イベントレポート/イタリア好き、郷土料理を楽しもう!トスカーナ州キアンティ

最新号のVol.32から、もう一度イタリア20州を巡る旅が始まったのに伴って、イタリア郷土料理を巡る食事会も再びスタートすることに。
その記念すべき第一回目は、シエナ地方で修行時代を過ごしていたこともある西沢健三シェフ率いる人気店、横浜・馬車道『ラ・テンダロッサ』にて行われました。

健三シェフは、我々の取材と時期を同じくしてイタリアへ視察旅行に行っていて、なんと、本誌特集の「ダリオ・チェッキーニ」にも行っていたという偶然も重なり、イベントの内容は、まさにあの食卓の感動を伝えようということになりました。

この日のテーマは「やっぱり愛だな」

Vol.32の表紙のように、長いテーブルをみんなで囲み、それは賑やかな宴となりましたよ。


当日は席に着いたから方からアペリティーヴォスタート!
フェンネルにプンタレッラとイタリア野菜も盛りだくさんのピンツィモーニオに、フィノッキーオーナ、アフェッタート・ミスト 。イタリア好きだったら、一人できてもワインを飲んでしまえばすぐに会話も弾み、盛り上がります!

もちろん、この日は全部塩無しパン。
みなさんが集まったところで、健三シェフからご挨拶。
そして、やはりこの日のメインとなるお肉の説明から。
さあ、乾杯!
アンティパストには、カーボロネーロに、レバーペースト、トマトのブルスケッタ3種にパッパ・アル・ポモドーロ。

▲ブルスケッタ3種



▲ パッパ・アル・ポモドーロ


そして数種類の赤身の牛肉を炭火焼きで!
お腹いっぱい食べてほしいから、プリモのイノシシラグーのピーチより先に。
「Bistecca alla Fiorentina〜!」と健三シェフの雄叫びと共に!最高のビステッカが登場。

火入れも最高!もちろんトスカーナのオリーヴオイルと塩でいただきます。

 
 
〆はお待ちかねイノシシラグーのピーチ。
ドルチェには焼きたてホカホカ、オリーヴオイルをたっぷりしみ込ませた香り豊かなタルト。
 

この日のワインは、もちろんキアンティワインです。


モンテ物産からご提供いただいた、メリーニのラ・セルヴァネッタ、日欧商事からご提供していただいた、フレスコバルディのカスティリオーニ・キアンテイをご機嫌になるほどに飲む。

もちろんヴィンサントも。モンテ物産からのご提供いただいた、ファットリア・デル・チェッロのサンガッロヴィンサント。

そして最後、フードライナーからご提供いただいた、バローネ・リカーゾリのブローリオ キャンティ クラッシコ2012のマグナムボトルをジャンケン大会の景品として、大いに盛り上がりました!



食事の終わりには、編集長マッシモよりご挨拶。
「『イタリア好き』はこれからもロックでフリーもをモットーに、食を通して、イタリア人、イタリア人の生き方にフォーカスして引き続きやっていきたいと思っています。」
イタリア2周目の旅は始まったばかりです。皆さまも、どうぞご一緒に。

参加いただいた皆さま、健三シェフをはじめお店のスタッフの方、そしてワインをご提供いただきました、モンテ物産、日欧商事、フードライナーの関係者の皆さまに感謝します。ありがとうございました。