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Buon Natale2022 e Felice Anno Nuovo2023[年末年始休業日のお知らせ]

今年は“イタリア好き”の皆さまに支えられて50号。
ありがとうございました。
よい年をお迎えください。

イタリア好き委員会

年末年始休業日は、「2022年12月29日(木)~2023年1月5日(木)」
休業期間中はご注文対応、出荷業務、お問い合わせについてもお休みとさせていただきます。各種対応につきましては、年明けの営業開始日1月6日(金)より、順次進めてまいります。
※2022年の最終発送は12/28(水)12時までのご注文(ご入金確認済み)とさせていただき、それ以降のご注文に関しましては2023年1月6日(金)より発送いたします。
※インターネットからのご注文は、お休み中も随時承っております。


一人の男の情熱が生み出す最上級のワイン | vol.1 フィレンツェのワイナリー フォッシの魅力に迫る

《フィレンツェのワイナリー フォッシの魅力に迫る  vol.1》

きっかけは「ワイン好き」
一人の男の情熱が生み出す
最上級のワイン

「AZIENDA AGRICOLA」 FOSSI(アズィエンダ・アグリーコラ・フォッシ)


「とにかくワインが好きなんだ」まるで歌うように高らかに言ったのはエンリコ・フォッシさん、フィレンツェ郊外の町シーニャにあるワイナリー「フォッシ」のオーナーだ。元々服飾業を営んでいた彼がワイン造りを始めたきっかけを聞いた際、そのように答えてくれた。


「サッシカイア」などが生まれた、高品質のワインを求めるムーブメントの渦中にあった若かりし日のエンリコさん。ワイン仲間と語り合ううち、君のところには土地があるんだから、ブドウを植えてみたらいいじゃないか、という話になり、実際に植え始めたのだそう。その後のたゆまぬ努力は語るに尽きないが、その結晶であるワインが雄弁に物語ってくれる。


「VIGNAVENTO」(ヴァーニャヴェント)はブドウ品種サンジョベーゼを100%使用したワイン。この種は酸味とタンニンの明瞭さが特徴。逆にそこが苦手という人もいるのだが、このワインはまったく違う。まず先にプルーンに似たフルーティーな味わい、樽のスパイシーな香り、それからこの種ならではの酸味と渋味を感じるが、それが滑らかでとてもエレガントなのだ。


実際、ワイナリー顧客のシェフもこの種のワインが苦手なのだが、これを飲んだ時、まったく違う!  これは美味しい!  と目を丸くしたのだそう。食の達人をもうならせるワインの秘密は? エンリコさんのワイン談義はまだまだ続く。

vol.51掲載。本誌4回の連載記事となります。 取材・写真 藤原涼子(フィレンツェ)

■商品に関する問い合わせ
有限会社TAPS inc
https://tapswineshop.com/
hello@tapswineshop.com

■vol.2 ピノ・ネロがたどり着いた至極の境地ピーネ(Pinè)

ピノ・ネロを100%使用。ピノ・ネロが持つ本来の力を引き出し、固定概念を覆す味わい。しっかりしたボディなので、お料理はPollo al Curryなどがオススメ。レシピも掲載中。
■本誌vol.52掲載記事https://italiazuki.com/?p=54477

【「Vignavento」はTAPS WINE SHOPにて販売中】

TAPS WINE SHOPでは主に日本未入荷のワインをイタリア現地生産者から直接輸入しています。
価格帯は毎日食事で楽しんでいただける1,000円代のものから、特別な日に飲みたい高級感あふれるものまで多数あり! 現地イタリア人ソムリエと共に厳選した生産者のワインのみを一定温度での輸送ができる特殊なコンテナにて輸送し、温度管理された倉庫で保管しています。


TAPS WINE SHOPはこんな人におすすめ

・イタリアやヨーロッパの食文化に興味がある
・海外旅行が好き
・料理とワインのペアリングに興味がある

▼TAPSの商品一覧はこちら
https://tapswineshop.com/shop/

塩とハーブで漬けて熟成させる、カルネ・サラーダ

最新号(vol.51)トレンティーノの取材では、今までに出会ったことのなかった食材や、料理に多く出会えた。
カルネ・サラーダもその一つだ。
牛肉を塩とハーブで漬け込むので、ブレザオラにも近いのだろう。
物語の詳細は本誌を見ていただきたいが、何人かの方から作り方や、味について詳しく知りたいとの問い合わせをいただいたので、
トレンティーノの小さな村にある老舗「マチェレリア・チス」のマッシモさんの製造の行程を追ってみましょう。


