ロンバルディア州(高橋 正美)

地中海性気候の恩恵!ガルダ湖のマイルドなワイン



今年のロンバルディアは5月初旬頃から一気に暖かくなり、
我が家からほど近いガルダ湖の町「デゼンツァーノ」は既に遊覧船の本数が増え、
ミラノから週末を過ごしにやってくる人達で高速道路は渋滞し、
町には人が溢れ、すっかり「シーズン真っ只中!」といった今日この頃です。

まずガルダ湖ってどこ?
と言う方のために、ガルダ湖の場所の確認です。↓


ガルダ湖はロンバルディア州の東の端っこにあり、
ヴェネト州とトレンティーノ-アルト・アディジェ州とも隣接している湖で、
数あるイタリアの湖の中でも一番大きい湖です。

そして緯度的にはかなり北に位置しているのですが、
北からの冷たい風はプレアルプスで遮断されるため、
年間を通して温暖な気候に恵まれ、冬場も比較的暖かいことから
北イタリアの地中海と称されることもしばしばです。



さて、そんな温暖な気候を持つガルダ湖。
周辺ではオリーブの樹々が植えられ、晩秋~冬には柑橘類も姿を見せてくれるのですが、
今日ご紹介したいのはガルダ湖周辺で造られるワイン!

日本ではあまり馴染みのないワインも多いかもしれませんが、
赤、白、ロゼ問わず、ガルダ湖の地が造り出した、マイルドで上品なワイン達です♡


DOC Lugana(ルガーナ)・・・白ワイン



・生産地域・・・ガルダ湖南部、Lugana(ルガーナ)とその周辺

・ブドウ品種・・・Trebbiano di Lugana(トレッビアーノ ディ ルガーナ)


DOC Riviera del Garda Classico(リヴィエラ デル ガルダ クラッシコ)・・・白、ロゼ、赤ワイン



・生産地域・・・ブレーシャ県、ガルダ湖西側のほぼ全域

・ブドウ品種・・・Groppello(グロッペッロ)、その他


DOC San Martino della Battaglia(サン マルティーノ デッラ バッタリア)・・・白ワイン



生産地域・・・ガルダ湖南部、シルミーネ周辺

ブドウ品種・・・Tuchi (トゥキ)


DOC Custoza(クストーザ)・・・白ワイン



生産地域・・・ヴェローナ県、ガルダ湖南部

ブドウ品種・・・Garganega(ガルガネガ)、Trebbianello(トレッビアネッロ)他


DOC Bardolino(バルドリーノ)・・・ロゼ、赤ワイン



生産地域・・・ヴェローナ県、ガルダ湖東部のほぼ全域

ブドウ品種・・・Coevina Veronese(コルヴィナ ヴェロネーゼ)他


今回私はこのコラムを書くにあたり、
改めてこの5つのガルダ湖近郊のワイナリーを訪ねてみたのですが、
生産者が共通して口にしていたのが、ガルダ湖の恵まれたミクロクリマでした。
温暖で十分な太陽の恵みがありながらも、朝晩はしっかり涼しい。

それ故、どのワインにも共通して感じられる
やわらかな酸味と上品さ、そしてまろやかな味わい。



ガルダ湖とガルダ湖のワイン!これからの時期ちょっとお勧めデス♪


イタ リア有数の米と南瓜の産地から旬な情報や日々の暮らしぶりをご紹介!

高橋 正美(Masami Takahashi) イタリアワインを学ぶため2000年に渡伊。ブレーシャ近郊の2つ星レストランでのソムリエ勤務を経て、2004年からミラノで日本人向けのワイン講座を開講。現在はソムリエとしての仕事と平行し、主に食関連の日伊企業のコーディネーター業務にも携わる日々。イタリア人夫と娘(11歳)の3人、ロンバルディア州マントヴァ郊外の田舎暮らし。ブログ『イタリアで暮らして』で日々の暮らしを綴る。

