イタリア好き委員会 のすべての投稿

リグーリア州の魅力をギュッと凝縮した漁村、ボッカダッセ

イタリア北西部に位置するリグーリア州。
州都ジェノヴァを中心に、東西リヴィエラ海岸が広がる細長い地域だ。ミラノからもほど近いため、ミラネーゼたちは別荘を構え、休暇を過ごすためによく訪れる。

ジェノヴェーゼ達の憩いの場、ボッカダッセ
リグーリアは美しいチンクエテッレなどの世界遺産で知られているが、ジェノヴァから約3時間を要するため訪れるのを断念する人もいるかもしれない。
そんな時間がないけれど、チンクエテッレやポルトフィーノのような漁村を訪れたい方におすすめなのが、ジェノヴァ中心地から約4キロの場所にある小さな漁村、ボッカダッセ。
青い空、青い海、カラフルな家とおいしい郷土料理のすべてを短時間で満喫したい方におすすめの小さな入り江だ。
小さな入り江が美しいボッカダッセ

ボッカダッセは入り江の形から「ロバの口」(伊bocca di asse リグーリア語bocca d’azë)が語源となったのではないかと言われている。
西暦1000年に座礁したスペイン人の船乗りたちによってつくられた村で、今日まで漁村として栄えてきた。
プロムナード(遊歩道)沿いに建つ教会は、漁師や船乗り、難船の守護聖人であるパドヴァの聖アントニオの名前が付いていて「船乗りたちの教会」として親しまれた。

入り江から細い坂地が続いている

どこへカメラを向けても綺麗な写真が撮れるが、中でも特におすすめの撮影ポイントは2カ所。
一つ目は教会の側面にある、海へと突き出したテラスからの撮影(一枚目の写真)。パステルカラーの家並みと入り江が全て収まるベストポジションだ。
うっかり通り過ぎてしまう人もいるので、ぜひ忘れずに。

そしてもう一つは、地元の人に教えてもらった観光客にはあまり知られていない穴場ポイント。
浜辺からカラフルな家々の間の小径を登ると、さらに続く坂があり、そのまま登っていくと、突き当たりにベンチが並んでいる一角がある。ここから限りなく続く青い海が一望できるので、足腰の強い方は是非こちらもお忘れなく!
海に突き出しているのがサンタントニオ・ボッカダッセ教会
大変急な坂なので、特に下りの際は足元にお気をつけて。

ボッカダッセは小さいので小一時間でぐるっと周ることができる。せっかくなので散策後は地元料理を味わってみてはいかがだろう。
おいしい料理屋が軒を連ね、高級レストランからストリートフードまで食事に幅広い選択肢があるのもうれしい。
入り江の近くにはレストランやジェラートショップなどがある



「リストランテ・カーポ・サンタ・キアラ」はミシュラン一つ星で国内に留まらず世界中から美食家が集う有名店。
ボッカダッセ1番のロケーションである岬の上から海を一望できるテラスでいただく料理は舌を巻くおいしさ。
種類豊富なおいしい地ワインとともに召し上がっていただきたい。

ストリートフードのおすすめは「ククッリ」。
ひよこ豆とマジョラム(または他の薬草)を発酵させた生地をふんわり揚げたおつまみで、さっぱりしたビールや白ワインに良く合う。お好みで塩を振ったら紙のコーンに入れてくれるのでプロムナードを歩きながら食べるのにもちょうど良い。
食べながらプロムナードを散策できる

ボッカダッセへの行き方
ブリニョレ駅からは駅前バスロータリーの31番バスに乗り約15分。
また、中心地からは、デ・フェッラーリ広場近くのバス停から42番バスに乗り約20分、De Gaspari 2/Boccadasseという停留所で下車し海の方へ歩いて下っていくと到着。

※夏季は日中日陰がなく、海沿いを歩くことは危険なため、散歩をするなら午前か夕方がおすすめ。
日没や夜景も美しく、バスも遅くまで走っているので夕方からでも満喫できる。バス券の刻印はお忘れなく!


●名称:リストランテ・カーポ・サンタ・キアーラ(Ristorante Capo Santa Chiara)
●住所:Via Al Capo di Santa Chiara 69,16146 (GE)
●TEL:0107981571
●営:12:30〜14:30、19:30〜22:30
●休:月曜日
https://ristorantecaposantachiara.com/

イタリア郷土料理を巡る食事会報告 ローマ料理とパスクワをお祝いしよう!

