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【出展店舗紹介】イタリア好き マンマの料理フェスタ2019代官山

【MERCATO】

会場:代官山ヒルサイドスクエア
開催日時:3月30日(土)~3月31日(日) 10:00~19:00
*29日は、ヒルサイドパントリー代官山のみでの開催となります。
参加店:ARANCIA ROSSA / ITALICO JAPAN / イマニシ / CA’MONTE / ゴープレミア / SAKURAGUMI / SANTA CHIARADAVINO / Siciliamore / BANCHINI / Pastificio Sugino / パシフィック洋行 / 帽子屋BARコッポレッタ / リモーネリモーネ
(地下1階ヒルサイドパントリー代官山内:フードライナー/APEROL)

■ITALICO JAPAN

本場イタリアのエスプレッソ・カプセルコーヒーを味わっていただけます。
https://italicojapan.com/
手軽ながら本格的なエスプレッソを抽出することができる
Italicoのマシン
世界で愛される、
ESPRESSOcap社のカプセルコーヒー

■イタリア食材輸入のイマニシ

ペペロンチーノ製品をはじめとするカラブリアの食材などをご紹介します!

■CA’MONTE

最優秀ブドウ栽培者賞を受賞し、ブドウ栽培者の頂点に輝いたカラブリアの雄リブランディ家が作り出すワインをはじめ、イタリアの国民的ドリンクブランド “ヨーガ” から人気の味わいをご紹介します!
http://www.montebussan.co.jp/shop/
カラブリアワイン・チロ・ロッソ
ヨーガにモレッティ・ビール

■ゴープレミア

オリーヴオイルソムリエが厳選した良質なオリーヴオイルをはじめ、はちみつやオリーヴの木で作られたキッチン雑貨、お菓子などをご紹介します。
https://www.go-premiere.co.jp/
良質なオリーヴオイル
オリーヴの木でできたキッチン雑貨

■SAKURAGUMI

復活祭で登場するコロンバや、赤穂名物てーてってーをご紹介!
http://www.vera-pizza-sakuragumi.co.jp/

■SANTA CHIARA DAVINO

ユニークなイタリアン雑貨の数々をご紹介!お気に入りの1点を見つけてください。

■シチリア食材専門店 Siciliamore(シチリアモーレ)

今回は、食材の宝庫 南東シチリアの美味しい物だけをセレクトしてご紹介します。
ラグーサ県イブレイ山地特産の大人気トンダイブレア種100%のEXVオリーヴオイル「DOP パンタレオ」は、スペシャルセール価格でご提供します!

手摘みの大人気オイルに漁師町のアンチョヴィ
伝統製法で作られる風味抜群モディカ・チョコレート

■BANCHINI

パルマ最古のチョコレート屋BANCHINI(バンキーニ)の人気ラインナップをご紹介。
https://demeterdemetra.jp/banchini
バンキーニ兄弟
ちょっと贅沢な日常のお菓子

■生パスタ専門店 Pastificio Sugino

本格的な手打ちパスタなどの生パスタとパスタソースをご紹介。小麦の味と弾力が楽しめる生パスタをお楽しみください!
http://www.pastificio.jp

■パシフィック洋行

イタリアのサインボードやステッカーをはじめワインなどもご紹介します。
http://www.pacificyoko.com

■帽子屋BARコッポレッタ

シチリアのスタイルで知られるハンチング帽「コッポラ」と、厳選した生地を使用した日本の職人による完全手作りのオリジナル商品をご紹介します。
https://coppoletta.jp/

■リモーネリモーネ

リモンチェッロやチョコチェッロ、りんごチェッロをはじめ、レモンオイルやレモンの陶磁器などをご紹介します!
https://www.luceit.jp/
本場本物のリモンチェッロ
小瓶は絵付け師がひとつずつ手描き!

【ヒルサイドパントリー代官山内での出展店舗】

場所:ヒルサイドパントリー代官山
開催日時:3月29日(金)~3月31日(日) 10:00~19:00
参加店:フードライナー/APEROL
※APEROLは29日17:00~のアペリティーヴォ(食前酒と軽食)からお楽しみいただけます。
ヒルサイドパントリー代官山とは?
1993年、自家製パンと高級輸入食材の店として代官山ヒルサイドテラスにオープンして以来、シンプルで本当においしい「本物」を提供したいとの信念のもと、日々新しいものを発信している、お客様に愛されているお店です。

■フードライナー

ワインはすべて、店内でお飲みいただけます。選りすぐりの食品は店内で販売いたします。
http://www.foodliner.co.jp/

■APEROL(アペロール)

29日17:00~のアペリティーヴォに、今イタリアでも大人気のAPEROLスピリッツを食前酒としてお楽しみいただけます。プロセッコにAPEROL、オレンジを合わせた軽食ともぴったりのドリンクです。
https://www.aperol.com/ja

■【開催概要】集まれ! イタリア好き マンマの料理フェスタ2019代官山!

