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ユネスコにも登録されているアルノ川の源流に行ってみた

アルノ川のはじまりはどんなところかご存知ですか

フィレンツェの中心を流れる川と言えばアルノ川。過去に氾濫したこともあるほど、大雨の時などは水位もあがる川ですが、この川の源流はどんなところなのかこれまで見に行ったことがありませんでした。


数年前に、イタリア人の友人が「ハイキングにもおすすめのすごく素敵な場所だったよ」というのを聞いてから一度は行ってみたいと思っていて、ようやく9月に行ってきました。

アルノ川の源流はCapo D’Arno(カポ・ダルノ)といいますが、フィレンツェから車で1時間半ほどの場所にあります。近くまでは車で行けるし駐車場もあるので、車で行くことをお勧めします。アルノ川源流周辺は、ユネスコ世界遺産にも登録されている場所です。

1アルノ川の源流_capo d'arno
源流があるくらいだから、途中に水が流れているところで水を汲めるなどと勝手に思っていましたが、結論から言うと全くそんなところはありませんでした。なのでナチュラルウォーターを持参するか、山道に入る手前にある天然水が出る場所で持参した水筒などに水を補給していく必要があります。ちょっとわかりにくいのですが、この天然水が汲める場所は標識の右手の低い場所にあり、冷たく、そしてとても美味しい天然水なので、この水を汲んでいくことをお勧めします。

2アルノ川の源流_capo d'arno
人によって歩くペースも異なりますが、道標には1時間25分とあり、目安として往復3時間くらいを考えておけばいいかと思います。最初は道路もならされていましたが、途中からはゴツゴツ大きな石だらけの道もあり、歩きやすい運動靴が必須です。

3アルノ川の源流_capo d'arno
さらに、けっこう急な上り坂が続くので私のような運動不足の者にとっては、かなり息が上がるコースでした。途中の美しい山林の景色に癒やされながらコツコツと歩きましたが、なかなかいい運動になるハイキングコースです。ちなみにイタリアのハイキングコースの道標は白と赤の印で、少し迷いそうになったら、木の上に記されたこの白と赤の印を探して進むと迷いません。

4アルノ川の源流_capo d'arno
5アルノ川の源流_capo d'arno

アルノ川の源流には、今年で没後700年となるダンテの「神曲」の石碑

アルノ川の源流場所には標識が立てられているので、たどり着いたことがわかります。

6アルノ川の源流_capo d'arno
そこから下ると、アルノ川の源流を見ることができます。

7アルノ川の源流_capo d'arno
それはそれは小さな渓流なので、「こんな小さな起源が60キロも離れたフィレンツェに流れていくと、あんな大きな川になるのか!」となかなか感慨深い気持ちになります。

9アルノ川の源流_capo d'arno
この源流には、フィレンツェ出身の詩人ダンテ・アリギエーリの「神曲」の石碑が立てられています。

8アルノ川の源流_capo d'arno
“Per mezza Toscana si spazia
un fiumicel che nasce in Falterona”

訳「フィレンツェの中心を流れる川、フォルテロナ山で生まれる」

10アルノ川の源流_capo d'arno
今年はダンテ・アリギエーリの没後700年となる記念の年。そんな年にこの場所を訪れることができて、よりいっそう想い出深いものとなりました。

11アルノ川の源流_capo d'arno
リラックスできる美しい自然を満喫できるアルノ川源流へのハイキング。この日は道路脇に美味しいブラックベリーが沢山なっており、道中おやつ代わりに食べることもできました。日本からイタリアへ来るにはハードルが高すぎますが、いつか再びイタリアへお越しの際には、こんなイタリアでのリラックスハイキングもおすすめですよ。

12アルノ川の源流_capo d'arno
このイタリア好き通信では、私が紹介できるのはトスカーナ州だけですが、私のブログではイタリア中の素敵な街や近隣国なども紹介しています。イタリア全20州のうち18州訪問、世界では約40カ国を旅してきた旅行好き&グルメな私のブログ&インスタグラムもよかったらのぞいてみてください♪最近ではウンブリア州の素敵な街や美味しいものなどを紹介しています。

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撮影したナポリの写真が本「平和学と歴史学/【著】戸田三三冬」のカバー表紙に採用されました

今年8月に戸田三三冬さん著「平和学と歴史学―アナキズムの可能性」が三元社から出版されました。

第二章ではナポリについて色々書かれていることから、本のカバー表紙に私が2014年に撮影したナポリの写真が採用されました。小さいモノクロ写真ではありますが、立派な本の表紙に写真が採用されてとても光栄です。

平和学と歴史学―アナキズムの可能性
三元社から送っていただいた本はようやく先日イタリアの自宅に届いたばかりなのでまだ読み始めたばかりですが、三度訪れたことのあるナポリの章を特に楽しみ読み進めているところです。いろんなサイトで購入可能ですので、ご興味のある方はお買い求めの上、是非読んでください!

