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編集長マッシモ松本と行く サルデーニャ島、美しい海と郷土料理を楽しむ旅(日程)

1日目 6月6日(土)
サルデーニャ島オリビアの空港にて待ち合わせ後専用車でホテルへ
宿泊:オリビア

2日目 6月7日(日)
朝 :オリビアからビッティへ移動

午前:
羊飼いの家族のとの交流
■ 羊の放牧場見学
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■ マンマの料理 サルデニア料理デモンストレーション
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■ パパのチーズづくりを見学

■ 羊飼い家族と食事(カザディアス・羊丸焼き・セアダス・パスタなど)

ヌオロへ移動

夕食:ヌオロ地元トラットリアIl Rifugio(予定)
宿泊:ヌオロ

3日目 6月8日(月)
朝 :ビッティへ移動

午前:
■ パーネ カウザウ 工房見学 (GIULIO BULLONI予定)
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■ ワイナリー見学 (カンノナウ品種の生産者)

午後:
■ トッローネ工房 見学(PASQUALE DEIANA予定)
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■ ヌオロ地域の幻のパスタFilindeu(フィリンデウ)のデモンストレーション
夕食:ヌオロ郷土料理
宿泊:ヌオロ

4日目 6月9日(火)
朝 :ヌオロからアルゲロへ移動

午前:
■ オリーブ生産者訪問 Accademia Olearia (予定)
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カッチャ半島半島めぐりながら海岸線を南下
昼食:ボサにて Ristrante Sa Pischedda(予定)
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昼食後、オリスターノへ。
■ 途中ヌラーゲなどの遺跡あとに立寄
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着後はのんびり~ 自由時間
宿泊:オリスターノ

5日目 6月10日(水)
朝 :カブラスへ移動

午前:
■ ボッタルガ工房見学
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■ ワイナリー見学 (ヴェルナッチャ品種の生産者)
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昼食:Sa Pischera e mar e pontis(予定)
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午後:
■ タロッス遺跡見学、及び海での自由時間
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宿泊:オリスターノ

6日目 6月11日(木)
午前:
■ オリスターノでの自由時間

昼食:各自

午後:
■ ペコリーノサルド工房見学
カリアリへ移動
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夕食:カリアリのレストランにて

7日目 6月12日(金)
終日:
■ カリアリにて自由行動

夕食:カリアリのレストランにてさようなら食事会
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8日目 6月13日(土)
朝:空港へ移動
* 解散はホテルまたは空港

9日目 6月14日(日)
帰国
* 諸事情により予定が変更になる場合もございます。

【定員】
15名様 (最少催行人数:13名様)

【申込期間】
2月8日(日)~4月23日(水)まで。
* 定員になり次第締め切ります。

【航空券お問い合わせ先】
エイチ・アイ・エス新宿本社
電話:03-5360-4881
担当:佐々木健一郎
イタリア好きツアーの件とお伝えください。
* 2月9日より受付を開始します。

【ツアーお問合せ】
アマテラス・イタリアデスク (株式会社フォルトゥーナ)
東京都港区麻布十番1-5-29-205
Mail:italia@fortuna.ne.jp
TEL:03-5772-8338
FAX: 03-6438-9990
担当:桃井/荻野

編集長マッシモ松本と行く サルデーニャ島、美しい海と郷土料理を楽しむ旅(日程)

伝統的手法の再考による新しいワイン造りから生まれるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ Presented by モンテ物産

Castello Banfi Fallトスカーナ州はモンタルチーノの町からなだらかな丘陵風景を楽しみつつ車で西へ20分ほど向かうと、バンフィ社所有の“ポッジョ・アッレ・ムーラ”城がある。敷地内にはレストラン、ワインショップ、試飲カウンターなどがあり、丘の上に建っているためブドウ畑を一望できる最高の景色が楽しめる。
バンフィ社と聞くと、少しでも同社のワインをご存知の方はまず何を想像するだろうか。
もし『商業主義的な大量生産』というイメージなら、生産本数や敷地面積などの規模の大きさに関する情報だけが一人歩きした結果かもしれない。

