シチリアでリンゴ?
猛暑も立ち去り、過ごしやすい日々が続くシチリアです。
さて、今の時期のシチリアの旬!と言えば……
「りんご」
え~! シチリアでリンゴ! とお思いかと思いますが、
9月中旬~下旬にかけて、超短い旬を迎えるシチリアのリンゴ。
私もシチリアに住み始めた2005年の今の季節。
田舎道で農家さんが拡声器を使って
「リンゴ~、リンゴ~、地元のリンゴだよ~」
と移動販売をしていて、シチリアでリンゴ!?とびっくりしました。
シチリアのリンゴは小ぶりでシャキシャキ。
さっぱりした甘さが心地よく。
そのほか、今の時期の超短い旬の食材を集めてみました。
アッザローラと呼ばれるリンゴのような小さな果物。
イタリア各地や外国からリンゴや洋梨などが流通し始めると同時に、
段々姿が消えてしまったというこの果物。
農民市場でおっちゃんが時折売っているくらいで、
ほぼ見かける事がありません。
これはちっちゃな洋梨。
旬は8月下旬~9月上旬にかけて。
一気に実が熟すため、もう急いで収穫しないと!
このちっちゃな洋梨、家の畑に木を持っている人は多いのですが、
これも農民市場で時折見かけるくらい。
夏は、メロン、スイカ、ブドウ……と旬の大物が多く。
そしてこの3つは全部甘くてジューシーで暑い夏の水分補給にピッタリ!
なので、この洋梨はほぼ市場にも並ばないのでしょうね……。
これはかの有名なデザートワイン
「パッシート・ディ・パンテッレリア」
を作るためのブドウ、ジビッボ種。
日本では「アレクサンダー」という名で流通しています。
このブドウ、本名は
「モスカート・ディ・アレッサンドリア」
つまり、アレッサンドリア(エジプトの地名)で生まれたマスカット。
日本では1㎏5000円くらいで流通している高級ブドウですが、
トラーパニの農民市場では1kg2ユーロほど。
このブドウ、甘くて、芳醇な香りで本当に美味しい!
農家の方々はブドウはワイン用に育てているため、これも旬は短く。
9月上旬に出てきた!と思ったら2~3週間でいなくなり、、、。
来年まで食べる事はできないので、その間に1年分食べます(笑)
しかし、シチリアは本当に豊かな土地だな~、といつも思います。
霜が降らないトラーパニは1年中、作付け可能。
野菜も果物も1年中、何かしら「旬」があります。
あと2週間もするとオリーブオイルの季節を迎えるシチリア。
旬が目白押し!
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9月中旬~下旬にかけて、超短い旬を迎えるシチリアのリンゴ。
私もシチリアに住み始めた2005年の今の季節。
田舎道で農家さんが拡声器を使って
「リンゴ~、リンゴ~、地元のリンゴだよ~」
と移動販売をしていて、シチリアでリンゴ!?とびっくりしました。
シチリアのリンゴは小ぶりでシャキシャキ。
さっぱりした甘さが心地よく。
そのほか、今の時期の超短い旬の食材を集めてみました。
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イタリア各地や外国からリンゴや洋梨などが流通し始めると同時に、
段々姿が消えてしまったというこの果物。
農民市場でおっちゃんが時折売っているくらいで、
ほぼ見かける事がありません。
これはちっちゃな洋梨。
旬は8月下旬~9月上旬にかけて。
一気に実が熟すため、もう急いで収穫しないと!
このちっちゃな洋梨、家の畑に木を持っている人は多いのですが、
これも農民市場で時折見かけるくらい。
夏は、メロン、スイカ、ブドウ……と旬の大物が多く。
そしてこの3つは全部甘くてジューシーで暑い夏の水分補給にピッタリ!
なので、この洋梨はほぼ市場にも並ばないのでしょうね……。
これはかの有名なデザートワイン
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を作るためのブドウ、ジビッボ種。
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このブドウ、本名は
「モスカート・ディ・アレッサンドリア」
つまり、アレッサンドリア(エジプトの地名)で生まれたマスカット。
日本では1㎏5000円くらいで流通している高級ブドウですが、
トラーパニの農民市場では1kg2ユーロほど。
このブドウ、甘くて、芳醇な香りで本当に美味しい!
農家の方々はブドウはワイン用に育てているため、これも旬は短く。
9月上旬に出てきた!と思ったら2~3週間でいなくなり、、、。
来年まで食べる事はできないので、その間に1年分食べます(笑)
しかし、シチリアは本当に豊かな土地だな~、といつも思います。
霜が降らないトラーパニは1年中、作付け可能。
野菜も果物も1年中、何かしら「旬」があります。
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