【トスカーナ州】海から遠いキャンティ地方の郷土料理
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「LA TROPEA EXPERIENCE / FESTIVAL DELLA CIPOLLA ROSSA」~「イタリアで最も美しい村」トロペアの魅力に迫る旅~
はじめまして。
イタリアの緑のハート、ウンブリア州ペルージャ在住の鹿野喜志枝と申します。
今回は、去る4月29日から5月1日の3日間、カラブリア州のトロペア市で行われた食文化イベント「LA TROPEA EXPERIENCE/FESTIVAL DELLA CIPOLLA ROSSA」の様子と、そこで感じたトロペアの魅力を日本の皆さまへお届けしたく、レポートさせていただきます。
※開催終了
皆様もご存知の通り、トロペアはイタリア国営放送RAIが主催するテレビ番組企画「BORGO PIU’ BELLI D’ITALIA」で2021年度の『イタリアで最も美しい村』に選ばれた話題の街。私の住むイタリアの真ん中、ウンブリア州からは、電車を乗り継いで約8時間の旅でしたが、そんな長旅も価値あるものだと思えるほどの魅力に溢れていました。
古代ギリシア神話の舞台としても登場する事から「神々の海岸」と讃えられる白い砂浜と透き通るターコイズブルーの海。そして街のシンボル「サンタ・マリア・デッリーゾラ教会」の神秘的ともいえる美しさ。
滞在先に着いてすぐに案内されたホテルのテラスからの景色は、感動の一言でした。
https://palazzomottolatropea.com/
海岸の目の前に聳える断崖絶壁の上に広がる街並みは、トロペアならではの独特な風景。市長をはじめとする市民の努力により清潔に保たれた旧市街は中世の趣と愛らしさが残り、この街で暮らす人々の生活の営みも感じられます。
今回のイベント「La Tropea Experience/Festival della Cipolla Rossa」はトロペアを代表する特産物「Cipolla Rossa 赤玉ねぎ」を国内外に宣伝する事が第一の目的ですが、特に興味深かった点は、現場での一般客の集客のみを目的とせず、国内外からイベントに招聘された、食や健康関連のジャーナリスト、インフルエンサー、YouTuber 、海洋学者、ウェルネスサイトの運営者、マーケティングの専門誌編集者など、幅広い分野での発信力、影響力のある面々がそれぞれの立場でこのイベントのメディア発信に注力していた点でした。
街中にもイベントを盛り上げるたくさんの工夫が!
イベントの柱となったのがトロペアの海を一望できる旧市街の展望台的なカンノーネ広場に特設された会場で終日開催されていた「クッキングショー」。イタリア国内外のミシュランの三ツ星シェフや、イタリアでは誰も知っている人気シェフ、テレビやインターネットといったメディアで活躍するグルメ系インフルエンサー、そしてそこに地元カラブリアの有名店のシェフが入れ替わり立ち替わりで、赤玉ねぎを使った特製レシピを披露するという贅沢感満載の内容でした。
イタリア国内で最も有名な日本人であり、在イタリア日本国大使館公認の日本食普及親善大使も務める「ヒロさん」こと正田博彦シェフも、錚々たる面々と共にこのイベントのゲストシェフとして大活躍されていました。老若男女問わずに大人気のヒロさん、終了後もサインと写真リクエストの長蛇の列でイタリアで活躍する日本人の代表選手と言える存在です。
別会場では海洋学者やマーケティングの専門家が開催するアカデミックなコンベンション、地元料理学校の学生を対象にした料理コンクール、さらに子どもたちのクッキングイベントなども開催され、随所でテレビやSNSを通じたメディア戦略を徹底して実行し、各々がInstagramやYouTube、インターネットサイトでイベントの様子をリアルタイムに発信していました。
TV局、そして様々なメディア関係者がイベントと通じてトロペア市の魅力を発信
これらの試みは全て、アフターコロナを見据えた今年の夏のバカンスシーズンに向け「トロペア」というカラブリア州の小さな街の風景や空気感を広く人々に伝える絶好の機会となったのは間違いありません。
また3日間のイベントで特に話題を集めたのが、トロペアの港を出港する大型ヨット船上でのライブクッキングショー。イタリア国内の多くのテレビ番組に出演し、Gambero Rossoチャンネルでも冠番組を持つ、イグレス・コレッリとマックス・マリオーラという超有名シェフの豪華共演は見応えたっぷりで、トロペア湾に停泊する船上で、軽快なトークで笑いを交えながらしっかりと一流の料理を仕上げる姿はさすがの一言でした。
イグレスシェフは「巻きす」を使っての創作料理を披露。今ではイタリアの有名シェフも、日本古来の調理道具を使いこなすのだ、とちょっと感動を覚えました。
今回、マックス・マリオーラ シェフと、イタリア・グルメ系インフルエンサーとして若手人気ナンバー1を誇るフェデリーコ・フスカ シェフに、幸いにも個人的にお話しを伺うことができました。現在や未来のイタリア料理界の担い手とも言えるお二方が「常に生産者への敬意を忘れずに、何よりもイタリアの伝統料理、家庭料理を大切にしている」と語られた事が印象的でした。
イベント期間中は、もちろん「赤玉ねぎ」を使った様々な料理を贅沢に食す日々。
ゲストシェフ達による新レシピの数々が披露され、チェントロ(旧市街)のレストランでは「赤玉ねぎ」を使った各レストランオリジナルメニューのコンテストも開催。最終日のフィナーレとして開催された晩餐会では、イベントに参加したオールスターシェフによるフルコースディナー。テーブルを囲む面々と、それぞれの料理のどこに「赤玉ねぎ」が使われているかなど話しながら、最高の料理を満喫しました。気がつけば時計の針は夜12時を回っていましたが、晩餐会は深夜になっても一向に終わる気配が無く、さすが南イタリア!笑
左・晩餐会での表彰式の様子/右・イベントのコーディネートを担当されたダニエレ・チポッリーノ氏
この「トロペア産の赤玉ねぎ」は美味しいだけではなく、身体に良いと言われる様々な効力があり、特に血中コレステロールを正常に保つ薬効には注目が集まっているそうです。確かにシェフたちのレシピはどれも唸るほどに美味しいものでしたが、生食でサラダで頂くだけでも超絶品です!