バンフィエノロゴ1「実際のところ、我々はモンタルチーノに2830ヘクタールの土地を持っており、ブドウ畑だけで850ヘクタールある。年間生産本数は1000万本を超える。だが、より多く生産するほど質が落ちるという考えは全くのナンセンスで、誤った考え方だ。」
はっきりと言ったのは社長のエンリコさんだ。
「数を多く造ろうとすると通常は管理が行き届かなかったり、それぞれの畑への執着が弱くなり質が落ちるが、我々が追求し続けているのは、高品質を保ちつつできるだけ多く造ることだ。」
高品質なワインを造るためのバンフィ社ならでのこだわりの数々をエンリコさんが語ってくれた。

【クローンの研究】
1983年、ミラノ大学と共同でブルネッロ・ディ・モンタルチーノ用のサンジョヴェーゼ種の研究を始めた。まずモンタルチーノの非常に広範囲にわたるブドウ畑を分析し、そこに600種類以上のサンジョヴェーゼクローンが存在していることを突き止めた。(ブドウの場合のクローンとは一つのブドウ品種の中でのさらに細かい品種分類のようなものであり、遺伝子操作や科学的な品種改良とは異なる。)
この中から良質かつサンジョヴェーゼの特徴を良くあらわしていると考えられるサンジョヴェーゼのクローンを15種類選別する。そしてさらに、この15種類のクローンを何年にもわたって様々な畑で栽培し、ついに彼らの畑の土壌に最も適した3種類クローンに行き着いた。そしてそれぞれの持つ特徴を組み合わせ、酸や渋味などのバランスを取って補完させ合いながら、サンジョヴェーゼ100%のブルネッロ・ディ・モンタルチーノが造られる。

【ブドウ選別】
手摘み収穫の際に選果は行うが、ワイナリーに着いた後に選果台の上で再度人の手による入念な選果を行う。選果台をクリアしたブドウは房から外され粒だけの状態になる。そしてベルトコンベアで流れつつ光学センサー付きカメラで色・形を瞬時に自動画像解析によりチェックされ、基準に満たない粒は空気銃のようなものではじかれ、不良果が混ざらないようになっている。

【樽材】
la_cantinaバンフィ社は木樽(小樽)をそのまま買うのではなく、ただのオーダーメイドでもない。フランスに樽の原料となる木材を買い付けに行き、カットの仕方も指定する。
カット済みの木は一旦バンフィ社に運ばれ、天日干しにされる。雨ざらしになることで余分なタンニンが抜け、求める状態に仕上がったら樽加工業者に送り組み立ててもらうという、簡略化して書いてもいかに手間と労力がかかることなのかが伺えるだろう。

縦型ワイン樽2その他、木樽の縦置き発酵槽の上部と下部のみがステンレス製になった“ホライゾン・システム”は、バンフィ社が樽メーカーとともに特許を取っており、木とステンレスの長所を組み合わせた新システムだ。
これ以外にも、彼らのように熱意と規模を兼ね備えていなければできないようなこだわりが、まだまだある。

印象的だったのは、非常に温厚で落ち着いた物腰のエンリコさんは自身を持ってしっかりとした口調でこだわりについて語るが、それについての慢心は微塵も感じさせないところだ。
「こういった様々な新技術を取り入れているとすぐにモダン派の造り手と呼ばれる。だが我々は、センセーショナルな新技術をただ導入して伝統的手法を否定したいわけではない。
経験によってしか成し得ない、ワイン醸造の素地を作ってきた先人たちに敬意を払いつつも、一旦定着した伝統的な造り方が本当に最高なのだろうかと疑問を持たなければならない。土壌と気候、品種の組み合わせや酵母の質など、研究や改良ができる点は畑ごとに常に存在する。こうすればもっと良いブドウができるのでは、と思いついたら、時には大規模なテストになっても、失敗を恐れずにまずは試すことにしているんだ。いつかそれが、誰も疑いを持たないスタンダードになっているかもしれない。」
lr_Castello_Banfi_-_I_Nostri_Vini[1]もし本当にスタンダードになったとしても、きっと彼らは満足しないだろう。より良い手法を見つけて後世の人たちにとっての新たな良き伝統となれるよう、歩みを止めない。
バンフィ社のような明確な哲学があれば、『大量生産=低品質』は成り立たない。
彼らが良質なブドウを育てるためにどれだけ真摯な姿勢でひたむきに取り組んでいるか、バンフィ社が誇るブルネッロ・ディ・モンタルチーノを一口飲んで想像を膨らませてみてはいかがだろうか?

