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【イベントプログラム】集まれ、イタリア好き!マンマの料理フェスタ2016 湘南T-SITE

フェスタ当日はイタリアを楽しく体感できるイベントがもりだくさん!
トークショー、音楽、体験講座などを通じて、イタリアをさらに身近に感じてください♪

21日(土)・22日(日)・28日(土)・29日(日)のタイムテーブル
timetable
イベントコーナー:ワークショップ(事前申込受付中♪)

イタリア陶器絵付けワークショップ(LA CERAMiCA)★有料・事前申込可
12991812_927171540730015_1485743525_oITALYの工房で出会ったCERAMICA・・・色鮮やかなマジョリカ焼の陶器はテーブルをいっそう楽しく華やかにしてくれます。
自分で描いた陶器でお食事する楽しさをぜひ体験してみませんか。
マジョリカ土に日本の土をブレンドすることで強化した素焼き、食器用の顔料を使用していますので、日常生活でも安心してお使いいただけます。
沢山パターンを用意していますので、初心者でもご安心してご参加下さい。
 〇日時:21・29日 11:00~12:30(1時間半の内容です)
 〇参加費:4000円(送料別※焼き上げ後着払いでお届け)
 〇定員:12名
 〇制作物:19㎝プレート
 〇事前申込方法:
  info@italiazuki.com までメールにてお申込みください。
  ・件名/イタリア陶器絵付けワークショップ参加申込み
  ・内容/お名前・住所・電話番号・希望日程・参加人数
  *申込締切:21日(土)実施分は19日(木)まで
        29日(日)実施分は26日(木)まで
  *材料の準備の都合上、キャンセルの場合は金曜日17時までにご連絡ください。

 ☆また、29日13:00~LA CERAMiCAブースでもミニワークショップを実施!
  (当日参加受付/参加費:2000円)

旅するカメラワークショップ(イタリア好きカメラマン 萬田康文さん) ★有料・事前申込可
MND_1352イタリア好き本誌で、その生き生きとした写真が人気の萬田さん。
フェスタの会場を散策しながら、出会ったものをより魅力的にとらえるカメラワークを伝授します!
一眼レフカメラをお持ちの方はもちろん、今回はお手軽なスマートフォンも使ってのレクチャーもします。お気軽にご参加ください♪ 
 
 〇日時:22日 12:00~/28日 12:30~
 〇場所:イベントコーナーおよび会場内
 〇参加費:1000円
 〇定員:15名
 〇持参物:スマートフォン、お持ちの方は一眼レフカメラ
 〇事前申込方法:
  info@italiazuki.com までメールにてお申込みください。
  ・件名/旅するカメラワークショップ参加申込み
  ・内容/お名前・住所・電話番号・希望日程・参加人数
  *申込締切:22日(土)実施分は19日(木)まで
        28日(日)実施分は26日(木)まで
 *キャンセルの場合は金曜日17時までにご連絡ください。

 ☆5月いっぱい、施設内1号館の【カメラのキタムラ】にて
  萬田さんセレクトのイタリア取材時の写真を展示!プリントアウト購入もしていただけます!
  プリントアウト購入の際にはお店から専用SDカードを借りる必要があります。詳しくはお店のスタッフの方へお尋ねください!
  
ワインセミナー(ワインソムリエ内藤和雄さん)
イタリアのワインを隅々まで味わい尽くしている内藤さん。イタリアワインの魅力について、じっくりとお話しします!
〇日時:29日 15:00~

ステージ上での開催プログラム

nagamotoマンマの料理トークショー(マンマ&イタリア料理研究家 長本和子さん)
来日マンマと長本和子さんが、今回提供する料理について解説!
マンマが料理に込めた思いをお伝えします。
〇日時:21・22・28・29日 11:00~

koushi_italy旅に役立つイタリア語セミナー(イタリア文化会館)
イタリア好きな方必見!これで旅がますます楽しくなる♪
フラビオ・パリージ(Flavio Parisi)先生が、旅のさまざまなシチュエーションで使えるイタリア語を紹介してくれますよ。
この機会に1つでも2つでも覚えて帰ってくださいね。
〇日時:21・22日 13:00~
☆21日15:00~、22日14:00~および15:00~ イベントコーナーでもイタリア語セミナーを実施します。

aokiナポリのカンツォーネを一緒に歌おう(カンツォーネ・ナポレターナ歌手 青木純さん)
カンツォーネの指導経験30年、日本を代表するカンツォーネ歌手青木純さんによるカンツォーネのレッスン。
カンツォーネの名曲を、みんなで楽しく歌いましょう♪
〇日時:21・22日 16:00~

