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3月25日はフィレンツェの新年&ネプチューン噴水の修復完了

フィレンツェの”新年”は3月25日

Capodanno Fiorentino(フィレンツェの新年)は、1749年に1月1日が公式な新年と定められるまで、3月25日とされていました。1582年にグレゴリオ暦が発効され1月1日が年始と年の初めは1月1日と定められた際も、フィレンツェは3月25日を新年と定め続けていました。



そして2000年以来毎年、フィレンツェの自治体は3月25日をフィレンツェの新年の祝いの日とし、イベントや展覧会、コンサートが市内各地で開催しています。

この日は今では祝日ではなく仕事も学校も休みではなく、今年の3月25日はあいにく平日の月曜でしたが、多くの市民や観光客らに見守られる中、歴史的な衣装に身を包んだcorteo storico della repubblica fiorentina(フィレンツェ共和国の行列)が演奏しながら中心街を練り歩きました。




 

ネプチューンの噴水の修復完了のお披露目会も開催

この日はフィレンツェの新年を祝うとともに、2年の期間を経て修復が完了したFontana del Nettuno(ネプチューンの噴水)のお披露目を兼ねたイベントがシニョリーア広場で開かれました。ネプチューンの噴水はシニョリーア広場にあるバルトロメオ・アッマンナーティによって作られた噴水です。


ヴェッキオ宮殿前で行われたお祝いイベントではフィレンツェのダリオ・ナルデッラ市長とフェラガモの会長フェルッチョ・フェラガモ氏が挨拶をし「Buon Anno!(新年おめでとう)!」と言うと、市民たちから大きな歓声が沸き起こりました。


イベントではクラシック音楽が流れ、ベッキオ宮殿がイルミネーションで彩られる中、アクロバティックショーや俳優がネプチューン像がつくられた経緯を演じながら説明しました。




会場となったシニョリーア広場には広場を埋め尽くすほどの観客が訪れ、みんなでフィレンツェの新年を祝っていました。


さて、日本はもうすぐ新年度が始まりますね。イタリアに住んでいると日本の新年度の感覚が薄れがちになりますが、3月末のフィレンツェ新年のおかげでなんとなく新年度が始まるような気持ちになりました。フィレンツェもすっかり春の陽気で暖かくなり、これからますます多くの観光客で賑わうようになります。

〜イタリアの新色バッグ入荷しました〜

私がフィレンツェで経営しているイタリア製レザーバッグのオンラインショップにイタリア2019春夏の新色が入荷しました。持つだけで気分まで明るくなるような綺麗な色のイタリアレザーのバッグを持って春を迎えてみてはいかがでしょうか。

フィレンツェを旅行されたというお客様から、先日こんなご感想を頂きました。イタリアを旅行された方にもご愛用頂いております。

「以前フィレンツェへ旅行した時に、上質なレザーバッグを購入し、あんな素敵なバッグが日本でも買えたらいいのになぁ…と思っていたところで、たまたまAmicaMakoさんのバッグを見つけました。箱を開けてみてビックリ、上質なレザーのとっても良い香りが広がって、フィレンツェの空気まで詰まっているようでした☆色も日本にはないような素敵な色で、鮮やかなのに大人にぴったりの上品な色でとっても気に入りました。作りもしっかりしているし、デザインも質感もサイズ感もまさに私の欲しかった理想の形で、大満足です!また利用させていただきます☆」
カーフレザーの2WAYバッグ NAUSICA:Brandy】ご購入の神奈川県のお客様より
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居心地が悪〜い夕食会?!トスカーナでジビエづくし

トスカーナでジビエづくし料理

先日、イタリア人の友人たちに誘われてカッチャトーレ(猟師)たちが狩って自らが料理するという「イノシシ他ジビエづくしディナー」に参加してきました。フィレンツェを州都とするトスカーナ州ではイノシシや鹿、子鹿などのジビエ料理はポピュラーで多くのレストランで食べられます。ちなみに日本で浸透している”ジビエ”はフランス語、イタリア語ではselvaggina(セルヴァッジーナ)といいます。ついでにイノシシはcinghiale(チンギアーレ)、鹿はcervo(チェルヴォ)やノロジカはcapriolo(カプリオーロ)です。

ジビエ料理はそんなに得意ではない私は、「ジビエづくしの夕食会は少々厳しいかも・・」と思ったのですが、久しぶりに会う友人たちも参加することから、とりあえず行ってみることにしました。日本の今年の干支は亥ですし、イノシシ料理はなにかご利益があるかもと願いつつ。。。

 

なんとも居心地の悪〜い夕食会?!


