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ズッキーニクラブ、ズッキーニパートナーズ価格改訂のお知らせ
イタリアズッキーニパートナーズ、イタリアズッキーニクラブ価格改訂のお知らせ
いつも『イタリア好き』をご愛読、応援いただきありがとうございます。
さて、このたび『イタリア好き』定期購読となりますズッキーニパートナーズ、イタリアズッキーニクラブの価格を改訂をさせていただくこととしました。
ご存知のように昨今、諸々の価格が高騰しており、用紙・印刷費、輸送費、渡航取材費等も上昇してきました。このままでは楽しく、明るい気落ちで制作を続けることが厳しい状況です。いつも最高の本誌を皆様にお届けするために、苦渋の判断で値上げをすることとしました。
まことに恐縮ですが、事情をご理解いただき、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
これからも『イタリア好き』らしいオンリーワンの誌面を作り続けられるようにがんばってまいりますので、引き続きご愛読、応援のほどよろしくお願いします。
『イタリア好き』発行・編集人
松本 浩明
記
ヴェネツィアで立ち飲み「バーカロ」をめぐる
お酒好きや酒場の雰囲気が好きな方なら必ずやトリコになる、ヴェネツィアの「バーカロ」。土地ならではの食文化や、ヴェネツィアならではの “レアルタ(realtà=現実)” に実際に触れることができます。
■「バーカロ」とは?
「バーカロ」とは、ヴェネツィアならではの飲食店の業態を指します。
いわゆるオステリア(大衆食堂)の店先にあるバンコ(カウンター)でオンブラ(ヴェネツィア弁で言うグラスワインのこと)を立ち飲みできる場所です。
その名の由来として知られているのは、酒の神である「バッコ(バッカス)」からくるもの。その神の名にあやかり「酒を飲んで楽しもう」という意味が含まれ、その流れが現在使われている「バーカロ」という名称となりました。
また、サンマルコ広場の鐘塔の下でワインを売っていた商人が、暑い日差しを避けるために塔の影の動きに合わせて売り場を移動させていたことから、ヴェネツィアではグラスワインのことを“影” という意味のイタリア語である「オンブラ」と呼ぶようになり、その呼び方は現在でも親しまれて使われています。どれも1800年代の頃のヴェネツィアでの逸話です。
■「バーカロ」を楽しむ方法
「バーカロ」は、リアルト橋付近からサンマルコ広場周辺にかかる地区に多くあります。魚市場関連の人々は朝が早くリアルト橋周辺に集い、朝からオンブラを手にした男達の姿を日常的に目にします。
「バーカロ」でのお楽しみは、そこに並ぶおつまみ惣菜。ヴェネツィアではこれらを「チケティ」と呼んでいますが、その内容として伝統的なものは、揚げた肉団子「ポルペッテ(porpette)」や小魚の揚げたもの、タコの茹でたもの「フォルペッティ(folpetti)」、干したタラを戻してペースト状にした「バッカラ・マンテカート(baccalà mantecato)」、揚げたイワシとタマネギのマリネである「サルデ・イン・サオル(sarde in saor)」など。最近はチケティの種類も豊富になり、バンコはよりにぎやかに、おいしそうなものがズラリと並びます。
さて、まずは「バーカロ」店内に入り、バンコの前へ。バンコ前の店員に「オンブラ」を頼み、好みの「チケティ」を注文します。オンブラはハウスワインを指しますので、赤が白のどちらかを指定しましょう。店内の表記を見て、特定のワインの品種を注文することもできます。
注文したものを手にしたらその場で、もしくはバンコの空いているスペースを陣取り、いただきます。会計はその際でも帰る際でもどちらでも構いません。基本的には立ち飲みのスタイルですが、店舗によっては椅子が置いてあるところもありますので、空いていれば軽く座ることもできます。
■老舗店、人気店にはそれなりの理由がある!
数あるバーカロのなかでも、ヴェネツィアの人々に古くから親しまれている老舗店があります。その代表格は、「カンティーナ・ド・モーリ(Cantina Do Mori )」でしょう。
店の歴史は15世紀にさかのぼります。ヴェネツィアの有名な作家であり、そしてプレイボーイとして名高いジャコモ・カサノヴァも好んで通ったとか。チケティには先述の定番のほか、“切手”を意味する「フランコボッロ」とヴェネツィアで俗称される、トラメッツィーノ(サンドイッチのこと)が常に並んでいるのもヴェネツィアらしいところ。
チケティが豊富でおいしい店は若者や観光客にたちまち人気となり、夕暮れどきともなると、店内も店外も、多くの人が集まります。どの店舗にもそれぞれの歴史があり、その背景からくる店の雰囲気は、どれも非常に魅力的。地元の人々や観光客、どちらともが混在し、それぞれのひとときを楽しめる空間です。それぞれの店が近くにあることや立ち飲みという気軽なスタイルであることなどから、何軒かに立ち寄りお気に入りを探すのも、ヴェネツィアならではの楽しみともいえます。
ぜひ路地を散策して、自分のお気に入りの店を探してみてくださいね。
●住所:San Polo 429, Venezia (VE)
●TEL:041-522-5401
●HP:https://venetosecrets.com/en/rustic/cantina-do-mori/
●名称:カンティーナ・ド・スパーデ(Cantina Do Spade)
●住所:Calle Do Spade, San Polo 859, Venezia (VE)
●TEL:041-521-0583
●HP:https://cantinadospade.com/
●instagram:https://www.instagram.com/cantinadospade/
●名称:オステリア・デル・バンコジロ(Osteria del Bancogiro)
●住所:Sottoportego del Banco Giro 122, Venezia (VE)
●TEL:041-523-2061@osteriabancogiro
●HP:https://www.osteriabancogiro.it/
●instagram:https://www.instagram.com/osteriabancogiro/
●名称:トラットリア・カ・ドーロ・アッラ・ヴェドヴァ(Trattoria Ca D’Oro alla Vedova)
●住所:Strada Nova 3912, Venezia (VE)
●TEL:041-528-5324
●HP:https://www.facebook.com/allavedova/about
いわゆるオステリア(大衆食堂)の店先にあるバンコ(カウンター)でオンブラ(ヴェネツィア弁で言うグラスワインのこと)を立ち飲みできる場所です。
その名の由来として知られているのは、酒の神である「バッコ(バッカス)」からくるもの。その神の名にあやかり「酒を飲んで楽しもう」という意味が含まれ、その流れが現在使われている「バーカロ」という名称となりました。