イタリアカフェセミナー(バリスタ横山千尋さん)
イタリア人にとっては欠かせないカフェ。その文化と魅力について、バリスタの横山さんが語ります!
〇日時:28日 14:00~

13241723_1057116477693321_1603512551_oイタリア街歩きを語ろう(フォトジャーナリスト篠利幸さん)
イタリア各地の風景を写真におさめながら何度も旅してきた篠さん。イタリアの街歩きの魅力を篠さんがワイン片手に楽しく語ります!
〇日時:29日 14:00~

miuraイタリアオペラミ二コンサート(テノール歌手 三浦幸未知さん)
国内外でフリー声楽家として多数のオペラやコンサートに出演されている三浦幸未知さん。
のびやかな歌声で、優雅なひとときをお届けします。
〇日時:28・29日 16:00~

and more!
決定次第随時アップします。


▼フェスタ開催一覧はこちら▼
集まれ、イタリア好き! マンマの料理フェスタ2016 湘南T‐SITE/開催概要

【出展者紹介】集まれ、イタリア好き!マンマの料理フェスタ2016 湘南T-SITE

5/21(土)・22(日)・28日(土)・29日(日)の週末、会場ではイタリア野菜やワイン、食材などを販売します!楽しくお買い物してくださいね♪


【PICCO湘南】*21・22・28・29日出展
picco_monteイタリアワインとイタリア食材の専門商社・モンテ物産のショールームPICCOです。
イタリア好きフェスタでは、イタリアワインや食材を販売します。湘南の夏にぴったりな爽やかな泡や白ワイン、やっぱり赤が好きな人には軽め、中重の赤ワイン、そしてバローロをご用意しています。ぜひお立ち寄りください。
[web]http://www.montebussan.co.jp/
【トキタ種苗 グストイタリア】*21・22・28・29日出展
tokita1創業99周年埼玉県さいたま市にある種苗メーカー。2010年より国産のイタリア野菜を普及するプロジェクト「Gusto Italia(グストイタリア)~イタリアを食べよう~」をスタート。現在28種類のイタリア野菜の種子を販売中!
[web]http://www.gustoitalia.jp/product/catalog.html
【Fujisawa Table】*21・22・28・29日出展
IMG_0729藤沢駅南口徒歩2分にあるイタリアン『フジサワテーブル』。湘南・藤沢の野菜や三崎港直送の鮮魚、藤沢生豚(生ハム)、やまゆりポークなど地元食材にこだわるレストランです。普段お店で使っている食材を販売します。レストランの素材を是非ご家庭でお試しください。
[web]http://r.gnavi.co.jp/5jfcha240000/
【フードビート】*21・22日出展
foodbeatこだわりの野菜や、空輸した単一生産者のこだわりのオリーブオイル等を販売いたします。また、オリーブオイル・ピザ・エスプレッソ等の知識を深めたい方、エキスパートを目指している方、今までの旅では物足りない!といった方へ短期スクールなど濃厚で一味違うイタリア滞在をご案内します。
[web]http://www.foodbeat.jp/
【ITALIAKARA(イタリアカラ)】*21・22日出展
itariakara創業35年イタリアのスペシャリスト 日欧商事が運営するイタリアワイン・食材の販売 ITALIAKARA(イタリアカラ)
ITALIAKARA(イタリアカラ)でしかご購入いただけない本場イタリアから直輸入の希少ワインやイタリア食材を厳選販売しております。
さらに、本サイトでも大人気だったイタリアパルマ最古のチョコレート屋さん”BANCHINI バンキーニ”のチョコレートも販売予定です!
[web]http://www.italiakara.jp/
【IL CALICE】*21・22日出展
calice横浜の関内・馬車道にあるイタリアワイン・食材専門店。
本場イタリアのエノテカを彷彿とさせる店内や、インターネット通販サイトでは、ここでしか手に入らないアイテムを多数取り扱っています。今回のフェスタでは南イタリア各地のワイン、オリーヴオイル、チーズなど逸品の食材を取り揃えてお待ちしております!
[web]http://il-calice.shop-pro.jp/
【アステイオン・トレーディング/オリーブ・ランド/Oro Verde】*21・22日出展
アステイオン_図2 アステイオン・トレーディング:
イタリア専門旅行会社を母体とし、様々な素晴らしい生産者とのご縁を生かし、日本の皆様に食の宝庫イタリアの素晴らしい食材の数々をお届けしています。厳選EXVオリーブオイル シチリア産「ティトーネ社」、カンパーニャ産「ロマーノ社」や大人気!南イタリアの太陽と大地の恵み、ミニトマト缶「ポミリア社」など。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
[web]http://oliveolive.jimdo.com/
2016SetteNewBottle (2) オリーブ・ランド:
無農薬・単一品種のエキストラ・ヴァージン・オリーブオイル専門店です。イタリアオリーブオイルソムリエ協会(AISO)認定のオリーブオイルソムリエがセレクトし、生産者から直輸入しています。当日は、①カンパニア州産、金賞受賞の「トマトやルッコラの香りのする極上のオイル」②モリーゼ州産「昆布出汁や和食にあうオイル」をご紹介!Extra Virgin Olive Oil Soapの販売も!
[web]http://www.oliveland.jp/
gift100mlwithbag Oro Verde:
オーロ・ベルデとは「黄金の果実」 緑のオリーブから 黄金色のオリーブオイルが生まれます。オリーブオイルの魅力に取りつかれたソムリエ資格を持つ店主が、イタリアのーブオイル農園を訪問し、味、品質、管理環境、そして何よりオリーブへの愛情を確認し、自身が納得のエキストラバージンオリーブオイルのみをお届けしています。生産者さんの顔が見える確かなエキストラバージンオリーブオイルを是非お試しください。
[web]http://www.oroverde.nyanta.jp/
【LAVAZZA】*28・29日出展
kataokaエスプレッソの本場で120年以上の伝統を誇るラバッツァ。
厳選された良質な豆を使い、独自の焙煎方法と卓越したグラインド技術から生まれるおいしさは、世界の一流レストランやカフェ、ホテルで人々を魅了し続けており、イタリアの小売市場では圧倒的なシェアを誇るイタリアンコーヒーです。
本場が認め、世界が認める本物の味わいをお楽しみいただけます。
[web]http://www.kataoka.com/lavazza/
【LA CERAMiCA】*21・29日出展(21日はイベントコーナーのワークショップのみ)
13009967_927171364063366_1473532662_oITALYの工房で出会ったCERAMICA・・・色鮮やかなマジョリカ焼の陶器はテーブルをいっそう楽しく華やかにしてくれます。自分で描いた陶器でお食事する楽しさをぜひ体験してみませんか。
マジョリカ土に日本の土をブレンドすることで強化した素焼き、食器用の顔料を使用していますので、日常生活でも安心してお使いいただけます。沢山パターンを用意していますので、初心者でもご安心してご参加下さい。
[web]http://www.la-ceramica.com
【VIALBA】*28・29日出展
VIALVAイタリアと日本の懸け橋となれるよう、食材やワインなどの販売はもちろんチェラミカ(陶器)や生ハムスライサー、ピザ釜などの輸入等レストランと共に成長させていただいています。ものを売るイチ業者としてではなく、人と人とのつながりを大事にしながら、食にまつわるものだけでなく、イタリア文化そのものを伝えられればと考えています。当日は北イタリアのチーズ、サラミ、ハム、ワイン、オリーブオイルなどを販売します。
【イタリア文化会館】*21・22日出展
fotoistitutoイタリア文化会館はイタリア文化とイタリア語の普及を目的としたイタリア政府外務省の文化施設であります。美術、音楽、映画、演劇、ファッション、デザイン等、イタリアを発信する東京都内にある唯一のイタリア広場です。また、70年以上の歴史をもつイタリア語学校があります。フェスタ当日はイタリア語のレッスンや、イタリア文化のご紹介します。
[web]http://www.iictokyo.com/index.html

このほか、湘南T-SITEで毎週開催されている湘南メルカートの方々にも参加していただきます!
地産地消、安心・安全な食材にこだわる湘南の生産者の方々とも、是非ふれあってくださいね!
 ●ふじさわ野菜を作る仲間たち
 ●駅前直売所八〇八
 ●大磯野菜工房
 ●Lucca
 ●ドレッシングシスターズ
 ●よっしーのお芋やさん
 ●ジェネラルファームズ
※日程により出展者は異なります。