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    堂内 あかね(Akane Douchi) 日本で企業の管理栄養士として5年間勤務後、2005年渡伊。2007年、モデナ屈指の旧家に嫁ぎ、一族に継承されていたバルサミコ酢の樽の管理を夫と共に引き継ぐ。2009年よりスピランベルト市にある「伝統的なバルサミコ酢 愛好者協会」(Consorteria dell’aceto balsamico tradizionale di Modena)に所属し、バルサミコ酢マエストロ試飲鑑定士資格を目指し、研鑽を重ねている。バルサミコ酢の醸造の傍ら、イタリア人向け日本家庭料理教室の講座を北イタリア各所に持つ。また、自宅にて醸造室の試飲見学会、バルサミコ酢を使った食事会、料理教室を主宰。バルサミコ酢醸造のエピソード、見学会などは Facebook Akane in balsamiclandにて紹介中。
  • 老舗4ツ星ホテル日本人妻がお届けするアマルフィ海岸の魅力
    竹澤 由美(Yumi Takezawa) アマルフィ海岸でのウェディングと観光コーディネート会社Yumi Takezawa & C S.A.S.代表。B&B A casa dei nonni オーナー。 2013年よりアマルフィ市の日本との文化交流コーディネーター。 ロンドンで知り合ったアマルフィ海岸ラヴェッロにのホテルルフォロ四代目との結婚を機に2004年渡伊。 二児の母親業を通じ、濃い南イタリアマンマ文化の興味深さを肌で感じている。 Instagramブログ
  • サルデーニャの様々な魅力をお伝えしていきたいと思っております!
    加藤 佐和子(Sawako Kato) イタリア・サルデーニャ州公認観光ガイド。2004年からサルデーニャ島在住。2016年に「サルデーニャガイド」を設立し、現地ガイド、アテンドのほか、サルデーニャ島に関する各種コーディネート、執筆などを行う。https://sardegnaguida.com/
  • 思わずシャッターを切りたくなるような、イタリアの素敵な景色をお届けします。
    藤原 亮子(Ryoko Fujiwara) イタリア・フィレンツェ在住フォトグラファー&ライター。東京でカメラマンとして活動後、'09年、イタリアの明るい太陽(と、おいしい食べ物)に魅せられて渡伊。現在、取材・撮影・執筆活動をしつつ、イタリアの伸びやかな景色をテーマに写真作品も制作中。
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    鈴木暢彦(Nobuhiko Suzuki) 2009年渡伊。シエナの国立ワイン文化機関『エノテカ・イタリアーナ』のワインバー・ワインショップにて5年間ソムリエとして勤務。2015年~2018年までシエナ中心街にてイタリア人と共同でワインショップを経営。現地ワイナリーツアーも企画し、一般からプロの方までのアテンドで100軒以上のワイナリーへ訪問。コロナのパンデミック直前に帰国。現在は、代理人“アジェンテ・エンネ”としてイタリア全国の日本未進出ワイナリーのプロモーションサポートを主に行う。今後もイタリアへ渡航予定。 資格:AISソムリエプロフェッショニスタ。 シエナ観光・ワイン情報サイト『トッカ・ア・シエナ』
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    小林 もりみ(Morimi Kobayashi) 手間と時間を惜しまず丁寧につくる品々、Craft Foodsを輸入する「カーサ・モリミ」代表、生産者を訪ねながら、イタリアの自然の恵みを日本へ届けている。2008年 イタリア・オリーブオイル・テイスター協会『O.N.A.O.O』(Organizzazione Nazionale Assaggiatori Olio di Oliva)イタリア・インペリアの本校にてオリーブオイル・テイスターの資格取得。2009年スローフード運営の食科学大学( Universita degli Studi di Scienze Gastronomiche)にて『イタリアン・ガストロノミー&ツーリズム』修士課程修了。
    2014年よりピエモンテ州ポレンツォ食科学大学・修士課程非常勤講師(Master in Gastronomy in the World 日本の食文化:日本酒・茶道)。福島の子どもたちのイタリア保養「NPOオルト・デイ・ソーニ」代表。
    Instagram https://www.instagram.com/morimicucinetta/
    Instagram Casa Morimi https://www.instagram.com/casamorimi/
    カーサ・モリミ株式会社  http://www.casamorimi.co.jp/
    NPOオルト・デイ・ソーニ http://www.ortodeisogni.org
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    池田 美幸(Miyuki Ikeda)1986年よりイタリア在住。ミラノに住んでいるが、週末になるとイタリアで一番大きいステルヴィオ国立公園内にある山小屋へ逃避。日本で農学部を卒業。イタリアで手にしたチーズティスター・マエストロ、公認ワインティスターの資格を活かし、通訳、コーディネーターとして活躍中。
  • ミラノより、箸休めにファッションやデザインのお話を。
    田中美貴(Miki Tanaka) 雑誌編集者として出版社勤務後、1998年よりミラノ在住。ファッションを中心に、カルチャー、旅、食、デザイン&インテリアなどの記事を有名紙誌、WEB媒体に寄稿。
  • ヴェネトの美味しいとっておき情報をお届けします。
    ヴェネトおよびフリウリを中心に、通訳、翻訳、地元マンマの料理レッスン及び生産者訪問コーディネイト、そして野菜を中心とする農産品の輸出業などの活動を行う。各種生産者との繋がりをとても大切に、ヴェネト州の驚くほど豊かな食文化を知ってもらうべく、ブログ『パドヴァのとっておき』では料理や季節のおいしい情報を中心に発信するなど活動中。