また、サンマルコ広場の鐘塔の下でワインを売っていた商人が、暑い日差しを避けるために塔の影の動きに合わせて売り場を移動させていたことから、ヴェネツィアではグラスワインのことを“影” という意味のイタリア語である「オンブラ」と呼ぶようになり、その呼び方は現在でも親しまれて使われています。どれも1800年代の頃のヴェネツィアでの逸話です。
「バーカロ」でのお楽しみは、そこに並ぶおつまみ惣菜。ヴェネツィアではこれらを「チケティ」と呼んでいますが、その内容として伝統的なものは、揚げた肉団子「ポルペッテ(porpette)」や小魚の揚げたもの、タコの茹でたもの「フォルペッティ(folpetti)」、干したタラを戻してペースト状にした「バッカラ・マンテカート(baccalà mantecato)」、揚げたイワシとタマネギのマリネである「サルデ・イン・サオル(sarde in saor)」など。最近はチケティの種類も豊富になり、バンコはよりにぎやかに、おいしそうなものがズラリと並びます。
さて、まずは「バーカロ」店内に入り、バンコの前へ。バンコ前の店員に「オンブラ」を頼み、好みの「チケティ」を注文します。オンブラはハウスワインを指しますので、赤が白のどちらかを指定しましょう。店内の表記を見て、特定のワインの品種を注文することもできます。
注文したものを手にしたらその場で、もしくはバンコの空いているスペースを陣取り、いただきます。会計はその際でも帰る際でもどちらでも構いません。基本的には立ち飲みのスタイルですが、店舗によっては椅子が置いてあるところもありますので、空いていれば軽く座ることもできます。
店の歴史は15世紀にさかのぼります。ヴェネツィアの有名な作家であり、そしてプレイボーイとして名高いジャコモ・カサノヴァも好んで通ったとか。チケティには先述の定番のほか、“切手”を意味する「フランコボッロ」とヴェネツィアで俗称される、トラメッツィーノ(サンドイッチのこと)が常に並んでいるのもヴェネツィアらしいところ。
チケティが豊富でおいしい店は若者や観光客にたちまち人気となり、夕暮れどきともなると、店内も店外も、多くの人が集まります。どの店舗にもそれぞれの歴史があり、その背景からくる店の雰囲気は、どれも非常に魅力的。地元の人々や観光客、どちらともが混在し、それぞれのひとときを楽しめる空間です。それぞれの店が近くにあることや立ち飲みという気軽なスタイルであることなどから、何軒かに立ち寄りお気に入りを探すのも、ヴェネツィアならではの楽しみともいえます。
ぜひ路地を散策して、自分のお気に入りの店を探してみてくださいね。
■おすすめの店を一部ご紹介♪
●名称:カンティーナ・ド・モーリ(Cantina Do Mori )●住所:San Polo 429, Venezia (VE)
●TEL:041-522-5401
●HP:https://venetosecrets.com/en/rustic/cantina-do-mori/
●名称:カンティーナ・ド・スパーデ(Cantina Do Spade)
●住所:Calle Do Spade, San Polo 859, Venezia (VE)
●TEL:041-521-0583
●HP:https://cantinadospade.com/
●instagram:https://www.instagram.com/cantinadospade/
●名称:オステリア・デル・バンコジロ(Osteria del Bancogiro)
●住所:Sottoportego del Banco Giro 122, Venezia (VE)
●TEL:041-523-2061@osteriabancogiro
●HP:https://www.osteriabancogiro.it/
●instagram:https://www.instagram.com/osteriabancogiro/
●名称:トラットリア・カ・ドーロ・アッラ・ヴェドヴァ(Trattoria Ca D’Oro alla Vedova)
●住所:Strada Nova 3912, Venezia (VE)
●TEL:041-528-5324
●HP:https://www.facebook.com/allavedova/about
トレラン部 実地トレーニング第2回 5月28日開催
編集長マッシモと一緒に楽しくトレイルを走る、イタリア好きトレラン部
最終の目標は3年半後の夏に行われるTor des Geants(トルデジアン:ヴェッレ・ダオスタのアルプスで行われる世界有数の山岳レース。リミット150時間のあいだに総距離330kmを走りぬく)に参加して完走しようという長期的な企画。
実地トレーニング第2回のご案内。
初心者のかたでも参加していただけます!
本誌連載としてvol.51から始まった「イタリアでトレイルを走る」では、トレイルランニングとTor des Geantsを取り上げ、その魅力を紹介しています。
そのリアルイベントとして、連載執筆者でTor des Geants完走者でもあり、日本スポーツ協会山岳コーチの資格を持つ原誠一郎さんをコーチに迎え、一緒に走り、その楽しさを感じていただきます。
トルデジアンはYouTubeにたくさん紹介されているので、ぜひ覗いてみてください。
*トレーニング後イタリアンレストランでの懇親会を予定しています。(参加自由)
集合:小田急線鶴巻温泉駅 8:00
*着替え荷物は駅のコインロッカーへ。
走力:20~40km程度走れる方(時間は問いません) *トレラン初心者でも可。
コース:鶴巻温泉〜大山のピストンコース約25km。想定時間は5時間半〜6時間半を予定。15時頃に鶴巻温泉に戻り、「弘法の里湯」に入って16時頃温泉を出て、イタリアンレストランへ!
*走力、体力に自信のない人は、途中の蓑毛越まで往復コース約20km。想定時間は(ゆっくりペースで)5時間半〜6時間を予定。
*イタリアンレストランでの食事は希望者のみ。
コーチ:原誠一郎さん(資格:日本スポーツ協会山岳コーチ)、他1名
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方と同伴者1名。健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
装備:トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、ファストエイド、ヒル除け・虫除けスプレー、行動食、水分(スポーツドリンクなど)、タオル、レインジャケット(天候不順の場合)、ヘッドランプ(天候不順の場合)、など
*その他、自分で必要と思う物は各自用意してください。
*晴れればかなり暑いことが予想されます。
*装備について分からない方は「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
費用:2,750円(コーチ料、保険代)
申込締切:5月25日(木)
こんな方大歓迎♪:
・いつも走っているから、ぜひトレーニングに参加してみたい!
・イタリアに行って走ってみたい!
