イタリア好き委員会 のすべての投稿

[Vol.2]ナポリの人々に愛される真のナポリコーヒー、KIMBO! Presented by モンテ物産

MN1_0292前回に引き続き、ナポリの人々に愛される真のナポリコーヒーKIMBOを現地からレポートしてみよう。

ナポリにある老舗のグランカフェ「ラ・カッフェッティエラ」での1日の様子から、現地で愛されるKIMBOの魅力とナポリのバールの楽しみ方をご紹介したい。

MN1_0330おしゃれな人々に人気のブランドショップや仕立て屋さんが軒を連ねるキアイア通り・サンタカテリーナ通りにある「ラ・カッフェッティエラ」。
ナポリスタイルのスーツやジャケットを着こなしたお客様が多く立ち寄るバールだ。お客様達のコーヒーを飲む姿ひとつひとつを見ていると、それだけでも映画のワンシーンのように絵になる。

そして、イタリアの中でも比較的深煎りのKIMBOのコーヒー豆から抽出された少しビターなエスプレッソが手元に届くと、たっぷりの砂糖をいれて、数十回もかき混ぜてしっかりと砂糖を溶かし、さっと飲み干す。
[あちらでもこちらでも、ぐるぐる、ぐるぐる、何十回もかき混ぜるのがナポリ流]
KIMBOの特徴は、この砂糖とコーヒーが溶け合ってうまれるチョコレートやキャラメル・バニラ・ヘーゼルナッツ・果実の香り。ナポリの人は、この香りと味わいそして余韻を楽しむ。

老舗カフェはバリスタやカメリエーレの立ち振る舞いもエレガント。身のこなしはもちろん、本来コーヒー粉などで、汚れやすい環境にいるにもかかわらず、長袖の白シャツの袖口も汚すことなくいつも真っ白だ。まるで彼らが主役のミュージカルのように。美味しいコーヒーはもちろんだが、彼らの立ち振る舞いがあって、初めてバールの魅力が増すといえる。

MN1_0273
[▲バリスタ真っ白な袖口。抽出量が少なめなのもナポリの特徴。濃い凝縮した味わいを楽しむ。]

MN1_0186
[▲カメリエーレ。バリスタ同様、魅力的なバールには欠かせない存在だ。]

ナポリを訪れた際は、今回ご紹介した視点から、ぜひナポリのバールを楽しんでもらいたい。

KIMBO[キンボ]
▼商品の詳しい説明はこちらから
https://www.montebussan.co.jp/foods/kimbo.html

ズッキーニパートナーズ紹介【ナポリハウス】

この度『イタリア好き』を設置してくださっている
ズッキーニパートナーズの目印であるステッカーが新しくなりました★

新ステッカーを貼ってくださったズッキーニパートナーズのみなさんをご紹介中です!


本日ご紹介するのは自由が丘にあるこちらのお店♪
=======================================

ナポリハウス

「ナポリハウス」は創業29年、3年半前に前オーナーから私達夫婦に譲渡されました。伝統の味を受け継ぎつつ新しいことにもチャレンジしていこうと日々二人で切磋琢磨しております。
よくお客様に「ナポリハウスは、お家に帰ってきたような感じでリラックスしてしまう(笑)」と言われます。当店のfacebookのページをご覧いただけましたらわかっていただけるかと思いますが、まさしくアットホームです(笑)
自由が丘にひっそりと佇むイタリアンレストラン「ナポリハウス」を今後とも宜しくお願い致します。
 オーナーシェフ 杉山 健太郎
  サービス   杉山 梓
  http://napolihouse.net
  http://www.facebook.com/napolihouse
  東京都目黒区自由が丘2-14-8  
  TEL&FAX :03(3725)6489
  
★ズッキーニクラブ会員特典★
ハウスワイン1杯サービス

482878_483032115096879_1106387432_nCIMG2232
CIMG2064CIMG2088120323135446fefd_m
=======================================

ホームページやFacebookを拝見すると、お客様の笑顔の写真がいっぱい!
お店のあたたかさが伝わってきました。

どうもありがとうございます。



新ステッカーを貼ってくださったズッキーニパートナーズのみなさん、
是非、お写真と紹介分を添えて、イタリア好き委員会までご連絡くださいね。
お待ちしてます!


Grazie.

ズッキーニパートナーズ紹介【LCIイタリアカルチャースタジオ】

この度『イタリア好き』を設置してくださっている
ズッキーニパートナーズの目印であるステッカーが新しくなりました★

つきましてただいま、
新ステッカーを貼ってくださった
ズッキーニパートナーズのみなさんのご紹介キャンペーン中で~~~~す!