場所はフィレンツェから車で1時間ほどの、アレッツォ近くのポンティチーノという街。この日はミラノやローマなど遠方から来る人達もいて総勢50人ほどが集まりました。途中の車中で、今回誘ってくれた友人に「実はそんなにジビエって得意ではないんだよねえ・・。」と打ち明けると、「私もなのよ〜」と友人も料理内容には少々不安な様子。「食べられそうなものを食べようねえ」と言いながら会場に入りました。


しか〜し、建物内に入って驚愕。壁中にイノシシやら鹿の剥製の首、なにかよくわからない動物の頭蓋骨がこれでもかっていうほどたくさん・・。しかも壁中にはカラー写真が多数貼られているのですが、遠目に見ても撃ち殺した動物を手に抱え持ち上げている類の写真ということがわかり・・・。


全ての壁がこうしたもので覆われているので、どの席に座ってもどれかの動物と目があってしまうという・・。「悪趣味すぎる〜〜〜(涙)こんなところでジビエ料理を食べるの〜!?」と入り口で固まってしまいました。隣を見ると、友人も絶句している様子。


生まれて初めて食べる驚きの料理は〇〇の生肉!

鹿の頭の剥製はあまりに巨大なので「それほど現実味がない、偽物っぽい」と自分に言い聞かせながら、鹿の頭を前方に見る席に座りました。既に並んでいるアンティパスト(前菜)は見るからにお肉づくし。


内容は、イノシシのプロシュート各種、イノシシのサラミ各種、イノシシのラグー(ミートソース)のブルスケッタ、イノシシのSoprassata(ソープラッサータ)=頭部分をゼラチンで固めたもの、トマトソースのブルスケッタなど。イノシシのプロシュート&サラミはさすがのハイクオリティ。周りのイタリア人たちも絶賛しておりました。

これらは過去にも食べたことがありましたが、イタリア人もびっくりの一品が紛れ込んでいました。それは、「ノロジカ(バンビ)のタルタル=生肉のタタキ!」上の写真の左上のお肉の山がそれ。

そもそも生肉は苦手な上にバンビの生肉とは・・・。これにはなかなか手をつける勇気が出ず、躊躇していたのですが、周りが「美味しいよ〜。すごくデリケートな味だよ、絶対問題無く食べられるって!」とあまりに勧めてくるので、これで口にしないのも場が白けるしなあ〜と、急にNOの言えない日本人状態になって思い切って口にしました。感想は・・・確かにデリケート。癖がなく味そのものが薄い。美味しくもまずくもないというのが正直なところ。

ただ、ねっとりした口当たりがどうにもいかにも生肉という感じがして、二口でギブアップ。残りは前に座っていた大食いの友人のお皿にこそっと移しておきました。


アンティパストを食べている時に、猟師さん登場。「この人、どのくらいのイノシシを狩ったんだろうか・・」などとそんなことが頭をよぎりましたが、白いいんげん豆を添えたブルスケッタを手渡ししてもらいました。


プリモピアット(一皿目)はイノシシのラグー(ミートソース)のパスタ。イノシシの肉は牛肉より味が濃いというか、甘みがあるというか、どっしりした味わい。濃厚なミートソースです。


セコンドピアット(二皿目、メイン料理)の1つめは鹿肉の煮込み。写真で黒いのはオリーブ、白いのはポテトです。人参や玉ねぎの甘みがしみわたった味わい深い一品なのですが、なにしろこの料理にたどり着くまでに既に生肉を含めた大量のお肉を消費しているわけで、「う〜ん、重そうな料理・・」という印象。とても美味しいけど実際なかなかヘビーな一品でした。


もうお肉はおなかいっぱい!というところへ、さらにもう一品お肉料理が。ノロジカのコトレッタ(フライ)でした。私は小さい一切れだけ頂きましたが、周りのイタリア人たちは何枚もぺろりと食べていました。やっぱりイタリア人は良く食べるなあと見ているだけでさらにお腹がいっぱいに。ヘビーなお肉料理で疲れた胃に優しそうなサラダを食べたら、悲しいかな、オイルがたっぷりからめられたサラダで野菜までヘビーとは・・撃沈。


既にお腹いっぱいになっており、また胃もたれも感じ始めており、デザートには全く期待しておらず、フルーツでも出してくれないかなと思っていたのですが、これまた見た目にヘビーそうなデザートが登場。しかーし!これが超美味しかった!写真左はナッツとチョコレートのケーキ、右はリコッタチーズケーキでしたが、このリコッタチーズケーキが絶品。デザートは別腹とばかりにぺろりと頂いてしまいました。


食事の最後は食後酒。グラッパ(ブドウの蒸留酒)かヴィン・サント(トスカーナの甘いワイン)を選べましたが、消化促進にはグラッパがいいとはわかっていながらヴィン・サントを。もちろん自家製で、とっても美味しく頂きました。