CA’MONTE[カ・モンテ]
モンテ物産が輸入・販売しているイタリアワインやイタリア食材の中でも、厳選されたこだわりの商品を取り扱うWEBショップです。
市場に出回っていないワイン等楽しいことがいっぱいあります。お楽しみに!
CA’MONTE

編集長マッシモ松本と行く サルデーニャ島、美しい海と郷土料理を楽しむ旅 

定員に達しましたので、お申込み受付を終了させていただきました。
第五弾も企画中ですので、お楽しみに!


『イタリア好き』編集長のマッシモ松本です。

第三弾が無事終了し、第四弾を企画しました。

今回はお客様からのリクエストも多い、サルデーニャ島への旅です。

本土とは全く違った独自の文化が織りなす魅惑の島サルデーニャ。

美しい海と、奥深い山間の小さな村、そこで暮らす人々と生産者を訪ねていきます。

普通の旅行では体験できない、『イタリア好き』らしい旅になります。

6月のサルデーニャは季節としてもとても良い季節、

ぜひ水着も持参して、タロッスの海に一緒に飛び込みましょう!

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【日程】

2015年6月6日(土)〜 6月14日(日) 9日間

【料金】

●イタリア現地8日間費用:イタリアズッキーニクラブ会員価格295,000円 (参加人数13名~14名の場合は311,000円)

※非会員価格305,000円(参加人数13名~14名の場合:320,000)

*日程内の宿泊費(2人1部屋)、食事(毎朝食・昼食3回・夕食4回)、訪問料・講習費・通訳費・交通機関・現地手配費用が含まれます。

*上記費用には、航空代金、空港税、航空保険料などが含まれておりません。別途にてお手配、費用がかかります。

*2015/1/31現在で換算しています。著しくレートの変動があった場合、ご旅行代金を変更する可能性があります。ご了承下さい。

●一人部屋追加代金:49,000円(7泊分)

*相部屋ご希望の方で相手の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加料金がかかります。

*ツインよりお部屋が狭くなる場合がございます。

*航空券のお手配をご希望の方は、お問合せ下さい。

【定員】

15名様 (最少催行人数:13名様)

【申込期間】

2月8日(日)~4月23日(水)まで。

*定員になり次第締め切ります。

【お問合せ】

アマテラス・イタリアデスク (株式会社フォルトゥーナ)

東京都港区麻布十番1-5-29-205

Mail:italia@fortuna.ne.jp

TEL:03-5772-8338

FAX: 03-6438-9990

担当:桃井/荻野

トスカーナ

vol.202015年2月発行
在庫なし

ナポレオン、ハチミツ、エルバーノ

ピオンビーノからカーフェリーに乗り込む。先週までは雨が続いて、天候も良く無かったので心配だったが、11月(取材は2014年11月)だというのにこの日は暖かく、デッキで弾かれていく水面を眺めていても心地良い日だった。もちろんハイシーズンであればフェリーも人々で賑わい、このデッキはバカンスに期待を膨らませた人が、風を受けながら日光浴を楽しんでいるに違いない。でも、ぽつんとひとり初めて上陸するエルバ島への期待に思いを寄せるのも悪くはなかった。
 しばらくすると西日の陰になって小高い山が連なる島影が黒く見えてきた。近づいてその姿がはっきりと現れた時、岩場と緑が多いことに気がつく。ポルトフェッライオの港に着くころには、灯台のある高台にかつてのナポレオンの邸宅跡が見える。約1時間弱の船旅の終わりは島取材の始まりだ。
 トスカーナ州リボルノ県エルバ島は、1814年ナポレオンが蟄居した島として知る人も多い。2014年はちょうどその200年にあたり、記念の行事も色々とあったようだ。島のあちらこちらに白地に斜めの赤のラインに3匹の蜂が配された島旗がなびいていた。これはナポレオンが立てた旗で、養蜂の盛んな島の蜂を象徴として、養蜂、鉱石、漁業を意味する3匹を配置したものと言われている。
 島の人は概ね彼が滞在したことに好感を持っていた。1000人ほどの兵隊を連れて上陸し、町を整え、現在に至る発展の礎をつくったとされ、ある人はナポレオンは島を有名にしてくれたと上機嫌に話していた。

