夏には、美しいビーチを求めて、主にヨーロッパからの旅行客が押し寄せるサルデーニャ島。
旅の目的のほとんどは、海の自然を享受すること。
1960年代にアガ・カーン4世がコスタ・ズメラルダを開発する前まではまさに手付かずの自然が残されていた海でしたが、多くの人が利用するようになった現在では、サルデーニャの珠玉のビーチ保護のために、さまざまな規制がなされています。
例えば、ここ数年、いくつかの有名ビーチが夏の間のみ有料で入場規制をしており、ビーチへ入るためには事前の申し込みが必要となっています。
また、ラ・マッダレーナ諸島のカプレーラ島にあるカーラ・コティッチョへ陸地から行くためには小路を1時間ほど歩く必要があるにもかかわらず、夏には人があふれかえっていたため、数年前から、ラ・マッダレーナ諸島専門のトレッキングガイドと一緒でないと、ビーチへ行くことができなくなりました。
砂や石、貝殻を持ち帰ることは厳禁。空港などで見つかると、多額の罰金を支払わされるのでご注意ください。