>>アンナマンマの紹介や、マンマの作る愛いっぱいの郷土料理の紹介、イベントの開催概要はこちらから!
■開催日時:3月29日(金)~3月31日(土) 10:00~19:00

第10弾 編集長マッシモと行く 輝くカラブリア、特産品を訪ねる地元密着の旅9日間

▼2019年度は不催行となります。2020年度に同じ内容で催行予定です!お楽しみに。

編集長マッシモと行く!マッシモツアー第10弾の詳細決定!

主に本誌Vol.34で紹介した生産者を訪ね、
マンマの料理、農家の朝食、小麦収穫など、
このツアーでしか体験できない内容で、一緒にカラブリアの旅へ行きましょう!
参加人数は10名様限定です。

マッシモツアーのこだわり
●本誌取材で訪れた生産者を巡り、その情熱を直に感じられる。
●絶対うまい! 郷土の味を堪能できる。
●本場マンマの料理を一緒に楽しみながら味わえる。
●このツアーだけしか体験できない内容で、リアルなイタリアを感じる。

〈ポイント1〉
本場マンマの料理を体験して食べる
ーアンナ・ロンボラさんの料理講習と家族と一緒に食事を楽しむ。

〈ポイント2〉
酪農家アントニオさんを訪ねて
ー乳搾り〜チーズ作り見学と、農家の朝食を一緒に食べる。

〈ポイント3〉
カラブリアの自然を満喫
ーアルブレーシュの村チヴィタの自然公園をハイキング。
ーシーラ山地の牧場と農場を訪ねる。



〈ポイント4〉
カラブリアでピクニック
ー古代小麦収穫体験とその小麦で作ったピッツァやパンと地元ワインでピクニック。

ポイント5
取材で訪ねたマッシモオススメのレストランへ
ー「ラ・タベルナ・ディ・ペペ」でスクイラーチェのローカル料理を食べる。


 

スピリンガのンドゥイア


トロペアの赤タマネギ


野生のカルチョーフィ


〈旅行要項〉
●旅行期間:2019年6月8日(土)~16日(日)9日間
*全て専用車にて移動。
●イタリアズッキーニクラブ会員
294,000円(航空券別)
*非会員306,000円(航空券別)
*日程内の宿泊費(2名1室)、食事(毎朝食、昼食5回、夕食2回)、訪問料、講習料、通訳費、交通機関・現地手配費用が含まれます。
*上記費用には、航空券代金、燃油特別付加税、空港税、空港保険料は含まれません.別途ご手配、費用がかかります。
●1人部屋追加代金:48,000円
(ツインより部屋が小さくなる場合もございます)*相部屋の方がいらっしゃらない場合は1人部屋追加代金がかかります。
●ホテル:4つ星クラス
●最小催行人数:8名(10名様限定)定員になり次第締め切ります。
●お問い合わせ・お申込み先:アマテラス・イタリア(株式会社フォルトゥーナ)
担当:桃井祐美子、松家いくみ
TEL : 03-5772-8338
FAX : 03-6438-9990
東京都港区麻布十番1-5-29-205
●航空券お問い合わせ先:株式会社エイチ・アイ・エス トラベルワンダーランド新宿本社
アメリカ・オセアニア・ヨーロッパ/自由旅行専門店営業所
担当:柏原 健太
TEL: 03-5360-4881

イベントレポート/イタリア好き 郷土料理を楽しもう!エミリロ・マーニャ州モデナ


イタリア20州を巡る食事会は、最新号vol.36エミリア・ロマーニャ州モデナ特集をテーマに大井町の「NIDO」にて2月11日に開催されました。

会場時間も迫り準備を進めるオーナーシェフの戸羽剛志さん。




さあ、食事会の始まりです!
テーブルに置かれた白く丸い器「スコデッラ」は、ランブルスコを飲むための器。
現地ではこのような器で飲むこともあるということで、今回は現地気分を盛り上げるために戸羽さんが用意してくれた。これに並々とランブルスコを注げば気分も盛り上がる! この日は基本的にランブルスコをガブガブ飲みしながら会は進むのでした。