ロックダウンを経て、日常が戻ったフィレンツェより「コロナウィルスがもたらしたもの」

コロナウィルスの影響後、イタリアの生活において悪くなったことばかりではありません。ウィルス感染者や死亡者が多く出ているイタリアなので不謹慎かもしれませんし、私自身も経営しているイタリア製レザーバッグのオンラインショップで経済的ダメージを受けたりしましたが、本音を言えば、コロナの影響から恩恵を受けることも多く、ロックダウンを経た今のイタリアの生活は以前より気に入っているくらいです。

フィレンツェ_ミケランジェロ広場
コロナ以前のフィレンツェの中心地はオーバーツーリズムでどこもかしこも人だらけ。ここ数年は、民泊が盛んになったため、観光客が増え続けていました。ポンテベッキオは渋谷駅前交差点状態で歩くのもままならないほどで、スーパーに行けば言葉のできない外国人客だらけなのでレジ係のイタリア人はストレスを抱える人も多く、イライラがこっちにまで伝わってくることもありました。

そんなフィレンツェの街が突然のロックダウン。街から人が消え、誰もいないフィレンツェの中心地はまるでSF映画の世界のようで静まり返りました。フィレンツェの中心地(ユネスコ世界遺産地区)に住んでいるため、最寄りのスーパーなどへ行く際に幸運にもフィレンツェの観光名所を見て回れたのですが「こんなにフィレンツェの道って広かったっけ」と思いながら歩いた町並みは信じられないほど美しいものでした。

ロックダウン中のフィレンツェのドゥオモ広場
「誰もいないフィレンツェの街をゆっくり見て回ってみたい」という願いが、ロックダウンで図らずも叶ったのでした。あまりに美しかったので沢山写真撮影をしましたが、いつか日本でロックダウン中の人がいなくなったフィレンツェの写真展を開いてお見せできたら・・という願望も芽生えました。

ロックダウン中のポンテベッキオ
ロックダウンは段階的に解除になったのですが、第一段階の「住んでいる州内のみ移動可能」の際には、フィレンツェの中心地にイタリア人たちが戻ってきました。「こんなにイタリア人だらけのフィレンツェって見たことがない」と驚くほどイタリア人だらけの街。実際、イタリアなのでイタリア人が多いのは当然かと思われるかも知れませんが、ロックダウン以前のフィレンツェは外国人観光客だらけだったので意外にイタリア人ばかりの状態というのは見たことがなく、新鮮な光景でした。

ロックダウン解除直後のサンタクローチェ広場
「今まで行ってみたかったけど、人が多すぎて敬遠していた場所に行くなら今がチャンスだ」と思い、初めてトスカーナ州のエルバ島へもロックダウン解除の第一段階時に行きました。訪れたのは連休中でしたが、予想通り人が少なく、イタリアでも有数の美しさを誇るビーチもほとんど人がいませんでした。エルバ島のバールの店員に尋ねたところ、昨年同時期はすごい人出だったということ。もう二度とこんなチャンスはないだろうなあと思いながら人のいないエルバ島を心ゆくまで満喫しました。


ロックダウンは既に過去の出来事と思うほど以前のような落ち着きを取り戻している現在のフィレンツェ。州をまたぐ移動も可能のイタリア全土移動の自由化、さらにシェンゲン圏や一部の海外からの観光客も受け入れているため、フランス人やドイツ人など外国人観光客も見かけることが増えてましたが、引き続きロックダウン以前ほどの人混みは無く穏やかです。

スーパーやショップ、美術館やレストラン、どこにおいても「ソーシャルディスタンス」が保たれるようになったことで、快適さもアップしました。例えば以前のウフィッツィ美術館はすし詰め状態で人気の絵画の前など足の踏み場もないほどでしたが、現在はソーシャルディスタンスを保てる人数しか入場できないよう制限されるようになり、落ち着いて食事や買い物、美術鑑賞ができるようになりました。

ロックダウン後のドゥオモ付属博物館
それから、レストランなどが屋外の通りなどにテーブルを出すには高い税金がかかりましたが、コロナの影響で今年の夏はその税金が免除や軽減されることに。おかげで今年の夏は気持ちの良い屋外で食事をするチャンスが増え、街の雰囲気もさらに和やかになりました。


さらに衛生状態が飛躍的に向上しました。というのも、どこの場所にも入り口には消毒ジェルの設置&トイレには液体石鹸の設置が義務付けられるようになったのです。そのため、特にイタリアのトイレ事情は格段によくなりました。以前は石鹸やトイレットペーパーが切れていることもしょっちゅうありましたが、今は100%備わっており、しかも以前よりも清掃が行き届くようになっています。この習慣は、ウィルスの影響が無くなった後も、イタリアで根付いてほしいと願わずにはいられません。

既に日本からの観光客は受け入れているイタリアとはいえ、日本からイタリアへ以前のように気軽に旅行へ行くのはまだ少し先かもしれません。しかし、次にフィレンツェを観光する際には「あれ、以前の観光時よりも快適かも」と感じるようになっているかもしれませんよ。

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トスカーナ州はキノコ狩りがピーク、イタリアのキノコ事情

TOKYO FMラジオでイタリアのキノコ事情についてインタビュー

全国38局のFM局が加盟している、TOKYO FMをはじめとしたJFN系列のラジオ局番組「ON THE PLANET」というラジオ番組に出演し秋の味覚、「イタリアのキノコ事情について」について話しました。(10月4日)

先週もキノコ狩りに行ってきたばかり&キノコの展示会に日曜に行ってきたばかりなのでとってもタイムリー!イタリアのキノコについて思う存分語ります!


ラジオでは、イタリア人はどのくらいキノコを食べるのか、どんな料理を食べるのか、どこでキノコはとれるのか、などなど色んな質問に答える予定です。



普段はフィレンツェのFMラジオ局でイタリア語でしゃべっていますが、日本のラジオ局に出演するのは久々。以下、イタリアのキノコ事情について話した内容です。

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• イタリアではキノコをよく食べるイメージがあるんですが、実際よく食べるんですか?

はい、実際よく食べます。イタリア人もキノコは大好きで後で詳しく話しますが、いろんな料理に使われます。


• とってきてキノコを、食べられるか鑑定してもらえるとも聞いたことがあるんですが?

