アルプスの大自然に魅せられて
はじめまして!この度、トレンティーノ‐アルト・アディジェ州を担当させていただくこととなった新宅裕子です。
この州は北側のアルト・アディジェ地方と南側のトレンティーノ地方に分けて捉えられることも多く、それぞれの地方で自治も行われているのが特徴的。「アルト・アディジェ」は、世界的には「南チロル」という名のほうが知られているかもしれませんね。
この2つの名前の違い、なぜだかわかりますか?
実は「南チロル」はドイツ語名。オーストリアやスイスと国境を接し、歴史的背景によりドイツ語が使用されている地域なのです。
さて、見渡す限りの壮大な自然の中、私が拠点としているのはアルト・アディジェのヴィピテーノ(伊)/シュテルツィング(独)というアルプスの山々に囲まれた谷の町。
人口7,000人とはいえ、小さな村々が点在するこの辺りでは中心的な存在となっています。オーストリアとの国境、ブレンネル峠までわずか15km、標高1,000mと真夏でも夜は肌寒いほど。避暑地としても人気です。
アルト・アディジェ地方の街並みは、いわゆるチロル風。食文化もオーストリアやドイツに近い印象で、イタリアと言えばのワインだけでなく、ビール好きの喉も潤す大きなビールメーカーFORSTもあります。
世界遺産としても有名なドロミティ山塊も多く位置し、車を走らせているだけでも迫力あるゴツゴツした岩山に圧倒されるものですよ。
イタリア人との結婚を機にアウトドア派となった私は、ヴェローナに住みながらも、休みの日にはよくアルト・アディジェの方へと足を延ばし、家族や友人らと山登りにキャンプ、キノコ狩りを楽しんでいます。雄大で美しい大自然の様子とともに独特な文化などについてもお届けしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
この州は北側のアルト・アディジェ地方と南側のトレンティーノ地方に分けて捉えられることも多く、それぞれの地方で自治も行われているのが特徴的。「アルト・アディジェ」は、世界的には「南チロル」という名のほうが知られているかもしれませんね。
この2つの名前の違い、なぜだかわかりますか?
実は「南チロル」はドイツ語名。オーストリアやスイスと国境を接し、歴史的背景によりドイツ語が使用されている地域なのです。
さて、見渡す限りの壮大な自然の中、私が拠点としているのはアルト・アディジェのヴィピテーノ(伊)/シュテルツィング(独)というアルプスの山々に囲まれた谷の町。
人口7,000人とはいえ、小さな村々が点在するこの辺りでは中心的な存在となっています。オーストリアとの国境、ブレンネル峠までわずか15km、標高1,000mと真夏でも夜は肌寒いほど。避暑地としても人気です。
アルト・アディジェ地方の街並みは、いわゆるチロル風。食文化もオーストリアやドイツに近い印象で、イタリアと言えばのワインだけでなく、ビール好きの喉も潤す大きなビールメーカーFORSTもあります。
世界遺産としても有名なドロミティ山塊も多く位置し、車を走らせているだけでも迫力あるゴツゴツした岩山に圧倒されるものですよ。
イタリア人との結婚を機にアウトドア派となった私は、ヴェローナに住みながらも、休みの日にはよくアルト・アディジェの方へと足を延ばし、家族や友人らと山登りにキャンプ、キノコ狩りを楽しんでいます。雄大で美しい大自然の様子とともに独特な文化などについてもお届けしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。