\イタリア郷土料理を巡る食事会 ローマ郷土料理/

2023年4月8日(土)に、ローマ料理をテーマにした食事会を横浜・反町にあるローマ郷土料理のレストラン「DA HÔRI」で開催しました。
翌日4月9日はパスクア!ということでウォーヴァ・ディ・パスクアを飾りました。
vol.52でも取材した店「ロショリ」で日本人初のパスタ場を任された岩堀シェフ。今回はロショリ仕込みのカルボナーラをはじめ、季節を感じるローマの郷土料理を堪能しました。
ちなみに店名の「ダ・ホーリー」は、ローマでの岩堀シェフのあだ名「ホーリー」から付けたそうです。

Antipasti(前菜)
Fava e Pecorino Romano(空豆とペコリーノチーズ)
ローマの春の定番です。

Trippa alla Romana(ローマ風トリッパの煮込み )
上に散らしてあるミントがさわやか。ローマではメントゥッチャを使います。

Frittelle Fiori di zucca(花ズッキーニのフリット) 
この時期ならではの花ズッキーニは、中にモッツァレラを入れることが多いですが、ローマ風は牛テールの煮込みが。とろける肉がとてもおいしい。

そして左下のチーズは、vol.51トレンティーノ特集で紹介したトレンティングラナ。
実はこれ前回の食事会で出すはずだったのですが、イタリアからの到着が間に合わず、別枠でここに登場。
トレンティーノの生乳だけを使い、添加物を一切加えないチーズで、うま味の結晶もしっかりあって、ジャリッとしていてまろやかな甘みが極上で、ペコリーノ・ロマーノとの対比も楽しめました。

Cariciofo alla Romana(カルチョーフィ ローマ風)
価格も高くなってきて、普段はなかなか仕入れられないそうですが、今回はこの日のために特別に仕入れてくれました。
オイルと塩とニンニクと水でシンプルに煮たカルチョーフィはとても柔らかく、カルチョーフィの香りやほのかな苦みなど素材の味を丸ごと感じられました。

Cacio e pepe con Tonnarelli in casa(カーチョ・エ・ペペ 自家製トンナレッリ)
プリモ1皿目はペコリーノのチーズと胡椒のシンプルなカーチョ・エ・ペペ。
ロショリでもこのパスタだけは手打ちだったそうです。

Carbonara al DA HÔRI(カルボナーラ・ダ・ホーリー)
本日の主役、カルボナーラ!
ロショリの味を変えることなく作り続けている岩堀シェフ。本場の味が横浜でも味わえます。本場のグアンチャーレは香り抜群、噛むとうま味があふれ出てきます!

Abbacchio e patate al folno con spinaci saltati(仔羊とジャガイモのオーブン焼きとクタクタホウレンソウ添え)
セコンドは、パスクアには欠かせないアバッキオ(仔羊)。青菜(ホウレンソウ)のクタクタ煮もローマ・イタリアでよく食べられる付け合わせ。

Pastiella alla romana(リコッタチーズのクロスタータ)
岩堀シェフの実家で採れた夏みかんのシャーベットを添えて。

恒例のジャンケン大会も盛り上がり、勝者にはアンティパストで食べたトレンティングラナをプレゼントしました!
MCC食品から、イタリア好きマンマのパスタソースのお土産もありラッキー。ホントにおいしいんですよ〜。

左から、新保シェフ、ホーリーこと岩堀シェフ、カルボナーラTシャツを着た編集長マッシモ。


今回は初めて昼の部・夜の部で開催しました。
どちらにも初めて参加された方がいましたが、“イタリア好き”というキーワードですぐ打ち解け、和やかな雰囲気で会が進みました。
岩堀シェフはじめスタッフの皆さま、参加してくれた皆さま、ありがとうございました。

『帰れない山』5/5より全国順次公開

5月5日(金)より全国順次公開のイタリア映画『帰れない山』。
今回は、全国の主要映画館でご使用いただける鑑賞券(ムビチケ=デジタル映画鑑賞券)をプレゼントいたします!

