朝から強い雨。しかも寒い。
気分が乗らない。
温泉にでも入って、ゆっくり過ごしたいところだが、
そういうわけにもいかずに、大雨の中、出発。
この日の取材訪問先は、有名なリクリッツァのアマレッリ社、
Acri村の美術館、カンティーナのセッラカバッロ、
GuardiaPiemontese村を訪ね、夜はエリオのお姉さんの家で食事会というスケジュール。
移動距離もさることながら、また山道の移動も多いうえに、
ひとつひとつが濃い内容でヘビーな一日。
特に、何かの説明になるとイタリア人は話が長い。
とても丁寧に解説してくれるのだけど、そこまではということも少なくない。
でも、遅れて到着してしまうと、やはり待たせている以上、
そう簡単に切り上げるわけにもいかない。
最初のアマレッリ社のリクリッツアのミュージアム、
工場見学の出発からして遅かったうえ、
次が美術館という、そう簡単には終わらないスケジュールが続く。
13:30にカンティーナに到着して、テイスティングをしながらのお昼の予定だったはずが、
結果的に到着が15時過ぎ。
大雨での道路状況などいくつかの要因はあるにせよ、待つほうも大変である。
そして最後に一番苦しい思いをするのは我々でもある。
食事や食材の取材が多いので、そこでは当然のことで取材先もきちんと用意をしている。
この日のカンティーナも試飲と簡単な食事と考えていたら、
ひとつひとつのワインに、きちんとしたポーションンでサービスされる。
それがこのオーナーが考えるプレゼンテーションの方法であった。
ワインは土着品種を使い、そしてそれに合わせたこの地区ならではの料理を提供してくれる。
デザートまでの5品。当然どれもワインとの相性がいい美味しい料理。
当然満腹、というより食べ過ぎ。
押し過ぎている予定は、さらに押す。
次のGuardiaPiemontese村に到着したのは、
予定時刻よりも2時間も過ぎていた。
子供たちは伝統的な民族衣装を着て3時間も待たされていた。
本当に申し訳ないことをした。
このGuardiaPiemonteseという村は、13世紀にピエモンテからカラブリアへ
経済的な理由と争いを避けるために逃れてきた、オクシタン語を使うプトテスタントの人たちのコミュニティ。
そしてここでも昔からの伝統的なお菓子をいくつも用意してあった。
うううう、でも話の流れ上は食べないわけにはいかない。
感想も求められる。
素朴でおいしいんだけど…
そして、ここからが勝負。
夕食の時間までがそんなにないのと、お肉やパスタはそう簡単には消化されない。
が、折角のご招待なので行かないわけにはいかない。
お姉さんの家に着くと、ここでも地方料理の家庭料理がずらっと並ぶ。
唐辛子、パプリカ、チコリなどを使った野菜料理も豊富。
パスタはお肉を煮込んだソースにからめ、お肉料理は一品として出される。
でも、不思議と食べ始めると食べられる。
そして、自家製ワインも進めば、話も弾む。
カンツォーネのレクチャーも受けて、大いに盛り上がり、
デザートワインまで飲んで、いいテンションで夜更けまで。
こうやってこの日も満腹のまま、寝床へ着くことになる。
気分が乗らない。
温泉にでも入って、ゆっくり過ごしたいところだが、
そういうわけにもいかずに、大雨の中、出発。
この日の取材訪問先は、有名なリクリッツァのアマレッリ社、
Acri村の美術館、カンティーナのセッラカバッロ、
GuardiaPiemontese村を訪ね、夜はエリオのお姉さんの家で食事会というスケジュール。
移動距離もさることながら、また山道の移動も多いうえに、
ひとつひとつが濃い内容でヘビーな一日。
特に、何かの説明になるとイタリア人は話が長い。
とても丁寧に解説してくれるのだけど、そこまではということも少なくない。
でも、遅れて到着してしまうと、やはり待たせている以上、
そう簡単に切り上げるわけにもいかない。
最初のアマレッリ社のリクリッツアのミュージアム、
工場見学の出発からして遅かったうえ、
次が美術館という、そう簡単には終わらないスケジュールが続く。
13:30にカンティーナに到着して、テイスティングをしながらのお昼の予定だったはずが、
結果的に到着が15時過ぎ。
大雨での道路状況などいくつかの要因はあるにせよ、待つほうも大変である。
そして最後に一番苦しい思いをするのは我々でもある。
食事や食材の取材が多いので、そこでは当然のことで取材先もきちんと用意をしている。
この日のカンティーナも試飲と簡単な食事と考えていたら、
ひとつひとつのワインに、きちんとしたポーションンでサービスされる。
それがこのオーナーが考えるプレゼンテーションの方法であった。
ワインは土着品種を使い、そしてそれに合わせたこの地区ならではの料理を提供してくれる。
デザートまでの5品。当然どれもワインとの相性がいい美味しい料理。
当然満腹、というより食べ過ぎ。
押し過ぎている予定は、さらに押す。
次のGuardiaPiemontese村に到着したのは、
予定時刻よりも2時間も過ぎていた。
子供たちは伝統的な民族衣装を着て3時間も待たされていた。
本当に申し訳ないことをした。
このGuardiaPiemonteseという村は、13世紀にピエモンテからカラブリアへ
経済的な理由と争いを避けるために逃れてきた、オクシタン語を使うプトテスタントの人たちのコミュニティ。
そしてここでも昔からの伝統的なお菓子をいくつも用意してあった。
うううう、でも話の流れ上は食べないわけにはいかない。
感想も求められる。
素朴でおいしいんだけど…
そして、ここからが勝負。
夕食の時間までがそんなにないのと、お肉やパスタはそう簡単には消化されない。
が、折角のご招待なので行かないわけにはいかない。
お姉さんの家に着くと、ここでも地方料理の家庭料理がずらっと並ぶ。
唐辛子、パプリカ、チコリなどを使った野菜料理も豊富。
パスタはお肉を煮込んだソースにからめ、お肉料理は一品として出される。
でも、不思議と食べ始めると食べられる。
そして、自家製ワインも進めば、話も弾む。
カンツォーネのレクチャーも受けて、大いに盛り上がり、
デザートワインまで飲んで、いいテンションで夜更けまで。
こうやってこの日も満腹のまま、寝床へ着くことになる。