▼フェスタ開催概要はこちら▼
集まれ、イタリア好き! マンマの料理フェスタ2016 湘南T‐SITE/開催概要

“王のワイン”バローロ –フォンタナフレッダ(その2) Presented by モンテ物産

–ミラフィオーレからフォンタナフレッダへ

ブルーノ2011「フォンタナフレッダ社の創業当時の名前は、正確にはカーザ・エマヌエーレ・ディ・ミラフィオーレ社(以下ミラフィオーレ社)だったんだ。」
そう語るのはフォンタナフレッダ社のCEOロベルト・ブルーノさんだ。
モンテ物産とは、ブルーノさんが日本への輸出担当者だったころからの長い付き合いで、その後マネージャー、営業部長などを経てたたき上げでCEOにまでなった優秀な人物だ。ただし、CEOだからといって偉ぶることなどは一切無いし、常にフランクに冗談を交えながら話す態度は全く変わらない。

▲ミラフィオーレ社が受賞した賞の数々
▲ミラフィオーレ社が受賞した賞の数々
「ミラフィオーレ社は、イタリア初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ二世とローザ伯爵夫人の間に生まれた息子、エマヌエーレ・アルベルト・ディ・ミラフィオーリが1878年に創業したワイナリーで、“イタリア国王の息子がバローロという素晴らしいワインを造っている”と、国内のみならず国外でも注目されていたんだ。1888年にはブリュッセルの国際コンクールで金メダルを獲得し、全てが順風満帆だった。」

笑顔で明るく話していたブルーノさんだったが、ここで眉根を寄せて声のトーンを落とした。
▲若くして亡くなった創業者エマヌエーレ・アルベルト・ディ・ミラフィオーレ侯爵
▲若くして亡くなった創業者エマヌエーレ・アルベルト・ディ・ミラフィオーレ侯爵
「ただ残念なことに彼は43歳の若さで亡くなってしまい、エマヌエーレ・アルベルトの息子のガストーネ・ディ・ミラフィオーリが経営を引き継いだんだ。不運は続くもので、ちょうど1800年代の終わりからフィロキセラ(ブドウネアブラムシ)の被害がひどくなり、第一次世界大戦による経済的混乱で経営は次第に悪化し、ついに世界恐慌が起こった1929年の翌年、1930年にミラフィオーレ社は経営破綻してしまった。それに伴いモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行が建物とブドウ畑を買い取ったのだが、“ミラフィオーレ”という商標はそれとは別にガンチャ家に売却したため、銀行は今まで通りにワインを造っても“ミラフィオーレ”とラベルに記載できなくなった。そこで、初代国王が土地を買う前から存在していたその土地の古い呼び名“フォンタナフレッダ”を新たな会社名としたんだ。」

「名前がフォンタナフレッダ社に変わっても畑や醸造所は同じなので、幸いなことにフォンタナフレッダ社は新たなバローロ生産者のブランドとしても成功を収めることができた。ただ、広大な畑を持つ銀行経営のワイナリーということで、売り上げ重視で安いバローロを大量生産している、と誹謗中傷されることも昔はあったんだ。」
ブルーノさんは残念そうに首を横に振った。
「正直なところ、今となっては何十年も前のことはわからない。でも、オールドヴィンテージのバローロがいまだに色褪せずに美味しく飲めることが、真面目に良いワイン造りを続けてきたなによりの証拠なんじゃないかと僕は思うんだ。」

▲オールド・ヴィンテージコレクション
▲オールド・ヴィンテージコレクション
私はこれまでに、古いものでは1960年代に至るまで様々なヴィンテージの同社のバローロを飲んできたが、香りはなめし革、トリュフ、腐葉土、ドライフラワーや様々なスパイスなどの熟成香が感じられるものの、タンニンや酸は40~50年経過したとは思えないほど生き生きしており、ヴィンテージによっては果実味もきちんと感じられるほどだ。5~20年程度の熟成でも、それぞれの熟成の進み具合に応じた美味しさがある(ただしオールドヴィンテージ特有の様々な劣化のリスクは常にあるので、これはどの古いワインにも起こりうる劣化や状態の悪さは度外視した上での感想だ)。

1958年ヴィンテージからのストックを持つフォンタンフレッダ社が誇るオールド・ヴィンテージコレクション。在庫の減少と共に年々入手が困難になっている。
出会ったら一度は飲んでみたい一品だ。

次回も引き続き“ミラフィオーレ社”について、なかでも蘇ったワインについて紹介したい。


【来日マンマとメニュー紹介】 集まれ、イタリア好き!マンマの料理フェスタ2016 湘南T-SITE

今回もイタリア取材を通して出会ったマンマがフェスタのために来日し、
みなさんに郷土の味をふるまってくれます!

