モデナの歌劇場と活躍する日本人たち
モデナの有名音楽家といえば、テノール歌手ルチアーノ・パヴァロッティ。
モデナ出身と知らなくても髭面で、いかにも美味しそうなものが好きそうな体型のあのおじさんねとピンとくる人も多いのではないでしょうか。
美味しいものが多いモデナだけに,入店した彼の写真が飾ってあるレストランや,料理本などなどもモデナ市内で見つけることができます。

劇場の横にはパバロティが両腕を広げて観客に挨拶しているかの様な像,ここで写真を撮る旅行者の姿も多数見受けられます。
1841年杮落とし公演のパンフレットモデナにはそんな彼の名前と,ソプラノ歌手ミレッラフレーニの名前を冠したモデナ・パヴァロッティ=フレーニ市立劇場というオペラハウスがモデナの街の中にあり、2021年に改名,耐震のための大掛かりな基礎補強がされていますが、1841年に開館した, 歴史ある劇場です。

当時は地元の貴族等の有力者にボックス席を買上げさせて,建築費用にしたそうで,1950年までボックス席は所有者たち有料の年間契約、シーズン券購入するスタイルになったそう。
そんな劇場のツアーが9月から5月の間月に2回土曜日に予約制であると聞きつけて、早速行ってみました。
早速正面玄関を入ると、モデナで活躍した芸術家の鏡像やメダリオンが出迎えてくれ、豪華なシャンデリアは、昔は蝋燭で照らし,時代が進むとガス灯になったりしたそうですが今は蝋燭型の電球が灯っておりました。
正面玄関からまっすぐ入ると舞台正面のプラテア(一階席),ちょうどマクベスの舞台上演中とのことで,オーケストラボックスに奥行きのある舞台装置となっていました。

交響楽団のコンサートでは上に吊り上げられている床がオーケストラボックスの上に置かれて、なんて説明から,ボックス席をぐるっと見て周り,上へ上へと上がって桟敷席まで。
そこからまた秘密の扉を通って舞台美術室となっている屋根裏部屋へここが世界でも珍しい、舞台の背景画巻き上げたり、描けるスペースが残っているのです。近年コンピュータグラフィック,デジタル演出のプラスチック製の背景幕が多く使われる中、100%天然布を使い水性塗料と糊を混ぜ、広大な床に広げた背景幕に,背丈ほどもある長い柄のついた筆を持って、立ったまま足元に向かって絵を描いていくのだそう。大きな劇場の天井の上がほぼ全てアトリエなのでまあ広いこと。
に
これは「イタリア式(All’italiana)」と呼ばれる伝統技法だそうで、部屋の壁側には絵の全体像を確認するために、アトリエの梁(はり)に登って上から見下ろすという、ハシゴもついてました。なかなかダイナミック。

この美術総監督舞台美術家が日本人の白石恵子さん。
もう世界でこの技法ができる方は少ないそうで、世界から引っ張りだこなのだとか。
ガイドさんにも「あなたの国の方よー」と。言われ嬉しくなりました。
劇場シーズン開幕公演を聴きにいく予定だったので,この見学ツアーは舞台裏が知れて、コンサートへの期待が高まりました。
2026年11月4日の開幕公演は吉田裕史さんが指揮するモデナ・パヴァロッティ歌劇場フィルハーモニー
同歌劇場フィル音楽監督を務める日本人指揮者・吉田裕史によるシンフォニーシーズンの開幕コンサート。日本人として初めてのオペラ指揮者として、イタリアでデビューされてから20年以上イタリアを拠点に活躍中。その指揮のもと、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(共演:ジュゼッペ・ジッボーニ)とブラームスの交響曲第4番でした。

当日は在イタリア日本大使もモデナ市長と並んで,舞台真っ正面のエステ公の鷹が陣取る公爵席で聞いていらっしゃいました。
11月以降イタリアに渡航予定がある方は,訪れる都市の歌劇場を調べてみたら,面白い催しものに遭遇するかもしれません。日本ではオペラや,コンサート、バレーなどなかなか金額が張って,敷居が高いですが,イタリアは案外リーズナブルな価格で,一流の催しものがあるので,おすすめです。モデナ歌劇場のイベント,チケット販売はオンラインが座席指定もできて便利でした。モデナ歌劇場のイベント,チケット販売はオンラインが座席指定もできて便利でした。
モデナ歌劇場の参加したツアーは100%イタリア語でしたが人数がまとまれば英語等での案内もお願いすることができるようです。
我が家のバルサミコ酢醸造室の見学随時受け付けております。
モデナ,ボローニャはもちろん,フィレンツェやミラノからも日帰りできますので,是非。
100%日本語で醸造の裏話まで色々ご案内します。

見学は要予約、お気軽にお問い合わせください見学は要予約、お気軽にお問い合わせください。


