やはり、美食の国イタリア。この国にはまだまだ色んな料理があるものだと感心させられた夕食会でした。さんざんヘビーだの書いてしまいましたが、どの料理も素材を生かした美味しい料理でジビエ料理好きな方にはたまらないディナーだと思いました。

ただ・・・料理の内容はともあれ、壁の動物たちからなんだか責められているような気がしながら食事をするという、罪悪感のあるちょっぴり居心地の悪い夕食会ではありました。この日の夜は大量のお肉の消化ができず胃もたれでなかなか寝付けなかったのですが、これはもしや動物たちの呪いかも・・なんてちょっと思ったり・・・。夕食会の最後にみんなから「来年もまた来ようね〜!」と言われましたが、正直少し懲りたかな。。。

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フィレンツェ、映画監督フランコ・ゼッフィレッリの博物館8

映画監督フランコ・ゼッフィレッリの博物館

映画監督・オペラ演出家フランコ・ゼッフィレッリの博物館、昨年夏OPEN

以前はフィレンツェの裁判所として使われていたil complesso di San Firenze(イル・コンプレッソ・ディ・サン・フィレンツェ)の一階と二階が、昨年7月からイタリアを代表する映画監督・オペラ演出家のフランコ・ゼッフィレッリの博物館に生まれ変わりました。


フランコ・ゼッフィレッリ氏はフィレンツェ出身で95歳。現役の政治家ですが、約70年に渡ってオペラ演出家、映画監督、脚本家として活躍し、数々の賞を受賞。舞台セットや衣装デザインも自ら手がける多彩な才能はショービジネス界にとってかけがえのない存在でした。

<フランコ・ゼッフィレッリの監督作品>
・じゃじゃ馬ならし(エリザベス・テーラー主演)
・ロミオとジュリエット(オリビア・ハッセー主演)
・ジェイン・エア(シャルロット・ゲンズブール主演)
・ムッソリーニとお茶を(シェール主演)など



「フランコ・ゼッフィレッリ財団、舞台芸術国際センター」と名付けられた博物館は、フランコ・ゼッフィレッリが自身の出身地であるフィレンツェに、70年に渡る華麗なキャリアや自身が描いた舞台セット画や手がけた衣装など優れた文化遺産を映画や舞台芸術を愛する人々に公開したいという思いから設立されました。

舞台・映画セットのデザイン画や衣装など300作品以上が展示

博物館は時代順に分けて展示されている構成で、オペラなどの舞台から、映画へと活躍の場が移行していった様子がわかりやすく紹介されています。

●マリア・カラスが着た衣装


博物館のみどころは、300作品以上にのぼる、ゼッフィレッリの描いた舞台や映画セットのデザイン画像、舞台セットの模型、豪華な衣装の数々。なかなか見ることが出来ないザッフィレッリ自ら描いたオペラの舞台セットのスケッチ画像や衣装のスケッチ画像は、絵画として成立する美しさで見る人を魅了します。



●オペラ「トゥーランドット」の舞台セット模型


●オペラ「カルメン」の衣装



場所はシニョリーア広場のすぐ近く。映画好き、オペラ好きな人にとっては外せないフィレンツェ観光スポットとなりそうです。

※フィレンツェに住民票のある人限定ですが、毎月最初の日曜日は無料で入館できます。

Fondazione Zeffirelli ONLUS(ゼッフィレッリ博物館)
住所: Piazza San Firenze 5, Firenze
URL: www.fondazionefrancozeffirelli.com/museo/

〜イタリアの新コレクション〜

私がフィレンツェで経営しているイタリア製レザーバッグのオンラインショップに”BLOOM”(ブルーム)=花咲く、という名前の新コレクションが登場しました。花模様の入った丸いアクセントが目を引くBLOOMコレクションは、高級感があるシボ加工の牛革を使っているので端正でノーブルな印象。
新コレクション”BLOOM”(ブルーム)はこちらから→www.amicamako.com/新作コレクションbloom(ブルーム)誕生/

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トスカーナ伝統菓子「ブドウのスキアッチャータ」1

旬の味、トスカーナ伝統菓子「ブドウのスキアッチャータ」

この時期、フィレンツェのお菓子屋やスーパーの店頭で目にするようになるのが、トスカーナの伝統菓子「Schiacciata con l’uva(スキアッチャータ・コン・ルーヴァ)=ブドウのスキアッチャータ」。収穫時期を迎えているブドウを使ったこのスウィーツは、トスカーナの伝統菓子でトスカーナの人達の大好物です。


ブドウのスキアッチャータの作り方はいつかイタリア好きの「マンマのレシピ」でご紹介できたらいいなと思いますが、このお菓子は日本人にとっては少々驚きのお菓子かもしれません。というのも、食べると「ジャリッ」というような食感がするのです。この「ジャリッ」の正体は「ブドウの種」。日本人なら種無しブドウを使うか、または種を取り出して調理するところですが、トスカーナでは種もそのまま使います。このため、食べる度に小さな種の粒の「ジャリッ」という歯ごたえが。最初は少々驚きますが、食が進むにつれ、この食感がなんともいいアクセントになり、これ無しでは味気ないかも・・と思えてくるほど。