左・ツナと赤玉ねぎのサラダ、野生のフィノッキオ(フェンネル)の葉が添えられていました。
右・シンプルな野菜のみの「赤玉ねぎサラダトロペア風」
もちろんトロペアの郷土料理も堪能、海の幸と山の幸に恵まれたガストロノミーのポテンシャルの高さはやっぱり特別です。まさにここトロペアをはじめとするカラブリアは南イタリアの食の宝庫!
左・トロペアの郷土料理、手打ちパスタ「フィレイ」赤玉ねぎと炒ったパン粉のソースで絶品!
お店のオーナーが今日のおすすめの新鮮な食材を見せてくれます!
たった3日間の滞在でも、まるで長年この街に暮らしているかのように包み込まれ、イベントを通じて、南イタリアの人口6千人の小さな街の「地の利」と「人の和」の実力を実感。
歴史、伝統、文化、そしてガストロノミーとホスピタリティー、日本人である私たちの心がイタリアという国に求めている「何か」を見つける事が出来る場所だと確信しました。
少しずつ日常を取り戻しているイタリア、ぜひチャンスがあったらトロペアを訪ねてみてください。
皆さまを魅了する事、間違いなしです。
イタリアの緑のハート、ウンブリア州ペルージャ在住の鹿野喜志枝と申します。
今回は、去る4月29日から5月1日の3日間、カラブリア州のトロペア市で行われた食文化イベント「LA TROPEA EXPERIENCE/FESTIVAL DELLA CIPOLLA ROSSA」の様子と、そこで感じたトロペアの魅力を日本の皆さまへお届けしたく、レポートさせていただきます。
LA TROPEA EXPERIENCE/FESTIVAL DELLA CIPOLLA ROSSA
https://latropeaexperience.it※開催終了
皆様もご存知の通り、トロペアはイタリア国営放送RAIが主催するテレビ番組企画「BORGO PIU’ BELLI D’ITALIA」で2021年度の『イタリアで最も美しい村』に選ばれた話題の街。私の住むイタリアの真ん中、ウンブリア州からは、電車を乗り継いで約8時間の旅でしたが、そんな長旅も価値あるものだと思えるほどの魅力に溢れていました。
古代ギリシア神話の舞台としても登場する事から「神々の海岸」と讃えられる白い砂浜と透き通るターコイズブルーの海。そして街のシンボル「サンタ・マリア・デッリーゾラ教会」の神秘的ともいえる美しさ。
滞在先に着いてすぐに案内されたホテルのテラスからの景色は、感動の一言でした。
https://palazzomottolatropea.com/
海岸の目の前に聳える断崖絶壁の上に広がる街並みは、トロペアならではの独特な風景。市長をはじめとする市民の努力により清潔に保たれた旧市街は中世の趣と愛らしさが残り、この街で暮らす人々の生活の営みも感じられます。
今回のイベント「La Tropea Experience/Festival della Cipolla Rossa」はトロペアを代表する特産物「Cipolla Rossa 赤玉ねぎ」を国内外に宣伝する事が第一の目的ですが、特に興味深かった点は、現場での一般客の集客のみを目的とせず、国内外からイベントに招聘された、食や健康関連のジャーナリスト、インフルエンサー、YouTuber 、海洋学者、ウェルネスサイトの運営者、マーケティングの専門誌編集者など、幅広い分野での発信力、影響力のある面々がそれぞれの立場でこのイベントのメディア発信に注力していた点でした。
イベントの柱となったのがトロペアの海を一望できる旧市街の展望台的なカンノーネ広場に特設された会場で終日開催されていた「クッキングショー」。イタリア国内外のミシュランの三ツ星シェフや、イタリアでは誰も知っている人気シェフ、テレビやインターネットといったメディアで活躍するグルメ系インフルエンサー、そしてそこに地元カラブリアの有名店のシェフが入れ替わり立ち替わりで、赤玉ねぎを使った特製レシピを披露するという贅沢感満載の内容でした。
イタリア国内で最も有名な日本人であり、在イタリア日本国大使館公認の日本食普及親善大使も務める「ヒロさん」こと正田博彦シェフも、錚々たる面々と共にこのイベントのゲストシェフとして大活躍されていました。老若男女問わずに大人気のヒロさん、終了後もサインと写真リクエストの長蛇の列でイタリアで活躍する日本人の代表選手と言える存在です。
別会場では海洋学者やマーケティングの専門家が開催するアカデミックなコンベンション、地元料理学校の学生を対象にした料理コンクール、さらに子どもたちのクッキングイベントなども開催され、随所でテレビやSNSを通じたメディア戦略を徹底して実行し、各々がInstagramやYouTube、インターネットサイトでイベントの様子をリアルタイムに発信していました。