イタリアは州や地域に寄ってレギュレーションが異なるので、ここからは私が住むトスカーナ州に限って話したいのですが、例えばトスカーナ州では各地域ごとの保健所にキノコを持ち込めば、無料で鑑定してもらえます。

最近ではイタリアもSNSが盛んですが、FACEBOOKのキノコファンページなどに登録すると、イタリア語でminologo日本語で菌類学者がそのページの運営者だったりした場合は、その人にキノコの特徴を添えて写真を送ると鑑定してくれることもあります。

• 真子さんもキノコ狩りは行くんですか?どんな所でとれるのでしょうか?

日本ではキノコ狩りに行ったことは一度もなかったのですが、フィレンツェでは周りの友人たちが「フンガヨーロ」、キノコ狩りをする人たちを意味するイタリア語なのですが、キノコ狩り大好きなフンガヨーロが多いので自然とキノコ狩りへ行くようになりました。実は先週も行ってきたところなんですよ。やはりイタリアでもキノコ狩りに行く場合は、まずは経験と知識のあるフンガヨーロについていくのが一番で、いきなり素人が山にむやみに入っても見つけることはできません。


トスカーナ州では、キノコ狩りをするのに住民票がある地域は無料、それ以外の地域では郵便局で半年または一年間有効のキノコ狩り許可証を受け取る手続きをします。半年で12ユーロ(1400円ほど)一年で24ユーロ(2800円ほど)で、一回に収穫していい量は一人頭3キロまでです。トスカーナ州以外ではキノコを勉強するコースを修了しないとキノコ狩りの許可が降りない州もあります。

キノコの胞子を巻くために、籐のカゴやミカンが入っているような網目のある袋などが必須でプラスチックバッグは厳禁です。

日本ではキノコというと秋の味覚というイメージでトスカーナでも同じですが、トスカーナでは冬以外ならキノコ狩りは楽しめます。特に収穫が多いのは6〜7月と秋です。とれる場所は山や丘陵地帯で天候や時期に寄って変わります。だいたい、雨が降ってから数日経過した頃に多く見つかるので、秋のこの時期は雨が降った後の数日後に山へ行くと、キノコ狩りの車が山道にずら〜っと並ぶようになります。

おしゃべり好きのイタリア人ですが、キノコ、特にポルチーニがとれる場所だけは絶対に周りに教えません。家族間だけの秘密で友人すら教えないほどなんですよ。キノコに関しては口が固いイタリア人なんです。

• イタリアではどのくらいの種類のキノコがあるんですか?

数え切れないくらいの種類があります。ただスーパーで販売されるようなキノコの種類は少ないです。そういえば、最近イタリアのスーパーでも「しいたけ」がそのまま「しいたけ」として販売されるようになりました。

キノコ狩りをしていても、毎回違ったキノコを見つけます。そのうち食べられるのは少なかったりしますが、スーパーマリオに出てくる水玉模様の真っ赤なキノコなどを見つけるとテンションがあがります。キノコ狩りは食べられるキノコを見つけるだけでなく、いろんなキノコを見つけることができて宝探しのような楽しみもあるんですよ。


• どんなキノコ料理があるんですか?

北イタリアの方ではガレッティ、フィンフェッリとも呼ばれますが、ガレッティという黄色いキノコがよく食べられます。フィレンツェを含んで真ん中から南にかけては日本人にも馴染みの在るポルチーニがよく食べられます。ちなみにポルチーノやポルチーニといった表記がありますが、ポルチーノは単数、ポルチーニは複数形になります。

今回はポルチーニについて話しますが、料理のバリエーションは豊富です。生ポルチーニはイタリア語でフリット、つまりフライにしてよく食べられます。シンプルに塩だけでいただきますが、甘みが感じられてとても人気です。それから、ポルチーニはピザの具にもなります。MARI E MONTI、海と山という名前のピザは魚介類とポルチーニを組み合わせたピザです。または、乾燥ポルチーニでもいいのですが、リゾットやパスタ、スープなど幅広いバリエーションの料理でポルチー二を楽しむことができますよ。


それからマッツァ・ディ・タンブーロという顔の大きさほどもあるおおきなキノコもトスカーナではよくとれるのですが、これは見た目にインパクトがあるので傘をそのまま切らずにグリルにして出すと華やかな一品になります。

• 日本で最高級キノコと言えば「松茸」ですが、イタリアではなんですか?

イタリアにはオーヴリという傘がオレンジのキノコが高級キノコになり、値段もポルチーニより高価です。味も香りもデリケートですが、秋のこの時期はレストランなどでも「オーブリ」の料理が出されます。生のままカルパッチョにしたり、スープやパスタなど様々な料理で楽しめます。

• イタリア人にとってキノコはどんな存在ですか?

イタリア人にとってキノコは「伝統」です。イタリア人は若者からお年寄りまで伝統的にキノコ狩りを楽しんできました。もちろんポルチーニなど食べられるキノコを探すのも目的ですが、それだけでなくキノコ探しを楽しみながら、深い静けさに包まれた山や森の中を散策するのは、イタリア人にとってなによりのリラックス方法なのだそうです。

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◆来月11月21日(木)の深夜1時10分〜(実際には22日(金)の午前1時10分〜)にも同番組に出演することになりました。内容は「イタリアの新ワイン NOVELLO(ノヴェッロ)」について」です。

ON THE PLANETの番組ウェブサイトにも出演した内容が掲載されています→ https://park.gsj.mobi/news/show/59811

絵画のモデルにもなったフィレンツェの美しい「イギリス人墓地」

イタリアにいながら新年号「令和」や新天皇御即位を実感

イタリアに住んでいると日本の年号にはとんと無頓着になります。平成何年であるのかは、もう随分前からわからないほど。それくらいイタリアでは使用する機会もなく無縁の存在です。日本のネット記事などで「平成最後」や「令和になってから初」などの見出しが踊っていましたが、いまいちその高揚感に浸れず日本を遠く感じながらフィレンツェで令和を迎えました。

ところが令和になった51日、朝からイタリア人の友人からこんなメッセージが。

Buongiorno Mako! Evviva al nuovo imperatore del Giappone Naruhito!
直訳:おはよう、マコ!日本の新しい徳仁天皇ばんざ〜い!