そういえばイタリアには日本人ウケしないお菓子がけっこうあります。もちろん、イタリアにも日本と同じようなふわっとした食感やしっとりした食感のケーキなどもありますが、イタリアには日本人にはあまり好まれないごわごわっ&ぼそっとした舌触りやどっしりした重い食感のお菓子も多いです。例えば、イタリアの定番お菓子のクロスタータ(タルト生地にジャムを載せたお菓子)は、生地がどっしり重くて舌触りがごわっとして、ジャムもボテッとしており日本ではまず人気の出ないであろうお菓子。日本人にとって洋菓子は「ふわっ」「クリーミー」「口溶けなめらか」「しっとり柔らか」といった食感のものが美味しい洋菓子の要素で人気のデザートのタイプですが、イタリア人はこの要素にこだわっていません。


イタリアと日本、食の好みは似ているようで、けっこう違ったりもするのが面白いところ。イタリア旅行をする際は、ブドウのスキアッチャータや、日本では食べられないようなごわっとした舌触り&どっしりした食感のデザートにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

〜秋冬バッグはもうチェックしましたか?〜


秋冬に持ちたい温もりを感じるスウェードレザーを使った新作トートバッグなど、イタリアの今季の新作がたくさん入荷になりました!


イタリア2018-19秋冬・新作バッグの紹介はこちら→www.blog.amicamako.com/イタリア2018-19秋冬・新作バッグのご紹介/

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フィレンツェは芸術の秋真っ盛り

フィレンツェは芸術の秋の到来です。バカンスに出かけていたフィレンツェ市民たちも街に戻ってきて、フィレンツェの街では夜や週末に様々なイベントやコンサートが開かれるようになりました。

コンサートやアートイベントはフィレンツェでは頻繁に「無料」で開かれます。無料といってもアマチュアアーティストではなく、プロのアーティストによる演奏や展覧会が、それこそ毎晩のようにどこかで開かれるのです。日本でもバーなどで無料演奏(といっても、飲食代が発生します)が楽しめたりしますが、フィレンツェでは広場や教会、野外イベント会場といったありとあらゆる場所で行われ、つくづくこの街は芸術がうまく生活に溶け込んでいると感じます。

今年で1000年の誕生日を迎えているサン・ミニアート教会では、誕生1000年を祝う様々なイベントが連日のように開かれています。



サン・ミニアート教会は高台に位置するため素晴らしいフィレンツェのパノラマを楽しめるため普段から観光客がたくさん訪れる人気観光スポット。


先日はライトアップされた教会内でジャズコンサートが開かれました。1000年の歴史を誇る厳かな教会内でジャズコンサートという組み合わせはなんともユニーク。開演1時間以上も前から訪れて席取りをする人までいたほどで、多くの立ち見客が出る超満員の人気コンサートとなりました。サン・ミニアート教会では今後も誕生1000年記念を祝ったコンサートがいくつも開かれる予定です。


98日にはフィレンツェのシンボル、サンタマリアフィオーレ教会の大聖堂で、大聖堂付属博物館創業722年を祝うため、アレッサンドロ・クアルタ氏率いるコンチェルト・ロマーノによる16~18世紀のイタリア&ローマ音楽の無料コンサートが開かれました。普段は夜間入ることの出来ないサンタマリアフィオーレ教会ですが、暗闇に包まれた夜間の教会内も静けさに包まれて趣があり日中とはまた違った雰囲気を味わえます。見事なコーラスやアリアなどが教会の荘厳な大聖堂の雰囲気と相まって、普通のコンサート会場では味わえないひとときに。


この日、同時間帯にアルノ川沿いではトリノ出身のラップ歌手Willie Peyoteのコンサートが開かれていました。野外に大掛かりなセットを設営した規模の大きいコンサートでしたが、なんとこれも無料。普段アペリティーボなどを楽しめるアルノ川岸のスペースは大勢の観客で埋め尽くされ、コンサートは大いに盛り上がっていました。クラシック音楽の帰りにラップ音楽コンサートに出くわすというフィレンツェ。決して大きくない街ですが、コンサートのバラエティの豊かさにはいつも感心させられます。


私自身も先日は無料コンサートでゲスト出演をしてきました。イタリアで最も古い歴史を持つ老舗FMラジオ局のひとつでレギュラーパーソナリティーを務めていますが、その関係で時々こういったイベントにゲスト出演しています。今回はラジオ局の公開イベントとしてフィレンツェの地元ミュージシャンのコンサートをメインとしたイベント。