【帰れない山】映画鑑賞券をプレゼント

 
第75回 カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞
北イタリア モンテローザ山麓を舞台に、自分の人生と本当の居場所を求めて彷徨うかけがえのない友情と魂の交流を描く感動作。
【公式サイト】
http://www.cetera.co.jp/theeightmountains/
上映: 5月5日(金)より
新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国公開
■プレゼント応募概要■
鑑賞券:『帰れない山』 ムビチケ前売券 4名様
※応募は1名様に限ります。お連れ様と行かれる場合は、別途ご購入をお願いいたします。
※ムビチケ前売券(オンライン)は、ペーパーレスなデジタル映画鑑賞券です。
▼ご利用いただける劇場など、詳しくはこちらから
https://mvtk.jp/SupportedTheaters
応募期間:~4月20日(木)
応募方法:以下「応募する」をクリック後フォームより
※当選者の方へは、4月最終週にイタリア好き委員会よりムビチケ前売券をメールにてお送りいたします。
※「事前にインターネットで座席指定」または 「ご鑑賞当日に映画館で座席指定」の2通りの方法でご入場いただけます。映画館によりご利用方法が異なりますのでご注意ください。
試写会応募受付は終了いたしました。

■作品紹介

山が教えてくれた 父の秘めた想いと遺志、親友との友情、そして自分の人生と居場所—

都会育ちで繊細な少年ピエトロは、山を愛する両親と休暇を過ごしていた山麓の小さな村で、同い年で牛飼いをする、 野性味たっぷりのブルーノに出会う。まるで対照的な二人だったが、大自然の中を駆け回り、濃密な時間を過ごし、たちまち親交を深めてゆく。

やがて思春期のピエトロは父親に反抗し、家族や山からも距離を置いてしまう。時は流れ、 父の悲報を受け、村に戻ったピエトロは、ブルーノと再会を果たし……
© 2022 WILDSIDE S.R.L. – RUFUS BV – MENUETTO BV –
PYRAMIDE PRODUCTIONS SAS – VISION DISTRIBUTION S.P.A.

国際的ベストセラー小説 待望の映画化

世界39言語に翻訳され、イタリア文学の最高峰・ストレーガ賞に輝いた同名の国際的ベストセラー小説が、待望の映画化。『オーバー・ザ・ブルースカイ』の監督&脚本家が共同監督し、山と対峙して己と向き合い未来を見つめる青年たちの、かけがえのない友情と魂の交流を丹念に紡ぎ出した。ルカ・マリネッリ&アレッサンドロ・ボルギ、イタリア映画界屈指の実力派俳優豪華競演。北イタリア、モンテ・ローザ山麓のアオスタ渓谷を中心に、トリノ、ヒマラヤ山脈で撮影を敢行。パルム・ドール受賞作『TITANE/チタン』の撮影監督ルーベン・インペンスによる圧倒的な映像美とカメラワークで豊かな四季の自然と友情、葛藤しながら2人がそれぞれの道を発見してゆく様を映し出す、揺さぶられるほど懐かしく切ない一大抒情詩が誕生した。
© 2022 WILDSIDE S.R.L. – RUFUS BV – MENUETTO BV –
PYRAMIDE PRODUCTIONS SAS – VISION DISTRIBUTION S.P.A.


スタッフレビュー

雄大なモンテローザ山麓を舞台に描かれるのは、対照的な主人公と友、そして彼らを取り巻く家族たちの、繊細な心の揺れ動き。

分かち合える喜び、相手を思うゆえのすれ違い、劣等感や葛藤、遠ざかってから気づく大切なもの……
人物たちの言葉の一つ一つが、穏やかに、しかし深く胸に響きました。

真の友情とは? そして人生とは?
来た道は戻れない。時に美しく、時に険しい、儚くも尊い人生の山。

心の奥を揺さぶる感動の一本です。

『帰れない山』

監督・脚本:フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン&シャルロッテ・ファンデルメールシュ 撮影:ルーベン・インペンス
原作:「帰れない山」
(著:パオロ・コニェッティ 訳:関口英子 新潮クレスト・ブックス)
出演:ルカ・マリネッリ、アレッサンドロ・ボルギ、フィリッポ・ティーミ、エレナ・リエッティほか
2022年/イタリア・ベルギー・フランス/イタリア語/1.33:1/5.1ch/147分/
原題:Le Otto Montagne 日本語字幕:関口英子
配給・宣伝:セテラ・インターナショナル 宣伝協力:ポイント・セット
© 2022 WILDSIDE S.R.L. – RUFUS BV – MENUETTO BV –
PYRAMIDE PRODUCTIONS SAS – VISION DISTRIBUTION S.P.A.