私の友人には日本に興味がある人も多いのですが、朝イチで、しかもイタリア人からこんなメッセージをもらうとは少々驚きました。この新天皇御即位のニュースはイタリアの大手新聞でも写真付き一面トップ記事で取り上げられました。

出典:La Repubblicaのホームページ


まさかイタリア人からのメッセージで新年号を実感することとなったわけですが、翌日2日には在イタリア日本大使館からこんなメールが届きました。祝意表明は海外からもできるそうです。


これから日本ではしばらく「令和初の〜」をニュースの見出しでよく見かけることとなりそうですね。令和になりましてもフィレンツェからレポートを続けますので、これからもよろしくお願いします。

 

この時期に訪れたい、絵のモデルにもなった美しいフィレンツェの「イギリス人墓地」

さて、早速「令和初」の記事ですが、今回お伝えするのは「cimitero degli ingesiイギリス人墓地」というお墓。少々おめでたくはない場所ですが、今まさにこの時期にこそ訪れたい場所なのです。


「イギリス人墓地」はフィレンツェのドゥオモから徒歩20分ほどのドナテッロ広場にあります。大きな通りが周りをぐるっと囲み、島状態になっている場所がお墓になっています。ここは、1827年に主にプロテスタントを埋葬するために建造されたお墓で、エリザベス・バレット・ブラウニング(イギリスの詩人)や、ウォルター・サヴェージ・ランダー(英国の詩人・作家)など1409個のお墓があります。


このお墓は、スイス出身の画家アルノルト・ベックリンの代表作「死の島」の最初の3点のモデルにもなっていることでも有名で、ベックリンが娘のマリアを埋葬した場所でもあります。

出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Arnold_B%C3%B6cklin_-_Die_Toteninsel_I_(Basel,_Kunstmuseum).jpg


イギリス人墓地には、目隠しした骸骨像や、今にも動き出しそうなほどリアルな悲しみに暮れている女性の像など美術館にあるような素晴らしい像もあり、普段から観光客も訪れる場所です。


この墓地がひときわ美しくなるのがちょうどこの時期。というのも、お墓中に植えてある紫色のアイリスの花が一斉に咲き誇り、えも言われぬ美しさに。





この時期フィレンツェを訪れる機会があれば、アイリスの花に包まれた美しいお墓を静かに鑑賞してはいかがでしょうか。(ただあくまでここはお墓。エチケットは守りましょう。)オープン時間が日と季節によって異なりますので必ずサイト等で時間をチェックしてから訪れてください。

 

〜イタリアらしいオリーブグリーンのバッグ〜


イタリア料理に欠かせないオリーブオイル。またイタリアの美しい田舎の景色を彩るのもオリーブの木です。そんなイタリアらしいオリーブグリーンのバッグが今季から新登場しました。オリーブグリーンは落ち着いた色合いでファッションに馴染みやすく、男女どちらにも使える色。日本ではあまり見かけないような色合いなので他の人とちょっと違うバッグを持ちたい方にお勧めです。新年号を迎え、気持ちを新たにバッグも新調してみてはいかがでしょうか。

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3月25日はフィレンツェの新年&ネプチューン噴水の修復完了

フィレンツェの”新年”は3月25日

Capodanno Fiorentino(フィレンツェの新年)は、1749年に1月1日が公式な新年と定められるまで、3月25日とされていました。1582年にグレゴリオ暦が発効され1月1日が年始と年の初めは1月1日と定められた際も、フィレンツェは3月25日を新年と定め続けていました。



そして2000年以来毎年、フィレンツェの自治体は3月25日をフィレンツェの新年の祝いの日とし、イベントや展覧会、コンサートが市内各地で開催しています。

この日は今では祝日ではなく仕事も学校も休みではなく、今年の3月25日はあいにく平日の月曜でしたが、多くの市民や観光客らに見守られる中、歴史的な衣装に身を包んだcorteo storico della repubblica fiorentina(フィレンツェ共和国の行列)が演奏しながら中心街を練り歩きました。




 

ネプチューンの噴水の修復完了のお披露目会も開催

この日はフィレンツェの新年を祝うとともに、2年の期間を経て修復が完了したFontana del Nettuno(ネプチューンの噴水)のお披露目を兼ねたイベントがシニョリーア広場で開かれました。ネプチューンの噴水はシニョリーア広場にあるバルトロメオ・アッマンナーティによって作られた噴水です。


ヴェッキオ宮殿前で行われたお祝いイベントではフィレンツェのダリオ・ナルデッラ市長とフェラガモの会長フェルッチョ・フェラガモ氏が挨拶をし「Buon Anno!(新年おめでとう)!」と言うと、市民たちから大きな歓声が沸き起こりました。


イベントではクラシック音楽が流れ、ベッキオ宮殿がイルミネーションで彩られる中、アクロバティックショーや俳優がネプチューン像がつくられた経緯を演じながら説明しました。




会場となったシニョリーア広場には広場を埋め尽くすほどの観客が訪れ、みんなでフィレンツェの新年を祝っていました。


さて、日本はもうすぐ新年度が始まりますね。イタリアに住んでいると日本の新年度の感覚が薄れがちになりますが、3月末のフィレンツェ新年のおかげでなんとなく新年度が始まるような気持ちになりました。フィレンツェもすっかり春の陽気で暖かくなり、これからますます多くの観光客で賑わうようになります。

