vol.17 ロンバルディア特集

vol.172014年5月発行カートに入れる

変化に富んだ地形が育んだ、
個性豊かな州

 ロンバルディア州は、大きくポー河流域の平原地帯と、いくつもの湖が点在する丘陵地帯、そしてスイス国境に近い山間部に分けられる。

 ポー河流域の平原地帯では、米作などの農作物の生産が盛んであり、またオルトレポー・パヴェーゼはワインの名産地としても知られている。
その北に位置する、丘陵地帯には、大小さまざまな顔を持つ湖が点在し、淡水魚を使った伝統的な料理や食材も多い。ワインでは、フランチャコルタを産み出している。さらにその北側は、アルプスを擁する山間部で、ソバの栽培や、チーズ、バターの産地である。

 変化に富んだ地形は、それぞれの地域で独自色を色濃くしていて、それはまた、数々の支配の歴史とも重ねることができる。

 州都は言うまでもなくミラノ。ファッションや、アート、経済でもイタリアの中心として存在している。そのせいもあってか、車で走っているといつもよりもトラックの通行量が多い気がした。
少し狭い道でも対向車のトラックが飛ばしてくるので、緊張しながらハンドルを握っていた。

 それでも少し道をはずれると、穏やかな丘に広がる美しい景観が心を和ませ、その先には湖の水面が静かに輝いていたりする。

 中心地ミラノからの近距離であっても、豊かな自然が残り、意識の高い生産者(いやむしろ大都会に近いからこそ意識が高いのか)が存在しているところが、この州のおもしろさかも知れない。

 ロンバルディア州、多彩な魅力に富んだ素晴らしいところだ。
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