5/5(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国公開
【公式サイト】http://www.cetera.co.jp/theeightmountains/

試写会応募受付は終了いたしました。

[アブルッツォ]SDGs新しい海辺の過ごし方 海岸線が全長42mのサイクリングロードに


アブルッツォ州南部の海岸線は“トラボッキの海岸(Costa dei Trabocchi)”と呼ばれ、整然とパラソルの並ぶ北部のビーチとは対照的に、伝統的な漁の仕掛け小屋“トラボッキ”や自然保護区域などが残る、変化に富んだ風光明媚なエリアだ。
海に突き出すトラボッキ

このアドリア海の海岸沿いに、全長約42kmのサイクリングロードが誕生する。
かつての鉄道跡地の活用で、まだ全面開通には時間を要するが、既に休日を中心に海辺を散策したりサイクリングを楽しんだりと、思いおもいに過ごす人たちで賑わっている。
海岸沿いに続くサイクリングロードとトラボッキの景観

観光資源として注目が高まると同時に、環境課題について考える絶好の機会を得たとも言える。サイクリングロードを通る町の一つ、サン・ヴィート・キエティーノは、海の環境を守るために州内でもいち早く「使い捨てプラスチックゼロ」を目標に掲げた。
自転車を楽しむ人々
サン・ヴィート・キエティーノは
手軽な魚介料理店が集まる人気エリア

何より、海が新たな形で地域に開放され、自転車で過ごすという楽しみ方が加わったことは、身近な自然資源の価値を再認識する前向きな一歩になるだろう。



イタリア好きトレラン部 第2回 トレイルラン実地講習 3月26日開催

編集長マッシモと一緒に楽しくトレイルを走る、イタリア好きトレラン部
最終の目標は3年半後の夏に行われるTor des Geants(トルデジアン:ヴェッレ・ダオスタのアルプスで行われる世界有数の山岳レース。リミット150時間のあいだに総距離330kmを走りぬく)に参加して完走しようという長期的な企画。
2月のwebセミナーを経て、第2回目は実地トレーニングです。
初心者のかたでも参加していただけます!

本誌連載としてvol.51から始まった「イタリアでトレイルを走る」では、トレイルランニングとTor des Geantsを取り上げ、その魅力を紹介しています。
そのリアルイベントとして、連載執筆者でTor des Geants完走者でもあり、日本スポーツ協会山岳コーチの資格を持つ原誠一郎さんをコーチに迎え、一緒に走り、その楽しさを感じていただきます。

トルデジアンはYouTubeにたくさん紹介されているので、ぜひ覗いてみてください。


第2回(Aコース) トレイルラン実地講習概要

日時:3月26日(日)10:00~
*講習後イタリアンレストランでの懇親会ランチを予定しています。(参加自由)
走力:10~20km程度走れる方(時間は問いません) *トレラン初心者でも可。
コース:横浜洋光台→鎌倉稲村ヶ崎→稲村ヶ崎温泉
*練習後希望者とイタリアンレストランでランチを予定しています。
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方と同伴者1名。健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
装備:トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、タオル、飲料、行動食
*装備について分からない方は「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

・いつも走っているから、ぜひ練習だけでも参加してみたい!
・イタリアに行って走ってみたい!
・トレイルランニングのことをまずは知りたい。
・練習についていけるかの不安を解消したい。
・練習後のランチが楽しみ!

■トレラン部概要
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方で、健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
参加費:イベントごとにコーチ料、保険代などがかかります。(別途お知らせします)

イメージ


■2023年トレラン部年間計画
2023年度はA,Bコースを2回ずつ実施してランニング初心者も含め、(山)走ることの楽しさを感じてもらい、2024年以降はさらにロングコースも取り入れて、より実践的に取り組んでいきます。
なお、トーレーニング終了後は温泉(銭湯)等でリフレッシュして、イタリアンを食べながらの懇親会を予定していますので、楽しみながら走るをモットーに活動していきましょう!

これからの全体行程イメージ

【1】2月27日(月)にWebミーティング開催!(終了)
【2】2023年は自分のレベルにあったコース(A・B)で参加できる時にご参加ください。
【3】2024年以降はA・Bコースに加え、よりハイレベルなC、Dコースにも挑戦していきます。
【4】2026年夏に行われる「Tor des Geants」へ参加!(目標)


■実地トレーニング内容
【Aコース】トレイルラン実地講習
対象  初心者〜
コース 横浜洋光台→鎌倉稲村ヶ崎→稲村ヶ崎温泉
日時  第2回 3月26日、 第5回 11月26日
走力  10~20km程度走れる方(時間は問いません)
装備  トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、タオル、飲料、行動食
定員  15名(先着順)
参加費 2,200円(コーチ料、保険代)
*走る自信はないけど参加したいと思っている方はご相談ください。