・トレイルランニングを少し知りたい、体験したい!
・トレーニング後の食事が楽しみ!
参加費:イベントごとにコーチ料、保険代などがかかります。(別途お知らせします)



なお、トーレーニング終了後は温泉(銭湯)等でリフレッシュして、イタリアンを食べながらの懇親会を予定していますので、楽しみながら走るをモットーに活動していきましょう!
【2】2023年は自分のレベルにあったコース(A・B)で参加できる時にご参加ください。
【3】2024年以降はA・Bコースに加え、よりハイレベルなC、Dコースにも挑戦していきます。
【4】2026年夏に行われる「Tor des Geants」へ参加!(目標)
【Aコース】トレイルラン実地トレーニング(終了)
対象 初心者〜
コース 横浜洋光台→鎌倉稲村ヶ崎→稲村ヶ崎温泉
日時 第1回 3月26日(終了)、 第4回 11月26日
走力 10~20km程度走れる方(時間は問いません)
装備 トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、タオル、飲料、行動食
定員 15名(先着順)
参加費 2,200円(コーチ料、保険代)
*走る自信はないけど参加したいと思っている方はご相談ください。
【Bコース】トレイルラン実地トレーニング
対象 中級者〜(Aコース参加者は参加可能)
コース 丹沢または奥多摩
日時 第2回 5月28日、第3回 8月27日
走力 20km以上走れる方、トレイルランニング経験者(時間は問いません)
装備 トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、ファストエイド、ヘッドランプ、タオル、飲料、行動食
定員 15名(先着順)
参加費 2,750円(コーチ料、保険代)
【Cコース案】
対象 中上級者向け
コース 箱根外輪山周回→温泉
日程 夜スタート→夕方終わり
走力 フルマラソンを完走できる方(時間は問いません)
装備 トレイルランニングシューズ、ザック、15L程度、着替え、ファストエイド、ヘッドランプ、ポール(ストック)、手袋、防寒着、飲料、行動食など。
費用 後日お知らせ
【Dコース案】
対象 上級者向け
コース 南アルプス北部(鳳凰三山または甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳、白根三山縦走)または北アルプス縦走
日程 1~2泊
走力 コースタイムの70%ぐらいで15時間ぐらい走ったり歩いたりできる方
装備 トレイルランニングシューズ、ザック、20~30L程度、着替え、軽量テント、ファストエイド、ヘッドランプ、ポール(ストック)、手袋、防寒着、飲料、食料、行動食、コッフェル、ストーブ、ガス、ヘルメットなど。
費用 後日お知らせ
*各コースや内容については、経過次第で変更になることもありますのでご了承ください。
【内容に関する質問、問い合わせ】はこちら
*基本的に雨天決行。
走力:20~40km程度走れる方(時間は問いません) *トレラン初心者でも可。
コース:鶴巻温泉〜大山のピストンコース25km。想定時間は5時間半〜6時間半を予定。15時頃に鶴巻温泉に戻り、「弘法の里湯」に入って16時頃温泉を出て、イタリアンレストランへ!
*走力、体力に自信のない人は、途中の蓑毛越まで往復コース20km。想定時間は(ゆっくりペースで)5時間半〜6時間を予定。
*トレーニング後希望者とイタリアンレストランにて懇親会を予定しています。
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方と同伴者1名。健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
コーチ:原誠一郎さん(資格:日本スポーツ協会山岳コーチ)、他1名
装備:トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、ファストエイド、ヒル除け・虫除けスプレー、行動食、水分(スポーツドリンクなど)、タオル、レインジャケット(天候不順の場合)、ヘッドランプ(天候不順の場合)、など
*その他、自分で必要と思う物は各自用意してください。
*晴れればかなり暑いことが予想されます。
費用:2,750円(コーチ料、保険代)
申込締切:5月25日(木)
こんな方大歓迎♪:
・いつも走っているから、ぜひ練習だけでも参加してみたい!
・イタリアに行って走ってみたい!
・トレイルランニングのことをまずは知りたい。
・練習についていけるかの不安を解消したい。
・練習後のランチが楽しみ!
最終の目標は3年半後の夏に行われるTor des Geants(トルデジアン:ヴェッレ・ダオスタのアルプスで行われる世界有数の山岳レース。リミット150時間のあいだに総距離330kmを走りぬく)に参加して完走しようという長期的な企画。
実地トレーニング第2回のご案内。
初心者のかたでも参加していただけます!

そのリアルイベントとして、連載執筆者でTor des Geants完走者でもあり、日本スポーツ協会山岳コーチの資格を持つ原誠一郎さんをコーチに迎え、一緒に走り、その楽しさを感じていただきます。
トルデジアンはYouTubeにたくさん紹介されているので、ぜひ覗いてみてください。
第2回(Bコース) トレイルラン実地トレーニング概要
日時:5月28日(日)8:00~*トレーニング後イタリアンレストランでの懇親会を予定しています。(参加自由)
集合:小田急線鶴巻温泉駅 8:00
*着替え荷物は駅のコインロッカーへ。
走力:20~40km程度走れる方(時間は問いません) *トレラン初心者でも可。
コース:鶴巻温泉〜大山のピストンコース約25km。想定時間は5時間半〜6時間半を予定。15時頃に鶴巻温泉に戻り、「弘法の里湯」に入って16時頃温泉を出て、イタリアンレストランへ!
*走力、体力に自信のない人は、途中の蓑毛越まで往復コース約20km。想定時間は(ゆっくりペースで)5時間半〜6時間を予定。
*イタリアンレストランでの食事は希望者のみ。
コーチ:原誠一郎さん(資格:日本スポーツ協会山岳コーチ)、他1名
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方と同伴者1名。健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
装備:トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、ファストエイド、ヒル除け・虫除けスプレー、行動食、水分(スポーツドリンクなど)、タオル、レインジャケット(天候不順の場合)、ヘッドランプ(天候不順の場合)、など
*その他、自分で必要と思う物は各自用意してください。
*晴れればかなり暑いことが予想されます。
*装備について分からない方は「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
費用:2,750円(コーチ料、保険代)
申込締切:5月25日(木)
こんな方大歓迎♪:
・いつも走っているから、ぜひトレーニングに参加してみたい!
・イタリアに行って走ってみたい!
・トレイルランニングを少し知りたい、体験したい!
・トレーニング後の食事が楽しみ!