これらの試みは全て、アフターコロナを見据えた今年の夏のバカンスシーズンに向け「トロペア」というカラブリア州の小さな街の風景や空気感を広く人々に伝える絶好の機会となったのは間違いありません。
また3日間のイベントで特に話題を集めたのが、トロペアの港を出港する大型ヨット船上でのライブクッキングショー。イタリア国内の多くのテレビ番組に出演し、Gambero Rossoチャンネルでも冠番組を持つ、イグレス・コレッリとマックス・マリオーラという超有名シェフの豪華共演は見応えたっぷりで、トロペア湾に停泊する船上で、軽快なトークで笑いを交えながらしっかりと一流の料理を仕上げる姿はさすがの一言でした。
イグレスシェフは「巻きす」を使っての創作料理を披露。今ではイタリアの有名シェフも、日本古来の調理道具を使いこなすのだ、とちょっと感動を覚えました。
今回、マックス・マリオーラ シェフと、イタリア・グルメ系インフルエンサーとして若手人気ナンバー1を誇るフェデリーコ・フスカ シェフに、幸いにも個人的にお話しを伺うことができました。現在や未来のイタリア料理界の担い手とも言えるお二方が「常に生産者への敬意を忘れずに、何よりもイタリアの伝統料理、家庭料理を大切にしている」と語られた事が印象的でした。
イベント期間中は、もちろん「赤玉ねぎ」を使った様々な料理を贅沢に食す日々。
ゲストシェフ達による新レシピの数々が披露され、チェントロ(旧市街)のレストランでは「赤玉ねぎ」を使った各レストランオリジナルメニューのコンテストも開催。最終日のフィナーレとして開催された晩餐会では、イベントに参加したオールスターシェフによるフルコースディナー。テーブルを囲む面々と、それぞれの料理のどこに「赤玉ねぎ」が使われているかなど話しながら、最高の料理を満喫しました。気がつけば時計の針は夜12時を回っていましたが、晩餐会は深夜になっても一向に終わる気配が無く、さすが南イタリア!笑
この「トロペア産の赤玉ねぎ」は美味しいだけではなく、身体に良いと言われる様々な効力があり、特に血中コレステロールを正常に保つ薬効には注目が集まっているそうです。確かにシェフたちのレシピはどれも唸るほどに美味しいものでしたが、生食でサラダで頂くだけでも超絶品です!
右・シンプルな野菜のみの「赤玉ねぎサラダトロペア風」
もちろんトロペアの郷土料理も堪能、海の幸と山の幸に恵まれたガストロノミーのポテンシャルの高さはやっぱり特別です。まさにここトロペアをはじめとするカラブリアは南イタリアの食の宝庫!
お店のオーナーが今日のおすすめの新鮮な食材を見せてくれます!
たった3日間の滞在でも、まるで長年この街に暮らしているかのように包み込まれ、イベントを通じて、南イタリアの人口6千人の小さな街の「地の利」と「人の和」の実力を実感。
歴史、伝統、文化、そしてガストロノミーとホスピタリティー、日本人である私たちの心がイタリアという国に求めている「何か」を見つける事が出来る場所だと確信しました。
少しずつ日常を取り戻しているイタリア、ぜひチャンスがあったらトロペアを訪ねてみてください。
皆さまを魅了する事、間違いなしです。
鹿野喜志枝〈KISHIE KANO PLACIDI 〉
ウンブリア州ペルージャ在住。Placidi & De Donno SNC/ Placidinternational 代表。イタリア食材・アパレルのバイヤー、イベント・研修ツアーなどの企画・運営、出身地である山形県の「やまがた観光つや姫大使」としても活動。
ウンブリア州ペルージャ在住。Placidi & De Donno SNC/ Placidinternational 代表。イタリア食材・アパレルのバイヤー、イベント・研修ツアーなどの企画・運営、出身地である山形県の「やまがた観光つや姫大使」としても活動。
【延期】第12弾 編集長マッシモと行く 輝くカラブリア、地元密着の旅
ツアーは延期となりました。日程は後日改めてお知らせします。
編集長マッシモと行く!マッシモツアー第12弾
コロナ禍で2020年に中止になったカラウリアツアーをついに今年実施します!
主に本誌取材で紹介した生産者を訪ね、
マンマの料理、農家の朝食、カラブリア特産品など
このツアーでしか体験できない内容で一緒にカラブリアの旅へ。
取材時の楽しさを、現地の人の暮らしをぜひ体験してもらいたい!