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私がフィレンツェで経営しているイタリア製レザーバッグのオンラインショップにイタリア2019春夏の新色が入荷しました。持つだけで気分まで明るくなるような綺麗な色のイタリアレザーのバッグを持って春を迎えてみてはいかがでしょうか。

フィレンツェを旅行されたというお客様から、先日こんなご感想を頂きました。イタリアを旅行された方にもご愛用頂いております。

「以前フィレンツェへ旅行した時に、上質なレザーバッグを購入し、あんな素敵なバッグが日本でも買えたらいいのになぁ…と思っていたところで、たまたまAmicaMakoさんのバッグを見つけました。箱を開けてみてビックリ、上質なレザーのとっても良い香りが広がって、フィレンツェの空気まで詰まっているようでした☆色も日本にはないような素敵な色で、鮮やかなのに大人にぴったりの上品な色でとっても気に入りました。作りもしっかりしているし、デザインも質感もサイズ感もまさに私の欲しかった理想の形で、大満足です!また利用させていただきます☆」
カーフレザーの2WAYバッグ NAUSICA:Brandy】ご購入の神奈川県のお客様より
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居心地が悪〜い夕食会?!トスカーナでジビエづくし

トスカーナでジビエづくし料理

先日、イタリア人の友人たちに誘われてカッチャトーレ(猟師)たちが狩って自らが料理するという「イノシシ他ジビエづくしディナー」に参加してきました。フィレンツェを州都とするトスカーナ州ではイノシシや鹿、子鹿などのジビエ料理はポピュラーで多くのレストランで食べられます。ちなみに日本で浸透している”ジビエ”はフランス語、イタリア語ではselvaggina(セルヴァッジーナ)といいます。ついでにイノシシはcinghiale(チンギアーレ)、鹿はcervo(チェルヴォ)やノロジカはcapriolo(カプリオーロ)です。

ジビエ料理はそんなに得意ではない私は、「ジビエづくしの夕食会は少々厳しいかも・・」と思ったのですが、久しぶりに会う友人たちも参加することから、とりあえず行ってみることにしました。日本の今年の干支は亥ですし、イノシシ料理はなにかご利益があるかもと願いつつ。。。

 

なんとも居心地の悪〜い夕食会?!


場所はフィレンツェから車で1時間ほどの、アレッツォ近くのポンティチーノという街。この日はミラノやローマなど遠方から来る人達もいて総勢50人ほどが集まりました。途中の車中で、今回誘ってくれた友人に「実はそんなにジビエって得意ではないんだよねえ・・。」と打ち明けると、「私もなのよ〜」と友人も料理内容には少々不安な様子。「食べられそうなものを食べようねえ」と言いながら会場に入りました。


しか〜し、建物内に入って驚愕。壁中にイノシシやら鹿の剥製の首、なにかよくわからない動物の頭蓋骨がこれでもかっていうほどたくさん・・。しかも壁中にはカラー写真が多数貼られているのですが、遠目に見ても撃ち殺した動物を手に抱え持ち上げている類の写真ということがわかり・・・。


全ての壁がこうしたもので覆われているので、どの席に座ってもどれかの動物と目があってしまうという・・。「悪趣味すぎる〜〜〜(涙)こんなところでジビエ料理を食べるの〜!?」と入り口で固まってしまいました。隣を見ると、友人も絶句している様子。


生まれて初めて食べる驚きの料理は〇〇の生肉!

鹿の頭の剥製はあまりに巨大なので「それほど現実味がない、偽物っぽい」と自分に言い聞かせながら、鹿の頭を前方に見る席に座りました。既に並んでいるアンティパスト(前菜)は見るからにお肉づくし。


内容は、イノシシのプロシュート各種、イノシシのサラミ各種、イノシシのラグー(ミートソース)のブルスケッタ、イノシシのSoprassata(ソープラッサータ)=頭部分をゼラチンで固めたもの、トマトソースのブルスケッタなど。イノシシのプロシュート&サラミはさすがのハイクオリティ。周りのイタリア人たちも絶賛しておりました。

これらは過去にも食べたことがありましたが、イタリア人もびっくりの一品が紛れ込んでいました。それは、「ノロジカ(バンビ)のタルタル=生肉のタタキ!」上の写真の左上のお肉の山がそれ。

そもそも生肉は苦手な上にバンビの生肉とは・・・。これにはなかなか手をつける勇気が出ず、躊躇していたのですが、周りが「美味しいよ〜。すごくデリケートな味だよ、絶対問題無く食べられるって!」とあまりに勧めてくるので、これで口にしないのも場が白けるしなあ〜と、急にNOの言えない日本人状態になって思い切って口にしました。感想は・・・確かにデリケート。癖がなく味そのものが薄い。美味しくもまずくもないというのが正直なところ。

ただ、ねっとりした口当たりがどうにもいかにも生肉という感じがして、二口でギブアップ。残りは前に座っていた大食いの友人のお皿にこそっと移しておきました。


アンティパストを食べている時に、猟師さん登場。「この人、どのくらいのイノシシを狩ったんだろうか・・」などとそんなことが頭をよぎりましたが、白いいんげん豆を添えたブルスケッタを手渡ししてもらいました。


プリモピアット(一皿目)はイノシシのラグー(ミートソース)のパスタ。イノシシの肉は牛肉より味が濃いというか、甘みがあるというか、どっしりした味わい。濃厚なミートソースです。