こういったイベントを開く場合、日本では事前に何度も打ち合わせをしてリハーサルをして・・という段取りになるのが通常ですがイタリアではそんなことはありません。イベント内容にもよりますが、私がイタリアで参加してきたイベントはいつもぶっつけ本番です。今回のイベントも、当日会場で何をするのか初めて聞かされました。私が読む原稿などもその場で渡されるので事前準備などできません。まだ少し生真面目な日本人精神が根っこに残っている私はイベント前のわずかな時間内にブツブツ原稿読みの練習などをしましたが、3人くらいの人に「原稿はイタリア語と日本語とあるけど、イタリア語を読むんだよね?」と確認した上でイタリア語の原稿を練習したにも関わらず、舞台に上がる直前でそのうちの一人から「やっぱり日本語にしよう!そしてそれを〇〇(他のイタリア人出演者)がイタリア語に訳すって感じが面白いんじゃないかな。」と突然の思いつきにより変更。短い事前準備すら無駄になる羽目に。イタリアでは物事のほぼ全てが「improvviso(インプロッヴィーゾ)=即興、不意」なので、もうそんなもんだと思っておくしかありません。今回も「やれやれ、やっぱり・・」とあきれながらも舞台の上で即興で原稿を読みました。いつもこんな感じなのですが、それでもなんとかなってしまうのがイタリア。


フィレンツェは夜でも比較的治安もいいので、もしフィレンツェを訪れる機会があればレストランでの夕食の帰りなどに街を散策がてらあちこちで開かれる無料コンサートやイベントにふらりと参加してみてはいかがでしょうか。特に教会や美術館でのコンサートなどは普通のコンサート会場では味わえない雰囲気を楽しむことが出来ますよ。

 

〜2018-19秋冬コレクションのイタリア製バッグ入荷〜


フィレンツェの街のショーウィンドーも秋冬コレクションが登場しています。定番のキャメルやトープ色はもちろん、今年のトレンドカラー「パープル」もよく見かけます。私がフィレンツェで経営するオンラインショップでもトレンドカラーをはじめ、秋冬に使いやすいボルドーやネイビーも多数入荷しました。日本にいながらイタリアと時差無しでイタリアの最新コレクションをお楽しみください♪

最新コレクションはこちら→ https://www.amicamako.com/

イタリア旅行に持って行きたくなるトラベルグッズ特集はこちら→www.blog.amicamako.com/旅に出かけよう!旅を盛り上げるトラベルグッズ/

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フィレンツェ_バルディーニ庭園の藤の花4_mako_kobayashi

花盛りの花の都フィレンツェ、おすすめ3庭園

花の都フィレンツェが文字通り花盛りの街になり、街は華やかさを増しています。フィレンツェが輝く季節の到来です。フィレンツェでは最も過ごしやすい季節を迎えています。日も長くなり、9時頃まで明るくゆっくり観光を楽しめます。

All photos(最後の一枚を除く): Mako Kobayashi


世界中から観光客が本格的に押し寄せるため街中は混雑し、ウフィッツィ美術館など人気スポットは長蛇の列になりますので事前予約が必須です。今回はフィレンツェ市民にも人気の、この時期には是非訪れてほしい花が美しい庭園を3つご紹介。いずれも町中から徒歩で訪れることができるので観光のついでに立ち寄れます。

 

バルディーニ庭園

バルディーニ庭園では4月下旬〜5月上旬に藤の花のトンネルが見頃を迎えます。整然としている日本の藤の花とは対象的でワイルドに咲き誇るのがイタリアの藤の魅力です。藤の花を抜けた先の広場にフィレンツェ市内を一望できるカフェテラスがあるので観光で疲れた足を休めながらお茶を楽しめますよ。ちなみに藤はイタリア語でglicine(グリチネ)といいます。





Giardino Bardini (バルディーニ庭園)

住所:Costa S. Giorgio, 2, 50125 Firenze FI
開園時間:
11月〜2月      8.15 – 16.30
3月         8.15 – 17.30
4〜5月、9月〜10月  8.15 – 18.30
6月、7月、8月    8.15 – 19.30
入園料:10ユーロ(第一日曜は無料)

 

ローズ庭園

フィレンツェ市民の憩いの場であるローズ庭園。4月下旬〜5月にはバラの花が見頃を迎えますが、その種類なんと350種にも登るそうです。庭園の一角にはフィレンツェと京都市の姉妹都市を記念した日本庭園も。フィレンツェの中心街を一望できる素晴らしいパノラマを背景に咲き誇るバラを楽しめます。イタリア語でバラはrosa(ローザ)です。





Giardino delle rose(ローズ庭園)

住所:Viale Giuseppe Poggi, 2, 50125 Firenze FI
開園時間:時期によって異なる
入園料:無料

 