●絶対うまい! 郷土愛のこもった、その土地ならではの味を堪能できる。
●本場イタリアマンマの料理を一緒に楽しみながら味わえる。
●リアルなイタリアを感じられる。
〈speciale1〉
ーそしてもう一人、「マンマの料理フェスタ2019代官山」に来日してくれたアンナさんとは、弟のコズモさんが造っているワインを飲みながらのアンナさんの料理をつまんでアペリチェーナ。
〈speciale2〉
ヤギの幸せをいちばんに考え、ストレスのないヤギの健康な乳からできるチーズを味わう。
〈speciale3〉
〈speciale4〉
〈speciale5〉
スクイラーチェの「ラ・タベルナ・ディ・ペペ」(vol.34)で素朴なローカル料理を食べる。
スクイラーチェの伝統工芸工房「Deco Art di Gallo Concetta」訪問
〈speciale6〉
豚肉に唐辛子を練り込んで熟成させるスピリンガの特産サラミ。
訪問する「リヴァシ」では飼育する豚にもこだわっている。
ートロペアの赤タマネギ
トロペアの地で生産される赤タマネギ。
赤紫色のツヤツヤのタマネギは、冬でも温暖なこの地だからこそ甘く育つ。
ー野生のカルチョーフィ
鋭いトゲで覆われた厚い皮を剥くのが面倒だということで、今ではあまり収穫する人も、調理する人も少なくなってしまった野生のカルチョーフィ。丁寧に処理して、調理すればホクホクの味わいは別格。
★Vol.34「カラブリア特集」、vol.48「イタリア人の暮らし」のバックナンバーはこちらから購入できます。
●旅行期間:2022年9月3日(土)~10日(土)8日間(イタリア現地のみ)
*すべて専用車にて移動。
●イタリアズッキーニクラブ会員
333,000円(税込・航空券別)
*非会員355,000円(税込・航空券別)
*日程内の宿泊費(2名1室)、食事(毎朝食、昼食5回、夕食4回)、訪問料、講習料、通訳費、交通機関・現地手配費用が含まれます。
*上記費用には、航空券代金、燃油特別付加税、空港税、空港保険料は含まれません。別途ご手配、費用がかかります。
●1人部屋追加代金:49,600円(税込)
(ツインより部屋が小さくなる場合もございます)
*相部屋の方がいらっしゃらない場合は1人部屋追加代金がかかります。
●ホテル:4つ星クラス
●催行人数:最小催行10名(15名限定。定員になり次第締め切ります)
●お問い合わせ・お申込み先:デルソーレ・イタリア(株式会社フォルトゥーナ)
担当:桃井祐美子
TEL : 03-5772-8338
東京都港区港区芝浦3-14-5-4F
●航空券お問い合わせ先:株式会社エイチ・アイ・エス新宿本社営業所
担当:久保唯人、田中彩華、新島真奈美、佐藤大輔
TEL: 050-1751-4891
*勤務体系の関係でこちらの4名で対応させていただきます。
過去のマッシモツアーレポート
第11弾 マッシモツアー報告「 バルバレスコマラソンとエミリア・ロマーニャ伝統の美食の旅」をはじめ過去のツアーがご覧いただけます。
マッシモツアーレポートはこちらから
編集長マッシモと行く!マッシモツアー第12弾
コロナ禍で2020年に中止になったカラウリアツアーをついに今年実施します!
主に本誌取材で紹介した生産者を訪ね、
マンマの料理、農家の朝食、カラブリア特産品など
このツアーでしか体験できない内容で一緒にカラブリアの旅へ。
取材時の楽しさを、現地の人の暮らしをぜひ体験してもらいたい!
マッシモツアーのこだわり
●本誌取材で訪れた生産者を巡り、その情熱を直に感じられる。●絶対うまい! 郷土愛のこもった、その土地ならではの味を堪能できる。
●本場イタリアマンマの料理を一緒に楽しみながら味わえる。
●リアルなイタリアを感じられる。
〈speciale1〉
本場マンマの料理を体験して食べる。今回はスペシャル!
ー”イタリア好き”の間ではすっかりお馴染みのアニータさんと昼食会。カラブリア料理のこといろいろ聞いちゃいましょう!ーそしてもう一人、「マンマの料理フェスタ2019代官山」に来日してくれたアンナさんとは、弟のコズモさんが造っているワインを飲みながらのアンナさんの料理をつまんでアペリチェーナ。
〈speciale2〉
ヤギをこよなく愛するマリアさんを訪ねて
ーヤギチーズにこめた情熱感じて、絶品チーズの試食。ヤギの幸せをいちばんに考え、ストレスのないヤギの健康な乳からできるチーズを味わう。
〈speciale3〉
カラブリアの大自然を満喫
ー「イタリアの美しい村」に認定されているチヴィタの自然公園をトレッキング。〈speciale4〉
世界遺産に認定されたトロペアで過ごす
ートロペアの美しく輝く海で泳いだり、賑やかな町を散策したり。〈speciale5〉
取材で訪れたマッシモオススメの地元料理店へ
ーアルトモンテの「リストランテ・ホテル・バルビエリ」(Vol.47)で自家製郷土料理と地元ワインを、土地の味、その料理の持つ意味を味わい、感じながら……。スクイラーチェの「ラ・タベルナ・ディ・ペペ」(vol.34)で素朴なローカル料理を食べる。
スクイラーチェの伝統工芸工房「Deco Art di Gallo Concetta」訪問
〈speciale6〉
カラブリアの特産品を味わう
ースピリンガのンドゥイア豚肉に唐辛子を練り込んで熟成させるスピリンガの特産サラミ。
訪問する「リヴァシ」では飼育する豚にもこだわっている。
ートロペアの赤タマネギ
トロペアの地で生産される赤タマネギ。
赤紫色のツヤツヤのタマネギは、冬でも温暖なこの地だからこそ甘く育つ。
ー野生のカルチョーフィ
鋭いトゲで覆われた厚い皮を剥くのが面倒だということで、今ではあまり収穫する人も、調理する人も少なくなってしまった野生のカルチョーフィ。丁寧に処理して、調理すればホクホクの味わいは別格。
★Vol.34「カラブリア特集」、vol.48「イタリア人の暮らし」のバックナンバーはこちらから購入できます。
〈旅行要項〉
編集長マッシモと行く 輝くカラブリア、特産品を訪ねて地元密着の旅 現地8日間(2022年9月3日~10日)
●旅行期間:2022年9月3日(土)~10日(土)8日間(イタリア現地のみ)
*すべて専用車にて移動。
●イタリアズッキーニクラブ会員
333,000円(税込・航空券別)
*非会員355,000円(税込・航空券別)
*日程内の宿泊費(2名1室)、食事(毎朝食、昼食5回、夕食4回)、訪問料、講習料、通訳費、交通機関・現地手配費用が含まれます。