セコンドピアット(二皿目、メイン料理)の1つめは鹿肉の煮込み。写真で黒いのはオリーブ、白いのはポテトです。人参や玉ねぎの甘みがしみわたった味わい深い一品なのですが、なにしろこの料理にたどり着くまでに既に生肉を含めた大量のお肉を消費しているわけで、「う〜ん、重そうな料理・・」という印象。とても美味しいけど実際なかなかヘビーな一品でした。


もうお肉はおなかいっぱい!というところへ、さらにもう一品お肉料理が。ノロジカのコトレッタ(フライ)でした。私は小さい一切れだけ頂きましたが、周りのイタリア人たちは何枚もぺろりと食べていました。やっぱりイタリア人は良く食べるなあと見ているだけでさらにお腹がいっぱいに。ヘビーなお肉料理で疲れた胃に優しそうなサラダを食べたら、悲しいかな、オイルがたっぷりからめられたサラダで野菜までヘビーとは・・撃沈。


既にお腹いっぱいになっており、また胃もたれも感じ始めており、デザートには全く期待しておらず、フルーツでも出してくれないかなと思っていたのですが、これまた見た目にヘビーそうなデザートが登場。しかーし!これが超美味しかった!写真左はナッツとチョコレートのケーキ、右はリコッタチーズケーキでしたが、このリコッタチーズケーキが絶品。デザートは別腹とばかりにぺろりと頂いてしまいました。


食事の最後は食後酒。グラッパ(ブドウの蒸留酒)かヴィン・サント(トスカーナの甘いワイン)を選べましたが、消化促進にはグラッパがいいとはわかっていながらヴィン・サントを。もちろん自家製で、とっても美味しく頂きました。

やはり、美食の国イタリア。この国にはまだまだ色んな料理があるものだと感心させられた夕食会でした。さんざんヘビーだの書いてしまいましたが、どの料理も素材を生かした美味しい料理でジビエ料理好きな方にはたまらないディナーだと思いました。

ただ・・・料理の内容はともあれ、壁の動物たちからなんだか責められているような気がしながら食事をするという、罪悪感のあるちょっぴり居心地の悪い夕食会ではありました。この日の夜は大量のお肉の消化ができず胃もたれでなかなか寝付けなかったのですが、これはもしや動物たちの呪いかも・・なんてちょっと思ったり・・・。夕食会の最後にみんなから「来年もまた来ようね〜!」と言われましたが、正直少し懲りたかな。。。

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フィレンツェ、映画監督フランコ・ゼッフィレッリの博物館8

映画監督フランコ・ゼッフィレッリの博物館

映画監督・オペラ演出家フランコ・ゼッフィレッリの博物館、昨年夏OPEN

以前はフィレンツェの裁判所として使われていたil complesso di San Firenze(イル・コンプレッソ・ディ・サン・フィレンツェ)の一階と二階が、昨年7月からイタリアを代表する映画監督・オペラ演出家のフランコ・ゼッフィレッリの博物館に生まれ変わりました。


フランコ・ゼッフィレッリ氏はフィレンツェ出身で95歳。現役の政治家ですが、約70年に渡ってオペラ演出家、映画監督、脚本家として活躍し、数々の賞を受賞。舞台セットや衣装デザインも自ら手がける多彩な才能はショービジネス界にとってかけがえのない存在でした。

<フランコ・ゼッフィレッリの監督作品>
・じゃじゃ馬ならし(エリザベス・テーラー主演)
・ロミオとジュリエット(オリビア・ハッセー主演)
・ジェイン・エア(シャルロット・ゲンズブール主演)
・ムッソリーニとお茶を(シェール主演)など



「フランコ・ゼッフィレッリ財団、舞台芸術国際センター」と名付けられた博物館は、フランコ・ゼッフィレッリが自身の出身地であるフィレンツェに、70年に渡る華麗なキャリアや自身が描いた舞台セット画や手がけた衣装など優れた文化遺産を映画や舞台芸術を愛する人々に公開したいという思いから設立されました。

舞台・映画セットのデザイン画や衣装など300作品以上が展示

博物館は時代順に分けて展示されている構成で、オペラなどの舞台から、映画へと活躍の場が移行していった様子がわかりやすく紹介されています。

●マリア・カラスが着た衣装


博物館のみどころは、300作品以上にのぼる、ゼッフィレッリの描いた舞台や映画セットのデザイン画像、舞台セットの模型、豪華な衣装の数々。なかなか見ることが出来ないザッフィレッリ自ら描いたオペラの舞台セットのスケッチ画像や衣装のスケッチ画像は、絵画として成立する美しさで見る人を魅了します。



●オペラ「トゥーランドット」の舞台セット模型


●オペラ「カルメン」の衣装



場所はシニョリーア広場のすぐ近く。映画好き、オペラ好きな人にとっては外せないフィレンツェ観光スポットとなりそうです。

※フィレンツェに住民票のある人限定ですが、毎月最初の日曜日は無料で入館できます。

Fondazione Zeffirelli ONLUS(ゼッフィレッリ博物館)
住所: Piazza San Firenze 5, Firenze
URL: www.fondazionefrancozeffirelli.com/museo/

〜イタリアの新コレクション〜

私がフィレンツェで経営しているイタリア製レザーバッグのオンラインショップに”BLOOM”(ブルーム)=花咲く、という名前の新コレクションが登場しました。花模様の入った丸いアクセントが目を引くBLOOMコレクションは、高級感があるシボ加工の牛革を使っているので端正でノーブルな印象。
新コレクション”BLOOM”(ブルーム)はこちらから→www.amicamako.com/新作コレクションbloom(ブルーム)誕生/