 緑の多い島は、クエルチャ(樫)、ミルト(銀梅花)、コルベッツォロ(西洋ヤマモモ)、レンティスコ(乳香樹)、ジネーストラ(エニシダ)などの地中海特有の木々とハーブ類が多く自生しているからだという。そして海岸線の多くは岩場であり、砂浜の数は少ない。
 現在の島の主要な産業は観光業。春から10月中旬までは観光客で賑わい、北イタリアをはじめ、ドイツ、スイス、フランスなどからも多くの観光客が訪れている。別荘を持っている人も少なくない。
 島は大きく分けて3つの地域に分類できる。細長く地形の延びた東側は、鉄分を多く含んだ土壌でかつて鉄鉱石の採掘で栄えたところだ。中央部は島のいちばんの中心地ポルトフェッライオのあるところで、このあたりは粘土質の土壌。西側部分は、島でいちばん高い山カンパーネ山の火山活動によってもたらされた石灰質の土壌である。島の周囲は約140kmと小さいので1日でも回りきれる。
 そんな島に敢えてシーズンオフの晩秋に取材に行った。観光シーズンを避けて島民の生活を見てみると、島本来の姿や観光以外の魅力が分かるような気がしたからだ。シーズンオフでも生産者は休まない。むしろその時期こそ次のシーズンを迎える大切な準備の季節でもある。
 エルバーノ(エルバ島の人)は、仲間で集まればグリルをやってワインを飲んで陽気で元気だという。温暖な気候と豊かな自然、そして自慢の海には、島民を島から離さない魅力がたくさん詰まっていた。

定期購読いただくと!

バックナンバーがもれなく3冊ついてくる!!
※どの号が届くかはお楽しみ♪

  • 1年間(4回発行)2,640円(税込)
  • 送料無料

『イタリア好き』バックナンバー

『イタリア好き』バックナンバーは単品でご購入いただけます。
*バックナンバー 1冊550円(税込)

2月1日はイタリア各州のワインも勢揃い

2015年2月1日(日)
集まれ!イタリア好き!
祝♪20号記念スペシャルフェスタ!

「インポーター各社のみなさま、日頃からテンダロッサと編集長マッシモを応援サポートしていただき、ありがとうございます!みなさまの多大なるご協力あってのこのイベント。何よりも我々スタッフが1番心待ちにしております。イタリアをこよなく愛し、飲んで食べるのが大好きなお客様が沢山集まる楽しいパーティーになること間違いナシ。是非、イタリア好きサポーターとして皆様も遊びにいらしていただき一緒に飲んで食べてワイワイできたら幸せです♪
イタリア各州のワインを揃えてお待ちしております〜!」

ラ・テンダロッサ ソムリエ矢野

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【ご協力いただくワインインポーター】
アイファクトリー
アビコ
日欧商事
フードライナー
モンテ物産
郵船商事

★webでのお申込みは終了しております。参加をご希望の方は当日会場までお越し下さい。当日券にてご入場いただけます。
*混雑時にはお待ちいただく場合もございます。ご了承ください。

『イタリア好き』vol.20 発行記念スペシャルフェスタ!お知らせ2

2015年2月1日(日)
集まれ!イタリア好き!
祝♪20号記念スペシャルフェスタ!