*上記費用には、航空券代金、燃油特別付加税、空港税、空港保険料は含まれません。別途ご手配、費用がかかります。
●1人部屋追加代金:49,600円(税込)
(ツインより部屋が小さくなる場合もございます)
*相部屋の方がいらっしゃらない場合は1人部屋追加代金がかかります。
●ホテル:4つ星クラス
●催行人数:最小催行10名(15名限定。定員になり次第締め切ります)
●お問い合わせ・お申込み先:デルソーレ・イタリア(株式会社フォルトゥーナ)
担当:桃井祐美子
TEL : 03-5772-8338
東京都港区港区芝浦3-14-5-4F
●航空券お問い合わせ先:株式会社エイチ・アイ・エス新宿本社営業所
担当:久保唯人、田中彩華、新島真奈美、佐藤大輔
TEL: 050-1751-4891
*勤務体系の関係でこちらの4名で対応させていただきます。
第11弾 マッシモツアー報告「 バルバレスコマラソンとエミリア・ロマーニャ伝統の美食の旅」をはじめ過去のツアーがご覧いただけます。
マッシモツアーレポートはこちらから
【vol.200|マンマのレシピ】ブッディノ・ディ・サヴォイアルディ
【トスカーナ州】シエナ南方アミアータ山地方の郷土菓子
【vol.199|マンマのレシピ】ピスタチオのペンネ
【シチリア州】ブロンテ産ピスタチオをふんだんに
【vol.198|マンマのレシピ】パスタ・フェリチェッリとルカーノのミートソース
【バジリカータ州】バジリカータのソースとフェリチェッリ
【vol.197|マンマのレシピ】ポテトコロッケ
【バジリカータ州】アイディアと楽しい思い出がつまったコロッケ
ミュシュラン三ツ星シェフも納得!マンチーニのカッペリーニ Presented by モンテ物産
ここ数年イタリア産小麦100%使用と謳ったパスタをイタリアでよく見かけるようになった。
イタリア産小麦は、パスタにした際に小麦の風味が前面に出るのが特徴で、さらには、自国の小麦を使って作られたパスタと聞けば、消費者も安心して食べられるであろう。
しかし、ただ単純にイタリア産の小麦を使用すればいいわけではない。
輸入小麦をうまくブレンドして作る美味しいイタリア産パスタも数多くある。重要なのは、パスタの原料にする小麦の品種特徴をきちんと把握して、最適なブレンドを行うこと。
また小麦自体の育つ環境が健全であること。
その点でイタリア随一と呼ぶことができるパスティフィーチョ(パスタ製造会社)がマンチーニ社だ。
自社で栽培した小麦(品種)を配合して作るマンチーニ社のパスタ。
暑く乾燥した年、冷涼で雨の多い年など、その年その年の環境に合わせて、暑さに強い品種、寒さや湿気に強い品種の割合を増減させながらブレンドしたセモリナ粉を使用し、毎年素晴らしく美味しいパスタを作る。
なんといっても小麦の風味が特徴的だ。
マンチーニのパスタの袋を開けた時、出来立てのパスタを口にする瞬間に感じる小麦の新鮮な香りは、はっとさせられるほど印象的だ。
そんな小麦の風味にひと際こだわりを持つマンチーニ社から新たに発売されるのが、細麺のカペッリーニだ。
日本では主に冷製パスタとして使われ、その細さから「髪の毛」という名を持つカペッリーニ。今回の訪問でその開発にこめた思いを聞かせてもらった。
まず、パスタはダイスという型を通して成型するんだけど、この時にパスタの生地を優しく押し出して成型しなくてはならない。さらに、じっくり時間をかけて乾燥させないと、この独特の歯ごたえと小麦の風味が出せないんだよね。その中でもカペッリーニはとても細いパスタだから形が崩れやすい。何度も何度も試行錯誤を繰り返した結果、マンチーニ社のこだわりを感じられるカペッリーニが出来上がったよ。」
とても嬉しそうに語るマッシモ社長。
実は表面がざらざらのブロンズダイスで作られたカペッリーニは市場にほとんど存在しない。大半のカペッリーニはテフロンで成形された表面がつるつるとしたものだ。
このざらざらとした表面と小麦の風味を存分に感じる味わいは、生パスタを思わせる。
「僕のお勧めするカペッリーニの茹で時間はまず2分。その後フライパンに移し1分間火にかけながらソースとよく絡める。適度なアルデンテに仕上がり、立ち込める小麦の風味が最高なんだよ。」
今やイタリア11店のミシュラン三ツ星レストランの内、5店舗が使用するマンチーニ社のパスタ*。そのミシュラン三ツ星シェフのひとり、アブルッツォ州ラクイラ県のイタリアンレストランRealeのシェフで、ミラノにも店を持ち、様々な活動を行う影響力のあるNiko Romitoシェフは、マンチーニのカペッリーニもさっそく店で採用することにし、トマトソースと合わせたそう。太麺のイメージが強いマンチーニのパスタだが、その愛用者であるトップシェフに受け入れられたことは、細麺のカペッリーニにもマンチーニ社のコンセプトがしっかりと反映されていること、他にはない唯一の存在のカペッリーニであることの証明とも言えるのではないだろうか。
(*)2022年4月現在
さて、お昼時。マッシモ社長が特別に呼んでくれた親友の「Signore Te Ne Ringrazi」のミケーレシェフがマンチーニ・カペッリーニをふるまってくれた。
野菜のブロードにペコリーノチーズをあわせたソースだ。
「みなさんニレの木をご存じですか?」
私はその存在自体知らなかったのですが、桜を思わせる形の淡い緑色の花びらが、爽快な春の芽吹きを感じさせるアクセントとなり、リコッタと蜂蜜の甘さと相まってなんともいえぬ幸福感を醸し出していました。そこに繊細な風味のマンチーニ社のカペッリーニがからまり、エレガントさの極みのようなパスタでした。
ところで、今回用意してくれたカペッリーニの一皿は冷製ではなく、イタリア語で言うTiepidaティエーピダ(ほんのり温かい)タイプ。冷製パスタのように水でしめることはせずに、人肌以下の温度のソースと茹で上げたパスタと合わせて絡めて作るもので、イタリアではとても人気がある。
「日本ではカペッリーニは夏の間だけ冷たくして食べるパスタだよ」と伝えるとマンチーニ社の方々は驚いた表情をされた。そう、イタリアでは冷たいパスタを食べる習慣がないのだ。しかし、マンチーニのカペッリーニは日本的に冷製パスタにしても小麦の風味が引き立つので、冷製でも熱々でも、今回のミケーレシェフのようにティエーピダ(ほんの少し暖かい)でも、一年を通じて楽しめること間違いなしだ さあ、みなさんもぜひ、お試しあれ!
モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼マンチーニ社はこちら↓↓
https://www.montebussan.co.jp/foods/mancini.html
▼マンチーニのカペッリーニご購入はこちらから
https://www.camonte.com/view/item/000000001607
イタリア産小麦は、パスタにした際に小麦の風味が前面に出るのが特徴で、さらには、自国の小麦を使って作られたパスタと聞けば、消費者も安心して食べられるであろう。
しかし、ただ単純にイタリア産の小麦を使用すればいいわけではない。
輸入小麦をうまくブレンドして作る美味しいイタリア産パスタも数多くある。重要なのは、パスタの原料にする小麦の品種特徴をきちんと把握して、最適なブレンドを行うこと。
また小麦自体の育つ環境が健全であること。
その点でイタリア随一と呼ぶことができるパスティフィーチョ(パスタ製造会社)がマンチーニ社だ。
自社で栽培した小麦(品種)を配合して作るマンチーニ社のパスタ。
暑く乾燥した年、冷涼で雨の多い年など、その年その年の環境に合わせて、暑さに強い品種、寒さや湿気に強い品種の割合を増減させながらブレンドしたセモリナ粉を使用し、毎年素晴らしく美味しいパスタを作る。
なんといっても小麦の風味が特徴的だ。
マンチーニのパスタの袋を開けた時、出来立てのパスタを口にする瞬間に感じる小麦の新鮮な香りは、はっとさせられるほど印象的だ。
そんな小麦の風味にひと際こだわりを持つマンチーニ社から新たに発売されるのが、細麺のカペッリーニだ。
日本では主に冷製パスタとして使われ、その細さから「髪の毛」という名を持つカペッリーニ。今回の訪問でその開発にこめた思いを聞かせてもらった。
マッシモ社長
「太さ1.2mmのカペッリーニだけど、僕らのメインパスタであるスパゲットーニ(2.4mm)の概念を反映させたかったんだ。それはマンチーニ社のパスタ作りの基本と呼べる“歯ごたえ”と“小麦の風味”をしっかり残すということ。ところが、これを実現することがとても難しい。まず、パスタはダイスという型を通して成型するんだけど、この時にパスタの生地を優しく押し出して成型しなくてはならない。さらに、じっくり時間をかけて乾燥させないと、この独特の歯ごたえと小麦の風味が出せないんだよね。その中でもカペッリーニはとても細いパスタだから形が崩れやすい。何度も何度も試行錯誤を繰り返した結果、マンチーニ社のこだわりを感じられるカペッリーニが出来上がったよ。」
とても嬉しそうに語るマッシモ社長。
実は表面がざらざらのブロンズダイスで作られたカペッリーニは市場にほとんど存在しない。大半のカペッリーニはテフロンで成形された表面がつるつるとしたものだ。
このざらざらとした表面と小麦の風味を存分に感じる味わいは、生パスタを思わせる。
「僕のお勧めするカペッリーニの茹で時間はまず2分。その後フライパンに移し1分間火にかけながらソースとよく絡める。適度なアルデンテに仕上がり、立ち込める小麦の風味が最高なんだよ。」
今やイタリア11店のミシュラン三ツ星レストランの内、5店舗が使用するマンチーニ社のパスタ*。そのミシュラン三ツ星シェフのひとり、アブルッツォ州ラクイラ県のイタリアンレストランRealeのシェフで、ミラノにも店を持ち、様々な活動を行う影響力のあるNiko Romitoシェフは、マンチーニのカペッリーニもさっそく店で採用することにし、トマトソースと合わせたそう。太麺のイメージが強いマンチーニのパスタだが、その愛用者であるトップシェフに受け入れられたことは、細麺のカペッリーニにもマンチーニ社のコンセプトがしっかりと反映されていること、他にはない唯一の存在のカペッリーニであることの証明とも言えるのではないだろうか。
(*)2022年4月現在
さて、お昼時。マッシモ社長が特別に呼んでくれた親友の「Signore Te Ne Ringrazi」のミケーレシェフがマンチーニ・カペッリーニをふるまってくれた。
野菜のブロードにペコリーノチーズをあわせたソースだ。
「みなさんニレの木をご存じですか?」
私はその存在自体知らなかったのですが、桜を思わせる形の淡い緑色の花びらが、爽快な春の芽吹きを感じさせるアクセントとなり、リコッタと蜂蜜の甘さと相まってなんともいえぬ幸福感を醸し出していました。そこに繊細な風味のマンチーニ社のカペッリーニがからまり、エレガントさの極みのようなパスタでした。
ところで、今回用意してくれたカペッリーニの一皿は冷製ではなく、イタリア語で言うTiepidaティエーピダ(ほんのり温かい)タイプ。冷製パスタのように水でしめることはせずに、人肌以下の温度のソースと茹で上げたパスタと合わせて絡めて作るもので、イタリアではとても人気がある。
「日本ではカペッリーニは夏の間だけ冷たくして食べるパスタだよ」と伝えるとマンチーニ社の方々は驚いた表情をされた。そう、イタリアでは冷たいパスタを食べる習慣がないのだ。しかし、マンチーニのカペッリーニは日本的に冷製パスタにしても小麦の風味が引き立つので、冷製でも熱々でも、今回のミケーレシェフのようにティエーピダ(ほんの少し暖かい)でも、一年を通じて楽しめること間違いなしだ さあ、みなさんもぜひ、お試しあれ!