バルサミコ酢のソースをつけて食べるピンツィモーニオとランブルスコ。


パルマ産生ハム、モルタデッラ、パンチェッタ、コッパ ピアチェンティーナ、サラミカチャトーレの盛り合せ。


そして当然この州の食事といえば、生ハムにサラミなどの加工肉は外せません! 「僕は毎日こればかり食べていました」と戸羽さん。これがメインとばかりに大盤振る舞い。山盛りのアフェッタートミストはおかわりもあって会はドンドンヒートアップ。

アフェッタートミストは、ニョッコフリットにティジェッラ、ボルレンゴとエミリア地方のパンに合わせて。



取材時に持ち帰った、パルミジャーノ・レッジャーノ60ヶ月とペドローニの25年もののバルサミコ酢。


定番トルテッローニにピサレイファゾ(パン粉と小麦粉のニョッキ)、ニーディ・ディ・ロンディネ(筒状のラザニア)。


プリモピアットは3種盛り合わせ。珍しいニョッキやラザニアも、現地での経験をされた戸羽さんならでは。
そして、かなりお腹はずっしりきたところでセコンドです。

鹿肉のバルサミコ酢煮込みポレンタ添え。


鹿肉のバルサミコ酢煮込みポレンタ添え。
鹿肉は軟らかく、バルサミコ酢の風味が肉の臭みを消して、味を引き立ています。好みでほんの少しだけ先ほどのバルサミコ酢をかけて食べます。決してかけ過ぎてはいけません(笑)。



そしてドルチェはモデナの定番ベンソーネ。

 



ご参加の皆さま、そして戸羽シェフはじめお店のスタッフの方ありがとうございました。
とても充実した楽しい時間でした。

NinoNegri“ヴァルテッリーナ”の魅力 Presented by モンテ物産

今、スイス国境近くのある渓谷で作られるロンバルディア州のワインが熱い。
その渓谷の名は“ヴァルテッリーナ”。
今回はその“ヴァルテッリーナ”でワインを造るニーノ・ネグリ社について、昨年就任したばかりの新しいエノロゴの話しを交えながら特集したい。
▲高い山々が連なるヴァルテッリーナ渓谷

車でミラノ市内から約2時間。同じロンバルディア州とはいえ、スイス国境にまたがるアルプスを間近に見るエリアにヴァルテッリーナ渓谷がある。周りを高い山々に囲まれており、ブドウ畑が山の急斜面に広がっているのもこのエリアならではの景色だ。
ひと昔前の車の無い時代は、本当に陸の孤島ともいえる場所であっただろう。

このエリアの郷土料理で有名なものは、そば粉のショートパスタ“ピッツォッケリ”。そば粉といえばヘルシーなイメージがあるが、合わせるソースはちりめんキャベツとじゃがいもに地元のチーズとバターをたっぷりと使ったもの。栄養満点の、今でというと少々高カロリーな一品だ。寒い冬に食べると格別で、じんわりと温まる。
そしてそこに合わせるのが、地元ヴァルテッリーナ地方の赤ワインだ。重すぎず奥行きがあり、身体にすんなりと入っていく。
▲ピッツォッケリ

ニーノ・ネグリ社は、そんなヴァルテッリーナ地方のキウロという小さな町にある。
1897年創業。ワイナリー敷地内にはキウロ城があり、オフィスと熟成庫がその風情ある城と一体となっている。
出迎えてくれたのはエノロゴのダニーロ・ドロッコさん。実は、彼は1年前までバローロの造り手として世界的に有名なピエモンテ州のワイナリー、フォンタナフレッダ社で統括エノロゴを務めていた。
フォンタナフレッダ社で1年前に会って以来久しぶりに会う彼は、とても精悍な顔つきをしていた。
元来山好きで、スキーが大の趣味。それもヴァルテッリーナに移ってきた理由かもしれないが、本当のところを聞いてみた。

