イタリア好き通信の読者の皆さま、
すっかりご無沙汰しておりますが、Buon Natale~!!
今日クリスマス(25日)のお昼、我が家は義父と4人、
地元の「トラットリア」でクリスマスのひと時を過ごしました。
イタリアではクリスマスの日は「ノンナやマンマが腕によりをかけてクリスマス料理を作り、親戚一同が集まり家でワイワイガヤガヤと過ごす」そんなイメージがあるかと思いますが、実際にはそれぞれの家庭の事情から、自宅ではなくレストランやトラットリアでクリスマスを過ごす家族も多く、こちらのトラットリアも今日は溢れんばかりのファミリーで賑わっていました。
日本と同じくイタリアでも、クリスマスの日は多くのお店が「クリスマスメニュー」のみをサービスすることが殆ど。今日は12時30分過ぎには全ての家族が揃い、お店のサービスがスタート、クリスマスランチの幕が開けました。では、今日のこちらのクリスマスメニューを一挙公開です♪
先ずはアンティパストから、こちらのトラットリア定番の「Affettati Misti」(ハムの盛り合わせ)
次にプリモからは3品。
アスパラガスのリゾット
ラザニア
そしてこちらが、お店の看板料理で伝統料理の「Tortelliniトルテッリーニ」(小さな詰め物パスタ)。
実は私の暮らす町はマントヴァ県なのですが、すぐお隣がブレーシャ県で、夫も義父も娘もこのブレーシャの郷土料理のトルテッリー二が大好物!義母は他界しているので我が家の場合クリスマスランチは外でいただくことが通例なのですが、それでも「クリスマスにはマンマの料理を味わいたい!」と、この辺りで最高に美味しいトルテッリーニを食べさせてくれるお店を選んだという訳なのです。因みにトルテッリーニの中身は豚ひき肉、生ハム、モルタデッラ、卵、パルメザンチーズなど。こちらのお店のトルテッリー二、本当に一度食べたら必ずリピしたくなる美味しさなんです。
そしてセコンドからは、子ヤギと豚のロースト。
もうこの頃になると流石にお腹が一杯で、ちょっと味見をしただけですが(笑)、お肉がとても柔らかく煮込んであって、こちらもとっても美味しかったです。
Natale con i tuoi, Pasqua con chi vuoi
クリスマスは家族と、パスクア(復活祭)は好きな人達と一緒に
と言う言い回し通り、
家族と一緒に過ごすイタリアのクリスマス。
我が家も小さな小さな家族ではありますが、今年も家族みんなで一緒に過ごせて何よりでした。
今年も残すところあと6日。
どうぞ皆様、良い年末年始をお過ごしくださいませ。
そしてまた来年もどうぞよろしくお願いいたします!
すっかりご無沙汰しておりますが、Buon Natale~!!
今日クリスマス(25日)のお昼、我が家は義父と4人、
地元の「トラットリア」でクリスマスのひと時を過ごしました。
イタリアではクリスマスの日は「ノンナやマンマが腕によりをかけてクリスマス料理を作り、親戚一同が集まり家でワイワイガヤガヤと過ごす」そんなイメージがあるかと思いますが、実際にはそれぞれの家庭の事情から、自宅ではなくレストランやトラットリアでクリスマスを過ごす家族も多く、こちらのトラットリアも今日は溢れんばかりのファミリーで賑わっていました。
日本と同じくイタリアでも、クリスマスの日は多くのお店が「クリスマスメニュー」のみをサービスすることが殆ど。今日は12時30分過ぎには全ての家族が揃い、お店のサービスがスタート、クリスマスランチの幕が開けました。では、今日のこちらのクリスマスメニューを一挙公開です♪
先ずはアンティパストから、こちらのトラットリア定番の「Affettati Misti」(ハムの盛り合わせ)
次にプリモからは3品。
アスパラガスのリゾット
ラザニア
そしてこちらが、お店の看板料理で伝統料理の「Tortelliniトルテッリーニ」(小さな詰め物パスタ)。