アイリス庭園

アイリスが見頃を迎える4月25日から5月20日までの一ヶ月だけの期間限定で開園するのがアイリス庭園。オリーブの木々の緑豊かな広大な庭園に多種多様のアイリスの花が咲き誇ります。色とりどりのアイリスからお気に入りを一つ見つけてみてはいかがでしょうか。イタリア語でアイリスはiris(イリス)といいます。





Giardino dell’iris(アイリス庭園)

場所:Viale Michelangiolo, 82, 50125 Firenze FI
開園時間:4月25日〜5月20日毎日開園
月曜〜金曜 10.00 – 13.00 | 15.00 – 19.30
土日    10.00 – 19.30
入園料:無料

 

お出かけしたくなるこの時期、バッグを新調しませんか?


爽やかなこの季節、いつもよりお出かけしたくなりますね。イタリア人たちも太陽が出ると途端に元気になって街や田舎へと繰り出していきます。楽しいお出かけのおともにお気に入りのイタリア製バッグはいかがでしょうか。

 

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フィレンツェで積雪、観光名所が美しい雪景色

東京が気温20度のポカポカ陽気となった3月1日、フィレンツェは数年ぶりの積雪となりました。


先週末からシベリア大寒波が到来したフィレンツェはここ数日は最高気温がマイナス1度となるような極寒となっていましたが、それまで雪は降っていませんでした。ローマで積雪というニュースを見ながら「こんなに寒いのにフィレンツェは今年もまた雪は積もらないのかな」と思っていたところ・・・


びっくり!窓の外は一面雪!銀世界が広がっていました。フィレンツェで積雪を実際に見るのは私は初めてなのでしばらく茫然としてしまったくらいです。

今年のフィレンツェは1月はポカポカ陽気で暖冬でしたが2月に入ってから急激に寒い冬に一転し、2月24日頃からはシベリア大寒波でさらに極寒となっています。そもそもここまで寒いフィレンツェというのも珍しいです。最高気温が0度~マイナス1度、最低気温がマイナス7度にもなりこんな極寒の日が数日間続いたこともここ数年ではありません。

数年前、イタリア全土で雪が降ったことがありましたが、その時もフィレンツェだけは積雪しませんでした。そのくらいフィレンツェの積雪はなかなかありません。私にとっては念願とも言える初めてのフィレンツェの積雪。防寒対策をしっかりして街を回り雪化粧のフィレンツェを撮影してきました。

●ミケランジェロ広場




●サンミニアート教会


●サンニッコロ周辺


●アルノ川沿い



●シニョリーア広場




●ドゥオモ


●ポンテベッキオ




 

「スペルガは・・」フィレンツェ観光には防寒対策&靴対策をしっかり

せっかく珍しくフィレンツェで積雪したので銀世界のフィレンツェをゆっくり堪能したかったのですが、残念なことに朝からみぞれが降り続き、見る見るうちに雪がとけていきました。なにより道路がぐしょぐしょになっていき、坂道はとても滑りやすい状態に。中心市街地の平面部は問題なかったのですが、高台のミケランジェロ広場へ続く坂道&階段は道路が凍っていました。防寒対策ばかりに気を取られて雪の靴対策を忘れてしまい大変なことに。うっかり革製のSUPERGA(スペルガ、イタリアブランドのスニーカー)なんかで出歩いてしまったために、ミケランジェロ広場に続く階段の上り下りではつるっつる滑り、思わず一言「スペルガはすべるが・・」オヤジギャグまで滑ってしまう始末です。身も心も寒い一日となってしまいました。。。

今日3月2日のフィレンツェは雨が降りしきったため、貴重なフィレンツェの雪化粧はすっかり落ちてしまいました。今後は徐々にフィレンツェの気温も上がっていくようですが、まだまだ寒い日が続きますのでこれからフィレンツェへ観光されるという方、防寒対策&靴対策はしっかりご準備されることをお薦めいたします。

 

【イタリア・ファッション業界では春到来】

極寒のフィレンツェですが、イタリアのファッション業界には既に春が到来しました♡私が経営するイタリア製バッグのオンラインショップでもイタリアの2018春夏の新色・新作が入荷しましたので宜しければご覧くださいませ♪

〜2018春夏コレクション入荷、イタリア製バッグをご覧ください〜
AmicaMakoオンラインショップ → https://www.amicamako.com/

ピッティ・ウオモ2018秋冬2

華麗なファッションの祭典ピッティ・ウオモ

“イタリア好き”な方ならもうご存知のイベントかもしれませんが、「ピッティ・ウオモ」というメンズファッションの展示会に出かけてきました。

all photos: mako kobayashi


フィレンツェで毎年1月と6月の2回開催されるこの展示会は世界最大級の規模で、今回で93回目を迎えます。世界中からメーカー、PR、バイヤー、ジャーナリスト、カメラマン、ブロガーたちが訪れますが、今年は36000人が来場しました。