まずはじめにご紹介するのはこちら!

=======================================

LCI – Lingua x Cultura Italiana

LCIイタリアカルチャースタジオは、吉祥寺にありながらイタリアの雰囲気を味わっていただける場所です。

– イタリア人講師の語学コース
– イタリアの関するセミナーやイベント
– イタリアの各州の伝統料理とワイン講座
– 南イタリアの食材を使ったバールITALIANO
– イタリアの食材ショップ

イタリアの文化を楽しく、皆様へ発信しています!

★ズッキーニクラブ会員特典★
イタリア語講座入会金無料。イタリア各地のお料理講座初回500円割引!

ステッカーとスタッフの写真 カフェメニュー パニーノsalsiccia外観 カフェメニュー あさりのフレーグラ
=======================================

「早速貼りましたよ!」 と一番乗りでご連絡いただきました!

どうもありがとうございます♪




新ステッカーを貼ってくださったズッキーニパートナーズのみなさん、

是非、お写真と紹介分を添えて、イタリア好き委員会までご連絡くださいね。

お待ちしてます!


Grazie.

[Vol.1]ナポリの人々に愛される真のナポリコーヒー、KIMBO! Presented by モンテ物産

napori1「ナポリ」と聞くと皆さんは何を連想しますか? 風光明美な景色、ファッション、ピッツァ、パスタ…。 イタリア人に同じ質問をすると、多くの人が「カッフェ!」と言い返す。古くから異国との交易の拠点だったナポリには、早くからコーヒー文化が根付いており、イタリア国内でも特にこだわりを持った人々が多く、エスプレッソの聖地だ。個性的な焙煎とブレンドによる、豊かで奥深い味わい、余韻をともなうエスプレッソは、まさにこの町の文化と歴史と情熱によって育まれたといっても過言ではない。

napori2イタリア人は日本人に比べ、2倍のコーヒー消費量があり、一日に3~4杯エスプレッソを飲むのは一般的だが、ナポリの人たちは、さらにその倍の7~8杯を飲む人も多い。エスプレッソが一日の多くのシーンに欠かせないものとなっているため、自宅で楽しむのはもちろん、街中のバールやグランカフェで立飲みをしながら、友人たちやバリスタとおしゃべりを楽しむ姿を多く見かける。
そんなナポリ人だからこそ、豆のブランドにもこだわる。そして、そのこだわりの頂点にあるブランドがKIMBOなのだ。

イタリアには16万件ほどのバールやグランカフェがあるが、ナポリはそのほかの地方のカフェと比べて明らかに違う点がある。

napori31つは、エスプレッソマシンだ。
エスプレッソは発明されてから110年以上になるが、エスプレッソの確立とともにエスプレッソマシンも進化している。
現在の主流は抽出ボタンを押せばマシンが最適な温度と圧力を調整し、しっかりと味わいのあるエスプレッソが誰でも簡単に抽出できるようになっている。
しかし、ナポリの殆どのバールで見かけるのはそれとは異なり、大きなレバーが上に向かって突き出しているクラシックなレバー式だ。
napori4このタイプは60年以上前に開発されたものだが、レバーが重たいため扱いにくく、さらに、レバーの動かし具合によって味わいが変わっていくため、熟練のバリスタのスキルが問われることもあり、ナポリ以外の地域では殆ど見かけることはなくなった。
エスプレッソには並々ならぬ思いのあるナポリ人だからこそ、バリスタたちもその人でしか再現できない特別な一杯を抽出するためにこのレバー式マシンにこだわりと誇りを持って使っている。

KIMBOの豆には、「プレミアム」という、このレバー式マシンで最良のナポリコーヒーになるように焙煎とブレンドがなされた商品がある。
このブレンドはナポリ人が愛してやまない味わい、コクと苦みのバランス、そして甘みを伴う絶妙な切れと余韻になるよう調整されている。

napori5もう一つの違いは老舗のバール(とくにグランカフェ)で見かける光景に年配の男性バリスタが多い。
彼らはこのレバー式マシンの歴史に負けず、この道数十年の人たちばかりだ。
経験値により、彼らの動作には一切の無駄がなく、まるでダンスを踊るかの如く流れるようなたち振る舞いで、すばやくエスプレッソやカフェメニューを作っていく姿は圧巻だ。

エスプレッソの語源には「急行」という意味とともに「あなたのための特別な一杯」という意味がある。
まさに彼ら熟練バリスタの流れは、オーダー後からすばやく流れるような手さばきで、そして決して焦った感じはなく、お客様の手元にお客様好みのエスプレッソを提供し、その意味を体現していると言える。