【Bコース】トレイルラン実地講習
対象  中級者〜(Aコース参加者は参加可能)
コース 丹沢または奥多摩
日時  第3回 5月28日、第4回 8月28日
走力  20km以上走れる方、トレイルランニング経験者(時間は問いません)
装備  トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、ファストエイド、ヘッドランプ、タオル、飲料、行動食
定員  15名(先着順)
参加費 2,750円(コーチ料、保険代)

■2024年以降のコース案 
年間でA、Bコースもおり混ぜながら、C、Dコースにも挑戦していきます。
【Cコース案】
対象  中上級者向け
コース 箱根外輪山周回→温泉
日程  夜スタート→夕方終わり
走力  フルマラソンを完走できる方(時間は問いません)
装備 トレイルランニングシューズ、ザック、15L程度、着替え、ファストエイド、ヘッドランプ、ポール(ストック)、手袋、防寒着、飲料、行動食など。
費用  後日お知らせ

【Dコース案】
対象  上級者向け
コース 南アルプス北部(鳳凰三山または甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳、白根三山縦走)または北アルプス縦走
日程  1~2泊
走力 コースタイムの70%ぐらいで15時間ぐらい走ったり歩いたりできる方
装備 トレイルランニングシューズ、ザック、20~30L程度、着替え、軽量テント、ファストエイド、ヘッドランプ、ポール(ストック)、手袋、防寒着、飲料、食料、行動食、コッフェル、ストーブ、ガス、ヘルメットなど。
費用  後日お知らせ
*各コースや内容については、経過次第で変更になることもありますのでご了承ください。
【内容に関する質問、問い合わせ】はこちら

第2回(Aコース) トレイルラン実地講習

日時:3月26日(日)10:00~ (ランチ参加は自由)
*基本的に雨天決行。
*ランチはカーサ パラディーゾ スルマーレ!!を予定しています。
走力:10~20km程度走れる方(時間は問いません) *トレラン初心者でも可。
コース:横浜洋光台→鎌倉稲村ヶ崎→稲村ヶ崎温泉
*練習後希望者とイタリアンレストランでランチを予定しています。
参加資格:イタリアズッキーニクラブ、イタリアズッキーニパートナーズの方と同伴者1名。健康であれば経験は問いません。初心者も大歓迎。
装備:トレイルランニングシューズ、ザック15L程度、着替え、タオル、飲料、行動食
費用:2,200円(コーチ料、保険代)
申込締切:3月23日(木)
こんな方大歓迎♪:
・いつも走っているから、ぜひ練習だけでも参加してみたい!
・イタリアに行って走ってみたい!
・トレイルランニングのことをまずは知りたい。
・練習についていけるかの不安を解消したい。
・練習後のランチが楽しみ!

〈料理本プレゼント〉春のイタリア~白アスパラとカラブリアのマンマを訪ねて

22年続くイタリア料理教室の絶賛レシピを集約した料理研究家・大島節子さんの『一生ものイタリアン』が発売されました。今回は発売を記念して3名様に本書をプレゼントいたします。
著者の大島さんが訪れた春のイタリア探訪記と合わせてご覧ください。

白アスパラを求めて

イタリアの5月は白アスパラが旬の時季。白アスパラで有名なバッサーノ・デル・グラッパに行ってみたい……そんな漠然とした計画を頭の中に描いたまま何年かが過ぎたある年の5月、チャンスは突然やってきた。
ヴェネツィアに行くたびにお世話になっているロベルタ先生にメールで、ホワイトアスパラの料理を習いたいことと、ヴァサーノ・デル・グラッパに行きたいと思っている旨を伝えて実現した。
イタリアに行くと毎回必ず市場に行ってみる。そして、その時季の旬を見つけるとなぜだかとても安心する。この季節のベネト州はやっぱりアスパラだった。