トレンティーノ産の脂肪分の少ない赤身の牛肉(内もも肉)を使う。


これに独自のブレンドをした塩とハーブをしっかりとまぶす。


それを専用の容器に重ねながら詰めていく。


その後は蓋をして保存庫で30〜40日熟成させる。肉は浸透圧によって出た水分で覆われ、保存性を高め、味は中に染み込んでいく。



出来上がりはなんとも美しい上品な佇まいとなる。


カルパッチョの場合は薄く切るのがいい。ハーブの香りに包まれた甘い肉の味。保存のために塩がしっかり効いているだけに肉の味も引き立つ。


本来は冬の食べ物であったが、最近は観客向けに夏場でも提供するのだとか。しかし、保存料を使わずに昔ながらの製法でやっているところは数少ない。
素材と製法にこだわったカルネ・サラーダ、ぜひ現地で食べていただきたい。

文:マッシモ
写真:萬田康文

トレンティーノの観光情報
Trentino incantatoートレンティーノの魔法にかかってみてはいかがー
https://www.gardatrentino.it/it



直行便ITAエアウェイズに乗ってイタリアへ!

本ページでは、『イタリア好き』編集長マッシモが、本誌取材のため搭乗したITAエアウェイズのレポートをお伝えします。
合わせてマッシモツアー第13弾もご紹介!

2024年5月18日~編集長マッシモとイタリアへ!

ウンブリアのアグリトゥリズモでマンマの料理と黒トリュフ狩り、オリーヴオイルの名産地を訪ねて、ローマでカルボナーラざんまい9日間のマッシモツアー

  • 本誌取材の生産者を巡り、情熱に触れる
  • 絶対うまい! 郷土愛のこもった味を堪能
  • 現地の人の暮らしを体験

11月9日から取材のためイタリアへ行ってきた。
今回は待ちにまったITAエアウェイズで。
アズーリカラーのエアバスの350-900という最新鋭の機体に乗って、羽田からローマまでの直行便。
AZ793便で羽田を13:35発って、ローマに20:30に着く。 (*羽田発は水・金・日曜日)
今はロシア上空を回避するルートなために、15時間近くかかりますが、それでもやっぱり直行便。乗っているだけでいいので楽ちん。

実は機体にちょっとしたイタリアらしいシャレが隠されている。
コックピット右下、スカイチームのロゴの下にイタリアスポーツ界のレジェンドの名前が刻まれているという。
アズーリのユニフォームをまとい、一緒に空を飛んでいる気分になる。
粋だね!
実際には、小さくて見えずらいし、タラップをつけたら名前隠れてるしね(笑)。
この写真で少し見えるのは、ALESSA〜ここから想像するに、ALESSANDRO DEL PIEROかな〜
とにかくそんな楽しみもある機体なのだ。

機内は3-3-3のシートでゆったり。アズーリを基調とした機内もスッキリカッコよく、照明からはじまり、所々にイタリアを感じさせるさりげない主張がうれしい。

僕はいつも行きは日本食なので、ついつい今回も頼んでしまったのだけど、ビールがペローニになっていた!
それでテンションをあげつつ、箸がアリタリアってのも気分的には悪くない(^^)。



そしてなんといってもこの機体は本当に静かなので、ビデオ鑑賞も睡眠も邪魔されないで快適な旅ができる。
再びイタリア、ローマが近くなって、新しい伝説が生まれるかな。


そして、帰国便はAZ792便で、ローマを15時40分に発ち、羽田に翌日の11時35分に着く。(*ローマ発は火、木、土曜日)
ちなみに帰国便には、ENZO FERRARIの名前が刻まれていて、しっかり見えた。なんだかちょっぴり得した気分。
だから帰りは12時間とあっという間に羽田だった。


年4回発行の雑誌『イタリア好き』。現地取材を大切に、観光情報誌とは違う、イタリア人の日常、素顔を感じられる雑誌。
毎号、お楽しみに!
https://italiazuki.com/currentissue/

ITAエアウェイズ
ITAエアウェイズは、アリタリア-イタリア航空を引き継ぎ、2021年10月15日に運航を開始した新たな国営航空会社。
東京/羽田〜ローマ線を開設し、11月6日13時35分ローマに向けて初就航した。待望のイタリア行きの直行便だ。
●ITAエアウェイズ 羽田/ローマ線スケジュール
AZ793便 羽田 13:35 / ローマ 20:30 (水・金・日曜日)
AZ792便 ローマ 15:40 / 羽田 11:35 (翌日) (火・木・土曜日)
https://www.ita-airways.com/ja_jp

2024年5月18日~編集長マッシモとイタリアへ!

ウンブリアのアグリトゥリズモでマンマの料理と黒トリュフ狩り、オリーヴオイルの名産地を訪ねて、ローマでカルボナーラざんまい9日間のマッシモツアー

  • 本誌取材の生産者を巡り、情熱に触れる
  • 絶対うまい! 郷土愛のこもった味を堪能
  • 現地の人の暮らしを体験

#ITA #italiazuki #イタリアエアウェイズ #イタリア好き #roma #ローマ