さらに、美味しいエスプレッソを抽出・提供するため「5つのM」というキーワードを耳にする。
Miscela(豆のブレンド)・Macinare(豆の挽き具合)・Macchina(最良のエスプレッソマシン)・Mano(バリスタの技術)・Manutenzione(適切な維持管理)だ。常に美味しいエスプレッソを提供する最良のバールでは、美味しい豆・良いマシン・技術だけではなく徹底した維持管理が問われる。良いバールに行くとバリスタが常にエスプレッソマシンやバールカウンター(バンコ)の内側を綺麗にしている光景を目にする。ぜひ、バールを訪れた際はその辺りも見てみてもらいたい。

来月へ続く



KIMBO[キンボ]
▼商品の詳しい説明はこちらから
https://www.montebussan.co.jp/foods/kimbo.html

パレルモ

vol.222015年8月発行
在庫なし

リモーネ、ピノーリ、アグロドルチェ

人々は生きている。
生かされているのではない。自分の力で生きているのだ。
大きな声でパレルモ弁が飛び交う中、ひとつ1ユーロか、2ユーロのストリートフードを頬張り、市場を歩く。イスラムとビザンチンとが融合した教会の見事なモザイクを見る。天井の高い貴族の館のバルコニーから中世を想う。そこで感じる全てのものは“生”へとつながる。ここパレルモには脈々と“生”が息づいている気がした。
そしてはっと気づくのだ。
自分は果たして、生きているのか? 生かされているのか?

この街には、深入りすればするほど、虜になる魅力がある。今すぐにでも戻りたい。そんな衝動に駆られる街がパレルモだろう。
シチリアは地中海の十字路という要衝にあったため、ギリシャをはじめ様々な勢力に支配されてきた歴史がある。そして、パレルモが中心となったのはアラブが支配した時代からだ。お馴染みのオレンジやレモン、ピスタッキオやアーモンド、砂糖、さらには米、クスクス、ゴマなどもアラブ人によってもたらされ、シチリア・パレルモ料理は発展していった。それには灌漑の技術によって農業を定着させたことが大きい。この灌漑の技術もアラブ人によるものだった。この時代は、シチリア、パレルモにとっての食の重要な時代だった。
その後、ノルマンの支配に変わり、パレルモ独自のアラブ・ノルマン文化が開花していく。そこにはカトリック、ギリシャ正教、イスラム教をも含む宗教や人種に偏見を持たずに受け入れたノルマン独自の考え方があったからで、この時代がパレルモの歴史にとって重要な時代であり、また現代のパレルモ気質の基礎を築いたのがこの時代ではないだろうかと想像できる。

パレルモの料理には、手の込んだ貴族的料理と、その素材を身近なものへアレンジし、庶民の味にした家庭料理と、ストリートフード的なものとが存在する。そして味付けに砂糖を使うことや、アーモンドや松の実、レーズンを多用すること、レモンが欠かせないこと、といった特徴が、歴史的流れの中で定着し、今でも健在だ。
パレルモに暮らす友人が言っていた。腐敗した政治、マフィア、廃墟のような下町、街の喧噪と、醜いこともたくさんあるけど、まずい食べものを見つけるのは難しい。確かにそうだ。
繰り返される歴史の中で人々は、生きる力を蓄え、どう生きるかを自身で学んできた。生きるためにどうするかをだ。結果、育まれてきた人間像は寛容で、ホスピタリティに溢れている。それがパレルモ最大の魅力だろう。

生かされず生きる。
“生”を感じにパレルモへ行こう。

定期購読いただくと!

バックナンバーがもれなく3冊ついてくる!!
※どの号が届くかはお楽しみ♪

  • 1年間(4回発行)2,640円(税込)
  • 送料無料

『イタリア好き』バックナンバー

『イタリア好き』バックナンバーは単品でご購入いただけます。
*バックナンバー 1冊660円(税込)



イベントレポート 7月19日(日)イタリア好きメルカート@さくら坂VIVACE

7月19日(日)
梅雨明けにふさわしい、燦々と輝く太陽と真っ青な空のもと、
イタリア好きメルカート@さくら坂VIVACEが開催されました!

IMG_2978IMG_2943

オープン直後から会場はお客様で賑やか!

地元の方々はもちろん、東京、千葉、群馬などから
足を運んでくださった方も大勢いらっしゃいました。

はじめてさくら坂VIVACEを訪れた方からは、
『こんな素敵な場所があるなんて!』とのお言葉。
感激していただけたようでなによりです!

+ + +

出店者のみなさんはイタリアにちなんだこだわりの品々を用意いただきました!

