ドロミティ歩き① 大人気のトレ・チーメに迫る!
今日は珍しく日中30度超えした南アルプスの町、ヴィピテーノ。夜になって17度と心地よくひんやりとしてきました。真夏でも寝苦しくないのが嬉しいものです。
さて、天気の良い日は、周辺の山へトレッキングやキノコ狩りへと出かけることが多いのですが、先月、少し遠出をしてドロミティ山塊の一つ、トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードに行ってきました。
「トレ・チーメ」はドロミティの中でもかなり人気の場所。数年前、8月の休暇真っ只中に行こうとしたら、あまりの渋滞で登山口に近寄ることすらできず。再チャレンジです。
と、このトレ・チーメについて書く前に、2009年、ユネスコの世界自然遺産に登録されたドロミティについて軽く触れておきましょう。(ドロミテという和訳もよく見かけますが、語尾を複数形の“ティ”とすることで、より伊語っぽくなります)
14万ヘクタール以上の広さを誇る広大なドロミティ山岳地帯において、世界遺産指定は9つの地域に分けられ、アルト・アディジェ地方をはじめ、トレンティーノ地方やヴェネト州、さらにフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州にもまたがっています。
3,000mを超える山が18峰ある中、最も高い「マルモラーダ」は標高3,343m。「ドロミティの女王」の異名を持ち、ロープウェイでのアクセスが可能です。
ドロミティの山々は尖峰や岩壁とよく表されるように、尖った岩山が垂直に切り立ち、まさに岩の壁を成しています。ロッククライマーにとっては聖地のような場所ですが、私のような一般登山者が気軽に頂上を目指すというようなところではありません。
しかしながら、その絶景が間近で堪能できるように周辺の登山道が整備されているため、初心者でもハイキングやトレッキングに出かけるにはオススメなんです!
今回の行き先、トレ・チーメへは、ミズリーナ湖より脇道を登って駐車場を目指します。
ドライブ中から、この景色。
さらに、駐車場もこんな感じ。
ワクワクが募ります。
岩山の麓に駐車場があるため、歩き始めはなかなか全景が捉えられないのですが…
30分も歩いてゆくと
どどーんと現れる3つの山!!!
その名もトレ・チーメ!和訳すると「3つの頂」なのです。
山登りというよりは、ピクニック気分でトレ・チーメの周囲をぐるっと一周。
山小屋でも食事をとれますが、私たちはこの景観の中に腰を下ろし、チーズやスペックを挟んだパニーニとミニトマトでシンプルにランチタイム。甘く瑞々しい、おうち菜園のミニトマトは、喉が渇く登山のお供として我が家の定番となっています。
休憩時間を除き、歩いたのは4~5時間ほど。
標高2,500mあたりとはいえ、刺すような日差しを浴びながらの暑い暑いトレッキングとなりました。
下山して立ち寄ったのは、ここから車で1時間のところにあるブライエス湖。
イタリアで最も美しい湖の1つにも数えられ、遊歩道が整備されているため簡単に歩いて1周できます。
他にも手漕ぎボートで湖上を楽しんだり、ビーチみたいにのんびりしたり、と過ごし方もいろいろ。
緑の木々に囲まれ、岩山をくっきりと映し出す透明度の高い水、そこに太陽光が加わって、息を呑むほどの光景を織り成していました。
この美しい自然がいつまでも続きますように…
さて、天気の良い日は、周辺の山へトレッキングやキノコ狩りへと出かけることが多いのですが、先月、少し遠出をしてドロミティ山塊の一つ、トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードに行ってきました。
「トレ・チーメ」はドロミティの中でもかなり人気の場所。数年前、8月の休暇真っ只中に行こうとしたら、あまりの渋滞で登山口に近寄ることすらできず。再チャレンジです。
と、このトレ・チーメについて書く前に、2009年、ユネスコの世界自然遺産に登録されたドロミティについて軽く触れておきましょう。(ドロミテという和訳もよく見かけますが、語尾を複数形の“ティ”とすることで、より伊語っぽくなります)
14万ヘクタール以上の広さを誇る広大なドロミティ山岳地帯において、世界遺産指定は9つの地域に分けられ、アルト・アディジェ地方をはじめ、トレンティーノ地方やヴェネト州、さらにフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州にもまたがっています。
3,000mを超える山が18峰ある中、最も高い「マルモラーダ」は標高3,343m。「ドロミティの女王」の異名を持ち、ロープウェイでのアクセスが可能です。
ドロミティの山々は尖峰や岩壁とよく表されるように、尖った岩山が垂直に切り立ち、まさに岩の壁を成しています。ロッククライマーにとっては聖地のような場所ですが、私のような一般登山者が気軽に頂上を目指すというようなところではありません。
しかしながら、その絶景が間近で堪能できるように周辺の登山道が整備されているため、初心者でもハイキングやトレッキングに出かけるにはオススメなんです!
今回の行き先、トレ・チーメへは、ミズリーナ湖より脇道を登って駐車場を目指します。
ドライブ中から、この景色。
さらに、駐車場もこんな感じ。
ワクワクが募ります。
岩山の麓に駐車場があるため、歩き始めはなかなか全景が捉えられないのですが…
30分も歩いてゆくと
どどーんと現れる3つの山!!!
その名もトレ・チーメ!和訳すると「3つの頂」なのです。
山登りというよりは、ピクニック気分でトレ・チーメの周囲をぐるっと一周。
山小屋でも食事をとれますが、私たちはこの景観の中に腰を下ろし、チーズやスペックを挟んだパニーニとミニトマトでシンプルにランチタイム。甘く瑞々しい、おうち菜園のミニトマトは、喉が渇く登山のお供として我が家の定番となっています。
休憩時間を除き、歩いたのは4~5時間ほど。
標高2,500mあたりとはいえ、刺すような日差しを浴びながらの暑い暑いトレッキングとなりました。
下山して立ち寄ったのは、ここから車で1時間のところにあるブライエス湖。
イタリアで最も美しい湖の1つにも数えられ、遊歩道が整備されているため簡単に歩いて1周できます。
他にも手漕ぎボートで湖上を楽しんだり、ビーチみたいにのんびりしたり、と過ごし方もいろいろ。
緑の木々に囲まれ、岩山をくっきりと映し出す透明度の高い水、そこに太陽光が加わって、息を呑むほどの光景を織り成していました。
この美しい自然がいつまでも続きますように…