■トレラン部概要
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方で、健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。参加費:イベントごとにコーチ料、保険代などがかかります。(別途お知らせします)



■2023年トレラン部年間計画
2023年度はA,Bコースを2回ずつ実施してランニング初心者も含め、(山)走ることの楽しさを感じてもらい、2024年以降はさらにロングコースも取り入れて、より実践的に取り組んでいきます。なお、トーレーニング終了後は温泉(銭湯)等でリフレッシュして、イタリアンを食べながらの懇親会を予定していますので、楽しみながら走るをモットーに活動していきましょう!
これからの全体行程イメージ
【1】2月27日(月)にWebミーティング開催!(終了)【2】2023年は自分のレベルにあったコース(A・B)で参加できる時にご参加ください。
【3】2024年以降はA・Bコースに加え、よりハイレベルなC、Dコースにも挑戦していきます。
【4】2026年夏に行われる「Tor des Geants」へ参加!(目標)

■実地トレーニング内容
コース 横浜洋光台→鎌倉稲村ヶ崎→稲村ヶ崎温泉
日時 第1回 3月26日(終了)、 第4回 11月26日
走力 10~20km程度走れる方(時間は問いません)
装備 トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、タオル、飲料、行動食
定員 15名(先着順)
参加費 2,200円(コーチ料、保険代)
*走る自信はないけど参加したいと思っている方はご相談ください。
【Bコース】トレイルラン実地トレーニング
対象 中級者〜(Aコース参加者は参加可能)
コース 丹沢または奥多摩
日時 第2回 5月28日、第3回 8月27日
走力 20km以上走れる方、トレイルランニング経験者(時間は問いません)
装備 トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、ファストエイド、ヘッドランプ、タオル、飲料、行動食
定員 15名(先着順)
参加費 2,750円(コーチ料、保険代)
■2024年以降のコース案
年間でA、Bコースもおり混ぜながら、C、Dコースにも挑戦していきます。【Cコース案】
対象 中上級者向け
コース 箱根外輪山周回→温泉
日程 夜スタート→夕方終わり
走力 フルマラソンを完走できる方(時間は問いません)
装備 トレイルランニングシューズ、ザック、15L程度、着替え、ファストエイド、ヘッドランプ、ポール(ストック)、手袋、防寒着、飲料、行動食など。
費用 後日お知らせ
【Dコース案】
対象 上級者向け
コース 南アルプス北部(鳳凰三山または甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳、白根三山縦走)または北アルプス縦走
日程 1~2泊
走力 コースタイムの70%ぐらいで15時間ぐらい走ったり歩いたりできる方
装備 トレイルランニングシューズ、ザック、20~30L程度、着替え、軽量テント、ファストエイド、ヘッドランプ、ポール(ストック)、手袋、防寒着、飲料、食料、行動食、コッフェル、ストーブ、ガス、ヘルメットなど。
費用 後日お知らせ
*各コースや内容については、経過次第で変更になることもありますのでご了承ください。
【内容に関する質問、問い合わせ】はこちら
第2回(Bコース) トレイルラン実地トレーニング
日時:5月28日(日)8:00~ (懇親会は自由参加)*基本的に雨天決行。
走力:20~40km程度走れる方(時間は問いません) *トレラン初心者でも可。
コース:鶴巻温泉〜大山のピストンコース25km。想定時間は5時間半〜6時間半を予定。15時頃に鶴巻温泉に戻り、「弘法の里湯」に入って16時頃温泉を出て、イタリアンレストランへ!
*走力、体力に自信のない人は、途中の蓑毛越まで往復コース20km。想定時間は(ゆっくりペースで)5時間半〜6時間を予定。
*トレーニング後希望者とイタリアンレストランにて懇親会を予定しています。
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方と同伴者1名。健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
コーチ:原誠一郎さん(資格:日本スポーツ協会山岳コーチ)、他1名
装備:トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、ファストエイド、ヒル除け・虫除けスプレー、行動食、水分(スポーツドリンクなど)、タオル、レインジャケット(天候不順の場合)、ヘッドランプ(天候不順の場合)、など
*その他、自分で必要と思う物は各自用意してください。
*晴れればかなり暑いことが予想されます。
費用:2,750円(コーチ料、保険代)
申込締切:5月25日(木)
こんな方大歓迎♪:
・いつも走っているから、ぜひ練習だけでも参加してみたい!
・イタリアに行って走ってみたい!
・トレイルランニングのことをまずは知りたい。
・練習についていけるかの不安を解消したい。
・練習後のランチが楽しみ!