【さくら坂VIVACE】
旬の味が楽しめるイベント限定の本格的なパスタセットから、サルシッチャやポルケッタなど野外でも手軽に楽しめるメニューまで、たーっくさんそろえていただきました!
後藤シェフやイタリア人のアリーチェさんがつくる本場のイタリアの味、どれも美味しかったです。
IMG_2959IMG_295811753831_10207056238753842_41672519_n

【パネッツァ】
イタリア好きのイベントでは度々ご参加いただいている、ローマ郊外の町ジェンツァーノのパンをもとにした窯焼きパン屋さん。様々な種類が楽しめるセット販売もしていただき、嬉しかったです!終始お客様とにこやかにお話されてた姿が印象的でした。
11778132_10207056238273830_388355021_n

【IL NESSO with Amorosokato club italia】
ナポリピッツァとトスカーナの味がコラボレーション!2種類のピザパンを販売いただきました。特にランプレドットは、フィリッポさんの出身であるフィレンツェの地元の味ということで、とっても人気でした!食べ応えあるピザパンとともにいただき、お腹も心もいっぱい~!
IMG_2962

【チッティーノ赤坂】
庭園の一角に建てられた小屋の石窯で焼いたマルゲリータ、もちもちの生地とシンプルな具材の旨みが絶妙でした!お土産に持って帰る方もたくさんいらっしゃいました。
IMG_2953

【パティスリー301】
イタリアらしいドルチェ3種類をご用意いただきました。私は改良に改良を重ねたというズッパイングレーゼ(トスカーナを訪れたイギリス人に振舞われた、伝統的なお酒を使ったドルチェ)をいただき、マニアックな味にわくわく♪早々に売り切れる大盛況ぶりでした。
11758808_10207056238433834_1658917307_nIMG_2969

【ラミアイタリア】
オリーブオイルやモッツァレラなどのイタリア食材が並びました!中には、炭酸エスプレッソなるちょっと珍しいものも・・・!?アドリアーナさんは後藤シェフのデモンストレーションでも大活躍でしたね。
11756682_10207056238233829_548337542_nIMG_2948

【相沢農園】
太陽の光を浴びてつやっと輝く新鮮な野菜たち。見ているだけでウキウキしましたね。メニューを考えながらお買い物されるお客様、みなさんとても楽しそうでした!
IMG_2949

【-Handmade soap Të Të & chikiina-】
オリーブオイルをメインとした自然素材で作った色とりどりの石けん。体に優しく、見た目もかわいい、心のこもった品々が並びました。石けんづくりのワークショップコーナーもお客様の憩いの場となったようです!
11759540_10207056238353832_249393079_nIMG_2955

【カーサ デッラ チェラミカ】
青い空と若い緑色の田んぼを背景に、カラフルな南イタリアの手描き陶器やヨーロッパ雑貨が並びそこにいるだけで元気になれる空間でした。さらにオーナーご夫妻とのお話が弾み、お客様はますます笑顔になっていました♪
11720704_10207056237713816_2123844623_nIMG_2951

【下山佳子写真展】
『イタリアで出逢ったステキな風景』をテーマにガイドブックやテレビでは見たことがないイタリアのさまざまな表情をおさめた写真の数々。見ているだけでイタリアに行きたくなってしまいました!
11748653_1116327671714073_1702791341_n

【イタリア好き】
暑いからか、、、今回はTシャツが人気でしたよ♪イベント時などにしか販売していないマッシモのオリジナルグラスもかわいい~と好評でした。
IMG_2942


お食事やお買いもののほかに、イベントプログラムもご用意しました!

★マッシモ編集長のトークショー
みなさんを前に、いつもどおりリラックスモードでしたか?
IMG_2957

★後藤シェフのデモンストレーション
夏にぴったりのトスカーナの伝統料理パンツァネッラ(パン入りサラダ)を作っていただきました。お客様も興味津々!
IMG_2975IMG_2971

★プレゼントつきじゃんけん大会
LAVAZZAのコーヒーセット、KIMBOのカップソーサー&コーヒーセット、イタリア好きオリジナルTシャツといったイタリア気分を味わえるプレゼントをかけて、会場は大盛り上がりでした♪
IMG_2986IMG_2990


+ + + +


今回あまり馴染みのない場所での開催で、
準備期間中は「みなさん来てくれるかな~??」と不安になることもありましたが、

イベント当日はたくさんの笑顔があちこちにあふれる1日となり
スタッフ一同とても嬉しかったです!!



さくら坂VIVACEの後藤さんをはじめ、
企画段階から一緒にイベントを作り上げてくださったお店のスタッフや出店者のみなさん、
暑い中足をはび楽しんでくださった来場者のみなさん

本当にありがとうございました!!!


IMG_3007

Grazie!!!