8月に入ったころから州のあちこちで収穫が始まるのがペペローニ(単数形でペペローネ)。
パプリカよりもピーマンや万願寺唐辛子に近い夏野菜で、大雑把にピーマンに近い甘口・唐辛子に近い辛口の2種類があります。
夏になると大量に採れるので、タコ糸などで茎の部分を繋ぎ乾燥させます。
もちろん手作業ですが、子供も手伝える楽しい作業。
黙々と1人で作業するのが好きな人もいますが、我が家はみんなで作業します。
品種は村ごとに異なる、と言われるほどバリエーションに富んでいて、コロンとした形の物を作る地域もあります。
呼び名も村ごとに異なります。そして実は味も微妙に異なるので「ウチのが一番おいしい」の代表的な食べ物ですね(笑
地味なところで違いを張り合うのが結構好きなんです、カラブリア(笑
緑色の頃に乾燥作業を始める地域もあれば、赤くなったものを乾燥させる地域もありますが、乾燥後は洗わずに使うので空気が綺麗な場所で作るのが一般的です。
私もコセンツァ市の家では作らず、州北部山村部の家で作るようにしています。
作り方も色々で、天日干しの地域もあれば、影干しの地域もあります。
日光が強烈すぎる州の中部以南は影干しが多い印象。
私が作る山間部の家の近くには川があって、夏でもそれなりに朝露が出るので夜間は室内に取り込み、日中は天日干しします。
カピカピに乾燥したら出来上がり。
地域にもよりますが、1か月くらいかかります。
出来上がりは納屋や屋根裏部屋に吊るして保存し、使う分だけ紐から外して利用します。
石臼で挽いて粗挽きにしたものを調味料として使ったり、ミキサーにかけて粉にしたものを冬に行う豚肉加工に使いますが・・・
私が最も好きなのは、素揚げ。
乾燥したペペローニを素揚げした後、香りが移った油で目玉焼きを作ると最高に美味。パンを添えても良いですね。
さらに、郷土料理でバカラ(塩鱈)を調理する際には、必ず乾燥ペペローニを素揚げした油を使います。
自家製のオリーブオイルと「ウチの」乾燥ペペローニから得られる風味豊かな油で揚げた塩鱈。クリスマス時期のお料理です。
とにかくコレが無いと始まらない郷土の味。
今年は州内どこも豊作で、真っ赤なペペローニがにぎやかに軒先を飾るお宅を多く見かけます。
乾燥作業が終わりそうになると、見た目もカピカピな感じになってくるペペローニ。
乾燥ペペローニ作りが終わると、カラブリア州はいよいよ本格的な秋の訪れです。(ポルチーニの季節♡)
パプリカよりもピーマンや万願寺唐辛子に近い夏野菜で、大雑把にピーマンに近い甘口・唐辛子に近い辛口の2種類があります。
夏になると大量に採れるので、タコ糸などで茎の部分を繋ぎ乾燥させます。
もちろん手作業ですが、子供も手伝える楽しい作業。
黙々と1人で作業するのが好きな人もいますが、我が家はみんなで作業します。
品種は村ごとに異なる、と言われるほどバリエーションに富んでいて、コロンとした形の物を作る地域もあります。
呼び名も村ごとに異なります。そして実は味も微妙に異なるので「ウチのが一番おいしい」の代表的な食べ物ですね(笑
地味なところで違いを張り合うのが結構好きなんです、カラブリア(笑
緑色の頃に乾燥作業を始める地域もあれば、赤くなったものを乾燥させる地域もありますが、乾燥後は洗わずに使うので空気が綺麗な場所で作るのが一般的です。
私もコセンツァ市の家では作らず、州北部山村部の家で作るようにしています。
作り方も色々で、天日干しの地域もあれば、影干しの地域もあります。日光が強烈すぎる州の中部以南は影干しが多い印象。
私が作る山間部の家の近くには川があって、夏でもそれなりに朝露が出るので夜間は室内に取り込み、日中は天日干しします。
カピカピに乾燥したら出来上がり。
地域にもよりますが、1か月くらいかかります。
出来上がりは納屋や屋根裏部屋に吊るして保存し、使う分だけ紐から外して利用します。
石臼で挽いて粗挽きにしたものを調味料として使ったり、ミキサーにかけて粉にしたものを冬に行う豚肉加工に使いますが・・・
私が最も好きなのは、素揚げ。乾燥したペペローニを素揚げした後、香りが移った油で目玉焼きを作ると最高に美味。パンを添えても良いですね。
さらに、郷土料理でバカラ(塩鱈)を調理する際には、必ず乾燥ペペローニを素揚げした油を使います。
自家製のオリーブオイルと「ウチの」乾燥ペペローニから得られる風味豊かな油で揚げた塩鱈。クリスマス時期のお料理です。
とにかくコレが無いと始まらない郷土の味。今年は州内どこも豊作で、真っ赤なペペローニがにぎやかに軒先を飾るお宅を多く見かけます。
乾燥作業が終わりそうになると、見た目もカピカピな感じになってくるペペローニ。
乾燥ペペローニ作りが終わると、カラブリア州はいよいよ本格的な秋の訪れです。(ポルチーニの季節♡)

作り方は非常にシンプル。
食いしん坊が多い我が家はそれでも少し大きめに作るので、このくらいの大きさで。
カスタードクリームは中にたっぷりが我が家流。
上に乗せるのはこのくらい。
おひとついかがですか?
海抜約500mほどの急峻な崖に作られた段々畑。崖の下には夏でも枯れることの無い川があって、日暮れと共に川から上って来る冷たい空気で一気に一帯の気温が下がります。
訪問時、2020年新登場のマリオッコ100%のリセルバ(Riserva)は鋭意ボトリング中でしたが、リセルバ以外の商品ラインナップがこちら。
試飲会用の建物も準備中で、春には畑を眺めながらの試飲も可能になる予定。
カラブリア州では年末に大量の雪が降り、コセンツァ市の裏山・シラ国立公園内のスキー場もオープンしました。
こちら、Ciccitieddri(チチティェッドゥリ)。ひよこ豆大の大きさの簡単な生地を揚げてハチミツを絡めるお菓子です、ナポリのStruffoli(ストゥルッフォリ)由来のお菓子で、一粒食べ始めると永久に食べ続けちゃう危険な仔。
この時期は露店もいっぱい出て、旅行者でも気軽に楽しめますよ♪
近代化って何? なThe・家内工業っぷりが素晴らしい小さな小さな工房。
カラブリア州内にはもちろんこんな近代的な工房(工場?)もあるし、どちらかと言うとこのような規模の近代的な施設が増えているけれど、せっかくカラブリア州を訪問されるなら、なんというか。。。「カラブリアらしい」「まだ残ってる」的な工房をお勧めしたいなーと思います。
実は、地元では家内工業的に作られたチーズの方が(若干高価ですが)評価が高いです。
この辺りでは、チーズ作りは女性の仕事。この工房でも伝統通りに女性たちが工房内を取り仕切っています。
あ。モッツアレラ作ってくれてる♡
条件が整っている日なら、放牧中の牛さんの様子も見学できます。