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トスカーナ伝統菓子「ブドウのスキアッチャータ」1

旬の味、トスカーナ伝統菓子「ブドウのスキアッチャータ」

この時期、フィレンツェのお菓子屋やスーパーの店頭で目にするようになるのが、トスカーナの伝統菓子「Schiacciata con l’uva(スキアッチャータ・コン・ルーヴァ)=ブドウのスキアッチャータ」。収穫時期を迎えているブドウを使ったこのスウィーツは、トスカーナの伝統菓子でトスカーナの人達の大好物です。


ブドウのスキアッチャータの作り方はいつかイタリア好きの「マンマのレシピ」でご紹介できたらいいなと思いますが、このお菓子は日本人にとっては少々驚きのお菓子かもしれません。というのも、食べると「ジャリッ」というような食感がするのです。この「ジャリッ」の正体は「ブドウの種」。日本人なら種無しブドウを使うか、または種を取り出して調理するところですが、トスカーナでは種もそのまま使います。このため、食べる度に小さな種の粒の「ジャリッ」という歯ごたえが。最初は少々驚きますが、食が進むにつれ、この食感がなんともいいアクセントになり、これ無しでは味気ないかも・・と思えてくるほど。


そういえばイタリアには日本人ウケしないお菓子がけっこうあります。もちろん、イタリアにも日本と同じようなふわっとした食感やしっとりした食感のケーキなどもありますが、イタリアには日本人にはあまり好まれないごわごわっ&ぼそっとした舌触りやどっしりした重い食感のお菓子も多いです。例えば、イタリアの定番お菓子のクロスタータ(タルト生地にジャムを載せたお菓子)は、生地がどっしり重くて舌触りがごわっとして、ジャムもボテッとしており日本ではまず人気の出ないであろうお菓子。日本人にとって洋菓子は「ふわっ」「クリーミー」「口溶けなめらか」「しっとり柔らか」といった食感のものが美味しい洋菓子の要素で人気のデザートのタイプですが、イタリア人はこの要素にこだわっていません。


イタリアと日本、食の好みは似ているようで、けっこう違ったりもするのが面白いところ。イタリア旅行をする際は、ブドウのスキアッチャータや、日本では食べられないようなごわっとした舌触り&どっしりした食感のデザートにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

〜秋冬バッグはもうチェックしましたか?〜


秋冬に持ちたい温もりを感じるスウェードレザーを使った新作トートバッグなど、イタリアの今季の新作がたくさん入荷になりました!


イタリア2018-19秋冬・新作バッグの紹介はこちら→www.blog.amicamako.com/イタリア2018-19秋冬・新作バッグのご紹介/

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フィレンツェは芸術の秋真っ盛り

フィレンツェは芸術の秋の到来です。バカンスに出かけていたフィレンツェ市民たちも街に戻ってきて、フィレンツェの街では夜や週末に様々なイベントやコンサートが開かれるようになりました。

コンサートやアートイベントはフィレンツェでは頻繁に「無料」で開かれます。無料といってもアマチュアアーティストではなく、プロのアーティストによる演奏や展覧会が、それこそ毎晩のようにどこかで開かれるのです。日本でもバーなどで無料演奏(といっても、飲食代が発生します)が楽しめたりしますが、フィレンツェでは広場や教会、野外イベント会場といったありとあらゆる場所で行われ、つくづくこの街は芸術がうまく生活に溶け込んでいると感じます。

今年で1000年の誕生日を迎えているサン・ミニアート教会では、誕生1000年を祝う様々なイベントが連日のように開かれています。



サン・ミニアート教会は高台に位置するため素晴らしいフィレンツェのパノラマを楽しめるため普段から観光客がたくさん訪れる人気観光スポット。


先日はライトアップされた教会内でジャズコンサートが開かれました。1000年の歴史を誇る厳かな教会内でジャズコンサートという組み合わせはなんともユニーク。開演1時間以上も前から訪れて席取りをする人までいたほどで、多くの立ち見客が出る超満員の人気コンサートとなりました。サン・ミニアート教会では今後も誕生1000年記念を祝ったコンサートがいくつも開かれる予定です。


98日にはフィレンツェのシンボル、サンタマリアフィオーレ教会の大聖堂で、大聖堂付属博物館創業722年を祝うため、アレッサンドロ・クアルタ氏率いるコンチェルト・ロマーノによる16~18世紀のイタリア&ローマ音楽の無料コンサートが開かれました。普段は夜間入ることの出来ないサンタマリアフィオーレ教会ですが、暗闇に包まれた夜間の教会内も静けさに包まれて趣があり日中とはまた違った雰囲気を味わえます。見事なコーラスやアリアなどが教会の荘厳な大聖堂の雰囲気と相まって、普通のコンサート会場では味わえないひとときに。


この日、同時間帯にアルノ川沿いではトリノ出身のラップ歌手Willie Peyoteのコンサートが開かれていました。野外に大掛かりなセットを設営した規模の大きいコンサートでしたが、なんとこれも無料。普段アペリティーボなどを楽しめるアルノ川岸のスペースは大勢の観客で埋め尽くされ、コンサートは大いに盛り上がっていました。クラシック音楽の帰りにラップ音楽コンサートに出くわすというフィレンツェ。決して大きくない街ですが、コンサートのバラエティの豊かさにはいつも感心させられます。


私自身も先日は無料コンサートでゲスト出演をしてきました。イタリアで最も古い歴史を持つ老舗FMラジオ局のひとつでレギュラーパーソナリティーを務めていますが、その関係で時々こういったイベントにゲスト出演しています。今回はラジオ局の公開イベントとしてフィレンツェの地元ミュージシャンのコンサートをメインとしたイベント。