「イタリアの美しい村」チヴィタ―独自の文化を持つ少数民族・アルブレーシュ(アルバレシュ)の村―
約600年前、オスマントルコの侵攻の際にギリシャ~バルカン半島界隈からイタリア半島に逃げてきた人たちがいました。
その後イタリア国内各地(主に南伊)に定住し、当時の文化、風習、言語を今に伝えている彼らと彼らの使う言葉は「アルブレーシュ(arbëreshë)」(アルバレシュ)と呼ばれています。
カラブリア州内にはアルブレーシュ(アルバレシュ)の村が多く、なかでもコセンツァ県内には約30の集落が存在しています。イタリア語とアルブレーシュ(アルバレシュ)、2言語が共通言語な村・チヴィタ(Civita)をご紹介します。
カラブリア州コセンツァ県。コセンツァ市から車で北上すること約1時間、ポッリーノ国立公園のふもとにチヴィタ(Civita)村はあります。
村に近づくごとに道路標識は2か国語表記に。イタリア語と、もう一つは彼らの言葉「アルブレーシュ」(アルバレシュ)です。現在ではほぼ全員がイタリア語で読み書きしますが、ほんの数世代前まではほぼ100%アルブレーシュ(アルバレシュ)を使って生活していた、イタリアの中の外国。
イタリア到達以来、約600年にわたって独自の文化を守ってきたアルブレーシュ(アルバレシュ)は、カトリックの一派ながらも東方正教会系(東方典礼系・アルバニアビザンチン典礼カトリックとも)を信仰。正教会系の教会の中は、イタリアで見慣れたカトリック系とはひとあじ違う内装で、とくにモザイクの装飾は見ごたえがあります。
彼らの独自の文化・風習は、村の中の郷土民族資料館「チヴィタ郷土民族資料館(Museo Etnico arbëreshë)」で詳しく知ることができます。
2,000m級の山が連なるポッリーノ山系のふもとに位置するチヴィタ。「イタリアの美しい村」にも選出された村の美しさとこの大自然を感じるには、村の見晴台に行くのが一番。Belvedere(ベルベデーレ=見晴台)の案内に沿って行けば、ラガネッロ川が削った渓谷の厳かで立派な姿と、旧市街地の中でもとくに古い地域を一望することができます。
数々の伝説が残る岸壁、
かけてもかけても落ちてしまうことから「悪魔橋」と名付けられた渓谷にかかる橋、
渓谷を渡る強風にさらされた場所に作られた、石積みの小さな畑……
村の中を散策するだけでも、豊かで厳しい自然と共に生きる人々の生活の様子を感じることができます。
少し時間があったら、トレッキングがオススメです。ポッリーノ国立公園にしか生息していない、そしてヨーロッパで最古の杉と言われるピーノイタルス(Pino Italus、Pino Loricatoとも。樹齢約1230年)まで、約8時間の行程です。そのほか、初心者用のコースもたくさん。初夏から晩秋までがシーズンです。
自然が大切に守られているポッリーノ国立公園は、イタリア最大の国立公園。この中で放牧され、エサを探して一日に多いときで40㎞も歩くという、ヤギやヒツジのお乳から作られる、このあたりのチーズは絶品です。
ヤギやヒツジが食べている、野草の香りもふんわりとするような濃厚なチーズは、その日に採れたお乳で作られるので量産できず、この辺りを訪問しないと食べられない完全に地産地消されている幻の味。
チヴィタにはこれらの「地域限定幻の味」を楽しめるレストランも多数あって、アルブレーシュ(アルバレシュ)に伝わる伝統手打ちパスタや伝統料理と一緒に提供されています。あまりの美味っぷりに、カラブリア州内外からもグルメが押し寄せるさまとなっているので、週末やバカンスシーズンは予約が必要なほど。
村歩きの後などに、地元では「ポッリーノが育んだ味」として大切に伝承されている数々のお料理を楽しむことができます。
その後イタリア国内各地(主に南伊)に定住し、当時の文化、風習、言語を今に伝えている彼らと彼らの使う言葉は「アルブレーシュ(arbëreshë)」(アルバレシュ)と呼ばれています。
カラブリア州内にはアルブレーシュ(アルバレシュ)の村が多く、なかでもコセンツァ県内には約30の集落が存在しています。イタリア語とアルブレーシュ(アルバレシュ)、2言語が共通言語な村・チヴィタ(Civita)をご紹介します。
カラブリア州コセンツァ県。コセンツァ市から車で北上すること約1時間、ポッリーノ国立公園のふもとにチヴィタ(Civita)村はあります。
村に近づくごとに道路標識は2か国語表記に。イタリア語と、もう一つは彼らの言葉「アルブレーシュ」(アルバレシュ)です。現在ではほぼ全員がイタリア語で読み書きしますが、ほんの数世代前まではほぼ100%アルブレーシュ(アルバレシュ)を使って生活していた、イタリアの中の外国。
イタリア到達以来、約600年にわたって独自の文化を守ってきたアルブレーシュ(アルバレシュ)は、カトリックの一派ながらも東方正教会系(東方典礼系・アルバニアビザンチン典礼カトリックとも)を信仰。正教会系の教会の中は、イタリアで見慣れたカトリック系とはひとあじ違う内装で、とくにモザイクの装飾は見ごたえがあります。
彼らの独自の文化・風習は、村の中の郷土民族資料館「チヴィタ郷土民族資料館(Museo Etnico arbëreshë)」で詳しく知ることができます。
2,000m級の山が連なるポッリーノ山系のふもとに位置するチヴィタ。「イタリアの美しい村」にも選出された村の美しさとこの大自然を感じるには、村の見晴台に行くのが一番。Belvedere(ベルベデーレ=見晴台)の案内に沿って行けば、ラガネッロ川が削った渓谷の厳かで立派な姿と、旧市街地の中でもとくに古い地域を一望することができます。
数々の伝説が残る岸壁、
かけてもかけても落ちてしまうことから「悪魔橋」と名付けられた渓谷にかかる橋、
渓谷を渡る強風にさらされた場所に作られた、石積みの小さな畑……
村の中を散策するだけでも、豊かで厳しい自然と共に生きる人々の生活の様子を感じることができます。
少し時間があったら、トレッキングがオススメです。ポッリーノ国立公園にしか生息していない、そしてヨーロッパで最古の杉と言われるピーノイタルス(Pino Italus、Pino Loricatoとも。樹齢約1230年)まで、約8時間の行程です。そのほか、初心者用のコースもたくさん。初夏から晩秋までがシーズンです。
自然が大切に守られているポッリーノ国立公園は、イタリア最大の国立公園。この中で放牧され、エサを探して一日に多いときで40㎞も歩くという、ヤギやヒツジのお乳から作られる、このあたりのチーズは絶品です。
ヤギやヒツジが食べている、野草の香りもふんわりとするような濃厚なチーズは、その日に採れたお乳で作られるので量産できず、この辺りを訪問しないと食べられない完全に地産地消されている幻の味。
チヴィタにはこれらの「地域限定幻の味」を楽しめるレストランも多数あって、アルブレーシュ(アルバレシュ)に伝わる伝統手打ちパスタや伝統料理と一緒に提供されています。あまりの美味っぷりに、カラブリア州内外からもグルメが押し寄せるさまとなっているので、週末やバカンスシーズンは予約が必要なほど。
村歩きの後などに、地元では「ポッリーノが育んだ味」として大切に伝承されている数々のお料理を楽しむことができます。
ポッリーノ国立公園(Parco nazionale del Pollino)
http://www.parcopollino.it/【vol.232|マンマのレシピ】ズッパ・ガッルレーゼ
【サルデーニャ州】まさにサルデーニャの家庭料理
#イタリア好きのカルボナーラ たくさんの投稿ありがとうございました!
4月6日は「世界カルボナーラデー」!
4月1日~4月9日の期間、皆さまのカルボナーラの投稿を募集しました。
短期の期間限定にも関わらず、たくさんの投稿ありがとうございました!
