幸せは些細なことのなかに
イタリアに於ける修道院の位置付けや重要性は、修道院によって生み出された料理や菓子、リキュール、化粧品などに日常的に触れていることで知らずとも分かる。かつて知の宝庫だった修道院は、その恩恵を今も多く与え続けているからだ。現在もなお本来の活動を続けている修道院の姿に迫ることで、笑顔の先に見えてくる満たされた生き方に迫る。
雑誌『 イタリア好き 』 とは
観光情報誌とは違う、
イタリア人の日常、素顔を感じられる雑誌。
毎号、各州や一つのテーマにフォーカスし、そこに暮らす人々と食を通して、知られざる魅力を紹介。おいしさの中から見えてくるのは、人生を楽しく生きる姿かもしれません。【最新号の見どころ】
修道院とは
欲望やエゴを手放し、清らかに慎ましく、祈りを捧げながら生きる修道士たち。彼らの住処であり、学びの場でもある修道院。その根幹となる指針が生まれたのは、ここイタリアであった。ボーゼ修道院:カトリックの精神性をリードする修道院
自己の内面と向き合い、シンプルで美しいものにたどり着き、神との対話で得られる喜びがそこにある。修道僧たちは、熱心に、明るく、生きいきと働き、祈る。
ノヴァチェッラ修道院:アルプスの風薫る修道院
12世紀に建設され、ヨーロッパ諸国との重要な交流・交易拠点として栄えたこの国境近くの修道院は、ナポレオンによる弾圧や世界大戦など、時代翻弄され繁栄と衰退を繰り返してきた。900年もの歴史の重みをかみしめ、憩いの場として人々に安らぎを与える現在の姿とは。サント・スピリト修道院:旧市街にひっそり佇む由緒正しい修道院
シチリア南西部の海を見下ろす街アグリジェント。世界遺産にも登録されるギリシャ遺跡群が有名で、1年を通して多くの観光客が訪れるこの街で、今もなお修道女が暮らす修道院を訪ねる。受け継がれる伝統の修道院菓子
イタリア好きの方にはお馴染みのシチリアを代表するドルチェだが、実はどれも修道院が発祥ということは意外と知られていない。修道院の歴史と共に発展してきた修道院菓子に迫る。マンマのレシピ
サン・フランチェスコ修道会の修道士たちお気に入りメニューを、リヴォトルト修道院の料理版として修道士たちの胃袋を支えていたマンマに教えてもらう。その他にも特集や連載が盛りだくさん。
-フォト通信 イタリアでまた食べたいドルチェ
-イタリア好き通信 現地コーディネイターが最旬レポート サルデーニャ州
-Information 姉妹都市の活動 南島原市×キエーティ市
-『イタリア好き』2024壁掛けオリジナルカレンダー
-Back Number/編集後記
-イタリアズッキーニパートナーズ(配布店)リスト
-連載 クオーコ・ジャポネーゼ4 ミネストローネ 井川直子
-連載 紐解きのマヨリカ焼き 04 中世へと誘う薬壺 池田由美子
-連載 イタリアでトレイルを走る 第四回 トルデジアンにエントリーするには 原誠一郎
-連載 矢野航の今日は何をおススメしましょう
vol.13 修道院の地下にはワインが眠る?
-連載 ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅物語vol.4
スフォリアテッラの先祖? 岩本彬
など。
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