おやじは牛を従えて、山小屋に帰ってきた。
牛は各々自分の牛舎へちゃんと入る。
![SDIM7320](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/SDIM7320-300x200.jpg)
雪解けした6月頃から、マルガリは牛を引き連れて山の生活に移る。
(マルガリは酪農を生業とする先住民族)
標高1200〜1500m付近で牛を放牧し、芽生えたばかりの新鮮な草を食べる。
冬が明けて、解放され、のびのびとストレスもなく、
牛にとっての最高のごちそうを口にする。
そして、新鮮な草を食べたミルクは今度は僕らにとってのごちそうとなる。
そのミルクで作るトーマ(ピエモンテ州のDOPチーズ)は一年でいちばんおいしい。
それをポレンタコンチャとして食べる
![P1000557](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/P1000557-300x225.jpg)
すでに小さな山小屋には、ポレンタの匂いが充満している。
しばらくすると、例のマルガリ特製、脱脂乳のトーマを入れ始める。
とろけるトーマにもう、心は踊る。
食事が始まり、前菜が終わる頃には、
小屋は焦がしバターのいい匂いに包まれる。
たまらない。
![IMG_5391](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/IMG_5391-225x300.jpg)
鍋を火から下し、焦がしバターを丁寧に入れてかき混ぜ、
一番いい状態で、マルガリのマンマがサービスしてくれる。
写真撮影やおしゃべりはするなと言わんばかりに、
熱いうちに早く食べろと急かされる。
![IMG_5395](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/IMG_5395-225x300.jpg)
マルガリ家族やクラウディオ兄貴は、あっという間に平らげ、
2杯目をおかわりしている。
冷めてチーズが固まると、せっかくのごちそうも台無しだ。
時折、トーマの固まりがあり、それを噛むと、
口の中に広がる味と香りで、嬉しくなる。
![IMG_5396](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/IMG_5396-225x300.jpg)
夏、1200mの山小屋で、旬のチーズを食べる。
マルガリのもてなしをうける。
最高のごちそうを味わった。![P1000588](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/P1000588-300x225.jpg)
牛は各々自分の牛舎へちゃんと入る。
![SDIM7320](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/SDIM7320-300x200.jpg)
雪解けした6月頃から、マルガリは牛を引き連れて山の生活に移る。
(マルガリは酪農を生業とする先住民族)
標高1200〜1500m付近で牛を放牧し、芽生えたばかりの新鮮な草を食べる。
冬が明けて、解放され、のびのびとストレスもなく、
牛にとっての最高のごちそうを口にする。
そして、新鮮な草を食べたミルクは今度は僕らにとってのごちそうとなる。
そのミルクで作るトーマ(ピエモンテ州のDOPチーズ)は一年でいちばんおいしい。
それをポレンタコンチャとして食べる
![P1000557](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/P1000557-300x225.jpg)
すでに小さな山小屋には、ポレンタの匂いが充満している。
しばらくすると、例のマルガリ特製、脱脂乳のトーマを入れ始める。
とろけるトーマにもう、心は踊る。
食事が始まり、前菜が終わる頃には、
小屋は焦がしバターのいい匂いに包まれる。
たまらない。
![IMG_5391](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/IMG_5391-225x300.jpg)
鍋を火から下し、焦がしバターを丁寧に入れてかき混ぜ、
一番いい状態で、マルガリのマンマがサービスしてくれる。
写真撮影やおしゃべりはするなと言わんばかりに、
熱いうちに早く食べろと急かされる。
![IMG_5395](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/IMG_5395-225x300.jpg)
マルガリ家族やクラウディオ兄貴は、あっという間に平らげ、
2杯目をおかわりしている。
冷めてチーズが固まると、せっかくのごちそうも台無しだ。
時折、トーマの固まりがあり、それを噛むと、
口の中に広がる味と香りで、嬉しくなる。
![IMG_5396](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/IMG_5396-225x300.jpg)
夏、1200mの山小屋で、旬のチーズを食べる。
マルガリのもてなしをうける。
最高のごちそうを味わった。
![P1000588](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2012/08/P1000588-300x225.jpg)