ファッションの展示会ならどこでも開かれていますが、この「ピッティ・ウオモ」はその中でも世界中から注目を集めています。というのも、「ピッティ・ウオモ」には毎回、「どうだ、俺のファッションは!」と言わんばかりの自慢のファッションに身を包んだファッションピープルたちが大勢集まり、会場はファッションの撮影会状態に。そのオシャレな人たちの写真がファッション誌やSNSに掲載されるため、年々知名度が高まっているのです。


日本人の来場者数は、開催国イタリアを除き、ドイツに次いで2番目に多く、バイヤーだけでなくピッティ・ウオモに出展する日本人も多く見かけました。

ピッティ・ウオモの説明はここまでにして、さっそく会場で撮影してきたおしゃれ~なファッションスナップをご紹介。なかなか凡人には真似できないド派手なファッションが多いですが、綺麗な色の組み合わせのオシャレは見ているだけで楽しくなりますよ!









私のブログではまだまだファッション写真を掲載していますので、こちらもあわせてどうぞ♪

「ファッショニスタたちの祭典ピッティ・ウオモ2018年1月(前篇)」

「ファッショニスタたちの祭典ピッティ・ウオモ2018年1月(後篇)」

次回のピッティ・ウオモは今年6月、同じ会場のフィレンツェのフォルテッツァ・バッソで開催されます。

|「週刊新潮」特集記事のチレント現地取材に行ってきました

”イタリア好き”の皆さんなら、今月2週に渡って【週刊新潮】で特集された「長寿世界一のイタリア・チレント地域に学ぶ」の記事をご覧になった方も多いのではないでしょうか。まだ寒さの到来していなかった先月、週刊新潮のデスクと一緒にチレントへ「ご長寿」特集の取材に行ってきました。なぜチレントの人たちは長生きなのか?まだ読んでいらっしゃらない方は是非、週刊新潮(2月1日発行号、2月7日発行号)をご覧くださいませ。


私のブログでも現地取材の裏側についてリポート記事を書きました。チレントの美しい景色や美味しい食べ物、素敵なレストランの写真も多数掲載していますので、週刊新潮とあわせてご覧頂くと楽しめるかと思います。

AmiacMakoイタリアンスタイル「100人に一人が百寿者!チレントはこんなところ。【週刊新潮の取材裏側リポ】」

今回の取材訪問はチレントの人たちにも歓迎され、チレントのニュースにも取り上げてもらいました。
Il Cilento News 24「La longevità del Cilento sbarca in Giappone」


イタリア語に自信のある方は是非読んでみてくださ~い!

革の革命!雨の日でも使えるイタリア生まれの革

世界有数の革生産国イタリア。革バッグをデザインするだけでなく、革そのものまでデザインしています。そのひとつがサフィアーノ・レザー(Saffiano Leather)と呼ばれる革です。この革はお手入れ不要の扱いやすい革で、近年では「革製品はメンテナンスが必要」といった概念も覆されるようになってきました。

|撥水性が高く雨の日でも使え、お手入れ要らずのサフィアーノレザー

サフィアーノ・レザーは独特な細かい筋模様の型押し加工を施した牛革のこと。イタリアの人気高級ブランドPRADA(プラダ)が開発したとされている革です。革にハリがあるので高級感があります。その上品なイメージが人気でプラダ以外の高級ブランドでもこぞって鞄や財布に使用され、今では世界中で見かける人気の革になりました。


この革の魅力は美しさもさることながら、その機能性にあります。撥水性が高いため、これまで革製品にはNGとされてきた雨の日でも使えるようになりました。また丈夫で傷がつきにくくお手入れも不要、革にしては比較的軽いという点も女性には魅力的です。ちょっと汚れてしまった場合でも、女性なら持っているクレンジングクリームを使って汚れを拭き取ることができます。

革製品は使ってみたいけどお手入れが面倒だし、雨の日が使えないのも不便・・そんな革の概念をひっくりかえしてしまったサフィアーノ・レザー。革を使ったアイテムのデザインではなく、革そのものまで新しくデザインしてしまうイタリア。さすがファッションの国と言われるだけありますね。


サフィアーノレザーは男女ともに使える革です。きちんとした印象のある上品な革なのでビジネスバッグにも最適でよく使用されています。ナイロン製バッグのように軽く&お手入れ不要、本革ならではの高級感はナイロン製に勝ります。

《サフィアーノレザーのバッグを見る》

|2018年は新しいバッグとともにスタート!

新しい年を迎えるに際し、新しいバッグを新調すると気持ちも新たになりますよね。お気に入りの新しいバッグで素晴らしい2018年をスタートさせてみませんか?