「一体なぜ、世界的に有名なバローロ生産者から、このヴァルテッリーナの地に赴いたんですか?」
▲ニーノ・ネグリ社のオフィスがある建物の外観とダニーロ・ドロッコさん

「フォンタナフレッダでは、バローロをはじめ多岐にわたるワイン造りに取り組んできたこの30年の間に、畑から醸造まで大きな改革を行い、品質を更に向上させることが出来たと思っている。その経験をバローロエリアと同じく高品質なネッビオーロの生産地として注目されているヴァルテッリーナ地方で活かして、新たな挑戦をしてみたいと思ったんだよ。
それから、ここヴァルテッリーナのワインは、昔はやせた印象のワインだったが、今ではしっかりとした果実味を持ちながら繊細さとフレッシュさを持つとても飲み心地の良いワインになった。世界的なワイン傾向は、“エレガンス”。そこにヴァルテッリーナの可能性を感じたのさ。間違いなくヴァルテッリーナのワインは将来成功を収める。これに貢献したいんだ!」
とても生き生きとした表情で話すダニーロさん。まだまだ世界的に有名ではないヴァルテッリーナのワインで世の中を驚かしてやろうとする気概を感じとることができた。そして、ネッビオーロのスペシャリストのこの言葉を聞き、今後のニーノ・ネグリ社のワインへの期待が高まった。

ところでヴァルテッリーナで造られている赤ワインには、2つのDOCG(※1)がある。
ヴァルテッリーナ・スペリオーレとスフルサート・ディ・ヴァルテッリーナだ。
ニーノ・ネグリ社が作る最高級のスフルサートDOCGのワイン名は、“チンクエ・ステッレ”。
収穫したキアヴェンナスカ種(ヴァルテッリーナエリアでのネッビオーロの呼称)の房を陰干ししてブドウ果の水分を減らしてから造るワインで、凝縮感があり、果実味、酸味、骨格、タンニン、余韻、全ての要素が高いレベルで調和した偉大なワインだ。
その陰干しの現場に案内してもらった。
▲フルッタイオに並べられたブドウ

「我々が“Fruttaio(フルッタイオ)”と呼ぶここ陰干しの場所は、標高500メートルに位置する。なぜこんなにも高い場所で行うかというと、自然の風で陰干しするため、風がよく乾燥していないといけないからだ。高地の風はよく乾燥している。
こうして窓から自然の風を吹かせているんだ。分かるかい?風が室内に入ってきているのが。」
たしかにフルッタイオ内では、心地良い乾燥したそよ風が吹いているのが感じられた。

「朝は山側から、昼はコモ湖から風が吹くんだ。この状態で9月中旬に収穫したブドウを自然の風で3ヶ月間陰干しをすると、ブドウの重量はだいたい30%落ちる。そうして上品な甘みの凝縮した陰干しブドウができるわけだ。
また、“チンクエ・ステッレ”に使われるブドウの収穫は通常より10日~15日前に行い、陰干しによってアルコール度が上がり過ぎないように配慮しているんだよ。」

ダニーロ・ドロッコさんが実際に陰干し中のブドウの房を見せてくれた。
約2ヶ月半の陰干し状態だ。香りを嗅いでみるとブドウのフレッシュ感を保ちながら深い果実の香りが感じられる。
「香りだけで質の良さが分かる。」とダニーロさん。
口に含むと、よく熟したプルーンのような味わい。とても健全なブドウだ。
▲陰干し中のブドウを見せてくれる、ダニーロさん

「この房は粒が大きくて粒同士が少し離れているだろう。これは特殊なクローンのブドウで、陰干しに最適な果汁の多さと風通しのよさを兼ね備えているんだ。」

陰干しワインではヴェネト州のアマローネが有名だが、この“チンクエ・ステッレ”スフルサート・ディ・ヴァルテッリーナは、それに比べ凝縮した果実味の中に冷涼感と、ミネラルを感じる。

ヴァルテッリーナの気候風土と急斜面での過酷なブドウ栽培作業、丁寧なワイン醸造、陰干しブドウへのこだわり、それらすべてが一体となって、ヴァルテッリーナらしさを表現した素晴らしいワインをニーノ・ネグリ社は造りだしている。

今後ニーノ・ネグリ社では、単一畑のクリュワインを増やしていく、とダニーロさんは話す。
「ヴァルテッリーナの特徴の異なる栽培エリアの中にも更に細かく見ると、独特のキャラクターを持つ素晴らしい畑があるからね。それを表現するワインを作りたいんだ。」

ダニーロ・ドロッコさんとニーノ・ネグリ社の今後の活躍と、ヴァルテッリーナのワインから目が離せない。

▲“チンクエ・ステッレ”


※1:DOCG…統制保証原産地呼称。イタリア全国にあるワインの銘柄・タイプを限定し、その品質を守ることで、古くから続くワイン造りの伝統と名誉を保護する「イタリアワイン法」のもと制定されたカテゴリーの一つ。DOCGはその中でももっとも厳しい基準を満たし、特に歴史のあるワインが分類されるカテゴリー。

モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼ニーノ・ネグリ社についてはこちら↓↓▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/ninonegri.html