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「イタリア菓子図鑑」でイタリアを旅しよう!


7月14日に私の3冊目の著書「イタリア菓子図鑑」が誠文堂新光社より出版されました。

昨年、企画が通ってから1年、、、。
今年の前半はこの本の執筆に全力を注いだという渾身の1冊です。


現在は「シチリア専門」となっている私ですが、
元々は「イタリア菓子専門」だった私。
この話を頂いた時にはかつてのイタリア菓子への情熱を想い出し、身震いしました。

北から南まで107種類のイタリア菓子。
全てのお菓子にレシピはもちろんのこと、菓子にまつわる歴史や小話も充実。
コラム、そして巻末のミニイタリア菓子情報にも力を入れました。


菓子は州ごとにまとめてご紹介。
地方色が強いイタリア菓子。
材料や作り方からも、地方の特徴を感じることができます。
北から南に読み進めていけば、まるでイタリアを旅ししているような気分になれる1冊です。

バーチ ディ パンテッレリア
昨年は菓子の選定や、本の構成についてしっかりと吟味し、
去年の暮れからレシピ作成、試作、試作、試作、試作、、、の日々。
それと並行して、本文の執筆。

先にも書きましたが、今年の前半は毎日12時間以上、
この本だけに捧げてきました。
6月中旬に校了した時には、本当に脱力というか、、、
燃え尽き感というか、、、とにかく、しつこいようですが、
本当に渾身の1冊なのです(笑)

ありがたいことに現在、italiazuki.comにて販売して頂いております!
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旅する気分で読みたい1冊 イタリア菓子図鑑


現在、残念ながら日本からイタリアに渡航することは難しく(涙)
イタリア好きの皆さんは、きっとイタリア不足症候群になっていることかと。
全240ページ、とっても読み応えがある本なので、
今年の夏はキリッと冷えたワインを飲みながら、
「イタリア菓子図鑑」でイタリア不足を補ってはいかがでしょう?
そしてイタリアへ旅行ができるようになったら、
是非この本を片手に現地でイタリア菓子を頬張って頂けたら
嬉しいです!

3月19日サンジュゼッペの日には巨大シュー!


日本で父の日と言えば6月ですが、イタリアの父の日は3月19日。
何故かって?
それは、3月19日がサン ジュゼッペ(聖ヨセフ)、つまりキリストのお父さんの日だから。

イタリアのカレンダーを見ると、日にち、曜日の横っちょに小さな文字が書いてあります。
よーく見ると、San ●●、San ●●、、、、。
キリスト教では、毎日、その日の聖人が制定されています。
イタリア人は多くの人が聖人の名前から名付けています。


そして街にも守護聖人がいて。
例えば私が住む街トラーパニの守護聖人はSant’Alberto(聖アルベルト)で8月7日。
なので、トラーパニ市は8月7日は祝日扱い。
トラーパニの街には聖アルベルトの像もあります。



3月19日はキリストのお父さん、San Giuseppeの日。
イタリア全土、父の日でもあるのですが、キリスト教への信仰心のあつい人が多いシチリア人にとってはこの日はとても重要な日。
何と言ってもキリストのお父さんの日ですから、、、。
その証拠にシチリアには「Giuseppe(ジュゼッペ)」という名前の人がものすごく多い!
街角で「ジュゼッペ~!」と叫べば、多くのジュゼッペさんが振り返る事でしょう(笑)

そしてこの日に私が住んでいる街、トラーパニで食べるのが一番上の写真のお菓子、Sfinci di San Giuseppe(スフィンチ ディ サンジュゼッペ)。
シュー生地を揚げて、その上にリコッタがたっぷ~りと乗ったこのお菓子、、、とにかくデカい!


元々の揚げた生地がゲンコツのより大きい故、乗っているリコッタの量も半端じゃない。

そして上に乗っているオレンジが甘そう~、、、とお思いかと思いますが。
これが食べてみると意外とペロリと食べれてしまう事ができちゃうのです。
それはきっとリコッタが美味しいから。
シチリアの羊のリコッタと言えば、イタリア人の中でもファンが多く、夏のバカンスシーズンには多くのイタリア人が、

「Buonissimo!!!」(超おいしい~!)

と言いながら、リコッタの入ったお菓子を食べている姿を見かけます。
羊のリコッタは味がしっかりと濃い割には意外と軽い、そんなところが魅力なのかもしれません。

このお菓子を食べれれば、シチリアはもう春♪