いよいよアスパラ料理&大切なお出汁!
ロベルタの家へ着くと一緒に夕飯の準備を始めた。大きなお鍋でアスパラを軟らかめにゆでて、20個以上の卵もゆでて、アンティパスト兼メイン料理として大皿に盛り付けた。
その後、リゾットを作ったのだけれど、その日私は、ロベルタを心底がっかりさせる失敗をしてしまったのである。台所に行き、洗い物をしながらふと無意識にアスパラのゆで汁を捨ててしまった。これが大失敗だったのである!!
このお湯は、アスパラのリゾットに使う出汁の役目をするお湯で、大切な出汁だったのである。そのことに気づいたロベルタは、怒りたいけど怒れないような、赤い顔になっているのに冷静になろうとしているような、そして少し悲しそうな顔をして、ヴァ・ベーネ(大丈夫だから)を繰り返し、蒼白になった私の顔を見てからは「ノンティプレオクパーレ(心配しなくていいから)」を繰り返した。このアクシデントがあってから、私はホワイトアスパラのゆで汁は、現在に至るまで絶対に捨てないようになった。
アンティパスト兼メイン料理として大皿に
ゆで卵をフォークで細かくつぶしてアスパラと
さて、いよいよセコンド(メイン)は、白アスパラとゆで卵がテーブルの真ん中に置かれた。各自、自分のお皿にアスパラとゆで卵を取り、ゆで卵をフォークで細かくつぶす。
ひたすら卵をつぶす単純作業は、童心にかえって、なぜか一体感が生まれて楽しい時間なのである。そして、卵とアスパラに、自分好みで塩と少しのビネガーとオリーブオイルを回しかけて絡めて頬張る。
この料理は量を少なくすればアンティパストとして、量を多くすればメインになる簡単で楽しく便利な郷土料理。この日はアンティパスト兼セコンド(メイン)となった。おいしいベネトのスプマンテをお供に。

バッサーノ・デル・グラッパで収穫見学
翌日、食後に飲む蒸留酒グラッパの産地としても有名なバッサーノ・デル・グラッパへローカル線で向かった。降り立った時、駅前は本当に何もないところで、知名度に比べて意外に感じ、大きなスーツケースを引いて、呆然と立ちすくんでしまったが、バールで甘いパンとカフェで元気を出してシニョーラに尋ねると、八百屋さんを紹介してくれ、さらにその紹介で市場の事務所の人が農家へ案内してくれた。
畑に着くとビニールシートで覆われた畝が見えた。収穫は、デリケートなホワイトアスパラを傷つけないように、こてのような形状をした専用器具で周りから少しずつ丁寧に堀っていく。土は粘土質ではなく、さらさらとしていた。ふっと白アスパラの穂先が現われた。周りから掘り起こしながらアスパラを引き上げて土の上にそっと置いた。一本ずつ丁寧に土の中からそっと引き上げるのだ。
収穫後はすぐに水に浸けて、汚れを落とし、鮮度を保つ。その後、束ねる道具を使って、しなやかな若柳の枝で縛る。その後、DOP(保護原産地呼称のこと)と認証されるために、組合工房へ行って登録商標のタグを付けてもらう。これには、重さ、色、形、長さ、香りを確認する品質チェックを受けて合格することが必要となる。これではれてバッサーノのアスパラと名乗ることができるのだ。
帰り際、チェントロ近くの眺めの良いトラットリアを見つけて、遅めの昼食。勿論、この時期にしかないバッサーノの白アスパラ料理を堪能した。白アスパラのほのかな香り、食感、バッサーノの空気を感じながら。ほんとうにおいしかった。

カラブリア州にて、クルスキを使った「ソラマメのミネストラ」

次の春旅は、2019年、教室20周年の記念にイタリアマンマの料理レッスンを組み込んだ教室旅行。以前、カラブリアへ一人研修旅行した際はンドゥイヤ、ロザマリーナなどの独特な食材に興味を持ったが、今回はクルスキという調味料の使い方を教わった。
クルスキは赤ピーマンを乾燥させたもので、細かく刻んだり挽いたりして調味料に使う。油で揚げてそのまま食べたりもする。カラブリア州に住む料理上手なアニータさんの話では、生まれる前から台所にあったと言っていた。日本では有名になっていないのが不思議なくらい、カラブリアにはなくてはならない調味料なのである。

クルスキとアニータさんと友人といっしょに
クルスキ×ソラマメ=ソラマメのミネストラ
日本のものと比べて小ぶりなソラマメをみんなで鞘から取り出し終わるとミネストラの材料がそろった。
まず自家製パンチェッタとタマネギを炒める。この時に忘れてならないのがクルスキ。一緒に炒めて香りが立ったところで野菜のブロード、ジャガイモ、小さなチューブという意味のトゥベッティという管状のショートパスタを入れ柔らかくなったらソラマメを入れて煮る。
カラブリアにある必須調味料「クルスキ」を使ったソラマメのミネストラは絶品だった。
クルスキが気に入って帰国してからも赤ピーマンを天日に干したり、オーブンで乾燥させたりして試作した。似たようなものができて、その後我が家の冷凍庫にも常備するようになった。
クルスキ用の赤ピーマン、左手前2つのパプリカは不向き
乾燥するとパリパリになる
天日乾燥は忙しい現代人には難しいが、オーブンを使えば、ドライトマトのように、手作りすることもできる。

