イタリア取材旅(6)ヴェローナ、ビーゴリ、フィレンツェへ

イタリア6日目(11月16日)


ヴェローナの朝。
やっぱり旧市街を歩いてみる。
ここも人気はまばらで、ジュリエッタの家の前に行列もできていないのでここでもゆっくり。
老舗の刃物屋に立ち寄る。
手動のハムスライサーやナイフは、それぞれの個性的な美しさと、職人の息吹みたいなものが感じられるとゾクゾクする。

聞けばこの店のナイフの一部は、日本の職人が作った包丁を取り寄せて、店のオリジナルの柄をつけて販売しているのだという。
これがなかなかカッコいいのだ。ニッポン*イタリアここでもまた素敵な出会いがあったのだ。
使い込まれた包丁はこれからこちらの職人が手入れをするのだと。
カラフルな柄が特徴的で愛用者も多いらしい。

イタリアの立体地図が欲しかったので、旅をテーマにした書店があると聞いて行ってみた。
店内は旅感満載。



残念ながら目当ての物はなかったけれど、いい店を知ることができた。

少しアペでもしようと、小さなバールに入る。店のオリジナルビールを飲む。
昨夜のワイナリー訪問から一緒で、イタリア好き通信でも寄稿してくれている新宅さんとダンナさま。お世話になりました。

地元のダンナさまの案内でお昼に。
街の外れにある小さなオステリア・トロータ・ダ・ルチアーナ(本誌P17)へ。ここがなかなかいい雰囲気の店。新宅さんたちも、地元の店で食べたいという客人とよく来られるとのこと。
本誌では写真が小さいのでこちらでどうぞ。
イワシのソースはアイスクリームのように運ばれてきて、これを混ぜる。量が少ないと思いきや、そんなことはないバッチリ! イワシ好きにはたまりませ〜ん。
本誌未掲載のイノシシのラグーのビーゴリ^^。
仔牛のレバーソテーはうまかったね。

ここもまた短い時間でしたが、それなりに満喫したのだ。
この後、フレッチャ・ロッサに乗りフィレンツェへ。