ローマでテイクアウトした山盛りカルボナーラ
トリュフがたっぷりかかったカルボナーラ
自家製のパンチェッタやグアンチャーレを使ったカルボナーラ
etc…
「人の数だけカルボナーラがある」の言葉通り、個性豊かなカルボナーラが投稿され、
皆さまの「イタリア愛、カルボナーラ愛」を感じる企画となりました。
本場ローマのカルボナーラは、お皿にドーン!と盛ってあり、飾らない雰囲気という投稿もたくさん。
だけどそれがイタリアらしいですね。
今年久しぶりのイタリア旅行を考えている方は、
ぜひ『イタリア好き』vol.52“ローマに行ったらカルボナーラ”特集を持って
取材したレストランを訪れてみてくださいね♪
これからも、皆さまと一緒に楽しめる企画を開催していきます!
Grazie!
こちらもぜひご覧ください♪
■4月8日に開催したローマ郷土料理食事会@DA HÔRIのレポートはこちらから
リグーリア州の魅力をギュッと凝縮した漁村、ボッカダッセ
イタリア北西部に位置するリグーリア州。
州都ジェノヴァを中心に、東西リヴィエラ海岸が広がる細長い地域だ。ミラノからもほど近いため、ミラネーゼたちは別荘を構え、休暇を過ごすためによく訪れる。
ジェノヴェーゼ達の憩いの場、ボッカダッセ
リグーリアは美しいチンクエテッレなどの世界遺産で知られているが、ジェノヴァから約3時間を要するため訪れるのを断念する人もいるかもしれない。
そんな時間がないけれど、チンクエテッレやポルトフィーノのような漁村を訪れたい方におすすめなのが、ジェノヴァ中心地から約4キロの場所にある小さな漁村、ボッカダッセ。
青い空、青い海、カラフルな家とおいしい郷土料理のすべてを短時間で満喫したい方におすすめの小さな入り江だ。
ボッカダッセは入り江の形から「ロバの口」(伊bocca di asse リグーリア語bocca d’azë)が語源となったのではないかと言われている。
西暦1000年に座礁したスペイン人の船乗りたちによってつくられた村で、今日まで漁村として栄えてきた。
プロムナード(遊歩道)沿いに建つ教会は、漁師や船乗り、難船の守護聖人であるパドヴァの聖アントニオの名前が付いていて「船乗りたちの教会」として親しまれた。

入り江から細い坂地が続いている
どこへカメラを向けても綺麗な写真が撮れるが、中でも特におすすめの撮影ポイントは2カ所。
一つ目は教会の側面にある、海へと突き出したテラスからの撮影(一枚目の写真)。パステルカラーの家並みと入り江が全て収まるベストポジションだ。
うっかり通り過ぎてしまう人もいるので、ぜひ忘れずに。
そしてもう一つは、地元の人に教えてもらった観光客にはあまり知られていない穴場ポイント。
浜辺からカラフルな家々の間の小径を登ると、さらに続く坂があり、そのまま登っていくと、突き当たりにベンチが並んでいる一角がある。ここから限りなく続く青い海が一望できるので、足腰の強い方は是非こちらもお忘れなく!
大変急な坂なので、特に下りの際は足元にお気をつけて。
ボッカダッセは小さいので小一時間でぐるっと周ることができる。せっかくなので散策後は地元料理を味わってみてはいかがだろう。
おいしい料理屋が軒を連ね、高級レストランからストリートフードまで食事に幅広い選択肢があるのもうれしい。

入り江の近くにはレストランやジェラートショップなどがある
「リストランテ・カーポ・サンタ・キアラ」はミシュラン一つ星で国内に留まらず世界中から美食家が集う有名店。
ボッカダッセ1番のロケーションである岬の上から海を一望できるテラスでいただく料理は舌を巻くおいしさ。
種類豊富なおいしい地ワインとともに召し上がっていただきたい。
ストリートフードのおすすめは「ククッリ」。
ひよこ豆とマジョラム(または他の薬草)を発酵させた生地をふんわり揚げたおつまみで、さっぱりしたビールや白ワインに良く合う。お好みで塩を振ったら紙のコーンに入れてくれるのでプロムナードを歩きながら食べるのにもちょうど良い。
ボッカダッセへの行き方
ブリニョレ駅からは駅前バスロータリーの31番バスに乗り約15分。
また、中心地からは、デ・フェッラーリ広場近くのバス停から42番バスに乗り約20分、De Gaspari 2/Boccadasseという停留所で下車し海の方へ歩いて下っていくと到着。
※夏季は日中日陰がなく、海沿いを歩くことは危険なため、散歩をするなら午前か夕方がおすすめ。
日没や夜景も美しく、バスも遅くまで走っているので夕方からでも満喫できる。バス券の刻印はお忘れなく!
●名称:リストランテ・カーポ・サンタ・キアーラ(Ristorante Capo Santa Chiara)
●住所:Via Al Capo di Santa Chiara 69,16146 (GE)
●TEL:0107981571
●営:12:30〜14:30、19:30〜22:30
●休:月曜日
https://ristorantecaposantachiara.com/
州都ジェノヴァを中心に、東西リヴィエラ海岸が広がる細長い地域だ。ミラノからもほど近いため、ミラネーゼたちは別荘を構え、休暇を過ごすためによく訪れる。
そんな時間がないけれど、チンクエテッレやポルトフィーノのような漁村を訪れたい方におすすめなのが、ジェノヴァ中心地から約4キロの場所にある小さな漁村、ボッカダッセ。
青い空、青い海、カラフルな家とおいしい郷土料理のすべてを短時間で満喫したい方におすすめの小さな入り江だ。
ボッカダッセは入り江の形から「ロバの口」(伊bocca di asse リグーリア語bocca d’azë)が語源となったのではないかと言われている。
西暦1000年に座礁したスペイン人の船乗りたちによってつくられた村で、今日まで漁村として栄えてきた。
プロムナード(遊歩道)沿いに建つ教会は、漁師や船乗り、難船の守護聖人であるパドヴァの聖アントニオの名前が付いていて「船乗りたちの教会」として親しまれた。

どこへカメラを向けても綺麗な写真が撮れるが、中でも特におすすめの撮影ポイントは2カ所。
一つ目は教会の側面にある、海へと突き出したテラスからの撮影(一枚目の写真)。パステルカラーの家並みと入り江が全て収まるベストポジションだ。
うっかり通り過ぎてしまう人もいるので、ぜひ忘れずに。
そしてもう一つは、地元の人に教えてもらった観光客にはあまり知られていない穴場ポイント。
浜辺からカラフルな家々の間の小径を登ると、さらに続く坂があり、そのまま登っていくと、突き当たりにベンチが並んでいる一角がある。ここから限りなく続く青い海が一望できるので、足腰の強い方は是非こちらもお忘れなく!