http://www.montebussan.co.jp/
▼マンチーニ社はこちら↓↓
https://www.montebussan.co.jp/foods/mancini.html
▼マンチーニのカペッリーニご購入はこちらから
https://www.camonte.com/view/item/000000001607
【vol.196|マンマのレシピ】アランチーネ
【シチリア州】シチリア版マンマの握り飯
イタリア人の暮らし2
ゆっくり、長く、豊かな暮らし
世の中はさまざまな問題を抱えている今、自分たちの暮らしを見つめなおすときかもしれない? 昔から大切にされてきたこと、社会の中での取り組み、未来へ残し受け継がれていくものなどから、今、私たちにできること、豊かな暮らし、生き方のヒントを大好きなイタリアから。大切なことを見失わないように。
雑誌『 イタリア好き 』 とは
観光情報誌とは違う、
イタリア人の日常、素顔を感じられる雑誌。
毎号、各州や一つのテーマにフォーカスし、そこに暮らす人々と食を通して、知られざる魅力を紹介。おいしさの中から見えてくるのは、人生を楽しく生きる姿かもしれません。【最新号の見どころ 】
ミラノ、アンティーク散歩
長く受け継がれてきたストーリー、古いものにしかない個性、使い捨てない、使い続ける豊かさとロマン。アンティークを生活に取り入れながら、暮らしを楽しむミラネーゼたちを覗いてみた。ナヴィリオ・グランデ骨董市
毎月最終日曜日にナヴィリオ・グランデに立つ、イタリア最大級の骨董市。さまざまな品物が並ぶ中、特に気になる食卓周りのものを扱うストールを巡って。家の中のアンティーク、お気に入りの品々と暮らす
偶然出会ったもの、代々受け継がれてきたもの、時を超えて楽しみながら、お気に入りのものと暮らす心地よさ。骨董品を愛する3人のミラネーゼの部屋を覗かせてもらった。オーナーのセンスが光るアンティークショップをチェック!
年代やジャンル、テーマ別でも数多くあるミラノのアンティークショップ。オーナーの好みや得意分野でオリジナリティを発揮して、ミラネーゼに支持されている2店を紹介。モンテファルコを紡ぐ糸 ―ビアンケリアとイタリア人
イタリア人の日々の暮らしに欠かせないビアンケリア。白い布に込められた思いは母から娘へ、そしてそのまた子へ、家業としての歴史の糸はこれから紡がれる。知恵とうま味が詰まった 保存食でフルコース
それぞれの特徴、特性を踏まえて、使い方のコツをシェフのミルコさんに教えてもらった。消えゆく食の小さな物語
物語性としてのクチーナ・ポーヴェラマンマのレシピ
毎号マンマから郷土の味を教わる。今回はフリウリ-ヴェネツィア・ジューリア州
連載
●イタリアのほんの小さな出来事 長本和子●イタリアワインソムリエ矢野航の 今日は何をおススメしましょうか? ランブルスコ「ソルバーラ」
●イタリア好き通信 現地コーディネイターが最旬レポート カラブリア州
●池田匡克のイタリア美食日記 3回目接種を終えたイタリア人の日常
●地方のイタリア語 愛しの豚を何と呼ぶ?
●イタリア散歩 篠利幸
など。
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集まれ!イタリア好き パスクアを祝して開催報告
久しぶりのイベントでした。
午前中少し曇りがちだった空も、開始から太陽がのぞき、春の心地よい、いや、むしろ少し暑いくらいの陽気になって、おいしい食事とおしゃべりと、笑顔に満ちた4時間でした。
わざわざイタリアから直送されてきた、Loisonのコロンバ。
ずっと、イベントをやりたい、集まりたいと思っていましたが、なかなか適当な場所が思いつかないでモヤモヤしていました。
あるとき、odexの森社長(ニノさん)の取材のために訪れたglasshouse(odex本社)で、ワインを飲みながら、ニノさんの話を聞いていました。その日も同じように、暖かい日差しと、心地よい風に包まれていました。
この感じを共に分かち合えたら最高だろう、コロナ対策の条件も揃っている。そう思ってここでの開催を決めました。
ニノさんにも快く了解をもらって……。
開宴の少し前に、希望者の方はニノさんとglasshouseツアーへ。
特別に何かあるわけではないのですが、ここの「ki」を感じられれば最高に幸せになるのです。
さあ、いよいよ開宴です。と言っても、こちらも特にプログラムはありません。
パスクアをお祝いしながら、イタリア話に花を咲かせるだけです。
2年振りに会う懐かしい顔、「マッシモに会いきにたよ」と来てくれた人、クラブハウスで知り合って、会員になって初めて参加してくれた人、キーワードは「イタリア好き」。
Buona Pasqua!