今回来日するマンマはこちらのお二人です!!
腕を振るってくれるメニューもご紹介します。

5月21日(土)・22日(日)
カルメラ・バリヴィさん (カンパーニア州)

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カンパーニア州チレント地方にあるオリーブオイル協同組合に併設されているリストランテ『コペラティーバ・アグリコラ・ヌオヴォ・チレント・アル・フラントイオ』。ここでシェフを務めるのがカルメラさん。元々プロの料理人ではなかったものの、お祭りやイベントで作る料理の美味しさが評判となり、シェフに大抜擢されたのだそう!
お年寄りから受け継いだレシピで料理を作り、土地を愛し、地域活動を続けるとことで、カンパーニア州の郷土の味と、土地の誇りであるオリーブオイルを広めています。

★メニュー★
-トマトソースとタップリチーズ 南イタリアの小さな手打ちパスタ
-ほっこりやさしい味 揚げた季節野菜の蒸し煮
-だれもが大好き 南イタリア式おいしいナスのグラタン
-南イタリアの家庭の味 ひよこ豆のスープ


5月28日(土)・29日(日)
ジュゼフィーナ・フィオーリさん・ガリボルディ・グロリアさん(ロンバルディア州)

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ロンバルディア州で、100年以上前からワインを作り続けているトルティ一家の次女パトリツィアさん。姉のラウラさんとともに、幼い頃から畑で遊び、取引先にも連れていかれていたふたりは、今では自然な流れで家業を受け継ぎ、ラウラさんは父からワイン作りを、パトリツィアさんは母から営業・広報の業務を任されている。強い絆で結ばれた素敵な家族です。
今回はパトリツィアのマンマ、ジュゼフィーナさんが料理上手なお友達、ガリボルティさんも引き連れてやってきます!

★メニュー★
-旬のグリーンピースを使った イタリアマンマの定番オムレツ
-お米とワインの産地の郷土の味 赤ワインのリゾット サルシッチャ添え
-グリーンソースと特産ジャムを添えて 牛肉の柔らか煮
-素朴な味わいがマンマの味 レーズン入りケーキイチゴソース


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フェスタ当日は彼女たちのお料理を販売するほか、
各日11:00~ステージにて料理研究家の長本和子先生とマンマによるトークショーを実施!
マンマたちの料理に込めた思いや、おいしさの秘訣を、みなさんにお届けしたいと思います。

メニューも決定次第こちらのページで紹介しますね!

お楽しみに♪

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▼フェスタ開催一覧はこちら▼
集まれ、イタリア好き! マンマの料理フェスタ2016 湘南T‐SITE/開催概要

【開催概要】 集まれ、イタリア好き! マンマの料理フェスタ2016 湘南T-SITE

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今年もやるよ!「マンマの料理フェスタ」

今年の「マンマの料理フェスタ」は、カルチュア・コンビニエンス・クラブの運営する湘南T-SITEで開催!
湘南T-SITEの持つ文化的発信力と、独自のスタンスとスタイルの『イタリア好き』がコラボレーションして、食を始め、本、映画、音楽、車、雑貨など、あらゆるジャンルのイタリアで盛り上げます。
もちろん今まで同様に、イタリアからマンマを招聘し、本場イタリアマンマの料理も味わえる♪
イタリアらしい楽しさと、味わいを提供することで、人生の豊かさや大切なことに気づくフェスタにしたいと願っています。

【マンマの料理フェスタ2016 開催概要】

◆開催期間:2016年5月16日(月)~29日(日)
・南イタリア週間:16日(月)~22日(日)
・北イタリア週間:23日(月)~29日(日)

<屋外でのメインイベント>
☆21日(土)、22日(日)(10:00~17:00)
☆28日(土)、29日(日)(10:00~17:00)
屋外スペースでメルカートを実施!マンマの郷土料理も食べられます♪
さらに、さまざまな店舗が出店。そしてワークショップなども開催されます。
〇イベントプログラムはこちら
〇出展店舗一覧はこちら