大変急な坂なので、特に下りの際は足元にお気をつけて。
ボッカダッセは小さいので小一時間でぐるっと周ることができる。せっかくなので散策後は地元料理を味わってみてはいかがだろう。
おいしい料理屋が軒を連ね、高級レストランからストリートフードまで食事に幅広い選択肢があるのもうれしい。

「リストランテ・カーポ・サンタ・キアラ」はミシュラン一つ星で国内に留まらず世界中から美食家が集う有名店。
ボッカダッセ1番のロケーションである岬の上から海を一望できるテラスでいただく料理は舌を巻くおいしさ。
種類豊富なおいしい地ワインとともに召し上がっていただきたい。
ストリートフードのおすすめは「ククッリ」。
ひよこ豆とマジョラム(または他の薬草)を発酵させた生地をふんわり揚げたおつまみで、さっぱりしたビールや白ワインに良く合う。お好みで塩を振ったら紙のコーンに入れてくれるのでプロムナードを歩きながら食べるのにもちょうど良い。
また、中心地からは、デ・フェッラーリ広場近くのバス停から42番バスに乗り約20分、De Gaspari 2/Boccadasseという停留所で下車し海の方へ歩いて下っていくと到着。
※夏季は日中日陰がなく、海沿いを歩くことは危険なため、散歩をするなら午前か夕方がおすすめ。
日没や夜景も美しく、バスも遅くまで走っているので夕方からでも満喫できる。バス券の刻印はお忘れなく!
●名称:リストランテ・カーポ・サンタ・キアーラ(Ristorante Capo Santa Chiara)
●住所:Via Al Capo di Santa Chiara 69,16146 (GE)
●TEL:0107981571
●営:12:30〜14:30、19:30〜22:30
●休:月曜日
https://ristorantecaposantachiara.com/
イタリア郷土料理を巡る食事会報告 ローマ料理とパスクワをお祝いしよう!
\イタリア郷土料理を巡る食事会 ローマ郷土料理/
2023年4月8日(土)に、ローマ料理をテーマにした食事会を横浜・反町にあるローマ郷土料理のレストラン「DA HÔRI」で開催しました。
vol.52でも取材した店「ロショリ」で日本人初のパスタ場を任された岩堀シェフ。今回はロショリ仕込みのカルボナーラをはじめ、季節を感じるローマの郷土料理を堪能しました。
ちなみに店名の「ダ・ホーリー」は、ローマでの岩堀シェフのあだ名「ホーリー」から付けたそうです。
Fava e Pecorino Romano(空豆とペコリーノチーズ)
ローマの春の定番です。
Trippa alla Romana(ローマ風トリッパの煮込み )
上に散らしてあるミントがさわやか。ローマではメントゥッチャを使います。
Frittelle Fiori di zucca(花ズッキーニのフリット)
この時期ならではの花ズッキーニは、中にモッツァレラを入れることが多いですが、ローマ風は牛テールの煮込みが。とろける肉がとてもおいしい。
そして左下のチーズは、vol.51トレンティーノ特集で紹介したトレンティングラナ。
実はこれ前回の食事会で出すはずだったのですが、イタリアからの到着が間に合わず、別枠でここに登場。
トレンティーノの生乳だけを使い、添加物を一切加えないチーズで、うま味の結晶もしっかりあって、ジャリッとしていてまろやかな甘みが極上で、ペコリーノ・ロマーノとの対比も楽しめました。
価格も高くなってきて、普段はなかなか仕入れられないそうですが、今回はこの日のために特別に仕入れてくれました。
オイルと塩とニンニクと水でシンプルに煮たカルチョーフィはとても柔らかく、カルチョーフィの香りやほのかな苦みなど素材の味を丸ごと感じられました。
プリモ1皿目はペコリーノのチーズと胡椒のシンプルなカーチョ・エ・ペペ。
ロショリでもこのパスタだけは手打ちだったそうです。
本日の主役、カルボナーラ!
ロショリの味を変えることなく作り続けている岩堀シェフ。本場の味が横浜でも味わえます。本場のグアンチャーレは香り抜群、噛むとうま味があふれ出てきます!
セコンドは、パスクアには欠かせないアバッキオ(仔羊)。青菜(ホウレンソウ)のクタクタ煮もローマ・イタリアでよく食べられる付け合わせ。
岩堀シェフの実家で採れた夏みかんのシャーベットを添えて。
恒例のジャンケン大会も盛り上がり、勝者にはアンティパストで食べたトレンティングラナをプレゼントしました!
MCC食品から、イタリア好きマンマのパスタソースのお土産もありラッキー。ホントにおいしいんですよ〜。
左から、新保シェフ、ホーリーこと岩堀シェフ、カルボナーラTシャツを着た編集長マッシモ。
今回は初めて昼の部・夜の部で開催しました。
どちらにも初めて参加された方がいましたが、“イタリア好き”というキーワードですぐ打ち解け、和やかな雰囲気で会が進みました。
岩堀シェフはじめスタッフの皆さま、参加してくれた皆さま、ありがとうございました。
2023年4月8日(土)に、ローマ料理をテーマにした食事会を横浜・反町にあるローマ郷土料理のレストラン「DA HÔRI」で開催しました。
vol.52でも取材した店「ロショリ」で日本人初のパスタ場を任された岩堀シェフ。今回はロショリ仕込みのカルボナーラをはじめ、季節を感じるローマの郷土料理を堪能しました。
ちなみに店名の「ダ・ホーリー」は、ローマでの岩堀シェフのあだ名「ホーリー」から付けたそうです。
Fava e Pecorino Romano(空豆とペコリーノチーズ)
ローマの春の定番です。
Trippa alla Romana(ローマ風トリッパの煮込み )
上に散らしてあるミントがさわやか。ローマではメントゥッチャを使います。
Frittelle Fiori di zucca(花ズッキーニのフリット)
この時期ならではの花ズッキーニは、中にモッツァレラを入れることが多いですが、ローマ風は牛テールの煮込みが。とろける肉がとてもおいしい。
そして左下のチーズは、vol.51トレンティーノ特集で紹介したトレンティングラナ。
実はこれ前回の食事会で出すはずだったのですが、イタリアからの到着が間に合わず、別枠でここに登場。
トレンティーノの生乳だけを使い、添加物を一切加えないチーズで、うま味の結晶もしっかりあって、ジャリッとしていてまろやかな甘みが極上で、ペコリーノ・ロマーノとの対比も楽しめました。
価格も高くなってきて、普段はなかなか仕入れられないそうですが、今回はこの日のために特別に仕入れてくれました。
オイルと塩とニンニクと水でシンプルに煮たカルチョーフィはとても柔らかく、カルチョーフィの香りやほのかな苦みなど素材の味を丸ごと感じられました。
プリモ1皿目はペコリーノのチーズと胡椒のシンプルなカーチョ・エ・ペペ。
ロショリでもこのパスタだけは手打ちだったそうです。
本日の主役、カルボナーラ!