料理は「トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド」と「ア・レガ」のケータリングをお願いして、ローマのパスクアを意識したメニュー構成でしたが、やはり古川さん、やってくれました! 想像以上の展開に参加者もニコニコ。
Salame,Coppa e Formaggio,Pizza sbattuta alla Romana, Pizza di pasqua al Formaggio(サラミ、コッパ、チーズ、パスクアのチーズパン、パスクアの甘いパン)Uovo di pasqua, Fave e Pecorino Romano(パスクアのゆで卵、空豆とペコリーノロマーノ)Carciofi alla giudia con Purea di ceci, Vignarola(カルチョーフィの素揚げとひよこ豆ピュレ、ローマ風春野菜のソテーヴィニャローラ)Finocchio sott‘olio, Carciofi e Arancia(フィノッキオのマリネ、カルチョーフィとオレンジのマリネ)
Fagioli,Cotiche e Salsiccia(豚皮、うずら豆、サルシッチャの煮込み、ガエタオリーヴ)
Agnello Brodettato, Pane di Lariano(仔羊のブロデッタート、ラリアーノパン)
Lasagna「ワインは語らない。ワインは顔で選ぶ」というニノさんの選んだワインを楽しみます。
気持ちのいい時間が過ぎていきます。そして、登場してきたのは! Abbacchio al Forno con Patate(乳飲み仔羊のオーブン焼きとポテト)乳飲み仔羊のオーブン焼きー! やっぱりパスクアにはこれですね。そしてコロンバも食べて、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
人が集い、食べる、笑う、つながる、特別なことでもないけれど、とても大切だと改めて実感しました。そしてそういう大切なことを、イタリアがいつも教えてくれてました。
参加してくれた皆さん、ニノさんはじめOdexの皆さん、古川さんはじめ「トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド」「ア・レガ」のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
またお会いしましょう!
Amore e pace マッシモ
写真:遠藤素子
午前中少し曇りがちだった空も、開始から太陽がのぞき、春の心地よい、いや、むしろ少し暑いくらいの陽気になって、おいしい食事とおしゃべりと、笑顔に満ちた4時間でした。
わざわざイタリアから直送されてきた、Loisonのコロンバ。
ずっと、イベントをやりたい、集まりたいと思っていましたが、なかなか適当な場所が思いつかないでモヤモヤしていました。
あるとき、odexの森社長(ニノさん)の取材のために訪れたglasshouse(odex本社)で、ワインを飲みながら、ニノさんの話を聞いていました。その日も同じように、暖かい日差しと、心地よい風に包まれていました。
この感じを共に分かち合えたら最高だろう、コロナ対策の条件も揃っている。そう思ってここでの開催を決めました。
ニノさんにも快く了解をもらって……。
開宴の少し前に、希望者の方はニノさんとglasshouseツアーへ。
特別に何かあるわけではないのですが、ここの「ki」を感じられれば最高に幸せになるのです。
さあ、いよいよ開宴です。と言っても、こちらも特にプログラムはありません。
パスクアをお祝いしながら、イタリア話に花を咲かせるだけです。
2年振りに会う懐かしい顔、「マッシモに会いきにたよ」と来てくれた人、クラブハウスで知り合って、会員になって初めて参加してくれた人、キーワードは「イタリア好き」。
Buona Pasqua!
料理は「トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド」と「ア・レガ」のケータリングをお願いして、ローマのパスクアを意識したメニュー構成でしたが、やはり古川さん、やってくれました! 想像以上の展開に参加者もニコニコ。
Salame,Coppa e Formaggio,Pizza sbattuta alla Romana, Pizza di pasqua al Formaggio(サラミ、コッパ、チーズ、パスクアのチーズパン、パスクアの甘いパン)Uovo di pasqua, Fave e Pecorino Romano(パスクアのゆで卵、空豆とペコリーノロマーノ)Carciofi alla giudia con Purea di ceci, Vignarola(カルチョーフィの素揚げとひよこ豆ピュレ、ローマ風春野菜のソテーヴィニャローラ)Finocchio sott‘olio, Carciofi e Arancia(フィノッキオのマリネ、カルチョーフィとオレンジのマリネ)
Fagioli,Cotiche e Salsiccia(豚皮、うずら豆、サルシッチャの煮込み、ガエタオリーヴ)
Agnello Brodettato, Pane di Lariano(仔羊のブロデッタート、ラリアーノパン)
Lasagna「ワインは語らない。ワインは顔で選ぶ」というニノさんの選んだワインを楽しみます。
気持ちのいい時間が過ぎていきます。そして、登場してきたのは! Abbacchio al Forno con Patate(乳飲み仔羊のオーブン焼きとポテト)乳飲み仔羊のオーブン焼きー! やっぱりパスクアにはこれですね。そしてコロンバも食べて、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
人が集い、食べる、笑う、つながる、特別なことでもないけれど、とても大切だと改めて実感しました。そしてそういう大切なことを、イタリアがいつも教えてくれてました。
参加してくれた皆さん、ニノさんはじめOdexの皆さん、古川さんはじめ「トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド」「ア・レガ」のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
またお会いしましょう!
Amore e pace マッシモ
写真:遠藤素子