こういったイベントを開く場合、日本では事前に何度も打ち合わせをしてリハーサルをして・・という段取りになるのが通常ですがイタリアではそんなことはありません。イベント内容にもよりますが、私がイタリアで参加してきたイベントはいつもぶっつけ本番です。今回のイベントも、当日会場で何をするのか初めて聞かされました。私が読む原稿などもその場で渡されるので事前準備などできません。まだ少し生真面目な日本人精神が根っこに残っている私はイベント前のわずかな時間内にブツブツ原稿読みの練習などをしましたが、3人くらいの人に「原稿はイタリア語と日本語とあるけど、イタリア語を読むんだよね?」と確認した上でイタリア語の原稿を練習したにも関わらず、舞台に上がる直前でそのうちの一人から「やっぱり日本語にしよう!そしてそれを〇〇(他のイタリア人出演者)がイタリア語に訳すって感じが面白いんじゃないかな。」と突然の思いつきにより変更。短い事前準備すら無駄になる羽目に。イタリアでは物事のほぼ全てが「improvviso(インプロッヴィーゾ)=即興、不意」なので、もうそんなもんだと思っておくしかありません。今回も「やれやれ、やっぱり・・」とあきれながらも舞台の上で即興で原稿を読みました。いつもこんな感じなのですが、それでもなんとかなってしまうのがイタリア。


フィレンツェは夜でも比較的治安もいいので、もしフィレンツェを訪れる機会があればレストランでの夕食の帰りなどに街を散策がてらあちこちで開かれる無料コンサートやイベントにふらりと参加してみてはいかがでしょうか。特に教会や美術館でのコンサートなどは普通のコンサート会場では味わえない雰囲気を楽しむことが出来ますよ。

 

〜2018-19秋冬コレクションのイタリア製バッグ入荷〜


フィレンツェの街のショーウィンドーも秋冬コレクションが登場しています。定番のキャメルやトープ色はもちろん、今年のトレンドカラー「パープル」もよく見かけます。私がフィレンツェで経営するオンラインショップでもトレンドカラーをはじめ、秋冬に使いやすいボルドーやネイビーも多数入荷しました。日本にいながらイタリアと時差無しでイタリアの最新コレクションをお楽しみください♪

最新コレクションはこちら→ https://www.amicamako.com/

イタリア旅行に持って行きたくなるトラベルグッズ特集はこちら→www.blog.amicamako.com/旅に出かけよう!旅を盛り上げるトラベルグッズ/

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フィレンツェ_バルディーニ庭園の藤の花4_mako_kobayashi

花盛りの花の都フィレンツェ、おすすめ3庭園

花の都フィレンツェが文字通り花盛りの街になり、街は華やかさを増しています。フィレンツェが輝く季節の到来です。フィレンツェでは最も過ごしやすい季節を迎えています。日も長くなり、9時頃まで明るくゆっくり観光を楽しめます。

All photos(最後の一枚を除く): Mako Kobayashi


世界中から観光客が本格的に押し寄せるため街中は混雑し、ウフィッツィ美術館など人気スポットは長蛇の列になりますので事前予約が必須です。今回はフィレンツェ市民にも人気の、この時期には是非訪れてほしい花が美しい庭園を3つご紹介。いずれも町中から徒歩で訪れることができるので観光のついでに立ち寄れます。

 

バルディーニ庭園

バルディーニ庭園では4月下旬〜5月上旬に藤の花のトンネルが見頃を迎えます。整然としている日本の藤の花とは対象的でワイルドに咲き誇るのがイタリアの藤の魅力です。藤の花を抜けた先の広場にフィレンツェ市内を一望できるカフェテラスがあるので観光で疲れた足を休めながらお茶を楽しめますよ。ちなみに藤はイタリア語でglicine(グリチネ)といいます。





Giardino Bardini (バルディーニ庭園)

住所:Costa S. Giorgio, 2, 50125 Firenze FI
開園時間:
11月〜2月      8.15 – 16.30
3月         8.15 – 17.30
4〜5月、9月〜10月  8.15 – 18.30
6月、7月、8月    8.15 – 19.30
入園料:10ユーロ(第一日曜は無料)

 

ローズ庭園

フィレンツェ市民の憩いの場であるローズ庭園。4月下旬〜5月にはバラの花が見頃を迎えますが、その種類なんと350種にも登るそうです。庭園の一角にはフィレンツェと京都市の姉妹都市を記念した日本庭園も。フィレンツェの中心街を一望できる素晴らしいパノラマを背景に咲き誇るバラを楽しめます。イタリア語でバラはrosa(ローザ)です。





Giardino delle rose(ローズ庭園)

住所:Viale Giuseppe Poggi, 2, 50125 Firenze FI
開園時間:時期によって異なる
入園料:無料

 

アイリス庭園

アイリスが見頃を迎える4月25日から5月20日までの一ヶ月だけの期間限定で開園するのがアイリス庭園。オリーブの木々の緑豊かな広大な庭園に多種多様のアイリスの花が咲き誇ります。色とりどりのアイリスからお気に入りを一つ見つけてみてはいかがでしょうか。イタリア語でアイリスはiris(イリス)といいます。





Giardino dell’iris(アイリス庭園)

場所:Viale Michelangiolo, 82, 50125 Firenze FI
開園時間:4月25日〜5月20日毎日開園
月曜〜金曜 10.00 – 13.00 | 15.00 – 19.30
土日    10.00 – 19.30
入園料:無料

 

お出かけしたくなるこの時期、バッグを新調しませんか?


爽やかなこの季節、いつもよりお出かけしたくなりますね。イタリア人たちも太陽が出ると途端に元気になって街や田舎へと繰り出していきます。楽しいお出かけのおともにお気に入りのイタリア製バッグはいかがでしょうか。

 

〜2018春夏コレクション入荷、イタリア製バッグをご覧ください〜
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