ロショリの味を変えることなく作り続けている岩堀シェフ。本場の味が横浜でも味わえます。本場のグアンチャーレは香り抜群、噛むとうま味があふれ出てきます!
セコンドは、パスクアには欠かせないアバッキオ(仔羊)。青菜(ホウレンソウ)のクタクタ煮もローマ・イタリアでよく食べられる付け合わせ。
岩堀シェフの実家で採れた夏みかんのシャーベットを添えて。
恒例のジャンケン大会も盛り上がり、勝者にはアンティパストで食べたトレンティングラナをプレゼントしました!
MCC食品から、イタリア好きマンマのパスタソースのお土産もありラッキー。ホントにおいしいんですよ〜。
左から、新保シェフ、ホーリーこと岩堀シェフ、カルボナーラTシャツを着た編集長マッシモ。
今回は初めて昼の部・夜の部で開催しました。
どちらにも初めて参加された方がいましたが、“イタリア好き”というキーワードですぐ打ち解け、和やかな雰囲気で会が進みました。
岩堀シェフはじめスタッフの皆さま、参加してくれた皆さま、ありがとうございました。
『帰れない山』5/5より全国順次公開
5月5日(金)より全国順次公開のイタリア映画『帰れない山』。
今回は、全国の主要映画館でご使用いただける鑑賞券(ムビチケ=デジタル映画鑑賞券)をプレゼントいたします!
やがて思春期のピエトロは父親に反抗し、家族や山からも距離を置いてしまう。時は流れ、 父の悲報を受け、村に戻ったピエトロは、ブルーノと再会を果たし……
今回は、全国の主要映画館でご使用いただける鑑賞券(ムビチケ=デジタル映画鑑賞券)をプレゼントいたします!
【帰れない山】映画鑑賞券をプレゼント

第75回 カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞
北イタリア モンテローザ山麓を舞台に、自分の人生と本当の居場所を求めて彷徨うかけがえのない友情と魂の交流を描く感動作。
【公式サイト】
http://www.cetera.co.jp/theeightmountains/
上映: 5月5日(金)より
新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国公開
北イタリア モンテローザ山麓を舞台に、自分の人生と本当の居場所を求めて彷徨うかけがえのない友情と魂の交流を描く感動作。
【公式サイト】
http://www.cetera.co.jp/theeightmountains/
上映: 5月5日(金)より
新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国公開
※応募は1名様に限ります。お連れ様と行かれる場合は、別途ご購入をお願いいたします。 ※ムビチケ前売券(オンライン)は、ペーパーレスなデジタル映画鑑賞券です。 ▼ご利用いただける劇場など、詳しくはこちらから https://mvtk.jp/SupportedTheaters 応募期間:~4月20日(木) 応募方法:以下「応募する」をクリック後フォームより ※当選者の方へは、4月最終週にイタリア好き委員会よりムビチケ前売券をメールにてお送りいたします。 ※「事前にインターネットで座席指定」または 「ご鑑賞当日に映画館で座席指定」の2通りの方法でご入場いただけます。映画館によりご利用方法が異なりますのでご注意ください。 |
試写会応募受付は終了いたしました。
■作品紹介
山が教えてくれた 父の秘めた想いと遺志、親友との友情、そして自分の人生と居場所—
都会育ちで繊細な少年ピエトロは、山を愛する両親と休暇を過ごしていた山麓の小さな村で、同い年で牛飼いをする、 野性味たっぷりのブルーノに出会う。まるで対照的な二人だったが、大自然の中を駆け回り、濃密な時間を過ごし、たちまち親交を深めてゆく。![]() |
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やがて思春期のピエトロは父親に反抗し、家族や山からも距離を置いてしまう。時は流れ、 父の悲報を受け、村に戻ったピエトロは、ブルーノと再会を果たし……
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PYRAMIDE PRODUCTIONS SAS – VISION DISTRIBUTION S.P.A.
スタッフレビュー
雄大なモンテローザ山麓を舞台に描かれるのは、対照的な主人公と友、そして彼らを取り巻く家族たちの、繊細な心の揺れ動き。分かち合える喜び、相手を思うゆえのすれ違い、劣等感や葛藤、遠ざかってから気づく大切なもの……
人物たちの言葉の一つ一つが、穏やかに、しかし深く胸に響きました。
真の友情とは? そして人生とは?
来た道は戻れない。時に美しく、時に険しい、儚くも尊い人生の山。
心の奥を揺さぶる感動の一本です。
『帰れない山』

原作:「帰れない山」
(著:パオロ・コニェッティ 訳:関口英子 新潮クレスト・ブックス)
出演:ルカ・マリネッリ、アレッサンドロ・ボルギ、フィリッポ・ティーミ、エレナ・リエッティほか
2022年/イタリア・ベルギー・フランス/イタリア語/1.33:1/5.1ch/147分/
原題:Le Otto Montagne 日本語字幕:関口英子
配給・宣伝:セテラ・インターナショナル 宣伝協力:ポイント・セット
© 2022 WILDSIDE S.R.L. – RUFUS BV – MENUETTO BV –
PYRAMIDE PRODUCTIONS SAS – VISION DISTRIBUTION S.P.A.
5/5(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国公開
【公式サイト】http://www.cetera.co.jp/theeightmountains/
試写会応募受付は終了いたしました。
【vol.231|マンマのレシピ】リコッタチーズとレモンのパスタ
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