起源はシルクロードのキャラバン隊によるバザール。コセンツァ市の春のお祭り・フィエラ ディ サンジュゼッペ
コセンツァ市に古くから伝わる春のお祭り・フィエラ ディ サンジュゼッペ(Fiera di san Giuseppe)。記録に残るだけでも700年以上の歴史を誇る、コセンツァ市最古かつ現存する唯一の季節を祝う祭りです。
何百年も前からシルクロードを経て到達したキャラバン隊が持ち込む荷物、つまり東側の陶器・織物・食品などを取引していた市場をフェデリコⅡ(フリードリヒ2世)が整備したのが1241年。春を祝う土着のお祭りと、キャラバン隊到着によるお祭り騒ぎを合わせて1つのフィエラとしたのではないか、と言われています。
現在でもキャラバン隊が開いていた市場の名残が強く、食器・家具・絨毯などを取り扱う店が多い、ちょっと変わったフィエラになります。特にキッチン用品は激安。メーカー物でさえも「なんでこの値段?」っていう激安価格でたたき売り。
見ているだけでも楽しい食器などの「伝統的な」出店に加え、ストリートフード、季節の野菜、植木屋さんも多く並びます。食いしん坊が多いカラブリアなので、一番充実しているのはストリートフード。イタリア各州からやって来る屋台も深夜まで大賑わいです。
3月も中旬になれば本格的な春のカラブリア州。お祭り期間中に家を飾る花を探す人も多く、「今度のフィエラであれを買おう!」と思っていたコセンツァ市と界隈の町からのとてつもない人出で賑わう数日間となります。ちなみに期間中、公立校は休校です(笑。
あまりにも日常的な物過ぎて、逆に普段はなかなか見ることのできないカラブリア州の伝統的な陶器や道具を扱うお店もたくさん出ます。
暖炉で豆を煮込む際に使う壺、塩やラードを使う保存食つくりに欠かせない容器などを扱う出店がこれだけ並ぶのはカラブリアでも唯一このお祭りだけ。
古い道具などは修理できる人も減っているので、お祭り期間中に売り子さんに自分の道具のお手入れをお願いすることも。
移動遊園地もやってきて、街中がうきうきとした気分で春を迎える節目のお祭り・フィエラ ディ サンジュゼッペ。今年もいよいよ始まります。
フィエラ ディ サンジュゼッペ(コセンツァ)2019
陶器類と植木のお店:3月10日~19日
その他のお店:3月15日~19日
何百年も前からシルクロードを経て到達したキャラバン隊が持ち込む荷物、つまり東側の陶器・織物・食品などを取引していた市場をフェデリコⅡ(フリードリヒ2世)が整備したのが1241年。春を祝う土着のお祭りと、キャラバン隊到着によるお祭り騒ぎを合わせて1つのフィエラとしたのではないか、と言われています。
現在でもキャラバン隊が開いていた市場の名残が強く、食器・家具・絨毯などを取り扱う店が多い、ちょっと変わったフィエラになります。特にキッチン用品は激安。メーカー物でさえも「なんでこの値段?」っていう激安価格でたたき売り。
見ているだけでも楽しい食器などの「伝統的な」出店に加え、ストリートフード、季節の野菜、植木屋さんも多く並びます。食いしん坊が多いカラブリアなので、一番充実しているのはストリートフード。イタリア各州からやって来る屋台も深夜まで大賑わいです。
3月も中旬になれば本格的な春のカラブリア州。お祭り期間中に家を飾る花を探す人も多く、「今度のフィエラであれを買おう!」と思っていたコセンツァ市と界隈の町からのとてつもない人出で賑わう数日間となります。ちなみに期間中、公立校は休校です(笑。
あまりにも日常的な物過ぎて、逆に普段はなかなか見ることのできないカラブリア州の伝統的な陶器や道具を扱うお店もたくさん出ます。
暖炉で豆を煮込む際に使う壺、塩やラードを使う保存食つくりに欠かせない容器などを扱う出店がこれだけ並ぶのはカラブリアでも唯一このお祭りだけ。
古い道具などは修理できる人も減っているので、お祭り期間中に売り子さんに自分の道具のお手入れをお願いすることも。
移動遊園地もやってきて、街中がうきうきとした気分で春を迎える節目のお祭り・フィエラ ディ サンジュゼッペ。今年もいよいよ始まります。
フィエラ ディ サンジュゼッペ(コセンツァ)2019
陶器類と植木のお店:3月10日~19日
その他のお店:3月15日~19日