実は私の暮らす町はマントヴァ県なのですが、すぐお隣がブレーシャ県で、夫も義父も娘もこのブレーシャの郷土料理のトルテッリー二が大好物!義母は他界しているので我が家の場合クリスマスランチは外でいただくことが通例なのですが、それでも「クリスマスにはマンマの料理を味わいたい!」と、この辺りで最高に美味しいトルテッリーニを食べさせてくれるお店を選んだという訳なのです。因みにトルテッリーニの中身は豚ひき肉、生ハム、モルタデッラ、卵、パルメザンチーズなど。こちらのお店のトルテッリー二、本当に一度食べたら必ずリピしたくなる美味しさなんです。
そしてセコンドからは、子ヤギと豚のロースト。
もうこの頃になると流石にお腹が一杯で、ちょっと味見をしただけですが(笑)、お肉がとても柔らかく煮込んであって、こちらもとっても美味しかったです。
Natale con i tuoi, Pasqua con chi vuoi
クリスマスは家族と、パスクア(復活祭)は好きな人達と一緒に
と言う言い回し通り、
家族と一緒に過ごすイタリアのクリスマス。
我が家も小さな小さな家族ではありますが、今年も家族みんなで一緒に過ごせて何よりでした。
今年も残すところあと6日。
どうぞ皆様、良い年末年始をお過ごしくださいませ。
そしてまた来年もどうぞよろしくお願いいたします!



NOVENTAの畑はミラノの東約80キロにある街ブレーシャの近く、マッダレーナ山の麓の標高500メートルの小高い丘にあり、眼下にはボッティチーノの町を一面に見渡すことができます。
こちらは、NOVENTAのワインの中でも最高級のワインを造る畑「Gobbioゴッビオ」。
さて、NOVENTAワインを知る上でポイントとなるのが「大理石」です。
また町に面した南側を除き、他三方が山に囲まれているためアルプスからの冷たい空気はここで遮断。十分な太陽の光を受け柔らかな風に包まれながらも、冷たい空気は周りの山で遮られるという最高のミクロクリマのお蔭で、ブドウは自ずと成熟し、厚みのあるクオリティーの高いワインが生まれるのです。
そんなユニークかつ恵まれたテロワール(ブドウ育成に必要な気候、土壌、地形などの自然条件)を持っているボッティチーノですが、ロンバルディア州のワインとしては古く1800年代の終わり頃からこの辺りで生産が始まり、1968年にDOCワインに昇格。当時はボッティチーノ人の多くがブドウ栽培を仕事にしていましたが、機械が入っていかれないような急な斜面にブドウ畑があり労働条件としては厳しく、また水はけが良い土壌=少ない収穫量という悲しい現実もあり、貧しいブドウ栽培農家の多くがブドウ作りを断念し大理石採掘の仕事へと移行。1950年代頃には1000ヘクタールあったボッティチーノのブドウ畑は現在では50ヘクタール、生産者の数も実に5軒まで減少してしまいました。
現在NOVENTAでは、畑仕事は「Franciacortaフランチャコルタ」で20年ワイン造りの経験を積んだアレッサンドラの夫クリスチアン(左)が主導で行っているのですが、この1月にNOVENTAワインの評判を密かに聞きつけて畑を訪れた、イタリアで著名な醸造家カルロ・フェリーニ(右)が、彼らのワインのポテンシャルに惹かれサポートしたいと話を持ち掛けてきたのです。
『彼からの提案だから、友達価格でね!』と嬉しそうに話すアレッサンドラ。畑仕事と並行し営業やマーケティングもこなすバイタリティ溢れる女性で「一人でも多くの人に自分たちのワインを飲んでもらいたい!」と夫婦一丸となり日々奮闘中。
実は、私の暮らす町のトラットリアなどではNOVENTAワインを扱っているところも多く、10年ほど前からNOVENTAワインを知っていて大ファンの私。世代交代が間近になり、カルロ・フェリーニの指導の下、彼らのワインがこの先どんな風に成長し、はたまたどんな風に世界に認められるようになっていくのか私もとっても楽しみなんです!

