◆開催開場:湘南T-SITE

◆期間中の催し内容
期間中、湘南T-SITEでは、常時様々なイタリア関連の展示や上映、ワークショップなどが行われる予定!
週末は、屋外でメルカートを開催し、来日するイタリアマンマの郷土料理を提供したり、イタリアの食品や、地元湘南の野菜や、食品も販売、ステージイベントなども楽しめます。

◆関連ページ ★各詳細はこちらへ
〇ブース出展募集!(締め切りました)
〇ボランティア募集中!
〇来日マンマの紹介
〇出展者紹介
〇イベントプログラム

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集まれ、イタリア好き! マンマの料理フェスタ2016 湘南T‐SITE/開催概要

“王のワイン”バローロ –フォンタナフレッダ Presented by モンテ物産

ピエモンテ州のアルバの町から南西に10kmほど進むと、広大なフォンタナフレッダ社の敷地が、丘を埋め尽くすブドウの木とともに始まる。
さらに1kmほどブドウ畑に沿って進んでようやく同社の入り口の門にたどり着く。
このフォンタナフレッダ社は、バローロを語る上では欠かせない存在と言えるだろう。
▲フォンタナフレッダへ続く道沿いの畑
▲フォンタナフレッダへ続く道沿いの畑

銘醸地として知られるがゆえに引く手あまたのランゲエリア(バローロ、バルバレスコなどの生産地)を中心に、130ヘクタールもの土地を持ち、そのうちの100ヘクタールがブドウ畑だ。毎年厳選される契約農家からのブドウと合わせて年間750万本のワインを造り出す同地区最大の生産者なのだが、ただの大手ではない。
▲ワイナリーの周囲を囲むブドウ畑
▲ワイナリーの周囲を囲むブドウ畑

「バローロはよく“ワインの王、王のワイン”なんて言われるだろう?フォンタナフレッダ社のバローロは本当の意味での“王のワイン”なんだよ。」
そう語るのはエノロゴ(醸造責任者)のダニーロ・ドロッコさんだ。
▲イタリア初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ二世とローザ夫人、子供たち 左に写っているのが創業者のエマヌエーレ・アルベルト
▲イタリア初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ二世とローザ夫人、子供たち。左に写っているのが創業者のエマヌエーレ・アルベルト
「フォンタナフレッダ社の創業当初の名前はミラフィオーレ社で、イタリア初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ二世の狩猟地だった土地を受け継いだ息子、エマヌエーレ・アルベルト・ディ・ミラフィオーリが、今と変わらぬこの場所で創業したワイナリーなんだ。初代国王が狩りをしていたころからすでにここでのワイン造りは始まっており、この土地で美味しいワインができることを知ったアルベルトは、さらに周辺の土地を次々に購入していったんだ。エノロゴの視点から見ると、アルベルトにはブドウ栽培に適した土地を見抜く素晴らしい能力があったとしか思えないね。それぐらいフォンタナフレッダ社は良い土地を数多く所有しているんだ。」

実際に、初代国王の妻でありアルベルトの母であるローザ夫人の名を冠したクリュ(単一畑)バローロ“ラ・ローザ”の 2008年ヴィンテージは、ワインスペクテーター誌が選ぶ“世界のワイントップ100”に選ばれるという快挙を果たしている。

▲ラ・ローザの畑
▲ラ・ローザの畑
ただし、バローロ“ラ・ローザ”の躍進は畑のポテンシャルだけによるものではなく、1999年から同社でエノロゴを務めるダニーロ・ドロッコさんの努力も大きく影響している。
「私がフォンタナフレッダ社のワインに携わるようになってからは、同時期にアグロノモ(農学士/栽培責任者)として着任したアルベルト・グラッソさんとともに、実に様々な実験や改革を行った。余計な堆肥を一切無くしたり、多すぎる葉を減らしたり、剪定を厳しくして収量を減らしたり、各畑のどの種類の天然酵母がどういった影響を与えるか、という研究を5年間続けて酵母の質を改善したり…と、挙げればきりがないね。あとは、例えばある区画の収穫を1日でやっていたところを一斉に収穫せず、区画をさらに細分化して完熟具合を見ながら5日~10日に分けて収穫する、というのもより良いブドウを得るためには重要な改革だったね。」
▲アグロノモのアルベルトグラッソさん(左)、エノロゴのダニーロ・ドロッコさん
▲アグロノモのアルベルトグラッソさん(左)、エノロゴのダニーロ・ドロッコさん
ダニーロさんはフォンタナフレッダ社の持つ土地を車に例えて説明してくれた。
「例えるなら美しく完璧な車体、超一流のエンジンを備えたフェラーリのようなものだね。最高の車が与えられるわけだから、それを乗りこなすほうは大変さ!僕が整備(畑の手入れ)や操縦(発酵や熟成中)で失敗をすれば結果はひどいものになってしまう。年間40万本にも及ぶバローロの運命を握っているというのは、結構なプレッシャーなんだよ!」
これまでの成功を満足げな笑顔で語っていたが、最後はおどけた苦笑いで締めくくった。
なんとも贅沢な悩みである。

