第5回『イタリア好き』イベント 大好評のうち終了 1

昨日5月29日は「エリオ ロカンダイタリアーナ」にて、第5回『イタリア好き』イベントでした。

お客様50名+イタリア人の友人ゲスト+スタッフ総勢60名の方が、大雨の中来場していただきました。

ありがとうございます。感謝です。

今回は予約受付開始から2日間で満席となってしまい、キャンセル待ちも8名もありました。

残念ながら一人のキャンセルも出ませんでした。

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日伊協会主催 ザッケローニ監督を励ます会に行ってきました。

昨日はイタリア大使館で行われた、ザッケローニ監督を励ます会に行ってきた。



日伊協会会員の末席としては、お手伝いもしながらということで、

5時に会場入りして、諸々を確認。

気候にも恵まれ、夕方の大使館は静寂の中で、時の人を待つ佇まいがなんとも言えない、

気持ちのいい空気を醸し出していました。





6時を過ぎると、正門前にはすでにお客様が並んでいた。

6時半開門と同時に、きれいに着飾った女性をはじめ、ダークスーツに身を包んだ男性も、

「Buonasera」と公邸に入ってきた。

7時を少し前に、白いAudiのQ5に乗ったザッケローニ監督が到着。

とてもにこやかに、紳士的で友好的な印象は、テレビで見るその姿と変わらない。

背丈ももう少し大きいかと想像していたが、以外に小さい。

関係者の歓迎の挨拶から始まり、監督の話。

”ザッケローニ監督を励ます会”というタイトルは少し違和感があった。

話はやはり、今の日本に元気を与えるために、サッカーでできることを一生懸命にやるということ。

最後は「ガンバレニホン」(ニッポンじゃなかった)と日本語で締めくくり。

乾杯のあと、写真撮影の時には、来場者は少し興奮状態。

その際の整理をお願いされていたのですが、全くそれどころではないくらい、

お客さんが押し寄せて大変でした。

でも、大きなもめごともなく、皆さまの興奮もひと段落したところで、

監督はゆったりとソファに座り、出されたお料理を食べていました。



お客さんの写真や、握手にも嫌な顔ひとつせず丁寧に対応していた監督を見て、

こういう人柄が、選手の信頼を得て、チームをひとつにまとめ、

勝つチームに仕上げるんだと実感しました。

いっぽう、料理も盛りだくさんで、監督との興奮がひと段落したところで、

ブッフェテーブルには多くの人だかりができていた。

昨日のケータリングは、なんとエリオロカンダイタリアーナ。

なんだか続く感じだが、なんといっても空輸されたばかりのモッツァレッラを発見して、

私はこれに興奮。やっぱり食だ!大盛りでいただく。最高。

これからまた監督にはもっと頑張っていただき、

日本に元気と勇気を与えてもらおう!

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カラブリア特集

vol.52011年5月発行
在庫なし

イタリア半島のつま先。
開放感いっぱいの海と山に見守られて育った寛大な「開拓民」たちが息づくカラブリアの旅

空港から1時間と少し、チェトラーロに着いたのはもう午前0時近かった。
イタリア本土の最南端、もう3月だというのに寒さが身にしみる。
そんな夜中の到着で迎えてくれたアニータが出してくれたのは、カリフラワーとジャガイモの温かいスープ。ひとくち含んだだけでその素朴なおいしさに感動し、心遣いに熱くなった。そして出てきたスパゲッティペペロンチーノは、唐辛子の本場で食べるマンマの味。うまい!
完全にイタリアモードにスイッチが入った。
カラブリアのチェドロは、ユダヤ人が子供たちの宗教儀式のために、完璧な形の物をいちばん最初に収穫する。長い間続いている伝統的なことだ。その伝統を守るために、アントニオは日々細かな手入れを怠らない。
シーラ山の麓で酪農を営む兄弟マリオとサヴェリオ。
最初の印象は気難しい感じのマリオ。いざ話を始めると、牛や羊の飼育方法や、チーズの製造方法などを熱く語り始める。できるだけ自然に近く、ストレス無く育てる。
一日の限られた量の搾乳からできるチーズは、地元の人にも支持される信頼の品だ。
ルイージとドメニコは幼なじみで、どちらもカラブリア名産品の生産者だ。
ドメニコはトロペアの玉ねぎをつくる。後ろ髪を伸ばした、見た目はやんちゃなちょい悪オヤジ風。「ここの気候風土でしか、この味にはならない」と、この土地の良さと作物の価値を誇りに父親からの仕事を引き継ぐ。
そして、この取材中ずっと横で聞いていたのは、ンドゥイヤを作るルイージだ。
ルイージの作るンドゥイヤのおいしさは唐辛子の配合に秘密があった。彼はずっとにこやかな笑顔で丁寧に説明してくれ、スピリンガの町案内もしてくれた。たぶんあの笑顔がおいしさのいちばんの秘密だろう。
アルトモンテのヴィンチェンツォは、今回の取材した中で最高にイカシタおやじだった。一度は州を出て、やがて自分の生まれ故郷アルトモンテに戻り、ホテル、レストラン、お土産やなどを経営し、自分の村のすばらしさを伝えている。見た目は強面のこの人、心やさしく、男らしいという表現がピッタリとはまる。まさに人に頼られるそんな人だ。
またゆっくりと訪れ、じっくり彼の話を聞きなが村で過ごしたい。
初日から温かく迎えられたカラブリア取材。始めての地で知った魅力的な多くのこと。
そしてなによりも、熱く、人情味あふれる人々とのふれあい。
カラブリアの旅をどうぞお楽しみ下さい。

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