出発前は微妙な空模様で、途中の山道は雪が多く残るところもあったが、
目的地に着くと、雲は多いものの、きれいに山並みが見える気持のよい日になった。
シーラ山の麓で酪農と、その生産物を提供するレストラン経営する兄弟を訪ねた。
![SDIM2780](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2780-300x200.jpg)
チーズは『イタリア好き』では欠かせないネタのひとつ。
フォトグラフォ萬田はいつも牛のふんを踏む。
ここもまた牛や羊の育て方からこだわったところ。
自分のところで使う分だけを搾乳して、毎日新鮮なチーズを作る。
彼は元々ミラノの銀行でシステムの仕事をしていた。
その後家業に戻り、現在の仕事を続けている。
![SDIM2771](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2771-300x200.jpg)
従前の仕事の経験が酪農に活かされ、新しいチャレンジも始めている。
そしてなんと言っても試食はできたてのチーズ。
この日はカチョカバッロのチーズをもとに作ってくれた“引き裂かれた布”という意味のストラッチャータ(Sarazz(cc)ata)
これ系のフレッシュなチーズはなかなか日本では味わえない。
いくらでも食べられる。
![SDIM2817](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2817-300x200.jpg)
![SDIM2824](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2824-300x200.jpg)
他にもトーマ(Toma)※北のピエモンテの方でも食べられるのもとは違うようだ は、
![SDIM2799](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2799-300x200.jpg)
ウンカータ(Juncata)になる前のチーズ。味も食感も豆腐のようだ。
この後はお昼だというのに、チーズとワインでお腹が膨らむ。
またこの付近はジャガイモも産地だ。
![SDIM2832](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2832-300x200.jpg)
こちらに来てから、何度もジャガイモを食べているが、
味がしっかりあってほんとに美味しい。品種も20種類以上。
お肉料理や、葉物の野菜とも良く合わせて出てくる。もちろん単品でも。
そして、お昼に食べたジャガイモとマッシュルームのスープ。
![SDIM2902](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2902-300x200.jpg)
甘いジャガイモとマッシュルームの香りが合わさってこれが最高においしい。
このお店は、やはりこの地方の産物を活かして伝統を重んじながらも、
革新的な面も持ち合わせる。
アペリティーボはカンティーナでワインを選びながら楽しむ。
田舎の避暑地にありながら、遠くからグルマンがやってくる人気店。
夏の観光シーズンはいつも予約でいっぱいだという。
この日、本当は取材するはずだったシェフが体調を崩し、
急きょその代役となったのは19歳の息子。
![SDIM2923](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2923-300x200.jpg)
取材対象としては実は少し心もとない、まだまだ修行の身。
セカンドシェフのアドバイスも受けながら、味を調えていく。
でも彼の心意気は素晴らしい。
インタヴューを聴いていても前のめりな感じが逆に気持ちがいい。
未来のシェフに期待したい。
目的地に着くと、雲は多いものの、きれいに山並みが見える気持のよい日になった。
シーラ山の麓で酪農と、その生産物を提供するレストラン経営する兄弟を訪ねた。
![SDIM2780](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2780-300x200.jpg)
チーズは『イタリア好き』では欠かせないネタのひとつ。
フォトグラフォ萬田はいつも牛のふんを踏む。
ここもまた牛や羊の育て方からこだわったところ。
自分のところで使う分だけを搾乳して、毎日新鮮なチーズを作る。
彼は元々ミラノの銀行でシステムの仕事をしていた。
その後家業に戻り、現在の仕事を続けている。
![SDIM2771](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2771-300x200.jpg)
従前の仕事の経験が酪農に活かされ、新しいチャレンジも始めている。
そしてなんと言っても試食はできたてのチーズ。
この日はカチョカバッロのチーズをもとに作ってくれた“引き裂かれた布”という意味のストラッチャータ(Sarazz(cc)ata)
これ系のフレッシュなチーズはなかなか日本では味わえない。
いくらでも食べられる。
![SDIM2817](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2817-300x200.jpg)
![SDIM2824](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2824-300x200.jpg)
他にもトーマ(Toma)※北のピエモンテの方でも食べられるのもとは違うようだ は、
![SDIM2799](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2799-300x200.jpg)
ウンカータ(Juncata)になる前のチーズ。味も食感も豆腐のようだ。
この後はお昼だというのに、チーズとワインでお腹が膨らむ。
またこの付近はジャガイモも産地だ。
![SDIM2832](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2832-300x200.jpg)
こちらに来てから、何度もジャガイモを食べているが、
味がしっかりあってほんとに美味しい。品種も20種類以上。
お肉料理や、葉物の野菜とも良く合わせて出てくる。もちろん単品でも。
そして、お昼に食べたジャガイモとマッシュルームのスープ。
![SDIM2902](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2902-300x200.jpg)
甘いジャガイモとマッシュルームの香りが合わさってこれが最高においしい。
このお店は、やはりこの地方の産物を活かして伝統を重んじながらも、
革新的な面も持ち合わせる。
アペリティーボはカンティーナでワインを選びながら楽しむ。
田舎の避暑地にありながら、遠くからグルマンがやってくる人気店。
夏の観光シーズンはいつも予約でいっぱいだという。
この日、本当は取材するはずだったシェフが体調を崩し、
急きょその代役となったのは19歳の息子。
![SDIM2923](https://italiazuki.com/izk/wp-content/uploads/2011/03/SDIM2923-300x200.jpg)
取材対象としては実は少し心もとない、まだまだ修行の身。
セカンドシェフのアドバイスも受けながら、味を調えていく。
でも彼の心意気は素晴らしい。
インタヴューを聴いていても前のめりな感じが逆に気持ちがいい。
未来のシェフに期待したい。