wine左のボトル写真は、19世紀の終わり頃のフォンタナフレッダのバローロのデザイン(左)と伝統を感じさせる現在のフォンタフレッダ・バローロのデザイン(右)。

さて来月は、フォンタナフレッダ社の前身であった“ミラフィオーレ社”についてもう少し詳しくご紹介するのでお楽しみに。


マンマの料理フェスタ2016
ボランティア募集要項

イタリア好き委員会では、下記イベントで手伝いをしてくれるボランティアの方を募集しています。
内容をご確認のうえ、皆さまのご応募お待ちしています。

▼開催概要はこちら▼
集まれ、イタリア好き! マンマの料理フェスタ2016 湘南T‐SITE/開催概要

募集イベント集まれ、イタリア好き!マンマの料理フェスタ2016湘南T-SITE
主催イタリア好き委員会
後援イタリア大使館 観光促進部 イタリア政府観光局(ENIT)
活動日A) 2016年5月21日(土) :9:00~18:00
B) 2016年5月22日(日) :9:00~18:00
C) 2016年5月28日(土) :9:00~18:00
D) 2016年5月29日(日) :9:00~18:00
活動場所湘南T-SITE 神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20番-1
(藤沢駅よりバスにて約10分、本鵠沼駅より徒歩にて約15分)
活動内容イベント会場の案内役
イベント会場の清掃・整備
イベント会場の設営・撤去サポートなど
支給物食事・飲料(休憩は適宜とっていただきます)
*日当、交通費の支給はありません。
募集定員30人
*募集定員は変更になることがあります。
募集期間定員になり次第終了とさせていただきます。
応募資格20歳以上の男女
*未成年者の方の応募はできません。
申込条件1) “イタリア好き”な方
2) 指定された活動日に所定の場所・時間で活動できる方。
3) 長時間にわたって立ったまま行う活動について、健康上支障のない方。
4) お酒を提供する会場での活動に嫌悪感を抱かない方。
5) その他、主催者が定めるボランティア参加の注意事項を遵守できる方。
申込方法個人またはグループで “ボランティア参加申込書” に必要事項を記入の上、e-mailかFAXでお申込みください。
【E-mail】webフォームより【FAX】 045-263-6309
応募用紙はこちらから
ボランティア申込書(一般用)はこちら
注意事項 1) 寒暖・雨天対策は各自で行ってください。
2) 貴重品を含め携行品の管理は各自で行ってください。紛失・盗難等について主催者は責任を負いません。
3) あらかじめ動きやすい服装と歩きやすい靴(スニーカー等)でご参加ください。
4) ボランティア活動中の映像・写真・記事・記録などのテレビ・ラジオ・新聞・雑誌・インターネット等への掲載権と肖像権は主催者に属します。
主催者及び主催者が承認した第三者が運営及び宣伝等の目的で使用することがあります。
個人情報の取り扱いについて主催者は個人情報の重要性を認識し、個人情報の保護に関する法律及び関連法令等を遵守し、主催者の個人情報保護方針に基づき、個人情報を取り扱います。個人情報は、フェスタに関連するボランティア活動を円滑に遂行することを目的に、活動に必要な諸連絡、出欠確認、関係資料発送、登録情報の確認などに利用いたします。主催者から、申し込み内容に関する確認連絡をさせていただくことがあります。
お問い合わせ先イタリア好き委員会神奈川県横浜市中区元町5-203 元町スカイビル401
お問合せフォーム
tel: 045-263-6309 (受付時間 / 月水木金10:00~17:00 *土日祝日を除く)