速報 アジアーゴDOP
アジアーゴ高原を中心に、パドヴァ県、トレヴィーゾ県、ヴィチェンツァ県、トレンティーノ県で製造される牛のミルクのチーズ・アジアーゴ。
写真提供 asiagocheese.it
10月から植物性の凝乳剤を使用することが可能になりました!
今までは仔牛のレンニンしか使うことができなかったのですが、動物の福祉を尊重しようという最近の傾向を尊重、それだけではなく、アジアーゴ高原では、植物性凝乳剤として使える植物が豊富で、昔はそれでチーズ造りをしていた伝統もあったそうです。
悲しいことに、仔牛のレンニンは、仔牛を殺さないと手にすることができません。もはや、これはチーズ工房が自分たちで作るわけではなく、ペースト状、あるいは粉末になっている物を買って、チーズ製造に使用するのが一般的です。凝乳剤は、お豆腐造りで言えば、にがりになります。植物性の凝乳剤の原材料は、朝鮮あざみ(アーティチョーク)やイチジクが一般的です。
イタリアのDOPで植物性の凝乳剤を使うのは、トスカーナのペコリーノのひとつ、バルツェ・ヴォルテッラーネだけと記憶しています。ですから、今回のアジアーゴのこの変更は、画期的と言えます。
動物性の凝乳剤ではなく植物性の凝乳剤を使ったアジアーゴ……その味覚の差が私にわかるかどうかは不明ですが😔
写真提供 asiagocheese.it
10月から植物性の凝乳剤を使用することが可能になりました!
今までは仔牛のレンニンしか使うことができなかったのですが、動物の福祉を尊重しようという最近の傾向を尊重、それだけではなく、アジアーゴ高原では、植物性凝乳剤として使える植物が豊富で、昔はそれでチーズ造りをしていた伝統もあったそうです。
悲しいことに、仔牛のレンニンは、仔牛を殺さないと手にすることができません。もはや、これはチーズ工房が自分たちで作るわけではなく、ペースト状、あるいは粉末になっている物を買って、チーズ製造に使用するのが一般的です。凝乳剤は、お豆腐造りで言えば、にがりになります。植物性の凝乳剤の原材料は、朝鮮あざみ(アーティチョーク)やイチジクが一般的です。
イタリアのDOPで植物性の凝乳剤を使うのは、トスカーナのペコリーノのひとつ、バルツェ・ヴォルテッラーネだけと記憶しています。ですから、今回のアジアーゴのこの変更は、画期的と言えます。
動物性の凝乳剤ではなく植物性の凝乳剤を使ったアジアーゴ……その味覚の差が私にわかるかどうかは不明ですが😔