フリーマガジン『イタリア好き』20号の発行を記念して、
イタリア各地の郷土料理を楽しめるフェスタを
横浜・馬車道の名店「ラ・テンダロッサ」の西沢シェフの協力のもと賑やかに開催します。
なかなか見られない一流シェフ達の競演や、珍しい郷土料理の数々を楽しんでいただけます。

■イベント概要・お申込みなど、詳しくは以下をご覧下さい。
https://italiazuki.com/?p=8143

*写真は昨年、サルデーニャ料理「タロス」で行われたデモンストレーションの様子。
「タロス」のシェフ馬場圭太郎さんと、「ラ・テンダロッサ」のシェフ西沢健三さんによる、
イノシシ肉料理対決!
サルデーニャ偏、トスカーナ偏をつくってもらいました。

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敵地(渋谷)に乗り込み、真剣な西沢健三シェフとは対照的に、
ホームで迎えうつ馬場圭太郎シェフの余裕。

その時の模様は↓こちらからも
https://plus.google.com/photos/108919187406475357915/albums/6078758148306532625

土地と畑を愛する農夫、ラ・スピネッタ社のジョルジョ・リヴェッティ氏 Presented by モンテ物産

Giorgio with orange pullover

「良いワインを造るには良いブドウから。ワイン造りにおいては、90%は畑仕事に力を注がなければならない。」

サイのラベルのバルバレスコで有名なラ・スピネッタ社のオーナー兼エノロゴ(醸造責任者)であるジョルジョ・リヴェッティさんは、会う度に彼の熱い哲学を語ってくれる。

Campe outsideピエモンテ州アスティ県カスタニョーレ・デッレ・ランツェの町外れに位置するラ・スピネッタ社は、バリックや新しい技術をピエモンテに持ち込み一世を風靡した『バローロ・ボーイズ』の中でも最も成功したワイナリーの一つだ。モダンな建物に最新の機械が整然と並び、ゴミ一つ落ちていない綺麗さである。

crushing grapes「ワイナリー内でできることは残りの10%しかないが、収穫したブドウのポテンシャルを最大限に引き出し、その畑の良さをストレートに表現するために、細心の注意を払い丁寧に醸造を行うようにしているんだ。そして私たちの土地、土地が造り出す物の価値に対して確固たる信念をもち、敬意を表するため、私たちが栽培するのは、その土地の地ブドウあるいはその土地に根付いた品種のみだ。」

実際にラ・スピネッタ社のワインに添えられる名前はファンタジーネームではなく、ガッリーナ、スタルデリ、ヴァレイラーノ、カンペなどのように、畑の名前となっており、その畑の味を楽しんでもらいたい、という想いが込められている。

Gallina Barbaresco Vineyardこのこだわりを持ったワイン造りですでにピエモンテで大きな成功を収めているが、ジョルジョさんの熱いパッションは留まるところを知らない。ピエモンテと並ぶワイン銘壤地であるトスカーナにもワイナリーを構え、2001年からサンジョヴェーゼ、コロリーノなどのトスカーナの地ブドウを使ったワインをリリースし始めた。やはりどこに行ってもジョルジョさんの哲学は変わらず、彼が選び抜いた65ヘクタールという広大なブドウ畑から素晴らしいワインを生み出している。
輝かしい受賞歴には枚挙に暇がないが、それに加え有名なイタリアのワイン評価本“ガンベロ・ロッソ”誌で2001年のワイナリー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。

vineyard in fall colors「私は、どれだけワイナリーが有名になり大きくなっても、常に農夫であり続けるよ。最も大事なブドウの世話を自分でしなければ気がすまないんだ。」
これが今回の訪問で一番印象に残った言葉だった。
実際にジョルジョさんは朝5時から自ら畑に出向き、それぞれの畑の状態を確認し始める。

cantina 1ラベルにサイのマークを選んだのは、「サイは力強く、進む方向を決めたらまっすぐ突き進むから」と言っていたが、話を聞くたびにまさにジョルジョさんの生き方そのものだと感じる。
3 Barbarescosどこかでサイのラベルを見つけたらぜひ一度飲んでみていただきたい。たっぷり詰まったジョルジョさんのパッションがひしひしと感じられることだろう。



Tanti Augri di Buon Natale 【年末年始の営業について】

本年もお世話になりました。
素敵なクリスマス、年末年始をお過ごしください。

【年末年始の営業】
年内 12月26日(金)17:00 最終営業日
*17:00以降に受付しました商品に関しての発送は新年になりますので、ご了承ください。

新年  1月 5日(月)10:00 営業開始


Italiazuki X'mas Card-2014

Italiazuki X'mas Card-2014-2