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なぜイタリアの革製品がいいのか?

フィレンツェを訪れたことがある人なら、フィレンツェの街中に革製品が溢れていることに気づいたかと思います。

イタリア本革ボストンバッグAmicaMako
いたるところに革製のバッグや財布、靴のお店が軒を連ねており、「イタリアを訪れた記念にひとつ・・」とお気に入りの革製品を購入した経験がある方も多いのではないでしょうか。私も最初のイタリア旅行では革ジャケットと革靴を買ったものです。

フィレンツェの年末年始の街中AmicaMako
 

|高級ブランドの革アイテムはイタリアン・レザーが多い

有名高級ブランドの革バッグや革財布、革靴の生産国を確認すると、多くの革製品がMade In Italyです。トスカーナ州にはイタリアをはじめ、フランスやアメリカなど世界中の高級ブランドの革製アイテムを下請けで製造している工房や工場が沢山あります。イタリアブランドではない高級ブランドも革製品は実はトスカーナで作られているということも。なぜ高級ブランドの革アイテムはイタリアで製造されていることが多いかご存知ですか?

AmicaMako高級ブランドの革アイテムはイタリア製が多いーAmicaMako
 

|トスカーナ州は何世紀にも渡って革産業が盛んな地域

それはトスカーナ州の歴史に理由があります。トスカーナ州は何世紀も昔から革産業が盛んな地域で、現在でも皮をなめすタンナーが数千社もあり、職人たちが誇りを持ってイタリア・レザーを製造しているからです。特にベジタブルタンニンレザーと呼ばれる植物タンニンでなめした革は、トスカーナ州では1200年頃から生産されてきた伝統革で現在にいたるまで革職人たちが昔ながらの手法・技術を受け継ぎ革の生産を行ってきました。革の生産技術は世界の中でもトップクラスで、イタリアン・レザーは世界最高品質の高級革とも言われています。

イタリア製本革刻印AmicaMako
 

|日本のタンナーでは出せない発色も魅力

イタリア製の革の色の美しさに驚かされる方も少なくないかと思いますが、そもそも日本とイタリアでは使える染料が異なるためイタリアン・レザーでしか出せない色もあります。

イタリア製レザーAmicaMako
バッグや靴などは無難な黒か茶系を選びがちですが、イタリアン・レザーを購入するときは思い切った鮮やかな色を選ぶこともお勧めです。実際に街行くイタリア人女性たちは色の美しいブルーやレッドのバッグを愛用しているのをよく見かけます。

特に冬の間は全体に暗いトーンのファッションになりがちなので、美しい色の革バッグや革靴、革の手袋を合わせるとファッションのワインポイントになり華やかになりますよ。

イタリア製本革トートバッグAmicaMako
少し宣伝になってしまいますが、私がフィレンツェで経営しているイタリア製本革バッグのオンラインショップではイタリア製の本革&イタリアで生産の100%イタリア製にこだわった本革バッグをご紹介しています。

観光旅行では時間が無くてお買い物できなかった」という方、また「日本にいながらイタリアでショッピング気分を味わいたい」という方、そんな方にショップを覗いて頂けたら嬉しいです。イタリアでも同時にご紹介している商品ばかりですので時差無しでイタリア製バッグをお手にして頂けます。

イタリア製トスカーナレザー旅行ボストンバッグ、リュックAmicaMako-700
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イタリア好き読者の皆様に、私のオンラインショップで使える500円割引クーポン券をプレゼント!

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※ご利用方法はお買い物時にカート内のクーポン欄に上記のクーポンコードをご入力して頂くだけです。他クーポンとの併用はできません。お一人様一度限り有効です。

 

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日本ではなかなか見ないようなデザインのバッグも沢山紹介していますのでプレゼントとしてもお勧めです。

新しい一年を新しいバッグでスタートさせると気持ちも新たに!2018年のバッグをイタリアから取り寄せてはいかがでしょうか?

イタリア製本革バッグのギフトAmicaMako

フィレンツェからMade in Italyの魅力を発信

「イタリア好き」の読者の皆さん、こんにちは。
フィレンツェ在住のライター&オンラインショップ・オーナーの小林と申します。

フィレンツェのドゥオモ
撮影:小林真子

「イタリア好き」では、これまでにwebサイトの「マンマのレシピ(トスカーナ州)」、本誌の「イタリア好き通信」を担当しましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。

元テレビ局報道記者の経験を生かしてイタリア関連記事のライターをしている他、イタリアの労働ビザを取得してフィレンツェで起業、イタリア製アイテムのオンラインショップ「アミーカ・マコ」を立ち上げて経営しています。

このコラムでは、イタリア現地情報や皆さまにお勧めしたいMade in Italyの魅力的なアイテムのご紹介などをお伝えする予定ですので、どうぞお楽しみに。