22年続くイタリア料理教室の絶賛レシピ
『一生ものイタリアン』を3名様にプレゼント

『一生ものイタリアン』
大島節子(著)
主婦と生活社
本書は「おうちイタリアン」のおいしさ!手軽さ!保存性!を伝えるレシピ本です。おなじみのパスタはもちろん、イタリアレストランでよく食べるメニュー、お店やテレビで見たりして名前は知っているけれど家では作ったことがない、ややハードルが高いレシピ……などの人気イタリアンを、自分の得意料理=「一生ものレシピ」にできる料理本。
イタリアの食卓にならって、アンティパスト、プリモ、セコンド、ドルチェの順に85品。とことん「定番」にこだわった本場イタリアの作り方がわかるだけでなく、料理名の由来や食材選びのコツも学べる解説つきです。


■プレゼント応募概要■
プレゼント『一生ものイタリアン』 3名様
応募期間:~4月7日(金)
応募方法:以下「応募する」をクリック後フォームより
※当選者の方へは、応募締め切り後、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
締め切りました
提供:主婦と生活社

ピノ・ネロがたどり着いた至極の境地ピーネ(Pinè)| vol.2 フィレンツェのワイナリー フォッシの魅力に迫る

《フィレンツェのワイナリー フォッシの魅力に迫る  vol.2》

固定概念を覆す味わい
ピノ・ネロがたどり着いた至極の境地ピーネ(Pinè)

「AZIENDA AGRICOLA FOSSI」 (アズィエンダ・アグリーコラ・フォッシ)


「Pinè」はピノ・ネロを100%用したワイン。この種のブドウはフランス、ブルゴーニュ地方を代表するもので、ベリーのような香りと、渋みが少ないなめらかな味わいが好ましい、ファンの多い品種だ。しかし、夏の冷涼なブルゴーニュとは違う、暑いトスカーナでピノ・ネロとは珍しい。生産者のエンリコ・フォッシ氏はニヤリと笑って、まあ味わってみてとワインをグラスに注ぐ。


透明感のある美しいルビー色、ふわりと上品に立ち上がる、ラズベリーを思わせる瑞々しい香り、この種の美点を研鑽した出来栄えだ。そして口に含んで驚く。なめらかな口当たりは確かにピノ・ネロ。だがそれ以上に、ほかピノ・ネロワインに感じたことのない朗らかでパワフルな味わいなのだ。目を白黒させているとエンリコさんが明してくれた。
これはピノ・ネロが持つ本来の力だよ。ブドウの生産は原産地のような気候に適していると思いがちだが、そうではないんだ。そこにも適しているというだけで、別の環境に置けば、そこに応じて木が備えている力を発揮してくれるんだ。トスカーナの輝く太陽の下で朗らかにその才能を開いたピノ・ネロを味わえば、自然のおもしろさとワインの奥深さにきっとワクワクするだろう。


バランスがよく、なめらかな味わいで、料理に合わせやすいワイン。エンリコさんのおすすめは、脂身の多い肉より鶏肉料理。
しっかりしたボディなのでPollo al Curry(鶏肉のカレー)に合わせても相性がいいよとのこと。

◎Pollo al Curry(鶏肉のカレー)◎

《 材料(4人分) 》
・鶏モモ肉 600g
(好みで胸肉でも可)
・ヨーグルト 50g
・ニンニク 1片
・塩・コショウ 適量
[スパイス]
・ターメリック 小1/2
・シナモン 小1/2
・カイエンペッパー 小1/2
・パプリカパウダー 小1
・クミン 小1
・コリアンダーパウダー 小2
※上記スパイスの代わりに『カレー粉 小さじ2~3』でもOK

《 作り方 》
【1】鶏肉を食べやすい大きさに切って、塩・コショウで下味をつける。
【2】フライパンにオイルと刻んだニンニクを入れ、鶏肉を中火で表面に軽く焼き色をつけるように焼き、一旦取り出す。
【3】鶏肉を取り出したフライパンにスパイスを全て入れ、弱火で香りが立つよう軽く炒める。
【4】鶏肉とヨーグルトを加え混ぜ合わせ、弱火で鶏肉の芯まで火が通るよう煮る。
【5】最後に塩・コショウで味を調えたら出来上がり。

vol.52掲載(2/4)。本誌4回の連載記事となります。取材・写真 藤原涼子(フィレンツェ)

