205
●航空券お問い合わせ先:株式会社エイチ・アイ・エス トラベルワンダーランド新宿本社
アメリカ・オセアニア・ヨーロッパ/自由旅行専門店営業所
担当:柏原 健太
TEL: 03-5360-4881
【vol.108|マンマのレシピ】レンズ豆のスープ
【ウンブリア州】修道士にも愛されるレンズ豆産地の一品