【vol.61マンマのレシピ】クレッシャ・ディ・パスクアのカルチョーフィのパニーニ

クレッシャってどんなパン?

マルケ州北部では復活祭の時期になると卵とチーズがたっぷりのこのパンが出回る。
それにオイル漬けしたカルチョーフィとツナ、ゆで卵をサンドイッチにし、復活祭の朝食として食べる。


Crescia di Pasqua farcita con carciofi e uovo sode
クレッシャ・ディ・パスクアとカルチョーフィと卵のパニーニ

クレッシャ・ディ・パスクア
(材料)
小麦粉 500g
卵 4 個
牛乳 125cc
エクストラ・ヴァージン・オリーヴオイル 50cc
ラード 50g
パルミジャーノ・レッジャーノ(すりおろしておく) 125g
ペコリーノ・ロマーノ 100g
ビール酵母 20g
塩 10g
コショウ 2g
砂糖 小さじ1

<作り方>
1 ボウルにビール酵母を砕き入れ、砂糖と温めた牛乳を加え、混ぜて材料を溶かす。
2 1に小麦粉、パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・ロマーノを混ぜ合わせる。
3 卵、エキストラ・ヴァージンオリーヴオイル、コショウを加え、捏ねて、一まとまりになったら、塩と細かく切った軟らかいラードを加え、混ぜ合わせて15分ほど捏ねる。
4 耳たぶくらいの硬さになったら、生地を軽く小麦粉をふった台に移し、ボール状にする。
5 4をボウルに入れてラップで覆い、室温で発酵させる。
6 生地が倍くらい膨らんだら、ボードにあけて、手で押しつぶして長方形にし、財布のように三つ折りにする。これを2回繰り返す。
7 6を捏ねて再びボール状にし、縁の高い型(紙製のパネトーネ型、またはバターと小麦粉を塗ったアルミ製の型)に入れて、ラップで覆い、もう一度発酵させる。オーブンを180℃の温めておく。
8 地が型の縁までほぼ達したら、180℃に温めだオーブンで50〜60分間焼く。焦げ過ぎを防ぐために途中で上部を覆う。
9 焼き上がったら網などの上でしっかり冷ましておく。
*直径15cmくらいで深さのあるオーブン用型を用意する。

カルチョーフィと卵のパニーニ
カルチョーフィのオイル漬け
(材料:4人分)
クレッシャ・ディ・パスクア スライス4切れ
ゆで卵 2個
ツナ缶 大1個
カルチョーフィのオイル漬け 適量
塩、ショウ 適量
マヨネーズ 適量(お好みで)


<作り方>
1 ツナ缶を開けてほぐし、塩、コショウまたは好みでマヨネーズを加えて混ぜる。
2 カルチョーフィィのオイル漬けは2、3個、油を切ってスライスし、ゆで卵もスライスしておく。
3 パンにツナを引き、2のカルチョーフィとゆで卵を載せてサンドイッチにして、食べやすい大きさにカットする。

カルチョーフィのオイル漬けのレシピは『イタリア好き』本誌vol.61カルチョーフィ特集の「マンマのレシピコーナー」にて紹介していますので、ぜひ本誌にてご覧ください。
▼5/1発行号vol.61カルチョーフィ特集の詳細はこちら
https://italiazuki.com/?p=66495