『イタリア好き』presenta マンマの料理フェスタ2012赤穂 について

いよいよフェスタが決まりました。

 

『イタリア好き』は創刊以来、イタリアの各州、地方の小さな町や、村を訪ね取材してきました。

そして、その土地の生産者や、暮らす人たちと会い、その土地の生産品や、郷土料理を取材してきました。

なかでも、いつも感心し、感動するのが、マンマたちのつくる料理です。

なにげないパスタがほんとうにおいしかったり、定番の料理がそれぞれの個性によって味が全くちがっていたり、

おいしく、楽しい発見ばかりでした。

そんなマンマをぜひ日本に呼んで、その味を体験してもらいたいと、ずっと考えていました。

今回それが遂に実現します。

 

その開催場所には、参加してくれた人、来日してくれたマンマたちに、僕の思いが伝わる場所を選びたい。

それにふさわしい最高のロケーションはないかと、いろいろと思いを巡らせていました。

『イタリア好き』らしいフェスタにしたいから、地方での開催にもこだわっていたました。

イタリアの地方に負けないくらい、日本の地方もいいところがたくさんあります。

 

最初に地方で開催したフェスタは、長野の飯綱高原でのイベントです。

長野には、マンマは来ませんでしたが、長野の生産者の方に会い、

長野の郷土料理を食べ、長野産の産物でイタリアンバーベキューをやりました。

 

そして今回は、赤穂での開催を決めました。

始めて「さくらぐみ」に行った時、西川さんが言った

「ここは日本のナポリやろ」 その言葉で、

僕はここでイベントがやれたら面白いとすぐに思いました。

まさにそこから見える海の景色は、ナポリを彷彿させ、

海岸線を車で走れば、アマルフィの海岸線を走っているような錯覚を覚えました。

 

そして、なによりも西川さんのイタリアと地元へのこだわりも、今回の開催場所には最適でした。

瀬戸内海の海の幸など、地元食材の素晴らしさ、赤穂浪士のふるさとという、歴史的な面白さと、

そしてもちろん、赤穂・御崎の景観の素晴らしさは、来る人を絶対に満足させられる場所だと確信しました。

 

僕が出会った最高のマンマと、それを日本で迎える、最高の料理人とロケーション。

熱い思いが詰まった企画です。

11月23日、24日は赤穂・御崎のイタリアへぜひお越しください!

 

 

【余談】

現在のイタリア大使館の庭には、大石主税良金ら赤穂浪士10人が切腹した場所があり

そこには、イタリア語と、日本語で書かれた石碑が立っています。

赤穂とイタリア、こんなちょっとした関係もあったのです。

 

イタリア好き委員会 松本