■商品に関する問い合わせ
有限会社TAPS inc
https://tapswineshop.com/

■vol.1 一人の男の情熱が生み出す最上級のワイン

Vignavento Rosso Toscano Sangiovese IGP
ヴィーニャヴェント・ロッソ・トスカーナ・サンジョヴェーゼ IGT
生産本数5,000~7,000本と希少なワイン。サンジョベーゼ種100%
9月下旬~10月上旬にすべて手摘みで収穫し、新しいバリックで3年、ボトルで1年熟成。
■本誌vol.51掲載記事https://italiazuki.com/?p=53081


【「Pinè」はTAPS WINE SHOPにて販売中】

TAPS WINE SHOPでは主に日本未入荷のワインをイタリア現地生産者から直接輸入しています。
価格帯は毎日食事で楽しんでいただける1,000円代のものから、特別な日に飲みたい高級感あふれるものまで多数あり! 現地イタリア人ソムリエと共に厳選した生産者のワインのみを一定温度での輸送ができる特殊なコンテナにて輸送し、温度管理された倉庫で保管しています。


TAPS WINE SHOPはこんな人におすすめ

・イタリアやヨーロッパの食文化に興味がある
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【満席】イタリア郷土料理を巡る食事会 ローマのカルボナーラとパスクアをお祝いしよう!

\イタリア郷土料理を巡る食事会 ローマのカルボナーラを食べよう!/

Vol.52(2023年2月1日発行)ローマのカルボナーラを食べに行こう!に合わせてローマ料理とカルボナーラ、そしてパスクアをテーマにした食事会を開催します。
今回は、横浜・反町にあるレストラン『DA HÔRI』の岩堀シェフに、本誌にも登場している「Roscioli(ロショリ)」仕込みのカルボナーラとローマ料理でパスクアを皆さんと一緒にお祝いしましょう!
取材中の話などと合わせてお楽しみいただきます。

「Da Hori」で岩堀シェフが提供しているカルボナーラ

岩堀シェフは、ローマの「Roscioli」でパスタ場を任されていました。


今回提供する料理は、ロショリ仕込みのカルボナーラはもちろん、ローマの郷土料理とパスクアを祝うメニューを予定しています。
お楽しみに!


ローマの取材裏話、ITAエアウエイズのこと、コロナ後のイタリアのことなど、編集長マッシモの話も盛りだくさんでお届けします。
満足、満腹の料理と、楽しいひと時を一緒に過ごしましょう!

◆+◆+開催概要+◆+◆

■日時:4月8日(土)
・昼の部 12:00~15:00 (11:45受付開始)
・夜の部 18:00~21:00 (17:45受付開始)
■会場:『DA HÔRI』
神奈川県横浜市神奈川区反町3丁目19-6 浅井ビル1階
■会費:
・『イタリア好き』定期購読者:11,000円(税込:料理+乾杯ドリンク)
→定期購読(イタリアズッキーニクラブズッキーニパートナーズ)会員+1名様まで同額
・web会員登録者:13,000円(税込:料理+乾杯ドリンク)
→web会員の方は『イタリア好き』定期購読(2,420円)を先にお申込みいただけますと、2,000円割引となる会員価格にてお申込みいただけます。
*乾杯後のワインやソフトドリンクは各自精算となります。
■形式:
着席式
■定員:
昼・夜で12名ずつ(先着順)

《過去の食事会レポート》
NEW!2023年03月に開催したトレンティーノ゠アルト・アディジェ食事会のレポートはこちらから
■2020年9月に開催した東シチリア食事会のレポートはこちらから
■2019年11月に開催したサルデーニャ食事会のレポートはこちらから
■2019年6月に開催したヴェネト食事会のレポートはこちらから
■2019年2月に開催したエミリア・ロマーニャ食事会のレポートはこちらから
■2018年8月に開催したカラブリア食事会のレポートはこちらから
■2018年11月に開催したリグーリア食事会のレポートはこちらから

【キャンセルに関して】
4月6日(木)までは無料、7日(金)~当日は全額ご負担の上ご了承ください。
なお、体調に不調を感じる方、熱のある方等、その他コロナに疑わしい方は、検査いかんに関わらずご来場はご遠慮ください。
楽しい会になりますよう、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

《お申込み》
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昼の部 12:00~15:00
満席


夜の部 18:00~21:00
満席